JP3643101B2 - 商品売上データ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ECR(Electronic Cash Register:電子式キャッシュレジスタ)やPOS(Point Of Sales:販売時点管理)端末などの商品売上データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ECRやPOS端末などの商品売上データ処理装置においては、商品の売上データをジャーナルデータとして逐一記録・保存するようにしている。
【0003】
このジャーナルデータの記録・保存としては、揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)に順次記憶させる電子ジャーナル式のものがある。RAMは、揮発性メモリであるので、その記憶データを保護するためにバッテリなどのバックアップ電源によって電源のバックアップが図られている。しかしながら、何らかの原因でバックアップ電源が遮断された場合には、RAMに記憶されたデータが消失してしまう恐れがあるので、ジャーナルデータのバックアップ用に不揮発性メモリであるフラッシュROMにジャーナルデータをさらに記憶させている商品売上データ処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このようなRAM及びフラッシュROMを備えた商品売上処理装置を使用している店舗では、1日の精算処理においてRAMの記憶内容(ジャーナルデータ)を印字出力や外部メモリに出力した後、次の営業日に備えて、RAM及びフラッシュROMに記憶されているジャーナルデータを消去している。
【0005】
フラッシュROMにおけるデータの消去には、記憶領域を複数の記憶領域であるブロックに分割してそのブロック単位でデータの消去を行なう方法がある。この方法によれば、データが存在するブロックだけにデータ消去動作を実行するので、フラッシュROMの記憶領域の全域に対してデータ消去動作を実行する方法に比べ、データ処理にかかる時間を短くすることができるとされている。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−203270号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フラッシュROMにおけるデータの消去において、ブロック単位でデータの消去を行なう際には、フラッシュROMにアクセスしてデータが記憶されているブロックを調べなければならず、データ消去処理に手間がかかってしまう。
【0008】
本発明の目的は、ブロック単位でデータの消去が可能でありジャーナルデータを記憶するバックアップ用の不揮発性メモリのデータ消去処理を簡略化することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、商品の売上処理を行なう商品売上データ処理装置において、データを記憶する複数の記憶領域を有し、データの消去が前記記憶領域単位で可能であり、商品の売上に基づくジャーナルデータを前記記憶領域に記憶する不揮発性メモリと、前記ジャーナルデータの量を計数する計数手段と、前記計数手段により計数された前記ジャーナルデータの量に基づいて、複数の前記記憶領域のうち前記ジャーナルデータを記憶している前記記憶領域を特定する特定手段と、データ消去命令に応じて、前記特定手段により特定された前記記憶領域に記憶されているデータを消去する消去手段と、を備える。
【0010】
したがって、例えば、精算処理などにおいて、不揮発性メモリに記憶されているジャーナルデータを消去する際には、計数手段により計数されたジャーナルデータの量に基づいて、特定手段が複数の記憶領域のうちジャーナルデータを記憶している記憶領域を特定し、その特定された記憶領域に記憶されているデータを消去手段が消去する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、商品売上データ処理装置として電子ジャーナル機能を有したECRへの適用例である。
【0012】
図1は、ECRを示す外観斜視図である。ECR1は、ドロワ2上に載置されており、このドロワ2の引出し3の開閉を制御する。このECR1は、上面に操作者の操作を受け付ける領域を備え、その操作領域には商品の金額や販売数量等を入力するための置数キーや売上処理において現金による締めなどを宣言するための預/現計キー等の各種のキーが集合するキーボード4、図示しない鍵によって切り換え操作されるコントロールキー5、レシートを排出するレシート発行口6が設けられている。操作者から見て、キーボード4及びコントロールキー5は右側の領域、レシート発行口6は左側の領域にそれぞれ配置されている。また、ECR1の右側上方には、操作者側の表示部として機能するディスプレイ7が配置され、このディスプレイ7の近傍には客側の表示部として機能する客側表示ユニット8が立設されている。さらに、ECR1には、商品コード等のバーコードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ9が接続されている。加えて、このECR1には、フラッシュメモリカードCに対するデータの読み書きを行なうカードリーダ・ライタ10(図2参照)が内蔵されており、フラッシュメモリカードCの挿入を受け付けるカード挿入口11が設けられている。
【0013】
次に、ECR1に内蔵された各部の電気的接続を図2に基づいて説明する。図2に示すように、このECR1は、Microcomputer(以下、マイコンという。)12を内蔵し、このマイコン12が各部を駆動制御する。マイコン12は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)13に、アドレスバス、データバス等のバスライン14を介して、制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)15と、売上バッファや印字バッファ等の各種バッファを構成して各種データを書き換え自在に格納するワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)16と、タイマ17とが接続されて構成されている。なお、RAM16は、バックアップ電源であるバッテリBTによってバックアップされている。
【0014】
RAM16には、商品マスタファイル、ジャーナルデータファイル18(図3参照)等が格納されている。特に図示しないが、商品マスタファイルは、商品の商品コード毎に商品名、単価、部門コード等を対応付けて記憶保持するファイル構造を備える。ジャーナルデータファイル18は、図3に示すように商品の売上に基づくジャーナルデータ(売上明細や売上金額等)を一行単位で記憶するファイル構造を備える。このジャーナルデータファイル18により、電子ジャーナル機能が実現されている。また、RAM16には、図4に示すように、ジャーナルデータファイル18に記憶されるジャーナルデータの量としてジャーナルデータの行数を計数する計数手段としてのジャーナルデータ行数カウンタ19が設けられている。
【0015】
さらに、CPU13に接続されたバスライン14には、図2に示すように、不揮発性メモリであるフラッシュROM20が接続されている。フラッシュROM20は、RAM16のジャーナルデータファイル18に記憶されているジャーナルデータのバックアップ用に設けられたものである。フラッシュROM20は、図5に示すように、データを記憶する記憶領域21が複数の記憶領域であるブロック22(第1ブロック22〜第Nブロック22:Nは整数)に分割され、データの消去がそのブロック22単位で可能であり、第1ブロック22から第Nブロック22の順にジャーナルデータを記憶する。このフラッシュROM20は、ジャーナルデータを最大30000行記憶することが可能となるように記憶容量が設定されている。ここで、図6に示すように、ジャーナルデータの行数に応じてフラッシュROM20で使用されるブロック22の範囲がRAM16内に設けられたフラッシュROMクリアテーブル23に記憶されている。
【0016】
次に、マイコン12によって駆動制御される各部を図2に基づいて説明する。
【0017】
カードリーダ・ライタ10は、リーダ・ライタ制御回路24を介してバスライン14に接続され、リーダ・ライタ制御回路24の動作によってフラッシュメモリカードCに記録されたデータ等を読み出してマイコン12に対して出力し、また、マイコン12から出力されたデータ等をフラッシュメモリカードCに書き込む。
【0018】
キーボード4は、キーボード入力回路25を介してバスライン14に接続され、キーボード入力回路25の動作によって操作されたキーに応じた信号をマイコン12に入力する。
【0019】
コントロールキー5は、コントロールキー入力回路26を介してバスライン14に接続され、コントロールキー入力回路26の動作によって切り換え位置に応じた信号をマイコン12に入力する。マイコン12は、コントロールキー5の出力信号に応じて、ECR1の動作モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検モード、ブラインドモード等の各業務モードに設定する。
【0020】
ディスプレイ7は、表示制御回路27を介してバスライン14に接続され、マイコン12からの表示データが表示制御回路27に入力されると、表示制御回路27に駆動されて所定事項を表示する。
【0021】
客側表示ユニット8は、客側表示制御回路28を介してバスライン14に接続され、マイコン12からの客側表示データが客側表示制御回路28に入力されると、客側表示制御回路28に駆動されて所定事項を表示する。
【0022】
バーコードスキャナ9は、スキャナ入力回路29を介してバスライン14に接続され、スキャナ入力回路29の動作によって読み取った商品コードのデータをマイコン12に送信する。
【0023】
また、ECR1には、プリンタ30が内蔵されており、マイコン12によって駆動制御される。このプリンタ30は、プリンタ制御回路31を介してバスライン14に接続され、マイコン12からの印字データがプリンタ制御回路31に入力されると、プリンタ制御回路31に駆動されて用紙に所定事項を印字する。このプリンタ30には、カッタ部(図示せず)が内蔵されている。このカッタ部は、マイコン12によって駆動制御され、用紙を所定の位置において切断し、レシートとして発行する。これにより、プリンタ30は、売上処理に伴い、取引単位でレシートを発行するレシートプリンタとして機能する。また、このプリンタ30は、精算処理において用紙にジャーナルデータを印字するジャーナルプリンタとしても機能する。
【0024】
ECR1とは別体で設けられたドロワ2も、マイコン12によって駆動制御される。このドロワ2は、ドロワ制御回路32を介してバスライン14に接続され、マイコン12からの開放信号に応じてドロワ制御回路32が駆動されてドロワ2の引出し3の開放を行う。
【0025】
以上のようなECR1の取引処理の際の動作について図7に基づいて説明する。取引処理では、まずロングレシート処理を実行する(ステップS1)。このロングレシート処理では、登録・締め処理を実行した後にレシートを発行しジャーナル記録を行なう売上処理の他、サービス券を発行するサービス券発行処理、割引券を発行する割引券発行処理などが行なわれる。
【0026】
売上処理について簡単に説明する。例えば商品に付された商品コードがECR1のバーコードスキャナ9によって読み取られると、ECR1は読み取った商品コードに基づいてRAM16に記憶されている商品マスタファイルを検索し、該当する商品コードに対応した商品名や単価等を読み出す。そして、キーボード4を介して入力された数量や、読み取られた商品コード及び検索した商品名や単価等に基づいて売上登録した売上登録データを売上明細としてRAM16の売上バッファに一時的に記憶した後、当該売上登録データの部門別登録やディスプレイ7及び客側表示ユニット8への表示等を行う。全ての売り上げ商品についての売上登録が終了した後、締め処理を実行する。締め処理は、小計金額、消費税額、合計金額、預り金額、釣り銭額で構成される会計金額をレシート(取引明細)としてRAM16の売上バッファに一時的に記憶するとともにプリンタ30によるレシートの印字発行やドロワ2の引出し3の開放を行った後、ジャーナルデータ(売上明細等)をRAM16内のジャーナルデータ記憶エリアに記憶する等の処理である。このとき、RAM16内に書き込むジャーナルデータの行数は、ジャーナルデータ行数カウンタ19により計数される。
【0027】
このように、ステップS1においてロングレシート処理を実行した後、ジャーナルデータのバックアップ処理に移行するか否かを判断する(ステップS2)。具体的には、ロングレシート処理において売上処理を実行し、ジャーナルデータが生成された場合には、ジャーナルデータのバックアップ処理に移行し(ステップS2のY)、ロングレシート処理においてサービス券発行処理や割引券発行処理などが行なわれ、ジャーナルデータが生成されなかった場合には、バックアップすべきジャーナルデータがないので、ジャーナルデータのバックアップ処理には移行しない(ステップS2のN)。
【0028】
ジャーナルデータのバックアップ処理では、まず、ステップS1の1取引で生成されたジャーナルデータの行数が最大行数(本実施の形態では、30000行)を超えているか否かを判断する(ステップS3)。
【0029】
ジャーナルデータの行数が最大行数を超えていると判断した場合には(ステップS3のN)、1取引のジャーナルデータをバックアップ用のフラッシュROM20の記憶領域にブロック22番号順に書き込む(ステップS4)。一方、ステップS3において、ジャーナルデータの行数が最大行数を超えていると判断した場合には(ステップS3のY)、処理を終了する。
【0030】
ステップS4において1取引のジャーナルデータをバックアップ用のフラッシュROM20の記憶領域にブロック22番号順に書き込んだ後、ジャーナルデータが正常にフラッシュROM20に書き込めたか否かを確認し(ステップS5)、正常に書き込めている場合には(ステップS5のY)、処理を終了する。ステップS5において、ジャーナルデータがフラッシュROM20に正常に書き込めていないと判断した場合には(ステップS5のN)、エラー処理を実行する。
【0031】
次に、精算処理を図8に示すフローチャート基づいて説明する。精算処理は、例えば、1日の営業が終了した後、商品売上の精算を行なう際に実行される処理であり、この精算処理では、RAM16及びフラッシュROM20内のジャーナルデータを外部記憶媒体に保存及びプリンタ30により印字出力し保存し、その後RAM16及びフラッシュROM20内のジャーナルデータを消去する。この精算処理は、動作モードが精算モードに設定されているのを条件に実行される。ここで、コントロールキー5により動作モードを精算モードに切り替えることにより、ジャーナルデータの消去を命令するデータ消去命令が発生する。
【0032】
具体的には、まず、RAM16内のジャーナルデータを外部記憶媒体であるフラッシュメモリカードCにファイル出力する(ステップS11)。
【0033】
次に、RAM16内のジャーナルデータをプリンタ30により印字出力する(ステップS12)。なお、本実施の形態では、RAM16内のジャーナルデータをフラッシュメモリカードCにファイル出力し、さらに、プリンタ30により印字出力させているが、これに限るものではなく、それらのうちどちらか一つの処理を実行するものであってもよい。
【0034】
このように、ジャーナルデータの保存処理を実行した後、フラッシュROM20内のジャーナルデータを消去するために、フラッシュROM20の複数のブロック22のうちジャーナルデータを記憶しているブロック22を特定する(ステップS13、特定手段)。ブロック22の特定は、RAM16のジャーナル行数カウンタが計数したジャーナルデータの行数と、フラッシュROMクリアテーブル23とに基づいて行なわれる。例えば、ジャーナル行数カウンタが計数したジャーナルデータ行数が5000以下の場合には、ジャーナルデータを記憶しているブロック22は、フラッシュROMクリアテーブル23より第1ブロック22となる。
【0035】
その後、RAM16内のジャーナルデータを消去し(ステップS14)、ステップS13において特定したフラッシュROM20のブロック22のデータを消去する(ステップS15、消去手段)。これにより、フラッシュROM20内のジャーナルデータが消去される。
【0036】
次に、ジャーナルのバックアップデータの読み出し処理を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。この読み出し処理は、例えば、何らかの原因によってRAM16に記憶されたジャーナルデータが破損あるいは消失してしまった場合に、フラッシュROM20に記憶されているバックアップ用のジャーナルデータを読み出す処理である。この読み出し処理は、動作モードがブラインドモードに設定されているのを条件に実行される。
【0037】
キーボード4の読み出しキーの押下による読み出し操作がなされた場合には(ステップS21のY)、精算操作がなされるのに待機する(ステップS22)。精算操作は、キーボード4の預/現計キーの押下によってなされる操作である。一方、ステップS21において読み出し操作がなされない場合には(ステップS21のN)、ステップS26に進み他の処理を実行する。
【0038】
ステップS22において、精算操作がなされた場合には(ステップS22のY)、フラッシュROM20内のジャーナルデータをフラッシュメモリカードCにファイル出力する(ステップS23)。
【0039】
次に、フラッシュROM20内のジャーナルデータをプリンタ30により印字出力する(ステップS24)。
【0040】
ステップS24でジャーナルデータを印字出力した後、電源OFF操作がなされるまで待機する(ステップS25)。電源OFF操作がなされた場合には、処理を終了する。
【0041】
以上説明したように、本実施の形態のECR1では、不揮発性メモリであるフラッシュROM20に記憶されているジャーナルデータを消去する際には、ジャーナルデータ行数計数手段により計数されたジャーナルデータの行数に基づいて、フラッシュROM20の複数のブロック22のうちジャーナルデータを記憶しているブロック22を特定し、その特定したブロック22に記憶されているデータを消去するので、従来のように、データを消去するブロック22を特定するためにフラッシュROM20にアクセスする必要が無くなるので、フラッシュROM20に記憶されているジャーナルデータの消去処理を簡略化することができる。
【0042】
このように、本実施の形態においては、計数手段であるジャーナルデータ行数カウンタ19は、ジャーナルデータの量としてジャーナルデータの行数を計数することにより、ジャーナルデータを行数により管理することができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば、精算処理などにおいて、不揮発性メモリに記憶されているジャーナルデータを消去する際には、計数手段により計数されたジャーナルデータの量に基づいて、特定手段が複数の記憶領域のうちジャーナルデータを記憶している記憶領域を特定し、その特定された記憶領域に記憶されているデータを消去手段が消去するので、従来のように、データを消去する記憶領域を特定するために不揮発性メモリにアクセスする必要が無くなるので、不揮発性メモリに記憶されているジャーナルデータの消去処理を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のECRを示す外観斜視図である。
【図2】ECRに内蔵された各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図3】RAM内のジャーナルデータファイルを示す模式図である
【図4】RAM内のジャーナルデータ行数カウンタを示す模式図である。
【図5】フラッシュROMの記憶領域を示す模式図である。
【図6】RAM内のジャーナルデータクリアテーブルを示す模式図である。
【図7】取引処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図8】精算処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図9】ジャーナルデータのバックアップデータの読み出し処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ECR(商品売上データ処理装置)、19…ジャーナルデータ行数カウンタ(計数手段)、20…フラッシュROM(不揮発性メモリ)、22…ブロック(記憶領域)、ステップS13…特定手段、ステップS15…消去手段

Claims (2)

  1. 商品の売上処理を行なう商品売上データ処理装置において、
    データを記憶する複数の記憶領域を有し、データの消去が前記記憶領域単位で可能であり、商品の売上に基づくジャーナルデータを前記記憶領域に記憶する不揮発性メモリと、
    前記ジャーナルデータの量を計数する計数手段と、
    前記計数手段により計数された前記ジャーナルデータの量に基づいて、複数の前記記憶領域のうち前記ジャーナルデータを記憶している前記記憶領域を特定する特定手段と、
    データ消去命令に応じて、前記特定手段により特定された前記記憶領域に記憶されているデータを消去する消去手段と、
    を備えることを特徴とする商品売上データ処理装置。
  2. 前記計数手段は、前記ジャーナルデータの量としてジャーナルデータの行数を計数することを特徴とする請求項1記載の商品売上データ処理装置。
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