JP3642881B2 - 画像入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像入力装置に関するものであり、特に、テレビ受像機やパーソナルコンピュータに適したカラー画像入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、カラー画像入力装置に関しては、一般被写体向けの装置としての電子カメラ(特に最近ではディジタルカメラが一般的となりつつある)や写真フィルムを対象とした画像入力装置としてフィルムスキャナー及び平面原稿入力用の各種のスキャナーが知られている。
【0003】
電子カメラは、コンパクトで携帯性に優れ、画像表示を基本的にリアルタイムで行え、価格がディジタルカメラよりも安い、というメリットがある反面、解像度が比較的に低い、画像の記憶ができない、というデメリットがある。
【0004】
また、ディジタルカメラは、手軽に撮影できる、コンパクトで携帯性に優れ、瞬時に撮像画像を再生して見れる、画像取り込みスピードが速い、価格が安い、というメリットがある反面、解像度が比較的低い、というデメリットがある。
【0005】
これに対し、フィルムスキャナーは、解像度が高い、というメリットがある反面、一般に被写体が特定フィルムサイズに限定されている、取り込みスピードが遅い、比較的大きく、携帯性があまり良好でない、価格が比較的に高い、というようなデメリットがある。
【0006】
このように、電子カメラ、ディジタルカメラおよびフィルムスキャナーは、それぞれ、メリット、デメリットがあり、専用の入力装置を必要としていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一般の電子カメラもしくはディジタルカメラでは、2次元の撮像素子を用いているため、解像度に限界があり、文章や写真等の接写用途には適していない。一方、フィルムスキャナーにおいては、1次元の撮像素子を用いるので、電子カメラに比べて解像度は高いが、画像を取り込む際に、フィルムまたはセンサーを動かす必要があるため時間がかかってしまい、さらに一般には、画像を取り込む条件を決定するための、前段階での処理のためのプリスキャンが必要となるという欠点があった。
【0008】
本発明の目的は、前述したような従来技術の問題点を解消し、1つの画像入力装置を一般被写体向けの画像入力装置として使用すると共に、写真フィルム画像用の入力部としても利用できるようにして、手軽で価格的にも有利な新規な画像入力装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、写真フィルム用の画像読み取り装置を着脱自在に取り付け可能なカメラ本体を備えた画像入力装置において、前記カメラ本体は、撮像レンズと、該撮像レンズの受光面に配置されている2次元の撮像素子と、該カメラ本体に対して前記画像読み取り装置が取り付けられた時に、該画像読み取り装置に装着された写真フィルム上の少なくとも一部の像が該カメラ本体の前記撮像レンズによって、前記撮像素子上に結像されるように、前記撮像レンズの焦点距離を変更する撮像レンズ変更手段と、該カメラ本体に対して前記画像読み取り装置が取り付けられた時に、該カメラ本体と前記画像読み取り装置との間の通信を行えるようにするための電気的接続手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の特定の実施の形態によれば、前記撮像レンズ変更手段による前記撮像レンズの焦点距離の変更は、前記カメラ本体に対して前記画像読み取り装置が取り付けられた時に自動的に行われる。
【0011】
本発明の別の実施の形態によれば、前記撮像レンズ変更手段による前記撮像レンズの焦点距離の変更は、前記カメラ本体に設けられた切り替え部材によって行われる。
【0012】
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記画像読み取り装置は、前記写真フィルムを自動的に巻き取るフィルムローディング機構と、前記写真フィルムを照明するための照明用光源と、前記写真フィルムと前記撮像レンズとの相対的位置を測定し該相対的位置を示すエンコーダーパルスを発生するエンコーダー手段とを備えており、該画像読み取り装置を前記カメラ本体に取り付けた時に、前記電気的接続手段を介して、前記写真フィルムの画像データを複数に分割して、前記エンコーダー手段によって発生される前記エンコーダーパルスと同期して、前記カメラ本体へとシリアルに出力するように構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例について、本発明をより詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施例としてのカラー画像入力装置の全体構成を示す概略図である。このカラー画像入力装置は、フィルムスキャナーとしての機能に加えて一般のカメラとしての機能を持たせるため、カメラ本体部1と、フィルムスキャナー部としてのAPSフィルム画像読み取り装置2または35mmフィルム画像読み取り装置3とが、取り外し可能な構成となっている。
【0015】
このカラー画像入力装置は、APSフィルム画像読み取り装置2または35mmフィルム画像読み取り装置3をカメラ本体部1から取り外せば、そのカメラ本体部1単独でディジタルカメラとして使用することができる。カメラ本体部1には、後述するように、拡大光学系が設けられているので、フィルムスキャナーとして、APSフィルム画像読み取り装置2または35mmフィルム画像読み取り装置3と組み合わせて使用した時には、超接写して画像をそのまま記憶することもできる。必要に応じてカメラ本体部1に、パソコン4に画像や情報信号を送る機能を持たせることもできる。
【0016】
カメラ本体部1に設けられた拡大光学系は、後述するように、フィルム面の一部分の画像を取り込むように所定の倍率に設定されており、フィルム送りまたはカメラ本体1の移動に応じて、光学系とフィルムとの相対的位置をずらしながら複数回画像データを読み込む機能を持ち、高解像度で画像が取り込める。
【0017】
フィルム画像読み取り装置2または3は、後述するように、フィルムの送り、巻き戻し機構やフィルム照明用光源の他、フィルムを動かした量、または本体を動かした量を測定できるエンコーダーが内蔵され、移動量を本体側に転送できる機能を持つが、画像信号を直接処理する回路は持たない。フィルム画像読み取り装置2または3は、移動量をカメラ本体1へ転送するための専用インターフェイスを備えている。カメラ本体1の各スイッチ設定の情報は、フィルム画像読み取り装置2または3へ、その専用インターフェイスを通じて伝えられるようになっている。
【0018】
図2は、カメラ本体部1の内部構造および各スイッチの構成を略示している図である。以下、特に、図2を参照して、カメラ本体部1の構成について詳述する。カメラ本体部1には、2次元撮像素子としてのカラーエリアCCD17が配設されており、第1レンズユニット(AF機構付)15、第2レンズユニット16およびミラー22からなる光学系からのイメージが、カラーエリアCCD17に結像される。この光学系の詳細について、図9から図11を参照して、後述する。
【0019】
カメラ本体部1には、液晶モニター18が設けられており、撮像素子17に結像されたイメージは、液晶モニター18に表示される。回路基板19には、撮像素子17から得られる画像のアナログ信号をA/D変換して、それをメモリー内に一時的に保管し、画像処理した後に、内蔵の液晶モニター18または外部モニターに出力する機能を有している。また、その他に、フィルム画像読み取り装置2または3の装着時においての、エンコーダーからの位置情報を読み取って、映像信号中の所定の場所(図15参照)にデータを格納する機能を持つ。撮像素子17としては、カメラとしても使えるように、2次元の撮像素子(CCD等)が用いらている。全画素読み出しタイプが好ましいが、廉価な電子カメラであれば通常のNTSCやPAL仕様対応のものでもよい。これらのCCDの場合、画素がそれぞれ正方ピクセルでないため、データの間引き処理が必要となる。
【0020】
次に、カメラ本体部1に設けられた各スイッチ、部品について説明する。先ず、シャッターレリーズボタン5は、押すことによりカメラ内部の不揮発性メモリー内に画像データを格納するためのものである。明るさ調整用ボリューム6は、液晶モニター18のバックライトの明るさを調整するためのものである。色の濃さ調整用ボリューム7は、液晶モニター18の色の濃さを調整するためのものである。モード設定ボタン8は、液晶モニター18の画面上に、「カメラモード」、「フォーカス」、「ホワイトバランス」、「エキスポージャー」、「ピクチャーモード」の設定項目表示させたり、消したりするためのボタンである。ネガ/ポジ切り替えスイッチ9は、画像をポジでそのまま表示したり、取り込むか、またはネガ反転して表示したり、取り込むかの設定を行うためのものである。パワースイッチ10は、カメラ本体1の電源のオン/オフを行うためのものである。
【0021】
三脚取り付け穴11は、カメラ本体1を三脚に固定するためのネジ穴である。光学系切り替えスイッチ12は、拡大鏡代わりに使用する時や、スキャナーとして使用する場合に光学系の拡大倍率を切り替えるための操作スイッチである。照明用ランプスイッチ13は、拡大時照明用ランプ14のためのオン/オフスイッチであり、接写撮影時にオンして、物体を照明できるようにするためのものである。拡大時照明用ランプ14は、カメラ本体1に内蔵される照明用としてのランプで、主として接写撮影時に点灯して用いるものである。
【0022】
第1レンズユニット15は、一般被写体撮影用のレンズ(オートフォーカス機能付)であり、第2レンズユニット16は、被写体を拡大して撮影する場合に用いるレンズ(例えば、倍率8×)である。カラーエリアCCD17は、被写体の像を電気的信号に変換するための素子としての撮像素子である。タッチパネル付液晶モニター18は、撮像素子17に結像される画像を表示したり、各種モード設定をするための表示素子である。回路基板19は、カメラ本体1のコントロールや画像処理、パソコンや各種画像読み取り装置に対応する通信機能を持つ回路を搭載している。コネクタ付基板20は、各種画像読み取り装置と交信するための電気的コネクタを搭載した基板である。バックライトユニット21は、液晶モニター18のバックライトである。ミラー22は、カメラ本体の光路を90度折り曲げるためのものである。
【0023】
次に、図7を特に参照して、カメラ本体部1の回路構成の一例について説明する。撮像素子17からの映像信号をA/Dコンバーター59により、ディジタル変換する。ゲートアレイ部64は、撮像素子17、メモリー60、61、不揮発メモリー65、マイクロコンピュータ(CPU)68、ディジタルシグナルプロセッサーユニット(DSPU)63に対してのタイミング制御のために利用されるが、ディジタル変換された各画素データを、図15に示すように、DRAM60の決められた番地に収納する。そして、ディジタルシグナルプロセッサーユニットDSPU63でネガポジ反転やガンマ補正等の処理を行った後、再びメモリーDRAM61に格納する。カメラ本体1のシャッターレリーズ5が押された場合、データーが不揮発性メモリー65内に保存される。この不揮発性メモリー65内に保存された画像をモニターする場合、データーは、ゲートアレイ部64を通り、D/Aコンバーター62でアナログ変換して、NTSCエンコーダー66により外部モニター出力が得られる。また、同時に、液晶モニター18側にも専用コントローラー67により、同時モニターが可能である。カメラ本体部1の拡大時照明用ランプ14は、インバーター式駆動回路74によって点灯される。カメラ本体部1を単体で使用する場合で且つ照明用ランプスイッチ13がオンになった時に、このランプ14が点灯する。
【0024】
次に、カメラ本体部1に着脱自在に取り付けられる各種の写真フィルム用の画像読み取り装置について説明する。先ず、図3は、35mm用フィルム画像読み取り装置3の構成例を示しており、この35mm用フィルム画像読み取り装置3は、左右2分割、上下に2分割して、35mmフィルムの1コマの画像を取り込めるようにしたものである。左右方向へは、伝動モータ34によるフィルム駆動を行うが、上下方向の移動に関しては、手動でカメラ本体部1を動かす方法としている。画像は、上下、左右両方向に動くので、エンコーダー29は、それに対応して、それぞれ2方向に対して用意される。フィルムは、カットシートとロールフィルム両方に対応できるように、カット/ロールフィルム切り替えダイヤル23が設けられる。フィルムを挿入した直後に自動巻上げを行うが、最初の1コマ目の画像読み取り位置を決定するために、位置を微小調整できるように、フィルム微少送りボタン25が設けられている。また、読み取りを終了し、フィルムを取り出す場合に使用するフィルム巻取りボタン24と画像1コマの数分割された範囲を正確に移動するためのフィルム自動送りボタン26が設けられている。さらに、フィルム微少送りボタン25とフィルム自動送りボタン26を2つ同時に押すことにより、1コマ分の長さが自動送りされる。
【0025】
図4は、APS用フィルム画像読み取り装置2の構成例を示しており、このAPS用フィルム画像読み取り装置2は、35mm用のものでは2方向に動かして取り込んだが、1方向となっている。1方向を3分割して3回に分けて取り込む。各フィルムスキャナーアダプターの照明用光源は、超薄型白色蛍光管を利用する。
【0026】
次に、各フィルム画像読み取り装置の各部の使用目的等について、まとめて説明する。先ず、35mm用フィルム画像読み取り装置3について説明するに、カット/ロールフィルム切り替えダイヤル23は、読み込むフィルムがカットされているものか、ロール状のものかによって切り替えるダイヤルである。フィルムイジェクト/巻取りボタン24は、読み取りを終了し、ロールフィルムを巻き戻したり、カットフィルムを取り出す時に使用するボタンである。フィルム微少送りボタン25は、最初の1コマ目の画像読み取り位置を決定するために、挿入したフィルム位置を微少に調整するためのボタンである。フィルム自動送りボタン26は、オンにすると、自動的にフィルムが動かされ、次の読み込み位置まで移動して停止するようなものである。フィルムイジェクト/巻取りボタン24とフィルム自動送りボタン26とを同時に押すと、フィルム1コマ分が戻されるようになっている。フィルム微少送りボタン25とフィルム自動送りボタン26とを同時に押すと、フィルム1コマ分が進まされるようになっている。
【0027】
パワースイッチ27は、フィルム照明蛍光ランプ32やモーター34、そして回路基板19に電気を供給する電源スイッチである。カメラ本体1との接続用電気的コネクター28は、この部分でカメラ本体1に電気を供給したり、カメラ本体1とのデータ通信を行う。エンコーダー29は、この2つのエンコーダーによりフィルムまたはカメラ本体1の移動量を測定するものである。35mmロールフィルム挿入口30は、35mmロールフィルムの挿入、取り出し口であり、35mmカットフィルム挿入口31は、35mmカットフィルムの挿入、取り出し口である。フィルム照明用蛍光ランプ32は、フィルム照明用ランプの点灯する場所であり、フィルム巻上げ部33は、フィルムを挿入した後巻上げるメカ部であり、モーター34は、フィルムの巻上げ、移動用モーターである。
【0028】
先ず、APS用フィルム画像読み取り装置2について説明するに、フィルム巻取りボタン35は、読み取りを終了し、このボタンを押すことにより、フィルムが巻き戻されるものである。フィルム微少送りボタン36は、最初の1コマ目の画像読み取り位置を決定するために、挿入したフィルム位置を微少に調整するためのボタンである。フィルム自動送りボタン37は、オンにすると、自動的にフィルムが動かされ、次の読み込み位置まで移動して停止するようなものである。フィルム巻取りボタン35とフィルム自動送りボタン37とを同時に押すと、フィルム1コマ分戻されるようになっている。フィルム微少送りボタン36とフィルム自動送りボタン37とを同時に押すと、フィルム1コマ分進まされるようになっている。
【0029】
パワースイッチ38は、フィルム照明用蛍光ランプ42やモーター44、そして回路基板19に電気を供給する電源スイッチである。カメラ本体1との接続用電気的コネクター39は、この部分でカメラ本体1に電気3を供給したり、カメラ本体1とのデータ通信を行うものである。エンコーダー40は、フィルムの移動量を測定するものである。APSフィルム挿入口41は、APSフィルムの挿入、取り出し口であり、フィルム照明蛍光ランプ42は、フィルム照明用ランプの点灯する場所であり、フィルム巻上げ部43は、フィルムを挿入した後巻き上げるメカ部であり、モーター44は、フィルムの巻上げ、移動用モーターである。
【0030】
次に、図8を参照して、フィルム画像読み取り装置2または3の回路構成の一例について説明する。図8に示されるように、フィルム画像読み取り装置2または3は、画像情報を扱わないので、回路はシンプルである。エンコーダー29または40のパルスをマイクロコンピューター(CPU)76でカウントし、そのカウント数を一時メモリー77内の保存する。カメラ本体1からの要求に応じ、シリアル信号化してカメラ本体1側に転送する機能を有している。カメラ本体1を装着した場合、フィルム照明用蛍光ランプ32または42のインバーター式駆動回路82もCPU76により自動起動される機能を有する。読み取り装置2または3側の種類やカメラ本体1側の設定に対する動作の手段がROM78上に記憶されており、必要に応じてCPU76により呼び出される。モーター34、44のモーター駆動回路81もCPU76により制御される。
【0031】
図5は、前述したような構成を有するカメラ本体1と、フィルム画像読み取り装置2または3と、コンピューター4との間の信号のやり取りの概要を略示する図であり、ライン94は、カメラ本体1からコンピューター4への信号ラインであり、カメラ本体1からの画像信号をコンピューター4側に出力したり、フィルム画像読み取り装置2または3の装着時には、位置情報を出力するラインである。ライン95は、カメラ本体1からフィルム画像読み取り装置2または3への信号ラインであり、カメラ本体1をフィルム画像読み取り装置2または3に取り付けた時に、クロック信号や8ビットのシリアル信号を画像読み取り装置2または3へと出力するラインである。ライン96は、フィルム画像読み取り装置2または3からカメラ本体1への信号ラインであり、フィルムの送りに同期して出力する信号や、各種画像読み取り装置側の種類を識別する信号を出力したり、モード設定情報、フィルム種類の信号を出力するラインである。
【0032】
次に、図6を参照して、電気的コネクターの接点について説明する。図6は、カメラ本体1のコネクター付基板20に搭載された電気的コネクターとフィルム画像読み取り装置2または3の電気コネクター28または39との間の各接点の機能を概略的に示している。図6に示されるように、電気接点である接点ブロックは、5接点ある。接点VDD97は、カメラ内部コントロール回路用電源端子である。接点SCK/BUSY98および99は、カメラ側からフィルム画像読み取り装置側へ出力するクロック用の端子およびフィルム画像読み取り装置側からカメラ側へ出力するビジー信号用の端子である。接点DSC100は、フィルム画像読み取り装置側からカメラ側、SCKに同期して出力される8ビットのシリアル信号用の端子である。接点DCS101は、カメラ側からフィルム画像読み取り装置側、SCKに同期して出力される8ビットのシリアル信号用の端子である。最後に、接点GND102は、フィルム画像読み取り装置内部コントロール回路用グラウンド(モーター用ではない)端子である。
【0033】
次に、このような電気的コネクターによる電気的接続手段を介してのカメラ本体1と画像読み取り装置2または3との間の通信の基本動作について順番に説明する。
(1) VDD電圧が画像読み取り装置側から供給され安定すると、カメラ側からSCKクロックを出力する。
(2) SCKクロックを画像読み取り装置側で認識すると端子が接続されたことが認められ、画像読み取り装置側からBUSY信号を返す。
(3) 読み取り装置側からDSCより、画像読み取り装置の種類の識別データ、モード設定、またはフィルムが挿入されていればフィルムの種類のデータを転送する。
(4) 最初のカメラ本体側からのコマンドを待つ。数秒待った後何もなければ、読み取り装置側からカメラ側に、初期設定(スイッチ、手段)の転送を要求するコマンドをDSCより送る。
(5) カメラ側から初期設定のデータをDCSより送る。
(6) カメラ側の設定が適切であることを確認し、画像読み取り装置側の画像送りボタンの動作を許可する。
(7) 画像読み取り装置側の送りボタンを押し、移動が終了した後、DSCより、フレームナンバーとエンコーダーからの位置情報をカメラ側に転送する。
(8) カメラ側からの受け渡し完了コマンドをDCSより画像読み取り装置側へ返す。
(9) 前記(7) 項および前記(8) 項の動作を繰り返し、最終フレームナンバーを送った後に1コマ分移動完了コマンドをDSCよりカメラ側に転送する。
【0034】
次に、カメラ本体1に設けられた光学系について詳述する。図9、図10および図11は、カメラ本体1に内蔵される光学系の一例を略示している。この実施例の光学系では、3種類の焦点距離の変更ができる構成となっている。図9は、カメラモード(Camera mode)のときの光学系の構成を略示しており、このカメラモードは、カメラ本体1を単体で使用する場合の一般撮影用であり、遠方の被写体に対しても対応する。この時の撮像素子17から第1レンズユニット15のフランジバックまでの距離をD1とし、第1レンズユニット15の前群繰り出し量をS1とする。
【0035】
図10は、8倍モード(8×mode) のときの光学系の構成を略示しており、この8倍モードは、カメラ単体で使用する場合でも、フィルム画像読み取り装置を装着した場合でも、どちらの場合でも機能する。カメラ本体1を単体で使用した場合は、撮像光学系の倍率が8倍に設定され、拡大鏡として機能する。また、画像読み取り装置2または3を取り付けた場合では、中心部の一部分を拡大して読み取ることができる。この時の撮像素子17から第1レンズユニット15のフランジバックまでの距離をD2とし、第1レンズユニット15の前群繰り出し量をS2とする。
【0036】
図11は、フィルムスキャナーモード(Film Scanner mode)のときの光学系の構成を略示しており、このフィルムスキャナーモードは、カメラ単体で使用する場合でも、フィルム画像読み取り装置を装着した場合でも、どちらの場合でも機能するが、最終的にフィルムの1コマ全体が取り込める倍率として設定されているモードである。故に、フィルム画像読み取り装置2または3を装着した時の、最適な倍率が得られる光学系をサポートする。この時の撮像素子17から第1レンズユニット15のフランジバックまでの距離をD3とし、第1レンズユニット15の前群繰り出し量をS1とする。それぞれ、図9のカメラモード、図10の8倍モード、図11のフィルムスキャナーモードにおける光学系で変化するところは、撮像素子17上の結像面から第1レンズユニット15のフランジバックまでの距離であり、また、2群構成である第1レンズユニット15の前群の繰り出し量S1〜S3を変えることにより、焦点距離を変化させている。さらに、図10の8倍モードでは、ミラー22と第1レンズユニット15との間に、もう一つの光学系である第2レンズユニット16が挿入されている。このような構成により、3種類の焦点距離の異なる光学系に対処している。
【0037】
次に、カメラ本体1を単独で使用する場合の基本動作について説明しておく。図12および図13は、カメラ本体1のモード設定ボタン8を押した場合に液晶モニター18の画面に現れる設定画面を示している。カメラモードの設定46、フォーカス47や露出モード53の設定、ホワイトバランス48から52の登録、設定等が液晶モニター18の画面上で設定できる。図12において参照符号45にて示す「初期画面」は、カメラ本体1のモード画面表示ボタンを押すと最初の画面として現れる。参照符号46で示す「カメラモード」は、カメラ単体で使用する場合、画像を取り込み記録する記録(record) モードと、既にカメラ本体1内に記録された不揮発性メモリー65内にある画像を液晶モニター18に表示させるプレイ(Play) モードを選択するためのメニューである。参照符号47で示す「フォーカス」は、オートフォーカスとマニュアルの切り替えで、一般の被写体撮影の場合はオートに、その他の場合(画像読み取り装置を装着した場合等)は、ロック位置に設定する。なお、ロック位置では、オートフォーカスは、カンセルされ、レンズは、ロックボタンを押した時の位置で固定される。
【0038】
図12および図13において参照符号48から52にて示す「ホワイトバランス」では、参照符号48および51で示す画面は、初期画面上で「White Balance 」を選択すると最初に現れるメニューで、「set 」と「call」が選択できる。「set 」は、ホワイトバランスを合わせたい画面上の位置の「設定」49や、その決定された値を登録するためのタイトルを「記入」50するためのボタンである。「call」は、「記入」50で登録されたホワイトバランスの値を「呼び出す」52ためのボタンである。図13において参照符号53で示す「露出」(Exposure」は、露出を調整するためのモード設定で、撮像素子への電荷の蓄積時間を「Auto」、「Fix 」、「Manual」で選択できる。「Fix 」は、1/60の標準固定であるが、「Manual」では、任意のスピードで撮影が可能となる。参照符号54で示す「画像モード」(Picture mode」は、液晶画面上や外部モニター上に画像をどのように表示するかを選択するメニューである。「Single」を選択すれば画面全体に取り込んだ像が表示され、「Quad」にすれば、4分割され、取り込んだ画像が4つ同時に表示される。また、画像読み取り装置を接続した状態では、自動的に画像が連結されて表示される。「Auto」を選択すると、一般の被写体撮影の場合は、画面全体に取り込んだ像が表示されて「Single」相当となり、画像読み取り装置を装着した場合は、4分割され、最終的に取り込んだ画像が4つ連結されて表示するようになり、「Quad」相当となるように自動設定される。「カメラモード」では、前述したように、記録するモード(record) 、不揮発性メモリー内にある画像を液晶モニターに表示させるモード(play)の2種類が選択できるようになる。「record」を選択した場合は、カメラ単体での撮影が可能となる。「再生」を選択した場合は、記録された不揮発性メモリー内にある画像を再生できるようになる。
【0039】
そこで、カメラ単独時の「record」動作フローを図16に示している。カメラ単体時には、フィルム画像読み取り装置との交信は行われないため、ステップ103にて自動的にカメラモードとなり、カメラ側で設定された「カメラモード」に従って動作する。「record」では、図7を参考にして述べると、撮像素子17からの信号を順次A/Dコンバーター59により変換して、ゲートアレイ部64により、メモリー60内に一時保管される。その後、ホワイトバランス等の図12および図13に示すような設定条件によるデータ処理をDSPU63で行った後、再びメモリー61に保管される。この時、シャッターレリーズ5が押されていなければ、画像データーの保存を不揮発性メモリー65内に行わない。シャッターレリーズ5が押されたならば、押された時に撮像素子17から読み込まれた信号をA/D変換してデータ処理されたものが不揮発性メモリー65内に保存される。保存されたデータは、D/A変換され、5秒間、液晶モニター18の画面または外部モニター上に表示され続けられる。そして、再び液晶モニター18の画面または外部モニター上には、撮像素子17からの画像が順次表示されるようになる。
【0040】
次に、カメラ単独時の「play」動作フローを図17に示している。シャッターレリーズ5の動作に応じて不揮発性メモリー内のデータが順次ゲートアレイ64に読み込まれ、そのままD/Aコンバーター62により、アナログ信号に変換され、液晶モニター18または外部モニター端子へ出力される。このモードは、あくまでもカメラ内の不揮発性メモリー65上にあるデーターをアナログ変換して画面上に画像を表示するためのモードである。
【0041】
次に、カメラ本体1とフィルム画像読み取り装置2または3とを組み合わせて使用する場合の基本動作について説明する。カメラ本体1がフィルム画像読み取り装置2または3と電気コネクター20および28または29により接続されると、図6に示したように、次のような動作が行われる。
(1) コネクターのVDD端子97より、カメラ側に電力が供給される。
(2) 供給されて、動作が安定後、自動的に交信が始まり、BUSY信号99により、お互いが接続されたかを先ず確認する。
(3) フィルム挿入後、自動巻上げされ、フィルム画像読み取り装置のフィルム照明用光源がオンされる。
(4) DCS端子101より、カメラ側のスイッチ、手段のデータを転送する。
(5) カメラ側からDCS端子101より、フィルム画像読み取り装置の機種の確認を要求し、DSC端子100より、フィルム画像読み取り装置側から返答を行う。
(6) DSC端子100より、フィルム種類、モード設定のデータをカメラ側に転送する。以上のような交信がカメラ側とフィルム画像読み取り装置間で行われ、カメラ、フィルム画像入力装置互いに初期設定を行う。その後、フィルム画像の取り込みが行えるようになる。
(7) 液晶モニター18を監視しながら、フィルム微少送りボタン25または36により、初期位置調整を行う。初期位置指定後、DSC端子100より、1フレーム目のフレーム番号を転送する。
(8) フィルム画像の取り込み相対位置が変わった後、DSC端子100より、取り込みフレーム番号座標位置データの転送を行う。
(9) 前記(8) 項の動作を複数回繰り返す。
【0042】
カメラ本体1とフィルム画像読み取り装置2または3が接続された場合の動作フローを図18に示している。図7において、カメラ側では、自動的にフィルム画像読み取り装置からのフレーム番号と座標位置データをメモリー60上の所定の番地に再書き込みを行う。DSPU63により、これらフィルム画像読み取り装置からのフレーム番号と座標位置データを、画像データ上に書き込みを行ったデータを再びメモリー61上に保存する。その後、D/Aコンバーター62によりアナログ変換して、液晶コントローラー67により、液晶表示用信号に変換し、また同時にNTSCコンバーター66によりNTSC信号化する。NTSC信号に変換された後でも、信号上の所定の部分にフィルム画像読み取り装置からの座標位置データが書き込まれていることになる。
【0043】
変換されたNTSC信号は、通常のパソコンのビデオキャプチャーボードで取り込まれるので、今回のフレーム番号や座標情報は、ビデオキャプチャーボードでは、画像データとして扱われる。そして、画像取り込み時には、画像データをパソコン本体側のRAM上または記録媒体上にメモリーするので、このRAMまたは記録媒体上の、本来位置情報のある所定の部分を専用ソフトウエアで読み込む。そして、3回または4回、画像を取り込んだ後、専用ソフトウエアのアプリケーション上でこれら読み込まれた位置データを計算して、これら3回、4回取り込んだ画像データをつなぐことにより、1枚の高画素な画像を作り出す。
【0044】
図14に画像分割撮影、合成の手法の一例を示す。カメラ本体の拡大光学系により、フィルムの1コマ分の一部分(この例では、約1/4部分)84が各取り込みにおいて撮影される。そして、カメラ側、またはフィルム側を動かして、わずかながら、オーバーラップを含めた位置で停止させ、次の取り込みを行う。これを、図14に参照符号84、85、86、87で示すように、繰り返せば、フィルムの1コマ分すべてが取り込める。それぞれの画像は、わずかながらオーバーラップしているので、この部分の画像データーをそれぞれ比較し、合成すれば良いことになる。
【0045】
図15は、フィルム画像読み取り装置のエンコーダー29、40から得られた位置情報を画像上に書き込む行程を示している。参照符号88で示す如く、A/D変換された画像データーは、一旦全てがカメラ本体メモリー上に書き込まれるが、画像読み取り装置から、カメラ側に位置情報が転送されると、メモリー上の画像データーの一部を消去して、代わりに、参照符号90で示す如く、この位置データーを書き込む。再びD/A変換して、アナログ出力にすると、位置情報の書かれてしまった部分は、参照符号92で示す如く、ノイズのように現れるが、この情報は、参照符号93で示す如く、再びA/D変換されると、位置情報として扱われる。なお、コンピューター上では、専用ソフトウエアを使用することになるので、この位置情報がノイズのように見える部分は表示されることがなく、ユーザー側では、確認することはできない。ソフトウエア上では、自動的に画像が、前述の図14に示すような手段で合成される。
【0046】
コンピューターとの接続は、ディジタルI/Oによるものが通常は一般的であるが、以上のように、本発明の画像入力装置の構成によれば、画面上の一部のNTSC信号部分を利用し、そこをカットしてその部分にフィルム画像読み取り装置からの位置(座標位置)情報やその他各種設定情報を書き込んで、転送する方法が考えられる。このため、一般のビデオキャプチャーボードを利用しても、画面の高画素化がはかれることを特徴としている。
【0047】
【発明の効果】
光学系を拡大用、一般撮影用と2系統用意することで、一般の電子カメラ、ディジタルカメラ、また拡大鏡として使用できる他、拡大光学系を利用することにより、高解像度なフィルムスキャナーとして利用できる。
【0048】
撮像素子としてエリアCCDを利用して、位置情報のデータを画像信号の一定の部分に割り付け、画像データーの転送を一般的なNTSC信号としたことにより、高解像度を確保しながら、高速な取り込みを可能とした。
【0049】
画像は、一般のビデオキャプチャーボードで、画像データーを一旦パソコンのメモリー上に書き込みをするものであれば、基本的にこのスキャナー機能に対応する取り込みが可能である。
【0050】
カメラ本体側とフィルム画像読み取り装置間を双方向インターフェイスでつなぐことにより、スキャナーとしての最適な動作を自動的に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのカラー画像入力装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】図1のカラー画像入力装置におけるカメラ本体部の内部構造および各スイッチの構成を略示している図である。
【図3】図1のカラー画像入力装置における35mm用フィルム画像読み取り装置の構成例を示す概略図である。
【図4】図1のカラー画像入力装置におけるAPS用フィルム画像読み取り装置の構成例を示す概略図である。
【図5】図1のカラー画像入力装置におけるカメラ本体、フィルム画像読み取り装置、コンピューターとの間の信号のやり取りの概要を略示する図である。
【図6】図1のカラー画像入力装置におけるコネクターの各接点の機能を概略的に示す図である。
【図7】図1のカラー画像入力装置におけるカメラ本体の回路ブロック構成を示す図である。
【図8】図1のカラー画像入力装置における画像読み取り装置の回路ブロック構成を示す図である。
【図9】図1のカラー画像入力装置におけるカメラ本体に内蔵される光学系のカメラモードでの構成を示す概略図である。
【図10】図1のカラー画像入力装置におけるカメラ本体に内蔵される光学系の8倍モードでの構成を示す概略図である。
【図11】図1のカラー画像入力装置におけるカメラ本体に内蔵される光学系のフィルムスキャナーモードでの構成を示す概略図である。
【図12】図1のカラー画像入力装置のタッチパネル上のモード設定画面を示す図である。
【図13】図1のカラー画像入力装置のタッチパネル上のモード設定画面を示す図である。
【図14】図1のカラー画像入力装置における画像分割撮影、合成の手法を示す図である。
【図15】図1のカラー画像入力装置における画像上への位置情報の付加の手法を示す図である。
【図16】図1のカラー画像入力装置におけるカメラ単独での「record」モードでの動作フローを示す図である。
【図17】図1のカラー画像入力装置におけるカメラ単独での「play」モードでの動作フローを示す図である。
【図18】図1のカラー画像入力装置におけるカメラ本体とフィルム画像読み取り装置とを組み合わせて使用する場合の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体部
2 APS用フィルム画像読み取り装置
3 35mmフィルム画像読み取り装置
4 パソコン本体
15 第1レンズユニット
16 第2レンズユニット
17 カラーエリアCCD
18 液晶モニター
19 回路基板
20 コネクタ付基板
22 ミラー
25 フィルム微少送りボタン
26 フィルム自動送りボタン
28 電気的コネクター
29 エンコーダー
33 フィルム巻上げ部
34 モーター
36 フィルム微少送りボタン
37 フィルム自動送りボタン
39 電気的コネクター
40 エンコーダー
44 モーター

Claims (4)

  1. 写真フィルム用の画像読み取り装置を着脱自在に取り付け可能なカメラ本体を備えた画像入力装置において、前記カメラ本体は、撮像レンズと、該撮像レンズの受光面に配置されている2次元の撮像素子と、該カメラ本体に対して前記画像読み取り装置が取り付けられた時に、該画像読み取り装置に装着された写真フィルム上の少なくとも一部の像が該カメラ本体の前記撮像レンズによって、前記撮像素子上に結像されるように、前記撮像レンズの焦点距離を変更する撮像レンズ変更手段と、該カメラ本体に対して前記画像読み取り装置が取り付けられた時に、該カメラ本体と前記画像読み取り装置との間の通信を行えるようにするための電気的接続手段とを備えることを特徴とする画像入力装置。
  2. 前記撮像レンズ変更手段による前記撮像レンズの焦点距離の変更は、前記カメラ本体に対して前記画像読み取り装置が取り付けられた時に自動的に行われる請求項1記載の画像入力装置。
  3. 前記撮像レンズ変更手段による前記撮像レンズの焦点距離の変更は、前記カメラ本体に設けられた切り替え部材によって行われる請求項1記載の画像入力装置。
  4. 前記画像読み取り装置は、前記写真フィルムを自動的に巻き取るフィルムローディング機構と、前記写真フィルムを照明するための照明用光源と、前記写真フィルムと前記撮像レンズとの相対的位置を測定し該相対的位置を示すエンコーダーパルスを発生するエンコーダー手段とを備えており、該画像読み取り装置を前記カメラ本体に取り付けた時に、前記電気的接続手段を介して、前記写真フィルムの画像データを複数に分割して、前記エンコーダー手段によって発生される前記エンコーダーパルスと同期して、前記カメラ本体へとシリアルに出力するように構成されている請求項1または2または3記載の画像入力装置。
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