JP2000284346A - 3次元情報入力カメラ - Google Patents

3次元情報入力カメラ

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JP2000284346A JP11089317A JP8931799A JP2000284346A JP 2000284346 A JP2000284346 A JP 2000284346A JP 11089317 A JP11089317 A JP 11089317A JP 8931799 A JP8931799 A JP 8931799A JP 2000284346 A JP2000284346 A JP 2000284346A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターン付きとパターン無しとのフラッシュ
投影を行い、2つの撮像情報を蓄積する3次元情報入力
カメラにおいて、両情報の入力輝度レベルに大きく差が
出ないようにし、パターンの情報すなわち位相画像を精
度良く得る。 【解決手段】 被写体にパターン付きのフラッシュ投影
した状態と、同被写体にパターン無しのフラッシュ投影
した状態と、で撮像を行い、これら2回の撮像情報を蓄
積する3次元情報入力カメラ。1回目の撮像時における
フラッシュ調光を行う第1フラッシュ調光手段と、2回
目の撮像時におけるフラッシュ調光を行う第2フラッシ
ュ調光手段と、を互いに独立に備えている。そして、3
次元情報入力時は、一般撮影時とは異なるフラッシュ調
光判定レベルが採用されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元情報入力カ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元情報入力としては、複数の
撮影レンズを通過した2像から3次元情報を得る方法
や、図1に示すように、光を物体に投影し三角測量法の
原理によって距離分布を検出する方法が知られている。
【0003】また、たとえば特開平6−249624号
公報に開示されたように、フリンジパターンを投影し、
別カメラでパターンを入力して、いわゆる三角測量によ
り距離分布を検知する方法がある。また、格子パターン
を物体に投影し、異なる角度方向から観察すると、投影
された格子パターンが物体の起伏に応じた変形データを
得ることにより、物体の起伏を求める方法も提案されて
いる(精密工学会誌、55,10,85(198
9))。また、図2に示すように、格子パターン投影の
代わりに、グレイコードパターンを投影し、光学的分布
をCCDカメラで測定する方法もある。
【0004】これらの方法により3次元情報を得るに
は、複数画像の撮影が必要となったり画像情報の処理が
面倒であったりするので、撮影時、もしくは後の処理に
時間を要する。そのため、計測機器としては問題ない
が、カメラに使用するには適さないと考えられる。
【0005】短時間の撮影および後演算で3次元情報を
精度よく得られる方法として、以下のような提案があ
る。
【0006】たとえば図3(「光三次元計測」(吉澤徹
編、新技術コミュニケーションズ、第89頁、図5.2.
12(a))のように、縞パターンを投影し、投影した
縞パターンに対し、設計的に決まる角度で被写体からの
縞パターンを受光し、被写体の凹凸による縞の変形画像
から被写体の距離分布を検出する。すなわち、各画像ポ
イントで測定される画像の位相に対して、オリジナル縞
との位相のずれを演算する。この位相のずれには被写体
の高さの情報も含まれている。そこで位相情報と三角測
量による情報とによって、被写体の距離分布を求める。
しかし、検出には高い精度が必要となる。縞パターンの
濃度分布や光度には限界があるため、縞パターンの位置
を少しずつずらした複数の撮影画像によって、被写体の
距離分布を求まる方法がとられてきた。たとえば、0
°、90°、180°、270°の4つの位相のずれた
縞パターンを投影する。
【0007】これを改良したのが、たとえば図4および
図5に示したように、正弦波の縞パターンを被写体に投
影し、別角度から位相ずれを検出して距離分布を検出す
る方法である。これによれば、1回の撮影で、一本の縞
について多数の位相位置の距離分布の検出が可能であ
る。
【0008】上記装置類は室内などで固定した使用方法
を前提としており、専用の測定機であり、条件の設定を
撮影ごとに行っていた。また、計測機器としてスリット
光をスキャンするものが製品化されている(ミノルタV
IVID700)が、3次元情報を得るには被写体から
のスリット光の反射光を受光するだけで行われ、画像は
別のエリアセンサでモニタ入力される。フラッシュ光を
使った複数枚画像入力方式ではない。一方、従来のデジ
タルカメラにおいて(ミノルタディマージュEXズーム
1500など)フラッシュ撮影モードがあり、調光セン
サによってフラッシュ光の調光が可能であるが、全シー
ン同様に調光を行っている。また、銀塩カメラでも調光
機能があるが、3次元情報入力機能がなく、全シーン同
様にフラッシュ光の調光を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】被写体からの光束を撮
影する撮像手段と、被写体にパターン投影する投影手段
とを備え、パターン投影時の被写体像の撮像情報とパタ
ーン投影しない時の撮像情報を蓄積する3次元情報入力
カメラで、パターン投影をフラッシュ光によって行うタ
イプのカメラでは、パターン投影時の被写体像の撮像情
報とパターン投影しない時の撮像情報で入力輝度レベル
が大きく差がでると、パターンの情報すなわち位相画像
を精度良く得ることができなかったり、被写体画像を画
質の良い状態で得られなかったりする。
【0010】すなわち、パターン位置と被写体の位置の
関係情報に誤差が出て、最悪の場合、マッチングを取る
ことができなくなり、3次元情報入力ができなくなる。
本発明の課題は、パターン投影時の被写体像の撮像情報
とパターン投影しない時の撮像情報で入力輝度レベルに
大きく差が出ないようにし、パターンの情報すなわち位
相画像を精度良く得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明は上記
課題を有効に解決するために創案されたものであって、
以下の特徴を備えた3次元情報入力カメラを提供するも
のである。
【0012】本発明の3次元情報入力カメラは、被写体
にパターン付きのフラッシュ投影した状態と、同被写体
にパターン無しのフラッシュ投影した状態と、で撮像を
行い、これら2回の撮像情報を蓄積する3次元情報入力
カメラであり、「1回目の撮像時におけるフラッシュ調
光を行う第1フラッシュ調光手段」と「2回目の撮像時
におけるフラッシュ調光を行う第2フラッシュ調光手
段」とを備えている。そして、3次元情報入力時は、一
般撮影時とは異なるフラッシュ調光判定レベルを持つこ
とを特徴としている。上記第1および第2のフラッシュ
調光手段における調光レベルは、それぞれ一般撮影時と
同等またはそれよりも低く設定することが好ましい。
【0013】これにより、パターン投影時の被写体像の
撮像情報とパターン投影しない時の撮像情報で入力輝度
レベルに大きく差が出ることを防止でき、縞パターン投
影画像のなかに含まれる被写体画像を得やすくなる。
【0014】すなわち、パターン投影を行うことによっ
て被写体とパターンの足し合わされた画像は、被写体の
みの画像よりも輝度変化すなわちコントラストが拡大さ
れる。このまま一般撮影と同等の調光判定レベルで調光
を行うと、調光は画面の平均的な輝度で行うため、被写
体輝度の大きい部分ではオーバーフローになりやすい。
すなわち、縞パターンの最大透過率が70%、平均透過
率が45%とすると、平均的輝度は約半分になる。平均
輝度の低下に応じてフラッシュ光量が大きく、例えば2
倍になれば、最大透過率の部分には140%の光量が与
えられてしまう。ここに被写体の高輝度部が存在すれ
ば、オーバーフローして被写体画像が正しく取れなくな
る。この現象をおさえるために、フラッシュ調光判定レ
ベルをおとし、被写体に与える光量を幾分落として、適
切な画像を得るようにする。
【0015】本発明においては、上記両フラッシュ調光
手段による調光判定レベルを互いに等しく設定してもよ
い。パターン投影撮像時とパターン投影しない時の調光
判定レベルが同じであれば、位相画像抽出演算時に画像
データの平均値がそろっているデータどおしの演算とな
り、情報欠落を防止する処理を簡易にでき演算時間の短
縮につながる。すなわち、階調カーブ(ガンマ特性)が
同じ領域内のデータであるという仮定のもとで演算処理
することが可能となる。
【0016】また、本発明においては、上記第1および
第2のフラッシュ調光手段がそれぞれ独立して調光を行
うようにしてもよい。パターン投影撮像時とパターン投
影しない時の撮像時は独立してフラッシュ調光を行う
と、それぞれ調光することで縞パターン無し画像におけ
る被写体画像を良品質の画像で得ることができる。すな
わち、最終3次元画像となる時のテクスチャマッピング
情報量を充分に得ることができる。以下の説明では、調
光判定レベルのことを略して調光レベルと呼ぶが同じ意
味である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
3次元情報入力カメラ(以下3Dカメラという)につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0018】3Dカメラは、図6の正面図に示すよう
に、縞パターン投影部1と、箱型のカメラ本体部2と、
直方体状の撮像部3(太線で図示)とから構成されてい
る。撮像部3は、正面から見てカメラ本体部2の右側面
に着脱可能である。
【0019】撮像部3は撮影レンズであるマクロ機能付
きズームレンズ301の後方位置の適所にCCDカラー
エリアセンサ303(図10参照)を備えた撮像回路が
設けられている。また、銀塩レンズシャッターカメラと
同様に、撮像部3内の適所にフラッシュ光の被写体から
の反射光を受光する調光センサ305を備えた調光回路
304(図10参照)が、また、被写体の距離を測定す
るための測距センサAF、光学ファインダー31が設け
られている。
【0020】一方、撮像部本体3の内部には、上記ズー
ムレンズ301のズーム比の変更と収容位置、撮影位置
間のレンズ移動を行うためのズームモータM1(図10
参照)および合焦を行うためのモータM2(図10参
照)とが設けられている。
【0021】カメラ本体部2の前面には、左端部の適所
にグリップ部4が設けられ、右端部の上部適所に内蔵フ
ラッシュ5が、さらに、3Dカメラと外部機器(たとえ
ば、他の3Dカメラやパーソナルコンピュータ)と赤外
線通信を行うためのIRDAポートが設けられている。
また、カメラ本体部2の上面にはシャッタボタン9が設
けられている。
【0022】縞パターン投影部1は、カメラ本体部2と
撮像部本体3の間に位置し、縞パターン投影部501が
配置されている。投影部501は撮影レンズ301の光
軸中心とほぼ同じ高さに縞パターン中心を置く配置とし
ている。そして縞パターンのパターン方向が光軸から離
れる方向に対し垂直方向になるように配置している。こ
れらは、三角測量の原理から3次元情報を得ることが基
本であるため、いわゆる基線長を長くとり、精度を確保
する目的と、オフセットを持たせたり、垂直以外の角度
による配置に比べて相対的に小さな縞パターンで被写体
をカバーすることを目的としている。縞パターンの投影
は、ここではフラッシュ光を用いている。縞パターンは
フィルムを用いる。
【0023】これらの変形例としては、投影はフラッシ
ュ光以外にランプ光でもよい。また、縞パターンは、フ
ィルムだけでなく、ガラス基板に顔料や染料などのパタ
ーンをつけたものでもよい。
【0024】図7の背面図に示したように、カメラ本体
部2の背面には、撮影画像のモニタ表示(ビューファイ
ンダーに相当)および記録画像の再生表示等を行うため
のLCD表示部10が設けられている。また、LCD表
示部10の下方位置に、3Dカメラの操作を行うキース
イッチ群521〜526、カメラ本体の電源スイッチP
Sとが設けられている。また、電源スイッチPSの左側
には、電源ON状態で点灯するLED1、メモリカード
にアクセス中や撮影準備に必要なためカメラへの入力を
受け付けない状態を表示するBUSY表示LED2が設
けられている。
【0025】さらに、カメラ本体部2の背面には、「撮
影モード」と「再生モード」とを切換設定する撮影/再
生モード設定スイッチ14が設けられている。撮影モー
ドは、写真撮影を行うモードであり、再生モードは、メ
モリカード8(図10参照)に記録された撮影画像をL
CD表示部10に再生表示するモードである。撮影/再
生モード設定スイッチ14も2接点のスライドスイッチ
からなり、たとえば下にスライドすると、再生モードが
設定され、上にスライドすると、撮影モードが設定され
る。
【0026】また、カメラ背面右上方には、4連スイッ
チZが設けられており、ボタンZ1〜Z2を押すことに
より、ズームモータM1(図10参照)を駆動してズー
ミングを行い、ボタンZ3、Z4を押すことによって露
出補正を行う。
【0027】撮像部3の背面側には、LCD表示をオン
・オフさせるためのLCDボタンが設けられており、こ
のボタンを押す毎にLCD表示のオンオフ状態が切り替
わる。たとえば、専ら、光学ファインダー31のみを用
いて撮影するときには、節電の目的で、LCD表示をオ
フするようにする。マクロ撮影時には、MACROボタ
ンを押すことにより、フォーカスモータM2が駆動され
撮影レンズ301がマクロ撮影可能な状態になる。
【0028】縞パターン投影部1の背面側には、縞パタ
ーン投影をするためのフラッシュ電源、すなわち3Dフ
ラッシュ電源スイッチZ5を配置している。
【0029】図8の側面図に示すように、3Dカメラの
本体部2の側面には、DC入力端子と、液晶表示されて
いる内容を外部のビデオモニターに出力するためのVi
deo出力端子が設けられている。
【0030】図9の底面に示すように、カメラ本体部2
の底面には、電池装填室18とメモリカード8のカード
装填室17とが設けられ、装填口は、クラムシェルタイ
プの蓋15により閉塞されるようになっている。本実施
形態における3Dカメラは、4本の単三形乾電池を直列
接続してなる電源電池を駆動源としている。また、底面
には、コネクタおよび鉤状の接続具によって接続されて
いる撮像部3と本体部2との係合を解くための解除レバ
ーRelが設けられている。
【0031】縞パターン投影部1の底面には、カメラ本
体部2と同様に電池装填室518および蓋515を設
け、カメラ本体部2とは別のフラッシュ用電池を用い
る。また、縞パターン投影部1の底面には三脚ねじ50
2を設けている。三脚ねじ502は、カメラのバランス
から、比較的中央に位置する縞パターン投影部1に設け
ている。
【0032】次に、図10のブロックを参照しながら、
撮像部3の内部ブロックについて説明する。
【0033】CCD303は、ズームレンズ301によ
り結像された被写体の光像を、R(赤),G(緑),B
(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信
号の信号列からなる信号)に光電変換して出力する。タ
イミングジェネレータ314は、CCD303の駆動を
制御するための各種のタイミングパルスを生成するもの
である。
【0034】撮像部3における露出制御は、絞りが固定
絞りとなっているので、CCD303の露光量、すなわ
ち、シャッタスピードに相当するCCD303の電荷蓄
積時間を調節して行われる。被写体輝度が低輝度時に適
切なシャッタスピードが設定できない場合は、CCD3
03から出力される画像信号のレベル調整を行うことに
より露光不足による不適正露出が補正される。すなわ
ち、低輝度時は、シャッタスピードとゲイン調整とを組
み合わせて露出制御が行われる。画像信号のレベル調整
は、信号処理回路313内の後述するAGC回路のゲイ
ン調整において行われる。
【0035】タイミングジェネレータ314は、本体部
2のタイミング制御回路202から送信される基準クロ
ックに基づきCCD303の駆動制御信号を生成するも
のである。タイミングジェネレータ314は、たとえば
積分開始/終了(露出開始/終了)のタイミング信号、
各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号,垂直
同期信号,転送信号等)等のクロック信号を生成し、C
CD303に出力する。
【0036】信号処理回路313は、CCD303から
出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ
信号処理を施すものである。信号処理回路313は、C
DS(相関二重サンプリング)回路とAGC(オートゲ
インコントロール)回路とを有し、CDS回路により画
像信号のノイズの低減を行ない、AGC回路のゲインを
調整することにより画像信号のレベル調整を行う。
【0037】調光回路304は、フラッシュ撮影におけ
る内蔵フラッシュ5の発光量を本体部2の全体制御部2
11により設定された所定の発光量に制御するものであ
る。フラッシュ撮影においては、露出開始と同時に被写
体からのフラッシュ光の反射光が調光センサ305によ
り受光され、この受光量が所定値に達すると、調光回路
304から制御部211を介してフラッシュ制御回路
(FL制御回路)216に発光停止信号が出力される。
フラッシュ制御回路216は、この発光停止信号に応答
して内蔵フラッシュ5の発光を強制的に停止し、これに
より内蔵フラッシュ5の発光量が所定量に制御される。
【0038】以上述べた、撮像部3と本体部2とは、撮
像部3の装着面334に設けられた、334a〜334
gからなる7グループの接続端子群と、本体2の接続面
233に設けられた234a〜234gからなる7グル
ープの接続端子群によって、撮像部3と本体部2とが縞
パターン投影部1を介して電気的に接続される。また、
縞パターン投影部1と本体部2とは、234hの接続端
子によって電気的に接続される。
【0039】次にカメラ本体部2の内部ブロックに関し
て説明する。カメラ本体部2内において、A/D変換器
205は、画像信号の各画素信号を10ビットのデジタ
ル信号に変換するものである。
【0040】カメラ本体部2内には、基準クロック、タ
イミングジェネレータ314、A/D変換器205に対
するクロックを生成するタイミング制御回路202が設
けられている。タイミング制御回路202は、制御部2
11により制御される。
【0041】黒レベル補正回路206は、A/D変換さ
れた画素信号(以下、画素データという。)の黒レベル
を基準の黒レベルに補正するものである。また、WB回
路207は、γ補正後にホワイトバランスも合わせて調
整されるように、R,G,Bの各色成分の画素データの
レベル変換を行うものである。WB回路207は、全体
制御部211から入力されるレベル変換テーブルを用い
てR,G,Bの各色成分の画素データのレベルを変換す
る。なお、レベル変換テーブルの各色成分の変換係数
(特性の傾き)は全体制御部211により撮影画像ごと
に設定される。
【0042】γ補正回路208は、画素データのγ特性
を補正するものである。画像メモリ209は、γ補正回
路208から出力される画素データを記憶するメモリで
ある。画像メモリ209は、1フレーム分の記憶容量を
有している。すなわち、画像メモリ209は、CCD3
03がn行m列の画素を有している場合、n×m画素分
の画素データの記憶容量を有し、各画素データが対応す
る画素位置に記憶されるようになっている。
【0043】VRAM210は、LCD表示部10に再
生表示される画像データのバッファメモリである。VR
AM210は、LCD表示部10の画素数に対応した画
像データの記憶容量を有している。
【0044】撮影待機状態においては、撮像部3により
1/30(秒)ごとに撮像された画像の各画素データが
A/D変換器205〜γ補正回路208により所定の信
号処理を施された後、画像メモリ209に記憶されると
ともに、全体制御部211を介してVRAM210に転
送され、LCD表示部10に表示される(ライブビュー
表示)。これにより撮影者はLCD表示部10に表示さ
れた画像により被写体像を視認することができる。ま
た、再生モードにおいては、メモリカード8から読み出
された画像が全体制御部211で所定の信号処理が施さ
れた後、VRAM210に転送され、LCD表示部10
に再生表示される。
【0045】カードI/F212は、メモリカード8へ
の画像データの書込みおよび画像データの読出しを行う
ためのインターフェースである。
【0046】フラッシュ制御回路216は、内蔵フラッ
シュ5の発光を制御する回路である。フラッシュ制御回
路216は、全体制御部211の制御信号に基づき内蔵
フラッシュ5の発光の有無、発光量および発光タイミン
グ等を制御し、調光回路304から入力される発光停止
信号STPに基づき内蔵フラッシュ5の発光量を制御す
る。
【0047】RTC219は、撮影日時を管理するする
ための時計回路である。図示しない別の電源で駆動され
る。操作部250には、上述した、各種スイッチ、ボタ
ンが設けられている。
【0048】シャッタボタン9は銀塩カメラで採用され
ているような半押し状態(S1)と押し込んだ状態(S
2)とが検出可能な2段階スイッチになっている。待機
状態でシャッターボタンをS1状態にすると、測距セン
サAFからの測距情報によって距離情報を全体制御部2
11へ入力する。全体制御部211の指示によって、A
FモータM2を駆動し、合焦位置へ撮影レンズ301を
移動させる。
【0049】全体制御部211は、マイクロコンピュー
タで構成されており、上述した撮像部3内およびカメラ
本体部2内の各部材の駆動を有機的に制御して3Dカメ
ラ1の撮影動作を統括制御するものである。図11のブ
ロック図を参照しながら説明する。
【0050】また、全体制御部211は、露出制御値
(シャッタスピード(SS))を設定するための輝度判
定部211aとシャッタスピード設定部(SS設定部2
11b)とを備えている。
【0051】輝度判定部211aは、撮影待機状態にお
いて、CCD303により1/30(秒)ごとに取り込
まれる画像を利用して被写体の明るさを判定するもので
ある。すなわち、輝度判定部211aは、画像メモリ2
09に更新的に記憶される画像データを用いて被写体の
明るさを判定するものである。
【0052】シャッタスピード設定部211bは、輝度
判定部による被写体の明るさの判定結果に基づいてシャ
ッタスピード(CCD303の積分時間)を設定するも
のである。
【0053】さらに、全体制御部211は、上記撮影画
像の記録処理を行うために、フィルタリング処理を行う
フィルタ部211fとサムネイル画像および圧縮画像を
生成する記録画像生成部211gとを備え、メモリカー
ド8に記録された画像をLCD表示部10に再生するた
めに、再生画像を生成する再生画像生成部211hを備
えている。
【0054】フィルタ部211fは、デジタルフィルタ
により記録すべき画像の高周波成分を補正して輪郭に関
する画質の補正を行うものである。記録画像生成部21
1gは、画像メモリ209から画素データを読み出して
メモリカード8に記録すべきサムネイル画像と圧縮画像
とを生成する。記録画像生成部211gは、画像メモリ
209からラスタ走査方向に走査しつつ、横方向と縦方
向の両方向でそれぞれ8画素ごとに画素データを読み出
し、順次、メモリカード8に転送することで、サムネイ
ル画像を生成しつつメモリカード8に記録する。
【0055】また、記録画像生成部211gは、画像メ
モリ209から全画素データを読み出し、これらの画素
データに2次元DCT変換、ハフマン符号化等のJPE
G方式による所定の圧縮処理を施して圧縮画像の画像デ
ータを生成し、この圧縮画像データをメモリカード8の
本画像エリアに記録する。
【0056】なお、3D情報入力モードの場合は、JP
EG圧縮を行わないことが望ましいので、記録画像生成
部211gを通過する場合、1/1圧縮という扱いにす
る。
【0057】全体制御部211は、撮影モードにおい
て、シャッタボタン9により撮影が指示されると、撮影
指示後に画像メモリ209に取り込まれた画像のサムネ
イル画像と圧縮率設定スイッチ12で設定された圧縮率
によりJPEG方式により圧縮された圧縮画像とを生成
し、撮影画像に関するタグ情報(コマ番号、露出値、シ
ャッタスピード、圧縮率、撮影日、撮影時のフラッシュ
オンオフのデータ、シーン情報、画像の判定結果等)等
の情報とともに両画像をメモリカード8に記憶する。
【0058】3D情報入力モードの場合は、図12に示
すように、1コマ目と2コマ目の2枚で初めて1つの被
写体の3D情報となる。すなわち、1枚目が縞パターン
付き画像a、2枚目が縞パターンなしの通常画像bであ
る。通常40枚撮影できるカードであれば、20シーン
の3D画像ということになる。
【0059】もちろん、縞パターン付き画像と縞パター
ンなし画像の撮像順が逆である場合は、メモリも逆の順
で行っても良い。
【0060】3Dカメラによって記録された画像の各コ
マはタグの部分とJPEG形式で圧縮された高解像度の
画像データ((1600×1200)画素)とサムネイル
表示用の画像データ((80×60)画素)が記録され
ている。
【0061】撮影/再生モード設定スイッチ14を再生
モードに設定したときには、メモリカード8内のコマ番
号の最も大きな画像データが読み出され、再生画像生成
部211hにて、データ伸張され、これがVRAM21
0に転送されることにより、表示部10には、コマ番号
の最も大きな画像、すなわち直近に撮影された画像が表
示される。UPスイッチZ3を操作することにより、コ
マ番号の大きな画像が表示され、DOWNスイッチZ4
を押すことによりコマ番号の小さな画像が表示される。
ただし、3Dモードで撮影した場合のa画像、すなわち
縞パターン付き画像は表示しないでb画像のみの表示と
する。
【0062】次に縞パターン投影部1の部分を説明す
る。縞パターン投影部1内部回路は3Dフラッシュ電源
スイッチZ5のスイッチがONの場合動作する。ONで
ある場合、カメラ本体のフラッシュ制御回路216およ
び内蔵フラッシュ5は不動作状態に入る。縞パターン投
影部1の制御回路514は、縞パターン投影部1のフラ
ッシュ505を動作させる回路および縞パターンの切り
替えを行う回路を含む。マスク切り替えには、マスクモ
ータM3に信号を送り、パターンマスク530を動作さ
せる。縞パターン投影部1には他に不図示の電源回路お
よび電池が配置される。また、制御回路514は、フラ
ッシュのズームモータM4を制御する。
【0063】縞パターン投影部1の内部は、図13
(a)および(b)のようになっている。図13(a)
はカメラ正面側から見た状態を、図13(b)は上方側
から見た状態を、それぞれ示している。フラッシュ光を
発光するキセノンチューブ531とパターンを被写体に
むけてワイドに投影するためのシリンドリカル凹レンズ
532、マスクパターンユニット530、マスクパター
ンユニットを投影窓533から完全に待避回転させるた
めの軸534、軸を回転させる不図示のモータがある。
また制御回路514には、フラッシュ光用の電気エネル
ギーをためるコンデンサや調光センサ305の信号を受
けフラッシュ発光をうち切るスイッチIGBTなどがあ
るが従来のフラッシュ回路と同様であるのでここでは略
す。フラッシュをズームする実施例の場合には、図13
(b)に示したように、キセノンチューブ531をシリ
ンドリカル凹レンズ532の光軸方向に動かす。フラッ
シュのズーム機構は、従来のズームフラッシュと同様の
構成であるので、ここでは略す。
【0064】一方、フラッシュのズームを行わない構成
をとる場合は、図13の構成に代えてキセノンチューブ
531を固定構成とし、図10に示したフラッシュのズ
ームモータM4を省略すればよい(図14参照)。
【0065】図10の例では、調光センサ305からの
信号を全体制御回路211を介して制御回路514に送
り、フラッシュ505の光量を制御しているが、図14
に示したように、調光回路304からの信号を334f
端子を通して制御回路514に直接入力し、フラッシュ
発光時間を制御してもよい。
【0066】マスクパターン530は、図15に示すよ
うになっている。縞パターン数は、たとえば10から3
0周期(図15(a)では13本ある)であり、各縞
は、図15(b)に示すような濃度分布を持っている。
各濃度は、たとえば20%から70%の分布で、三角波
を示す。この濃度分布により、受光したときの位相シフ
トを検知し、位相画像すなわち距離分布画像(3次元画
像)を得ることができる。原理的には、単調増加部と単
調減少部の組み合わせであればよいので、各々が正弦波
でもガウス分布でもよい。図15の例では、どの周波分
か(何本目の縞か)を特定するため色を変化させた部分
Kを持つ。図15(a)中央の濃度が異なる部分Kが、
色を持つところである。
【0067】さらに、縞位置特定の精度を上げるため
に、たとえば中央部分には、色の付いたパターンKを置
き、グラデーションのある縞だけでなく、色情報を利用
したマーカを置き位置情報の精度を上げることもでき
る。被写体上に投影された縞パターンの位相シフトを精
度良くとらえるためには、全体の濃度分布は50%程度
のコントラストを必要とする。検出能力(S/N比)か
ら5%の変化をCCDセンサ303がとらえることがで
きれば、ここでは10段階の濃度は区別できることにな
る。コントラストは大きいほど分解能が上がり、3次元
情報を得る場合の精度が向上する。
【0068】ここで3Dカメラを使用した動作を、図1
6のフローチャートで説明する。まずカメラのメインス
イッチPSをONした後、3DフラッシュスイッチZ5
をONする(♯1)。次に3Dモードをセットする(♯
2)。ここではスイッチkey521〜526を使用し
てモード設定する。これはZ5ONで同時に自動設定と
してもよい。また、回路形式および電源形式がカメラ本
体だけからの供給であれば、スイッチkey521〜5
26だけで設定するようにしてもよい。モード設定され
ればBUSY信号(LED2)がつき(♯3)、LCD
表示10に3D撮影可能領域表示が点灯される。この表
示は縞パターン投影可能領域を示す。そして3Dフラッ
シュのコンデンサ(不図示)への充電が開始される(♯
4)。充電終了を待ち(♯5)、終了すればBUSY信
号が消える(♯6)。そして♯7でレリーズ信号(シャ
ッターボタン9のオン)を待つ。3D撮影には2枚の連
写を必要とする。1枚が縞パターン付き画像、2枚が縞
パターンなしの画像を得る。レリーズ信号が入れば、1
枚目の撮影に入り撮像センサの積分が始まる(♯8)。
この積分中に縞パターン付きフラッシュが発光し(♯
9)、縞パターン画像を得る。ここでは、縞パターン付
き画像を1枚目としているが、逆に2枚目にしてもよ
い。次にカメラ本体部2では画像データa(縞パターン
付き画像)をメモリする(♯21)。一方縞パターン投
影部1では、一般のフラッシュとは異なり、フラッシュ
発光後の追い充電に入るのを禁止し(♯31)、マスク
パターンの切り替えを行う(♯32)。マスクパターン
の切り替えには図13で示したようにモータで待避させ
る。この待避時間を短くし、2枚の撮影間隔をできるだ
け短くする。これにより、被写体が動いても画像のずれ
を無視できる程度となる。たとえばマスクのバウンドを
含め100ms以内を目標とする。この待避をモータで
行う場合、大きな消費電流を必要とする。よって、ここ
で同時にフラッシュ充電に入ると、双方大電流を必要と
するため、モータが動かない場合がでて、待避できなく
なり、2枚目撮影で縞パターンなし画像を得られなくな
る。そこでフラッシュコンデンサ充電とモータ通電の同
時動作をさける。パターンが切り替わったあと2枚目の
撮像に入る(♯10)。同様にフラッシュ発光し(♯1
1)縞パターンなし画像を得る。そして、♯22で縞パ
ターンなし画像bをメモリし、♯23で縞パターン付き
画像aと縞パターンなし画像bをメモリカード8に書き
込む。ここでまとめて書き込むのは、上述のように2枚
の撮影時間間隔を短くするためであって、1枚ごとに書
き込むと時間がかかるためである。すなわち3Dモード
になれば、2枚づつメモリカード8に書き込むモードな
る。一方縞パターン投影部1では、待避したマスクパタ
ーンを復帰する(♯33)。そしてここで初めて3Dフ
ラッシュの充電を再開する(♯34)。再びBUSY表
示をつける(♯35)。以下3DフラッシュスイッチZ
5のオンが続いていればs5に戻る。
【0069】3D情報入力には、2枚のフラッシュ撮影
画像から得る、1枚が縞パターン投影付き画像でもう1
枚が縞パターンを投影しない画像が必要であることは既
に述べた。この2枚の画像では、基本光度情報が一定で
あることが理想である。縞パターン情報から位相情報を
取り出す場合、基本光度情報は除去されなければならな
い。そこで、本発明の一例においては、2回のフラッシ
ュ撮影において別々の調光制御を行うのではなく、1回
目のフラッシュ撮影時の調光に要した時間Toをメモリ
しておき、2回目のフラッシュ撮影における発光時間を
無条件に上記時間Toと同じに設定する方法を採用す
る。具体的な方法としては下記のおよびが考えられ
る。なお、フラッシュへの調光制御そのものはカメラ本
体部2の全体制御部211から制御される。
【0070】1回目に縞パターン投影付き画像を入力
する場合 2回のフラッシュ撮影におけるフラッシュ発光時間を一
定にするため、縞パターン投影付き画像を入力する場合
にフラッシュ調光を行い、縞パターンを投影しない画像
を入力する場合に前記調光した時と同じフラッシュ発光
時間に設定する。この方法であれば2枚の露光量が大き
く変化することはない。しかし、縞パターンの濃度によ
って、投影されるフラッシュ光量が異なる。縞パターン
投影付きでは、縞パターン投影無しの場合に比較してフ
ラッシュ光量が多くなる。縞パターン投影時に適正であ
れば、縞パターン投影無しで同じフラッシュ発光時間に
すれば、撮像センサでの露光量がオーバーフローして満
足な画像情報が得られない場合がある。そこで、縞パタ
ーン投影付き画像を入力する場合、この調光レベルは一
般撮影時よりも低いレベルで調光を行う。そして、縞パ
ターン投影無し画像を入力する場合には前記調光した時
と同じフラッシュ発光時間に設定する。縞パターン投影
付き画像としては、幾分アンダーな露光量となるが、縞
パターン投影無し画像でのオーバーフローが避けること
ができる。両方の画像が得られる程度に調光レベルを設
定すればよい。
【0071】1回目に縞パターン無し画像を先に入力
する場合 この場合、調光レベルを一般撮影時と同様もしくは高め
のレベルで調光を行う。そしてパターン投影する被写体
像の撮像を後で行う時に、調光を行わなずパターン投影
無しの撮像時と同じ発光時間に設定して撮像する。これ
は、先ほどとは逆に、縞パターンなしの撮影は3次元情
報入力を行わない通常撮影と同等であり、ほぼ適正露光
が得られるが、この露光量で縞パターン投影付き撮像を
行えば、アンダーな画像となる。アンダーであっても縞
パターンによる位相画像および基本光度画像が得られる
程度であればフラッシュ調光レベルは、通常撮影同等で
よく、SNが悪い設計になりそうであれば、縞パターン
投影無しの撮影で少しオーバー気味の調光レベルにし
て、縞パターンありなし両方の画像情報が得られるよう
にする。
【0072】1回目に縞パターン投影付き画像を入力す
る場合(上記の場合)のフローチャートを図17を参照
して説明する。カメラのメインスイッチPSがオンであ
れば、カメラのシーケンスが始まる。♯101でカメラ
フラッシュの充電をする。ここでは縞パターン投影用フ
ラッシュである。♯102でフラッシュ調光レベルLを
L1にする。♯103でカメラが3次元情報入力モード
(以下3Dモードとよぶ。)にセットされたかをチェッ
クする。3Dモードであれば♯104で3Dモードにカ
メラ状態をセットし、♯105でフラッシュ調光レベル
LをL2にする。
【0073】調光レベルL1は3Dモードではない通常
撮影時の調光レベルであり、L2<L1の関係がある。
コンピュータとの計算の方法で数値的に大小関係を逆に
設定してもよいが調光レベルL2はL1よりもフラッシ
ュ発光時間が短く制御されるということである。
【0074】次に♯106でレリーズされるのを待つ。
レリーズされればすなわちシャッターボタンが押さされ
ば、♯107から撮影動作に入る。まずフラッシュ調光
レベルL2で縞パターン付きフラッシュ撮影を行い、画
像aを得る。このとき調光したときのフラッシュ発光時
間Toを計測し、♯108で時間Toをメモリする。♯
109で縞パターンを待避したあと前記メモリしたTo
時間のフラッシュ発光時間で縞パターンなしのフラッシ
ュ撮影を行い画像bを得る。♯110で画像a,bをメ
モリする。♯111でメインスイッチがオンであればふ
たたび♯101へ戻る。一方、♯103で3Dモードに
設定されていなければ、通常撮影モードに入り、♯11
2でレリーズを待ち、♯113でフラッシュ撮影の必要
性を判断し、被写体が暗くてフラッシュが必要なら♯1
14でフラッシュ調光レベルL1でフラッシュ撮影を行
い画像Cを得る。フラッシュが必要でなければ♯115
でフラッシュなしで撮影を行い画像Cを得る。♯116
で画像をメモりして♯111に進む。
【0075】1回目に縞パターン無し画像を入力する場
合(上記の場合)のフローチャートを図18を参照して
説明する。♯201から♯206までは上記図17の場
合と同様に制御される。調光レベルL1は、図17と同
様に、通常撮影時の調光レベルである。ただし、フラッ
シュ調光レベルL2はL2≧L1の関係がある。調光レ
ベルL2はL1よりもフラッシュ発光時間同じかもしく
は長く制御されるということである。♯207でフラッ
シュ調光レベルL2で縞パターンなしのフラッシュ撮影
が行われ、画像をb得る。このとき調光したときのフラ
ッシュ発光時間Toを計測し、♯208で時間Toをメ
モリする。♯209で縞パターンをキセノンチューブの
前にセットしたあと前記メモリしたTo時間のフラッシ
ュ発光時間で縞パターン付きのフラッシュ撮影を行い画
像aを得る。♯210で画像a,bをメモリする。♯2
11でメインスイッチがオンであればふたたび♯201
へ戻る。以下は図17の場合と同じである。
【0076】次に、本件目的を達成するための別例を示
す。そもそも目的は、パターン投影時の被写体像の撮像
情報とパターン投影しない時の撮像情報で入力輝度レベ
ルに大きく差が出ないようにし、パターンの情報すなわ
ち位相画像を精度良く得ることである。
【0077】CCDセンサのダイナミックレンジを考慮
した場合、フラッシュ発光時間を一定にする上述の方法
では充分な画像データを得られないシーンもありえる。
特に輝度差の大きい被写体である場合が考えられる。図
17および図18に示した調光レベル一定法は3Dカメ
ラが比較的室内使用であれば十分成り立つ。しかし屋外
であれば輝度差が大きくなり、ダイナミックレンジをは
み出す場合が考えられる。もちろん縞パターン投影能力
が屋外でも使用可能なほど充分強力である前提条件下で
ある。
【0078】1枚目に縞パターン画像と2枚目のパター
ンのない画像で同じ光量を与えると(同じフラッシュの
露光時間)2枚目がオーバーフローする領域が被写体の
中に出てくる場合がありえる。そこで2枚とも独立した
調光を行う方法がある。それぞれで適正レベルになるよ
うに制御する訳である。この場合、図17の例と同様に
3次元情報入力モード時には通常撮影よりも、フラッシ
ュ調光レベルを低め(被写体をアンダー目)になるよう
設定するとよい。アンダー目のほうが画像情報が充分得
られやすいということもある。
【0079】この方法により、パターン投影時の被写体
像の撮像情報とパターン投影しない時の撮像情報で入力
輝度レベルに大きく差が出ないようにし、パターン情報
すなわち位相画像を精度良く得られる。
【0080】この例を図19のフローチャートを参照し
て説明する。カメラのメインスイッチPSがオンであれ
ば、カメラのシーケンスが始まる。♯301でカメラフ
ラッシュの充電をする。ここでは縞パターン投影用フラ
ッシュである。♯302でフラッシュ調光レベルLをL
1にする。調光レベルL1は、図17と同様に、通常撮
影時の調光レベルである。♯303でカメラが3Dモー
ドにセットされたかをチェックする。3Dモードであれ
ば♯304で3Dモードにカメラ状態をセットする。♯
305でフラッシュ調光レベルLをL2にする。ここで
L2≦L1という調光レベルである。コンピュータとの
計算の方法で数値的に大小関係を逆に設定してもよいが
調光レベルL2はL1よりもフラッシュ発光時間が短く
制御されるまたは同等に制御されるということである。
【0081】次に♯306でレリーズされるのを待つ。
レリーズされれば、すなわちシャッターボタンが押ささ
れば、♯307から撮影動作に入る。まずフラッシュ調
光レベルL2で縞パターン付きフラッシュ撮影を行い、
画像aを得る。♯308で縞パターンを待避したあと♯
307と同じフラッシュ調光レベルL2で縞パターンな
しフラッシュ撮影を行い画像bを得る。♯309で画像
a,bをメモリする。♯310でメインスイッチがオン
であれば再び♯301へ戻る。一方、♯303で3Dモ
ードに設定されていなければ、通常撮影モードに入り、
♯311でレリーズを待ち、♯312でフラッシュ撮影
の必要性を判断し、被写体が暗くてフラッシュが必要な
ら♯313でフラッシュ調光レベルL1でフラッシュ撮
影を行い画像Cを得る。フラッシュが必要でなければ♯
314でフラッシュなしで撮影を行い画像Cを得る。♯
315で画像をメモりして♯310に進む。
【0082】本件目的を達成するためのさらなる別例を
示す。それは、縞パターンの投影によるフラッシュ輝度
の低下も考慮した方法であり、1枚目のフラッシュ撮影
時と2枚目のフラッシュ撮影時とで幾分調光レベルを変
化させることで基本光度情報の算出誤差を押さえ、ダイ
ナミックレンジの問題を解決するものである。
【0083】縞パターンの濃度分布が30%から80%
のものであれば、透過光は70%から20%の範囲とな
り、被写体に与えられる平均フラッシュ光は45%程度
となる。この状態で通常と同じ調光を行えば、CCDセ
ンサへのフラッシュ光の積分時間は2倍になる制御が行
われる。被写体部分には縞パターンの透過率の高い部分
は70%の光量であるとすると、縞パターン投影時、明
るい部分の出力は140%になっているといえる。これ
をもとの100%出力の画像と同等の基本光度情報とす
るには、出力を7割におとせばよい。よって、この場合
には、縞パターン使用時の調光レベルは通常の70%調
光、パターンなしでは100%とすればよい結果が得ら
れる。すなわち、縞パターン投影時の調光レベルの「パ
ターンなしの場合の調光レベルに対する割合」を、縞パ
ターンの最大透過率X(%)に等しくすればよい。
【0084】この方法により、パターン投影時の被写体
像の撮像情報とパターン投影しない時の撮像情報で入力
輝度レベルに大きく差が出ないようにし、パターンの情
報すなわち位相画像をさらに精度良く得られる。
【0085】この例を図20のフローチャートを参照し
て説明する。このフローチャートは、縞パターン付き撮
影を先に行う場合である。カメラのメインスイッチPS
がオンであれば、カメラのシーケンスが始まる。♯40
1でカメラフラッシュの充電をする。ここでは縞パター
ン投影用フラッシュである。♯402でフラッシュ調光
レベルLをL1にする。調光レベルL1は、図17と同
様に、通常撮影時の調光レベルである。♯403でカメ
ラが3Dモードにセットされたかをチェックする。3D
モードであれば♯404で3Dモードにカメラ状態をセ
ットする。♯405でフラッシュ調光レベルLをL2に
する。ここでは、Xを縞パターンの最大透過率(%)とし
て、L2=L1×X/100という調光レベルである。
調光レベルL2はL1よりも縞パターンの透過率分フラ
ッシュ発光時間が短く制御されるまたは同等に制御され
るということである。
【0086】次に♯406でレリーズされるのを待つ。
レリーズされれば、すなわちシャッターボタンが押ささ
れば、♯407から撮影動作に入る。まずフラッシュ調
光レベルL2で縞パターン付きフラッシュ撮影を行い、
画像aを得る。次に♯408でフラッシュ調光レベルL
をL1にセットし直す。通常の調光レベルにもどすわけ
である。♯409で縞パターンを待避したあと、♯40
7とは異なるフラッシュ調光レベルL1で縞パターンな
しフラッシュ撮影を行い画像bを得る。♯410で画像
a,bをメモリする。♯411でメインスイッチがオン
であればふたたび♯401へ戻る。一方、♯403で3
Dモードに設定されていなければ、通常撮影モードに入
り、♯412でレリーズを待ち、♯413でフラッシュ
撮影の必要性を判断し、被写体が暗くてフラッシュが必
要なら♯414でフラッシュ調光レベルL1でフラッシ
ュ撮影を行い画像Cを得る。フラッシュが必要でなけれ
ば♯415でフラッシュなしで撮影を行い画像Cを得
る。♯416で画像をメモりして♯411に進む。
【0087】次に、縞パターンなし撮影を先にする場合
を図21のフローチャートを参照して説明する。♯50
1から♯504までは上記と同様に制御される。♯50
5でフラッシュ調光レベルLをL1にセットする。プロ
グラム構成上から再設定しておく。レリーズが入れば、
♯507でフラッシュ調光レベルL1で縞パターンなし
のフラッシュ撮影が行われ、画像をb得る。そして♯5
08でフラッシュ調光レベルLをL2に設定する。ここ
では、Xを縞パターンの最大透過率(%)として、L2=
L1×X/100という調光レベルである。調光レベル
L2はL1よりも縞パターンの透過率分フラッシュ発光
時間が短く制御されるまたは同等に制御されるというこ
とである。♯509で縞パターンをキセノンチューブの
前にセットしたあとフラッシュ調光レベルL2で縞パタ
ーン付きフラッシュ撮影を行い、画像aを得る。♯51
0で画像a,bをメモリする。♯511でメインスイッ
チがオンであればふたたび♯501へ戻る。♯512〜
♯516については、図20で説明したのと同じであ
る。
【0088】一方、この撮影シーケンスに入る前の、撮
影準備状態について説明する。撮影すべき被写体をLC
Dファインダー等で捉える時、一般には撮影できる領域
がファインダー全域に表示される。通常撮影に対し、3
次元情報の撮影に対しては、2つの考え方がある。1つ
が撮影レンズのズームに対してフラッシュをズームしな
い方法。これの特徴は特定被写体に対しては、縞パター
ンの周波数が一定であるため、3次元情報の精度はほぼ
変化しない。しかしファインダー上では、撮影範囲が変
化する。
【0089】もう1つがフラッシュもズームする方法で
ある。これは、逆に3次元情報の精度は変化するが、フ
ァインダー上では、撮影範囲が変化しない。
【0090】フラッシュをズームするのは、撮影レン
ズが広角の時は、レンズに合わせて縞パターンを広く投
影したい。撮影レンズが望遠の時はレンズに合わせ
て、広い投影範囲は必要ないが縞パターンを遠くまで投
影したい、と言う理由からである。撮影レンズが望遠の
場合は図13でポジションa、撮影レンズが広角の時
は、ポジションbである。この場合、被写体へ投影した
縞パターンは図22(a)、(b)のようになってい
る。たとえば、投影された被写体上では、aにたいし、
bの縞パターンの周波数は1/2になるが、撮影レンズ
の倍率も1/2になるため、撮像素子でとらえる縞パタ
ーンの周波数は同じに設定できる。これによって、レン
ズが広角であっても望遠であっても同等の画面分解能が
得られる。
【0091】撮影レンズとフラッシュが同時にズームす
る場合は、領域が変化しない設計ができるので、図23
に示すように固定の3次元情報入力可能領域表示でよ
い。一方撮影レンズだけがズームする場合は、3次元情
報入力領域が変化する。これを表示した例が図24
(a)、(b)、(c)である。図24(a)が撮影レ
ンズの焦点距離が7mmの広角レンズの場合、図24
(b)が14mm、図24(c)が21mmの望遠レン
ズの場合である。画面での倍率が変化するが、被写体に
対する3次元情報入力領域は同一である。
【0092】精度に関するもう一つの問題は、縞パター
ン像のコントラストの問題である。被写体上での縞パタ
ーン像は、距離が近い場合は、図25(b)に示すよう
にコントラストがあるが、遠くなれば図25(a)のよ
うにコントラストは小さくなる。これは、キセノンチュ
ーブが有限な大きさを持っていることに依存する。図2
5(a)のようにコントラストが大きく落ちてくれば濃
度の段数がおおく取れなくなる。たとえば撮像系で5%
の変化しかとれないとすると、45%〜65%では5段
階しかとれない。図25(b)に対する(a)では10
段階が5段階に落ち、3次元情報精度が半分に落ちてい
るとなる。よってどこかに情報入力の限界があり、これ
は撮影者に伝える必要がある。たとえば1.5mまでが
3次元情報入力限界であるとすると、図24(d)のよ
うに、1.5m以上の被写体では警告表示を出す。なお
図では、被写体までの距離は3mという設定である。こ
こでは、「TOO FAR」とインポーズ表示をしてい
る。この距離判定は、撮像部本体3の測距センサAFに
よって行う。また、別の方法として、図24(e)のよ
うに3m、2mの被写体は不可で、1.5mの被写体が
3次元情報入力可能とすると、1.5mの被写体領域に
だけ3次元情報入力表示を行う。フラッシュがズームす
るタイプの場合、縞パターン投影が広角になっていると
きは、限界距離が近くなる。この時は、たとえば1mに
なる。表示するしきい値も変化する。距離警告表示は、
フラッシュにズームがある場合特に効果がある。
【0093】以上がカメラでの動作である。3D情報を
得るためのデータはメモリカード8にある。3D画像に
再現するには、このデータをパソコン等のコンピュータ
で後処理を行う。この処理を図26のフローチャートで
説明する。
【0094】カードをパソコンにセットした後(不図
示)カードから縞パターン付き画像a及び縞パターンな
し画像bを入力する(♯601、602)。画像aから
基本光度情報を抽出し、画像bに対する基本光度倍率n
を求める(♯603)。基本光度は図5で示したように
縞パターンに依存しない画像データである。次にaとb
の基本光度レベルをあわせて縞パターン情報cのみを得
る(♯604)。そして、縞パターン情報cに基づいて
ゲインを基準化した位相画像を抽出する(♯605)。
そして♯606で位相画像から被写体の距離分布を演算
する。このときに、位相位置を縞パターンに位置を区別
することができるようにしてあるため、何番目の縞であ
るかが正確に特定できる。投影パターンと被写体からの
反射パターンの位置のマッチングが正確に行える。この
ようにして被写体までの距離、及び距離分布が正確な情
報として得ることができる。3次元画像を得る場合は、
距離分布だけの情報を利用するだけでもよい。
【0095】なお、本実施例ではデジタルカメラの例を
示したが、銀塩カメラでも同様に縞パターン付き画像と
縞パターンなし画像の2枚を銀塩フィルムに撮影し、あ
と処理によって3D画像を作成することは可能である。
この場合、フィルムは現像後、フィルムスキャナでデジ
タイズし、パソコンなどコンピュターに取り込めば後の
処理は、同様になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例の説明図である。
【図2】 従来例の説明図である。
【図3】 従来例の説明図である。
【図4】 従来例の説明図である。
【図5】 従来例の説明図である。
【図6】 本発明の一実施形態に係る3次元情報入力カ
メラの正面図である。
【図7】 図1のカメラの背面図である。
【図8】 図1のカメラの左側面図である。
【図9】 図1のカメラの底面図である。
【図10】 図1のカメラの回路ブロック図である。
【図11】 図10の要部詳細ブロック図である。
【図12】 データ配列の説明図である。
【図13】 フラッシュ部の要部拡大図である。
【図14】 変形例の回路ブロック図である。
【図15】 縞パターンの説明図である。
【図16】 本発明のカメラにおける撮影手順の一例を
説明するフローチャートである。
【図17】 本発明のカメラにおける撮影手順の一例を
説明するフローチャートである。
【図18】 本発明のカメラにおける撮影手順の一例を
説明するフローチャートである。
【図19】 本発明のカメラにおける撮影手順の一例を
説明するフローチャートである。
【図20】 本発明のカメラにおける撮影手順の一例を
説明するフローチャートである。
【図21】 本発明のカメラにおける撮影手順の一例を
説明するフローチャートである。
【図22】 図13に示したフラッシュ部による縞パター
ンを示す説明図である。
【図23】 縞パターン投影の説明図である。
【図24】 縞パターン投影の説明図である。
【図25】 縞パターンの説明図である。
【図26】 撮影画像処理を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 縞パターン投影部 2 カメラ本体部 3 撮像部 4 グリップ部 5 内蔵フラッシュ 8 メモリカード 9 シャッタボタン 10 LCD表示部 14 モード設定スイッチ 31 光学ファインダー 211 全体制御部 301 ズームレンズ 303 CCDカラーエリアセンサ 304 調光回路 305 調光センサ 501 縞パターン投影部 502 三脚ねじ 514 制御回路 521〜526 キースイッチ 530 マスクパターンユニット 531 キセノンチューブ 532 凹レンズ 533 投影窓 534 軸 AF 測距センサ M1 ズームモータ M2 フォーカスモータ M3 マスクモータ M4 ズームモータ PS 電源スイッチ Z 4連スイッチ Z1〜Z4 ボタン Z5 3Dフラッシュ電源スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体にパターン付きのフラッシュ投影
    した状態と、同被写体にパターン無しのフラッシュ投影
    した状態と、で撮像を行い、これら2回の撮像情報を蓄
    積する3次元情報入力カメラにおいて、 1回目の撮像時におけるフラッシュ調光を行う第1フラ
    ッシュ調光手段と、 2回目の撮像時におけるフラッシュ調光を行う第2フラ
    ッシュ調光手段と、を備え、3次元情報入力時は、一般
    撮影時とは異なるフラッシュ調光判定レベルを持つこと
    を特徴とする、3次元情報入力カメラ。
  2. 【請求項2】 上記両フラッシュ調光手段による調光判
    定レベルが互いに等しいことを特徴とする、請求項1記
    載の3次元情報入力カメラ。
  3. 【請求項3】 上記第1および第2のフラッシュ調光手
    段における調光レベルが、それぞれ一般撮影時と同等ま
    たはそれよりも低く設定されていることを特徴とする、
    請求項1記載の3次元入力カメラ。
  4. 【請求項4】 上記第1および第2のフラッシュ調光手
    段は、それぞれ独立して調光を行うことを特徴とする、
    請求項3記載の3次元入力カメラ。
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