JP3642271B2 - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録を必要とする時にのみインク液滴を吐出し、記録紙面に付着させるインクジェットヘッド記録装置の主要部であるインクジェットヘッド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より知られている静電気力を駆動源とするインクジェットヘッドには、中間の基板の上面に接合された基板の面部に設けたノズル孔からインク液滴を吐出させるフェイスイジェクトタイプ、中間の基板の端部に設けたノズル孔からインク液滴を吐出させるエッジイジェクトタイプのものがあるが、何れのタイプも3枚の基板を重ねて接合した積層構造となっている。
【0003】
例えば、フェイスイジェクトタイプの場合、中間の基板は、Si基板からなり、各底壁を振動板とする凹部状の吐出室と、各吐出室にインクを供給する凹部状のリザーバーとが形成されており、この基板の表面には絶縁膜が施されている。絶縁膜は、インクジェット駆動時の絶縁破壊やショートを防止するための膜である。
【0004】
この中間の基板の下面に接合される基板は、ホウケイ酸ガラスが使用され、振動板に間隙を有して対向する電極が装着されている。この電極は、所定のパルス電位を出力するパルス発信回路と電気的に接続されている。また、上面に接合される基板は、Si基板が用いられ、その面部には吐出室と連通する複数のノズル孔と、吐出室とリザーバーを連通するインク流入口用のオリフィスと、リザーバーと連通するインク供給口とが設けられている。
【0005】
前述した振動板は、Si基板のドープ面にボロンを高温で熱拡散させて形成された高濃度のボロンドープ層であって、特開平9−234873号5頁1行記載のエッチングストップ技術を用い、ボロンドープ層のエッチング速度が遅いことを利用し、ボロンドープ層のみを異方性エッチングにより残留せしめて形成されたものである。
【0006】
ボロンドープ層は、石英ボート上で、B2O3を主成分とする固体の拡散源と、拡散源と面積が等しく材質がSiCである支持基板を重ね、拡散源より1.5mmから3mm離してSi基板を配置し、1000℃以上の高温で熱拡散させて形成されたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のボロンドープ層の形成方法において、1000℃以上の高温で熱拡散を行うため、材質がSiCである支持基板から、Siが拡散源の内部へ熱拡散していき、ボロンの熱拡散が不均一になり、Si基板にダメージが発生することによって、この基板の表面に施された絶縁膜の絶縁耐圧が低くなるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記した様な課題を解決するためのもので、ボロンの熱拡散を均一にし、Si基板にダメージが発生することなく、高絶縁耐圧の絶縁膜を形成することが可能なインクジェットヘッドの製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のインクジェットヘッドの製造方法は、B2O3を主成分とする固体の拡散源を前記拡散源に外周部のみ接する支持基板に載置し、Si基板に高濃度のボロンを熱拡散させ、ボロンドープ層が形成されたSi基板を異方性エッチングし、前記ボロンドープ層を振動板とするインクジェットヘッドの製造方法であって、前記Si基板と対向させる前記拡散源の面は、前回熱拡散させたときにSi基板と対向させた前記拡散源の面と反対面であることを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、拡散源に全面で接する支持基板を拡散源と重ねる従来の技術と比べ、支持基板からの不純物の熱拡散が抑えられるため、ボロンの熱拡散が均一になり、拡散源に対向して配置したSi基板へのダメージを軽減することができるという効果を有する。さらに、上記構成によれば、拡散源の反りを抑制できるため、拡散源とSi基板との対向距離の変化を抑え、ボロンの拡散量を一定にするという効果を有する。
【0013】
本発明のインクジェットヘッドの製造方法は、支持基板の材質がSiCであることを特徴とする。
【0014】
上記構成によれば、拡散源と支持基板との貼り付き又は拡散源と石英ボートとの貼り付きを防止するという効果を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1は本発明に関わるインクジェットヘッドの分解斜視図で、一部断面図で示してある。本実施例はインク液滴を基板の面部に設けたノズル孔から吐出させるフェイスインクジェットヘッドの例を示すものである。図2は組み立てられた全体装置の側面の断面図、図3は図2のA−A‘線矢視図である。本実施例のインクジェットヘッドは、下記に詳記する構造を持つ3枚の基板1・基板2・基板3を重ねて接合した積層構造となっている。
【0016】
中間の第1の基板1は、Si基板であり、底壁を振動板4とする吐出室5を構成することになる凹部6と、各々の吐出室5にインクを供給するための共通のリザーバー9を構成することになる凹部10を有する。第1の基板の全面に、プラズマCVDにより、TEOS膜を0.1ミクロン形成し絶縁膜としている。これは、インクジェット駆動時の絶縁破壊、ショートを防止するためである。
【0017】
第1の基板1の下面に接合される第2の基板2は、ホウケイ酸ガラスを使用し、この第一の基板1に電極12を装着するための凹部13を0.3ミクロンエッチングすることにより、振動板4とこれに対向して配置させる電極12との対向間隔、すなわちギャップGを形成している。この凹部13はその内部に電極12、リード部14及び端子部15を装着できるように電極部形状に類似したやや大きめの形状にパターン形成している。電極12は凹部13内にITOを0.1ミクロンスパッタし、ITOパターンを形成することで作製する。
【0018】
したがって、本実施例における第1の基板1と第2の基板2を陽極接合した後のギャップGは、0.2ミクロンとなっている。
【0019】
また、第1の基板の上面に接合される第3の基板3には、厚さ100ミクロンのSi基板を用い、基板3の面部に、吐出室5用の凹部6と連通するようにそれぞれノズル孔16を設け、吐出室5用の凹部6とリザーバー9用の凹部10を連通するオリフィス7を構成することになるインク流入口のための細溝8を設け、リザーバー9用の凹部10と連通するようにインク供給口17を設ける。
【0020】
上記のように構成されたインクジェットヘッドの動作を説明する。電極12に発信回路18により0Vから35Vのパルス電極を印加し、電極12の表面がプラスに帯電すると、対応する振動板4の下面はマイナス電位に帯電する。したがって、振動板4は静電気の吸引作用により下方へたわむ。次に、電極12をOFFにすると、振動板4は復元する。そのため、吐出室5内の圧力が急激に上昇し、ノズル孔16よりインク液滴19を記録紙20に向けて吐出する。次に、振動板4が再び下方へたわむことにより、インクがリザーバー9よりオリフィス7を通じて吐出室5内に補給される。なお、基板1と発信回路18との接続は、ドライエッチングにより基板1の一部に開けた酸化膜の窓(図示せず)において行う。また、インクジェットヘッドへのインクの供給は、リザーバー9の端部のインク供給口17により行う。
【0021】
本実施例のインクジェットヘッドにおける振動板4は、高濃度のボロンドープ層であって、ボロンドープ層は所望の振動板厚と同じだけの厚さを有している。アルカリによるSiエッチングにおけるエッチングレートは、ドーパントがボロンの場合、高濃度(約5×1019cm-3以上)の領域において、エッチングレートが非常に小さくなる。本実施例では、このことを利用し、振動板形成領域を高濃度ボロンドープ層とし、アルカリ異方性エッチングにより、吐出室5、リザーバー9を形成する際に、ボロンドープ層が露出した時点でエッチングレートが極端に小さくなる、いわゆるエッチングストップ技術により、振動板4を所望の板厚に作製するものである。
【0022】
本実施例におけるインクジェットヘッドの第1の基板1の製造方法を、図4の第1の基板1の製造工程図、図5のボロン拡散方法図において、B2O3をボロン拡散源として、厚さ0.8ミクロンの振動板4を形成する場合について詳細に説明する。
【0023】
先ず、(110)を面方位とするSi基板41の両面を鏡面研磨し、140ミクロンの厚みの基板を作製する(図4(a))。Si基板41を、熱酸化炉にセットし、酸素および水蒸気雰囲気中で摂氏1100度、4時間で熱酸化処理を施し、Si基板41表面に酸化膜42を1.2ミクロン成膜する(図4(b))。次いで、ボロンドープ層を形成する面43の酸化膜42を剥離するため、Si基板41のボロンドープ層を形成する面43の反対の面44にレジストをコートし、レジストを保護膜としてボロンドープ層を形成する面43の酸化膜42をふっ酸水溶液にてエッチング除去し、エッチング後、レジストを剥離する(図4(c))。
【0024】
B2O3を主成分とする固体の拡散源51を、材質がSiCであり、拡散源と外周部のみで接する支持基板52と重ねて、石英ボート54にセットし、拡散源51と2.5mm隔ててSi基板41をボロンドープ層を形成する面43を拡散源51に対向させてセットする。Si基板41の上方に、ボロンの回り込みを防止するためにダミーSi基板53をセットする。縦型炉に石英ボート54をセットし、炉内を窒素雰囲気にし、温度を摂氏1050度に上昇させ、そのまま温度を8時間保持し、ボロンをSi基板41中に拡散させ、ボロンドープ層45を形成する(図4(d))。ボロンドープ層45のSi基板41表面にはボロン化合物が形成されるが(図示なし)、酸素及び水蒸気雰囲気中、摂氏600度の条件で1時間30分酸化することで、ふっ酸水溶液によるエッチングが可能なB2O3+SiO2に化学変化させることができる。B2O3+SiO2に化学変化させた状態で、ボロンドープ層を形成する面43の反対の面44にレジストをコートし、レジストを保護膜としてB2O3+SiO2をふっ酸水溶液にてエッチング除去し、エッチング後、レジストを剥離する。
【0025】
Si基板のボロンドープ工程を経た後、プラズマCVDによりTEOS膜をボロンドープ層表面に、成膜時の処理温度は摂氏360度、高周波出力は700W、圧力は250mTorr、ガス流量はTEOS流量100sccm、酸素流量1000sccmの条件で1.2ミクロン成膜する(図4(e))。
【0026】
Si基板41の酸化膜側44に吐出室5、リザーバー9を作り込むためのレジストパターニングを施し、ふっ酸水溶液でエッチングし酸化膜42をパターニングする。そしてレジストを剥離する(図4(f))。
【0027】
Si基板41を35w%の濃度の水酸化カリウム水溶液に浸し、SiエッチングをSi板厚が10ミクロンになるまで行う(図4(g))。続けてSi基板41を3w%の濃度の水酸化カリウム水溶液に浸し、ボロンドープ層45でのエッチングレート低下によるエッチングストップが十分効くまでエッチングを続ける(図4(f))。ここでエッチングストップとは、エッチングにエッチング面から発生する気泡が停止した状態と定義し、実際のエッチングにおいて気泡の発生の停止をもってエッチングストップと判断する。
【0028】
前記の2種類の濃度の異なる水酸化カリウム水溶液を用いたエッチングを行うことによって、振動板4の面荒れを抑制し、厚み精度を0.8±0.05ミクロン以下にすることができ、インクジェットヘッドの吐出性能を安定化することができる。
【0029】
Siエッチング工程を経た後、ふっ酸水溶液で酸化膜をエッチングし(図4(i))、プラズマCVDによりTEOS膜46をSi基板41全面に、成膜時の処理温度は摂氏360度、高周波出力は250W、圧力は500mTorr、ガス流量はTEOS流量100sccm、酸素流量1000sccmの条件で0.1ミクロン成膜する(図4(j))。TEOS膜を形成する前には、圧力は0.5torr、O2流量は1000sccm、高周波出力は250W、処理温度は摂氏360度、処理時間は1分間の条件でO2プラズマ処理を施す。これによりSi基板41の表面がクリーニングされ、TEOS膜の絶縁耐圧の均一性を向上させている。またTEOS膜を形成した後に当該TEOS膜上に、窒素雰囲気中、処理温度は摂氏1000度、処理時間は1時間の条件でアニール処理を施す。このアニール処理を行うことで、TEOS膜の緻密性が向上し、絶縁耐圧をさらに向上させている。
【0030】
ガラス基板2に配置された電極12に対向するSi基板の表面状態は、下記の表1に示すようにボロンドープ工程における拡散源51を支持する支持基板52の形状によって異なり、本実施例における拡散源51と外周部0.5mmのみで接するリング状のSiC基板を用いた場合、Si基板表面には曇りが観察されず、ダメージが発生していなかった。また、従来の技術と同様に、拡散源51と全面で接する円状のSiC基板を用いた場合、Si基板表面に曇りが確認され、ダメージが発生していた。
【0031】
また、前記方法により形成された絶縁膜11の絶縁耐圧は、拡散源51と外周部0.5mmのみで接するリング状のSiC基板を用いた場合は、Si基板面内の平均で10.0MV/cmの絶縁耐圧が得られ、また、拡散源51と全面で接する円状のSiC基板を用いた場合は、Si基板面内の平均で3.0MV/cmの絶縁耐圧が得られた。
【0032】
前記拡散源51を外周のみで接するような支持基板を用いる熱拡散方法によって、ボロンドープ工程で発生するSi基板へのダメージを軽減させ、ボロン拡散面上に成膜したTEOS膜の絶縁耐圧を高く保持することができた。
【0033】
【表1】
【0034】
(実施例2)
本発明の第2の実施例であるボロンドープ工程において、Si基板に対向させる拡散源の面を、前回熱拡散させたときにSi基板と対向させた拡散源の面と反対面にして熱拡散を行う場合について、図6の拡散源のセット方法を示した図において説明する。
【0035】
先ず、新規の拡散源51の面61をSi基板41側に向け、面62を拡散源51と外周のみで接するリング状の支持基板52側に向けて石英ボートにセットし熱拡散を行う(図6(a))。拡散源51は熱拡散中に支持基板52によって支えられていない中央部が下方に反ってくる。
【0036】
このため同じセット状態で熱拡散を何回も繰り返すと、拡散源中央部の反り量が増加し、Si基板41との対向距離が広がり、ボロン拡散量のSi基板面内での均一性が悪化する。
【0037】
そこで拡散源の使用回数が2回目以降の熱拡散では、前回熱拡散した時にSi基板41側に向いていた面61を支持基板52側に向けて拡散を行う(図6(b))。
【0038】
この方法により、拡散源の中央部の反り量が一方向に増加することによって、ボロン拡散量のSi基板の面内均一性が悪化するのを防ぐことができた。
【0039】
(実施例3)
本発明第3の実施例である拡散源の支持基板の材質の差違による拡散源と支持基板との貼り付き及び拡散源と石英ボートとの貼り付きの有無については下記の表2に示す通りである。
【0040】
支持基板の材質がSiCである場合、拡散源と支持基板との貼り付き及び拡散源と石英ボートとの貼り付きは、拡散温度が摂氏1050度の場合、1100度の場合ともに起こらなかった。また、支持基板の材質が石英である場合、拡散温度が摂氏1050度の場合、1100度の場合ともに拡散源と支持基板との貼り付きが起こり、熱拡散終了時後、室温に温度を下げる際に拡散源と石英板との熱膨張係数の差により石英板及び拡散源が割れてしまった。また、支持基板を用いなかった場合、拡散温度が摂氏1050度の場合は、拡散源と石英ボートとの貼り付きは起こらなかったが、拡散温度が摂氏1100度の場合は、石英ボートとの貼り付きが起こった。
【0041】
材質がSiCである支持基板を用いることで、拡散源と支持基板との貼り付き及び拡散源と石英ボートとの貼り付きを防止し、拡散源及び支持基板の割れを防ぐことができた。
【0042】
なお、拡散温度が摂氏1050度付近である場合、拡散源とSi基板との対向距離を調整した石英ボートを用いれば、支持基板を使用せずに拡散することも可能である。
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のインクジェットヘッドの製造方法によれば、拡散源と外周部のみで接する支持基板を用いることによって、支持基板からの不純物の熱拡散が抑えられるため、ボロンの熱拡散が均一になり、拡散源に対向して配置したSi基板へのダメージを軽減することができ、Si基板の拡散面上に成膜したTEOS絶縁膜の絶縁耐圧を高く保持することができる。
【0045】
また、Si基板と対向させる拡散源の面を、前回熱拡散させたときにSi基板と対向させた拡散源の面と反対面にすることによって、拡散源の反り量が一方向に増加することを防ぎ、ボロン拡散量のSi基板の面内均一性が悪化するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるインクジェットヘッドの構造を分解して示す斜視図。
【図2】本発明の実施例におけるインクジェットヘッドの断面側面図。
【図3】図2のA−A‘線矢視図。
【図4】本発明の第1の実施例におけるインクジェットヘッドの第1の基板の製造工程図。
【図5】本発明の第1の実施例におけるボロン拡散方法図。
【図6】本発明の第2の実施例における拡散源の石英ボートへのセット方法を示した図。
【符号の説明】
1 第1の基板
2 第2の基板
3 第3の基板
4 振動板
5 吐出室
6 凹部
7 オリフィス
8 細溝
9 リザーバー
10 凹部
11 絶縁膜
12 電極
13 凹部
14 リード部
15 端子部
16 ノズル孔
17 インク供給口
18 発信回路
19 インク液滴
20 記録紙
41 Si基板
42 酸化膜
43 ボロンドープ層を形成する面
44 反対の面
45 ボロンドープ層
46 TEOS膜
51 拡散源
52 支持基板
53 ダミーSi基板
54 石英ボート
61 拡散源の片面
62 拡散源の反対面
Claims (2)
- B2O3を主成分とする固体の拡散源を前記拡散源に外周部のみ接する支持基板に載置し、Si基板に高濃度のボロンを熱拡散させ、ボロンドープ層が形成されたSi基板を異方性エッチングし、前記ボロンドープ層を振動板とするインクジェットヘッドの製造方法であって、前記Si基板と対向させる前記拡散源の面は、前回熱拡散させたときにSi基板と対向させた前記拡散源の面と反対面であることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
- 前記支持基板がSiCであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッドの製造方法。
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