JP3638561B2 - マルチ画面設定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は画像データを並列配置された複数画像表示装置に表示するマルチ画面の表示方法に関し、特に、複数画像表示装置の位置指定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ上の画面作業スペースを拡大するなどの目的で、画像データを複数の画像表示装置を用いて表示するマルチ画面表示が用いられている。例えば、展示場などにおいてCRTやプロジェクターの画面を、アスペクト比を保つように複数繋ぎ合わせた大画面表示や、横方向に画面を繋ぎ合わせた広画角表示による没入感の高い高臨場感表示、コンピュータ上の画面作業スペース拡大を目的としたMicrosoft社のWindows(R)においてサポートされているマルチモニタ機能(図14参照)が挙げられる。ここに、Windows(R)はMicrosoft社の登録商標であり、以下同様である。
【0003】
これらは複数の画像表示装置をコンピュータ等に並列的にケーブル接続し、コンピュータ等から各画像表示装置の表示領域に対応する部分画像データを伝送することでマルチ画面表示を行っている。画像形成装置は、コンピュータの他、テレビやビデオデッキ等、様様なものがある。
【0004】
ここで、各画像表示装置と1画像の表示エリアの対応関係は、ケーブルの接続ポート番号に対して固定的に割り振られているか、Windows(R)OSの画面プロパティ設定画面やディスプレイスイッチャのように、端末操作を介した設定操作により決定される。
【0005】
マルチ画面表示方法において、特に大画面表示を目的とした場合では、複数の画面が連結されていることを観視者に認識させないように、表示領域毎の輝度、色度などの画質を画像表示装置間で平均化処理し、表示位置を調整するなどの画像補正処理を行なうなどの工夫されている。また、直視型画像表示装置の場合には表示領域外の外枠部を細くして目立たなくするなどの視認性向上に多くの工夫が試みられている。
【0006】
ところで、PDA(Personal Digital Assistance)やサブノートPCなど、主に個人向けの携帯情報端末が普及してきている。これらはモバイル性を重視しているため、小型、軽量、低消費電力性が重視され、表示画面も対角5インチ程度以下と小型である場合が多い。入力手段は画面前面に備えられた透過性タッチパネル(タブレット、タッチスクリーン)をスタイラスペンにより手書き入力するペン入力方式が普及している。通常、これらの携帯情報端末は赤外線通信方式やケーブル接続による通信機能を備えており、コンピュータとデータを相互伝送することが可能である。近年はLANなどネットワーク環境下でのデータ伝送もサポートされてきている。
【0007】
ネットワーク環境下のデータ伝送の標準プロトコルとしては、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が良く知られている。また、ネットワーク環境下において、TCP/IP接続などを介してコンピュータにリモート接続することで、あたかもコンピュータをローカルに操作しているようなGUIのデスクトップ作業環境を提供することも行なわれている。例えば、サーバー/クライアント型のコンピュータ接続により、画像データ、表示制御命令を含む情報の相互伝送プロトコルとして、Windows(R)系サーバーにWindows(R)CEを実装したクライアントから接続するシンクライアント、WBT(TM)(Windows−Based Terminal(TM))などが提案され実用化されている。
【0008】
また、独立したコンピュータ間のネットワーク接続ではなく、コンピュータからディスプレイに画像データを伝送する際のインタフェース手段として、TCP/IPと同様なパケット型の通信プロトコル手段を用いたデジタルPVリンク(TM)(Digital PV Link(TM))が提案されている。デジタルPVリンク(TM)は画像データあるいはコマンドデータに所定のヘッダ、フッターデータを付加してパケット送信する画像データ伝送プロトコルであり、このプロトコルを応用することにより様々なフォーマットで画像データをディスプレイに伝送することが可能である。
【0009】
更に、無線を用いたLAN環境構築手段として、2.4GHz帯を用いたIEEE802.11bやBluetooth(TM)、5GHz帯を用いたIEEE802.11aが提案されている。これらは1〜54Mbpsの高速なデータ伝送が可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上に述べたように、マルチ画面表示は小さな表示画面のディスプレイを複数用いて簡便に大画面表示を得る手段として有効である。しかし、これまで提案されたマルチ画面表示方法は半永続的な環境で使用することを前提としていた。
【0011】
一方、携帯情報端末はネットワーク機能が進み、今後一層アドホックなネットワーク環境を構築し、データの相互伝送を行なう利用方法が盛んになることが想定される。このようなアドホックな接続環境下では、従来のマルチ画面表示設定方法では画像表示装置と表示エリアの対応関係を把握、設定変更する操作が煩雑となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願発明の実施形態は、マルチ画面表示に供する画像表示装置の数を把握し、前記数に応じた表示モードを選択し、前記画像表示装置のひとつに前記表示モードに応じた入力順序を表示させ、前記入力順序に従って、前記画像表示装置に入力操作し、前記画像表示装置と前記表示モードとの対応つけることを特徴とするマルチ画面設定方法を提供する。
【0013】
また、前記画像表示装置は、画像データの保持手段及び無線通信手段を備え、前記マルチ画面表示を行なう画面情報を各前記画像表示装置が保持しているものでもよい。
【0014】
また、前記画像表示装置は、単独且つ独立に画像の表示及び表示制御が可能であるものでもよい。
【0015】
前記画像表示装置は表示画面上に透過性タッチパネル(タブレット、タッチスクリーン)を備え、前記入力操作は前記透過性タッチパネルへの接触(タッピング)によるものでもよい。
【0016】
本願発明の実施形態は、画像表示装置を行列に並べ、マルチ表示に供する前記画像表示装置の数を把握し、予め定められた方向へ画像表示装置に第1入力操作を行なうこと、及び前記定められた方向の端に位置する前記画像表示装置に前記第1入力操作とは異なる第2入力操作を行なうことで、表示モードと前記画像表示装置位置との対応をつけることを特徴とするマルチ画面設定方法を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に基づくマルチ画面表示設定方法を詳細に説明する。但し、本発明の構成は以下に述べる実施形態にとどまるものではなく、発明の実施形態および実施例において述べた構成の各部をさまざまに組み合わせた形態をとることが可能であることはいうまでもない。
【0018】
本発明は、複数の画像表示装置を用いて、簡便にマルチ画面表示環境を構築するためのマルチ画面表示方法を提供する。
【0019】
例えば、1台のコンピュータに複数の画像表示装置を関連つけるときを考える。
【0020】
まず、マルチ画面表示設定開始時に、マルチ画面表示に使用する画像表示装置台数を決める。次に表示装置の台数から表示可能なマルチ画面表示モードを選択する。例えば、4台の画像表示装置をマルチ画面表示に用いることが可能な場合、画面表示モードとしては、横1列に並べた横長表示、2×2に配置した拡大表示などが表示モードの選択肢として考えられる。そして、選択した画面表示モードに対応した配置に接続可能な画像表示装置を配置する。以下、このようにして、複数の画像表示装置を組み合わせて形成した組み合わせ画面を全体としてマルチ表示エリアと呼ぶ。
【0021】
次いで、マルチ表示エリアと画像表示装置の機器固有番号(モニタID)の対応付けを行なうために、予め定められた順序に従い、各画像表示装置に備えられた入力手段から入力を行なう。この一連の入力により、各画像表示装置とマルチ表示エリアの対応付けが行われ、マルチ画面表示の準備が完了する。
【0022】
後は入力画像データを所定の画面表示モードに従い分割して各画像表示装置に表示する。
【0023】
画像表示装置は、画像を表示する画像表示手段(ディスプレイ機能)と使用者がローカルに入力できる入力手段、画像データ及び画像表示制御命令を伝送することが可能な通信手段を備えている。従って、更なる付加機能、即ち、データ保存手段やバッテリ、更にはCPUを備えたノート型パソコンやPDAなどの携帯情報端末のように、上記画像表示手段とローカルな入力手段、通信機能を備えていれば、本発明の画像表示装置の概念を含んでいるものとしてこれを除外しない。
【0024】
画像表示手段の例としては、LCD、CRT、有機EL素子(Electro Luminescent device)を含むEL表示素子、PDP(Plasma Display Panel)、蛍光表示管、LCD、CRTあるいはDMD(TM)(Digital Micromirror Device(TM))を用いたプロジェクターなど、画像情報を表示可能な画像表示デバイスであれば直視型、投射型、発光型、反射型の表示方式は問わない。但し、一画面を分割してマルチ画面表示する関係上、画面サイズや表示方式が統一されている方が好ましいことは言うまでもない。
【0025】
画像表示装置に備えられた入力手段の例は、スイッチが最も簡便であるが、情報入力手段として設けられているタッチパッド、画面前面に設けられた透過性タッチパネル、ペン入力タブレットやなどのポインティングデバイスを利用することが可能である。
【0026】
通信手段としては有線、無線を問わない。通信プロトコルとして独自プロトコルを利用することも可能であるが、一般に通信プロトコルスタックとして既存のものを利用することが実用上便利であり、例えば上位層としてTCP/IPやUDP(User Datagram Protocol)、物理層として機器固有番号、即ち物理アドレス(MACアドレス(Media Access Control アドレス)、Eathernet(R)アドレス)の利用が有効である。また、通信プロトコルスタックの物理層は機器固有であるから、このアドレスをモニタ識別IDとして利用することが便利である。
【0027】
ここでの通信手段とは、大別してLANなどのネットワークを介した通信プロトコルを用いる手段と、画像伝送のためのインタフェースと画像表示装置の情報読み取り手段を組み合わせた手段に分けることができる。
【0028】
ネットワークを介した通信プロトコルはパケット型であり、画像データあるいは画像表示制御命令をパケット信号として送信することで所望の画像を表示、制御することが可能となる。
【0029】
ネットワークを介した通信プロトコルを使用する場合、画像の表示を制御する方法として2通りの方法が考えられる。
【0030】
一つは、予め1画面全ての画像データを各画像表示装置に送信しておき、画像情報を一時的に各画像表示装置内で保持しておく。その後、画像の表示エリア指定やスクロール、拡大縮小表示など表示制御に関わる命令群を、通信手段を介して伝達し表示を行なう方法である。この方法は、静止画像情報を、比較的低速な処理速度または通信速度の貧弱なネットワーク環境下でマルチ画面表示を行なうのに適している。
【0031】
もう一つの方法は、サーバー/クライアント型のネットワーク環境で、比較的高速な通信速度を確保できる場合に、部分画像情報を各画像表示装置に配信する方式である。この方法は動画表示に適している。また、パケット型通信に適した画像データ伝送方式としてデジタルPVリンク(TM)を利用することが可能である。
【0032】
一方、画像伝送インタフェースと情報読み取り手段を用いる通信手段の場合は、独自通信プロトコル、あるいは有線接続によりTMDS (Transition Minimized Differential Signaling)に基づくDVI(Digital Visual Interface)やGVIF(Gigabit Video InterFace)、など、既存の画像データ伝送インタフェースを用いて画像データを伝送し、画像表示装置情報の読み取り手段を別回線として設けてマルチ画面表示に必要な情報を得ることになる。この方式においても、モニタID管理により複数画面表示、部分表示に適したデジタルPVリンク(TM)の利用は有効である。
(実施例1)
本発明の第1の実施例について説明する。
【0033】
マルチ画面設定が可能な画像表示装置の例として、図1にペン入力型の携帯情報端末201の構成を示す。この例では、外形サイズに比べ画面表示エリア202が広く、ドキュメント文書などを全画面表示するのに適している。また、非画面表示エリアとなる額縁部が細いので、マルチ画面表示を行った際の視認性が良い。
【0034】
入力手段として、ペン入力手段203が、スタイラスペンと画面表示エリア202前面部に全面にわたって設けられた透明なペン入力タブレット(図示せず)の組み合わせとして設けられている。
【0035】
更に、通信手段として、無線LANカード204を装着可能となっており、無線によるネットワーク接続が可能となっている。
【0036】
また、特に図示しないがバッテリやCPU、メモリなどを備えており、単体で携帯情報端末として機能するようになっている。
【0037】
図2は本実施例における携帯情報端末301、302の内部構成の例を示した図である。簡単のため、携帯情報端末の2台を示している。各携帯情報端末の内部構成は単独動作が可能なように、表示画面501及びディスプレイコントローラ503、入力手段としてのタブレット502、通信インタフェース506の他に、CPU504やメモリ505を備えている。
【0038】
ピアツーピア接続の限られた伝送速度での効率良い画面制御方法としては、予め各携帯情報端末301〜306のメモリ505に表示画面情報を保存しておき、通信インタフェース506を介して携帯情報端末301におけるタブレット502の操作に応じて画像表示制御命令509を伝送する方法が好ましい。
【0039】
このように画像表示制御命令を伝送してローカルに保存された画像情報を表示する方法の一例として、Microsoft社のWindows(R)系OSにて提供されているRDP(Remote Desktop Protocol)接続サービスをBluetooth(TM)環境下で利用することが挙げられる。
【0040】
図3は、図1に示すような携帯情報端末が複数存在する際にピアツーピア型の通信ネットワーク環境を構築している状態を示している。このような通信ネットワーク環境は、例えば、Bluetooth(TM)を用いたネットワーク接続によりピコネットが形成された状態に相当する。
【0041】
携帯情報端末間の自動的な情報交換により、モニタIDとして機器固有番号のリストアップ、ユーザ情報及びセキュリティ情報の確認が行われ、マルチ画面表示可能な携帯情報端末の特定と台数把握が完了する。図3では、ユーザ情報とセキュリティ承認が行われた6台の携帯情報端末301〜306(303〜305は簡単のため図示省略)がマルチ画面表示可能な状態にあり、ユーザが異なる307、セキュリティ承認が得られなかった308はマルチ画面表示できない携帯情報端末としてグルーピングされている様子を示している。
【0042】
マルチ画面表示の表示装置位置の設定フロー概要を図4に示す。
【0043】
複数の携帯情報端末のうち、携帯情報端末301及び携帯情報端末302を代表にして、設定手順を説明する。
【0044】
ユーザは、携帯情報端末301に備えられた入力手段を利用して表示設定を開始する。複数の携帯情報端末は平等に情報交換している状態にあり、任意の携帯情報端末の一つを選んで、マルチ画面表示のための設定画面を呼び出す。この段階で、設定画面を呼び出した携帯情報端末301が定まり、マスターとしての役割を担う。
【0045】
マルチ画面表示のための設定画面が携帯情報端末301に呼び出されると、直ちに、他の携帯情報端末に対して、自らがマスターであることを宣言し、マルチ画面表示可能な携帯情報端末が検索される。即ち、携帯情報端末301から携帯情報端末302他に対して、設定が開始されたことが伝えられる。
【0046】
携帯情報端末302は、携帯情報端末301からの検索に対して、携帯情報端末301と協働してマルチ画面表示できるかどうかの可否判断を行なう。ここで、各携帯情報端末の設定により、ユーザ情報、セキュリティ情報などを基にして、協働の可否を判断するのである。協働ができない場合は、拒否となり、マルチ画面表示の設定から外れる。一方、協働できる場合には、協働承認の情報が携帯情報端末301に送られる。
【0047】
携帯情報端末301は、携帯情報端末302等からの協働承認を集約し、表示可能台数を把握する。
【0048】
表示可能台数が定まった状態で、台数に応じていくつかの表示モードの候補が携帯情報端末301の画面上に表示される。例えば、6台の携帯情報端末が協働する場合は、表示モードとしては縦×横の組み合わせで、1×6、2×3、3×2、6×1の4種類があり、これらが選択肢として、携帯情報端末301上に示される。ユーザは、この表示モードの候補の中から所望の表示モードを選択し、携帯情報端末301へ選択結果を入力する。情報携帯端末が6台ある場合には、マスターの役割をする携帯情報端末301が1台と、その他の携帯情報端末302に相当するものが5台あることになる。
【0049】
ここで、携帯情報端末301、302は、マルチ表示画面内における各端末の表示位置の指定を受けるために、待機状態となる。このとき、携帯情報端末301上には、選択した表示モードに対応する携帯情報端末配置が表示される。例えば、2×3の表示モードが選択された場合は、図5に示すように、携帯情報端末301上に2×3の行列枠が表示され、その枠に番号が振られている。ここでは、簡単のため、行列枠で説明したが、実際に携帯情報端末の図が表示されるようにするなどの工夫は可能であることはいうまでもない。
【0050】
待機状態に相前後して、マルチ表示画面のため協働する携帯情報端末を机等の上に並べて、表示装置を表示できるように準備する。
【0051】
この状態で、スタイラスペンを用いて、携帯情報端末301上の表示の番号に従って、各携帯情報端末302を順番にタッピングしてゆく。このタッピングにより、携帯情報端末には順序が入力されることになる。なお、スタイラスペンを用いる例で説明したが、各携帯情報端末に入力用のボタン等を設けて、このボタン等を順番に押して行くようにしても良い。また、入力は、タッピング等の押す、たたく、触れるなどの直接接触動作によってもよいし、携帯情報端末とペン等との間の非接触の動作により入力することなども可能である。
【0052】
このようにして、待機状態において、携帯情報端末301上に表示されている番号と各携帯情報端末に与えられた順位を対応付けすることで、マルチ表示画面上での各携帯情報端末の位置が決定される。
【0053】
各情報端末の位置が定義された後、各情報端末には表示されるべき部分画像情報が送信され、マルチ画面表示が開始される。または、予め、各情報端末が同じ画像情報を共有していれば、各情報端末が分担する部分のみを各情報端末が切り出して表示すればよい。
【0054】
より具体的に、図6を用いて、順位の与え方を説明する。
【0055】
図6は、6台の携帯情報端末301〜306を組み合わせて1枚のマルチ表示エリアを構成する例を示している。ここでは、各々の携帯情報端末301〜306がマルチ画面表示可能な状態にしておいて、各画像表示装置の表示エリアを対応付ける設定作業を行っている。ここでは、6台の携帯情報端末を縦2行、横3列に並べて、2×3表示を選択した場合を説明する。
【0056】
マルチ画面設定作業では、まず、左上に位置する携帯情報端末301をペン操作することにより設定画面を呼び出し、設定を開始する。設定画面を呼び出すと、携帯情報端末間の情報交換により、協働可能な携帯情報端末301〜306の6台であることが自動的に示される。
【0057】
6台でマルチ画面表示を行なう際、画面表示モードの選択肢として横一列表示(6×1表示)、2×3表示、3×2表示などがあることが、携帯情報端末301に示される。
【0058】
ここで、2×3表示を選択すると、続いて、図5に示すように、2×3の枠が表示される。この枠には番号が当てられている。この例では、左上から右上、左下から右下へと順番に番号が振られている。
【0059】
次に、携帯情報端末301に表示された番号に従って、実際の携帯情報端末301〜306を、左上から横方向に右上へ、続いて、左下から右下へと、順番にスタイラスペンによりタップする。これにより、各携帯情報端末301〜306には番号が割り当てられる。
【0060】
携帯情報端末301上に表示された番号と各携帯情報端末301〜306までに割り当てられた番号との対応をとることで、マルチ表示エリア内での各携帯情報端末301〜306の位置が設定される。
【0061】
この後、位置情報を認識させた後に、マルチ表示を行なうよう指示を、例えば、左上の携帯情報端末301から与える。
【0062】
このようにして、携帯情報端末301に表示されていた画像「A」401はマルチ表示エリアに拡大され、マルチ画面表示画像402として図7に示すように表示されることになる。
【0063】
図8、図9は入力されている携帯情報端末と画像制御コマンド送受信の関係を示した図である。
図8は、左上に配置された携帯情報端末301にペン入力を行っている状態を示している。その際、入力情報は301によって解釈され、画像表示制御命令群601として301から他の携帯情報端末302〜306の個々に伝送される。即ち、301はBluetooth(TM)接続環境下におけるマスター、302〜306はスレーブとして機能している。
【0064】
次に、図9のように、右下部に配置された携帯情報端末306を用いてペン入力操作を行ったとすると、マスター/スレーブの関係が自動的に交換され、306から301〜305に画像表示制御命令群602が伝送されるようになる。このようにして、マルチ画面表示された表示画像をシームレスに画面操作することが可能となる。
【0065】
なお、表示モードを選択したときに表示される画面上の携帯情報端末位置番号と、実際の携帯情報端末に割り振られる番号とが対応すればよく、設定操作を開始する携帯情報端末の位置は左上に固定されている必要は無く、どの位置に配置されていても構わない。また、予めタップする順序とマルチ表示エリア内の位置との関係を規定しておけば、様様な順序でのタップにより、位置設定が可能となる。
【0066】
例えば、図10に示すように、左上から右上、更に、右下から左下へ、時計回りに順序を指定する方法、反時計回り、右下をマスターとするなど、様様な順序が考えられる。
【0067】
本実施例によれば、個々の携帯情報端末ではモバイル性の観点から小さな画面表示を余儀なくされるが、複数の携帯情報端末を画像表示装置として並列配置し、アドホックな接続環境でマルチ画面表示を行なうことで大画面表示が容易に可能となる。
(実施例2)
図11を用いて、第2の実施例を説明する。図11は、本実施例の画像表示装置の構成例と通信接続関係を示した図である。
【0068】
本実施例においては、サーバー701に対して、クライアントとして702〜704が無線により接続され、サーバー/クライアント型のLAN環境が構築されている。クライアント702〜704は、マルチ画面表示可能な画像表示装置であるが、このうち702、704はネットワーク接続可能なディスプレイモニタであり、703はサーバーにリモート接続してターミナル操作を行なうためのシンクライアントである。
【0069】
入力手段として702〜704には各画面705〜707前面にペンタブレット(図示せず)が設けられており、スタイラスペン708によってペン入力操作が可能である。更にシンクライアント703にはキーボード709が備えられており、主たる入力デバイスとして機能する。
【0070】
図12は、サーバー701とディスプレイモニタ702、シンクライアント703の通信接続状況及び内部構成を示した図である。ディスプレイモニタ704は簡単のため省略したが、ディスプレイモニタ702と同様である。
【0071】
ディスプレイモニタ702は単独では動作する必要がないため、内部構成は表示を制御するディスプレイコントローラ503、画像データをバッファリングするためのメモリ505、入力座標情報をサーバーに伝送する入力処理部803と通信インタフェース506とを有する。しかし、高度な画像表示制御命令を解釈する機能を持たない。そのため、サーバー701からの画像データはマルチ画面表示に必要な部分画像データのみをモニタIDに応じて伝送する方法が好ましい。
【0072】
通信手段はTCP/IP接続を行っているため、パケット送信と部分画面表示に適したデジタルPVリンク(TM)による画像伝送が可能である。即ち、TCP/IPデータ層にデジタルPVリンクのプロトコルであるモニタID(機器固有番号)、表示位置データと表示エリアに応じた部分画像データを埋め込んでサーバーから配信する。この伝送方法は、書き換え必要な画像データのみを選択的に伝送可能なため、動画表示に適しているといえる。
【0073】
これら3つの画像表示装置に対して、第1の実施例同様の設定手順に従いマルチ画面表示させる。即ち、シンクライアント703に表示設定開始を指示し、協働可能なディスプレイ台数に応じた表示モードを示させる。表示モードを選択し、ディスプレイの番号をシンクライアント703に表示させて、その番号に従って、各ディスプレイにタッピング操作を行なう。
【0074】
図11を用いて、具体的に説明すると、例えば、ディスプレイに左から順に番号が振られている場合には、手順712に従ってタブレットのタッピング操作を行なうことによって横1列表示のマルチ画面表示設定が可能となる。
【0075】
本実施例により、広いワークスペースを必要とするユーザが、必要に応じてディスプレイモニタを簡便に増設することが可能であり、可搬性にも優れるため、ディスプレイモニタを占有することなくグループ内で効率的に共有することが可能となる。
(実施例3)
図9を用いて、第3の実施例を説明する。本実施例では、マルチ画面表示を行なう画像表示装置がデータプロジェクターである場合の構成例を示している。
【0076】
データプロジェクター901〜903は画像表示装置としてのみの機能しか保有しておらず、単独で画面を表示することはできない。
【0077】
従って、通信手段としてケーブル905により、ハブ906を介してPC907に接続されている。通信手段は、有線接続されているため、PC907からデータプロジェクターへの画像データ伝送には通常のディスプレイインタフェースを用いることができ、データプロジェクターからPCへの情報伝送内容は、ディスプレイ固有番号とディスプレイ状態等が得られれば良いため、シリアルポートなどの利用が可能である。
【0078】
データプロジェクター901〜903には入力手段としてスイッチ904が各々設けられている。
【0079】
本実施例によれば、ハブ906に接続するポート番号とデータプロジェクターの結線に配慮する必要は無く、PC907からマルチ画面設定操作を開始しスイッチ904の選択順を規定することで正しいマルチ画面表示が可能となる。
【0080】
即ち、PC907にマルチ画面設定画面を表示させ、データプロジェクター901〜903の接続状況を認識させる。次いで、PC907が指定する順序で、データプロジェクター901〜903のスイッチ904を順に押して行き、各データプロジェクターの位置をPC907に把握させる。この一連の操作により、データプロジェクター901〜903を用いて、マルチ画面表示することができるようになる。
【0081】
このように、複数台のデータプロジェクターを用いてマルチ画面表示を簡単に構築できるため、客先でのプレゼンテーションなど、時間的余裕がない状況でも一台でのプロジェクターでは困難な広い画面を使用した効果的なプレゼンテーションが容易になる。
【0082】
本実施例においてはケーブル接続による通信手段を用いたが、実施例1、2に述べたように、無線を用いたLAN環境構築及びTCP/IPプロトコルによるデータ通信によりマルチ画面表示を行っても良いことは言うまでもない。
(実施例4)
第4の実施例は、表示モード選択を行なわずに、入力操作のみで表示モード指定も同時に行なう方法である。図6に示すように、6台の携帯情報端末301〜306を用いて、マルチ表示を行なう場合を例にとって説明する。
【0083】
マルチ表示に供する携帯情報端末の数を把握するところまでは、第1の実施例と同様である。
【0084】
本実施例においては、予め、協働する携帯情報端末の位置指定の仕方として、たとえば、左上端から右上端へ、続いて、その下の行の左端から右端へと、入力順序を規定しておく。特に、右端の携帯情報端末には、その他の携帯情報端末への入力とは異なる信号を「改行」として入力するものとする。
【0085】
例えば、左端から携帯情報端末301、302にはシングル・タップ(1回の短時間接触)を行い、右端の携帯情報端末303にはダブル・タップ(2回の短時間接触)を行なう。これにより、携帯情報端末303はマルチ表示画面上で右端に位置し、次のシングル・タップは2行目の左端であることが入力、認識される。続けて、携帯情報端末304〜306をシングル・タップすれば、協働する携帯情報端末の数は予め把握されているので、2行目の設定が終わり、マルチ画面の設定全体が終了する。ここでは、6台の例を以って説明したが、第3行目がある場合には、右端の携帯情報端末306でダブル・タップして、「改行」位置であることを入力すればよい。
【0086】
図6では、左上から右上端、「改行」して左下から右下という順序で入力する例を示したが、左上から右上端、「改行」して右下から左下端へと、時計回りに設定すること等も可能である。
【0087】
ここでは、通常の入力をシングル・タップ、「改行」の入力をダブル・タップとして説明したが、様様な入力手法に置き換えられることは言うまでもない。例えば、ダブル・タップの代わりに、1秒程度画面を押さえる方法や、矢印などの記号を入力する方法など、適宜選択することが可能である。
【0088】
また、行と列を入れ替えて、携帯情報端末の位置認識をさせることも可能である。
【0089】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の実施の形態によれば、複数の画像表示装置を用いて、簡便にマルチ画面表示環境を構築するためのマルチ画面表示方法を提供することが可能となる。特に、従来の設定画面を呼び出して画面上で設定作業を行なう方法では、無線ネットワーク環境下でマルチ画面表示を行なおうとする場合に、画像表示装置の機器固有番号と表示エリアの対応付けは試行錯誤的に行なうか、画像表示装置の配置位置を検出する手段が必要であった。本発明を用いることで、新たな位置検出手段を設けることなく、一度にマルチ画面表示設定を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像表示装置の構成を示した図
【図2】第1の実施例において、画像表示装置の内部構成を示した図
【図3】第1の実施例において、複数の画像表示装置間の通信状態を示した図
【図4】マルチ画面設定フローの概要を示した図
【図5】第1の実施例において、携帯情報端末上に表示された表示モードの例
【図6】画面表示エリアと画像表示装置の対応付けを行なう様子を示した図
【図7】画面表示設定を完了し、マルチ画面表示を行った様子を示した図
【図8】画像表示装置301を用いて入力を行った場合の画像制御コマンド送受信の関係
【図9】画像表示装置306を用いて入力を行った場合の画像制御コマンド送受信の関係
【図10】携帯情報端末上に表示された表示モードの他の例
【図11】第2の実施例における構成と通信の関係を示した図
【図12】第2の実施例において、内部構成を示した図
【図13】第3の実施例における構成を示した図
【図14】従来のマルチ画面表示構成例を示した図
【符号の説明】
携帯情報端末 201 301〜306
表示エリア 202
Claims (5)
- マルチ画面表示に供する画像表示装置の数を把握し、
前記数に応じた表示モードを選択し、
前記画像表示装置のひとつに前記表示モードに応じた入力順序を表示させ、
前記入力順序に従って、前記画像表示装置に入力操作し、前記画像表示装置と前記表示モードとの対応つける
ことを特徴とするマルチ画面設定方法。 - 前記画像表示装置は、画像データの保持手段及び無線通信手段を備え、前記マルチ画面表示を行なう画面情報を各前記画像表示装置が保持していることを特徴とする請求項1記載のマルチ画面設定方法。
- 前記画像表示装置は、単独且つ独立に画像の表示及び表示制御が可能であることを特徴とする請求項1記載のマルチ画面設定方法。
- 前記画像表示装置は表示画面上に透過性タッチパネルを備え、
前記入力操作は前記透過性タッチパネルへの接触によることを特徴とする請求項1記載のマルチ画面設定方法。 - 画像表示装置を行列に並べ、マルチ表示に供する前記画像表示装置の数を把握し、
予め定められた方向へ画像表示装置に第1入力操作を行なうこと、及び前記定められた方向の端に位置する前記画像表示装置に前記第1入力操作とは異なる第2入力操作を行なうことで、表示モードと前記画像表示装置位置との対応をつけることを特徴とするマルチ画面設定方法。
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