JP6994056B2 - グルーピング装置及びグルーピング方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係るグルーピングシステムの全体概略構成を示した図である。図1に示すように、グルーピングシステムは、複数のタブレット端末(情報処理装置)TAと、グルーピング装置1とを備えている。複数のタブレット端末TAとグルーピング装置1とは通信媒体を介して接続されており、相互に情報の授受が可能な構成とされている。通信媒体は、有線、無線を問わず、一例として、無線LAN(Local Area Network)等が挙げられる。
タブレット端末TAは、筐体21を備える。筐体21は、例えば、略矩形であり、正面には画像を表示するタッチパネルディスプレイ22が設けられる。
筐体21の正面又は背面には、カメラ、スピーカー、マイク等が設けられてもよい。さらに、筐体21の側面には、タブレット端末TAの電源をオン又はオフするためのボタン等の操作手段や、他の情報処理装置や記憶媒体等と接続可能なUSB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標:High-Definition Multimedia Interface)規格、DVI(Digital Visual Interface)規格等の接続手段等が設けられてもよい。
タブレット端末TAは、CPU31、ROM(Read Only Memory)32、メモリ33、LCD(Liquid Crystal Display)34、グラフィクスアダプタ35、タッチセンサ36、入力コントローラ37、フラッシュメモリ38、通信デバイス39、電源回路40等を備えており、各部はバス45を介して直接または間接的に接続されている。なお、タッチパネルディスプレイ22は、LCD34とタッチセンサ36を含んで構成される。
ROM32は、BIOS(Basic Input/Output System)や各種データ等を格納している。
メモリ33は、キャッシュメモリやRAM(Random Access Memory)で構成されており、CPU31の実行プログラム(例えば、制御プログラム)の読み込み、及び実行プログラムによる処理データの書き込みを行う作業領域として利用される書き込み可能なメモリである。
グラフィクスアダプタ35は、CPU31の制御に従って、表示情報をビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号をLCD34に出力する。
入力コントローラ37は、プロセッサがROM等に格納されたプログラムを実行することにより各種処理を行い、タッチセンサ36の動作を制御する。
電源回路40は、ACアダプタ、電池、電池を充電するための充電器、及びDC/DCコンバータ等を備えており、CPU31の制御に従って、各デバイスに電力を供給する。
通信部51は、例えば、各タブレット端末TA1~TA8との間で情報の授受を行う。
グルーピング部52は、素材記憶部61、素材配信部62、判定用情報記憶部64、グループ生成部65、グループ記憶部66、描画軌跡特定部67、素材特定部68、端末特定部69、及び共有画面提供部70を備えている。
素材配信部62は、画面共有要求を受信した場合に、画面共有要求の送信元であるタブレット端末TAに対してそれぞれ異なる素材を通信部51を介して送信する。
判定用情報記憶部64は、各タブレット端末TAから受信した判定用情報を格納する。判定用情報は、各タブレット端末TAにおいて、表示画面にユーザによって入力された入力軌跡の情報である。図6に判定用情報の一例を示す。図6に示すように、判定用情報には、各タブレット端末TAの識別情報である装置IDに関連付けて、当該タブレット端末TAにおいて入力された入力軌跡上の各点の座標情報と入力時刻とが登録されている。
グループ生成部65は、特許文献1(特開2012-208720号公報)に開示されているグルーピングの手法を用いてもよいし、後述する種々の手法(例えば、グルーピング方法1~3のいずれかの方法)を用いてグルーピングを行ってもよい。
端末特定部69は、素材特定部68によって特定された素材の配信先であるタブレット端末TAを共有画面の対象となる共有画面端末として特定する。そして、端末特定部69は、グループ記憶部66に格納されているグルーピングテーブル(図7参照)に共有画面端末として特定した装置IDを登録する。図7では、装置ID=1のタブレット端末が共有画面端末として特定された場合を例示している。
タブレット端末TA1~TA4は、素材情報を受信すると(SA6)、受信した素材情報を表示画面に表示させる(SA7)。これにより、例えば、タブレット端末TA1~TA4には、図12に示すように、それぞれ異なる素材が表示される。また、上記送受信の中で、各タブレット端末TA1~TA4と、グルーピング装置1との間で時刻の同期がとられる。
ユーザは、描画完了後、各タブレット端末TA1~TA4に表示されている描画完了ボタン82を押す。
続いて、各タブレット端末TA1~TA4に送信した複数の素材の中から、ステップSA14で特定された描画軌跡に最も近似する素材を特定する(SA15)。これにより、例えば、タブレット端末TA1に配信されたハートの素材が特定される(図12、図13参照)。
これにより、素材の描画行為により、グルーピングと画面共有との両方を行うことが可能となり、ユーザの負担を軽減させることが可能となる。更に、ユーザに対して素材を先に提供することにより、ユーザによって入力される軌跡を制限することができる。これにより、例えば、ユーザが任意で軌跡を選べる従来のグルーピング手法に比べて、グルーピング精度を向上させることが可能となる。また、描画軌跡特定部67によって特定された描画軌跡に近似する素材がなかった場合や、特定した素材と描画軌跡との類似度が低かった場合には、グルーピング自体に誤りがあると推測できるため、ユーザに対して確認を促す前に、グルーピングを再度やり直すことが可能となる。この点においても、グルーピングの精度を向上させることができ、ユーザに対してある程度の確定度を持ったグルーピング結果を提供することが可能となる。
次に、上述したグループ生成部65によって実行される他のグルーピング方法について、図を参照して説明する。例えば、上述した実施形態では、タブレット端末TAを跨いで軌跡が描かれる場合の各タブレット端末の表示画面の端部に位置する点の座標情報のみに基づいてグループ生成を行っていた。具体的には、図15に示すように、タブレット端末TA1からタブレット端末TA2に対して軌跡が入力された場合、タブレット端末TA1の点Bと、タブレット端末TA2の点Cとに基づいてグルーピングを行っていた。以下に示すグルーピング方法1~4では、更に他の情報を用いてグルーピングを行うことにより、グルーピング精度を更に向上させることを目的としている。
グルーピング方法1は、入力軌跡の移動方向の変化量に基づいてグルーピングを行う方法である。具体的には、タブレット端末TAを跨いで軌跡が描かれた場合の始点と終点に加えて、その前後に入力された点の座標情報及び入力時刻を用い、これらの点の情報から入力軌跡の移動方向の変化量を演算し、その演算結果に基づいてグループを生成する。
例えば、タブレット端末TA1とTA2とのペアでは、Y座標の差異はそれぞれAB=+10、BC=+10、CD=+15となり、その変化量の絶対値は、0,5となる。また、タブレット端末TA5とTA6とのペアでは、Y座標の差異はそれぞれab=-30、bc=-10、cd=-5となり、その変化量の絶対値は、20,5となる。そして、変化量の絶対値の合計値は、0+5+20+5で「30」となる。
一方、タブレット端末TA1とTA6とのペアでは、Y座標の差異はそれぞれAB=+10、Bc=0、cd=-5となり、その変化量の絶対値は、10,5となる。また、タブレット端末TA5とTA2とのペアでは、Y座標の差異はそれぞれab=-30、bC=0、CD=+15となり、その変化量の絶対値は、30,15となる。そして、変化量の絶対値の合計値は、10+5+30+15で「60」となる。
グルーピング方法2は、入力軌跡の移動速度の変化量に基づいてグルーピングを行う方法である。具体的には、タブレット端末TAを跨いで軌跡が描かれた場合の始点と終点に加えて、その前後に入力された点の座標情報及び入力時刻を用い、これらの点の情報から入力軌跡の移動速度の変化量を演算し、その演算結果に基づいてグループを生成する。
そして、この場合も、グループ1として、タブレット端末TA1とTA2,タブレット端末TA5とTA6との組み合わせ、グループ2として、タブレット端末TA1とTA6,タブレット端末TA5とTA2との組み合わせの2通りが想定される。
例えば、想定グループ1において、点AB間の移動速度は、以下の通りとなる。
そして、グループ1の移動速度の変化量は、|407-403|+|534-570|=4+36=40となる。
想定グループ2において、点AB間の移動速度は403pixel/sec、点cd間の移動速度は534pixel/sec、点ab間の移動速度は570pixel/sec、点CD間の移動速度は407pixel/secとなる。
そして、グループ2の移動速度の変化量は、|534-403|+|407-570|=131+163=294となる。
グルーピング方法3は、入力軌跡を入力するときのユーザのタッチの圧力情報を更に取得し、この圧力情報に基づいてグルーピングを行う方法である。具体的には、タブレット端末TAを跨いで軌跡が描かれた場合の始点と終点のタッチの強さ情報(感圧)を更に取得し、取得した感圧値に基づいてグループを生成する。
例えば、想定グループ1において、点BC間の感圧値の差分は|75-80|=5、点bc間の感圧値の差分は|42-40|=2となり、グループ1の感圧値の差分の合計は、5+2=7となる。
想定グループ2において、点Bc間の感圧値の差分は|42-80|=38、点bC間の感圧値の差分は|75-40|=35となり、グループ2の感圧値の差分の合計は、38+35=73となる。
また、上記実施形態で説明した各処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
22 :タッチパネルディスプレイ
51 :通信部
52 :グルーピング部
61 :素材記憶部
62 :素材配信部
64 :判定用情報記憶部
65 :グループ生成部
66 :グループ記憶部
67 :描画軌跡特定部
68 :素材特定部
69 :端末特定部
70 :共有画面提供部
80 :画面共有ボタン
82 :描画完了ボタン
84 :グループ確定ボタン
86 :グループ解除ボタン
TA(TA1~TA8) :タブレット端末
Claims (4)
- 複数の情報処理装置と接続され、前記情報処理装置に入力された入力軌跡に基づいて複数の前記情報処理装置をグルーピングするグルーピング装置であって、
複数の前記情報処理装置に対して固有の素材を配信する素材配信部と、
複数の前記情報処理装置の表示画面に入力された入力軌跡に基づいて複数の前記情報処理装置の属するグループを割り振るグループ生成部と、
前記グループに属する複数の前記情報処理装置の前記入力軌跡に基づいて描画軌跡を特定する描画軌跡特定部と、
前記グループ内の各前記情報処理装置に配信した複数の素材の中から、前記描画軌跡特定部によって特定された描画軌跡に対応する素材を特定する素材特定部と、
前記素材特定部によって特定された素材が配信された前記情報処理装置を共有画面端末として特定する端末特定部と、
前記グループ内の前記情報処理装置に対して前記共有画面端末の表示画面を共有させる共有画面提供部と、
を具備するグルーピング装置。 - 前記素材配信部は、各前記情報処理装置から画面共有要求を受信した場合に、前記画面共有要求の送信元である前記情報処理装置に対して固有の素材を配信する請求項1に記載のグルーピング装置。
- 前記素材配信部は、グループピング対象外である所定の情報処理装置から画面共有要求を受信した場合に、複数の前記情報処理装置に対して固有の素材を配信する請求項1に記載のグルーピング装置。
- 複数の情報処理装置に対して固有の素材を配信する工程と、
複数の前記情報処理装置の表示画面に入力された入力軌跡に基づいて複数の前記情報処理装置の属するグループを割り振る工程と、
前記グループに属する複数の前記情報処理装置の前記入力軌跡に基づいて描画軌跡を特定する工程と、
前記グループ内の各前記情報処理装置に配信した複数の素材の中から、特定された前記描画軌跡に対応する素材を特定する工程と、
特定した素材が配信された前記情報処理装置を共有画面端末として特定する工程と、
前記グループ内の前記情報処理装置に対して前記共有画面端末の表示画面を共有させる共有画面提供部と、
をコンピュータが実行するグルーピング方法。
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