JP2015201035A - 送信装置、表示装置、送信方法およびプログラム - Google Patents

送信装置、表示装置、送信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】手書きの情報を他の装置と共有する。【解決手段】表示装置10Aは、表示領域上で移動したスタイラスペンの座標を検出する。表示装置10Aは、表示装置10Bが、表示装置10Aと同じページを表示している場合、検出したスタイラスペンの座標を圧縮して表示装置10Bへ送信する。表示装置10Bは、圧縮されている座標を復元し、復元した座標に基づいて、手書きの線を表示する。表示装置10Bは、表示装置10Bが同じページを表示していない場合、手書きの線のベクター形式のデータを表示装置10Bへ送信する。表示装置10Bは、表示装置10Bと同じページを表示する場合、ベクター形式のデータに基づいて手書きの線を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、送信装置、表示装置、送信方法およびプログラムに関する。
2台のコンピューターで同じ画面を表示する発明として、例えば特許文献1に開示された発明がある。この発明においては、講師端末で行われた操作に基づく操作情報をネットワークを介して受講生端末へ送信する。受講生端末は、講師端末が送信した操作情報を受信すると、受信した操作情報を再生する。例えば、講師端末でマウスを移動させた場合、マウスの座標を含み、マウスの移動を示す操作情報が講師端末から受講生端末へ送信される。受講生端末は、送信された操作情報を受信すると、操作情報に含まれる座標にマウスカーソルを移動させる。また、受講生端末が複数台ある場合、受講生端末から講師端末へ操作情報を送信すると、講師端末で操作情報が再生され、操作情報を送信した受講生端末の画面が講師端末で表示される。
特開2000−29861号公報
特許文献1の技術によれば、例えば、講師端末でスタイラスペンにより描画された手書きの線を受講生端末に表示することも可能となる。しかしながら、受講生端末においては、講師端末が表示している画面と異なる画面が表示されている場合があり得る。この場合、スタイラスペンの移動軌跡の情報を講師端末から受講生端末へ送信すると、表示されている画面とは関係のない手書きの線が描画されることとなる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、手書きの情報を他の装置と共有することにある。
本発明は、表示領域を指示した指示体の位置を所定周期で検出するセンサーと、前記センサーが検出した位置を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された位置について、検出順番が前の位置との位置差分を演算する演算部と、前記演算部が演算した位置差分を、送信先の装置が表示している画像に応じて送信する送信部と、を有する送信装置を提供する。
この構成によれば、手書き線に係る情報を他の装置へ送信し、手書きの情報を他の装置と共有することができる。
本発明においては、前記送信部は、前記送信先の装置が表示している画像と前記表示領域が表示している画像とが同じである場合、前記複数の位置差分を送信する構成としてもよい。
この構成によれば、送信側と送信先の装置とで同じ画像を表示している場合、手書きの線を表示するための位置の情報を送信し、他の装置で表示されている画像に手書きの線を表示することができる。
また、本発明においては、前記記憶部に記憶された位置に基づいて線のオブジェクトのデータを生成するデータ生成部を有し、前記送信部は、前記表示領域に表示されている画像と、前記送信先の装置が表示している画像とが異なる場合、前記データ生成部が生成したデータを送信する構成としてもよい。
この構成によれば、手書きの線についてオブジェクトのデータを送信し、送信先では、オブジェクトのデータに基づいて、手書きの線を表示することができる。
また、本発明においては、前記記憶部に記憶された位置に基づいて線のオブジェクトのデータを生成するデータ生成部を有し、前記送信部は、前記表示領域に表示されているページが他のページに変更されたことを契機にして、前記データ生成部が生成したデータを送信する構成としてもよい。
この構成によれば、手書きの線についてオブジェクトのデータを送信し、送信先では、オブジェクトのデータに基づいて、手書きの線を表示することができる。
また、本発明においては、前記送信部は、前記送信先の装置が表示しているページが、前記表示部が表示しているページに変更されたことを契機にして、前記データ生成部が生成したデータを送信する構成としてもよい。
この構成によれば、手書きの線についてオブジェクトのデータを送信し、送信先では、オブジェクトのデータに基づいて、手書きの線を表示することができる。
また、本発明においては、前記表示領域に表示されているページが他のページに変更されたことを契機にして、前記記憶部に記憶された位置に基づいて線のオブジェクトのデータを生成するデータ生成部を有し、前記送信部は、前記データ生成部が生成したデータを送信する構成としてもよい。
この構成によれば、送信側で表示しているページが他のページに変更されたときに手書きの線についてオブジェクトのデータを送信し、送信先では、表示するページを変更したときに、オブジェクトのデータに基づいて、手書きの線を表示することができる。
また、本発明は、表示部と、前記表示部の表示領域を指示した指示体の位置を検出するセンサーと、前記センサーが検出した位置を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された位置について、検出順番が前の位置との位置差分を演算する演算部と、前記演算部が演算した位置差分を、送信先の装置が表示している画像に応じて送信する送信部と、を有する表示装置を提供する。
この構成によれば、手書き線に係る情報を他の装置へ送信し、手書きの情報を他の装置と共有することができる。
また、本発明は、表示領域を指示した指示体の位置を検出するセンサーが検出した位置を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップで記憶された位置について、検出順番が前の位置との位置差分を演算する演算ステップと、前記演算ステップで演算した位置差分を、送信先の装置が表示している画像に応じて送信する送信ステップと、を有する送信装置を提供する。
この構成によれば、手書き線に係る情報を他の装置へ送信し、手書きの情報を他の装置と共有することができる。
また、本発明は、コンピューターに、表示領域を指示した指示体の位置を検出するセンサーが検出した位置を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップで記憶された位置について、検出順番が前の位置との位置差分を演算する演算ステップと、前記演算ステップで演算した位置差分を、送信先の装置が表示している画像に応じて送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラムを提供する。
この構成によれば、手書き線に係る情報を他の装置へ送信し、手書きの情報を他の装置と共有することができる。
本発明の実施形態に係る表示システム1を構成する装置を示した図。 表示装置10A,10Bのハードウェア構成を示したブロック図。 表示装置10A,10Bの機能ブロック図。 表示部107に表示される画面の一例を示した図。 第2アプリ1200が行う処理の流れを示したフローチャート。 実施形態の動作を説明するための図。 第2アプリ1200が行う処理の流れを示したフローチャート。 圧縮データを説明するための図。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る表示システム1を構成する装置を示した図である。スタイラスペンPEは、表示装置10の表示領域の座標を指示する指示体の一例である。スタイラスペンPEは、先端にかかる圧力(筆圧)を検知するための電子回路を備えている。表示装置10A,10Bは、表示デバイスとして電気泳動方式の電子ペーパーを有し、文書ファイルに対応する文書を表示する装置である。表示装置10A,10Bの構成はそれぞれ同じであるため、以下、各々を区別する必要がない場合は、表示装置10と記載する。表示装置10は、スタイラスペンPEの先端の座標や先端に掛かる圧力をセンサーで検出する。表示装置10は、手書きの画像を表示する機能を有しており、スタイラスペンPEを表示装置10の表示領域上で移動させると、センサーで検出した座標や圧力に基づいて、スタイラスペンPEの移動軌跡に応じた手書きの線の画像を表示する。
(表示装置10の構成)
図2は、表示装置10のハードウェア構成を示した図である。表示部107は、画素が複数行複数列で配列された電気泳動方式の電子ペーパーであり、多階調のモノクロの画像(グレースケール)を表示する。表示部107は、電力を供給しなくとも表示した画像を保持する表示デバイス、即ち、記憶性を有する表示領域を備えた表示デバイスの一例である。なお、表示部107は、電子粉粒体(登録商標)方式の電子ペーパーであってもよい。また、表示部107は、電子ペーパーに限定さるものではなく、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイであってもよい。
センサー103は、スタイラスペンPEの先端の座標や筆圧を検出するセンサーである。なお、本実施形態のスタイラスペンPEやセンサー103は、例えば、特開2010−117943号公報に開示されている位置指示器や位置検出装置などの周知の構成を適用してもよい。センサー103は、表示部107の表示領域上にあるスタイラスペンPEの先端の座標と、スタイラスペンPEの先端にかかる圧力(筆圧)を周期的に検出する。センサー103は、検出した座標を示す第1データと、検出した圧力を示す第2データとを組にして制御部100へ出力する。
バッファー105は、表示部107に表示させる画像に対応する画像データを記憶するメモリーである。バッファー105は、表示部107の画素毎に画素の階調値を記憶する記憶領域を有している。各画素の記憶領域には、画素の階調値を表すデータが制御部100により書き込まれる。コントローラー106は、表示部107の表示を制御する制御部である。コントローラー106は、バッファー105に記憶されている階調値の画像データを取得し、取得した画像データに基づいて表示部107の各画素を駆動する。
記憶部102は、不揮発性メモリーを有しており、文書ファイルを記憶する。本実施形態においては、文書ファイルのフォーマットは、文書がページ毎に区切られるPDF(Portable Document Format)であるが、文書ファイルのフォーマットは、PDFに限定されるものではなく、他のフォーマットであってもよい。また、記憶部102は、文書ファイルに対応する文書を表示するアプリケーションプログラム(以下、第2アプリと称する)と、表示部107の表示を他の表示装置10と同期させるアプリケーションプログラム(以下、第1アプリと称する)とを記憶している。
操作部101は、表示装置10を操作するための複数のボタンを有している。通信部108は、無線通信を行う通信インターフェースである。通信部108は、無線LAN(Local Area Network)の通信規格に従った通信を行い、他の装置への情報の送信や、他の装置から送信された情報の受信を行う。例えば、通信部108は、所謂Wifi Directと呼ばれる通信方式により他の装置と通信を行う。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備えたマイクロコンピューターである。CPUがROMに記憶されているプログラム読み出し、読み出したプログラムを実行すると、表示装置10のオペレーティングシステムが動作し、アプリケーションプログラムの実行が可能となる。
図3は、表示装置10の機能を示した機能ブロック図である。本実施形態においては、オペレーティングシステム1000が動作し、オペレーティングシステム1000上でアプリケーションプログラムが動作する。オペレーティングシステム1000は、ファイルの処理やハードウェアの制御など基本的な処理を行う。例えば、オペレーティングシステム1000は、センサー103から供給される第1データと第2データとを取得する。オペレーティングシステム1000は、取得した第1データと第2データを第2アプリ1200へ送る。また、オペレーティングシステム1000は、取得した第2データに基づいて発行するイベントを第2アプリ1200へ送る。
具体的には、オペレーティングシステム1000は、センサー103から送られた第2データに基づいてスタイラスペンPEの動作を示すイベントを発行する。例えば、オペレーティングシステム1000は、新たに送られた第2データの値が圧力が掛かっていることを示す値である場合、新たに送られた第2データの一つ前に送られた第2データの値を確認する。オペレーティングシステム1000は、一つ前に送られた第2データの値が圧力が掛かっていないことを示す値である場合、スタイラスペンPEが表示領域に接触したことを通知するペンタッチイベントを発行する。
また、オペレーティングシステム1000は、新たに送られた第2データが圧力が掛かっていないことを示す値である場合、新たに送られた第2データの一つ前に送られた第2データの値を確認する。オペレーティングシステム1000は、一つ前に送られた第2データの値が圧力が掛かっていることを示す値である場合、スタイラスペンPEが表示領域から離れたことを通知するペンリリースイベントを発行する。また、オペレーティングシステム1000は、センサー103から新たに送られた第2データの値と、新たに送られた第2データより一つ前に送られた第2データの値がいずれも圧力が掛かっていることを示す値である場合、スタイラスペンPEが表示領域上で移動したことを通知するペン移動イベントを発行する。
また、オペレーティングシステム1000は、第2アプリ1200から送られる画像データと画像の更新命令を取得する。オペレーティングシステム1000は、取得した画像データをバッファー105へ書き込み、取得した更新命令をコントローラー106へ送る。コントローラー106は、更新命令を受け取ると、画像データをバッファー105から取得し、取得した画像データに基づいて表示部107を駆動する。
また、オペレーティングシステム1000は、第1アプリ1100から送られた指示を通信部108を介して他の装置へ送り、他の装置から送られて通信部108が受信した指示を第1アプリ1100へ送る。また、オペレーティングシステム1000は、第1アプリ1100から送られた指示を第2アプリ1200へ送る。
第1アプリ1100は、表示部107の表示と他の表示装置10の表示とを同期させるための処理を実行するアプリケーションプログラムである。第1アプリ1100は、後述する同期指示を他の表示装置10へ送信し、他の表示装置10から送信された同期指示を受信する。
第2アプリ1200は、記憶部102に記憶されている文書ファイルに対応する文書を表示する機能、表示する文書のページを変更する機能、表示された文書に対して手書きの線を追記する機能などを有するアプリケーションプログラムである。
第2アプリ1200は、演算部1210、送信部1220及びデータ生成部1230を有する。演算部1210は、センサー103が検出した座標や圧力の差分を演算する機能を有する。送信部1220は、演算部1210が演算した差分を送信する機能を有する。データ生成部1230は、センサー103が検出した座標や圧力に基づいた、ベクター形式である線のオブジェクトのデータを生成する機能を有する。
なお、表示装置10A,10Bの構成は同じであるが、以下、表示装置10A,10Bの各部を区別する必要がある場合、説明の便宜上、表示装置10Aの各部の符号の末尾には「A」を付し、表示装置10Bの各部の符号の末尾には「B」を付して説明を行う。
(実施形態の動作例)
次に、本実施形態の動作例について説明する。なお、以下の説明においては、表示装置10Aと表示装置10Bとがペアリングされて接続済みであり、表示装置10A,10Bに同じ文書ファイルが記憶されている場合を想定して動作例の説明を行う。
(文書を表示するときの動作例)
表示装置10Aのユーザーが、記憶部102Aに記憶されている文書ファイルを開く操作を行うと、第2アプリ1200Aは、記憶部102Aから文書ファイルを取得する。第2アプリ1200Aは、取得した文書ファイルに基づいて画像データを生成し、生成した画像データをオペレーティングシステム1000Aへ送る。オペレーティングシステム1000Aは、第2アプリ1200Aから送られた画像データをバッファー105Aへ書き込む。また、第2アプリ1200Aは、画像の更新命令をオペレーティングシステム1000Aへ送る。オペレーティングシステム1000Aは、更新命令を取得すると、取得した更新命令をコントローラー106Aへ送る。コントローラー106Aが、更新命令を受け取り、バッファー105Aへ書き込まれた画像データに基づいて表示部107Aを駆動すると、図4に例示したように、文書ファイルに対応する文書が表示される。なお、表示部107Aにおいては、表示されている文書に対して各種処理を施すためのツールバーTB1も表示される。ツールバーTB1には、各種処理を実行するためのアイコンT1〜T16が含まれている。
表示装置10Aのユーザーは、表示装置10Bの表示を表示装置10Aの表示と同期させる場合、スタイラスペンPEでアイコンT16をタップする。第2アプリ1200Aは、同期モードがオフのときにアイコンT16がタップされると、同期モードをオンとする。なお、同期モードがオンのときにアイコンT16がタップされると、第2アプリ1200Aは、同期モードをオフとする。
第2アプリ1200Aは、同期モードをオンとすると、表示されている文書の文書ファイル名と、表示されている文書のページ番号とを含み、表示の同期を指示する第1同期指示を第1アプリ1100Aへ発行する。第1アプリ1100Aは、第2アプリ1200Aが発行した第1同期指示を取得する。第1アプリ1100Aは、取得した第1同期指示の宛先を接続済みの表示装置10Bとして、第1同期指示をオペレーティングシステム1000Aへ送る。オペレーティングシステム1000Aは、第1アプリ1100Aから送られた第1同期指示を、通信部108Aを制御して表示装置10Bへ送信する。
表示装置10Aが転送した第1同期指示を通信部108Bが受信すると、オペレーティングシステム1000Bは、通信部108Bが受信した第1同期指示を第1アプリ1100Bへ送る。第1アプリ1100Bは、第1同期指示を取得し、取得した第1同期指示をオペレーティングシステム1000Bを介して第2アプリ1200Bへ送る。なお、表示装置10のオペレーティングシステムがAndroid(登録商標)である場合、第1同期指示は、第2アプリ1200を示す識別情報を含む。この場合、第1アプリ1100Bは、第1同期指示に含まれる識別情報で特定される第2アプリ1200Bを送り先とし、取得した第1同期指示を明示的Intentによってオペレーティングシステム1000Bへ送る。オペレーティングシステム1000Bは、送り先として指定された第2アプリ1200Bへ第1同期指示を送る。オペレーティングシステム1000Bは、識別情報で特定される第2アプリ1200Bが実行されていない場合、第2アプリ1200Bを実行してから第1同期指示を第2アプリ1200Bへ送る。なお、取得した第1同期指示を暗黙的Intentによってオペレーティングシステム1000Bを介して第2アプリ1200Bへ送る構成であってもよい。第2アプリ1200Bは、第1アプリ1100Bからオペレーティングシステム1000Bを介して送られた第1同期指示を取得する。
第2アプリ1200Bは、第1同期指示を取得すると、第1同期指示に含まれている文書ファイル名の文書ファイルを記憶部102Bから取得する。第2アプリ1200Bは、第1同期指示に含まれているページ番号のページの画像データを、取得した文書ファイルに基づいて生成する。第2アプリ1200Bは、生成した画像データをオペレーティングシステム1000Bへ送る。オペレーティングシステム1000Bは、第2アプリ1200Bから送られた画像データをバッファー105Bへ書き込む。また、第2アプリ1200Bは、表示の更新を指示する更新命令を発行する。オペレーティングシステム1000Bは、更新命令を取得すると、取得した更新命令をコントローラー106Bへ送る。更新命令を受け取ったコントローラー106が、バッファー105Bへ書き込まれた画像データに基づいて表示部107Bを駆動すると、表示装置10Aに表示された文書のページと同じページが表示部107Bに表示される。
(手書きの線を追記したときの動作例)
次に、表示された文書にユーザーが手書きの線を追記するときの動作例について説明する。ユーザーが、例えばスタイラスペンPEでアイコンT1をタップすると、表示されている文書に手書きの線を追記することが可能となる。周期的に座標を検出しているセンサー103Aは、座標を検出するタイミングのときに、スタイラスペンPEが表示部107Aの表示領域に接触してないときは、圧力が掛かっていないことを示す値の第2データを出力する。ユーザーが表示部107Aの表示領域上にスタイラスペンPEを接触させると、センサー103Aは、第1データ(座標データ)と、スタイラスペンPEの先端に掛かる圧力を示す第2データとを出力する。オペレーティングシステム1000Aは、センサー103Aが出力した第1データと第2データとを取得する。
なお、オペレーティングシステム1000は、第1データと第2データとを浮動小数点型(例えば、double型(8バイト))で処理する。つまり、オペレーティングシステム1000においては、X座標が8バイトのデータ、Y座標が8バイトのデータ、圧力が8バイトのデータとなる。オペレーティングシステム1000Aは、新たに取得した第2データの一つ前に取得した第2データの値が圧力が掛かっていないことを示す値であり、新たに取得した第2データの値が圧力が掛かっていることを示す値である場合、ペンタッチイベントを発行し、発行したペンタッチイベントと、取得した第1データ及び第2データを第2アプリ1200Aへ送る。
第2アプリ1200Aは、オペレーティングシステム1000Aから送られたペンタッチイベント、第1データ及び第2データを取得する。
第2アプリ1200Aは、ペンタッチイベントの取得を契機にして、図5に示した処理を実行する。ペンタッチイベントを取得した第2アプリ1200Aは、まず、第1データ及び第2データの取得回数を示すカウンターnの値を初期化して1にする(ステップSA1)。次に第2アプリ1200Aは、取得した第1データと第2データをRAMに記憶させ(ステップSA2)、取得した第1データの座標に点を描画する画像データを生成する(ステップSA3)。なお、画像データでの点の大きさは、第2データの値に対応した大きさとなる。
第2アプリ1200Aは、生成した画像データをオペレーティングシステム1000Aへ送る(ステップSA4)。オペレーティングシステム1000Aは、第2アプリ1200Aから送られた画像データをバッファー105Aへ書き込む。また、第2アプリ1200Aは、表示の更新を指示する更新命令を発行する(ステップSA5)。オペレーティングシステム1000Aは、更新命令を取得すると、取得した更新命令をコントローラー106Aへ送る。コントローラー106Aが、更新命令を受け取り、バッファー105Aへ書き込まれた画像データに基づいて表示部107Aを駆動すると、スタイラスペンPEが指示した位置に点が表示される。
ユーザーがスタイラスペンPEを表示領域に接触させたまま移動させると、センサー103Aは、スタイラスペンPEの移動に応じた第1データと第2データとを出力する。オペレーティングシステム1000Aは、センサー103Aが出力した第1データと第2データとを取得する。オペレーティングシステム1000Aは、圧力が掛かっていることを示す値の第2データを取得すると、取得した第2データの一つ前に取得した第2データの値が圧力が掛かっていることを示す値である場合、ペン移動イベントを発行し、発行したペン移動イベントと、取得した第1データ及び第2データを第2アプリ1200Aへ送る。
第2アプリ1200Aは、ペン移動イベントを取得すると(ステップSA6でYES)、取得した第1データと第2データをRAMに記憶させ(ステップSA7)、新たに取得した第1データの座標と、新たに取得した第1データの一つ前に取得した第1データの座標とを結ぶ線の画像データを生成する(ステップSA8)。なお、この線の太さは、取得した第2データの値に対応した太さとなる。第2アプリ1200Aは、生成した画像データをオペレーティングシステム1000Aへ送る(ステップSA9)。オペレーティングシステム1000Aは、第2アプリ1200Aから送られた画像データをバッファー105Aへ書き込む。また、第2アプリ1200Aは、表示の更新を指示する更新命令を発行する(ステップSA10)。オペレーティングシステム1000Aは、更新命令を取得すると、取得した更新命令をコントローラー106Aへ送る。コントローラー106Aが、更新命令を受け取り、バッファー105Aへ書き込まれたデータに基づいて表示部107Aを駆動すると、スタイラスペンPEの移動軌跡に対応した線が表示部107Aに表示される。
次に第2アプリ1200Aは、カウンターnの値をインクリメントし(ステップSA11)、カウンターnの値が予め定められた閾値であるか(即ち、位置及び圧力の検出回数が所定値に達したか)判断する(ステップSA12)。なお、カウンターnの値は、通信部108Aと通信部108Bとが行う一回の通信で送信できるデータの最大量(MTU:Maximum Transmission Unit)に基づいて設定され、後述する第2同期指示のデータ量が通信部108AのMTUを超えない値、即ち、IPフラグメンテーションが発生しない値に設定される。第2アプリ1200Aは、カウンターnの値が閾値ではない場合(ステップSA12でNO)、処理の流れをステップSA6へ戻す。この後、第2アプリ1200Aは、ペン移動イベントが発行されると、カウンターnの値が閾値になるまでは、ステップSA7〜ステップSA11の処理を実行する。
第2アプリ1200A(送信部1220)は、カウンターnの値が閾値である場合(ステップSA12でYES)、同期モードがオンであると(ステップSA13でYES)、表示の同期を指示する第2同期指示を第1アプリ1100Aへ発行する(ステップSA14)。なお、ペンタッチイベントが発行されてから最初に発行される第2同期指示は、手書きの線の描画の開始を指示する描画開始コマンド、表示されている文書の文書ファイル名、表示されている文書のページ番号、およびRAMに記憶された複数の第1データと第2データとを圧縮した圧縮データを含む。第2アプリ1200Aは、ステップSA14の後、カウンターnの値を初期化して0とし(ステップSA15)、処理の流れをステップSA6へ戻す。
なお、ペンタッチイベントが発行されてから最初に発行される第2同期指示に含められる圧縮データは、ペンタッチイベントが発行されてから最初の第2同期指示が発行されるまでにRAMに記憶された第1データおよび第2データを圧縮したデータである。
第2アプリ1200Aは、圧縮したデータを生成する際には、浮動小数点型であった第1データを整数型(例えば、符号有りのint型(4バイト))に型変換し、浮動小数点型であった第2データを整数型(例えば、符号有りのint型(4バイト))に型変換する。よって、第2アプリ1200Aにおいては、X座標が4バイトのデータ、Y座標が4バイトのデータ、圧力が4バイトのデータとなる。なお、第2アプリ1200Aは、整数型に変換する際には、浮動小数点型の小数点以下が切り捨てられないように型変換を行う。
図6は、第2同期指示に含められる圧縮データを説明するための図である。図6の(a)に示した座標P1は、スタイラスペンPEが表示領域に接触したときに検出した座標を示しており、座標P2、P3、・・・、座標Pγは、スタイラスペンPEが移動したときに検出した座標を示している。第2アプリ1200Aは、座標Pαの第1データを取得した後にカウンターnの値が閾値となった場合、最初に送られる第2同期指示に、座標P1〜座標Pαの第1データを圧縮した圧縮データと、座標P1〜座標Pαの第1データとともに取得した第2データを圧縮した圧縮データとを含める。
図6の(b)は、ペンタッチイベントの後で最初に送られる第2同期指示に含められる圧縮データのフォーマットの一例を示した図である。圧縮データは、第1データを圧縮した第1グループと、第2データを圧縮した第2グループとで構成される。
ペンタッチイベントの後で最初に送られる第2同期指示において、第1グループの先頭は、ペンタッチイベントと共に取得した第1データの座標P1(X1,Y1)となる。なお、座標P1のX座標のデータは、整数型(符号有りのint型(4バイト))のデータであり、座標P1のY座標のデータも整数型(符号有りのint型(4バイト))のデータとなる。
第1グループのデータの2番目以降のデータは、時間軸上で前後して取得した第1データの差分(位置差分)となり、差分のデータは整数型(符号有りのshort型(2バイト))となる。例えば、第1グループの2番目のデータは、座標P2のX座標と座標P1のX座標との差分と、座標P2のY座標と座標P1のY座標との差分となり、第1グループの3番目のデータは、座標P3のX座標と座標P2のX座標との差分と、座標P3のY座標と座標P2のY座標との差分になる。なお、この差分は、演算部1210が演算する。
また、ペンタッチイベントの後で最初に送られる第2同期指示において、第2グループの先頭は、ペンタッチイベントと共に取得した第2データの圧力Pre1となる。なお、圧力Pre1のデータは、整数型(符号有りのint型(4バイト))のデータである。第2グループのデータの2番目以降は、時間軸上で前後して取得した第2データの差分(圧力差分)となり、この差分のデータは整数型(符号有りのshort型(2バイト))となる。例えば、第2グループの2番目のデータは、座標P2の第1データと共に取得した第2データ(圧力Pre2)と、座標P1の第1データと共に取得した第2データ(圧力Pre1)との差分となり、第2グループの3番目のデータは、座標P3の第1データと共に取得した第2データ(圧力Pre3)と、座標P2の第1データと共に取得した第2データ(圧力Pre2)との差分となる。
このように、圧縮データは、座標や圧力、複数の差分がまとめられた(パッキングされた)データである。
第1アプリ1100Aは、第2アプリ1200Aが発行した第2同期指示を取得し、取得した第2同期指示をオペレーティングシステム1000Aへ送る。オペレーティングシステム1000Aは、第1アプリ1100Aから送られた第2同期指示を、通信部108Aを制御して表示装置10Bへ送信する。つまり、表示装置10Aは、座標や圧力の差分を送信する送信装置である。この第2同期指示を通信部108Bが受信すると、オペレーティングシステム1000Bは、通信部108Bが受信した第2同期指示を第1アプリ1100Bへ送る。第1アプリ1100Bは、第2同期指示を取得し、取得した第2同期指示を第2アプリ1200Bへ送る。第2アプリ1200Bは、第1アプリ1100Bから送られた第2同期指示を取得する。
第2アプリ1200Bは、第2同期指示を取得すると、図7に示した処理を実行する。まず、第2アプリ1200Bは、取得した第2同期指示が描画開始コマンドを含むものであるか判断する。第2アプリ1200Bは、取得した第2同期指示が描画開始コマンドを含むものである場合(ステップSB1でYES)、第2同期指示に含まれている文書ファイル名の文書ファイルを記憶部102Bから取得する(ステップSB2)。第2アプリ1200Bは、第2同期指示に含まれているページ番号のページを、取得した文書ファイルにおいて特定し、特定したページの画像データを生成する(ステップSB3)。また、第2アプリ1200Bは、第2同期指示に含まれている圧縮データから第1データと第2データとを復元する(ステップSB4)。
ここで、第2同期指示に含まれている圧縮データが図7の(b)の場合、第2アプリ1200Bは、まず、第1グループの先頭にある座標P1を取得する。次に、第2アプリ1200Bは、第1グループの2番目にある座標P2と座標P1の差分を取得し、取得した差分と座標P1の座標とから座標P2の座標を復元する。また、第2アプリ1200Bは、第1グループの3番目にある座標P3と座標P2の差分を取得し、取得した差分と復元した座標P2の座標とから座標P3の座標を復元する。このように、第2アプリ1200Bは、第1グループに含められているデータを順次取得し、座標Pαまでの座標を復元する。
また、第2アプリ1200Bは、第2グループの先頭にある第2データ(座標P1とともに取得した圧力Pre1)を取得する。次に、第2アプリ1200Bは、第2グループの2番目にある座標P2とともに取得した圧力と座標P1と共に取得した圧力との差分を取得し、取得した差分と座標P1とともに取得した圧力とから座標P2とともに取得した圧力を復元する。また、第2アプリ1200Bは、座標P3とともに取得した圧力と座標P2とともに取得した圧力との差分を取得し、取得した差分と復元した座標P2とともに取得した圧力とから座標P3とともに取得した圧力を復元する。このように、第2アプリ1200Bは、第2グループにあるデータを順次取得し、座標P1から座標Pαまでの座標とともに取得した圧力を復元する。
第2アプリ1200Bは、復元した第1データと第2データに基づいて、復元した第1データの座標を結ぶ線の画像データを生成する(ステップSB5)。第2アプリ1200Bは、生成したページの画像データと生成した線の画像データとをマージし(ステップSB6)、マージ後の画像データをオペレーティングシステム1000Bへ送る(ステップSB7)。
オペレーティングシステム1000Bは、第2アプリ1200Aから送られた画像データをバッファー105Bへ書き込む。また、第2アプリ1200Bは、表示の更新を指示する更新命令を発行する(ステップSB8)。第2アプリ1200Bは、取得した第2同期指示が描画終了コマンドを含むものではない場合(ステップSB9でNO)、処理を終了する。
オペレーティングシステム1000Bは、更新命令を取得すると、取得した更新命令をコントローラー106Bへ送る。コントローラー106Bが、更新命令を受け取り、バッファー105Bへ書き込まれたデータに基づいて表示部107Bを駆動すると、表示装置10Aに表示されたページ及び手書きの線と同じページ及び手書きの線(座標P1から座標Pαまでを結ぶ線)が表示部107Bに表示される。
この後、表示装置10Aにおいて、ユーザーが座標Pαから座標PβまでスタイラスペンPEを移動させると、取得した第1データの座標間を結ぶ線を表示する処理を実行する(ステップSA7〜ステップSA11)。また、第2アプリ1200Aは、座標Pβを取得した後にカウンターnの値が閾値となった場合(ステップSA12でYES)、同期モードがオンであると(ステップSA13でYES)、第2同期指示を第1アプリ1100Aへ発行する(ステップSA14)。
なお、第2同期指示は、ペンタッチイベントが発行されてから最初に発行される第2同期指示ではなく、ペンリリースイベントが発行されたときに発行する第2同期指示ではない場合、手書きの線の描画の継続を指示する描画指示コマンドを含む。
図6の(c)は、ここで送信される第2同期指示に含められる圧縮データを示した図である。この第2同期指示においては、先行の第2同期指示に含められた第1グループの最後の差分のデータから得られる座標が第1グループの先頭となり、先行の第2同期指示に含められた第2グループの最後の差分のデータから得られる圧力が第2グループの先頭になる。なお、第1グループの先頭と第2グループの先頭は、ステップSA7でRAMに記憶したデータを使用してもよい。
このため、図6の(a)のようにスタイラスペンPEを移動させた場合、ここで送られる第2同期指示においては、図6(c)に示したように、第1グループの先頭は、座標Pα(Xα,Yα)となる。また、第1グループのデータの2番目以降は、時間軸上で前後して取得した第1データの差分となる。例えば、2番目のデータは、座標Pα+1のX座標と座標PαのX座標との差分と、座標Pα+1のY座標と座標PαのY座標との差分となり、3番目のデータは、座標Pα+2のX座標と座標Pα+1のX座標との差分と、座標Pα+2のY座標と座標Pα+1のY座標との差分となる。
また、ここで送られる第2同期指示において、第2グループの先頭は、座標Pαの第1データと共に取得した第2データの圧力Preαとなる。また、第2グループのデータの2番目以降は、時間軸上で前後して取得した第2データの差分となる。例えば、第2グループの2番目のデータは、圧力Preα+1と圧力Preαとの差分となり、3番目のデータは、圧力Preα+2と圧力Preα+1との差分となる。
この第2同期指示を第1アプリ1100Aが取得し、取得した第2同期指示をオペレーティングシステム1000Aへ送ると、第2同期指示が通信部108Aから表示装置10Bへ送信される。表示装置10Bでは、送信された第2同期指示が、第2アプリ1200Bへ送られる。
この第2同期指示は、描画開始コマンドを含んでいないため、第2アプリ1200Bは、ステップSB1でNOと判断し、ステップSB4〜ステップSB8の処理を実行する。これにより、表示部107Bにおいては、座標Pαから座標Pβまでを結ぶ線の画像が表示される。
次に、座標Pγの座標が検出された後、ユーザーが座標Pγにおいて表示領域上からスタイラスペンPEを離すと、センサー103Aは、座標を検出するタイミングにおいて、圧力が掛かっていなことを示す値の第2データを出力する。オペレーティングシステム1000Aは、センサー103Aが出力した第2データを取得する。オペレーティングシステム1000Aは、圧力が掛かっていなことを示す値の第2データを取得すると、取得した第2データの一つ前に取得した第2データの内容が圧力が掛かっていることを示す値である場合、ペンリリースイベントを発行し、発行したペンリリースイベントを第2アプリ1200Aへ送る。
第2アプリ1200Aは、ペンリリースイベントを取得すると(ステップSA16でYES)、同期モードがオンである場合(ステップSA17でYES)、第2同期指示を第1アプリ1100Aへ発行し(ステップSA18)、座標P1から座標Pγまでの手書きの線を示すベクター形式のデータを文書ファイルに付加する(ステップSA19)。なお、このベクター形式のデータは、データ生成部1230が生成する。
なお、ここで発行される第2同期指示には、描画終了を指示する描画終了コマンドを含む。また、ここで発行される第2同期指示においては、先行の第2同期指示に含められた第1グループの最後の差分のデータから得られる座標が第1グループの先頭に含められ、先行の第2同期指示に含められた第2グループの最後の差分のデータから得られる圧力が第2グループの先頭に含められる。
このため、ここで送られる第2同期指示において、第1グループの先頭は、座標Pβ(Xβ,Yβ)となる。また、第1グループのデータの2番目は、座標Pβ+1のX座標と座標PβのX座標との差分と、座標Pβ+1のY座標と座標PβのY座標との差分となり、第1グループのデータの3番目は、座標Pβ+2のX座標と座標Pβ+1のX座標との差分と、座標Pβ+2のY座標と座標Pβ+1のY座標との差分となる。また、ここで送られる第2同期指示において、第2グループの先頭は、圧力Preβとなる。また、第2グループのデータの2番目は、圧力Preβ+1と圧力Preβとの差分となり、3番目に含められるデータは、圧力Preβ+2と圧力Preβ+1との差分となる。
第1アプリ1100Aが、この第2同期指示を取得し、取得した第2同期指示をオペレーティングシステム1000Aへ送ると、第2同期指示が通信部108Aから表示装置10Bへ送信される。表示装置10Bでは、送信された第2同期指示が、第2アプリ1200Bへ送られ、第2アプリ1200Bは、第1アプリ1100Bから送られた第2同期指示を取得する。
第2アプリ1200Bは、第2同期指示を取得すると、図7に示した処理を実行する。まず、第2アプリ1200Bは、取得した第2同期指示が描画開始コマンドを含むものであるか判断する。第2アプリ1200Bは、取得した第2同期指示が描画開始コマンドを含むものでない場合(ステップSB1でNO)、ステップSB4〜ステップSB8の処理を実行する。これにより、表示部107Bにおいては、座標Pβから座標Pγまでを結ぶ線の画像が表示される。
第2アプリ1200Bは、取得した第2同期指示が、描画終了コマンドを含むものである場合(ステップSB9でYSE)、座標P1から座標Pγまでの手書きの線を示すデータを文書ファイルに付加する(ステップSB10)。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の座標のデータを送信するときに、座標データを圧縮して送信するため、データの送信にかかる時間を短くすることができる。また、通信速度の遅い表示装置であってもデータの送信にかかる時間を短くすることができるため、表示装置10Aで描画された手書きの線が表示装置10Bで描画されるまでの時間を短くすることができ、表示装置10Bでは、表示装置10Aでの描画への追従性がよく、ユーザーが違和感を覚えるのを防ぐことができる。また、本実施形態によれば、浮動小数点型の第1データと第2データを整数型に型変換してデータのサイズを小さくするため、浮動小数点型のまま座標のデータを送信する場合と比較すると、送信するデータ量が少なくなり、データの送信にかかる時間を短くすることができる。
なお、上述した実施形態においては、第2同期指示に含められる圧縮データのフォーマットは、上述したフォーマットに限定されるものではない。例えば、図8に示したように、座標を圧縮したデータと圧力を圧縮したデータとを交互に含む構成としてもよい。
具体的には、例えば、図6の(a)のようにスタイラスペンPEを移動させた場合、最初に送られる第2同期指示に含められる圧縮データの先頭は、ペンタッチイベントと共に取得した第1データの座標P1(X1,Y1)となり、次に、ペンタッチイベントと共に取得した第2データの圧力Pre1となる。この後は、時間軸上で前後して取得した第1データの差分と第2データの差分となり、例えば、次のデータは、座標P2のX座標と座標P1のX座標との差分と、座標P2のY座標と座標P1のY座標との差分となり、この後に、座標P2の第1データと共に取得した第2データ(圧力Pre2)と、座標P1の第1データと共に取得した第2データ(圧力Pre1)との差分となる。
この構成においても、複数の座標のデータを送信するときに、座標データを圧縮して送信するため、データの送信にかかる時間を短くすることができる。
また、上述した実施形態においては、カウンターnの値が閾値に達する前に第2同期指示を送信する構成としてもよい。
具体的には、上述した実施形態では、第2同期指示に含められる圧縮データにおいて、差分のデータは、符号有りのshort型であり、扱う数値の範囲は、−32768から32767の範囲となる。時間軸上で前後して取得した第1データの差分は、スタイラスペンPEの移動速度が速い場合、この範囲を超える場合が生じ得る。差分の値が符号有りのshort型で扱う数値の範囲を超えてしまうと、正しい差分の値を他の表示装置10へ送信できないこととなる。
よって、第2アプリ1200は、ステップSA12でNOと判断した後、新たに取得した第1データと、新たに取得した第1データの一つ前に取得した第1データとの差分の値が、符号有りのshort型で扱う数値の範囲を超えるか否か判断する。
例えば、図6の(a)のようにスタイラスペンPEを移動させ、座標Pβ−1の第1データを取得したときに、座標Pβ−1と座標Pβ−2の差分が、符号有りのshort型で扱う数値の範囲を超えた場合を想定する。
この場合、第2アプリ1200は、座標Pαから座標Pβ−2までの座標を圧縮した圧縮データを第2同期指示に含め、他の表示装置10へ送信する。
また、第2アプリ1200Bは、次に第2同期指示を送信する際には、第1グループの先頭を座標Pβ−1の座標とする。なお、この第2同期指示には、先行した第2同期指示で描画した線の終端と、第1グループの先頭にある座標とを結ぶ線の描画を指示する描画指示が含められる。
この第2同期指示を取得した他の表示装置の第2アプリ1200は、取得した第2同期指示に含められている圧縮データから座標データを復元し、復元した座標データから得られる座標を結び、座標Pβ−2と座標Pβ−1とを結ぶ線の画像データを生成する。第2アプリ1200が、この画像データをオペレーティングシステム1000へ送り、画像の更新命令を発行すると、表示装置10Aに表示された手書きの線と同じ線が表示装置10Bで表示される。
また、上述した実施形態においては、第2同期指示を受信する側の表示装置10は、1ストロークに係る全ての第2同期指示を受信し終えた後で、線の描画を開始するようにしてもよい。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、第2同期指示には第1グループと第2グループが含まれるが、第2グループを含まない構成、即ち、圧力のデータの差分を含まない構成としてもよい。
上述した実施形態においては、表示装置10において、スタイラスペンPEの表示領域上の座標と、スタイラスペンPEの先端に掛かる圧力とを検出しているが、スタイラスペンPE側で、スタイラスペンPEの表示領域上の座標と、スタイラスペンPEの先端に掛かる圧力とを検出する構成であってもよい。この構成にあっては、表示面上に符号が設けられ、その符号をペンに設けられたセンサーで検出することにより、座標を検出する符号検出方式であってもよい。また、上述した実施形態においては、接触の有無により指示体の移動を検出していたが、指示体から表示面までの距離や、接触したときの圧力が所定の圧力以上のときに、指示体の移動を検出するようにしてもよい。
また、センサー103は、静電容量方式や感圧式であってもよく、この場合、スタイラスペンPEに替えて指で手書きの線の描画を行うようにしてもよい。また、手書きの線の描画を行う際に座標を取得する構成としては、ユーザーの視線を検出し、検出した視線が指し示す表示部107上の位置を取得する構成としてもよい。また、ユーザーの指の動きをカメラで撮影して表示部107上の指の位置を検出する構成としてもよい。
上述した実施形態においては、ペンタッチイベントからペンリリースイベントまで(即ち、1ストロークの開始から終了まで)に取得する座標データが多い場合、1ストロークが終了する前に複数回に分けて送信する構成となっているが、この構成に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態においては、ペンタッチイベントが発行されてからペンリリースイベントが発行されるまでは、第2同期指示を発行せず、ペンリリースイベントが発行されると、第2同期指示を発行する構成としてもよい。
ペンリリースイベントが発行されてから第2同期指示を発行する場合、第2アプリ1200は、第1データをMTUに基づいて複数のグループに分割する。例えば、図6の(a)のようにスタイラスペンPEを動かした場合、座標P1から座標Pαのグループと、座標Pαから座標Pβのグループと、座標Pβから座標Pγのグループに分割する。第2アプリ1200は、分割されたグループ毎に圧縮データを生成し、座標P1から座標Pαのグループの圧縮データを含む第2同期指示と、座標Pαから座標Pβのグループの圧縮データを含む第2同期指示と、座標Pβから座標Pγのグループの圧縮データを含む第2同期指示とを発行する。
この構成によれば、表示装置10Aで1ストロークの手書きの線の描画が終了した後、表示装置10Bにおいて、1ストロークの手書きの線の描画が行われる。
表示装置10同士は、通信を行い、他の表示装置10が表示している文書の文書ファイル名と、表示しているページのページ番号とを取得するようにしてもよい。また、表示装置10は、表示しているページがユーザーの操作により切り替えられると、表示している文書の文書ファイル名とページ番号とを他の表示装置10へ送信する構成としてもよい。
また、表示装置10同士が、他の表示装置10が表示している文書の文書ファイル名と、表示しているページのページ番号とを取得する構成の場合、以下の構成を採用してもよい。
例えば、表示装置10Bが表示装置10Aと同じページを表示している場合、上述した実施形態の動作を行う。また、表示装置10Bが表示装置10Aと異なるページを表示しているときに、ユーザーが表示装置10Aにおいて上述したように座標P1から手書きの線の描画を開始すると、第2アプリ1200Aは、ペンリリースイベントが発行されるまで、取得した第1データをRAMに格納する。第2アプリ1200Aは、ペンリリースイベントが発行されると、座標P1から座標Pγまでを結ぶ手書きの線について、ベクター形式のデータを生成する。第2アプリ1200Aは、表示している文書の文書ファイル名と、表示しているページのページ番号と、生成したベクター形式のデータを含む第3同期指示を発行する。この第3同期指示を第2アプリ1200Bが取得すると、第2アプリ1200Bは、第3同期指示に含まれている文書ファイル名の文書ファイルにおいて、第3同期指示に含まれているページに、第3同期指示に含まれているベクター形式のデータを付加する。この構成によれば、表示装置10Bにおいて、表示装置10Aと同じページを表示すると、表示装置10Aにおいて追記された手書きの線が表示装置10Bにおいても表示される。
なお、この第3同期指示は、表示装置10Aにおいて表示しているページが切り替えられたときに送信するようにしてもよい。
また、この第3同期指示は、表示装置10Bが表示しているページが表示装置10Aと同じページとなったときに送信するようにしてもよい。なお、表示装置10Bが表示装置10Aと異なるページを表示しているときに表示装置10Aにおいて複数のベクター形式のデータが生成されている場合、表示装置10Aは、生成された複数のベクター形式のデータを第3同期指示に含めて送信する。
また、手書きの線の描画処理を行った第2アプリ1200は、表示するページの切り替えを行うまでは、ベクター形式のデータを生成せず、表示するページの切り替えが発生すると、ベクター形式のデータを生成し、上述の第3同期指示を発行するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、表示装置10同士が直接通信を行っているが、この構成に限定されるものではない。例えば、表示システム1にサーバー装置を設け、表示装置10は、各種同期指示をサーバー装置へ送信し、サーバー装置が各種同期指示を表示装置10へ転送する構成としてもよい。
また、表示システム1にサーバー装置を設ける場合、サーバー装置は、各表示装置10が表示している文書の文書ファイル名と表示しているページ番号を取得する構成としてもよい。また、表示装置10が表示している文書の文書ファイル名と表示しているページ番号をサーバー装置が把握する構成においては、以下の構成を採用してもよい。
例えば、表示装置10Aで手書きの線の描画をユーザーが行うと、第2アプリ1200Aは、1ストロークの手書きの線の描画が終了した後、第2同期指示をサーバー装置へ送信する。サーバー装置は、第2同期指示を受信すると、表示装置10Bが表示装置10Aと同じページを表示している場合、受信した第2同期指示を表示装置10Bへ転送する。また、サーバー装置は、表示装置10Bが表示装置10Aと同じページを表示していない場合、受信した第2同期指示に含まれている圧縮データを復元して座標データを取得し、取得した座標データから手書きの線のベクター形式のデータを生成する。サーバー装置は、生成したベクター形式のデータを表示装置10Bへ送信する。表示装置10Bは、送信されたベクター形式のデータを、表示している文書の文書ファイルに付加する。
なお、表示装置10Bが表示しているページが表示装置10Aと同じになったことをサーバー装置が把握したときに、サーバー装置がベクター形式のデータを転送するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、表示システム1には、表示装置10A,10Bが含まれているが、表示システム1には、3台以上の表示装置10が含まれる構成であってもよい。この場合、一の表示装置10は、他の2台以上の表示装置10へ各種同期指示を送信する。
例えば、表示装置10Aと表示装置10Bとで同じページを見ている場合、表示装置10Bでは、表示装置10Aで手書きの線が描画された部分とは異なる部分を拡大して見ている場合がある。表示装置10Aは、表示装置10Bが拡大して表示している領域を表す情報を取得し、同じページであっても表示装置10Bで拡大して見ている領域と表示装置10Aにおいて表示している領域とが異なる場合、表示装置10Aと表示装置10Bは、上述した表示装置10Aと表示装置10Bとで異なるページを表示しているときの動作と同じ動作を行い、表示装置10Bで拡大して見ている領域と表示装置10Aで表示している領域とが同じ場合、表示装置10Aと表示装置10Bは、上述した表示装置10Aと表示装置10Bとで同じページを表示しているときの動作と同じ動作を行うようにしてもよい。
上述した実施形態においては、第2アプリ1200は、カウンターnが予め定められた閾値となると第2同期指示を発行しているが、この構成に限定されるものではない。例えば、第2アプリ1200は、スタイラスペンPEに係るイベントが発行される毎に各イベントと、各イベントと共に取得した第1データ及び第2データを他の表示装置へ送るようにし、各イベント、第1データ及び第2データを送られた表示装置は、送られたイベント、第1データ及び第2データに基づいて手書きの線を描画するようにしてもよい。また、上述した実施形態では、複数の位置差分や圧力差分をまとめて送信しているが、位置差分や圧力差分を第1グループや第2グループにまとめずに、各々別個の通信で送信するようにしてもよい。
表示装置10が実行するプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリーなどのコンピューター読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し、インストールしてもよい。また、通信回線を介してプログラムをダウンロードしてインストールしてもよい。
10,10A、10B…表示装置、100…制御部、101…操作部、102…記憶部、103…センサー、105…バッファー、106…コントローラー、107…表示部、108…通信部、1000…オペレーティングシステム、1100…第1アプリ、1200…第2アプリ、1210…演算部、1220…送信部、1230…データ生成部、PE…スタイラスペン

Claims (9)

  1. 表示領域を指示した指示体の位置を検出するセンサーと、
    前記センサーが検出した位置を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された位置について、検出順番が前の位置との位置差分を演算する演算部と、
    前記演算部が演算した位置差分を、送信先の装置が表示している画像に応じて送信する送信部と、
    を有する送信装置。
  2. 前記送信部は、前記送信先の装置が表示している画像と前記表示領域が表示している画像とが同じである場合、前記複数の位置差分を送信する
    請求項1の送信装置。
  3. 前記記憶部に記憶された位置に基づいて線のオブジェクトのデータを生成するデータ生成部を有し、
    前記送信部は、前記表示領域に表示されている画像と、前記送信先の装置が表示している画像とが異なる場合、前記データ生成部が生成したデータを送信する
    請求項1または請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記記憶部に記憶された位置に基づいて線のオブジェクトのデータを生成するデータ生成部を有し、
    前記送信部は、前記表示領域に表示されているページが他のページに変更されたことを契機にして、前記データ生成部が生成したデータを送信する
    請求項1または請求項2に記載の送信装置。
  5. 前記送信部は、前記送信先の装置が表示しているページが、前記表示部が表示しているページに変更されたことを契機にして、前記データ生成部が生成したデータを送信する
    請求項4に記載の送信装置。
  6. 前記表示領域に表示されているページが他のページに変更されたことを契機にして、前記記憶部に記憶された位置に基づいて線のオブジェクトのデータを生成するデータ生成部を有し、
    前記送信部は、前記データ生成部が生成したデータを送信する
    請求項1または請求項2に記載の送信装置。
  7. 表示部と、
    前記表示部の表示領域を指示した指示体の位置を検出するセンサーと、
    前記センサーが検出した位置を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された位置について、検出順番が前の位置との位置差分を演算する演算部と、
    前記演算部が演算した位置差分を、送信先の装置が表示している画像に応じて送信する送信部と、
    を有する表示装置。
  8. 表示領域を指示した指示体の位置を検出するセンサーが検出した位置を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップで記憶された位置について、検出順番が前の位置との位置差分を演算する演算ステップと、
    前記演算ステップで演算した位置差分を、送信先の装置が表示している画像に応じて送信する送信ステップと、
    を有する送信方法。
  9. コンピューターに、
    表示領域を指示した指示体の位置を検出するセンサーが検出した位置を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップで記憶された位置について、検出順番が前の位置との位置差分を演算する演算ステップと、
    前記演算ステップで演算した位置差分を、送信先の装置が表示している画像に応じて送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
JP2014079430A 2014-04-08 2014-04-08 送信装置、表示装置、送信方法およびプログラム Pending JP2015201035A (ja)

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