JP3638226B2 - 火災ガス漏れ複合型警報器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火災やガス漏れ等の発生時に煙やガスを検知して内蔵スピーカから警報を発する火災ガス漏れ複合型警報器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭内での都市ガスの検知と火災による熱や煙を検知する両方の機能を備えた火災ガス漏れ複合型警報器の開発が進められている。
【0003】
このような火災ガス漏れ複合型警報器にあっては、ガス検知器としては、都市ガスを検知して警報するだけでよいが、火災検知器としては、火災による煙を検知する煙検知器、火災による熱を検知する熱検知器等があり、例えば調理による煙や水蒸気が出る台所については、誤報の少ない熱検知器としての機能が必要であり、一方、居間や寝室等のように火気のない場所については、検知性能の良い煙検知器としての機能が必要である。
【0004】
そこで、ガスを検知する部分を本体ユニットとして共通化し、この共通化したガス検知用の本体ユニットに対し設置場所に応じて煙検知ユニットまたは熱検知ユニットを組合わせ、更に全体にカバーを装着した構造をとることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ガス検知用の本体ユニットに装着する熱検知ユニットにあっては、サーミスタ等の熱検知ユニットを外部に突出しているだけであるため、本体ユニットに組付けたときの高さは比較的低い。しかし、煙検知ユニットの場合には、発光素子と受光素子を含む散乱光式煙検出構造をもっており、熱検知ユニットに比べ本体ユニットに組付けた場合に高くなる。
【0006】
このため本体ユニットに熱検知ユニットを組合わせてカバーを装着する場合には、本体ユニットに内蔵したスピーカの開口部の直下にカバーの音響孔が位置し、スピーカからの規定の音圧の警報音を出すことができる。
【0007】
しかし、本体ユニットに煙検知ユニットを組合わせてカバーを装着する場合には、煙検知ユニットが高くなり、また本体ユニットから煙検知ユニットに至る外側部分は、傾斜面にして煙を煙検知ユニットの煙流入孔に入り易くする必要があり、このため本体ユニットに設けたスピーカからカバー音響孔までの間に空間ができる構造となる。このため、スピーカからの音が本体ユニットとカバーの間で籠り、基準の音圧を出せないという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、本体ユニットとカバー音響孔との間に空間があっても規定の音圧を確保できるようにした火災ガス漏れ複合型警報器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。
【0010】
まず本発明は、ガスを検知して表示灯及びスピーカの駆動により警報し、天井面又は壁面等の取付部に対し着脱自在な本体ユニットと、本体ユニットに重ねて装着され、煙を検出して本体ユニットの表示灯及びスピーカの駆動により警報する煙検知ユニットと、本体ユニットに煙検知ユニットを装着した状態で外側を覆って装着されるカバーとを備えた火災ガス漏れ複合型警報器であって、スピーカは本体ユニット下面のスピーカ開口部の中に装着され、スピーカ開口部に相対した煙検知ユニットとカバー内側の部位に、両者の組付け状態でスピーカ開口部からカバー音響孔までの間に円筒状の音響ダクトを形成したことを特徴とする。
【0011】
このように煙検知ユニットとカバーの組合わせで本体ユニットのスピーカ開口部をカバー音響孔に繋げる円筒状の音響ダクトが形成されるため、スピーカからの音は本体ユニットとカバーの間の空間に広がって減衰することなく、音響ダクトを通って外部に出ることで規定の音圧を確保することができる。
【0012】
ここで、音響ダクトは、煙検知ユニットとカバーの各々に円筒を2分割した半円筒を一体に形成し組合わせる。この場合、外側に位置するカバーの半円筒はスピーカ開口部と同径で相対し、内側に位置する煙検知ユニットの半円筒はスピーカ開口部の中に嵌合するように径を小さくする。更に、煙検知ユニットとカバーの半円筒は、組込み状態で円周方向の端部がオーバーラップするように形成する。
【0013】
このため本体ユニットに煙検出ユニットを組付ける際に、本体ユニットのスピーカ開口部に対する煙検知ユニットの半円筒の嵌め込みで位置関係(方向)が一義的に決まり、更にカバーを組み付ける際にも、煙の検知ユニットの半円筒に対するカバーの半円筒を円周方向でオーバラップした嵌め合わせることで、組立てが容易で、2分割した円筒となる音響ダクトの隙間も最小限にできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は煙検知ユニットを備えた本発明による火災ガス漏れ複合型警報器の説明図である。
【0015】
図1において、本発明の火災ガス漏れ複合型警報器は、本体ユニット1の下側にカバー3を装着しており、本体ユニット1は天井面に固定される天井取付部材4に対し、着脱自在に設けられ、天井取付部材4側に対し、機械的に連結されると同時に電気的に接続されて商用AC100Vの電源供給を受ける。
【0016】
本体ユニット1の下側中央部には、後の説明で明らかにするように煙検知ユニットが装着されており、この煙検知ユニットに対応してカバー3の下部のほぼ円錐上の突出部分の周囲に煙流入孔7を開口している。また本体ユニット1及びカバー3の周囲の部分には、上下3か所に分かれてガス流入孔5a,5b,5cがスリット状に形成されており、その内側の本体ユニット1の部分にガスセンサを設けている。
【0017】
図2は図1の軸方向で見た半断面図である。図2において、本体ユニット1の下側には、煙検知ユニット2が装着されており、その外側を覆って、カバー3が装着されている。本体ユニット1にはスピーカ8が内蔵され、スピーカ8は下方に開口したスピーカ開口部9の内側部分に装着されている。
【0018】
このスピーカ開口部9に相対したカバー3の傾斜面の部分には、スリット状の音響孔6が形成されている。更に本体ユニット1のスピーカ開口部9からカバー3の内側の音響孔6までの空間に円筒状の音響ダクト10を形成している。この音響ダクト10は、カバー3の内側の半円筒11と煙検知ユニット2の外周部の半円筒12を組合わせることで円筒状により形成されている。
【0019】
更に本体ユニット1の内部には回路基板13が収納され、この回路基板13に火災ガス漏れ複合型警報器に必要な回路部品が実装されている。また本体ユニット1の下側に装着した煙検知ユニット2は、煙流入孔7が周囲に位置する円筒キャップ状のチャンバー内部に、発光素子と受光素子をある角度を持って対向しないように配置し、煙が流入した際の散乱光を受光して、受光信号を出力する散乱光式煙検出機構を内蔵している。
【0020】
この散乱光式煙検出機構で使用している発光素子及び受光素子の各回路については、煙検知ユニット2の回路基板25側に実装され、本体ユニット1との装着で電気的に回路基板13側と接続されている。
【0021】
図3は図2の組立分解図である。図3において、本体ユニット1の下側中央には、煙検知ユニット2が装着される。このとき煙検知ユニット2に設けている音響ダクト10の内側半分を構成する半円筒12は、本体ユニット1のスピーカ開口部9の内側に嵌まり込み、これによって本体ユニット1に対する煙検知ユニット2の位置決めが行なわれている。
【0022】
このため煙検知ユニット2側に形成した音響ダクト10のための半円筒12は、本体ユニット1のスピーカ開口部9の中に下方から挿入できる小さな径であり、且つ組込み状態でスピーカ開口部9の中に図2のように挿入される高さを持っている。
【0023】
カバー3は本体ユニット1に煙検知ユニット2を装着した後に下側から装着される。この時、本体ユニット1に装着している煙検知ユニット2の半円筒12の外側を包むように音響孔6の内側に形成している半円筒11が嵌まり込む。このためカバー3の内側に形成した半円筒11は、本体ユニット1のスピーカ開口部9と同じ径でその開口部に相対する高さを持っている。
【0024】
また図2から明らかなように、本体ユニット1にカバー3を組付けた状態でカバー3側の半円筒11と、煙検知ユニット2側の半円筒12は、半円筒の合せ部分で円周方向にオーバーラップしており、これによって2分割した円筒であっても、組付け状態での隙間を無くしている。
【0025】
更に図2から明らかなように、、本体ユニット1にカバー3を取付けた状態で内部に設けている煙検知ユニット2とカバー3との間は、煙検知ユニット2側の外周縁部2aとカバー3内側の環状段部3bの位置合わせにより、煙流入孔7が開口した空間と音響孔6に繋がる音響ダクト10を形成する空間との間の隙間を最小限に押さえている。
【0026】
これによって本発明の火災ガス漏れ複合型警報器1を天井面側に設置した状態でカバー3の煙流入孔7からゴキブリ等の虫が侵入しても、音響ダクト10側を通って本体ユニット1の内部に入り込んでしまうようなことを未然に防止している。
【0027】
図4は図3の本体ユニット1を下側から見た説明図である。図4において、本体ユニット1の中心部には、後の説明で明らかにする熱検知ユニットのセンサ取付孔23が設けられ、その周囲に張り出したリング状の部分の3か所に図3の煙検知ユニット2を装着するための嵌合溝14を形成している。
【0028】
この嵌合溝14の周囲となる右側にはスピーカ開口部9が設けられ、内部にスピーカ8を設けている。またスピーカ開口部9に対し、90度離れた図上で下側の位置には、ガスセンサ24が設けられている。更にスピーカ開口部9に対し、中心に対する反対側の位置には、3つの表示灯16a,16b,16cが設けられている。この3つの表示灯16a〜16cは例えば定常監視状態で点灯している電源灯(緑)、ガス漏れを検知した際に点灯するガス漏れ表示灯(赤)等である。
【0029】
図5は、図3のカバー3側に煙検知ユニット2を組込んだ状態で上側から見た説明図である。図5において、カバー3の中央に組込まれた煙検知ユニット2は、中心部の周囲3か所に上向きに嵌合爪15を形成しており、この嵌合爪15を図4の本体ユニット1に設けている同じく3か所の嵌合溝14に嵌合することで取付け固定できる。この場合、嵌合爪15と嵌合溝14は、どの位置であっても嵌合でき。方向性はない。
【0030】
煙検知ユニット2及びカバー3の内部右側のには、煙検知ユニット2側に設けた半円筒12とカバー3側に設けた半円筒11の組合わせによりほぼ円筒形に区切られた円筒状の音響ダクト10が形成されている。
【0031】
ここで煙検知ユニット2側の半円筒12は、図2に示したように本体ユニット1のスピーカ開口部9に挿入されることから径が小さく、これに対しカバー3側の半円筒11は本体ユニット1のスピーカ開口部9と同じ径で開口部に相対しており、半円筒11,12を組合わせた状態で、半円筒12の円周方向の縁部が半円筒11の反対向きの円周方向の縁部の内側に位置し、更に、円周方向の端部11a,12aがオーバーラップするように形成している。このため円筒形を2分割した半円筒11,12で音響ダクト10を構成してた場合の、隙間が最小限に押さえられている。
【0032】
カバー3の音響ダクト10に対し90度異なる位置には、スリット状のガス流入孔5cが形成され、更に90度異なる位置には3つの表示窓17a,17b,17cが設けられ、図4の本体ユニット1側に設けている表示灯16a〜16cの状態を外部から見えるようにしている。
【0033】
図6は、図1の煙検知ユニットを装着した火災ガス漏れ複合型警報器と同じ本体ユニット1を使用して熱検知ユニットを装着した場合の火災ガス漏れ複合型警報器の説明図である。図6において、本体ユニット1は図1と同じものであり、天井面側に固定される天井取付部材4に対し着脱自在に設けられ、機械的且つ電気的に接続されている。
【0034】
本体ユニット1の下部には、熱検知ユニット18が装着されている。本体ユニット1の周囲及びカバー19の周囲には、3ケ所に分けてスリット状のガス流入孔5a,5b,5cが形成されている。またカバー19の下部中央には内側に熱検知ユニットの熱センサを突出していることから、これを保護するための保護カバー21を装着している。
【0035】
図7は、図6の軸方向の半断面図である。図7において、本体ユニット1は図2と同様、スピーカ開口部9を持ち、スピーカ開口部9の内側にスピーカ8を配置している。また内部には回路基板13が設けられている。この本体ユニット1に対し、下側に熱検知ユニット18が装着され、その外側にカバー19が装着される。
【0036】
カバー19のスピーカ開口部9に相対した位置には、スリット状の音響孔6Aが複数設けられている。熱検知ユニット18は、中央のセンサ取付孔23に熱センサ20を取付け、その周囲を覆う形で保護カバー21を取付けている。熱センサ20は、先端部分にサーミスタ等の温度検出素子を内蔵しており、回路基板26に実装している熱センサ回路により火災による温度変化などを検出して警報を行なうようになる。
【0037】
ここで図2に示した煙検知ユニット2を備えた本発明の火災ガス漏れ複合型警報器と、図7に示した同じ本体ユニット1を使用して熱検知ユニット18を設けた火災ガス漏れ複合型警報器を比べて見ると、図7の熱検知ユニット18を用いた火災ガス漏れ複合型警報器にあっては、本体ユニット1のスピーカ開口部9に対し、直接、カバー19の音響孔6Aが位置しており、スピーカ8を駆動した際に音響孔6Aより規定の音圧を得ることができる。
【0038】
これに対し図2の煙検知ユニット2を装着した場合には、煙検知ユニット2の外側に設けたカバー3がその周囲の部分で横方向からきた煙の流れを煙流入孔7に導くようにするために傾斜面としており、この傾斜面に音響孔6を形成していることから、そのまま組付けた場合にはスピーカ開口部9と音響孔6との間に空間ができ、この空間を通して音響孔6からスピーカ8の音が出るため、スピーカ8の音が途中の空間で籠って音響孔6からは規定の音圧が得られない。
【0039】
そこで本発明にあっては、スピーカ開口部9とカバー3の傾斜面に形成した音響孔6との間に、カバー3側の半円筒11と煙検知ユニット2側の半円筒12の組合わせで円筒状の音響ダクト10を形成しており、このためスピーカ8からの音はスピーカ開口部9及び音響ダクト10を通って音響孔6から出ることになり、途中に開放された空間がないことから、煙検知ユニット2の場合にも図7の熱検知ユニット18の場合と同様、音響孔6より規定の音圧を得ることができる。
【0040】
図8は煙検知ユニットを備えた本発明による火災ガス漏れ複合型警報器の他の実施形態の説明図であり、この実施形態にあっては、カバーの形状を図1とは異なる形状としている。
【0041】
図8において、本体ユニット1の下側には内部に煙検知ユニットを装着した状態で、カバー22が装着されている。このカバー22は、図1のカバー3に比べると、下部の煙流入孔7に至る側面部分が直線テーパではなく、円環状のドーム面22aとしている。
【0042】
図9は図8の軸方向の半断面図であり、カバー22の形状は異なるが基本的な形状は図2と同じである。即ち、本体ユニット1及び煙検知ユニット2は図2と同じであり、その下側にドーム面22aを持ったカバー22を装着している。カバー22のスピーカ開口部9に相対した位置には、スリット状の音響孔6が形成され、この部分に音響ダクト10の外側を形成する半円筒11を形成している。
【0043】
このため煙検知ユニット2に対するカバー22の組付け状態でカバー側の半円筒11と煙検知ユニット2側の半円筒12により、円筒状の音響ダクト10が形成され、スピーカ8からの音はスピーカ開口部9より音響ダクト10を通って周囲に広がること無く音響孔6より外部に出され、規定の音圧を得ることができる。
【0044】
この図2及び図9の実施形態から明らかなように、煙検知ユニット2を本体ユニット1に内蔵した火災ガス漏れ複合型警報器にあっては、本体ユニット1と煙検知ユニット2は共用ユニットとし、カバー3,22について必要に応じて適宜の形状デザインを自由にとることができ、この場合に重要なことは、スピーカ開口部9に相対した位置に音響ダクト10の外側半分を形成する半円筒11を設けるようにすればよい点だけである。
【0045】
勿論、本体ユニット1については図2及び図9の煙検知ユニット2を装着した場合の共用化に加え、図6,図7のように熱検知ユニット18を装着する場合にも、共用化できる。
【0046】
尚、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損わない適宜の変形を含む。例えば、半円筒12と同様に、半円筒11をスピーカ開口部9に嵌め込んでもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、本体ユニットに対する煙検知ユニットとカバーの組み合わせで、本体ユニットのスピーカ開口部をカバー音響孔に繋げる円筒状の音響ダクトが形成され、スピーカからの音は、本体ユニットとカバーの間の空間に広がって減衰すること無く音響ダクトを通って外部に出ることで、規定の音圧を確保することができる。
【0048】
また本体ユニットに対し煙検知ユニットの嵌合爪による取付けは爪が円周方向の例えば3か所に等間隔に設けられているために取付け位置の規制はないが、本発明で音響ダクトの円筒の半分を煙感知ユニット側に設け、組付け時に本体ユニットのスピーカ開口部に嵌まり込むようにしたことで、本体ユニットに対する煙検知ユニットの組付け方向が一義的に決まり、組み立てが行ないやすい。
【0049】
更にカバーと煙検知ユニットの組付け状態で音響ダクトが位置する合わせ部分に隙間を狭める壁部分があるため、煙流入孔から本体部分への煙の流れ込みや、ゴキブリ等の虫の侵入を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】煙検知ユニットを備えた本発明による火災ガス漏れ複合型警報器の説明図
【図2】図1の軸方向の半断面図
【図3】図2における本体ユニット、煙検知ユニット及びカバーの組立分解図
【図4】図3の本体ユニットを下側から見た説明図
【図5】図3の煙検知ユニットとカバーの組立体を上側から見た説明図
【図6】図1の本体ユニットを共用して熱検知ユニットを備えた複合検知器の説明図
【図7】図6の軸方向の半断面図
【図8】カバー形状が異なる本発明による複合検知器の説明図
【図9】図8の軸方向の半断面図
【符号の説明】
1:本体ユニット
2:煙検知ユニット
2a:外周縁部
3,22:カバー
3b:環状段部
4:天井取付部材
5a〜5c:ガス流入孔
6,6a:音響孔
7:煙流入孔
8:スピーカ
9:スピーカ開口部
10:音響ダクト
11:半円筒(カバー側)
12:半円筒(煙検知ユニット側)
11a,12a:オーバーラップ部分
13,25,26:回路基板
14:嵌合溝
15:嵌合爪
16a〜16c:表示灯
17a〜17c:表示窓
18:熱検知ユニット
19:熱用カバー
20:熱センサ
21:保護カバー
22:カバー
23:熱センサ取付孔
24:ガスセンサ

Claims (2)

  1. ガスを検知して表示灯及びスピーカの駆動により警報し、天井面又は壁面等の取付部に対し着脱自在な本体ユニットと、
    前記本体ユニットに重ねて装着され、煙を検出して前記本体ユニットの表示灯及びスピーカの駆動により警報する煙検知ユニットと、
    前記本体ユニットに煙検知ユニットを装着した状態で外側を覆って装着されるカバーと、を備えた火災ガス漏れ複合型警報器に於いて、
    前記スピーカは前記本体ユニットのスピーカ開口部の中に装着され、前記スピーカ開口部に相対した前記煙検知ユニットとカバー内側の部位に、両者の組付け状態で前記スピーカ開口部からカバー音響孔までの間に円筒状の音響ダクトを形成し
    前記音響ダクトは、前記カバーの内側に一体に形成された半円筒と前記煙検知ユニットの外周部に一体に形成された半円筒を組合わせることで円筒状に形成され、
    更に、組付け状態で、外側に位置する前記カバーの半円筒は前記スピーカ開口部と同径で相対し、内側に位置する前記煙検知ユニットの半円筒は前記スピーカ開口部の中に嵌合するように径を小さくしたことを特徴とする火災ガス漏れ複合型警報器。
  2. 請求項1記載の火災ガス漏れ複合型警報器に於いて、前記煙検知ユニットと前記カバーの半円筒は、組込み状態で円周方向の端部がオーバーラップするように形成したことを特徴とする火災ガス漏れ複合型警報器。
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