JP3634173B2 - 釘打ち機における釘の打ち込み深さ調整装置 - Google Patents

釘打ち機における釘の打ち込み深さ調整装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、釘打ち機において釘の打ち込み深さを調整するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば空気圧式の釘打ち機においては、シリンダ内に供給した空気圧によりピストンを下動させ、該ピストンに取り付けたドライバの先端で釘の頭部を打撃して該釘を打ち込む構成となっているため、供給する空気圧或いはピストンの受圧面積が一定であれば、基本的に釘の打ち込み力は一定となる。
ところが、釘打ち込み材の性質(硬さ等)や打ち込む釘のサイズ等の違いによって釘の打ち込み量(打ち込み深さ)にばらつきが生ずる。従来この問題を解決するために、例えば実用新案登録第2556818号公報に開示されているように釘の打ち込み深さ調整装置を別途設けて、ドライバガイドの先端位置に対するコンタクトアームの先端位置を調整することにより予め打撃時の反動を見越して釘が一定の深さまで安定して打ち込まれるようにしていた。
【0003】
ここで、一般に上記コンタクトアームは、ドライバガイドの外周側に位置する円筒部と、該円筒部から延出して先端部が釘打ち機本体操作用のトリガの近傍にまで至るアーム部を有し、コンタクトアームの上動に伴うこのアーム部先端の上方への変位により上記トリガを引き操作可能とする構成となっている。上記従来の打ち込み深さ調整装置は、このコンタクトアームの円筒部とアーム部の間に介装されており、円筒部側にアーム部の移動方向に高さの異なる階段形状のカム部を設け、アーム部側に該カム部のカム面に突き当てる係合部材を設け、該係合部材を、回転操作したカム部の任意のカム面に突き当てることによりアーム部の長さを変化させ、これによりコンタクトアームの上昇距離を調整し、ひいては釘の打ち込み深さを調整する構成となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成された従来の打ち込み深さ調整装置には次のような問題があった。すなわち、カム部のカム面に対して係合部材を圧縮ばねにより弾性的に突き当てる構成となっていたため、釘打撃時における反動により釘打ち機本体が瞬間的に釘打ち込み材から離れる方向に移動すると、その際の慣性力により係合部材がカム面から離れ、この離れた時にカム部が回転方向に位置ズレして係合部に対する相対位置が変化してしまい、その結果設定した打ち込み深さが変わってしまう問題があった。
本発明は、この問題に鑑みなされたもので、釘打撃時の反動により係合部材とカム部が相対的に離れても、一度設定した打ち込み深さが不用意に切り替わってしまうことのない打ち込み深さ調整装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、各請求項に記載した構成の打ち込み深さ調整装置とした。
請求項1記載の打ち込み深さ調整装置によれば、係合部が突き当てられるカム面によりストッパアームの長さが変化し、これによりコンタクトアームの上動端が規制されて、釘打ち込み深さが設定される。この設定は、調整ダイヤルを回転操作すれば、係合部またはカム部の一方が他方を第1圧縮ばねに抗して後退させつつ当該他方に対して相対的に回転させて係合部が突き当てられるカム面を変更することにより変更することができる。
調整ダイヤルの回転操作は、当該調整ダイヤルとストッパアームの基端側との間に設けた凹凸係合部により規制されている。このため、例えば釘打撃時の反動によりストッパアームの先端側が第1圧縮ばねに抗して基端側から離間する方向に変位し、その結果係合部とカム部の係合状態が一時的に解除されても、当該調整ダイヤルが不用意に回転してしまうことが防止される。
すなわち、ストッパアームの基端側が第2圧縮ばねにより釘打ち機本体の押し付け方向とは反対方向に弾性付勢されていることから、釘打ち機本体に釘打ち込み時の反動があっても当該基端側と調整ダイヤルとの間の凹凸係合状態が保持されるので、調整ダイヤルが不用意に回転することが防止され、これにより一旦設定した打ち込み深さが不用意に変更されてしまうことが防止される。
【0006】
請求項2記載の打ち込み深さ調整装置によれば、調整ダイヤルを回転操作することによりカム部が回転して係合部が突き当てられるカム面が変更され、これにより上記と同様釘の打ち込み深さが設定される。
釘打撃時の反動によりストッパアームの先端側すなわち係合部が、第1圧縮ばねに抗してストッパアームの基端側のカム部から離間しても、当該ストッパアームの基端側が第2圧縮ばねにより調整ダイヤルに接近する方向すなわち両者間の凹凸係合部の凹凸係合状態が保持される方向に付勢されており、この保持状態は釘打撃の反動が第2圧縮ばねの付勢方向に作用することからより一層強固に保持され、従って請求項1記載の構成と同様の作用効果を奏する。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1は本実施形態の打ち込み深さ調整装置10を備えた釘打ち機1を示している。図中2は、釘打ち機本体を示している。釘打ち機本体2の側部にはハンドル部3が側方へ突き出すように設けられている。又、釘打ち機本体2の下面には釘を打ち出すための釘打ち出し部4が設けられている。この釘打ち出し部4と前記ハンドル部3との間には多数の釘を装填するための釘マガジン5が装備されている。
釘打ち機本体2には、圧縮空気により往復動するピストン(図示省略)が内装されており、該ピストンには釘打撃用のドライバが取り付けられている。このドライバは、釘打ち機本体2の下面に取り付けたドライバガイド6の内周側を経て図示上下方向(釘打ち込み方向)に往復動可能に案内されている。ドライバガイド6の外周側にはコンタクトアーム7が上下動可能に設けられている。
【0008】
コンタクトアーム7には図中破線で示したストッパアーム8が一体に設けられている。このストッパアーム8の先端側は、ハンドル部3の基部に配置したトリガ30の近傍に至っている。コンタクトアーム7の上動操作によりストッパアーム8の先端が一定位置まで上動すると、トリガ30の背面に設けたアイドラ31が図示上方(引き操作方向)に回動し、この状態でトリガ30を引き操作するとトリガバルブ40(図4〜図6参照)がオンして釘打ち動作がなされる。トリガ30の引き操作によりトリガバルブ40がオンすると、ストッパアーム8は上昇端に至り、従ってコンタクトアーム7は上昇端に至る。
コンタクトアーム7が上昇端に至った時におけるその先端面7aと前記ドライバガイド6の先端面6aとの相対位置を変更することにより釘の打ち込み深さを調整することができる。本実施形態は、この釘の打ち込み深さを調整するための装置10に特徴を有し、以上説明した釘打ち機1の基本的な構成及び動作については従来公知の構成及び動作と同様であり、本発明の実施にあたり特に変更を要しない。
【0009】
さて、図2〜図6に本実施形態の打ち込み深さ調整装置10の詳細が示されている。上記ストッパアーム8はその中途位置で分割されて、コンタクトアーム7側の基端側8Aとトリガ30側の先端側8Bを有している。基端側8Aに対する先端側8Bの位置を変更して当該ストッパアーム8の長さを調整することによりコンタクトアーム7の上昇端位置を調整することができ、ひいては釘の打ち込み深さを調整することができる。
ストッパアーム8の基端側8Aの先端部には、図4〜図6において紙面手前側にL字形に折り曲げられて壁部9が形成されている。この壁部9の中央には挿通孔9bが形成されており、この挿通孔9bには先端側8Bの軸部8aが上下動可能に挿通されている。この先端側8Bは、本体2側に設けた支持板部2aにより回り止めされた状態で図示上下方向に移動可能に支持されている。この先端側8Bの上下動可能な範囲は、本体2側に設けたストッパ2c,2dにより規制されている。又、この先端側8Bと、本体2に設けた壁部2bとの間には圧縮ばね12が介装されており、この圧縮ばね12により当該先端側8Bは下動方向に付勢されている。この圧縮ばね12が特許請求の範囲に記載した第1圧縮ばねに相当する。
軸部8aの図示下端部は、前記ドライバガイド6に設けた支持台座部6bに軸方向移動可能に支持されている。この軸部8aの周囲であって、上記支持台座部6bと壁部9との間には圧縮ばね11が介装されている。この圧縮ばね11が特許請求の範囲に記載した第2圧縮ばねに相当する。この圧縮ばね11によりストッパアーム8の基端側8Aひいてはコンタクトアーム7が図示上方に付勢されている。但し、コンタクトアーム7は圧縮ばね12により図示下方に付勢されており、この圧縮ばね12の付勢力は圧縮ばね11の付勢力よりも十分に大きく設定されているので、コンタクトアーム7は結果的に図示下方に付勢されている。
【0010】
上記壁部9の上面側であって、軸部8aには調整ダイヤル13が回転可能に支持されている。この調整ダイヤル13の図示下面には多数の凸部13a〜13aが同一円周上に沿って形成されている。一方、この調整ダイヤル13に対向する壁部9の上面には、上記多数の凸部13a〜13aのうちの1つの凸部13aがはまり込んで凹凸係合する凹部9aが形成されている。
この調整ダイヤル9の周面には、釘の打ち込み深さを「1」〜「9」の指数で表示する目盛り13bが刻印されている。また、目盛り13bの各数値の間には回転操作時の滑り止めをするための滑り止め部13cが形成されている。
調整ダイヤル13の上面には、円筒形状のカム部14が一体に形成されている。このカム部14の上面には、ストッパアーム8の移動方向(図示上下方向)に高さが異なるV字形状のカム面14a〜14aが周方向に沿って形成されている。このカム部14の内周側に上記軸部8aが挿通されている。
【0011】
この軸部8aの側面には、下端部がV字形状に突き出して上記カム面14aに凹凸係合する係合部15が一体に形成されている。この係合部15の側面には、係合するカム面14a及び該カム面14aを表示する目盛り13bを指し示す矢印15aが表示されている。この矢印15aが指し示す目盛り13bを見れば、当該打ち込み深さの設定状態を一目で確認できるようになっている。
前記したように先端側8Bが下動方向に付勢されていることにより、係合部15が基端側8Aのカム面14aに押し付けられて、係合部15とカム面14aとの係合状態が保持される。又、係合部15とカム面14aとの係合状態を経て基端側8Aが図示下方に付勢され、従ってコンタクトアーム7が図1において下方に付勢されている。コンタクトアーム7の上動操作は、主として上記圧縮ばね12に抗してなされる。
【0012】
このように構成した打ち込み深さ調整装置10によれば、釘の打ち込み深さの調整が以下のようにしてなされる。
調整ダイヤル13を回転操作すると、カム部14が軸部8aの周りに一体で回転する。これにより、カム面14a〜14aに対して係合部15が相対的に移動するため、該係合部15が係合するカム面14aが変更される。
ここで、係合部15がカム面14a,14a間を相対移動する際には、圧縮ばね11に抗してなされる基端部8Aの下方へ移動を伴うため、調整ダイヤル13の回転操作は圧縮ばね11に抗してなされる。このことから、調整ダイヤル13の回転方向の位置は、上記圧縮ばね11の付勢力により保持される。
又、調整ダイヤル13は、その下面に設けた多数の凸部13a〜13aの一つが壁部9の凹部9aに凹凸係合することによってもその回転方向の位置が保持される。この凹凸係合状態は、上記圧縮ばね11により壁部9(基端部8A)が調整ダイヤル13の下面に押し付けられることによって保持される。このことから、調整ダイヤル13の回転方向の位置は、圧縮ばね11による壁部9の調整ダイヤル13への押し付けとこれによる凸部13aと凹部9aの凹凸係合によって保持される
【0013】
上記のように調整ダイヤル13を回転操作することにより、係合部15が係合するカム面14aが変更されると、カム面14a〜14aはストッパアーム8の移動方向に高さが異なっているので、該ストッパアーム8の移動方向について基端側8Aの先端側8Bに対する位置が変更され、これによりストッパアーム8の長さが変更される。係合部15が、表示指数「9」の最も高いカム面14aに係合するとストッパアーム8は最も長くなり、表示指数「1」の最も低いカム面14aに係合するとストッパアーム8は最も短くなる。
ストッパアーム8が長いほど、コンタクトアーム7の上昇端は下方にずれるので、その先端面7aの上昇端位置は下側に設定され、これにより該先端面7aとドライバガイド6の先端面6aとの間の間隔が大きくなり、従って釘の打ち込み深さは浅くなる。一方、ストッパアーム8が短いほど、コンタクトアーム7の上昇端は上方にずれるので、その先端面7aの上昇端位置は上側に設定され、これにより該先端面7aとドライバガイド6の先端面6aとの間の間隔は小さくなるため、釘の打ち込み深さは深くなる。
【0014】
次に、ストッパアーム8の先端側8Bは、トリガ30に回動支持したアイドラ31の下面に突き当てられている。トリガ30は、支点30aを介して本体2に回動可能に支持されている。アイドラ31は、トリガ30の背面側(図示上面側)であって、上記支点30aとは反対側の端部において支点31aにより図示上下に回動可能に支持されている。上記先端側8Bの先端はアイドラ31の先端部寄りの下面に突き当てられている。
アイドラ31の上方であって、ハンドル部3の基部にはトリガバルブ40が配置されている。このトリガバルブ40は上記トリガ30の有効な引き操作によりオンし、トリガバルブ40がオンすると本体2側のヘッドバルブ(図示省略)が開いてシリンダのピストン上室に圧縮空気が供給される。トリガ30の引き操作は、本体2の押し付け操作によりコンタクトアーム7を上動させてストッパアーム8を上動させ、これによりアイドラ31を上方に回動させた状態でのみ有効となる。図4はコンタクトアーム7が上動していないために、先端側8Bが下側のストッパ2dに当接して下降端に位置している状態を示し、図5はコンタクトアーム7が上動することにより先端側8Bが上側のストッパ2cに当接してアイドラ31が上方に回動しているが、トリガ30が引き操作されていない状態を示し、図6は図5の状態からさらにトリガ30を引き操作した状態を示しており、この図6に示す段階でトリガ30の引き操作が有効となる。
コンタクトアーム7を上動操作していない状態でトリガ30を引き操作すると、アイドラ31の先端部が上方へ変位していない状態のまま支点31a側だけが上方へ変位するので、該アイドラ31の全体としての変位量が不十分となり、従ってステム41が押し込まれないためトリガバルブ40がオンしない。
【0015】
トリガ30が有効に引き操作されると、トリガバルブ40のステム41がアイドラ31により、圧縮ばね42及び該ステム41の後面に作用する蓄圧室Aの空気圧に抗して図示上方に押し込まれて当該トリガバルブ40がオンする。このトリガバルブ40の構成及び作動は従来に比して特に変更を要しないが、以下簡単に説明すると、図4及び図5に示すようにステム41が上動していない状態では、該ステム41に取り付けた第1シールリング41aにより第1空気室43の開口部43aが閉塞され、従って該第1空気室43が大気から遮断された状態となっている。又、ステム41に取り付けた第2シールリング41bが第2空気室44の開口部44aから外れているため、該第2空気室44と第1空気室43が連通された状態となっている。第2空気室44は、空気孔46を経てハンドル部3の内部すなわち蓄圧室Aに連通されている。このため、図4に示す状態では第1空気室43に圧縮空気が供給されている。第1空気室43は、連通路45を経て本体2側のヘッドバルブ上室に連通されているため、この第1空気室43に圧縮空気が供給された状態(オフ状態)では、本体2側のヘッドバルブが閉じているため蓄圧室Aからシリンダに圧縮空気が供給されず、従って釘打ち動作はなされない。
【0016】
一方、図6に示すようにトリガ30の有効な引き操作によりステム41が圧縮ばね42及び蓄圧室Aの空気圧に抗して押し込まれると、第1シールリング41aが第1空気室43の開口部43aから外れ、且つ第2シールリング41bが第2空気室44の開口部44aを閉塞するため、該第1空気室43が蓄圧室Aから遮断されて大気開放される。第1空気室43が大気開放されると、前記ヘッドバルブが開いてシリンダのピストン上室に圧縮空気が供給され、これによりピストン及びドライバが下動して釘打ち動作がなされる。
【0017】
以上のように構成した釘の打ち込み深さ調整装置10によれば、調整ダイヤル13の回転方向の位置が、凸部13aの凹部9aに対する凹凸係合及び圧縮ばね11の付勢力によって保持される。この構成によれば、ドライバによる釘打撃時の反動により釘打ち機本体2が上方(釘打ち込み材から離れる方向)に移動し、この時の慣性力により係合部15がカム面14aから一時的に離れても、凸部13aが凹部9aにはまり込んで回転方向について係合しているので、従来のように調整ダイヤル13が不用意に回転してしまうことがなく、従って一旦設定した打ち込み深さ(調整ダイヤル13の位置)は確実に保持される。
【0018】
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、ストッパアーム8の基端側8Aにカム部14を設け、先端側8Bに係合部15を設ける構成を例示したが逆であってもよい。又、調整ダイヤル13の回転操作を経てカム部14を回転させる構成を例示したが、カム部は固定して係合部を回転操作する構成、或いは双方を回転操作する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る打ち込み深さ調整装置を備えた釘打ち機の側面図である。
【図2】調整ダイヤルと壁部の凹凸係合状態を示す縦断面図である。
【図3】図1中、矢印(3)方向から打ち込み深さ調整装置を見た図であり、調整ダイルと壁部の凹凸係合状態を示す下面図である。
【図4】打ち込み深さ調整装置の側面図である。本図は、コンタクトアームを上動操作せず、かつトリガを引き操作していない状態における該装置の状態を示している。
【図5】打ち込み深さ調整装置の側面図である。本図は、コンタクトアームを上動操作しているが、トリガを引き操作していない状態における該装置の状態を示している。
【図6】打ち込み深さ調整装置の側面図である。本図は、コンタクトアームを上動操作し、且つトリガを引き操作した状態における該装置の状態を示している。
【符号の説明】
2…釘打ち機本体
3…ハンドル部、4…釘打ち出し部、5…釘マガジン
6…ドライバガイド、6a…先端面
7…コンタクトアーム、7a…先端面
8…ストッパアーム、8A…基端側、8B…先端側
9…壁部、9a…凹部
10…打ち込み深さ調整装置
11…圧縮ばね(第2圧縮ばね
12…圧縮ばね(第1圧縮ばね
13…調整ダイヤル、13a…凸部
14…カム部、14a…カム面
15…係合部
30…トリガ、31…アイドラ、40…トリガバルブ、41…ステム

Claims (2)

  1. 釘打ち機本体の押し付け操作によりコンタクトアームを相対的に上動させると、当該コンタクトアームに設けた上動端規制用のストッパアームの変位によりトリガの引き操作が有効になってドライバの下動により釘打ち動作可能な状態となる釘打ち機において、
    記ストッパアームがその中途位置で前記コンタクトアーム側の基端側と前記トリガ側の先端側に分割され、前記基端側若しくは先端側の一方に該ストッパアームの移動方向に高さが異なる複数のカム面を有するカム部を設け、他方に前記カム面に突き当てる係合部を設けて、前記カム面または前記係合部の一方を他方に対して第1圧縮ばねにより相対的に前記釘打ち機本体の押し付け方向に弾性押圧状態で突き当てるとともに、
    前記ストッパアームの基端側に調整ダイヤルを回転操作可能に設け、該調整ダイヤルに前記カム部または前記係合部の一方を一体に設けて、該調整ダイヤルの回転操作により前記カム部または前記係合部の他方を前記第1圧縮ばねに抗して後退させて、前記係合部が突き当てられるカム面を変更可能であり、
    該調整ダイヤルの回転位置は、該調整ダイヤルと前記基端側との間に設けた凹凸係合部により保持され、該凹凸係合部の凹凸係合状態は、第2圧縮ばねにより前記基端側を前記調整ダイヤルに対して前記釘打ち機本体の押し付け方向とは反対方向に弾性押圧させて保持され、かつ該凹凸係合部の凹凸係合位置を前記係合部と前記カム面との突き当て位置に対応させた構成とした釘打ち機における釘の打ち込み深さ調整装置。
  2. 請求項1記載の打ち込み深さ調整装置であって、前記ストッパアームの先端側に前記係合部を設ける一方、該ストッパアームの基端側に前記調整ダイヤルを回転操作可能に設け、該調整ダイヤルに前記カム部を一体に設けた打ち込み深さ調整装置。
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