JP3634160B2 - 耐熱性パッキング材、及びその取付構造 - Google Patents

耐熱性パッキング材、及びその取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スチーマ、オーブン等の加熱調理機の本体に対して開閉可能にヒンジ連結された扉体の内側面の周縁部に取付けられて、調理機本体の内部の密閉を保持するための長尺状の耐熱性パッキング材、及びその取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
業務用のスチーマ、オーブン等の加熱調理機は、被調理物を収容して加熱するための調理機本体と、該調理機本体に対して開閉可能にヒンジ連結された扉体とで構成される。この加熱調理機においては、扉体の内側面の周縁部に、弾性変形可能な長尺状のパッキング材が方形状となって装着され、調理機本体に対して扉体を閉じた状態において、前記パッキング材が弾性変形されて、調理機本体の内部の密閉を保持する構成になっている。
【0003】
加熱調理機のうち、オーブンにおいては、その内部温度は、ほぼ300°Cまで達し、しかも、その加熱源がガスの場合には、その火炎がパッキング材の部分まで直接に及ぶこともある。ところが、従来使用されているパッキング材の材質は、豊かなゴム弾性を備えたフッ素ゴム、シリコンゴム等が大部分であって、長時間連続して高温下に曝されることにより、パッキング材が劣化されて、そのゴム弾性が乏しくなる。また、直火を受けた場合には、部分燃焼されて、パッキング材としての機能が急激に低下する。よって、従来においては、所定期間(例えば、1ないし2年)使用する毎に、パッキング材を新規のものと取り替えて、加熱調理機を継続使用しているのが実情である。
【0004】
図10は、加熱調理器の扉体Dに装着される従来のパッキング材P’であって、本来のシール部41とは別に、扉体Dにパッキング材P’を固定するための固定板部42を備えている。多数本のビス43を介して扉体Dに固定板部42を直接に固定することにより、該固定板部42を介して扉体Dにパッキング材P’を装着している。加熱調理機は、300°C程度の高温において使用されるので、扉体に対するパッキング材の固定方法は、他の用途のように接着剤の使用ができないために、上記したビス固定が採用されている。このため、扉体Dに対するパッキング材P’の固定作業も面倒であるのみならず、扉体Dの内側面Daと、パッキング材P’の固定板部42との間の完全な気密性を確保するのも難しいという問題がある。
【0005】
また、フッ素ゴム、シリコンゴム等のゴム素材に耐熱無機物を混入させて、その耐熱温度を高めることは、他の用途においては採用され、実用化されている。しかし、加熱調理機の扉体に装着されるパッキング材は、調理機本体の内部の密閉を図る必要があって、シール性が要求されるために、フッ素ゴム、シリコンゴム等に耐熱無機物を混入させたのでは、パッキング材としてのゴム弾性が低下して、本来のシール性が阻害されてしまう。従って、パッキング材においては、この手段は採用できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、加熱調理機の扉体に取付けられるパッキング材において、その耐熱性と、扉体に対する取付性との双方を高めることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係るパッキング材は、パッキング材本体と、該パッキング材本体を内部に挿入した状態で、周方向に沿って弛みを有する管状耐熱布とから成り、更に、前記パッキング材本体は、調理機本体の開口に臨む密着面に弾接してシール作用を果たす弾性変形可能なシール部と、該シール部に一体に成形されて、前記扉体の内側面の周縁部に設けられた固定溝にシール性を保持して差し込まれる差込固定部とで構成され、管状耐熱布の内部にパッキング材本体が挿入された状態で、該パッキング材本体の差込固定部を前記扉体の固定溝に差し込むことにより、前記管状耐熱布の周方向の弛みが吸収されて、パッキング材本体の外周の全ての部分が該管状耐熱布で密着被覆される構成を、その特徴としている。
【0008】
本発明に係る耐熱性パッキング材は、パッキング材本体の外周の全ての部分に管状耐熱布が密着して被覆されているために、パッキング材本体のシール部は、ゴム弾性によるシール作用が全く、或いは殆ど低下させられることなく、耐熱性が飛躍的に高められる。このため、パッキング材本体のシール部が長期間にわたって高温下に曝されたり、或いは直火を受けても、そのゴム弾性が低下させられることはなく、長期間にわたって、良好なシール性を維持できて、パッキング材としての寿命が長くなる。
【0009】
また、上記課題を解決するための本発明に係る耐熱性パッキング材の取付構造は、パッキング材本体と、該パッキング材本体を内部に挿入した状態で、周方向に沿って弛みを有する管状耐熱布とでパッキング材が構成され、前記パッキング材本体の差込固定部には、その両側面に1ないし複数本のシール片が設けられ、管状耐熱布の内部にパッキング材本体が挿入された状態で、該パッキング材本体の挿入固定部を前記扉体の固定溝に差し込むことにより、前記管状耐熱布の周方向の弛みが吸収されて、前記シール片は、管状耐熱布を介して前記固定溝の内側面に弾接する構成を、その特徴としている。
【0010】
このように、本発明に係る耐熱性パッキング材の取付構造は、加熱調理機の扉体に設けられた固定溝に、パッキング材本体の差込固定部を差し込むのみで、扉体に対してパッキング材を取付けることができるので、パッキング材として本来的に必要なシール性を低下させることなく、扉体に対するパッキング材の取付けが極めて容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るパッキング材Pの部分斜視図であり、図2は、同じく断面図であり、図3は、加熱調理機の扉体Dにパッキング材Pが取付けられた状態の部分拡大断面図であり、図4は、扉体Dの内側面の周縁部にパッキング材Pが方形枠状となって取付けられた加熱調理機の斜視図である。本発明に係るパッキング材Pは、パッキング材本体10と、該パッキング材本体10を内部に挿入した状態で、周方向に沿って弛みを有する管状耐熱布30とで構成される。
【0012】
最初に、パッキング材本体10そのもの(単体)について説明し、その後に、管状耐熱布30との関係において、パッキング材本体10を説明する。図1及び図2に示されるように、パッキング材本体10は、調理機本体Cの前面の開口に臨む密着面Ca(図4参照)に弾接してシール作用を果たすシール部11と、扉体Dの内側面Daの周縁部に方形状となって設けられた固定溝1に差し込まれる差込固定部12との2つの部分で構成される。シール部11は、弾性変形してシール作用を発揮させるために、前記フッ素ゴム、シリコンゴム等のゴム素材を発泡させたスポンジゴムで成形され、差込固定部12は、該スポンジゴムよりも硬度の高い硬質ゴムで成形されている。シール部11と差込固定部12とは、同じくゴム材であっても、異質のゴム材で成形されているが、両部分は、一体となっている。
【0013】
また、シール部11は、断面略長方形状の中空構造になっていて、その基板部13の幅方向の両端部には、扉体Dの内側面Daに前記管状耐熱布30を介して弾接するシール突条14が設けられ、その両側板部15は、シール時の変形を容易にするために途中で僅かに屈曲された形状になっており、その前面の弾接板部16は、平板状に形成されている。また、シール部11の内部の中空部は、マグネット板挿入部17となっており、前記基板部13の内側面には、マグネット板2を部分接触状態で保持するための複数本の保持突条18が長手方向に設けられている。
【0014】
また、差込固定部12は、角筒状をした固定部本体19の両側面に複数片(実施例では2片)のシール片21が設けられた構成である。このシール片21は、扉体Dの固定溝1にパッキング材Pが差し込まれた状態において、管状耐熱布30を介して該固定溝1の内壁面1aに弾接する。パッキング材Pの非取付時において、シール部11の幅は、差込固定部12の幅よりも広い。
【0015】
更に、管状耐熱布30は、帯状の耐熱布の幅方向の両端に近い部分を互いに縫着(S)して、管状に成形したものであって、その内部に前記パッキング材本体10を挿入した状態で弛みを有している。本発明においては、この「弛み」が極めて重要であって、図3に示されるように、管状耐熱布30の内部にパッキング材本体10を挿入した状態で、パッキング材本体10の差込固定部12を扉体Dの固定溝1に差し込むことにより、管状耐熱布30の有していた前記「弛み」の全てが吸収されて、パッキング材本体10の全外周面に管状耐熱布30が密着して被覆される。この管状耐熱布30は、パッキング材本体10の全外周面に密着した状態で、僅かの張力を有している状態が好ましい。このように、管状耐熱布30の有する前記「弛み」の程度、換言すれば、管状耐熱布30の周長は、上記のようにして定められる。
【0016】
管状耐熱布30の素材である布地に要求される条件としては、加熱調理機の使用温度(約300°C)以上の高温に耐えられる耐熱性を有すること、パッキング材本体10の各部分が管状耐熱布30を介して扉体D、或いは調理機本体Cに弾接してシール作用を果たすために、このシール作用を阻害しない程度に薄いこと、パッキング材本体10のシール部11の変形に追従し得る柔軟性を有していること等が挙げられる。実施例においては、これらの複数の各条件を全て満たす布地として、帝人株式会社の製造に係る耐熱アラミド繊維である「コーネックス(登録商標)」を選択した。この「コーネックス」は、ポリエステル並みの繊維性能(強伸度、弾性率、比重、風合い、色等)をもち、空気中で溶解することなく、約400°Cではじめて分解、炭化を開始する耐熱性と、防炎、難燃性とを併せ有している繊維素材である。また、この「コーネックス」は、織物素材を介しての透過熱量が、他の織物素材に比較して小さいために遮熱効果に優れていることにも特徴が存し、使用実績の高い卑近な用途としては、消防衣がある。このため、上記「コーネックス」は、加熱調理機の使用温度(約300°C)に対しては十分に耐熱性を有する。
【0017】
本発明に係るパッキング材Pは、図1及び図2に示されるように、管状耐熱布30と、この内部に挿入されるパッキング材本体10とで構成され、加熱調理機の扉体Dに対しては、以下のようにして取付けられる。まず、図5及び図6に示されるように、パッキング材本体10と管状耐熱布30とを、扉体Dの内側面Daの周縁部に方形状となって設けられた固定溝1の全長に対応した長さに切断しておく。固定溝1の全長と同一の長さのパッキング材本体10には、図5に示されるように、該固定溝1の縦長と横長とに対応した部分(計3箇所)に、折り曲げを容易にするためのV字状の切欠き部22が設けられていると共に、その両端部は、斜めにカットされて、斜カット部23となっている。
【0018】
このため、図7ないし図9に示されるように、管状耐熱布30の内部に1本状のパッキング材本体10が挿入されたパッキング材Pを、該パッキング材本体10の各切欠き部22の部分で直角に折り曲げると同時に、パッキング材本体10の両端の斜カット部23を相互に接合させると、パッキング材本体10は、方形枠状に折り曲げられ、その全体が管状耐熱布30により被覆された状態となる。この状態では、内部にパッキング材本体10を挿入している管状耐熱布30には、その周方向に沿って「弛み」が生じている。なお、パッキング材本体10を折り曲げる前において、該パッキング材本体10のマグネット板挿入部17には、扉体Dに設けられた方形状の固定溝1の縦長と横長とにそれぞれ対応する長さの4本のマグネット板2が挿入されている。
【0019】
そして、図3に示されるように、方形枠状に折り曲げられたパッキング材Pを構成するパッキング材本体10の差込固定部12を、加熱調理機の扉体Dの内側面Daの周縁部に設けられた固定溝1に差し込むと、その固定部本体19の両側面に設けられた各シール片21は、管状耐熱布30を介して固定溝1の内壁面1aに弾接すると共に、パッキング材本体10のシール部11に設けられた一対のシール突条14は、管状耐熱布30を介して扉体Dの内側面Daに弾接する。このようにして、扉体Dの固定溝1にパッキング材Pの差込固定部12が差し込まれて、固定されると、パッキング材本体10の全体を被覆していた管状耐熱布30の周方向に沿った「弛み」の全てが吸収されて、扉体Dの内側面Daから突出しているパッキング材Pのシール部11は、その全体が管状耐熱布30により周方向に沿った「弛み」のない状態で被覆される。図4は、このようにして、扉体Dの内側面Daにパッキング材Pが取付けられた加熱調理機の斜視図である。
【0020】
そして、加熱調理機の使用時において、調理機本体Cに対して扉体Dを閉じると、調理機本体Cの前面の開口に臨む密着面Caにパッキング材Pのシール部11が管状耐熱布30を介して弾接することによるシール作用と、該シール部11の内部に挿入されたマグネット板2の吸着作用によって、調理機本体Cと扉体Dとの隙間がパッキング材Pによって密閉(シール)される。
【0021】
このパッキング材Pは、パッキング材本体10の全体が管状耐熱布30で被覆されているため、パッキング材本体10のシール部11は、ゴム弾性によるシール作用が殆ど低下させられることなく、その耐熱性が飛躍的に高められる。このため、パッキング材本体10のシール部11が長期間にわたって高温に曝されたり、或いは直火を受けても、そのゴム弾性は、殆ど低下しない。また、パッキング材本体10のシール部11は、管状耐熱布30を構成する布地を介して調理機本体Cの前面の密着面Caに弾接するのであるが、管状耐熱布30を構成している布地が薄くて柔軟性を有しているために、前記シール部11が直接に弾接するのと殆ど差異がなくなって、シール部11のシール性が低下することもない。この結果、本発明に係るパッキング材は、高温雰囲気においても、長期間にわたって良好なシール性を維持できて、その寿命も長くなる。
【0022】
なお、上記実施例では、「管状耐熱布」の布地として、帝人株式会社製の「コーネックス」を挙げたが、これと同等の耐熱性、厚さ、柔軟性等を有する布地であれば、いかなるものでも使用可能である。また、パッキング材本体の構成に関しても、そのシール部がゴム弾性に基づいて弾性変形することにより、シール性(密閉性)を果たせば、その構造自体はいかなるものであってもよい。例えば、シール部にマグネット板が挿入されていない構造であっても構わない。
【0023】
【発明の効果】
本発明に係るパッキング材は、加熱調理機の扉体に取付けられるパッキング材において、このパッキング材の全体を管状耐熱布で被覆する構成にしたので、パッキング材としては、従来のゴム材を使用したままで、その耐熱性が飛躍的に高められ、高温、或いは直火を受ける雰囲気においても、パッキング材を構成するゴム材の弾性が低下することなく、長期間にわたって良好なシール性を維持できて、パッキング材の寿命が長くなる。
【0024】
本発明に係るパッキング材の取付構造は、加熱調理機の扉体の内側面の周縁部に方形状の固定溝を設けておいて、パッキング材の差込固定部を前記固定溝に差し込むと、該差込固定部に設けられたシール片が管状耐熱布を介して固定溝の内壁面に弾接する構成であるので、扉体の内側面に対する高い密着性を確保した上で、扉体に対するパッキング材の取付けが極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパッキング材Pの部分斜視図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】加熱調理機の扉体Dにパッキング材Pが取付けられた状態の部分拡大断面図である。
【図4】扉体Dの内側面の周縁部にパッキング材Pが方形枠状となって取付けられた加熱調理機の斜視図である。
【図5】方形枠状に折り曲げる前のパッキング材本体10の正面図である。
【図6】パッキング材本体10の切欠き部22を主体に示すパッキング材Pの部分斜視図である。
【図7】方形枠状に折り曲げられたパッキング材Pの正面図である。
【図8】図7のAで示される部分の拡大図である。
【図9】方形枠状に折り曲げられたパッキング材Pのコーナー部の斜視図である。
【図10】従来のパッキング材P’の断面図である。
【符号の説明】
C:調理機本体
Ca:調理機本体の密着面
D:扉体
Da:扉体の内側面
P:パッキング材
1:固定溝
1a:固定溝の内壁面
10:パッキング材本体
11:シール部
12:差込固定部
21:シール片

Claims (5)

  1. スチーマ、オーブン等の加熱調理機の本体に対して開閉可能にヒンジ連結された扉体の内側面の周縁部に取付けられて、調理機本体の内部の密閉を保持するための長尺状の耐熱性パッキング材であって、
    パッキング材本体と、該パッキング材本体を内部に挿入した状態で、周方向に沿って弛みを有する管状耐熱布とから成り、
    前記パッキング材本体は、前記調理機本体の開口に臨む密着面に弾接してシール作用を果たす弾性変形可能なシール部と、該シール部に一体に成形されて、前記扉体の内側面の周縁部に設けられた固定溝にシール性を保持して差し込まれる差込固定部とで構成され、
    管状耐熱布の内部にパッキング材本体が挿入された状態で、該パッキング材本体の差込固定部を前記扉体の固定溝に差し込むことにより、前記管状耐熱布の周方向の弛みが吸収されて、パッキング材本体の外周の全ての部分が該管状耐熱布で密着被覆される構成であることを特徴とする耐熱性パッキング材。
  2. パッキング材本体の差込固定部には、扉体の固定溝の内壁面に管状耐熱布を介して弾接する1ないし数条のシール片が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の耐熱性パッキング材。
  3. パッキング材本体のシール部は、その差込固定部よりも幅広であることを特徴とする請求項1又は2に記載の耐熱性パッキング材。
  4. パッキング材本体は、中空構造であって、その中空部に長手方向に沿って変形可能なマグネット板が挿入されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の耐熱性パッキング材。
  5. スチーマ、オーブン等の加熱調理機の本体に開閉可能にヒンジ連結された扉体に耐熱性パッキング材を取付ける構造であって、
    パッキング材本体と、該パッキング材本体を内部に挿入した状態で、周方向に沿って弛みを有する管状耐熱布とでパッキング材が構成されて、
    前記パッキング材本体の差込固定部には、その両側面に1ないし複数本のシール片が設けられ、
    管状耐熱布の内部にパッキング材本体が挿入された状態で、該パッキング材本体の差込固定部を前記扉体の固定溝に差し込むことにより、前記管状耐熱布の周方向の弛みが吸収されて、前記シール片は、管状耐熱布を介して前記固定溝の内側面に弾接する構成であることを特徴とする耐熱性パッキング材の取付構造。
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