JPS6139208Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6139208Y2 JPS6139208Y2 JP1981196897U JP19689781U JPS6139208Y2 JP S6139208 Y2 JPS6139208 Y2 JP S6139208Y2 JP 1981196897 U JP1981196897 U JP 1981196897U JP 19689781 U JP19689781 U JP 19689781U JP S6139208 Y2 JPS6139208 Y2 JP S6139208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact piece
- oven
- door
- door frame
- mounting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims description 19
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 5
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 4
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
この考案はたとえば電子レンジ、オーブンレン
ジなどの扉体構造を改良した加熱調理器に関す
る。
ジなどの扉体構造を改良した加熱調理器に関す
る。
考案の技術的背景とその問題点
食品の加熱調理時において発生する水蒸気は、
オーブンの天井部もしくは背部に設けられた排気
口から外部に排気されるようになつているが、充
分に排気されずオーブンを開閉する扉体側へも充
満することがある。特に、内外バリア間に空気層
を形成した扉体においては、オーブン内で発生し
た水蒸気が扉枠の内側からチヨークキヤビテイに
侵入したり、扉枠と化粧枠との間の隙間に侵入す
ると、その水蒸気はそのまま内外バリア間の空気
層に侵入する。このとき、外気温が低くなると外
バリアの内面に露付が発生し、外部からオーブン
内を透視できなくなるという不都合がある。
オーブンの天井部もしくは背部に設けられた排気
口から外部に排気されるようになつているが、充
分に排気されずオーブンを開閉する扉体側へも充
満することがある。特に、内外バリア間に空気層
を形成した扉体においては、オーブン内で発生し
た水蒸気が扉枠の内側からチヨークキヤビテイに
侵入したり、扉枠と化粧枠との間の隙間に侵入す
ると、その水蒸気はそのまま内外バリア間の空気
層に侵入する。このとき、外気温が低くなると外
バリアの内面に露付が発生し、外部からオーブン
内を透視できなくなるという不都合がある。
そこで、従来においては、第1図および第2図
で示すように、扉体aを構成する扉枠bに取付部
cを設け、この取付部cに所定間隔を存してねじ
孔d…を穿設し、この取付部cに接触片eを重合
するとともに固定ねじfを上記ねじ孔dに締付固
定し、同時に取付部cと接触片eとの間で内バリ
アgの周縁を挾持している。したがつて、固定ね
じfの締付けによつて取付部cが円弧状に彎曲し
て接触片eと密着するが、固定ねじf…間には隙
間h…ができて完全にシールすることができず、
これら隙間h…から水蒸気が侵入することがあ
る。そこで、内バリアgの挾持部にシリコンゴム
iを介在してシールしているが、このシリコンゴ
ムiがパンチングプレートjまで露出し、外観的
美観を損うとともに、組立作業性が悪いという欠
点がある。
で示すように、扉体aを構成する扉枠bに取付部
cを設け、この取付部cに所定間隔を存してねじ
孔d…を穿設し、この取付部cに接触片eを重合
するとともに固定ねじfを上記ねじ孔dに締付固
定し、同時に取付部cと接触片eとの間で内バリ
アgの周縁を挾持している。したがつて、固定ね
じfの締付けによつて取付部cが円弧状に彎曲し
て接触片eと密着するが、固定ねじf…間には隙
間h…ができて完全にシールすることができず、
これら隙間h…から水蒸気が侵入することがあ
る。そこで、内バリアgの挾持部にシリコンゴム
iを介在してシールしているが、このシリコンゴ
ムiがパンチングプレートjまで露出し、外観的
美観を損うとともに、組立作業性が悪いという欠
点がある。
さらに、実開昭52−28233号公報に示すよう
に、ドアスクリーンの周縁部に緩衝材を設け、こ
の緩衝材をドアスクリーンの周縁部とともに挾持
するものもあるが、構造的に複雑化してコストア
ツプの原因になつている。
に、ドアスクリーンの周縁部に緩衝材を設け、こ
の緩衝材をドアスクリーンの周縁部とともに挾持
するものもあるが、構造的に複雑化してコストア
ツプの原因になつている。
考案の目的
オーブン内で発生した水蒸気が内外二重バリア
間の空気層内へ侵入するのを防止するとともに、
組立作業性の向上を図ることができる加熱調理器
を提供しようとするものである。
間の空気層内へ侵入するのを防止するとともに、
組立作業性の向上を図ることができる加熱調理器
を提供しようとするものである。
考案の概要
扉体を構成する扉枠に接触片との取付部を設
け、この取付部の内周縁および外周縁に上記接触
片と接触する凸条部を設け、接触片と取付部とを
固定ねじによつて締付けたとき上記両凸条部が接
触片に密着してシールできるようにしたことにあ
る。
け、この取付部の内周縁および外周縁に上記接触
片と接触する凸条部を設け、接触片と取付部とを
固定ねじによつて締付けたとき上記両凸条部が接
触片に密着してシールできるようにしたことにあ
る。
考案の実施例
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづ
いて説明する。第3図および第4図中1は電子レ
ンジなどの調理器本体で、この内部にはオーブン
2が設けられている。このオーブン2の天井部に
はマグネトロン3、スタラフアン4および排気口
5が設けられ、底部には被加熱物である食品6を
載置する載置皿7が設けられている。また、調理
器本体1の前部には上記オーブン2の開口部を開
閉する扉体8が枢着されている。この扉体8につ
いて詳述すると、9は扉枠で、これは断面コ字状
をなし、その一端部には取付部10が一体に折曲
して設けられチヨークキヤビテイ11を形成して
いる。さらに、扉枠9の開口部には高周波の透過
を阻止するパンチングプレート12によつて閉塞
され、このパンチングプレート12の内側には内
バリア13、外側には外バリア14が張設されて
いる。そして、パンチングプレート12と外バリ
ア14の周縁部は扉枠9とその外側には重合され
た化粧枠15との間で挾持されている。これら内
バリア13および外バリア14は透明合成樹脂板
によつて形成され、外部からオーブン2内を透視
できるようになつており、この内バリア13と外
バリア14との間には間隙によつて空気層9aが
形成されている。
いて説明する。第3図および第4図中1は電子レ
ンジなどの調理器本体で、この内部にはオーブン
2が設けられている。このオーブン2の天井部に
はマグネトロン3、スタラフアン4および排気口
5が設けられ、底部には被加熱物である食品6を
載置する載置皿7が設けられている。また、調理
器本体1の前部には上記オーブン2の開口部を開
閉する扉体8が枢着されている。この扉体8につ
いて詳述すると、9は扉枠で、これは断面コ字状
をなし、その一端部には取付部10が一体に折曲
して設けられチヨークキヤビテイ11を形成して
いる。さらに、扉枠9の開口部には高周波の透過
を阻止するパンチングプレート12によつて閉塞
され、このパンチングプレート12の内側には内
バリア13、外側には外バリア14が張設されて
いる。そして、パンチングプレート12と外バリ
ア14の周縁部は扉枠9とその外側には重合され
た化粧枠15との間で挾持されている。これら内
バリア13および外バリア14は透明合成樹脂板
によつて形成され、外部からオーブン2内を透視
できるようになつており、この内バリア13と外
バリア14との間には間隙によつて空気層9aが
形成されている。
また、上記扉枠9の取付部10にはその内周縁
および外周縁に沿つて凸条部16,16が設けら
れ、これら凸条部16,16間には凹部17が形
成されている。そして、この凹部17の幅方向中
間部には所定間隔を存して多数個のねじ孔18…
が穿設されている。さらに、上記取付部10には
接触片19が重合されていて、この先端部は扉カ
バー20と係合して上記チヨークキヤビテイ11
を閉塞している。また、接触片19の幅方向中間
部には取付孔21が穿設され、基端部には挾持部
22が設けられている。そして、この接触片19
は取付孔21に挿入した固定ねじ23を取付部1
0のねじ孔18に締付固定することにより取付け
られ、接触片19の内面は凸条部16,16に密
着してシールされている。このとき、上記接触片
19の挾持部22はシリコンゴム24を介して内
バリア13の周縁に圧接され、取付部10との間
で内バリア13を挾持固定している。したがつ
て、チヨークキヤビテイ11と空気層9aとは凸
条部16,16と接触片19との密着により完全
にシールされている。
および外周縁に沿つて凸条部16,16が設けら
れ、これら凸条部16,16間には凹部17が形
成されている。そして、この凹部17の幅方向中
間部には所定間隔を存して多数個のねじ孔18…
が穿設されている。さらに、上記取付部10には
接触片19が重合されていて、この先端部は扉カ
バー20と係合して上記チヨークキヤビテイ11
を閉塞している。また、接触片19の幅方向中間
部には取付孔21が穿設され、基端部には挾持部
22が設けられている。そして、この接触片19
は取付孔21に挿入した固定ねじ23を取付部1
0のねじ孔18に締付固定することにより取付け
られ、接触片19の内面は凸条部16,16に密
着してシールされている。このとき、上記接触片
19の挾持部22はシリコンゴム24を介して内
バリア13の周縁に圧接され、取付部10との間
で内バリア13を挾持固定している。したがつ
て、チヨークキヤビテイ11と空気層9aとは凸
条部16,16と接触片19との密着により完全
にシールされている。
しかして、オーブン2内に収容した食品6をマ
グネトロン3によつて加熱調理したとき発生する
水蒸気は排気口5から排気されるが、一部は扉体
8側に導びかれる。そして、接触片19と扉カバ
ー20との間および扉カバー20と扉枠9との間
の隙間を通つてチヨークキヤビテイ11へ侵入す
ることがあるが、チヨークキヤビテイ11と空気
層9aとは凸条部16,16と接触片19との密
着によりシールされているため、水蒸気が空気層
9a内へ侵入することはない。また、内バリア1
3は取付部10と接触片19との間にシリコンゴ
ム24を介して挾持されているため、オーブン2
と空気層9aとが完全にシールされ、オーブン2
内の水蒸気が空気層9aに侵入することはない。
グネトロン3によつて加熱調理したとき発生する
水蒸気は排気口5から排気されるが、一部は扉体
8側に導びかれる。そして、接触片19と扉カバ
ー20との間および扉カバー20と扉枠9との間
の隙間を通つてチヨークキヤビテイ11へ侵入す
ることがあるが、チヨークキヤビテイ11と空気
層9aとは凸条部16,16と接触片19との密
着によりシールされているため、水蒸気が空気層
9a内へ侵入することはない。また、内バリア1
3は取付部10と接触片19との間にシリコンゴ
ム24を介して挾持されているため、オーブン2
と空気層9aとが完全にシールされ、オーブン2
内の水蒸気が空気層9aに侵入することはない。
考案の効果
この考案は以上説明したように、扉体を構成す
る扉枠に接触片との取付部を設け、この取付部の
内周縁および外周縁に上記接触片と接触する凸条
部を設けたから、接触片と取付部とを固定ねじで
締付けたとき凸条部が接触片に密着してチヨーク
キヤビテイと空気層とを完全にシールすることが
できる。したがつて、オーブン内で発生した水蒸
気が空気層内へ侵入することはなく、露付を防止
することができるとともに、シール構造が簡素化
し、組立作業性を向上することができるという効
果を奏する。
る扉枠に接触片との取付部を設け、この取付部の
内周縁および外周縁に上記接触片と接触する凸条
部を設けたから、接触片と取付部とを固定ねじで
締付けたとき凸条部が接触片に密着してチヨーク
キヤビテイと空気層とを完全にシールすることが
できる。したがつて、オーブン内で発生した水蒸
気が空気層内へ侵入することはなく、露付を防止
することができるとともに、シール構造が簡素化
し、組立作業性を向上することができるという効
果を奏する。
第1図および第2図は従来例を示すもので、第
1図は扉体の一部を示す断面図、第2図は第1図
−線に沿う断面図、第3図はこの考案の一実
施例を示す全体の概略的縦断側面図、第4図は同
じく要部の断面図である。 1……調理器本体、2……オーブン、8……扉
体、9……扉枠、9a……空気層、10……取付
部、13……内バリア、14……外バリア、16
……凸条部、17……凹部、18……ねじ孔、1
9……接触片、23……固定ねじ。
1図は扉体の一部を示す断面図、第2図は第1図
−線に沿う断面図、第3図はこの考案の一実
施例を示す全体の概略的縦断側面図、第4図は同
じく要部の断面図である。 1……調理器本体、2……オーブン、8……扉
体、9……扉枠、9a……空気層、10……取付
部、13……内バリア、14……外バリア、16
……凸条部、17……凹部、18……ねじ孔、1
9……接触片、23……固定ねじ。
Claims (1)
- オーブンを有する調理器本体に、内外二重バリ
アを備えた扉体を設け、上記オーブンの開口部を
開閉するようにした加熱調理器において、上記扉
体を構成する扉枠に接触片との取付部を設け、こ
の取付部の内周縁および外周縁に上記接触片と接
触する凸条部を設け、これら凸条部間の凹部に接
触片を固定する固定ねじのねじ孔を設けたことを
特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19689781U JPS5898507U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19689781U JPS5898507U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898507U JPS5898507U (ja) | 1983-07-05 |
JPS6139208Y2 true JPS6139208Y2 (ja) | 1986-11-11 |
Family
ID=30110124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19689781U Granted JPS5898507U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5898507U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS514104U (ja) * | 1974-06-26 | 1976-01-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52119149U (ja) * | 1976-03-08 | 1977-09-09 |
-
1981
- 1981-12-24 JP JP19689781U patent/JPS5898507U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS514104U (ja) * | 1974-06-26 | 1976-01-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5898507U (ja) | 1983-07-05 |
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