JPS6138002Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6138002Y2 JPS6138002Y2 JP18109281U JP18109281U JPS6138002Y2 JP S6138002 Y2 JPS6138002 Y2 JP S6138002Y2 JP 18109281 U JP18109281 U JP 18109281U JP 18109281 U JP18109281 U JP 18109281U JP S6138002 Y2 JPS6138002 Y2 JP S6138002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- opening
- steam
- oven
- contact piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 11
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 3
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 3
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
本考案は高周波加熱装置の扉周りの構造に係
り、更に詳しくは、中空状の扉の内部にオーブン
からの蒸気が入らないようになしたものに関す
る。
り、更に詳しくは、中空状の扉の内部にオーブン
からの蒸気が入らないようになしたものに関す
る。
考案の技術的背景
高周波加熱装置には、第1図に示すごとく、オ
ーブン1内下部に被加熱物2を載置する棚板3を
設置し、上部を仕切板4で仕切つて仕切板4下面
にスタラフアン5を取り付け、仕切板4上面にマ
グネトロン6を設置し、仕切板4上面を臨むオー
ブン後板7に排気口8を形成し、このオーブン1
に第2図に詳示するごとき中空状の扉9を開閉可
能に取り付けたものがある。この扉9は、扉板1
0及び補助板11が骨組みをなし、それに外バリ
ア12及びサツシユ13が取り付けられて表面を
構成し、また、フツク孔、ヒンジ孔等の開口部1
4を有する扉カバー15、接触片16、スクリー
ン17及び内バリア18がそれに取り付けられて
裏面を構成する構造になつている。扉9内部にオ
ーブン1内の被加熱物2から出る蒸気が進入する
のを防ぐために、接触片16と内バリア18の継
目にはゴムパツキン(或いはシリコンシール)1
9が取り付けられている。
ーブン1内下部に被加熱物2を載置する棚板3を
設置し、上部を仕切板4で仕切つて仕切板4下面
にスタラフアン5を取り付け、仕切板4上面にマ
グネトロン6を設置し、仕切板4上面を臨むオー
ブン後板7に排気口8を形成し、このオーブン1
に第2図に詳示するごとき中空状の扉9を開閉可
能に取り付けたものがある。この扉9は、扉板1
0及び補助板11が骨組みをなし、それに外バリ
ア12及びサツシユ13が取り付けられて表面を
構成し、また、フツク孔、ヒンジ孔等の開口部1
4を有する扉カバー15、接触片16、スクリー
ン17及び内バリア18がそれに取り付けられて
裏面を構成する構造になつている。扉9内部にオ
ーブン1内の被加熱物2から出る蒸気が進入する
のを防ぐために、接触片16と内バリア18の継
目にはゴムパツキン(或いはシリコンシール)1
9が取り付けられている。
背景技術の問題点
しかし、以上のごとき従来の構造には、外バリ
ア12の内側面に結露を生じ易いという問題があ
つた。すなわち、扉カバー15の開口部14にオ
ーブン1からの蒸気が流入し、扉9内部に入り込
み、外気の温度が低くなると、外バリア12の内
側面に結露を生ずるに至るのである。これに対し
て、接触片16とオーブン前板20との接触を密
にして蒸気がオーブン1前方へ出ないようにする
ことが考えられるが、高価なシール材を使わねば
ならない等の実用上困難な問題がある。
ア12の内側面に結露を生じ易いという問題があ
つた。すなわち、扉カバー15の開口部14にオ
ーブン1からの蒸気が流入し、扉9内部に入り込
み、外気の温度が低くなると、外バリア12の内
側面に結露を生ずるに至るのである。これに対し
て、接触片16とオーブン前板20との接触を密
にして蒸気がオーブン1前方へ出ないようにする
ことが考えられるが、高価なシール材を使わねば
ならない等の実用上困難な問題がある。
考案の目的
本考案はこのような問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、対向する接触片及
びオーブン前板の少なくとも一方の表面に蒸気を
通す流路を設け、その流路により開口部を避けて
オーブン内の蒸気が外部へ流出するようになし、
外バリア内側面の結露をなくすことができる高周
波加熱装置を提供するにある。
で、その目的とするところは、対向する接触片及
びオーブン前板の少なくとも一方の表面に蒸気を
通す流路を設け、その流路により開口部を避けて
オーブン内の蒸気が外部へ流出するようになし、
外バリア内側面の結露をなくすことができる高周
波加熱装置を提供するにある。
考案の実施例
以下に本考案の好適一実施例を添付図面によつ
て詳述する。
て詳述する。
第3図及び第4図に示すごとく、9は中空状の
扉であり、扉板10及び補助板11が骨組みをな
し、扉板10に外バリア12及びサツシユ13が
取り付けられて表面を構成し、また、フツク孔、
ヒンジ孔等の開口部14を有する扉カバー15、
接触片16、スクリーン17及び内バリア18が
補助板11に取り付けられて裏面を構成する構造
になつており、接触片16と内バリア18の継目
にゴムパツキン(或いはシリコンシール)19が
取り付けられている。この接触片16の外周部分
はオーブン前板20に当たるようになつている
が、その部分には凸部21が設けられると共に、
蒸気を導く凹部22が形成されており、凹部22
は扉カバー15の開口部14を避けた位置に形成
してある。
扉であり、扉板10及び補助板11が骨組みをな
し、扉板10に外バリア12及びサツシユ13が
取り付けられて表面を構成し、また、フツク孔、
ヒンジ孔等の開口部14を有する扉カバー15、
接触片16、スクリーン17及び内バリア18が
補助板11に取り付けられて裏面を構成する構造
になつており、接触片16と内バリア18の継目
にゴムパツキン(或いはシリコンシール)19が
取り付けられている。この接触片16の外周部分
はオーブン前板20に当たるようになつている
が、その部分には凸部21が設けられると共に、
蒸気を導く凹部22が形成されており、凹部22
は扉カバー15の開口部14を避けた位置に形成
してある。
この構造によれば、扉9を閉じると接触片16
の凸部21がオーブン前板20に当たることか
ら、凹部22とオーブン前板20とが貫通孔を構
成する。このため、オーブン内の蒸気はその貫通
孔に導かれて外部へ排出されることになるが、凹
部22を扉カバー15の開口部14を避けた位置
に設けているので、その排出される蒸気が開口部
14に流入することはない。従つて、扉9内部へ
の蒸気の進入を防止できることになる。
の凸部21がオーブン前板20に当たることか
ら、凹部22とオーブン前板20とが貫通孔を構
成する。このため、オーブン内の蒸気はその貫通
孔に導かれて外部へ排出されることになるが、凹
部22を扉カバー15の開口部14を避けた位置
に設けているので、その排出される蒸気が開口部
14に流入することはない。従つて、扉9内部へ
の蒸気の進入を防止できることになる。
なお、本考案は、第5図に示すごとく、凹部2
2を扉カバー15の開口部14に近付けて設けて
もよい。この場合にも、前記実施例と同様に凹部
22がオーブン内の蒸気を開口部14を避けて外
部へ導くことから、扉9内部への蒸気の進入を防
止できる。また、第6図及び第7図に示すごと
く、開口部14の周辺に立上り部23を設けるこ
とで、開口部14に蒸気が流入しにくくするよう
にしてもよい。
2を扉カバー15の開口部14に近付けて設けて
もよい。この場合にも、前記実施例と同様に凹部
22がオーブン内の蒸気を開口部14を避けて外
部へ導くことから、扉9内部への蒸気の進入を防
止できる。また、第6図及び第7図に示すごと
く、開口部14の周辺に立上り部23を設けるこ
とで、開口部14に蒸気が流入しにくくするよう
にしてもよい。
またなお、本考案は、第8図及び第9図に示す
ごとく、接触片16が対向するオーブン前板20
に凸部24を設け、その凸部24に蒸気を導く凹
部25を形成してもよく、前記実施例と同様の作
用効果を得ることができる。
ごとく、接触片16が対向するオーブン前板20
に凸部24を設け、その凸部24に蒸気を導く凹
部25を形成してもよく、前記実施例と同様の作
用効果を得ることができる。
更になお、前記各実施例における凹部22、2
5の寸法については、電波リークとの関係で定め
る必要があり、深さとしては通常0.5mm程度(電
波リーク特性の良い扉はこれ以上でもよい)と
し、幅としては、第10図に示すごとく、λ/8
以下とする。
5の寸法については、電波リークとの関係で定め
る必要があり、深さとしては通常0.5mm程度(電
波リーク特性の良い扉はこれ以上でもよい)と
し、幅としては、第10図に示すごとく、λ/8
以下とする。
考案の効果
以上の説明で明らかなごとく本考案によれば次
のごとき効果を発揮する。
のごとき効果を発揮する。
(1) 接触片及びオーブン前板の少なくとも一方に
凸部を設け、凸部に蒸気を外部へ導く凹部を扉
カバーの開口部を避けた位置に形成することに
より、扉を閉じたときに貫通孔が作られること
になり、オーブン内の蒸気を一定の方向へ排出
することができ、しかも凹部を通つて排出され
る蒸気が開口部に流入するのを防止できる。
凸部を設け、凸部に蒸気を外部へ導く凹部を扉
カバーの開口部を避けた位置に形成することに
より、扉を閉じたときに貫通孔が作られること
になり、オーブン内の蒸気を一定の方向へ排出
することができ、しかも凹部を通つて排出され
る蒸気が開口部に流入するのを防止できる。
(2) 開口部への蒸気の流入を防ぐことにより、扉
内部に蒸気が溜まることはなくなり、外バリア
内側面における結露の発生を防止できる。
内部に蒸気が溜まることはなくなり、外バリア
内側面における結露の発生を防止できる。
(3) 構造が簡単で、容易かつ安価に実施でき、有
用性がある等の優れた効果を発揮する。
用性がある等の優れた効果を発揮する。
第1図は従来の高周波加熱装置の一例を示す側
断面図、第2図は第1図の要部を示す拡大側断面
図、第3図は本考案に係る高周波加熱装置の一実
施例を示す側断面図、第4図は第3図の装置にお
ける扉の裏面を示す背面図、第5図は本考案に係
る高周波加熱装置の他の実施例を示す背面図、第
6図は本考案に係る高周波加熱装置の他の実施例
を示す側断面図、第7図は第6図の装置における
要部を示す拡大背面図、第8図は本考案に係る高
周波加熱装置の他の実施例を示す側断面図、第9
図は第8図のA−A矢視断面図、第10図は本考
案に係る高周波加熱装置における凹部についての
幅寸法と電波リークとの関係を示すグラフであ
る。 図中、9は扉、14は開口部、15は扉カバ
ー、16は接触片、20はオーブン前板、21、
24は凸部、22、25は凹部、23は立上り部
である。
断面図、第2図は第1図の要部を示す拡大側断面
図、第3図は本考案に係る高周波加熱装置の一実
施例を示す側断面図、第4図は第3図の装置にお
ける扉の裏面を示す背面図、第5図は本考案に係
る高周波加熱装置の他の実施例を示す背面図、第
6図は本考案に係る高周波加熱装置の他の実施例
を示す側断面図、第7図は第6図の装置における
要部を示す拡大背面図、第8図は本考案に係る高
周波加熱装置の他の実施例を示す側断面図、第9
図は第8図のA−A矢視断面図、第10図は本考
案に係る高周波加熱装置における凹部についての
幅寸法と電波リークとの関係を示すグラフであ
る。 図中、9は扉、14は開口部、15は扉カバ
ー、16は接触片、20はオーブン前板、21、
24は凸部、22、25は凹部、23は立上り部
である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 中空状の扉の裏側周縁に開口部を有する扉カ
バーを設け、扉カバーの内周縁部に接触片を設
置し、接触片をオーブン前板に当てて扉を閉じ
る高周波加熱装置において、接触片及びオーブ
ン前板の少なくとも一方に凸部を設け、その凸
部に蒸気を外部へ導く凹部を扉カバーの開口部
を避けた位置に形成してなることを特徴とする
高周波加熱装置。 2 開口部の周辺に立上り部が設けられているこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
に記載の高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18109281U JPS5885109U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18109281U JPS5885109U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5885109U JPS5885109U (ja) | 1983-06-09 |
| JPS6138002Y2 true JPS6138002Y2 (ja) | 1986-11-04 |
Family
ID=29978262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18109281U Granted JPS5885109U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5885109U (ja) |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP18109281U patent/JPS5885109U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5885109U (ja) | 1983-06-09 |
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