JP3634012B2 - プラスチックフィルムを製造するためのシ−トならびにこのシ−トの製造方法 - Google Patents

プラスチックフィルムを製造するためのシ−トならびにこのシ−トの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された種類の、プラスチックフィルムを製造するためのシ−トに関する。本発明は、かかるシ−トの製造方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックフィルムを、支持体に液体またはペ−スト状のプラスチックを塗布し、プラスチックを硬化させ、次に層をフィルムとして剥離することにより製造することは公知である。これは、たいてい連続的方法で行なわれ、その際支持体はエンドレスの、たいていその表面が平滑であるかまたはレリ−フ状模様を有する有限の裏当シ−トである。
【0003】
この種の公知シ−トは紙からなり、それに紙の裏面にまで延びるレリ−フ状模様が型押しされているので、断面に型押しに応じて波形の細かい構造が生じる。表面の性質を改善するため、殊にあとで流展または塗布されたプラスチック材料をフィルムとして良好に剥離することができるようにするために、型押しされた紙には型押し後にプラスチックの薄い層が設けられている。
【0004】
この公知シ−トは、実際に簡単で、従って格安に製造できるが、幾つかの欠点を有する。1つの欠点は、耐裂性が小さいことである。実地においては、既に急速に殊に縁にひび割れが生じ、このひび割れは製造すべきプラスチックシ−トにおいて排斥され、シ−ト自体の裂けを生じることもあり、これによって製造が中断し、場合により補修後にレリ−フ状模様に不連続性が生じ、補修箇所も目に見える。
【0005】
この公知方法の別の欠点は、紙に平たいレリ−フ状模様、例えば粒状模様が型押できるにすぎないので、所望のレリ−フ状模様の不完全な再現しか可能でないことである。これに、シ−トを繰り返し使用する場合分離力がより大きくなり、シ−トは僅かな安定性を有するにすぎないという欠点が加わる。従って、この公知シ−トの繰り返し使用回数は僅かで、これによりシ−トの製造費は少ないにもかかわらずこのシ−トを用いて製造すべきプラスチックフィルムの総費用が再び増加し、シ−トの僅かな費用の利点も再び失われてしまう。
【0006】
この公知の多く使用されるシ−トのもう1つの欠点は、その僅かな形状安定性、および湿分吸収能であり、これが強度、形状安定性および実地における取扱を損なう。
【0007】
オ−ストリア特許(AT)第262594号により、例えば一方の面にポリシロキサンゴムからなる層が設けられていて、表面にレリ−フ状模様を有する織物からなる耐裂性層を有する当該種類のシ−トは公知である。ポリシロキサンゴム(シリコ−ンゴム)は実際に細かい表面構造、例えば皮銀面模様の正確な再現を可能にするが、このシ−トは幾つかの欠点を有する。1つの欠点は、価格が先に記載した紙からなるシ−トよりも著しく高く、例えば10倍であることである。これは、シリコ−ンシ−トの有効寿命は記載の紙シ−トより4倍長い利点と釣り合わない。さらに、ポリシロキサンゴム層は製造条件に制約されて比較的に厚い。これにより製造時に、このようなシ−トをエンドレスのシ−トとして使用しないで、有限のシ−トとして使用する時に欠点が生じる。シ−トは大きいロ−ルから繰り出され、注型および硬化ラインを通過し、それから製造されたプラスチックフィルムを除去した後に巻かれる。これにより、比較的大きいロ−ルまたは短いシ−ト長が生じ、製造工程が頻繁に中断する。
【0008】
従前の、未公開のドイツ国特許出願P4322140.8号により、プロピレンおよびエチレンの重合体を主体とし、場合により加工助剤、充填剤、顔料または他の添加剤を含有するプラスチックフィルムは公知である。該フィルムはa)約0,8〜3,0g/10minのMFI値(230℃/2,16kg)、約154〜168℃(DSCで測定)の融点Tmおよび約900〜1500N/mm(DIN53457で測定)のEモジュ−ルを有するプロピレンのホモ重合体およびb)約1,5〜3,0g/10minのMFI値、約110〜130℃の融点Tmおよび約200〜400N/mmのEモジュ−ルを有するエチレンのホモ重合体を含有する。このプラスチックフィルムは直接、液状またはペ−スト状プラスチックを塗布することによるプラスチックフィルムの製造には適当でない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、非常に細かい構造および高い再現忠実性を有する表面を持つプラスチックフィルムを製造するための当該種類のシ−トを提供することである。さらに、シ−トは、価格が格安で、取扱が簡単でありかつ長い製造時間を可能にすべきである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は、シ−トにおいては、請求項1の特徴部に記載された発明によって解決される。
【0011】
本発明の基本思想は、表面を有する層の公知ポリシロキサンゴムの代わりに、ポリプロピレンを有するプラスチックを使用することである。意外にも、この種のプラスチックを用いると、プラスチックの層の厚さが僅かで、いずれにせよ公知シ−トのポリシロキサンゴムの層の厚さよりも著しく小さい時でも、表面の輪郭(平滑であるかまたは本発明の実施形により所望のレリ−フ状の模様を有するかどうかはどうでもよい)を大きい忠実性で再現しうることが判明した。さらに、本発明によるシ−トの有効寿命は著しく長い。有効寿命は、公知ポリシロキサンゴムシ−トに比して約3倍であり、公知紙シ−トに比して約15倍である。
【0012】
別の利点は、高い形状安定性および水溶液よる影響に対する安全性およびプラスチックからなる層の厚さは非常に小さくてよいことである。従って、シ−トのロ−ルを著しく長く巻くことができる。これによって、プラスチックシ−トの製造において長い運転時間および僅かな装置交換頻度が生じ、この双方が完成したプラスチックシ−トの末端小売価格に対して有利な作用をする。ポリプロピレンを有するプラスチックからなる層は非粘着作用を有するので、完全に硬化したプラスチックフィルムを本発明によるシ−トから剥離しうるようにするために、付加的な分離剤は必要でない。さらに、本発明によるシ−トは殊に側面のひび割れに対して高い機械的強度を有し、このひび割れは紙からなる公知シ−トでは既に短時間後に現われる。最後に、本発明のシ−トの利点は、プラスチックの熱塑性加工性のため、公知のポリシロキサンゴムシ−トとは異なり、表面、殊にそのレリ−フ状模様の更新を極めて簡単に加熱下に改めて型押しすることによって行なうことができることである。
【0013】
本発明の1実施形によれば、シ−トの耐裂性層は織物からなり、その際ガラス繊維織物を使用するのが殊に有利である。
【0014】
本発明の他の実施形によれば、プラスチックはタルクの含分を有する。これにより、ポリプロピレンないしはそれに型押しされたレリ−フ状模様の寸法安定性および有効寿命が改善される。
【0015】
最後に、本発明の1実施形は、プラスチックがポリプロピレンの他にポリエチレンの含分を有することであり、その際ポリエチレンの含分は約20%である。
【0016】
請求項1に記載された種類のシ−トの製造方法を提供することも本発明の課題である。この方法は、請求項14に記載されている。この方法は、耐裂性シ−ト上にポリプロピレンを有するプラスチックからなる層を設けることであり、これはもちろん、ポリプロピレンの層も例えばフィルムの形で耐裂性シ−ト上に設けることができることを包含する。この場合、ポリプロピレンを有する層を軟化するまで加熱し、次にこの層の自由表面を、周面に所望のレリ−フ状模様のポジチブを有する型押ロ−ルを用いて型押をし、その後ポリプロピレンを有する層ないしはシ−ト全体を冷却すると、レリ−フ状模様がポリプロピレンを有する層の表面に不変に存在する。この場合、ポリプロピレンを有する層を溶解するまで加熱するのが殊に有利である。こうして、この層はレリ−フ状模様の細かい構造中へも侵入し、この模様を写実的に再現することができ、これは例えば皮などの形の原図においてとくに重要である。
【0017】
軟化または液化した表面を型押するために、型押表面が鋼、有利にはポリシロキサンゴムからなる型押ロ−ルを使用することができる。ポリプロピレンを有する層に、耐裂性シ−トと結合する前にプライマ−を設けるのも有利である。
【0018】
プラスチックからなる層がポリプロピレンの他にポリエチレの含分を有する場合には、該層は有利にa)約0,8〜3、0g/10minのMFI値(230℃/2,16kg),約154〜168℃の融点Tm(DSCで測定)および約900〜1500N/mm(DIN53457により測定)のEモジュ−ルを有するプロピレンのホモ重合体およびb)約1,5〜3、0g/10minのMFI値(190℃/2,16kg)、約110〜130℃の融点Tmおよび約200〜400N/mmのEモジュ−ルを有するエチレンのホモ重合体を含有し、その際プロピレンのホモ重合体100重量部に対しエチレンのホモ重合体は約5〜20重量部になる。
【0019】
略語″DSC″は示差走査熱量測定を表わし、マルチ(Marti)等、″Angewandte chemische Thermodynamik und Thermoanalytik″(Experimenta Suppl.37)(Basel:Birkuhaeuser 1979年)に詳細に記載されている。
【0020】
先に記載した物理的値に関するこのプラスチックの特別な構成は、請求項8から明らかである。
【0021】
特に、プロピレンのホモ重合体は狭い分子量分布を有する。この種の製品は、市場でCR製品として得られる(CR=Controlled Rheology).エチレンのホモ重合体としては、殊に線状構造を有するエチレンの低密度ホモ重合体(LLDPE)または高圧下に製造した低密度ポリエチレン(LDPE)を含有する製品が適当である。概念″ホモ重合体″は、この重合体が主としてエチレンないしはプロピレンからなることを表わす。決して″共重合体″ではない。従って、僅かな他の単量体単位が含まれていてもよい。一般に、本発明の意味での″ホモ重合体″には、エチレンないしはプロピレンの他に約10モル%まで、殊にイソプレン、1,3−ブタジエン、エチレン(プロピレンのホモ重合体の場合)、プロピレン(エチレンのホモ重合体の場合)、ブテン、ヘキセンおよびオクテンないしはそれらの異性体の形の一種または数種のコモノマ−を含有するような重合体も入る。
【0022】
表面を形成するプラスチックの性質は、熱可塑性プラスチックに混入される添加物によって変性されていてもよい。それで、プラスチック中には例えば金属酸化物、金属炭酸塩、殊に炭酸カルシウムおよびドロマイト、金属二酸化物および金属水酸化物のような充填剤、C12〜C36脂肪酸、脂肪アルコ−ル、脂肪酸エステルおよび−アミドのような滑剤、着色顔料の形の着色剤、例えば二酸化チタンまたはカ−ボン、ならびに有機染料、酸化遅延剤のような安定剤および熱安定剤、例えば立体障害フェノ−ル、ハイドロキノン、この群の置換体およびその混合物、紫外線安定剤、例えば種々の置換レゾルシン、サリチル酸塩、ベンゾトリアゾ−ルおよびベンゾフェノン、ならびに他の常用の変性剤が含有されていてもよい。また、添加剤として加工助剤、例えば高分子アクリレ−トまたはアクリレ−ト共重合体を利用することもできる。これら添加剤は、加工の間溶融工程の流れ特性を制御する。
【0023】
表面を形成するプラスチックのことに有利な構成は、付加的にエチレン−プロピレンの共重合体を含有し、このの場合プロピレンのホモ重合体100重量部に対しエチレン−プロピレン共重合体は約5〜40重量部、殊に約10〜25重量部になる。この場合、エチレン−プロピレン共重合体は約1〜4g/10minのMFI値(230℃/2,16kg),約140〜155℃の融点Tmおよび約400〜700N/mmのEモジュ−ルを有するのが望ましい。

Claims (9)

  1. 耐裂性層およびそれと結合した、製造すべきプラスチックフィルムの液状またはペ−スト状プラスチックを塗布するための、耐裂性層に面した表面を有するプラスチックからなる層を有するプラスチックフィルムを製造するためのシ−トであって、該表面を有するプラスチックからなる層が少なくともポリプロピレンを有するシートにおいて、ポリプロピレンを有する層がポリエチレン並びにタルクの含分を有することを特徴とするプラスチックフィルムを製造するためのシ−ト。
  2. ポリプロピレン中のポリエチレンの含分が20%であることを特徴とする請求項1記載のシ−ト。
  3. 該表面を有する層のプラスチックが、プロピレンの重合体、およびエチレンの重合により形成されており、その際プラスチックが
    a)0.8〜3.0g/10minのMFI値(230℃/2.16kg),154〜168℃の融点Tm(DSCで測定)および900〜1500N/mm2のEモジュ−ル(DIN53457により測定)を有する、プロピレンのホモ重合体および
    b)1.5〜30g/10minのMFI値(190℃/2.16kg),110〜130℃の融点Tmおよび200〜400N/mm2のEモジュ−ルを有するエチレンのホモ重合体を含有し、その際プロピレンのホモ重合体100重量部に対しエチレンのホモ重合体は5〜20重量部になることを特徴とする請求項1記載のシ−ト。
  4. プラスチックが
    )1〜2g/10minのMFI値(230℃/2.16kg),158〜164℃の融点Tmおよび1100〜1300N/mm2のEモジュ−ルを有する、プロピレンのホモ重合体および
    )1.5〜2g/10minのMFI値(190℃/2.16kg)、110〜120℃の融点Tmおよび250〜350N/mm2のEモジュ−ルを有するエチレンのホモ重合体を含有することを特徴とする請求項3記載のシ−ト。
  5. プラスチックが線状構造を有するエチレンの低密度ホモ重合体(LLDPE)および/または高圧下に製造された低密度のポリエチレン(LDPE)を含有することを特徴とする請求項3または4記載のシ−ト。
  6. プロピレンのホモ重合体100重量部に対しポリエチレンのホモ重合体は8〜12重量部になることを特徴とする請求項4または5記載のシ−ト。
  7. プラスチックが付加的にエチレン−プロピレンの共重合体を含有し、その際プロピレンのホモ重合体100重量部に対しエチレン−プロピレンの共重合体は5〜40重量部になることを特徴とする請求項1記載のシ−ト。
  8. エチレン−プロピレンの共重合体が、1〜4g/10minのMFI値(230℃/2.16kg),140〜155℃の融点Tmおよび400〜700N/mm2のEモジュ−ルを有することを特徴とする請求項3から7までのいずれか1項記載のシ−ト。
  9. エチレン−プロピレンの共重合体が、1.2〜2.0g/10minのMFI値(230℃/2.16kg)、142〜150℃の融点Tmおよび500〜600N/mm2のEモジュ−ルを有することを特徴とする請求項8記載のシ−ト。
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