JP3630440B2 - 新規な反応性染料 - Google Patents
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- C09B62/00—Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
- C09B62/44—Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
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- C09B62/4411—Azo dyes
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-
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- C09B62/026—Azo dyes
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-
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- C09B62/08—Azo dyes
- C09B62/085—Monoazo dyes
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- Organic Chemistry (AREA)
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Description
【0001】
本発明は新規な反応性染料類、その製造方法および用途に関する。
【0002】
発色団としてナフタレンスルホン酸のアゾ化合物を含有する反応性染料類はEP−A−299,315、DE−A−1,644,208およびJP−A−61 171,770から既に公知である。
【0003】
本発明は遊離酸の形態で、
式
【0004】
【化3】
【0005】
ここで
RはCH3またはC2H5であり、
R1は水素もしくは脂肪族、環状脂肪族または芳香脂肪族基であり、
R2はR1で述べた基もしくはヘテロアリール基またはフエニル基であり、ここでさらに1個のヘテロ原子を随時包含していてもよい基R1およびR2は環を形成することができる、
R3はHまたはSO3Hである、
に対応する反応性染料類に関する。
【0006】
R2およびR1の環形成のためのさらなるヘテロ原子は好ましくはO、NH、NCH3、NCOCH3、N−C2H4SO2CH=CH2、S、SOおよびSO2である。
【0007】
好ましいヘテロアリール基R2およびR1は3−アミノスルホラン、2−アミノチアゾールおよび6−アミノ−2−エチルスルホニルベンゾチアゾールである。
【0008】
好ましい実施においては、−NR1R2は脂肪族アミンの基、またはR1およびR2が共通のN原子と共にそこで環を形成している複素環式アミンの基を表す。
【0009】
置換基の例は以下のものである:
OH、Cl、F、COOH、SO3H、OSO3H、SO2CH=CH2、CN、SO2CH2CH2Cl、SO2CH2CH2OSO3HおよびNR*−Z、ここでZは、複素環式反応性基特にモノクロロ−およびモノフルオロトリアジンから成る基、もしくはフルオロピリミジンから成る基の1つを表す。
【0010】
環状脂肪族基R1は特に5または6員のシクロアルキル基である。
【0011】
芳香脂肪族基R1は特に
式
【0012】
【化4】
【0013】
ここで
n=1〜4であり、基AはたとえばCl、NO2、COOH、SO3H、CH3、OCH3、SO2CH2CH2OSO3HまたはSO2CH=CH2、CH2SO2CH2CH2OSO3Hにより置換され得る、
の基である。
【0014】
フエニル基R2の置換基の例は以下のものである:
OCH3、OC2H5、OCH2CH2OH、CH3、C2H5、−CH(CH3)2、F、Cl、Br、COOH、SO3H、NO2、SO2CH2CH2OSO3H、SO2CH=CH2、CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2SO2CH=CH2およびNHZ。
【0015】
以下の例をR1またはR2=脂肪族基に対して特定的に挙げることができる:
CH3、C2H5、CH2CH2OH、CH2CH2OCH3、CH2CH2OC2H5、CH2CH2OCH2CH2OH、CH2SO3H、CH2CH2SO3H、CH2、CH2OSO3H、CH2COOH、CH2CH2COOH、CH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2CH2OCH2CH2SO2CH2CH2Cl、CH2CH2OCH2CH2SO2CH=CH2、CH2CH2NHCOCH2CH2COOH、CH2CH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2CH2CH2SO2CH=CH2、CH2CH2CH2SO2CH2CH2Cl、
【0016】
【化5】
【0017】
環状脂肪族基R1およびR2の例は以下のものである:
【0018】
【化6】
【0019】
芳香脂肪族基R1はたとえば
【0020】
【化7】
【0021】
である。
【0022】
以下の基群をフエニル基R2の例として挙げることができる:
【0023】
【化8】
【0024】
環状基
【0025】
【化9】
の例は以下のものである:
【0026】
【化10】
【0027】
式(I)との関係において好ましい化合物類はR3が水素を表す化合物類である。
【0028】
さらに好ましい化合物類はR1およびR2が相互に独立して水素を表すか、OCH3、OC2H5、COOH、OSO3H、SO3H、OCH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、OCH2CH2SO2CH=CH2、OCH2CH2SO2CH2CH2Cl、SO2CH2CH2OSO3HまたはSO2CH=CH2により置換され得るC1〜C4−アルキルを表す化合物である;さらに好ましい実施においてR1は、水素またはC1〜C4−アルキルを表し、R2はCl、OCH3、CH3、SO3H、NO2、COOH、CN、SO2CH2CH2OSO3H、SO2CH=CH2、CH2SO2CH2CH2OSO3HまたはCH2SO2CH=CH2により置換され得るフエニル基を表す;さらに好ましい実施において
【0029】
【化11】
は環状アミンの基、
特に
【0030】
【化12】
を表す。
【0031】
本発明はさらに式(I)の染料類の製造方法に関するものであり、本方法は2−アミノ−5−ヒドロキシナフタレン−1,7−ジスルホン酸をまずトリフルオロトリアジンとpH範囲2〜6特に3〜5、および温度−5乃至+20°特に0°〜5°で、適当ならば緩衝剤の存在下で縮合させてジフルオロトリアジン化合物を生成し、続いてさらに1個のフッ素原子をアミン基NR1R2で置換し、最後に
式
【0032】
【化13】
【0033】
で表される得られたモノフルオロ化合物を
式
【0034】
【化14】
【0035】
のアミンのジアゾ化合物と中性範囲内でカップリングさせることを特徴とする。可能な緩衝剤は特にフッ化物類またはリン酸塩類のアルカリ金属塩類である。
【0036】
式(I)の反応性染料は単離し、使用可能な乾式染色調合物に加工することができる。単離は好ましくは可能最低温度で塩折またはろ過により行われる。適当ならばろ過された染料は、緩衝剤混合物たとえばモノ−またはリン酸ジナトリウムを加えることにより乾燥できる;乾燥は過剰高温でない温度および減圧下で行われる。ある場合には本発明による乾燥調合物は直接、即ち染料の中間単離なしに製造された全混合物を噴霧乾燥により製造することができる。
【0037】
本新規な染料類は、ヒドロキシルおよびアミド基含有の物質特にセルロース物質の染色および印刷に適している。本染料類は高反応性および定着の高度性により際立っている。さらに本染料により達成されるセルロース物質への染色または印刷は、繊維/染料結合の高安定性により、および酸化剤たとえば過酸化物または塩素含有の洗浄剤に対する顕著な安定性により際立っている。染色または印刷中にほんのわずかに生じた加水分解生成物の洗浄の容易さは極めてすぐれている。本染料類は良好な湿潤堅ろう度特性を有する。
【0038】
表示した式は遊離酸のものである。塩類特にアルカリ金属塩類たとえばナトリウム、カリウムまたはリチウム塩が一般に製造中に得られる。
【0039】
実施例中に言及した重量は遊離酸に関連するものである。実施例中に示したカラーコード番号は色指数色相指示表(指示番号)に関連するものである。
【0040】
【実施例】
実施例1
2−アミノ−5−ヒドロキシ−ナフタレン−1,7−ジスルホン酸31.9gを水400ml中に溶解させ中性溶液を生成した。次に氷300gを加え、15%強度の炭酸ナトリウム溶液でpH4.0〜4.5を維持しながらトリフルオロトリアジン8.8mlを流入させた。続いて該混合物を5分間撹拌し、次にモルホリン8.7gを加え、15%の炭酸ナトリウム溶液でpH7.5〜8を維持した。10℃で10分後に反応を終了した。
【0041】
式
【0042】
【化15】
【0043】
の反応生成物は部分的に沈殿していた。1−アミノ−4−メトキシ−ベンゼン−2−スルホン酸20.3gの直接ジアゾ化による通常経路で得られたジアゾ化合物を、この懸濁液に5〜10℃で、炭酸水素ナトリウムにふり入れてpH7.0〜7.5を同時に維持しながら加えた。カップリング終了後に、
式
【0044】
【化16】
【0045】
の染料を塩折し、吸引ろ過、乾燥し、摩砕した。赤色の染料粉末は水に溶解し易く、反応性染料には通常の方法により木綿を鮮明な真紅色(カラーコード番号6)に染色した。
【0046】
モルホリンの代りに以下に挙げたアミンの当量を用いた場合、実施例1で述べたと同様に木綿を鮮明な真紅色に染色する有効な染料がさらに得られた。
【0047】
【表1】
【0048】
実施例29
2−アミノ−5−ヒドロキシ−ナフタレン−1,7−ジスルホン酸31.9gを水400ml中に溶解させ中性溶液を生成した。次に氷300gを加え、15%強度の炭酸ナトリウム溶液でpH4.0〜4.5を維持しながらトリフルオロトリアジン8.8mlを流入させた。続いて該混合物を5分間撹拌し、m−スルフアニル酸17.3gの中性溶液を次に加え、pH5.0〜5.5を15%強度の炭酸ナトリウム溶液で維持した。アシル化中温度は15〜20°まで上昇が許容された。1−アミノ−4−メトキシ−ベンゼン−2−スルホン酸20.3gのジアゾ化による通常経路で得られたジアゾ化合物を
式
【0049】
【化17】
【0050】
の反応生成物の得られた溶液に5〜10°で、炭酸水素ナトリウムにふり入れて同時にpH7.0〜7.5を維持しながら加えた。カップリングが終了した際に
式
【0051】
【化18】
【0052】
の染料を塩折し、吸引ろ過、乾燥し、摩砕した。赤色の染料粉末は水に溶解し易く、反応性染料には通常の方法により木綿を鮮明な真紅色(カラーコード番号6)に染色した。
【0053】
m−スルフアニル酸の代りに以下に挙げたアミンの当量を用いた場合、実施例29で述べたと同様に木綿を鮮明な真紅色に染色する有効な染料がさらに得られた。
【0054】
【表2】
実施例 アミン
30 アニリン
31 N−エチルアニリン
32 N−メチルアニリン
33 4−クロロアニリン
34 3−クロロアニリン
35 2−クロロアニリン
36 o−トルイジン
37 p−トルイジン
38 p−スルフアニル酸
39 o−アニシジン
40 p−アニシジン
41 4−β−スルフアトエチルスルホニルアニリン
42 3−β−スルフアトエチルスルホニルアニリン
43 β−スルフアトエチル−4−アミノベンジルスルホン
44 3−アミノ安息香酸
45 4−アミノ安息香酸
46 1−アミノ−4−メチル−3−β−スルフアトエチルスルホニル−ベンゼン
47 1−アミノ−4−ビニルスルホニル−ベンゼン
48 1−アミノ−3−ビニルスルホニル−ベンゼン
実施例49
2−アミノ−5−ヒドロキシ−ナフタレン−1,7−ジスルホン酸31.9gをトリフルオロトリアジンと、次にモルホリンと実施例1に述べた様に縮合反応させた。1−アミノ−4−メトキシ−ベンゼン2,5−ジスルホン酸28.3gの直接ジアゾ化による通常経路で得られたジアゾ化合物を、モノフルオロトリアジニル化合物の得られた懸濁液に5〜10°で、炭酸水素ナトリウムにふり入れてpHを同時に7.0〜7.5に維持しながら加えた。カップリングが終了した際に
式
【0055】
【化19】
【0056】
の染料を塩折し、吸引ろ過、乾燥し、摩砕した。赤色の染料粉末は水に溶解し易く、木綿を赤味を帯びたブリリアントオレンジ(カラーコード番号5)に染色した。
【0057】
方法は本実施例に記したと同様だがモルホリンの代りに実施例2〜28または29〜48に述べたアミンの当量を用い、前に述べた芳香族アミンのためのジフルオロトリアジン化合物との縮合の間pH5.0〜5.5を維持した場合、木綿を真紅色(カラーコード番号6)に染色する反応性染料が同様に得られる結果となった。
【0058】
実施例50
2−アミノ−5−ヒドロキシ−ナフタレン−1,7−ジスルホン酸31.9gを実施例1に述べた様にトリフルオロトリアジンと縮合反応させた。エチレンジアミン5.0gを、得られたジフルオロトリアジン化合物の溶液に0°でpH5.5〜6.5を維持しながら加えた。2乃至3時間後に縮合を終了した。2−アミノ−ナフタレン−1,5−ジスルホン酸30.3gによる通常経路で得られたジアゾ化合物を
式
【0059】
【化20】
【0060】
の大部分懸濁液として存在する反応生成物に、同時にpHを炭酸水素ナトリウムにふり入れて7.0〜7.5に維持しながら加えた。カップリングが終了した際に式
【0061】
【化21】
【0062】
のわずかに可溶の生成物として沈殿した染料を吸引ろ過し、水1l中で再度撹拌した。希薄水酸化ナトリウム溶液でpH7.5〜8.0を維持しながら2,4,6−トリフルオロ−5−クロロ−ピリミジン16.9gを0〜5°で滴下して加えた。縮合反応の最中染料は溶解した。縮合が終了した際に(薄層クロマトグラム)染料を塩折、吸引ろ過、乾燥し、摩砕した。赤色の粉末は水に溶解し易く、木綿を鮮明な真紅色(カラーコード番号6)に染色した。
【0063】
木綿を真紅色に染色する有効な反応性染料はさらに、2,4,6−トリフルオロ−5−クロロピリミジンの代りに下に挙げた反応性成分の当量を用い、縮合反応を記載範囲の温度で実施した場合、本実施例に記した様に得られる。
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
【0067】
1.遊離酸の形態で、式
【0068】
【化22】
【0069】
ここで
RはCH3またはC2H5であり、
R1は水素もしくは脂肪族、環状脂肪族または芳香脂肪族基であり、
R2はR1で述べた基もしくはヘテロアリール基またはフエニル基であり、ここでさらに1個のヘテロ原子を随時包含していてもよい基R1およびR2は環を形成できる、
R3はHまたはSO3Hである、
に対応する反応性染料。
【0070】
2.RがCH3であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の反応性染料。
【0071】
3.R1およびR2が相互に独立して水素を表すか、もしくはOCH3、OC2H5、COOH、OSO3H、SO3H、OCH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、OCH2CH2SO2CH=CH2、OCH2CH2SO2CH2CH2Cl、SO2CH2CH2OSO3HまたはSO2CH=CH2で置換され得るC1〜C4−アルキルを表すことを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0072】
4.R1は水素またはC1〜C4−アルキルを表し、R2はCl、OCH3、CH3、SO3H、NO2、COOH、CN、SO2CH2CH2OSO3H、SO2CH=CH2、CH2SO2CH2CH2OSO3HまたはCH2SO2CH=CH2で置換され得るフエニル基を表すことを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0073】
5.さらに1つのヘテロ原子を随時包含していてもよいR1およびR2が環を形成することを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0074】
6.置換基R1およびR2の少なくとも1個がビニルスルホン反応性基を含有することを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0075】
7.R1が複素環式反応性基を含有することを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0076】
8.式
【0077】
【化23】
【0078】
で表される特許請求の範囲第1項記載の反応性染料。
【0079】
9.式(I)
【0080】
【化24】
【0081】
ここで
RはCH3またはC2H5であり、
R1は水素もしくは脂肪族、環状脂肪族または芳香脂肪族基であり、
R2はR1で述べた基もしくはヘテロアリール基またはフエニル基であり、ここでさらに1個のヘテロ原子を随時包含していてもよい基R1およびR2は環を形成できる、
R3はHまたはSO3Hである、
の化合物の製造方法であって、
まず2−アミノ−5−ヒドロキシナフタレン−1,7−ジスルホン酸をトリフルオロトリアジンとpH範囲2〜6および温度−5乃至+20°で縮合反応させてジフルオロトリアジン化合物を生成し、続いてさらに1個のフッ素原子をアミン基NR1R2で置換し最後に、得られたモノフルオロ化合物を式中のアミンのジアゾ化合物とカップリングさせる
ことを特徴とする方法。
【0082】
10.特許請求の範囲第1項記載の反応性染料を使用することを特徴とするヒドロキシルまたはアミド基含有物質の反応性染料による染色または印刷の方法。
本発明は新規な反応性染料類、その製造方法および用途に関する。
【0002】
発色団としてナフタレンスルホン酸のアゾ化合物を含有する反応性染料類はEP−A−299,315、DE−A−1,644,208およびJP−A−61 171,770から既に公知である。
【0003】
本発明は遊離酸の形態で、
式
【0004】
【化3】
【0005】
ここで
RはCH3またはC2H5であり、
R1は水素もしくは脂肪族、環状脂肪族または芳香脂肪族基であり、
R2はR1で述べた基もしくはヘテロアリール基またはフエニル基であり、ここでさらに1個のヘテロ原子を随時包含していてもよい基R1およびR2は環を形成することができる、
R3はHまたはSO3Hである、
に対応する反応性染料類に関する。
【0006】
R2およびR1の環形成のためのさらなるヘテロ原子は好ましくはO、NH、NCH3、NCOCH3、N−C2H4SO2CH=CH2、S、SOおよびSO2である。
【0007】
好ましいヘテロアリール基R2およびR1は3−アミノスルホラン、2−アミノチアゾールおよび6−アミノ−2−エチルスルホニルベンゾチアゾールである。
【0008】
好ましい実施においては、−NR1R2は脂肪族アミンの基、またはR1およびR2が共通のN原子と共にそこで環を形成している複素環式アミンの基を表す。
【0009】
置換基の例は以下のものである:
OH、Cl、F、COOH、SO3H、OSO3H、SO2CH=CH2、CN、SO2CH2CH2Cl、SO2CH2CH2OSO3HおよびNR*−Z、ここでZは、複素環式反応性基特にモノクロロ−およびモノフルオロトリアジンから成る基、もしくはフルオロピリミジンから成る基の1つを表す。
【0010】
環状脂肪族基R1は特に5または6員のシクロアルキル基である。
【0011】
芳香脂肪族基R1は特に
式
【0012】
【化4】
【0013】
ここで
n=1〜4であり、基AはたとえばCl、NO2、COOH、SO3H、CH3、OCH3、SO2CH2CH2OSO3HまたはSO2CH=CH2、CH2SO2CH2CH2OSO3Hにより置換され得る、
の基である。
【0014】
フエニル基R2の置換基の例は以下のものである:
OCH3、OC2H5、OCH2CH2OH、CH3、C2H5、−CH(CH3)2、F、Cl、Br、COOH、SO3H、NO2、SO2CH2CH2OSO3H、SO2CH=CH2、CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2SO2CH=CH2およびNHZ。
【0015】
以下の例をR1またはR2=脂肪族基に対して特定的に挙げることができる:
CH3、C2H5、CH2CH2OH、CH2CH2OCH3、CH2CH2OC2H5、CH2CH2OCH2CH2OH、CH2SO3H、CH2CH2SO3H、CH2、CH2OSO3H、CH2COOH、CH2CH2COOH、CH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2CH2OCH2CH2SO2CH2CH2Cl、CH2CH2OCH2CH2SO2CH=CH2、CH2CH2NHCOCH2CH2COOH、CH2CH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2CH2CH2SO2CH=CH2、CH2CH2CH2SO2CH2CH2Cl、
【0016】
【化5】
【0017】
環状脂肪族基R1およびR2の例は以下のものである:
【0018】
【化6】
【0019】
芳香脂肪族基R1はたとえば
【0020】
【化7】
【0021】
である。
【0022】
以下の基群をフエニル基R2の例として挙げることができる:
【0023】
【化8】
【0024】
環状基
【0025】
【化9】
の例は以下のものである:
【0026】
【化10】
【0027】
式(I)との関係において好ましい化合物類はR3が水素を表す化合物類である。
【0028】
さらに好ましい化合物類はR1およびR2が相互に独立して水素を表すか、OCH3、OC2H5、COOH、OSO3H、SO3H、OCH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、OCH2CH2SO2CH=CH2、OCH2CH2SO2CH2CH2Cl、SO2CH2CH2OSO3HまたはSO2CH=CH2により置換され得るC1〜C4−アルキルを表す化合物である;さらに好ましい実施においてR1は、水素またはC1〜C4−アルキルを表し、R2はCl、OCH3、CH3、SO3H、NO2、COOH、CN、SO2CH2CH2OSO3H、SO2CH=CH2、CH2SO2CH2CH2OSO3HまたはCH2SO2CH=CH2により置換され得るフエニル基を表す;さらに好ましい実施において
【0029】
【化11】
は環状アミンの基、
特に
【0030】
【化12】
を表す。
【0031】
本発明はさらに式(I)の染料類の製造方法に関するものであり、本方法は2−アミノ−5−ヒドロキシナフタレン−1,7−ジスルホン酸をまずトリフルオロトリアジンとpH範囲2〜6特に3〜5、および温度−5乃至+20°特に0°〜5°で、適当ならば緩衝剤の存在下で縮合させてジフルオロトリアジン化合物を生成し、続いてさらに1個のフッ素原子をアミン基NR1R2で置換し、最後に
式
【0032】
【化13】
【0033】
で表される得られたモノフルオロ化合物を
式
【0034】
【化14】
【0035】
のアミンのジアゾ化合物と中性範囲内でカップリングさせることを特徴とする。可能な緩衝剤は特にフッ化物類またはリン酸塩類のアルカリ金属塩類である。
【0036】
式(I)の反応性染料は単離し、使用可能な乾式染色調合物に加工することができる。単離は好ましくは可能最低温度で塩折またはろ過により行われる。適当ならばろ過された染料は、緩衝剤混合物たとえばモノ−またはリン酸ジナトリウムを加えることにより乾燥できる;乾燥は過剰高温でない温度および減圧下で行われる。ある場合には本発明による乾燥調合物は直接、即ち染料の中間単離なしに製造された全混合物を噴霧乾燥により製造することができる。
【0037】
本新規な染料類は、ヒドロキシルおよびアミド基含有の物質特にセルロース物質の染色および印刷に適している。本染料類は高反応性および定着の高度性により際立っている。さらに本染料により達成されるセルロース物質への染色または印刷は、繊維/染料結合の高安定性により、および酸化剤たとえば過酸化物または塩素含有の洗浄剤に対する顕著な安定性により際立っている。染色または印刷中にほんのわずかに生じた加水分解生成物の洗浄の容易さは極めてすぐれている。本染料類は良好な湿潤堅ろう度特性を有する。
【0038】
表示した式は遊離酸のものである。塩類特にアルカリ金属塩類たとえばナトリウム、カリウムまたはリチウム塩が一般に製造中に得られる。
【0039】
実施例中に言及した重量は遊離酸に関連するものである。実施例中に示したカラーコード番号は色指数色相指示表(指示番号)に関連するものである。
【0040】
【実施例】
実施例1
2−アミノ−5−ヒドロキシ−ナフタレン−1,7−ジスルホン酸31.9gを水400ml中に溶解させ中性溶液を生成した。次に氷300gを加え、15%強度の炭酸ナトリウム溶液でpH4.0〜4.5を維持しながらトリフルオロトリアジン8.8mlを流入させた。続いて該混合物を5分間撹拌し、次にモルホリン8.7gを加え、15%の炭酸ナトリウム溶液でpH7.5〜8を維持した。10℃で10分後に反応を終了した。
【0041】
式
【0042】
【化15】
【0043】
の反応生成物は部分的に沈殿していた。1−アミノ−4−メトキシ−ベンゼン−2−スルホン酸20.3gの直接ジアゾ化による通常経路で得られたジアゾ化合物を、この懸濁液に5〜10℃で、炭酸水素ナトリウムにふり入れてpH7.0〜7.5を同時に維持しながら加えた。カップリング終了後に、
式
【0044】
【化16】
【0045】
の染料を塩折し、吸引ろ過、乾燥し、摩砕した。赤色の染料粉末は水に溶解し易く、反応性染料には通常の方法により木綿を鮮明な真紅色(カラーコード番号6)に染色した。
【0046】
モルホリンの代りに以下に挙げたアミンの当量を用いた場合、実施例1で述べたと同様に木綿を鮮明な真紅色に染色する有効な染料がさらに得られた。
【0047】
【表1】
【0048】
実施例29
2−アミノ−5−ヒドロキシ−ナフタレン−1,7−ジスルホン酸31.9gを水400ml中に溶解させ中性溶液を生成した。次に氷300gを加え、15%強度の炭酸ナトリウム溶液でpH4.0〜4.5を維持しながらトリフルオロトリアジン8.8mlを流入させた。続いて該混合物を5分間撹拌し、m−スルフアニル酸17.3gの中性溶液を次に加え、pH5.0〜5.5を15%強度の炭酸ナトリウム溶液で維持した。アシル化中温度は15〜20°まで上昇が許容された。1−アミノ−4−メトキシ−ベンゼン−2−スルホン酸20.3gのジアゾ化による通常経路で得られたジアゾ化合物を
式
【0049】
【化17】
【0050】
の反応生成物の得られた溶液に5〜10°で、炭酸水素ナトリウムにふり入れて同時にpH7.0〜7.5を維持しながら加えた。カップリングが終了した際に
式
【0051】
【化18】
【0052】
の染料を塩折し、吸引ろ過、乾燥し、摩砕した。赤色の染料粉末は水に溶解し易く、反応性染料には通常の方法により木綿を鮮明な真紅色(カラーコード番号6)に染色した。
【0053】
m−スルフアニル酸の代りに以下に挙げたアミンの当量を用いた場合、実施例29で述べたと同様に木綿を鮮明な真紅色に染色する有効な染料がさらに得られた。
【0054】
【表2】
実施例 アミン
30 アニリン
31 N−エチルアニリン
32 N−メチルアニリン
33 4−クロロアニリン
34 3−クロロアニリン
35 2−クロロアニリン
36 o−トルイジン
37 p−トルイジン
38 p−スルフアニル酸
39 o−アニシジン
40 p−アニシジン
41 4−β−スルフアトエチルスルホニルアニリン
42 3−β−スルフアトエチルスルホニルアニリン
43 β−スルフアトエチル−4−アミノベンジルスルホン
44 3−アミノ安息香酸
45 4−アミノ安息香酸
46 1−アミノ−4−メチル−3−β−スルフアトエチルスルホニル−ベンゼン
47 1−アミノ−4−ビニルスルホニル−ベンゼン
48 1−アミノ−3−ビニルスルホニル−ベンゼン
実施例49
2−アミノ−5−ヒドロキシ−ナフタレン−1,7−ジスルホン酸31.9gをトリフルオロトリアジンと、次にモルホリンと実施例1に述べた様に縮合反応させた。1−アミノ−4−メトキシ−ベンゼン2,5−ジスルホン酸28.3gの直接ジアゾ化による通常経路で得られたジアゾ化合物を、モノフルオロトリアジニル化合物の得られた懸濁液に5〜10°で、炭酸水素ナトリウムにふり入れてpHを同時に7.0〜7.5に維持しながら加えた。カップリングが終了した際に
式
【0055】
【化19】
【0056】
の染料を塩折し、吸引ろ過、乾燥し、摩砕した。赤色の染料粉末は水に溶解し易く、木綿を赤味を帯びたブリリアントオレンジ(カラーコード番号5)に染色した。
【0057】
方法は本実施例に記したと同様だがモルホリンの代りに実施例2〜28または29〜48に述べたアミンの当量を用い、前に述べた芳香族アミンのためのジフルオロトリアジン化合物との縮合の間pH5.0〜5.5を維持した場合、木綿を真紅色(カラーコード番号6)に染色する反応性染料が同様に得られる結果となった。
【0058】
実施例50
2−アミノ−5−ヒドロキシ−ナフタレン−1,7−ジスルホン酸31.9gを実施例1に述べた様にトリフルオロトリアジンと縮合反応させた。エチレンジアミン5.0gを、得られたジフルオロトリアジン化合物の溶液に0°でpH5.5〜6.5を維持しながら加えた。2乃至3時間後に縮合を終了した。2−アミノ−ナフタレン−1,5−ジスルホン酸30.3gによる通常経路で得られたジアゾ化合物を
式
【0059】
【化20】
【0060】
の大部分懸濁液として存在する反応生成物に、同時にpHを炭酸水素ナトリウムにふり入れて7.0〜7.5に維持しながら加えた。カップリングが終了した際に式
【0061】
【化21】
【0062】
のわずかに可溶の生成物として沈殿した染料を吸引ろ過し、水1l中で再度撹拌した。希薄水酸化ナトリウム溶液でpH7.5〜8.0を維持しながら2,4,6−トリフルオロ−5−クロロ−ピリミジン16.9gを0〜5°で滴下して加えた。縮合反応の最中染料は溶解した。縮合が終了した際に(薄層クロマトグラム)染料を塩折、吸引ろ過、乾燥し、摩砕した。赤色の粉末は水に溶解し易く、木綿を鮮明な真紅色(カラーコード番号6)に染色した。
【0063】
木綿を真紅色に染色する有効な反応性染料はさらに、2,4,6−トリフルオロ−5−クロロピリミジンの代りに下に挙げた反応性成分の当量を用い、縮合反応を記載範囲の温度で実施した場合、本実施例に記した様に得られる。
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
【0067】
1.遊離酸の形態で、式
【0068】
【化22】
【0069】
ここで
RはCH3またはC2H5であり、
R1は水素もしくは脂肪族、環状脂肪族または芳香脂肪族基であり、
R2はR1で述べた基もしくはヘテロアリール基またはフエニル基であり、ここでさらに1個のヘテロ原子を随時包含していてもよい基R1およびR2は環を形成できる、
R3はHまたはSO3Hである、
に対応する反応性染料。
【0070】
2.RがCH3であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の反応性染料。
【0071】
3.R1およびR2が相互に独立して水素を表すか、もしくはOCH3、OC2H5、COOH、OSO3H、SO3H、OCH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、OCH2CH2SO2CH=CH2、OCH2CH2SO2CH2CH2Cl、SO2CH2CH2OSO3HまたはSO2CH=CH2で置換され得るC1〜C4−アルキルを表すことを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0072】
4.R1は水素またはC1〜C4−アルキルを表し、R2はCl、OCH3、CH3、SO3H、NO2、COOH、CN、SO2CH2CH2OSO3H、SO2CH=CH2、CH2SO2CH2CH2OSO3HまたはCH2SO2CH=CH2で置換され得るフエニル基を表すことを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0073】
5.さらに1つのヘテロ原子を随時包含していてもよいR1およびR2が環を形成することを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0074】
6.置換基R1およびR2の少なくとも1個がビニルスルホン反応性基を含有することを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0075】
7.R1が複素環式反応性基を含有することを特徴とする、特許請求の範囲前出項の少なくとも1項記載の反応性染料。
【0076】
8.式
【0077】
【化23】
【0078】
で表される特許請求の範囲第1項記載の反応性染料。
【0079】
9.式(I)
【0080】
【化24】
【0081】
ここで
RはCH3またはC2H5であり、
R1は水素もしくは脂肪族、環状脂肪族または芳香脂肪族基であり、
R2はR1で述べた基もしくはヘテロアリール基またはフエニル基であり、ここでさらに1個のヘテロ原子を随時包含していてもよい基R1およびR2は環を形成できる、
R3はHまたはSO3Hである、
の化合物の製造方法であって、
まず2−アミノ−5−ヒドロキシナフタレン−1,7−ジスルホン酸をトリフルオロトリアジンとpH範囲2〜6および温度−5乃至+20°で縮合反応させてジフルオロトリアジン化合物を生成し、続いてさらに1個のフッ素原子をアミン基NR1R2で置換し最後に、得られたモノフルオロ化合物を式中のアミンのジアゾ化合物とカップリングさせる
ことを特徴とする方法。
【0082】
10.特許請求の範囲第1項記載の反応性染料を使用することを特徴とするヒドロキシルまたはアミド基含有物質の反応性染料による染色または印刷の方法。
Claims (3)
- 遊離酸の形態で、式
RはCH3またはC2H5であり、
R1は水素もしくはCH3、C2H5、CH2CH2OH、CH2CH2OCH3、CH2CH2OC2H5、CH2CH2OCH2CH2OH、CH2SO3H、CH2CH2SO3H、CH2、CH2OSO3H、CH2COOH、CH2CH2COOH、CH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2CH2OCH2CH2SO2CH2CH2Cl、CH2CH2OCH2CH2SO2CH=CH2、CH2CH2NHCOCH2CH2COOH、CH2CH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2CH2CH2SO2CH=CH2、CH2CH2CH2SO2CH2CH2Cl、
R2はR1で述べた基もしくは3-アミノスルホラン、2-アミノチアゾールおよび6-アミノ-2-エチルスルホニルベンゾチアゾールから選ばれるヘテロアリール基、または
R3はHまたはSO3Hである、
に対応する反応性染料。 - 式(I)
RはCH3またはC2H5であり、
R1は水素もしくはCH3、C2H5、CH2CH2OH、CH2CH2OCH3、CH2CH2OC2H5、CH2CH2OCH2CH2OH、CH2SO3H、CH2CH2SO3H、CH2、CH2OSO3H、CH2COOH、CH2CH2COOH、CH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2CH2OCH2CH2SO2CH2CH2Cl、CH2CH2OCH2CH2SO2CH=CH2、CH2CH2NHCOCH2CH2COOH、CH2CH2CH2SO2CH2CH2OSO3H、CH2CH2CH2SO2CH=CH2、CH2CH2CH2SO2CH2CH2Cl、
R2はR1で述べた基もしくは3-アミノスルホラン、2-アミノチアゾールおよび6-アミノ-2-エチルスルホニルベンゾチアゾールから選ばれるヘテロアリール基、または
R3はHまたはSO3Hである、
の化合物の製造方法であって、まず2-アミノ-5-ヒドロキシナフタレン-1,7-ジスルホン酸をトリフルオロトリアジンとpH範囲2〜6および温度−5乃至+20°で縮合反応させてジフルオロトリアジン化合物を生成し、続いてさらに1個のフッ素原子をアミン基NR1R2で置換し最後に、得られたモノフルオロ化合物を式
- 特許請求の範囲第1項記載の反応性染料を使用することを特徴とするヒドロキシルまたはアミド基含有物質の反応性染料による染色または印刷の方法。
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