JPH07110922B2 - 反応性染料 - Google Patents
反応性染料Info
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- JPH07110922B2 JPH07110922B2 JP63172015A JP17201588A JPH07110922B2 JP H07110922 B2 JPH07110922 B2 JP H07110922B2 JP 63172015 A JP63172015 A JP 63172015A JP 17201588 A JP17201588 A JP 17201588A JP H07110922 B2 JPH07110922 B2 JP H07110922B2
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- Japan
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- dyes
- aminonaphthalene
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D251/00—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
- C07D251/02—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
- C07D251/12—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D251/26—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hetero atoms directly attached to ring carbon atoms
- C07D251/40—Nitrogen atoms
- C07D251/48—Two nitrogen atoms
- C07D251/50—Two nitrogen atoms with a halogen atom attached to the third ring carbon atom
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B62/00—Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
- C09B62/02—Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
- C09B62/04—Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring to a triazine ring
- C09B62/08—Azo dyes
- C09B62/085—Monoazo dyes
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は次式 式中、UとV=HまたはSO3HでU≠Vであり、R=Hま
たはC1〜C4のアルキルで、そのアルキル基はOH、ハロゲ
ン、SO3HまたはOSO3Hによって置換されている場合もあ
り、m=0または1であり、 ここで、R1=Hまたは水に可溶性にさせる置換基によっ
て置換されている場合もあるC1〜C6のアルキルを示す、 によってあらわされる、繊維と反応性をもつアゾ染料に
関する。
たはC1〜C4のアルキルで、そのアルキル基はOH、ハロゲ
ン、SO3HまたはOSO3Hによって置換されている場合もあ
り、m=0または1であり、 ここで、R1=Hまたは水に可溶性にさせる置換基によっ
て置換されている場合もあるC1〜C6のアルキルを示す、 によってあらわされる、繊維と反応性をもつアゾ染料に
関する。
R1に対して適合する置換基は、とりわけOH、OSO3H、SO3
H、COOHである。好ましい置換基R1はハイドロキシエチ
ルである。
H、COOHである。好ましい置換基R1はハイドロキシエチ
ルである。
をもつ染料および2−アミノナフタレン−1−スルフォ
ン酸、2−アミノナフタレン−1,5−ジスルフォン酸、
および2−アミノナフタレン−1,6−ジスルフォン酸に
基づく染料である。とくに好ましい染料はm=0の場合
である。きわめてとくに好ましいものは次式 によってあらわされる染料である。
ン酸、2−アミノナフタレン−1,5−ジスルフォン酸、
および2−アミノナフタレン−1,6−ジスルフォン酸に
基づく染料である。とくに好ましい染料はm=0の場合
である。きわめてとくに好ましいものは次式 によってあらわされる染料である。
この染料は水酸基−およびアミド基を含む材料、とりわ
けセルロース系材料、の染色および捺染に適している。
けセルロース系材料、の染色および捺染に適している。
この新規な繊維との反応性をもつアゾ染料は、その高い
反応性と高い固着性をもつという特徴を有している。
反応性と高い固着性をもつという特徴を有している。
これらの染料を用いて得られるセルロース系繊維の染色
物あるいは捺染物は、繊維と染料間の結合の強い結合性
と、過酸化物や塩素を含む活性剤のような酸化剤に対し
ても優れた安定性を示すという特徴を有している。染色
あるいは捺染工程で形成される加水分解生成物は、容易
に洗い除かれる。
物あるいは捺染物は、繊維と染料間の結合の強い結合性
と、過酸化物や塩素を含む活性剤のような酸化剤に対し
ても優れた安定性を示すという特徴を有している。染色
あるいは捺染工程で形成される加水分解生成物は、容易
に洗い除かれる。
本願においては、上記式(I)によってあらわされるア
ゾ染料のうち、RがHで、mが0で、R1がHまたはOH基
によって置換されている場合もあるC1〜C6のアルキルで
あるものについてのみ、特許を請求する。
ゾ染料のうち、RがHで、mが0で、R1がHまたはOH基
によって置換されている場合もあるC1〜C6のアルキルで
あるものについてのみ、特許を請求する。
本発明の染料は、反応性染料の合成に関して公知の方法
によって合成される。
によって合成される。
すなわち、これらの新規な染料は、たとえば次の方法に
よって合成することができる: 第1段階: アミノナフトールジスルフォン酸とトリフルオロトリア
ジンとの縮合(=反応生成物A)、 第2段階: ジフルオロトリアジニルアミノナフトールジスルフォン
酸とアミンH−Zとの縮合(=反応生成物B)、 第3段階: ジアゾ成分のジアゾ化と反応生成物Bとのカップリン
グ。
よって合成することができる: 第1段階: アミノナフトールジスルフォン酸とトリフルオロトリア
ジンとの縮合(=反応生成物A)、 第2段階: ジフルオロトリアジニルアミノナフトールジスルフォン
酸とアミンH−Zとの縮合(=反応生成物B)、 第3段階: ジアゾ成分のジアゾ化と反応生成物Bとのカップリン
グ。
これらの染料の他の合成方法は第2段階と第3段階を入
れかえることである、すなわち、反応生成物Aとのカッ
プリングを第2段階で実施し、その反応生成物を第3段
階でアミンH−Zと反応させることである。
れかえることである、すなわち、反応生成物Aとのカッ
プリングを第2段階で実施し、その反応生成物を第3段
階でアミンH−Zと反応させることである。
もう一つの別法は、常法によって合成された次式 式中、m、R、UおよびVは前述の意味をもつ、によっ
てあらわされる染料をトリフルオロトリアジンと縮合さ
せ、その後その反応生成物をアミンH−Zと反応させる
ことである。
てあらわされる染料をトリフルオロトリアジンと縮合さ
せ、その後その反応生成物をアミンH−Zと反応させる
ことである。
アミンH−Zとして適合する例は、モルホリン、チオモ
ルホリン、ピペラジン、N−ヒドロキシエチルピペラジ
ン、N−ヒドロキシプロピルピペラジン、ピペリジン、
ピロリジン、チオモルホリン−1,1−ジオキシド、およ
び2,6−ジメチルモルホリンである。
ルホリン、ピペラジン、N−ヒドロキシエチルピペラジ
ン、N−ヒドロキシプロピルピペラジン、ピペリジン、
ピロリジン、チオモルホリン−1,1−ジオキシド、およ
び2,6−ジメチルモルホリンである。
適合するジアゾ成分は、とりわけ2−アミノナフタレン
−1−スルフォン酸、2−アミノナフタレン−1,5−ジ
スルフォン酸および2−アミノナフタレン−1,6−ジス
ルフォン酸である。
−1−スルフォン酸、2−アミノナフタレン−1,5−ジ
スルフォン酸および2−アミノナフタレン−1,6−ジス
ルフォン酸である。
与えられた式は遊離酸のものである。合成して得られる
化合物は一般に塩であり、とりわけナトリウム、カリウ
ムあるいはリチウムなどのアルカリ金属塩である。
化合物は一般に塩であり、とりわけナトリウム、カリウ
ムあるいはリチウムなどのアルカリ金属塩である。
本発明はさらに、式Iの染料の中間体で、次式 式中、残基は前述の意味をもつ、 によってあらわされるカップラーにも関連する。
実施例 1 1−ハイドロキシ−8−アミノナフタレン−3,6−ジス
ルフォン酸31.9gを中性の状態で水400mlに溶かす。その
混合物に0−5℃でトリフルオロトリアジン8.8mlを加
え、そして濃度20%の炭酸ナトリウム溶液を加えて系の
pHを4.0−4.5に保つ。5分後モルホリン9gを加え、そし
て濃度20%の炭酸ナトリウム溶液で系のpHを7に保つ。
10℃で15分後、この反応は完結する。こうして得られた
次式 の化合物の溶液は、次の方法によって直接鮮やかな赤色
をした反応性アゾ染料に変えられる: 2−アミノナフタレン−1−スルフォン酸22.3gを常法
に従ってジアゾ化して得られたジアゾニウム塩の懸濁物
を上記で得られた反応生成物に0−5℃で添加する。直
ちに濃度20%の炭酸ナトリウム溶液を用いてpHを8.3に
保ち、カップリング反応を完結させる。次式 の染料を塩析させ、吸引ろ過し、乾燥しそして粉砕す
る。この赤色の染料の粉末は容易に水に溶解する。
ルフォン酸31.9gを中性の状態で水400mlに溶かす。その
混合物に0−5℃でトリフルオロトリアジン8.8mlを加
え、そして濃度20%の炭酸ナトリウム溶液を加えて系の
pHを4.0−4.5に保つ。5分後モルホリン9gを加え、そし
て濃度20%の炭酸ナトリウム溶液で系のpHを7に保つ。
10℃で15分後、この反応は完結する。こうして得られた
次式 の化合物の溶液は、次の方法によって直接鮮やかな赤色
をした反応性アゾ染料に変えられる: 2−アミノナフタレン−1−スルフォン酸22.3gを常法
に従ってジアゾ化して得られたジアゾニウム塩の懸濁物
を上記で得られた反応生成物に0−5℃で添加する。直
ちに濃度20%の炭酸ナトリウム溶液を用いてpHを8.3に
保ち、カップリング反応を完結させる。次式 の染料を塩析させ、吸引ろ過し、乾燥しそして粉砕す
る。この赤色の染料の粉末は容易に水に溶解する。
反応性染料に関する常法の染色方法を用いて、綿を鮮や
かな青味をおびた赤色に染色することができる。
かな青味をおびた赤色に染色することができる。
実施例 2 実施例1の1−ハイドロキシ−8−アミノナフタレン−
3,6−ジスルフォン酸の代りに等モルの1−ハイドロキ
シ−8−アミノナフタレン−3,5−ジスルフォン酸を用
いて、実施例1の操作を行うと、次式 によってあらわされる染料が得られるが、この染料は反
応性染料に関する常法の染色方法によって綿を鮮やかな
青味をおびた赤色に染色する。
3,6−ジスルフォン酸の代りに等モルの1−ハイドロキ
シ−8−アミノナフタレン−3,5−ジスルフォン酸を用
いて、実施例1の操作を行うと、次式 によってあらわされる染料が得られるが、この染料は反
応性染料に関する常法の染色方法によって綿を鮮やかな
青味をおびた赤色に染色する。
実施例 3 2−アミノナフタレン−1,5−ジスルフォン酸を常法に
従ってジアゾ化することによって合成されたジアゾニウ
ム塩の懸濁物を、実施例1で合成されたカップリング成
分の溶液に加え、そして実施例1に記載したように操作
すると、次式 の染料が得られるが、この染料は反応性染料に関する常
法の染色方法によって、綿を鮮やかな青味をおびた赤色
に染色する。
従ってジアゾ化することによって合成されたジアゾニウ
ム塩の懸濁物を、実施例1で合成されたカップリング成
分の溶液に加え、そして実施例1に記載したように操作
すると、次式 の染料が得られるが、この染料は反応性染料に関する常
法の染色方法によって、綿を鮮やかな青味をおびた赤色
に染色する。
実施例 4 2−アミノナフタレン−1,5−ジスルフォン酸を常法に
従ってジアゾ化することによって合成されたジアゾニウ
ム塩の懸濁液を、実施例2で合成されたカップリング成
分に加え、そして実施例2に記載したように操作する
と、次式 の染料が得られるが、この染料は反応性染料に関する常
法の染色方法によって、綿を鮮やかな赤色に染色する。
従ってジアゾ化することによって合成されたジアゾニウ
ム塩の懸濁液を、実施例2で合成されたカップリング成
分に加え、そして実施例2に記載したように操作する
と、次式 の染料が得られるが、この染料は反応性染料に関する常
法の染色方法によって、綿を鮮やかな赤色に染色する。
実施例 5 実施例1および2の2−アミノナフタレン−1−スルフ
ォン酸の代りに2−アミノナフタレン−1,6−ジスルフ
ォン酸を用い、その他は前述の実施例のように操作を行
って、次式 によってあらわされる染料を得る。これらの染料は反応
性染料に関する常法の染色方法によって、綿を鮮やかな
青味をおびた赤色に染色する。
ォン酸の代りに2−アミノナフタレン−1,6−ジスルフ
ォン酸を用い、その他は前述の実施例のように操作を行
って、次式 によってあらわされる染料を得る。これらの染料は反応
性染料に関する常法の染色方法によって、綿を鮮やかな
青味をおびた赤色に染色する。
実施例 6 実施例1〜5のそれぞれに於いてカップリング成分を合
成するために用いたモルホリンの代りに等モルのピペラ
ジン、N−ハイドロキシエチルピペラジン、ピペリジ
ン、またはピロリジンを用い、同様にして優れた特性を
もつ赤色の染料を得る。
成するために用いたモルホリンの代りに等モルのピペラ
ジン、N−ハイドロキシエチルピペラジン、ピペリジ
ン、またはピロリジンを用い、同様にして優れた特性を
もつ赤色の染料を得る。
実施例 7(参考例) 1−ハイドロキシ−8−(4−アミノベンゾイルアミ
ノ)−ナフタレン−3,6−ジスルフォン酸43.8gを中性の
条件下で水400mlに溶かす。0−5℃でこの混合物にト
リフルオロトリアジン8.8mlを加え、そして濃度20%の
炭酸ナトリウム溶液を加えて系のpHを4.0〜4.5に保つ。
5分後にモルホリン9gを加え、そして濃度20%の炭酸ナ
トリウム溶液を加えてpHを7に調節する。10℃で15分後
に反応は完結する。こうして得られた次式 の化合物の溶液は、直接次の方法によって直接鮮やかな
赤色の反応性アゾ染料に変えられる: 2−アミノナフタレン−1,5−ジスルフォン酸30.3gを常
法に従ってジアゾ化して得られたジアゾニウム塩の懸濁
物を上記で得られた反応生成物に10−15℃で添加する。
直ちに濃度20%の炭酸ナトリウム溶液を用いて混合物の
pHを7.5に保ち、カップリング反応を完結させる。次式 の染料を塩析させ、吸引ろ過し、乾燥しそして粉砕す
る。この赤色の染料粉末は容易に水に溶解する。反応性
染料に関する常法の染色方法を用いて、綿を鮮やかな青
味をおびた赤色の染色物が得られる。
ノ)−ナフタレン−3,6−ジスルフォン酸43.8gを中性の
条件下で水400mlに溶かす。0−5℃でこの混合物にト
リフルオロトリアジン8.8mlを加え、そして濃度20%の
炭酸ナトリウム溶液を加えて系のpHを4.0〜4.5に保つ。
5分後にモルホリン9gを加え、そして濃度20%の炭酸ナ
トリウム溶液を加えてpHを7に調節する。10℃で15分後
に反応は完結する。こうして得られた次式 の化合物の溶液は、直接次の方法によって直接鮮やかな
赤色の反応性アゾ染料に変えられる: 2−アミノナフタレン−1,5−ジスルフォン酸30.3gを常
法に従ってジアゾ化して得られたジアゾニウム塩の懸濁
物を上記で得られた反応生成物に10−15℃で添加する。
直ちに濃度20%の炭酸ナトリウム溶液を用いて混合物の
pHを7.5に保ち、カップリング反応を完結させる。次式 の染料を塩析させ、吸引ろ過し、乾燥しそして粉砕す
る。この赤色の染料粉末は容易に水に溶解する。反応性
染料に関する常法の染色方法を用いて、綿を鮮やかな青
味をおびた赤色の染色物が得られる。
実施例 8(参考例) 実施例7の1−ハイドロキシ−8−(4−アミノベンゾ
イルアミノ)−ナフタレン−3,6−ジスルフォン酸の代
りに、等モルの1−ハイドロキシ−8−(4−アミノベ
ンゾイルアミノ)−ナフタレン−3,5−ジスルフォン酸
を用いて、実施例7の操作を行うと、次式 によってあらわされる染料が得られるが、この染料は反
応性染料に関する常法の染色方法によって綿を鮮やかな
青味をおびた赤色に染色する。
イルアミノ)−ナフタレン−3,6−ジスルフォン酸の代
りに、等モルの1−ハイドロキシ−8−(4−アミノベ
ンゾイルアミノ)−ナフタレン−3,5−ジスルフォン酸
を用いて、実施例7の操作を行うと、次式 によってあらわされる染料が得られるが、この染料は反
応性染料に関する常法の染色方法によって綿を鮮やかな
青味をおびた赤色に染色する。
実施例 9(参考例) 実施例7および8の2−アミノナフタレン−1,5−ジス
ルフォン酸の代りに2−アミノナフタレン−1,6−ジス
ルフォン酸を用い、その他は前述の実施例のように操作
を行って、次式 および によってあらわされる染料を得る。これらの染料は反応
性染料に関する常法の染色方法によって、綿を鮮やかな
青味をおびた赤色に染色する。
ルフォン酸の代りに2−アミノナフタレン−1,6−ジス
ルフォン酸を用い、その他は前述の実施例のように操作
を行って、次式 および によってあらわされる染料を得る。これらの染料は反応
性染料に関する常法の染色方法によって、綿を鮮やかな
青味をおびた赤色に染色する。
実施例 10(参考例) 実施例7および8の2−アミノナフタレン−1,5−ジス
ルフォン酸の代りに2−アミノナフタレン−1−スルフ
ォン酸を用い、その他は前述の実施例のように操作を行
って、次式 によってあらわされる染料を得るが、これらの染料は反
応性染料に関する常法の染色方法によって、綿を鮮やか
な青味をおびた赤色に染色する。
ルフォン酸の代りに2−アミノナフタレン−1−スルフ
ォン酸を用い、その他は前述の実施例のように操作を行
って、次式 によってあらわされる染料を得るが、これらの染料は反
応性染料に関する常法の染色方法によって、綿を鮮やか
な青味をおびた赤色に染色する。
実施例 11(参考例) 実施例7〜10のそれぞれに於いてカップリング成分を合
成するために用いたモルホリンの代りに、等モルのピペ
ラジン、N−ハイドロキシエチルピペラジン、ピペリジ
ン、またはピロリジンを用い、同様にして優れた特性を
もつ赤色の染料を得る。
成するために用いたモルホリンの代りに、等モルのピペ
ラジン、N−ハイドロキシエチルピペラジン、ピペリジ
ン、またはピロリジンを用い、同様にして優れた特性を
もつ赤色の染料を得る。
実施例 12−25 次表に示したナフタレン−スルフォン酸とアミンを用い
て、実施例1と同様にして、さらに興味あるカップリン
グ成分を合成することができる: 実施例 26−55 実施例12〜25で合成されたカップリング成分を用い、次
の表に示したジアゾ成分を反応させて、さらに重要な染
料を合成することができる: 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
て、実施例1と同様にして、さらに興味あるカップリン
グ成分を合成することができる: 実施例 26−55 実施例12〜25で合成されたカップリング成分を用い、次
の表に示したジアゾ成分を反応させて、さらに重要な染
料を合成することができる: 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1.次式 式中、UとV=HまたはSO3HでU≠Vであり、R=Hま
たはC1〜C4のアルキルで、そのアルキル基はOH、ハロゲ
ン、SO3HまたはOSO3Hによって置換されている場合もあ
り、m=0または1であり、 ここで、R1=Hまたは水に可溶性にさせる置換基によっ
て置換されている場合もあるC1〜C6のアルキルを示す、 によってあらわされるアゾ染料。
たはC1〜C4のアルキルで、そのアルキル基はOH、ハロゲ
ン、SO3HまたはOSO3Hによって置換されている場合もあ
り、m=0または1であり、 ここで、R1=Hまたは水に可溶性にさせる置換基によっ
て置換されている場合もあるC1〜C6のアルキルを示す、 によってあらわされるアゾ染料。
2. であることを特徴とする態様1に記載した染料。
3.m=0であることを特徴とする態様1に記載した染
料。
料。
4.次式 によってあらわされる染料。
5.次式 によってあらわされる染料。
6.態様1〜5に記載した染料をOH−またはNH−を含む材
料の染色および捺染に利用すること。
料の染色および捺染に利用すること。
7.態様1〜5に記載した染料によって染色または捺染さ
れたOH−またはNH−を含む材料。
れたOH−またはNH−を含む材料。
8.次式 式中、残基は前述の意味を有する、 によってあらわされる化合物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−102574(JP,A) 特開 昭62−148473(JP,A) 特開 昭53−113829(JP,A) 特開 昭54−50529(JP,A) 特開 昭53−22526(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】次式 式中、UとV=HまたはSO3HでU≠Vであり、R=H
で、m=0であり、 ここで、R1=HまたはOH基によって置換されている場合
もあるC1〜C6のアルキルを示す、 によってあらわされるアゾ染料。 - 【請求項2】 であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の染
料。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19873723474 DE3723474A1 (de) | 1987-07-16 | 1987-07-16 | Reaktivfarbstoffe |
DE3723474.9 | 1987-10-03 | ||
DE19873733571 DE3733571A1 (de) | 1987-10-03 | 1987-10-03 | Reaktivfarbstoffe |
DE3733571.5 | 1987-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6436657A JPS6436657A (en) | 1989-02-07 |
JPH07110922B2 true JPH07110922B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=25857629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63172015A Expired - Fee Related JPH07110922B2 (ja) | 1987-07-16 | 1988-07-12 | 反応性染料 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4988803A (ja) |
EP (1) | EP0299315B1 (ja) |
JP (1) | JPH07110922B2 (ja) |
DE (1) | DE3881767D1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE3940268A1 (de) * | 1989-12-06 | 1991-06-13 | Bayer Ag | Azoreaktivfarbstoffe |
DE3943286A1 (de) * | 1989-12-29 | 1991-07-04 | Hoechst Ag | Azoverbindungen, verfahren zu deren herstellung und ihre verwendung als farbstofe |
DE4101177A1 (de) * | 1991-01-17 | 1992-07-23 | Bayer Ag | Reaktivfarbstoffe |
JP3116461B2 (ja) * | 1991-10-24 | 2000-12-11 | 住友化学工業株式会社 | モノアゾ化合物及びそれを用いる繊維材料の染色又は捺染方法 |
DE4140541C1 (ja) * | 1991-12-09 | 1993-02-25 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen, De | |
DE4140117C1 (ja) * | 1991-12-05 | 1993-01-28 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen, De | |
DE4206040A1 (de) * | 1992-02-27 | 1993-09-02 | Bayer Ag | Neue reaktivfarbstoffe |
DE4214945A1 (de) * | 1992-05-06 | 1993-11-11 | Bayer Ag | Neue Reaktivfarbstoffe |
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