JP3630188B2 - スロットル・アクチュエータ - Google Patents

スロットル・アクチュエータ Download PDF

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    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、エンジンの制御機器の異常時にフェイルセーフとリンプホーム性(最小限の駆動力を確保して自宅又は修理工場までたどりつける機能)を保証するアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関では、吸気量を制御するための駆動源としてモータを用い、このモータの回転力を用いてスロットル・バルブを開閉する場合がある。そして従来例として、特開昭60−190626号がある。
【0003】
これらの従来例の基本的な考え方は、常時はコイルスプリングにてスロットル・バルブを閉路方向に回動させておき、運転者の意志をコントローラを介してモータの駆動力として出力し、コイルスプリングの力に抗してスロットル・バルブを開放するものである。
【0004】
この場合、スロットル・バルブを現在位置より閉じてやりたいときは電流量を下げてコイルスプリング力で戻されるようにすればよい。又、コイルスプリングの不具合時には、モータに流す電流を逆にしてやればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の場合、モータの断線等に対しては、コイルスプリングの作動にてスロットル・バルブを閉路するものであるため、モータコイルの短絡故障(トランジスタが通電のままになり、電流をOFFできない状態)時、暴走を防ぐことはできない。又、異常時にリンプホーム性までは確保できない。
【0006】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、フェイルセーフとリンプホーム性を保証するアクチュエータ又はスロットル・アクチュエータを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の[請求項1]に係るスロットル・アクチュエータは、対向する磁極片を有する第1,第2の副エアーギャップにて囲まれた空間によって主エアーギャップを形成し、前記主エアーギャップ内にはスロットル弁と一体になって回転する永久磁石を有する回転子を配設し、前記第1の副エアーギャップ側には磁気抵抗を介在して連結する第1の連結磁路を設けると共に、前記第1の連結磁路には2つの閉弁用励磁コイルを設け、前記第2の副エアーギャップ側には磁気抵抗を介在して連結する第2の連結磁路を設けると共に、前記第2の連結磁路には1つの開弁用励磁コイルを設けて閉磁路を形成し、前記全ての励磁コイルが非通電状態にあるとき、スロットル弁の開度はアイドリング位置を起点として所定開度だけ開放した状態とした。
【0008】
本発明の[請求項2]に係るスロットル・アクチュエータは、対向する磁極片を有する第1,第2の副エアーギャップにて囲まれた空間によって主エアーギャップを形成し、前記主エアーギャップ内にはスロットル弁と一体になって回転する永久磁石を有する回転子を配設し、前記第1の副エアーギャップ側には第1の連結磁路を設けると共に、前記第1の連結磁路には2つの開弁用励磁コイルを設け、前記第2の副エアーギャップ側には第2の連結磁路を設けると共に、前記第2の連結磁路には1つの閉弁用励磁コイルを設けて閉磁路を形成し、前記全ての励磁コイルが非通電状態にあるとき、スロットル弁の開度はアイドリング位置とした。
【0009】
本発明の[請求項3]に係るスロットル・アクチュエータは、[請求項1]又は[請求項2]において、前記各励磁コイルの起磁力は夫々同じであるようにした。
【0013】
本発明の[請求項1],[請求項2]に係るスロットル・アクチュエータは、主エアーギャップ内にあって回動する回転体にスロットル弁のシャフトを連動する構成としたものを基本構成とし、これに3つの励磁コイルを設けて相互に補い合うものである。そして全ての励磁コイルが非通電状態時に、スロットル弁をやや開放しておくものが[請求項]であり、同じ状態時スロットル弁をアイドル位置としたものが[請求項]である。
【0014】
本発明の[請求項3],[請求項4]に係るスロットル・アクチュエータは、主エアーギャップ内にあって回動する回転体にスロットル弁のシャフトを連動する構成としたものを基本構成とし、これに3つの励磁コイルを設けて相互に補い合うものである。そして全ての励磁コイルが非通電状態時に、スロットル弁をやや開放しておくものが[請求項3]であり、同じ状態時スロットル弁をアイドル位置としたものが[請求項4]である。
【0015】
本発明の[請求項]に係るスロットル・アクチュエータは、3つの励磁コイルの全ての起磁力を等しくして相殺(又は補い合う)の容易性を確保したものである。
【0016】
図1は第1の実施例の構成図であり、図2はモータの回路図として示したものである。図1において、磁極片1と2との間に副エアーギャップ3を1個設け、これらの間を磁路4にて接続したものである。
【0017】
磁路4にて囲まれた部分は主エアーギャップであり、ここには永久磁石よりなる移動子6が移動自在に設けられる。磁路4にはコイル7,8,9が夫々巻回され、これらの各コイルには図2に示されるようにドライバ10a,10b,10cを介して電源11a,11b,11cに接続され、各ドライバはCPU12にてオン・オフ制御される。
【0018】
これらのコイルはコイル8,9を励磁すると、移動子6をX方向(クローズ)に移動する。又、コイル7を励磁すると移動子6を反対方向(オープン)に駆動する。ここで前提条件がある。先ず、各構成要素は厳重なる品質管理がなされていて故障の発生確率は非常に小さく、故障モードは2つ以上重なって発生しない。
【0019】
各故障モードの検出手段が併設されていて、運転に異常を知らしめる方法が準備され早急に故障の対応が可能である。又、コントローラ(CPU)の故障は別途バックアップ等の対策が施されているので考えない。
【0020】
次に作動についての条件を説明する。
▲1▼ 先ず、コイル8が断線又はドライバ10bの故障で、コイル8が非通電状態のままでコイル9が励磁されると、移動子6は安全サイド(X方向)へ移動する。
【0021】
▲2▼ コイル8がドライバ10bの短絡故障で通電状態のままであっても、コイル7を励磁すればコイル8の励磁力がキャンセルされて安全サイドへ移動するので問題はない。
【0022】
▲3▼ コイル7が断線又はドライバ10aの故障で、コイル8,9が励磁されると、移動子6を安全サイドへ移動する。
【0023】
▲4▼ コイル7がドライバ10aの短絡故障で通電状態のままであっても、コイル8の励磁でコイル7の起磁力をキャンセルするので、コイル9にて移動子6を安全サイドへ移動できる。更にコイル9に係る故障は前記▲1▼,▲2▼と同様の対応で行なわれる。
【0024】
以上より異常発生時に移動子を安全サイドに移動でき、フェイルセーフが実現できる。この場合、「安全サイドに移動する」とは、たとえば自動車の供給空気量を調整するスロットル弁の駆動装置などで、弁をアイドル位置に駆動し、自動車の暴走を防止することができる。
【0025】
図3は変形例である。この場合はコイルを双方向に励磁可能とし、かつドライバもそれに対応して図示A,B,C,Dのように接続する。なお、13はノット素子である。
【0026】
各ドライバの開閉状態と電流方向との関係は第1表のようになる。この場合、任意のドライバの組合せのうち、いずれかの2つのオン時に70%の励磁出力が発生できればよいように設定する。
【0027】
【表1】
Figure 0003630188
【0028】
本変形例では構成は多少複雑になるが、コイルそのものを小型にできる利点がある。そして励磁コイルが両方向の極性に制御でき、フェイルセーフとリンプホーム性を保証する。1つのコイル及び励磁ドライバが断線又は短絡(通電)の故障が発生しても、残りの2つのコイルで、起磁力の相殺又は代替ができる。
【0029】
図4は第2の実施例の構成図である。図4において図1と同一部分及び相当部分には同一符号を付す。なお、本実施例では可動体として移動子6に代えて回転子14とし、その周縁に永久磁石15a,15bを設けている。又、磁路4には磁気抵抗部としてエアーギャップ16を設けている。3a,3bは副エアーギャップである。
【0030】
以下の第2表は各コイルとバルブ開度との関係を示す。
【表2】
Figure 0003630188
【0031】
次に図4,図5,図6を参照して動作説明する。
先ず、図4は非通電状態(No.1)を示す。この場合は全てのコイル7,8,9がOFFであり、バルブ開度は全閉(ID)位置より30°となるように回転子14と接続されている。
【0032】
図5はコイル7を通電した場合(No.2)を示す。この場合は中立位置(非通電状態の位置)より60°回転する。このことはバルブ開度は全閉(ID)位置より90°の位置になる。なお、コイルの起磁力を調整すれば、起磁力に対応した位置で静止する。
【0033】
図6はコイル8又は9を通電した場合(No.3又はNo.4)を示す。この場合は中立位置(非通電状態の位置)より−30°回転し、ストッパにて停止する。そしてバルブ開度は全閉(ID)位置となる。又、コイルの起磁力が永久磁石の起磁力以上に供給されれば副エアーギャップ3a,3bに磁束が流れ、回転子に締め切りトルクが発生し、ストッパの反力とつり合う。本実施例によればスプリングを用いずに安定した位置決めが可能である。
【0034】
図7は第3の実施例の構成図である。本実施例では主エアーギャップに対して副エアーギャップ3a,3bを設けるまでは前記実施例と同様であるが、更に磁路には磁気抵抗部としてのエアーギャップ16a,16bを設けたものである。なお、磁路4は4a,4bとして2分されている。
【0035】
本実施例における各コイルとバルブ開度との関係は前記第2表と同じである。次に図7,図8,図9を用いて動作説明をする。図7は非通電状態であって、バルブ開度は全閉(ID)位置より30°となるように回転子14に連結されている。磁束の流れは永久磁石によるもののみである。
【0036】
図8はコイル7を通電した場合であり、この場合は中立位置(非通電状態の位置)より60°回転する。このときバルブ開度は全閉(ID)位置より90°の位置になる。なお、コイルの起磁力を調整すれば、起磁力の強さに対応した位置で静止する。
【0037】
図9はコイル8又は9を通電した場合であり、中立位置より−30°回転してストッパにて停止する。このときバルブ開度は全閉(ID)位置になる。コイルの起磁力が永久磁石の起磁力以上となれば、エアーギャップ3a,3b,16bに磁束が流れ、回転子に締め切りトルクが発生し、ストッパの反力とつり合う。
【0038】
上記各実施例において、非通電時のスロットル弁の位置が、この状態で30%程度に設定する旨の説明をしたが、この意味は自動車がそこそこ運転可能な出力を得られる位置であることのためである。そして1つのコイルでスロットルを35%程度移動可能に設定する。
【0039】
上記内容を故障モードで示すと以下のようになる。
■コイル8が断線又はドライバ10bの故障で非通電のまま、コイル7,9の励磁でスロットル弁を通常に駆動可能。
【0040】
■コイル8がドライバ10bの故障で非通電のまま、コイル7でコイル8の起磁力をキャンセルし、コイル9の起磁力でアイドル位置とバランス位置(30%)まで駆動可能。
【0041】
■コイル7が断線又はドライバ10aの故障で非通電のまま、コイル8,9の起磁力でアイドル位置とバランス位置(30%)まで駆動可能。
【0042】
■コイル7が断線又はドライバ10aの故障で非通電のまま、コイル8の起磁力でコイル7の起磁力をキャンセルし、コイル9の起磁力でアイドル位置とバランス位置(30%)まで駆動可能。
上記内容からわかるように、本実施例によればフェイルセーフとリンプホーム性とを保障する。
【0043】
図10は第4の実施例の構成図である。本実施例は両側に2つの副エアーギャップを有して対抗する主エアーギャップを形成し、主エアーギャップ内にはスロットル弁と一体になった回転子14を回転自在に設けると共に、回転子にはその周面に永久磁石15a,15bを設けたものである。図10において図7と同一部分及び相当部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0044】
以下の第3表は各コイルとバルブ開度との関係を示す。
【表3】
Figure 0003630188
【0045】
図に図10,図11,図12を用いて動作説明をする。
図10は非通電状態(No.1)であり、この場合は予めスロットル弁がアイドル位置にになるようにリターンスプリング(以下、スプリングと称す)でトルクを付勢している。そして前記同様にコイル8,9が開弁用、コイル7が閉弁用であり、1つのコイルでスロットルをスプリング荷重に抗して50%程度移動可能に設定する。
【0046】
図10において、非通電時のバルブ開度は、スプリングによるトルクの付勢により全閉(ID)位置になる。このとき回転子14は中立位置より−30°になるように連結する。この場合の磁路は図10に示す点線のようになり、副エアーギャップ3a,3bには磁束は生じない。
【0047】
図11はコイル8を通電する場合(No.3)であり、コイル8を通電するとスプリングの付勢トルクに打ち勝ち、なおかつバルブ開度は全閉(ID)位置より30°の位置まで回転する。このとき副エアーギャップ3a,3bには磁束が生じ、この磁束密度がスプリングの付勢トルクに対応する。
【0048】
図12はコイル8と9を通電する場合(No.4)で、この場合は図11の状態より更に60°回転し、全閉位置より90°の位置になる。副エアーギャップ3a,3bの磁束密度は、図11の状態より更に増大する。
【0049】
この場合コイル7(閉弁側にトルクを発生する)は、コイル8,9のどちらかが故障で、通電状態になったときや、急速に閉弁するための加速のために使われるが、定常状態では動作する必要はない。
【0050】
上記内容を故障モードで示すと以下のようになる。
▲1▼ コイル8が断線又はドライバ10bの故障で非通電のままコイル9を励磁すると、スロットル弁を50%駆動可能。
【0051】
▲2▼ コイル8がドライバ10bの故障で、通電のままコイル7でコイル8の起磁力をキャンセルし、コイル9の起磁力で50%まで駆動可能
【0052】
▲3▼ コイル7が断線又はドライバ10aの故障で非通電のまま通常の範囲で駆動可能。
【0053】
▲4▼ コイル7がドライバ10aの故障で、通電状態のままコイル8の励磁で、コイル7の起磁力をキャンセルし、コイル9の起磁力でアイドル位置から50%まで駆動可能。
上記内容からわかるように、本実施例によればフェイルセーフとリンプホーム性とを保証する。
【0054】
第5及び第6の実施例では、各励磁コイルの起磁力を同じにしたものである。この考え方とすれば1つの励磁コイルの異常に際して、他の健全な励磁コイルで相殺(あるいは補い合い)が可能であるからである。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればコイル関連のトラブルに際して3つのコイルを有し、そのうちの1つの故障を他の2つのコイルでバックアップする構成としたので、簡単な構成でフェイルセーフとリンプホーム性の両立をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクチュエータの第1の実施例の構成図。
【図2】アクチュエータが有する各励磁巻線による作用を説明する図。
【図3】変形例として示す構成図。
【図4】アクチュエータの第2の実施例の構成図。
【図5】図4の作用を説明する図。
【図6】図4の作用を説明する図。
【図7】本発明によるスロットル・アクチュエータの第3の実施例の構成図。
【図8】図7の作用を説明する図。
【図9】図7の作用を説明する図。
【図10】本発明によるスロットル・アクチュエータの第4の実施例の構成図。
【図11】図10の作用を説明する図。
【図12】図10の作用を説明する図。
【符号の説明】
1,2 磁極片
3 副エアーギャップ
4 磁路
主エアーギャップ
6 移動子
7,8,9 コイル
10 ドライバ
11 電源
12 CPU
13 ノット素子
14 回転子
15 永久磁石
16 エアーギャップ

Claims (3)

  1. 対向する磁極片を有する第1,第2の副エアーギャップにて囲まれた空間によって主エアーギャップを形成し、前記主エアーギャップ内にはスロットル弁と一体になって回転する永久磁石を有する回転子を配設し、前記第1の副エアーギャップ側には磁気抵抗を介在して連結する第1の連結磁路を設けると共に、前記第1の連結磁路には2つの閉弁用励磁コイルを設け、前記第2の副エアーギャップ側には磁気抵抗を介在して連結する第2の連結磁路を設けると共に、前記第2の連結磁路には1つの開弁用励磁コイルを設けて閉磁路を形成し、前記全ての励磁コイルが非通電状態にあるとき、スロットル弁の開度はアイドリング位置を起点として所定開度だけ開放した状態としたことを特徴とするスロットル・アクチュエータ。
  2. 対向する磁極片を有する第1,第2の副エアーギャップにて囲まれた空間によって主エアーギャップを形成し、前記主エアーギャップ内にはスロットル弁と一体になって回転する永久磁石を有する回転子を配設し、前記第1の副エアーギャップ側には第1の連結磁路を設けると共に、前記第1の連結磁路には2つの開弁用励磁コイルを設け、前記第2の副エアーギャップ側には第2の連結磁路を設けると共に、前記第2の連結磁路には1つの閉弁用励磁コイルを設けて閉磁路を形成し、前記全ての励磁コイルが非通電状態にあるとき、スロットル弁の開度はアイドリング位置としたことを特徴とするスロットル・アクチュエータ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のスロットル・アクチュエータにおいて、前記各励磁コイルの起磁力は、夫々同じであることを特徴とするスロットル・アクチュエータ。
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