JP3629649B2 - 電子部品を実装した基板の固定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院において使用されるカルテファイル管理棚のような物品管理棚において、表示部や操作部等を構成する電子部品が実装された基板を、適所へ取付ける固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、電子部品を実装した基板(21)は、図6に示すように、断面がほぼC字形で、かつ窓孔(22)を設けた長尺体(19)の内部に、表示ランプや操作ボタン等を配設した基板(21)の表面を、前記の窓部(22)に位置させて、長尺体(19)の内側に突設した2本のスタッドボルト(20)に、基板(21)の両端近傍に穿設した通孔(23)を挿通して、ビス(23)を締め込んで固定する2点固定式が採用されている。
【0003】
しかし、この2点式固定では、長尺体(19)の2個のスタッドボルト(20)(20)と、基板(21)の2個の通孔(22)(22)の位置を正確に決める必要があり、また平板状の基板(21)を2点で支持するため、基板が押されたり、ねじられたりしたとき、基板が割れ易く、しかも、長尺体(19)内の狭いスペースに、細長い基板(21)を納めて、その両端をビス(23)止めする取付け作業は面倒である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記した問題に鑑み、基板の取付け作業が容易であり、基板が押されたり、ねじられたりしても割れることがなく、しかも、長尺体内の狭いスペースへ、多数の基板を納めて取付ける操作も、至って簡単にできる電子部品を実装した基板の固定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)断面がほぼC字形の長尺体の内側に、電子部品を実装した基板を配置し、この基板を、長手方向への移動を規制する規制手段と、基板における長手方向の少なくとも一方の端部を挟持し、かつ、長尺体の四方の内壁に当接する振れ防止部材とにより固定する。
【0006】
(2)上記(1)項において、振れ防止部材が、断面がほぼC字形の長尺体の内形とほぼ同形状の輪郭を有する部材本体と、この部材本体から長手方向に延びる、少なくとも3つの互い違いに配置された突片とからなり、これらの突片間に、基板の端部を挿入して挟持させる。
【0007】
(3)上記(2)項において、互い違いに配置された突片を、弾性変形可能なものとし、かつ、少なくとも2つの突片に、互い違いに位置する凸部を設け、この凸部を、基板の対応する位置に形成した凹部に嵌合させる。
【0008】
(4)上記(3)項において、突片における凸部の先端面を、基板の挿入方向に従う傾斜面とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら説明する。
【0010】
本発明の固定装置(1)は、図1および図2にに示すように、基板(4)を、その長手方向への移動を規制するように長尺体(2)へ固定する規制手段(5)と、基板(4)の長手方向の少なくとも一方の端部を挟持し、かつ長尺体(2)の四方の内壁に当接する振れ防止部材(6)とから構成される。
【0011】
長尺体(2)は、断面がほぼC字形をなし、図5に示すように、物品管理棚(7)の支柱(8)または棚板(9)にボルト(10)止めされた四角ナット(11)で、長尺体(2)の開口部の折曲縁(2a)を抑えることにより、前記の支柱(8)または棚板(9)の前面へ固定されている。
【0012】
物品管理棚(7)は、図4に示すように、所定間隔で立設した左右の支柱(8)(8)の間に、複数の棚板(9)を架設して、支柱(8)(8)の空間を、棚板(9)により上下に区分させて、複数の段区画(a1)〜(a6)を形成させるとともに、これらの段区画(a1)〜(a6)に、複数の仕切板(12)を配置して、段区画(a1)〜(a6)を左右に区分し、複数の収納空間(b1)〜(b4)を形成してある。
【0013】
長尺体(2)の各段区画(a1)〜(a6)に対応する部分の表面には、内部に取付けた基板(4)の表面に実装された表示ランプの視認や操作ボタンの操作などが外側からできるように窓孔(13)を設けてあり、この窓孔(13)の上側裏面には、基板(4)の長尺方向への移動を規制するためのビス(5)を締着するスタッドボルト(14)が突設されている。
【0014】
基板(4)を、その長尺方向への移動を規制するために長尺体(2)へ固定する規制手段(5)としては、前記のビス(5)を、スタッドボルト(14)に螺合させる手段以外に、たとえば、凹部と凸部との係合、フックの係止、その他の適宜の手段が採用される。
【0015】
基板(4)は、その表面に、表示ランプや操作ボタンが、またその裏面に、電子回路を構成するトランジスターなどの各種の電子部品(3)が実装されている。
【0016】
この基板(4)には、図2に示すように、長手方向の一端に、ビス(5)を挿通する通孔(15)が穿設され、他端には、振れ防止部材(6)の後記する凸部を係合させる3個の凹部(16)が穿設されている。この凹部(16)は、一般には貫通孔が好ましいが、窪みであってもよい。
【0017】
振れ防止部材(6)は、長尺体(2)内に嵌合される部材本体(6a)と、該部材本体(6a)上に立設されて、基板(4)の一端を挟持させる3つの突片(17)とからなる。
【0018】
部材本体(6a)は、断面がほぼC字形をなす長尺体(2)の内側の形状と、ほぼ一致する方形状に形成されている。
【0019】
突片(17)は、前記の部材本体(6a)上に立設されて、基板(4)の長手方向を向き、中央の突片(17)を他のものより表面側へ偏位させることにより、3つの突片(17)を互い違いに配置してある。この互い違いに配置された突片(17)間に、基板(4)の一端部を挿入して挟持される。
【0020】
この3個の突片(17)のうち、少なくとも2個には、基板(4)の一方の端部に設けられた凹部(16)に対応する凸部(18)を設けてあり、これらの凸部(18)を基板の前記の凹部(16)に嵌合させて、基板(4)を振れ防止部材(6)に固定するようにしてある。
【0021】
突片(17)に設けた凸部(18)は、互い違いに配置された突片(17)間に基板(4)が挿入されるときに、この基板(4)の端部に当接する先端面(18a)を、基板(4)の挿入方向に従う勾配となるような傾斜面に形成するとともに、突片(17)を弾性変形可能に構成してある。
【0022】
このため基板(4)を、単に突片(17)間に挿入して押し込むだけで、基板(4)の端部は、凸部(18)の前記の傾斜する先端面(18a)に当接して、この傾斜面上を滑走し、これにともない突片(17)は弾性変形し、基板(4)の一端部に設けられた凹部(16)が、突片(17)の凸部(18)の位置に達したときに、自動的に前記の凹部(16)と凸部(18)が嵌合し、同時に突片(17)の弾性変形が回復し、基板(4)は、振れ防止部材(6)にワンタッチで固定される。
【0023】
【発明の効果】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
(a) 請求項1に記載の発明によれば、長尺体への基板の固定が、従来よりも著しく簡単になるため、多数の基板を取り付ける際において、作業能率の増進効果が顕著である。しかも、基板は、その一端を移動可能に長尺体へ固定されるから、基板が押えられたり、ねじられたりしても、割れることはなく、定位置に安定して保持される。
【0024】
(b) 請求項2に記載の発明によれば、基板の端部を突片の間へ挿入することにより、基板と振れ防止部材を、ワンタッチで結合させることができる。また、互い違いに配置された突片は、基板に外力が作用しても、容易に弾性変形して歪みを吸収し、基板の割れを防止する。
【0025】
(c) 請求項3に記載の発明によれば、突片に設けた凸部と、基板に設けた凹部が2個所以上で係合するため、基板と振れ防止部材とは、確実に結合されて離脱や回動等を起こさない。このため、基板を適正位置に安定させて位置させることができる。
【0026】
(d) 請求項4に記載の発明によれば、凸部の先端の傾斜面が、基板の挿入ガイドとなるため、基板は振れ防止部材へワンタッチで取り付けられる。しかも、物品管理棚の移動による振動に対しても、基板の離脱や位置ずれを起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】長尺体と、基板と、振れ防止部材とを示す斜視図である。
【図3】振れ防止部材を長尺体に嵌合させた状態を示す一部分の縦断面図である。
【図4】本発明により基板を取り付けられた物品管理棚の正面図である。
【図5】物品管理棚の支柱へ長尺体を取り付けた斜視図である
【図6】従来の基板の固定装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1)基板の固定装置
(2)長尺体
(3)電子部品
(4)基板
(5)規制手段
(6)振れ防止部材
(6a)部材本体
(7)物品管理棚
(8)支柱
(9)棚板
(10)ボルト
(11)四角ナット
(a1)〜(a6)段区画
(b1)〜(b4)収納区画
(12)仕切板
(13)窓孔
(14)スタッドボルト
(15)通孔
(16)凹部(貫通孔)
(17)突片
(g)間隙
(18)凸部
(18a)先端面
(19)長尺体
(20)スタッドボルト
(21)基板
(22)窓孔
(23)通孔
(24)ビス

Claims (4)

  1. 断面がほぼC字形の長尺体の内側に、電子部品を実装した基板を配置し、この基板を、長手方向への移動を規制する規制手段と、基板における長手方向の少なくとも一方の端部を挟持し、かつ、長尺体の四方の内壁に当接する振れ防止部材とにより固定したことを特徴とする電子部品を実装した基板の固定装置。
  2. 振れ防止部材が、断面がほぼC字形の長尺体の内形とほぼ同形状の輪郭を有する部材本体と、この部材本体から長手方向に延びる、少なくとも3つの互い違いに配置された突片とからなり、これらの突片間に、基板の端部を挿入して挟持させたものであることを特徴とする請求項1項に記載の電子部品を実装した基板の固定装置。
  3. 互い違いに配置された突片を、弾性変形可能なものとし、かつ、少なくとも2つの突片に、互い違いに位置する凸部を設け、この凸部を、基板の対応する位置に形成した凹部に嵌合させたことを特徴とする請求項2に記載の電子部品を実装した基板の固定装置。
  4. 突片における凸部の先端面を、基板の挿入方向に従う傾斜面としたことを特徴とする請求項3に記載の電子部品を実装した基板の固定装置。
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