JP3629304B2 - 眼底を照明および検査する装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、眼底を照明および検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の眼底画像生成用の光学システムつまり眼底へ光ビームを照射するためのシステムは、(a)レーザビーム凝固装置と(b)光学コヒーレンストモグラフィ(“OCT”)装置を有しており、(a)のレーザビーム凝固装置においては、熱凝固を生じさせるのに十分に高い温度まで組織温度を高める目的で、目の後眼房における組織上にレーザビームがフォーカシングされ、さらに(b)の光学コヒーレンストモグラフィ(“OCT”)装置においては、たとえば超発光ダイオード(superluminescent diode, "SLD" )から得られる低コヒーレンスの光ビームが眼底へフォーカシングされ、ショートコヒーレンス干渉計を用いることで眼底の断面画像が得られる。アメリカ合衆国特許第5067951号にはレーザビーム凝固装置の実例が開示されており、D.Huangほかの著による論文 "Optical Coherence Tomography", Science, 254, Nov.22, 1991,pp.1178-1181 には、OCT装置の実例が開示されている。
【0003】
上述の装置は典型的には、スリットランプと接眼レンズから成る光学的な装備を利用している。動作中、接眼レンズにより目のレンズと共働してスリットランプの焦点面上に空気中の眼底画像が形成されると、照明があてられる。空気中の眼底画像はスリットランプの光学系の観察経路を通して観察される。さらに光ビームは、ビームスプリッタによりスリットランプの観察経路へ結合される。この装置の場合、接眼レンズは通常、手によって患者の目の近くに保持されているか、あるいは角膜とじかに接している。
【0004】
典型的には上述の装置において使用されるスリットランプと接眼レンズ光学系の光学的機構の場合、照明ビームおよび角膜や接眼レンズからの光ビームの反射は眼底からの反射の強度よりも大きい。たとえば、眼底の反射率は約10−4%であるのに対し、角膜の反射率および典型的な接眼レンズ(たとえば Volk of 7893 Enterprise Drive, Mentor, Ohio 44060 により製造された Volk double aspheric bio lens)の反射率は、両方とも4%のオーダにあり、この値は眼底の反射率よりも著しく大きい。したがって眼底画像の品質は、接眼レンズと角膜からの反射により生じるアーチファクトによって劣化する。このようなアーチファクトを取り除くためには、角膜及び接眼レンズからの反射が観察経路中に入り込まないようにする必要がある。接眼レンズからの反射が観察経路中に入り込まないようにするための現在の試みでは、照明ビームと光ビームに対して接眼レンズを傾斜させる必要がある。しかしながら、接眼レンズを傾斜させるのは満足のいくものではない。それというのは、これにより非点収差と口径食が生じてしまうからである。さらに、角膜からの反射が観察経路中に入り込まないようにする試みによれば、コンタクト接眼レンズを使用する必要がある。しかしながら、コンタクト接眼レンズを使用するのは満足のいくものではない。それというのは、手で保持する接眼レンズを用いた場合、角膜と接眼レンズの両方からの反射を除去するのは難しいからである。
【0005】
接眼レンズと角膜からの反射を幾何学的に分離することにより上述の問題点を解決するための試みが行われており、これはa)リング照明(これはたとえば照明ビームの中心を動かすために照明経路中にストップ(絞り)を配置することにより得られる)と、b)眼底観察用のセンタリングされた小さいアパーチャとを用いることにより行われ、これにより角膜と接眼レンズからの反射が幾何学的に分離される。しかし、リング照明を用いても十分ではない。それというのは、光ビーム直径が中心からはずれて目の中に結合し得る程度に十分に小さい場合を除いて、角膜および接眼レンズからの光ビームの反射は回避できないからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の課題は、a)簡単な構造であり、b)光ビームが口径食なく眼底へ供給され、c)高品質の眼底画像の得られる眼科用装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および利点】
本発明によればこの課題は、照明経路、観察経路、光ビーム経路と称する3つの別個の放射経路を有しており、これらの経路は結合手段により1つの接眼レンズ手段へ入力結合され、前記光ビーム経路の軸は接眼レンズ手段の光軸に対し斜めに配向されており、前記照明経路の軸も接眼レンズ手段の光軸に対し斜めに配向されており、前記別個の観察経路により接眼レンズ手段を介して画像面上に眼底が結像されることにより解決される。
【0008】
有利には、本発明の実施形態により従来技術における上述の問題点が克服され、a)簡単な構造を有し、b)口径食なく眼底へ光ビームが供給され、c)高品質の眼底画像の得られる眼科用装置が提供される。たとえば本発明の実施形態は、3つの別個の放射経路−傾斜された照明経路、偏心された観察経路、ならびに光ビーム経路−を有する光学系である。これらの経路はビームスプリッタにより1つの接眼レンズへ入力結合される。本発明によれば、照明経路と光ビーム経路は接眼レンズの光軸に対し斜めに配向されている。その結果、a)接眼レンズからの反射は観察経路へ入らない;b)角膜からの照明の鏡面反射は観察経路へ入らない;さらにc)角膜支質からの照明の散乱は観察経路へ入らない。
【0009】
有利には本発明によれば、照明経路のアパーチャと観察経路のアパーチャは角膜において分離されており、並んで配置されている。その結果、口径食なく観察経路のアパーチャと照明経路のアパーチャの両方を受け入れるのに4mmほどの小さい瞳孔で十分になる。このことは、通常は同じ効果を得るのに6mmの直径の瞳孔が必要であるような眼底カメラと対比することができる。これにより眼底画像生成は眼の瞳孔を広げる必要なく行える。
【0010】
本発明によれば、観察経路中の絞りアパーチャは観察経路の光軸に対し偏心されており、有利な実施形態の場合、観察経路中の画像は、簡単な2つのレンズ系により中継され、これらのレンズは絞りアパーチャに関してほぼ対称に偏心されている。このことにより有利には良好な眼底画像が得られる。それというのは、たとえば歪みやラテラルカラー(lateral color)のような特定の光学収差が除去され、さらにコマが最小化されるからである。
【0011】
本発明によれば、患者の快適性ならびに瞳孔を広げることなく行われる目の検査のために、近赤外放射フィルタ(720mm〜1100mm)を照明用のタングステンランプならびに観察用のCCDカメラと共働させながら利用できる。この結果、眼底画像をビデオモニタにおいて見ることができ、しかも患者は長い検査期間の間にわたり、従来技術による装置で利用されることの多い明るい照明により苦痛を受けることなく済ますことができる。
【0012】
【実施例の説明】
図1には、本発明にしたがって構成されている眼底画像生成用眼科用装置600を上から見た図が示されており、ここには照明経路500と観察経路300だけが示されている。図1に示されているように、照明経路500には光源1たとえば白熱光源と、この光源1からの放射出力を集光するためのレンズ2たとえば大きい開口数のコンデンサレンズと、絞りアパーチャ3たとえばレンズ5の後方焦点面に配置された可動スロットとが含まれている。レンズ5とレンズ6は、中間画像面10に絞りアパーチャの像を生成する。中間画像面10はレンズ6の後方焦点面に配置されており、レンズ5と6との間の放射は平行ビームの形状である。
【0013】
本発明の有利な実施形態によれば、光源1は白熱光源であり、照明経路500にはさらに、(a)近赤外透過フィルタ7と(b)ガラスプリズム4,8とが含まれている。この場合、近赤外透過フィルタ7はたとえば、Schott RG9, 720 nm to 1100 nm の透過フィルタであって、このフィルタは、患者に対する安全性および快適性のために、白熱光源1により放射される可視の遠赤外光を阻止する。ガラスプリズム4および8は、照明経路500をコンパクトな光学パッケージに組み込むためにこの経路中に配置されている。さらに、この有利な実施形態の場合、ビームスプリッタ9は(以下で詳細に述べるように)マイナスのフィルタコーティングを有しており、これにより近赤外光を透過させ、診断または手術に用いられる波長を反射させる。
【0014】
図1に示されているように、接眼レンズ11は移動可能に取り付けられており、アイ・レンズ12と共働して中間画像面10を眼底1000上にフォーカシングする。人間の目の屈折誤差は±20ジオプターまでの範囲内で変化する。図1に示されているように、接眼レンズ11は光軸に沿った軸線運動のために当業者によく知られた手段により移動可能に取り付けられており、これにより患者の目の屈折力が補償されて、眼底画像が中間画像面10に常に位置するようになる。本発明によれば、絞りアパーチャ3と中間画像面10とは共役であり、中間画像面10と眼底1000とは共役である。その結果、絞りアパーチャ3は眼底1000と共役である。したがって眼底1000上の照明位置ならびに照明領域は、絞りアパーチャ3の位置とサイズを調節することで変化させることができる。さらに本発明によれば、照明経路500からの放射は大きな角度(傾斜)で接眼レンズ11に入射しており、その結果、そこからの反射は観察経路300から効果的に除かれる。しかし図1に示されているように、患者の目は接眼レンズ11に対し偏心されており、これにより照明経路500からの放射が角膜上に投射するようになる。
【0015】
図1に示されているように、観察経路300はレンズ13と15から成る光学的画像中継システムである。アイ・レンズ12と接眼レンズ11により、中間画像面10に眼底1000の空中の画像が形成される。次に、中間画像面10における眼底の空中画像は、レンズ13と15により面160へ中継される。最後に、面160に形成された画像は、面160にCCDカメラ470を配置することにより観察できる。
【0016】
図1に示されているように、レンズ13とレンズ15との間には観察経路の絞りアパーチャ14が配置されており、レンズ13,15は絞りアパーチャ14に関して対称に偏心されている。有利には、この配置構成により歪みおよびラテラルカラーが除去され、コマが最小化される。本発明の有利な実施形態によれば、歪みおよびラテラルカラーが除去されコマが最小化されるよう実質的に完全な光学的対称性を得る目的で、レンズ13と15の焦点距離が実質的に等しくされ、したがってこれらのレンズは1対1中継システムを成す。
【0017】
図2には、眼科用装置600の側面図が示されており、ここには観察経路300と光ビーム経路400だけが示されている。図2に示されているように、光ビーム経路400は光ビーム源18、コリメーティング・レンズ17、互いに直交するように配置され電気モータにより駆動されるスキャニングミラー16,17ならびにスキャナレンズ14により構成されており、これらのミラー16,17は1対のモータ(図示せず)に配置されている。スキャナレンズ14は光ビーム源18を中間画像面10上に映し、この面は先に述べたとおり眼底1000に対し共役である。スキャニングミラー16および17は、光ビーム経路400からの出力を眼底1000上のどこかへ位置させるために用いられる。
【0018】
光ビーム経路の絞りアパーチャ19は、スキャナレンズ14の後方焦点面に配置されており、アイ・レンズ12の瞳孔に像を生成する。光ビームがスキャンされたときに口径食が生じるのを防止する目的で、絞りアパーチャ19は目の瞳孔と共役であるべきであり、これにより光ビームがスキャンされても光ビームは瞳孔から出ていかないようになる。たとえば図8を参照すると、この図には絞りアパーチャ19が目の瞳孔と共役でないときには光ビーム350のスキャン中に口径食が生じない様子が示されており、図9を参照すると、この図には絞りアパーチャ19が目の瞳孔と共役のときには光ビーム350のスキャン中に口径食が生じる様子が示されている。光ビーム経路の絞りアパーチャ19はスキャニングミラー16と17の間に配置されているので、両方のミラーを同じ位置に映せないことから問題が生じる。しかし、スキャナレンズ14と接眼レンズ11における各焦点距離の所定の比のときに口径食を引き起こすことなくスキャニングミラー16および17を分離できる最大距離を決定することができる。たとえば、目の瞳孔を4mm、スキャン角度を30゜すなわち±15゜、さらにビームサイズを2mmとする。この事例の場合、レンズなしでは、口径食の生じない条件は、ビームのスキャニングポイントが瞳孔から3.7mmより離れていないことである。しかしながら、たとえば焦点距離60のスキャナレンズ14と、たとえば焦点距離12.82の接眼レンズ11を用いることにより、口径食を引き起こすことなく81mmよりも大きくスキャニングミラー16と17を離すことができるような焦点距離の比によって与えられる倍率が得られる。したがって本発明によれば、スキャナレンズ14と接眼レンズ11の焦点距離の比によって十分な倍率が得られれば、眼底をスキャンしている間、光ビーム経路は口径食が生じることなく保持される。光ビームは常に空中の中間画像面10上に像を生成するので、光ビーム経路400、観察経路300、ならびに照明経路500は焦点面が同一であるといえる。つまりこれら3つの光学的ビーム経路は常にいっしょに焦点が合う。
【0019】
図3には、照明経路500からの放射が中間画像面10から眼底1000へ進む方向と、眼底1000から反射した放射が中間画像面10を経由して観察経路300へ進む方向とが示されている。図3に示されているように、光束500,500,は500は照明経路500からの放射を表し、アパーチャ12はアイ・レンズ12の角膜420上における観察経路300のアパーチャを表している。さらに、光束300は観察経路300へ送られる放射を表し、アパーチャ12はアイ・レンズ12の角膜420上の観察経路300のアパーチャを表している。図3に示されているように、照明経路500からの光束500,500,500は、接眼レンズ11によりアイ・レンズ12上へ中心をはずれてフォーカシングされていることに注意されたい。この場合、照明経路500と観察経路300は前眼房において分離され、光は照明経路500から観察経路300へはほとんど後方散乱しない。
【0020】
本発明によれば、以下のようにして実施形態が形成される。すなわちこの場合、照明経路のアパーチャ12と観察経路のアパーチャ12は形態的に眼の瞳孔中で分離され(その結果、角膜の支質による照明経路500からの放射の散乱が観察経路300中で観察されることはない)、さらにb)照明経路のアパーチャ12と観察経路のアパーチャ12は分離され、4mmほどの小さい瞳孔が口径食なく両方のアパーチャを含むのに十分なように並んで配置される。このような有利な効果は、次の2つの考察のバランスをとることにより達成される。本発明の実施形態を製造する際に利用される第1の考察は、斜めに配向することであり、つまり照明経路500を接眼レンズ11に対し傾けることであって、これにより鏡面反射が観察経路300へ入らないようになる。上述のようにこの要求により、患者の目は接眼レンズ11に対し偏心される。本発明の実施形態を製造する際に利用される第2の考察は、照明経路のアパーチャ12に対し観察経路のアパーチャ12をできるかぎり接近させて配置することであり、その結果、両方のアパーチャを受け入れるのに最小の瞳孔直径しか必要なくなる。この第2の考察により、接眼レンズ11および13の光軸に対し観察絞りアパーチャ12を偏心させる必要のある設計が生じる。絞りアパーチャ14は観察経路のアパーチャ12に対し共役であるので、観察経路のアパーチャ12の偏心は、レンズ11の光軸に対し絞りアパーチャ14を偏心させることで達成される。その結果、設計上のトレードオフが生じ、これは照明回路500を傾斜させることでいっそう良好な反射防止を達成する場合、絞りアパーチャ14の偏心の大きさを制限したいならば、照明経路のアパーチャ12と観察経路のアパーチャ12の両方を受け入れるために必要とされる最小の瞳孔直径が増大する。さらに留意されたいのは、絞りアパーチャ14の偏心を制限するのが望ましい点であって、それというのは偏心が大きくなるにつれて接眼レンズ13および14のための直径も大きくする必要があり、よってコストが大きくなるからである。光軸に対し絞りアパーチャ14をセンタリングしてしまうと、眼底1000上の照明と観察の視野のオーバラップが不完全になってしまう。この結果、画像強度が低減してしまうことになる。不完全なオーバラップは、上述の理由のため接眼レンズ11に対し眼が偏心されていることから生じる。さらに、絞りアパーチャ14のこのようなセンタリングにより、照明経路のアパーチャ12と観察経路のアパーチャ12の両方を受け入れるのに必要な瞳孔の直径のサイズが増加してしまう。
【0021】
図4には、観察経路300中で用いられる中継光学系が示されている。この中継光学系は、レンズ13と15とにより構成されている。図4に示されているように、レンズ13と15は偏心された絞りアパーチャ14に関して対称に偏心されており、その結果、歪みならびにラレラルカラーが完全に除去され、コマが十分に低減される。本発明によれば、図3で示したように絞りアパーチャ14は観察経路のアパーチャ12に対し共役である。上述のように観察経路のアパーチャ12は偏心されおり、したがって照明経路のアパーチャ12と観察経路のアパーチャ12を互いに接近して配置することができる。図3に示されているように絞りアパーチャ14は上に動かされ、観察経路のアパーチャ12は下に動かされ、またはこの逆である。したがって絞りアパーチャ14は、接眼レンズ11の光軸に対し観察経路のアパーチャ12を偏心させる目的で、観察経路300の光軸に対し偏心されている。このコンフィグレーションは双眼観察装置のためにきわめて有用になり得る。それというのは、このような観察装置の場合、両方のアパーチャを偏心させなければならないからである。
【0022】
図5には、本発明の実施形態の製造に際して利用するための双眼観察経路700の実施形態が示されている。図5に示されているように、対称物体20は対物レンズ21の焦点面に配置されており、観察経路310と320のための絞りアパーチャ22aと22bはそれぞれ、対物レンズ21とレンズ23a,23bとの間に対称に配置されている。本発明の有利な実施形態によれば、レンズ23aと23bはレンズ21の半分に等しく、レンズ21と同じレンズを半分にカットすることにより形成される。レンズ23aはレンズ21の下半分に対応し、レンズ23bはレンズ21の上半分に対応する。この場合、図5に示されているように、対称物体20は画像面24aと24bに中継されている。レンズ23aと23bを対物レンズ21に対し対称に僅かに傾斜させることにより、立体的な観察を行うことができる。この場合、画像面24aと24bを双眼レンズ(図示せず)またはCCDカメラを通して観察できる。
【0023】
図6には、本発明の実施形態の製造に際して利用するためのビームスプリッタ9のコーディングの実施形態が示されており、この場合、光ビームは850nm付近の中心波長と、約40nよりも小さいスペクトル幅を有している。曲線30により、3000゜Kにおけるタングステン電球からの出射が表されている。RG9フィルタ曲線31は約720nmから約1100nmで放射している。眼の応答を示す曲線34は、RG9フィルタにより送出される放射は眼にはほとんど見えず、可視のいかなる光も眼に対し深く赤みがかった色を有していることを示している。コーディング32は850nmでセンタリングされた波長を有する光ビームのために設計されているので、ビームスプリッタ9は820nm〜870nmの照明を送出しない。曲線33により与えられる応答を有するCCDカメラを用いることにより観察が行われる。結果として生じる応答曲線は横線の付された領域35として示されている。
【0024】
図7には、本発明による眼科用装置の択一的な実施形態の側面図が示されている。図7における光学的機構の場合、傾斜と偏心は、図1に示されている実施形態の場合のように水平な面で行われるのではなく、垂直な面(および視野と照明が傾斜−偏心面に制限されている)において行われる。CCDチップは典型的には、垂直方向よりも水平方向に大きいフォーマットを有しており、通常は4:3の比であるので、垂直方向において制限された視野を有し水平方向におけるすべてのCCD画素を用いるようなフォーマットを有している。
【0025】
たとえば、当業者であれば、これまで述べてきたことは図面と説明の目的でなされたにすぎないことを理解することができる。したがって本発明を、開示した精密な形態にのみ限定しようとするものではない。たとえば、本発明の枠内にあるとみなされる上述の説明の観点から種々の変形実施例が可能である。したがって請求の範囲は、本発明の実際の枠内にあてはまるそのような変形すべてに及ぶものである。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構造であり、光ビームが口径食なく眼底へ供給され、高品質の眼底画像の得られる眼科用装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがって製造された眼底画像生成用の眼科用装置を上から見た図であり、ここには照明経路と観察経路だけが示されている。
【図2】図1による眼科用装置の側面図であり、ここには観察経路と光ビーム経路だけが示されている。
【図3】照明経路からの放射が中間が像面から眼底へと進む方向と、眼底から反射した放射が中間画像面を経由して観察経路へ進む方向を示す図である。
【図4】本発明の眼科用装置の観察経路で用いられる中継光学系を示す図である。
【図5】本発明の実施形態を製造するための双眼観察経路を示す図である。
【図6】本発明の実施形態を製造するために用いられるビームスプリッタのコーティングの実施形態を示す図であり、この場合、光ビームは850nm付近の中心波長を有しスペクトル幅は約40nmよりも小さい。
【図7】本発明による眼科用装置の択一的な実施形態の側面図である。
【図8】光ビーム経路絞りアパーチャが目の瞳孔に対し共役であるときの光ビームのスキャン中の口径食のない様子を示す図である。
【図9】光ビーム経路絞りアパーチャが目の瞳孔に対し共役でないときの光ビームのスキャン中の口径食を示す図である。
【符号の説明】
1 光源
3,14 絞りアパーチャ
9 ビームスプリッタ
10 中間画像面
11 接眼レンズ
12 アイ・レンズ
300 観察経路
500 照明経路
1000 眼底

Claims (16)

  1. 眼底照明および検査する装置において、
    照明経路(500)、観察経路(300)、光ビーム経路(400)と称する3つの別個の放射経路を有しており、これらの経路は結合手段(9)により1つの接眼レンズ手段(11)へ入力結合され、
    前記光ビーム経路(400)の軸は接眼レンズ手段の光軸に対し斜めに配向されており、
    前記照明経路(500)の軸も接眼レンズ手段の光軸に対し斜めに配向されており、
    前記別個の観察経路(300)により接眼レンズ手段(11)を介して画像面(160)上に眼底(1000)が結像されることを特徴とする、
    眼底照明および検査する装置。
  2. 前記照明経路(500)の軸と前記接眼レンズ手段(11)の光軸とが斜めに配向されていることから、前記接眼レンズ手段(11)により該接眼レンズ手段(11)の光軸に対し偏心された照明経路のアパーチャが形成される、請求項1記載の装置。
  3. 前記観察経路(300)は絞りアパーチャ(14)を有しており、該絞りアパーチャ(14)により角膜上に観察経路のアパーチャが形成される、請求項2記載の装置。
  4. 前記絞りアパーチャ(14)は、観察経路のアパーチャが接眼レンズ手段(11)光軸に対し偏心されるように該接眼レンズ手段(11)光軸に対し偏心されている、請求項3記載の装置。
  5. 前記観察経路(300)は中継光学系(13,15)を有しており、該光学系(13,15)は、前記絞りアパーチャ(14)に対し実質的に対称に偏心された2つのレンズ手段から成る、請求項4記載の装置。
  6. 前記照明経路(500)は中継光学系を有しており、該中継光学系は照明経路絞りアパーチャ(3)を、眼底に対し共役な中間画像面(10)に結像させる、請求項4記載の装置。
  7. 前記照明経路絞りアパーチャ(3)は可動であり、照明経路(500)から眼底(1000)至る放射のサイズと照明領域を変化させるためにサイズが可変である、請求項6記載の装置。
  8. 前記照明経路(500)は光源(1)とフィルタ手段(7)を有しており、該フィルタ手段(7)は、前記光源により発せられた放射のスペクトルの所定の部分を透過させる、請求項7記載の装置。
  9. 前記光源(1)は白熱光源であり、前記フィルタ手段(7)は近赤外で放射を送出するフィルタである、請求項8記載の装置。
  10. 前記光ビーム経路は光ビーム源(18)と、該光ビーム源(18)からの放射をスキャニングして偏向する手段(16,17)と、スキャナレンズ手段(14)とを有しており、該スキャナレンズ手段(14)は、スキャンされたビームからの放射を動かして結合手段上へ投射させ、これにより前記光ビーム源(18)の画像を中間画像面上に形成させる、請求項6記載の装置。
  11. 前記光ビーム経路(400)の絞りアパーチャ(19)が前記スキャナレンズ手段(14)の後方焦点面上に位置している、請求項10記載の装置。
  12. 前記スキャナ手段(16,17)は、互いに直交するように配置された2つのスキャニングミラーを有しており、前記光ビーム経路絞りアパーチャ(19)前記2つのスキャニングミラーの間に配置されている、請求項11記載の装置。
  13. 前記のスキャナレンズ手段(14)と接眼レンズ手段(11)の焦点距離の比は4よりも大きい、請求項12記載の装置。
  14. 前記結合手段(9)はビームスプリッタを有する、請求項1記載の装置。
  15. CCDカメラ(470)が設けられており、該CCDカメラ(470)は垂直方向よりも水平方向の方が長いフォーマットを有しており、前記照明経路(500)の斜めの配向および偏心が垂直方向で行われ、該垂直方向はCCDチップの垂直方向に対応する、請求項記載の装置。
  16. 前記観察経路は双眼経路を有しており、該経路は第1の絞りアパーチャと第2の絞りアパーチャ(24a,24b)を有しており、該絞りアパーチャ(24a,24b)の各々は前記接眼レンズ手段(11)光軸に対し偏心されている、請求項2記載の装置。
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