JP3627763B2 - 磁気ヘッド用ジンバル及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、磁気ディスクを記録媒体とした磁気記録再生装置において、磁気ヘッドが固定される磁気ヘッド用ジンバルと、その磁気ヘッド用ジンバルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、ワードプロセッサ等の磁気記録再生装置は、例えば3.5インチのフロッピーディスクの磁気ディスクを記録媒体とする。そしてこの磁気ディスクの表裏両面に臨んでは、キャリッジの先端のジンバルに固定した磁気ヘッドが摺接できるように配置されている。
【0003】
従来、この種の磁気ヘッド用ジンバルは、例えば図4に示すように製造されている。即ち、ロール状に巻かれたジンバル素材Aを圧延ロール1に掛け所定の厚さに圧延して、柔軟な薄い金属板Bを成形し、この金属板Bにプレス2によりスリット及び外形を成形し、所定の形状の方形のジンバル本体11を備えたジンバル10を作る。これによりジンバル10は、図5に示すようにジンバル本体11に左右ヒンジ部12を備えた外側スリット13と、前後ヒンジ部14を備えた内側スリット15を2重のリング状に設けて、外周部11aに対して中心部11bを前後、左右に三次元的に揺動することが可能に形成される。
【0004】
ここでジンバル本体11は、圧延ロール1により成形される金属板Bをそのまま使用しているため、ジンバル本体11はその表面が鏡面となり、このため接着剤による接着の際の付きが悪い。そこでジンバル本体11の磁気ヘッド固定側表面において、中心部11bの対向する2箇所の接着部11cに、図4に示すようにハーフパンチ手段4により溝16を格子状に形成して局部的に粗面化する。
【0005】
そして磁気ヘッド取付け時に、図5に示すようにジンバル本体11の中心部11bに磁気ヘッド20のホルダ21を載せ、このホルダ21と溝16を備えた接着部11cを接着剤Cにより接着して固定する。またジンバル取付け時には、ジンバル本体11をキャリッジ22の先端に載せ、そのジンバル本体11の外周部11aの広範囲を同様に接着剤Dによりキャリッジ22に接着して固定するようになっている。
【0006】
上述のように構成されることにより、図示しない磁気ディスクを回転してこの磁気ディスクにキャリッジ22により磁気ヘッド20を摺接すると、ジンバル10の機能により磁気ヘッド20の姿勢が三次元的に変化して、磁気ディスクの撓み等に対して磁気ヘッド20が常に追従して摺接保持される。そして磁気ヘッド20により情報が磁気ディスクの表面に書込まれ、またはその書込み情報を読出して再生される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の磁気ヘッド用ジンバル10にあっては、磁気ヘッド20との接着強度を向上するために、ジンバル本体11の中心部11bの接着部11cを、ハーフパンチ手段4で局部的に粗面化処理している。このため金型代、作業工数が増して、コスト的にも不利になる問題があった。
本発明の目的は、以上に述べたような従来の磁気ヘッド用ジンバルの問題に鑑み、安価で接着強度の高い磁気ヘッド用ジンバルを得るにある。またジンバル本体に容易に粗面化処理できる磁気ヘッド用ジンバルの製造方法を得るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、柔軟な薄い金属板のジンバル本体に複数のスリットにより前後左右に三次元的に揺動可能にする複数のヒンジ部を設けて、該ジンバル本体の磁気ヘッド固定側の中心部に磁気ヘッドを接着剤により接着固定し、該ジンバル本体をキャリッジの先端に接着固定する磁気ヘッド用ジンバルにおいて、前記ジンバル本体に粗面金属板を使用することで、前記磁気ヘッド固定側表裏両面の全域に凹凸の粗面を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
また本発明は、柔軟な薄い金属板のジンバル本体に複数のスリットにより前後左右に三次元的に揺動可能にする複数のヒンジ部を設けて、該ジンバル本体の磁気ヘッド固定側の中心部に磁気ヘッドを接着剤により接着固定し、該ジンバル本体をキャリッジの先端に接着固定する磁気ヘッド用ジンバルの製造方法において、ジンバル素材を粗面ローラにより所定の厚さに圧延すると共に、同時に表裏両面の全域に凹凸を付けて粗面金属板に成形し、その後該粗面金属板に上記複数のスリットをプレス成形し、同時に上記粗面金属板を所定形状にプレス成形することを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】
以下、図面について本発明の実施例の詳細を説明する。
図1は、本発明による磁気ヘッド用ジンバルの斜視図であり、ジンバル10は、柔軟な薄い金属板であって、更に表面に凹凸17が付いた粗い粗面金属板Eのジンバル本体11を備えている。粗面金属板Eは、表面の全域に予め機械的、電気的または化学的に溝や凹凸を付けたり、または他の物質を付着して、凹凸17が付くように粗面化処理される。また粗さの方向は、X,Yの一方向、または図2に示すようにX,Yの両方向であり、表裏両面の全域に同様に処理される。そして粗面金属板Eの表面粗度が、例えばX,Yの両方向で1μm以上に設定され、このような粗面金属板Eを使用してジンバル本体11が成形される。
【0011】
次いで、機械的に粗面金属板Eのジンバル本体11を成形する方法を、図3により説明すると、圧延ローラとして全周を粗面化した粗面ローラ5を備えている。そしてロール状に巻かれたジンバル素材Aを粗面ローラ5により所定の厚さに圧延し、このとき同時に表裏両面の全域に凹凸17を上述のような表面粗度で付けて粗面金属板Eを成形する。これにより全域を機械的に粗面化した柔軟な薄い粗面金属板Eが容易に成形される。
【0012】
その後、従来と同様にこの粗面金属板Eにプレス2によりスリット及び外形を成形し、所定の形状の方形のジンバル本体11を備えたジンバル10を作る。これによりジンバル10は、図1に示すように粗面化したジンバル本体11に左右ヒンジ部12を備えた外側スリット13と、前後ヒンジ部14を備えた内側スリット15を2重のリング状に設けて、外周部11aに対して中心部11bを前後、左右に三次元的に揺動することが可能に形成される。またジンバル本体11は、表裏両面の全域に凹凸17が付いて粗面化するため、いずれの箇所でも凹凸17により良好な接着性が確保される。
【0013】
そこで磁気ヘッド取付け時には、ジンバル本体11の中心部11bに磁気ヘッド20のホルダ21を載せて接着剤Cを塗布する。すると、接着剤Cがホルダ21と中心部11bの凹凸17に良好に付いて、磁気ヘッド20が大きい接着強度でジンバル本体11の中心部11bに接着固定される。またジンバル取付け時には、キャリッジ22の先端にジンバル10を載せてジンバル本体11の外周部11aに同様に接着剤Dを塗布する。すると、接着剤Dが外周部11aの広範囲の凹凸17に同様に良好に付いて、ジンバル10が大きい接着強度でキャリッジ22に接着固定される。
【0014】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、磁気ヘッド用ジンバルの柔軟な薄い金属板のジンバル本体に、表裏両面の全域に凹凸が付いた粗面金属板を使用することで、磁気ヘッド固定側表裏両面の全域に凹凸の粗面を形成したので、ジンバル本体のいずれの箇所でも接着剤に対して良好な接着性を得ることができる。このため磁気ヘッドをジンバルに接着固定する場合、及びジンバルをキャリッジに接着固定の場合の接着強度を向上することができ、ジンバル側の接着箇所の自由度が大幅に増大する。
【0015】
また本発明によれば、ジンバル素材を粗面ローラにより所定の厚さに圧延すると共に、同時に表裏両面の全域に凹凸を付けて粗面金属板に成形し、その後該粗面金属板に上記複数のスリットをプレス成形し、同時に上記粗面金属板を所定形状にプレス成形する製造方法であるから、圧延時に機械的に粗面金属板を成形することができて、粗面化処理が非常に簡単になる。このためコストを大幅に下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した磁気ヘッド用ジンバルの斜視図である。
【図2】粗面金属板の粗さ状態を示す説明図である。
【図3】本発明による磁気ヘッド用ジンバルの製造方法の工程図である。
【図4】従来の磁気ヘッド用ジンバルの製造方法の工程図である。
【図5】従来の磁気ヘッド用ジンバルの斜視図である。
【符号の説明】
10 ジンバル
11 ジンバル本体
11b 中心部
13,15 スリット
20 磁気ヘッド
E 粗面金属板
【産業上の利用分野】
本発明は、磁気ディスクを記録媒体とした磁気記録再生装置において、磁気ヘッドが固定される磁気ヘッド用ジンバルと、その磁気ヘッド用ジンバルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、ワードプロセッサ等の磁気記録再生装置は、例えば3.5インチのフロッピーディスクの磁気ディスクを記録媒体とする。そしてこの磁気ディスクの表裏両面に臨んでは、キャリッジの先端のジンバルに固定した磁気ヘッドが摺接できるように配置されている。
【0003】
従来、この種の磁気ヘッド用ジンバルは、例えば図4に示すように製造されている。即ち、ロール状に巻かれたジンバル素材Aを圧延ロール1に掛け所定の厚さに圧延して、柔軟な薄い金属板Bを成形し、この金属板Bにプレス2によりスリット及び外形を成形し、所定の形状の方形のジンバル本体11を備えたジンバル10を作る。これによりジンバル10は、図5に示すようにジンバル本体11に左右ヒンジ部12を備えた外側スリット13と、前後ヒンジ部14を備えた内側スリット15を2重のリング状に設けて、外周部11aに対して中心部11bを前後、左右に三次元的に揺動することが可能に形成される。
【0004】
ここでジンバル本体11は、圧延ロール1により成形される金属板Bをそのまま使用しているため、ジンバル本体11はその表面が鏡面となり、このため接着剤による接着の際の付きが悪い。そこでジンバル本体11の磁気ヘッド固定側表面において、中心部11bの対向する2箇所の接着部11cに、図4に示すようにハーフパンチ手段4により溝16を格子状に形成して局部的に粗面化する。
【0005】
そして磁気ヘッド取付け時に、図5に示すようにジンバル本体11の中心部11bに磁気ヘッド20のホルダ21を載せ、このホルダ21と溝16を備えた接着部11cを接着剤Cにより接着して固定する。またジンバル取付け時には、ジンバル本体11をキャリッジ22の先端に載せ、そのジンバル本体11の外周部11aの広範囲を同様に接着剤Dによりキャリッジ22に接着して固定するようになっている。
【0006】
上述のように構成されることにより、図示しない磁気ディスクを回転してこの磁気ディスクにキャリッジ22により磁気ヘッド20を摺接すると、ジンバル10の機能により磁気ヘッド20の姿勢が三次元的に変化して、磁気ディスクの撓み等に対して磁気ヘッド20が常に追従して摺接保持される。そして磁気ヘッド20により情報が磁気ディスクの表面に書込まれ、またはその書込み情報を読出して再生される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の磁気ヘッド用ジンバル10にあっては、磁気ヘッド20との接着強度を向上するために、ジンバル本体11の中心部11bの接着部11cを、ハーフパンチ手段4で局部的に粗面化処理している。このため金型代、作業工数が増して、コスト的にも不利になる問題があった。
本発明の目的は、以上に述べたような従来の磁気ヘッド用ジンバルの問題に鑑み、安価で接着強度の高い磁気ヘッド用ジンバルを得るにある。またジンバル本体に容易に粗面化処理できる磁気ヘッド用ジンバルの製造方法を得るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、柔軟な薄い金属板のジンバル本体に複数のスリットにより前後左右に三次元的に揺動可能にする複数のヒンジ部を設けて、該ジンバル本体の磁気ヘッド固定側の中心部に磁気ヘッドを接着剤により接着固定し、該ジンバル本体をキャリッジの先端に接着固定する磁気ヘッド用ジンバルにおいて、前記ジンバル本体に粗面金属板を使用することで、前記磁気ヘッド固定側表裏両面の全域に凹凸の粗面を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
また本発明は、柔軟な薄い金属板のジンバル本体に複数のスリットにより前後左右に三次元的に揺動可能にする複数のヒンジ部を設けて、該ジンバル本体の磁気ヘッド固定側の中心部に磁気ヘッドを接着剤により接着固定し、該ジンバル本体をキャリッジの先端に接着固定する磁気ヘッド用ジンバルの製造方法において、ジンバル素材を粗面ローラにより所定の厚さに圧延すると共に、同時に表裏両面の全域に凹凸を付けて粗面金属板に成形し、その後該粗面金属板に上記複数のスリットをプレス成形し、同時に上記粗面金属板を所定形状にプレス成形することを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】
以下、図面について本発明の実施例の詳細を説明する。
図1は、本発明による磁気ヘッド用ジンバルの斜視図であり、ジンバル10は、柔軟な薄い金属板であって、更に表面に凹凸17が付いた粗い粗面金属板Eのジンバル本体11を備えている。粗面金属板Eは、表面の全域に予め機械的、電気的または化学的に溝や凹凸を付けたり、または他の物質を付着して、凹凸17が付くように粗面化処理される。また粗さの方向は、X,Yの一方向、または図2に示すようにX,Yの両方向であり、表裏両面の全域に同様に処理される。そして粗面金属板Eの表面粗度が、例えばX,Yの両方向で1μm以上に設定され、このような粗面金属板Eを使用してジンバル本体11が成形される。
【0011】
次いで、機械的に粗面金属板Eのジンバル本体11を成形する方法を、図3により説明すると、圧延ローラとして全周を粗面化した粗面ローラ5を備えている。そしてロール状に巻かれたジンバル素材Aを粗面ローラ5により所定の厚さに圧延し、このとき同時に表裏両面の全域に凹凸17を上述のような表面粗度で付けて粗面金属板Eを成形する。これにより全域を機械的に粗面化した柔軟な薄い粗面金属板Eが容易に成形される。
【0012】
その後、従来と同様にこの粗面金属板Eにプレス2によりスリット及び外形を成形し、所定の形状の方形のジンバル本体11を備えたジンバル10を作る。これによりジンバル10は、図1に示すように粗面化したジンバル本体11に左右ヒンジ部12を備えた外側スリット13と、前後ヒンジ部14を備えた内側スリット15を2重のリング状に設けて、外周部11aに対して中心部11bを前後、左右に三次元的に揺動することが可能に形成される。またジンバル本体11は、表裏両面の全域に凹凸17が付いて粗面化するため、いずれの箇所でも凹凸17により良好な接着性が確保される。
【0013】
そこで磁気ヘッド取付け時には、ジンバル本体11の中心部11bに磁気ヘッド20のホルダ21を載せて接着剤Cを塗布する。すると、接着剤Cがホルダ21と中心部11bの凹凸17に良好に付いて、磁気ヘッド20が大きい接着強度でジンバル本体11の中心部11bに接着固定される。またジンバル取付け時には、キャリッジ22の先端にジンバル10を載せてジンバル本体11の外周部11aに同様に接着剤Dを塗布する。すると、接着剤Dが外周部11aの広範囲の凹凸17に同様に良好に付いて、ジンバル10が大きい接着強度でキャリッジ22に接着固定される。
【0014】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、磁気ヘッド用ジンバルの柔軟な薄い金属板のジンバル本体に、表裏両面の全域に凹凸が付いた粗面金属板を使用することで、磁気ヘッド固定側表裏両面の全域に凹凸の粗面を形成したので、ジンバル本体のいずれの箇所でも接着剤に対して良好な接着性を得ることができる。このため磁気ヘッドをジンバルに接着固定する場合、及びジンバルをキャリッジに接着固定の場合の接着強度を向上することができ、ジンバル側の接着箇所の自由度が大幅に増大する。
【0015】
また本発明によれば、ジンバル素材を粗面ローラにより所定の厚さに圧延すると共に、同時に表裏両面の全域に凹凸を付けて粗面金属板に成形し、その後該粗面金属板に上記複数のスリットをプレス成形し、同時に上記粗面金属板を所定形状にプレス成形する製造方法であるから、圧延時に機械的に粗面金属板を成形することができて、粗面化処理が非常に簡単になる。このためコストを大幅に下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した磁気ヘッド用ジンバルの斜視図である。
【図2】粗面金属板の粗さ状態を示す説明図である。
【図3】本発明による磁気ヘッド用ジンバルの製造方法の工程図である。
【図4】従来の磁気ヘッド用ジンバルの製造方法の工程図である。
【図5】従来の磁気ヘッド用ジンバルの斜視図である。
【符号の説明】
10 ジンバル
11 ジンバル本体
11b 中心部
13,15 スリット
20 磁気ヘッド
E 粗面金属板
Claims (2)
- 柔軟な薄い金属板のジンバル本体に複数のスリットにより前後左右に三次元的に揺動可能にする複数のヒンジ部を設けて、該ジンバル本体の磁気ヘッド固定側の中心部に磁気ヘッドを接着剤により接着固定し、該ジンバル本体をキャリッジの先端に接着固定する磁気ヘッド用ジンバルにおいて、
前記ジンバル本体に表裏両面の全域に凹凸が付いた粗面金属板を使用することで、前記磁気ヘッド固定側表裏両面の全域に凹凸の粗面を形成したことを特徴とする磁気ヘッド用ジンバル。 - 柔軟な薄い金属板のジンバル本体に複数のスリットにより前後左右に三次元的に揺動可能にする複数のヒンジ部を設けて、該ジンバル本体の磁気ヘッド固定側の中心部に磁気ヘッドを接着剤により接着固定し、該ジンバル本体をキャリッジの先端に接着固定する磁気ヘッド用ジンバルの製造方法において、
ジンバル素材を粗面ローラにより所定の厚さに圧延すると共に、同時に表裏両面の全域に凹凸を付けて粗面金属板に成形し、その後該粗面金属板に上記複数のスリットをプレス成形し、同時に上記粗面金属板を所定形状にプレス成形することを特徴とする磁気ヘッド用ジンバルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07065895A JP3627763B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 磁気ヘッド用ジンバル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07065895A JP3627763B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 磁気ヘッド用ジンバル及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08241562A JPH08241562A (ja) | 1996-09-17 |
JP3627763B2 true JP3627763B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=13437984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07065895A Expired - Fee Related JP3627763B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 磁気ヘッド用ジンバル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3627763B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6021023A (en) * | 1998-06-17 | 2000-02-01 | International Business Machines Corporation | Transducer suspension system and method |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP07065895A patent/JP3627763B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08241562A (ja) | 1996-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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