JP3626642B2 - テレコントロールシステムならびにそのシステムで用いられるコントロール装置および被制御機器 - Google Patents

テレコントロールシステムならびにそのシステムで用いられるコントロール装置および被制御機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレコントロールシステムに関し、特に、携帯電話機などの表示機能を有する電話機を用いたテレコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭内のエアーコンディショナーなどの電気器具を、ボタン式電話機を用いて家庭外より遠隔操作するテレコントロールシステムがある。
【0003】
図10を参照して、特開平11−4299号公報に開示のテレコントロールシステムは、電話機100と、電話機100に電話回線102を通じて接続されるコントロール装置104と、コントロール装置104によって制御されるエアーコンディショナー106とを含む。コントロール装置104とエアーコンディショナー106との間の通信は、双方向の赤外線通信などの光通信により行われる。
【0004】
ユーザは、電話機100の押しボタン入力により制御コードを入力する。コントロール装置104は、電話回線102を介して電話機100より制御コードを受信する。コントロール装置104は、制御コードに基づいて、エアーコンディショナー106を制御するための制御信号を作成した後、エアーコンディショナー106に送信する。なお、制御コードと制御信号との関係は、あらかじめコントロール装置104に記憶されている。
【0005】
制御信号を受信したエアーコンディショナー106は、制御信号に従い動作を行ない、現在の室温等の運転状態を示す情報をコントロール装置104に送信する。コントロール装置104は、運転状態の情報を電話機100に送信する。
【0006】
これにより、ユーザは、エアーコンディショナー106などの被制御機器の遠隔操作を行なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のテレコントロールシステムでは、ユーザは、音声ガイダンスに基づいた制御コードの入力により被制御機器の制御を行なっていた。また、被制御機器間で制御コードが標準化されておらず、複数の被制御機器を制御するには、いくつもの制御コードを覚えなければならなかった。このため、操作に時間がかかり、誤った操作をしやすいという問題があった。
【0008】
また、コントロール装置には、ユーザが入力する制御コードと被制御機器を制御するための制御信号との関係があらかじめ記憶されている。このため、被制御機器を追加した場合などには、制御コードと制御信号との関係をコントロール装置に追加する作業が必要となり、被制御機器の変更に柔軟に対応することができないという問題がある。
【0009】
また、家庭内の一般公衆網にはコントロール装置以外にも通常の電話機やファクシミリなどの複数の装置が接続されている。このため、外部の電話機よりコントロール装置を利用するには、最初にテレコントロールシステムを利用するための操作が必要となり、時間がかかり操作性も悪いという問題があった。
【0010】
また、一般公衆網を利用する場合には、コントロール装置を有線接続しなければならなかった。このため、配線がわずらわしく、コントロール装置の可搬性が低いという問題があった。
【0011】
また、テレコントロールシステムのセキュリティを強化し、他人の操作を防ぐには、暗証番号などを用いた確認作業を必要としなければならなかった。
【0012】
また、コントロール装置と被制御機器との間の通信に用いられる赤外線は指向性が強く、到達距離が短い。このため、コントロール装置と被制御機器との間の送受信範囲が狭く、これらの機器の配置にかなりの制約を強いられるという問題がある。特に、複数の被制御機器を1台のコントローラ装置で制御するには、コントロール装置に赤外線の送受信を行なうためのポートを複数設ける必要があった。
【0013】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、短時間で正確に被制御機器を制御することができるテレコントロールシステムを提供することである。
【0014】
本発明の他の目的は、被制御機器の変更に柔軟に対応することができるテレコントロールシステムを提供することである。
【0015】
本発明のさらに他の目的は、同一の電話回線にコントロール装置以外の機器が接続されている場合であっても、簡単に被制御機器の制御が可能なテレコントロールシステムを提供することである。
【0016】
本発明のさらに他の目的は、コントロール装置の可搬性が高いテレコントロールシステムを提供することである。
【0017】
本発明のさらに他の目的は、暗証番号などを用いた確認作業を必要とせずにセキュリティを強化したテレコントロールシステムを提供することである。
【0018】
本発明のさらに他の目的は、コントロール装置の設置場所を自由に選ぶことができ、かつ、複数の被制御機器を制御することができるテレコントロールシステムを提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明に係るテレコントロールシステムは、表示機能を有する電話機と、公衆回線網を通じて、電話機に接続されたコントロール装置と、コントロール装置に接続され、制御信号に基づいて動作する被制御機器とを含む。コントロール装置は、被制御機器を操作するための表示データを含む機器情報を電話機に送信し、電話機より被制御機器を操作するための制御信号を受信する回線接続部と、電話機より受信した制御信号を被制御機器に送信する第1の送受信部と、回線接続部および第1の送受信部に接続され、回線接続部および第1の送受信部を制御するとともに、回線接続部および第1の送受信部相互間でデータのやり取りを行なう制御部と、制御部に接続され、回線接続部および第1の送受信部よりそれぞれ送信されるマークアップランゲージにより記述された情報を電話機および被制御機器がそれぞれ解読可能なマークアップランゲージの情報に変換するマークアップランゲージデータ変換部とを含む。被制御機器は、コントロール装置より制御信号を受信する第2の送受信部と、第2の送受信部に接続され、第2の送受信部で受信された制御信号に基づいて被制御機器の動作を制御する機器制御部とを含む。
【0020】
被制御機器を制御するための表示データを含む機器情報が表示機能を有する電話機に送信される。このため、ユーザは表示部に表示された機器情報に基づいて被制御機器の制御を行なうことができる。よって、ユーザは、機器情報の内容を理解しやすく、音声ガイダンスを用いた操作に比べ、短時間で正確に被制御機器を制御できる。また、制御コードを覚えたりする必要もなく、誰でも容易にテレコントロールシステムを使いこなすことができる。さらに、マークアップランゲージデータ変換部が、電話機および被制御機器との間で送受信されるデータを相互に解読可能なマークアップランゲージのデータに変換する。このため、電話機および被制御機器が使用するマークアップランゲージが異なっていても、被制御機器の制御を行なうことができる。
【0021】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、被制御機器は、さらに、被制御機器独自の機器情報を記憶するデータ記憶部を含む。第2の送受信部は、データ記憶部に記憶された機器情報をコントロール装置に送信する。第1の送受信部は、電話機より受信した制御信号を被制御機器に送信するとともに、被制御機器より機器情報を受信する第1の双方向送受信部を含む。回線接続部は、第1の双方向送受信部で受信された機器情報を電話機に送信する。
【0022】
被制御機器より送信された機器情報に基づいて被制御機器の制御が行なわれる。このため、被制御機器の変更などに柔軟に対応できる。また、被制御機器に独自に備わっている機能を簡単に制御することも可能となる。
【0023】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の構成に加えて、コントロール装置は、さらに、制御を行なう被制御機器を選択するための表示データを作成する機器選択データ作成部を含む。回線接続部は、表示データを電話機に送信し、電話機より被制御機器を選択する機器選択データを受信する。第1の送受信部は、機器選択データに基づいて、機器情報の送信要求を選択された被制御機器に送信する。
【0024】
機器選択データに基づいて、制御を行なう被制御機器の選択が行なわれる。このため、1台のコントロール装置で複数台の被制御機器を制御することが可能となる。
【0025】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、機器情報は、被制御機器が有する機能と制御信号との関係を表わす制御情報と、電話機に表示される被制御機器を操作するための表示データである操作表示情報とを含む。
【0026】
請求項5に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明の構成に加えて、機器情報は、被制御機器が有する機能と制御信号との関係を表わす制御情報と、電話機に表示される被制御機器を操作するための表示データである操作表示情報と、被制御機器の運転状態を表わす運転状態情報とを含む。
【0030】
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明の構成に加えて、コントロール装置は、さらに、利用を許可する電話機の電話番号を記憶するメモリを含む。制御部は、利用を許可された電話番号の電話機からの通信のみを許可する。
【0031】
コントロール装置は、かかってきた電話の電話番号を自身が記憶する電話番号と比較照合することにより、アクセスの可否を決定する。このため、登録されていない電話番号を有する電話機からのアクセスを拒否することができ、テレコントロールシステムのセキュリティを強化することができる。しかも、ユーザは暗証番号を入力する必要がない。
【0032】
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明の構成に加えて、第1の送受信部は、赤外線を用いてデータ通信を行なう。
【0033】
赤外線通信を用いてデータ通信を行なうことにより、コントロール装置と被制御機器とを有線接続する必要がなく、コントロール装置の設置場所を自由に選ぶことができる。また、赤外線を用いることにより、他の通信手段を用いた場合に比べ、安価にコントロール装置および被制御機器を構成することができる。このため、テレコントロールシステムにかかるコストを削減することができる。
【0034】
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明の構成に加えて、第1の送受信部は、スペクトラム拡散無線を用いてデータ通信を行なう。
【0035】
スペクトラム拡散無線を用いてデータ通信を行なうことにより、コントロール装置と被制御機器とを有線接続する必要がなく、コントロール装置の設置場所を自由に選ぶことができる。また、スペクトラム拡散無線は、通信範囲が広く、通信距離が長いという特性を有する。このため、被制御機器が複数ある場合や、被制御機器がいくつかの異なった部屋に設置されている場合であっても、1つのコントロール装置ですべての被制御機器を制御できる。
【0036】
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明の構成に加えて、公衆回線網は無線アクセス網である。
【0037】
コントロール装置は、無線アクセス網に接続されている。このため、コントロール装置を有線接続する必要がなく、コントロール装置の可搬性を高めることができる。
【0038】
請求項10に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明の構成に加えて、公衆回線網は一般公衆網である。
【0039】
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明の構成に加えて、回線接続部は、一般公衆網に接続され、コントロール装置および他の電話機間の接続切換を行なう電話端末接続切換部と、電話端末接続切換部に接続され、電話端末接続切換部を介して、表示機能を有する電話機との間のデータ通信を行なう公衆回線接続部とを含む。
【0040】
コントロール装置に電話端末接続切換部が設けられている。このため、既設の電話機と同一の回線を用いて、被制御機器の遠隔制御を行なうことができる。
【0041】
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11のいずれかに記載の発明の構成に加えて、表示機能を有する電話機は、表示機能を有する携帯電話機である。
【0042】
表示機能付きの携帯電話機により外出先から家庭内の被制御機器の操作が可能となる。このため、ユーザは特別な機器を持ち歩くことなく被制御機器の遠隔制御を行なうことができる。
【0043】
請求項13に記載の発明に係るテレコントロールシステムは、表示機能を有する電話機と、公衆回線網を通じて、電話機に接続されたコントロール装置と、コントロール装置に接続され、制御信号に基づいて動作する被制御機器とを含むテレコントロールシステムで用いられる。コントロール装置は、被制御機器を操作するための表示データを含む機器情報を電話機に送信し、電話機より被制御機器を操作するための制御信号を受信する回線接続部と、電話機より受信した制御信号を被制御機器に送信する第1の送受信部と、回線接続部および第1の送受信部に接続され、回線接続部および第1の送受信部を制御するとともに、回線接続部および第1の送受信部相互間でデータのやり取りを行なう制御部と、制御部に接続され、回線接続部および第1の送受信部よりそれぞれ送信されるマークアップランゲージにより記述された情報を電話機および被制御機器がそれぞれ解読可能なマークアップランゲージの情報に変換するマークアップランゲージデータ変換部とを含む。
【0044】
被制御機器を制御するための表示データを含む機器情報が表示機能を有する電話機に送信される。このため、ユーザは表示部に表示された機器情報に基づいて被制御機器の制御を行なうことができる。よって、ユーザは、機器情報の内容を理解しやすく、音声ガイダンスを用いた操作に比べ、短時間で正確に被制御機器を制御できる。また、制御コードを覚えたりする必要もなく、誰でも容易にテレコントロールシステムを使いこなすことができる。さらに、マークアップランゲージデータ変換部が、電話機および被制御機器との間で送受信されるデータを相互に解読可能なマークアップランゲージのデータに変換する。このため、電話機および被制御機器が使用するマークアップランゲージが異なっていても、被制御機器の制御を行なうことができる。
【0045】
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発明の構成に加えて、第1の送受信部は、電話機より受信した制御信号を被制御機器に送信するとともに、被制御機器より機器情報を受信する第1の双方向送受信部を含む。回線接続部は、第1の双方向送受信部で受信された機器情報を電話機に送信する。
【0046】
被制御機器より送信された機器情報に基づいて被制御機器の制御が行なわれる。このため、被制御機器の変更などに柔軟に対応できる。また、被制御機器に独自に備わっている機能を簡単に制御することも可能となる。
【0047】
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の発明の構成に加えて、さらに、制御を行なう被制御機器を選択するための表示データを作成する機器選択データ作成部を含む。回線接続部は、表示データを電話機に送信し、電話機より被制御機器を選択する機器選択データを受信する。第1の送受信部は、機器選択データに基づいて、機器情報の送信要求を選択された被制御機器に送信する。
【0048】
機器選択データに基づいて、制御を行なう被制御機器の選択が行なわれる。このため、1台のコントロール装置で複数台の被制御機器を制御することが可能となる。
【0049】
請求項16に記載の発明は、請求項1315のいずれかに記載の発明の構成に加えて、機器情報は、被制御機器が有する機能と制御信号との関係を表わす制御情報と、電話機に表示される被制御機器を操作するための表示データである操作表示情報とを含む。
【0050】
請求項17に記載の発明は、請求項14または15に記載の発明の構成に加えて、機器情報は、被制御機器が有する機能と制御信号との関係を表わす制御情報と、電話機に表示される被制御機器を操作するための表示データである操作表示情報と、被制御機器の運転状態を表わす運転状態情報とを含む。
【0054】
請求項18に記載の発明は、請求項1317のいずれかに記載の発明の構成に加えて、さらに、利用を許可する電話機の電話番号を記憶するメモリを含む。制御部は、利用を許可された電話番号の電話機からの通信のみを許可する。
【0055】
コントロール装置は、かかってきた電話の電話番号を自身が記憶する電話番号と比較照合することにより、アクセスの可否を決定する。このため、登録されていない電話番号を有する電話機からのアクセスを拒否することができ、テレコントロールシステムのセキュリティを強化することができる。しかも、ユーザは暗証番号を入力する必要がない。
【0056】
請求項19に記載の発明は、請求項1318いずれかに記載の発明の構成に加えて、第1の送受信部は、赤外線を用いてデータ通信を行なう。
【0057】
赤外線通信を用いてデータ通信を行なうことにより、コントロール装置と被制御機器とを有線接続する必要がなく、コントロール装置の設置場所を自由に選ぶことができる。また、赤外線を用いることにより、他の通信手段を用いた場合に比べ、安価にコントロール装置を構成することができる。
【0058】
請求項20に記載の発明は、請求項1318のいずれかに記載の発明の構成に加えて、第1の送受信部は、スペクトラム拡散無線を用いてデータ通信を行なう。
【0059】
スペクトラム拡散無線を用いてデータ通信を行なうことにより、コントロール装置と被制御機器とを有線接続する必要がなく、コントロール装置の設置場所を自由に選ぶことができる。また、スペクトラム拡散無線は、通信範囲が広く、通信距離が長いという特性を有する。このため、被制御機器が複数ある場合や、被制御機器がいくつかの異なった部屋に設置されている場合であっても、1つのコントロール装置ですべての被制御機器を制御できる。
【0060】
請求項21に記載の発明は、請求項1320のいずれかに記載の発明の構成に加えて、公衆回線網は無線アクセス網である。
【0061】
コントロール装置は、無線アクセス網に接続されている。このため、コントロール装置を有線接続する必要がなく、コントロール装置の可搬性を高めることができる。
【0062】
請求項22に記載の発明は、請求項1320のいずれかに記載の発明の構成に加えて、公衆回線網は一般公衆網である。
【0063】
請求項23に記載の発明は、請求項22に記載の発明の構成に加えて、回線接続部は、一般公衆網に接続され、コントロール装置および他の電話機間の接続切換を行なう電話端末接続切換部と、電話端末接続切換部に接続され、電話端末接続切換部を介して、表示機能を有する電話機との間のデータ通信を行なう公衆回線接続部とを含む。
【0064】
コントロール装置に電話端末接続切換部が設けられている。このため、既設の電話機と同一の回線を用いて、被制御機器の遠隔制御を行なうことができる。
【0074】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るテレコントロールシステムは、自宅に設置された制御対象となる被制御機器3と、被制御機器3との間で双方向無線通信を行なうために自宅に設置されたコントロール装置2と、コントロール装置2に公衆回線網4を介して接続された外出先でユーザが使用する表示機能付きの携帯電話機1とを含む。
【0075】
図2を参照して、携帯電話機1は、選択された被制御機器3を制御するための制御信号7を、コントロール装置2を介して被制御機器3に送信する。被制御機器3は、被制御機器3の機器情報6を、コントロール装置2を介して携帯電話機1に送信する。機器情報6に関しては後述する。
【0076】
コントロール装置2と被制御機器3との間の通信は赤外線またはSS(Spectrum Spread)無線を用いて行なわれる。
【0077】
図3を参照して、被制御機器3は、後述する双方向無線送受信部15を介してコントロール装置2より制御信号7を受け、制御信号7に従い風量や風の温度など被制御機器3が本来有する機能を制御する機器制御部13と、機器制御部13に接続され、被制御機器3の機器情報6を記憶するデータ記憶部8と、データ記憶部8および機器制御部13に接続され、データ記憶部8から機器情報6を読出しコントロール装置2に送信するとともに、コントロール装置2より制御信号7を受け、機器制御部13に供給する双方向無線送受信部15とを含む。
【0078】
データ記憶部8に記憶される機器情報6は、操作表示情報10と、制御情報9と、運転状態情報14とを含む。操作表示情報10とは、携帯電話機1に表示される被制御機器3を操作するための表示データである。制御情報9とは、上述のように被制御機器3が本来有する機能を制御するためのデータであって、その機能と被制御機器3への制御信号7との関係を表わす。たとえば、「設定温度を1℃上げる」という機能には、制御信号7として、「91」という数値が関係付けられている。運転状態情報14とは、被制御機器3の現在の運転状態を表わすデータであって、たとえば、現在の温度や現在の風量などからなる。運転状態情報14は、機器制御部13より出力され、データ記憶部8に書込まれる。
【0079】
図4を参照して、コントロール装置2は、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)などで使用される公衆回線網である無線アクセス網に接続され、データの送受信を行なうための公衆回線接続部20と、公衆回線接続部20に接続され、コントロール装置2の各部を制御するための制御部21と、制御部21に接続され、複数の被制御機器3との間で無線通信によりデータの送受信を行なうための双方向無線送受信部22と、制御部21に接続され、機器情報6などの各種データを記憶するためのメモリ27と、制御部21およびメモリ27に接続され、公衆回線接続部20または双方向無線送受信部22で受信されたマークアップランゲージにより記述されたデータを、被制御機器3または携帯電話機1が解読可能なマークアップランゲージのデータに相互に変換するML(Markup Language)データ変換部30と、制御部21およびメモリ27に接続され、コントロール装置2が複数の被制御機器3を制御可能な場合に、携帯電話機1の表示画面に最初に表示される被制御機器3を選択するための表示データを作成する機器選択データ作成部28とを含む。
【0080】
メモリ27には、コントロール装置2へのアクセスを許可する携帯電話機1の電話番号が記憶されている。また、メモリ27には、MLデータ変換部30により変換された機器情報6が一時的に記憶される。さらに、メモリ27には、機器選択データ作成部28により作成された表示データが一時的に記憶される。
【0081】
コントロール装置2が無線アクセス網に接続される場合には、コントロール装置2に電話がかかってくると、携帯電話機1の電話番号も同時に送信される。このため、制御部21はメモリ27に記憶されたアクセスを許可する携帯電話機1の電話番号と、かかってきた電話の電話番号とを比較し、アクセスを許可するか否かを判断する。
【0082】
コントロール装置2に複数の被制御機器3が接続されている場合には、被制御機器3の制御を開始する前に、携帯電話機1にどの被制御機器3の制御を希望しているのかを問い合わせなければならない。このため、機器選択データ作成部28は、あらかじめ被制御機器3を選択するためのデータを作成し、メモリ27に記憶する。
【0083】
マークアップランゲージには、HTML(HyperText Markup Language)、HDML(Handheld Device Markup Language)、WML(Wireless Markup Language)およびXML(eXtensible Markup Language)などがあり、現状では統一されていない。このため、MLデータ変換部30は、携帯電話機1と被制御機器3との間で、マークアップランゲージにより記述されたデータを送受信する際に、それぞれの機器が解読可能なマークアップランゲージに変換する役目を果たす。
【0084】
図5を参照して、携帯電話機1は、アンテナ16、スピーカー17、入力ボタン18および表示画面19などを含む。一例として被制御機器3であるエアーコンディショナーのタイマー設定を行なう場合の表示について説明する。表示画面19の上段には、コントロール装置2の現在の運転状態が表示されており、エアーコンディショナーは、現在停止中であり、タイマーの設定がされていないことがわかる。その左側にはエアーコンディショナーを表わすアイコンが表示されており、エアーコンディショナーに関する操作画面が表示されていることが一目で認識できる。表示画面19の下段の操作画面では、タイマーのONまたはOFFが選択入力でき、設定時間を数字により入力できるようになっている。選択入力や数字入力は、入力ボタン18により入力できるようになっている。入力終了後、表示「OK」に相当する入力ボタンを押すことにより、タイマー設定に関する制御信号7がコントロール装置2に送信される。表示画面19に表示される操作表示情報10は、マークアップランゲージにより記述される。携帯電話機1では、HTML、HDMLおよびWMLで記述された操作表示情報10が表示可能である。
【0085】
図3および図6を参照して、被制御機器3は以下のように動作する。双方向無線送受信部15がコントロール装置2よりデータを受信するまで待機する(S2)。双方向無線送受信部15が受信したデータが機器情報6の送信要求の場合には(S2でYES、S4でYES)、双方向無線送受信部15は、データ記憶部8より機器情報6を読出し、コントロール装置2へ送信する(S6)。その後、S2へ戻る。
【0086】
双方向無線送受信部15が制御信号7を受信した場合には(S2でYES、S4でNO、S8でYES)、双方向無線送受信部15は、コントロール装置2より受信した制御信号7を機器制御部13に送信し、機器制御部13は、双方向無線送受信部15より受信した制御信号7に基づいて被制御機器3の運転制御を行なう(S10)。機器制御部13は、運転状態情報14をデータ記憶部8に記憶する(S12)。双方向無線送受信部15は、変更後の機器情報6をデータ記憶部8より読出し、コントロール装置2へ送信する(S14)。その後、S2へ戻る。
【0087】
双方向無線送受信部15が運転状態情報14の送信要求を受信した場合には(S2でYES、S4でNO、S8でNO、S16でYES)、双方向無線送受信部15は、運転状態情報14をデータ記憶部8より読出し、コントロール装置2へ送信する(S18)。その後、S2へ戻る。
【0088】
コントロール装置2より受信したデータが上述の3つのデータ以外の場合には(S2でYES、S4でNO、S8でNO、S16でNO)、何も処理を行なわずに、S2へ戻る。
【0089】
図4および図7を参照して、コントロール装置2は以下のように動作する。公衆回線接続部20は、公衆回線網4に接続された携帯電話機1より接続要求があるまで待機する(S22)。携帯電話機1より接続要求があった場合には(S22でYES)、制御部21は、かかってきた電話の電話番号と、メモリ27に記憶されている電話番号とを比較照合する(S24)。かかってきた電話の電話番号が、メモリ27に登録されていれば、携帯電話機1からのアクセスを許可し(S26でYES)、制御部21は、被制御機器3を選択するための表示データ(以下「機器選択表示情報」という)をメモリ27より読出し、公衆回線接続部20を介して携帯電話機1に送信する(S28)。
【0090】
かかってきた電話の電話番号が、メモリ27に登録されていなければ、携帯電話機1からのアクセスを拒否し(S26でNO)、制御部21は携帯電話機1との通信を切断する(S30)。その後、S22に戻る。
【0091】
機器選択表示情報を送信した後、制御部21は、公衆回線接続部20が携帯電話機1よりデータを受信するまで待機する(S32)。携帯電話機1よりデータを受信した場合には(S32でYES)、受信データの種類を調べ、受信したデータが被制御機器3を選択するデータの場合には(S34でYES)、選択された被制御機器3へ機器情報6の送信を要求する(S36)。要求後、被制御機器3より機器情報6を受信し(S38)、受信した機器情報6に基づいてメモリ27に記憶されている機器情報6を更新するとともに(S39)、受信した機器情報6を携帯電話機1へ送信する(S40)。その後、S32に戻る。
【0092】
携帯電話機1より受信したデータが機器情報6の送信要求の場合には(S34でNO、S42でYES)、上述のS36〜S40の処理を行ない、S32に戻る。
【0093】
携帯電話機1より受信したデータが制御信号7の場合には(S34でNO、S42でNO、S44でYES)、被制御機器3へ制御信号7を送信した後(S46)、被制御機器3より機器情報6を受信し(S38)、受信した機器情報6に基づいてメモリ27に記憶されている機器情報6を更新するとともに(S39)、受信した機器情報6を携帯電話機1へ送信する(S40)。その後、S32に戻る。
【0094】
携帯電話機1より受信したデータが運転状態情報14の送信要求の場合には(S34でNO、S42でNO、S44でNO、S48でYES)、被制御機器3へ運転状態情報14の送信を要求する(S50)。その後、被制御機器3より運転状態情報14を受信し(S52)、受信した運転状態情報14を携帯電話機1へ送信する(S54)。その後、S54に戻る。
【0095】
携帯電話機1より受信したデータが上述の4つのデータに該当しなければ(S34でNO、S42でNO、S44でNO、S48でNO)、S32に戻る。
【0096】
図8を参照して、携帯電話機1、コントロール装置2および被制御機器3相互間におけるデータのやり取りの一例について説明する。
【0097】
家庭外にいるユーザは携帯電話機1を用いて、コントロール装置2に電話をかける(S61)。コントロール装置2は、かかってきた電話番号が登録されているか否かを調べる(S62)。電話番号が登録されていないと判断した場合には(S63)、コントロール装置2は携帯電話機1との通信を切断する(S64)。電話番号が登録されていると判断した場合には、コントロール装置2は、携帯電話機1に機器選択表示情報を送信する(S65)。
【0098】
携帯電話機1は機器選択表示情報を受信し、ユーザに被制御機器3の選択を促す表示を行なう。ユーザによる被制御機器3の選択が行なわれると(S66)、ユーザはコントロール装置2に対して選択した被制御機器3を特定するデータを送信する(S67)。コントロール装置2は、選択された被制御機器3に対して機器情報6の送信を要求する(S68)。
【0099】
被制御機器3は、機器情報6の送信要求に従い機器情報6をコントロール装置2に送信する(S69)。コントロール装置2は、受信した機器情報6を携帯電話機1が解読可能なマークアップランゲージの機器情報6に変換した後、携帯電話機1に送信する。携帯電話機1は、受信した機器情報6を表示し、ユーザが制御内容の選択を行なう(S71)。ユーザによる制御内容の選択が行なわれると、携帯電話機1は、制御信号7をコントロール装置2に送信する(S72)。コントロール装置2は、受信した制御信号7を被制御機器3が解読可能なマークアップランゲージに変換した後被制御機器3に送信する(S73)。
【0100】
被制御機器3は、受信した制御信号7に基づいて被制御機器3の運転制御を行なう(S74)。被制御機器3は、運転制御により変更された機器情報6をコントロール装置2に送信する。コントロール装置2は、受信した機器情報6に基づいて、自身が記憶する機器情報6を更新する。コントロール装置2は、受信した機器情報6を、携帯電話機1が解読可能なマークアップランゲージの機器情報6に変換した後、携帯電話機1に送信する(S77)。
【0101】
携帯電話機1は、コントロール装置2より機器情報6を受信し、機器情報6の更新表示を行ない、ユーザは制御の結果を確認する(S78)。その後、ユーザは携帯電話機1を切る(S79)。
【0102】
上述のコントロール装置2は、無線アクセス網に接続されていたが、このコントロール装置を一般公衆網に接続することも可能である。なお、一般公衆網には、通常の電話機やファクシミリなど、コントロール装置2以外の装置が接続される場合が多い。このため、他の装置との切換が可能なコントロール装置を用いる必要がある。
【0103】
図9を参照して、このようなコントロール装置31は、図4を参照して説明したコントロール装置2に加えて、電話端末接続切換部23をさらに含む。また、制御部21および公衆回線接続部20の代わりに制御部26および公衆回線接続部24をそれぞれ用いたものである。公衆回線接続部24は、制御部26および電話端末接続切換部23に接続されており、電話端末接続切換部23を介して一般公衆網29との通信を行なう。電話端末接続切換部23は、一般公衆網29に接続されており、電話端末接続切換部23の他、同一の回線に既設の電話機25が接続されている。
【0104】
電話端末接続切換部23は、一般公衆網29から接続要求があった場合に、それがコントロール装置31に接続することを要求しているのか、電話機25に接続することを要求しているのかを判断し、公衆回線接続部24または電話機25との接続を確立する。電話端末接続切換部23が公衆回線接続部24との接続を確立した後の処理はコントロール装置2と同様である。このため、説明は繰返さない。なお、携帯電話機1がコントロール装置31を利用する場合には、コントロール装置31との接続の際に、コントロール装置31を利用することを示す信号が送信されるものとする。
【0105】
以上のように本実施の形態に係るテレコントロールシステムでは、表示機能付きの携帯電話機により外出先から家庭内の被制御機器の操作が可能となる。このため、ユーザは特別な機器を持ち歩くことなく被制御機器の遠隔制御を行なうことができる。また、携帯電話機の表示部には、被制御機器の制御項目が表示される。このため、ユーザは、機器情報の内容を理解しやすく、音声ガイダンスを用いた操作に比べ、短時間で正確に被制御機器を制御できる。また、制御コードを覚えたりする必要もなく、誰でも容易にテレコントロールシステムを使いこなすことができる。
【0106】
また、コントロール装置は、無線アクセス網に接続されている。このため、コントロール装置を有線接続する必要がなく、コントロール装置の可搬性を高めることができる。
【0107】
また、コントロール装置は、随時、被制御機器より機器情報を得て、その機器情報に基づいて、被制御機器の制御を行なう。このため、被制御機器の変更などに柔軟に対応することができる。
【0108】
また、コントロール装置は、かかってきた電話の電話番号を自身が記憶する電話番号と比較照合することにより、アクセスの可否を決定する。このため、登録されていない電話番号を有する電話機からのアクセスを拒否することができ、テレコントロールシステムのセキュリティを強化することができる。しかも、ユーザは暗証番号を入力する必要がない。
【0109】
上述のように、コントロール装置と被制御機器との間の通信は、赤外線またはSS無線を用いて行われる。赤外線通信では、通信範囲が狭く、通信距離が短いため設置範囲が限られるという問題があるが、コントロール装置を有線接続する必要がないため、コントロール装置の設置場所に関する制限がなくなる。また、赤外線通信を用いた場合には、他の通信手段を用いた場合に比べ、安価にコントロール装置および被制御機器を構成することができる。このため、テレコントロールシステムにかかるコストを削減することができる。
【0110】
SS無線は、通信範囲が広く、通信距離が長いという特性を有する。このため、被制御機器が複数ある場合や、被制御機器がいくつかの異なった部屋に設置されている場合であっても、1つのコントロール装置ですべての被制御機器を制御できる。
【0111】
また、コントロール装置に電話端末接続切換部を設けることにより、既設の電話機と同一の回線を用いて、被制御機器の遠隔制御を行なうことができる。
【0112】
本実施の形態では、被制御機器3として、エアーコンディショナーについて説明を行なったが、ビデオデッキ装置やその他の家電製品などの外部より制御可能な装置であればよいのは言うまでもない。
【0113】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るテレコントロール装置の構成を示す第1の図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るテレコントロール装置の構成を示す第2の図である。
【図3】被制御機器の構成を示す図である。
【図4】コントロール装置の構成を示す図である。
【図5】携帯電話機の外観図である。
【図6】被制御機器の動作を示すフローチャートである。
【図7】コントロール装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】携帯電話機、コントロール装置および被制御機器相互間におけるデータのやり取りの一例を示す図である。
【図9】コントロール装置の他の構成を示す図である。
【図10】従来のテレコントロール装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機、2 コントロール装置、3 被制御機器、4 公衆回線網、6 機器情報、7 制御信号、8 データ記憶部、9 制御情報、10 操作表示情報、13 機器制御部、14 運転状態情報、15,22 双方向無線送受信部、18 入力ボタン、19 表示画面、20 公衆回線接続部、21 制御部、27 メモリ、28 機器選択データ作成部、30 MLデータ変換部。

Claims (23)

  1. 表示機能を有する電話機と、
    公衆回線網を通じて、前記電話機に接続されたコントロール装置と、
    前記コントロール装置に接続され、制御信号に基づいて動作する被制御機器とを含み、
    前記コントロール装置は、
    前記被制御機器を操作するための表示データを含む機器情報を前記電話機に送信し、前記電話機より前記被制御機器を操作するための制御信号を受信する回線接続部と、
    前記電話機より受信した前記制御信号を前記被制御機器に送信する第1の送受信部と、
    前記回線接続部および前記第1の送受信部に接続され、前記回線接続部および前記第1の送受信部を制御するとともに、前記回線接続部および前記第1の送受信部相互間でデータのやり取りを行なう制御部と
    前記制御部に接続され、前記回線接続部および前記第1の送受信部よりそれぞれ送信されるマークアップランゲージにより記述された情報を前記電話機および前記被制御機器がそれぞれ解読可能なマークアップランゲージの情報に変換するマークアップランゲージデータ変換部とを含み、
    前記被制御機器は、
    前記コントロール装置より前記制御信号を受信する第2の送受信部と、
    前記第2の送受信部に接続され、前記第2の送受信部で受信された前記制御信号に基づいて前記被制御機器の動作を制御する機器制御部とを含む、テレコントロールシステム。
  2. 前記被制御機器は、さらに、被制御機器独自の前記機器情報を記憶するデータ記憶部を含み、
    前記第2の送受信部は、前記データ記憶部に記憶された前記機器情報を前記コントロール装置に送信し、
    前記第1の送受信部は、前記電話機より受信した前記制御信号を前記被制御機器に送信するとともに、前記被制御機器より前記機器情報を受信する第1の双方向送受信部を含み、
    前記回線接続部は、前記第1の双方向送受信部で受信された前記機器情報を前記電話機に送信する、請求項1に記載のテレコントロールシステム。
  3. 前記コントロール装置は、さらに、制御を行なう前記被制御機器を選択するための表示データを作成する機器選択データ作成部を含み、
    前記回線接続部は、前記表示データを前記電話機に送信し、前記電話機より前記被制御機器を選択する機器選択データを受信し、
    前記第1の送受信部は、前記機器選択データに基づいて、前記機器情報の送信要求を選択された前記被制御機器に送信する、請求項2に記載のテレコントロールシステム。
  4. 前記機器情報は、
    前記被制御機器が有する機能と前記制御信号との関係を表わす制御情報と、
    前記電話機に表示される前記被制御機器を操作するための表示データである操作表示情報とを含む、請求項1〜3のいずれかに記載のテレコントロールシステム。
  5. 前記機器情報は、
    前記被制御機器が有する機能と前記制御信号との関係を表わす制御情報と、
    前記電話機に表示される前記被制御機器を操作するための表示データである操作表示情報と、
    前記被制御機器の運転状態を表わす運転状態情報とを含む、請求項2または3に記載のテレコントロールシステム。
  6. 前記コントロール装置は、さらに、利用を許可する電話機の電話番号を記憶するメモリを含み、
    前記制御部は、利用を許可された電話番号の電話機からの通信のみを許可する、請求項1〜のいずれかに記載のテレコントロールシステム。
  7. 前記第1の送受信部は、赤外線を用いてデータ通信を行なう、請求項1〜のいずれかに記載のテレコントロールシステム。
  8. 前記第1の送受信部は、スペクトラム拡散無線を用いてデータ通信を行なう、請求項1〜のいずれかに記載のテレコントロールシステム。
  9. 前記公衆回線網は無線アクセス網である、請求項1〜のいずれかに記載のテレコントロールシステム。
  10. 前記公衆回線網は一般公衆網である、請求項1〜のいずれかに記載のテレコントロールシステム。
  11. 前記回線接続部は、
    前記一般公衆網に接続され、前記コントロール装置および他の電話機間の接続切換を行なう電話端末接続切換部と、
    前記電話端末接続切換部に接続され、前記電話端末接続切換部を介して、前記表示機能を有する電話機との間のデータ通信を行なう公衆回線接続部とを含む、請求項10に記載のテレコントロールシステム。
  12. 前記表示機能を有する電話機は、表示機能を有する携帯電話機である、請求項1〜11のいずれかに記載のテレコントロールシステム。
  13. 表示機能を有する電話機と、
    公衆回線網を通じて、前記電話機に接続されたコントロール装置と、
    前記コントロール装置に接続され、制御信号に基づいて動作する被制御機器とを含むテレコントロールシステムで用いられるコントロール装置であって、
    前記被制御機器を操作するための表示データを含む機器情報を前記電話機に送信し、前記電話機より前記被制御機器を操作するための制御信号を受信する回線接続部と、
    前記電話機より受信した前記制御信号を前記被制御機器に送信する第1の送受信部と、
    前記回線接続部および前記第1の送受信部に接続され、前記回線接続部および前記第1の送受信部を制御するとともに、前記回線接続部および前記第1の送受信部相互間でデータのやり取りを行なう制御部と
    前記制御部に接続され、前記回線接続部および前記第1の送受信部よりそれぞれ送信されるマークアップランゲージにより記述された情報を前記電話機および前記被制御機器がそれぞれ解読可能なマークアップランゲージの情報に変換するマークアップランゲージデータ変換部とを含む、コントロール装置。
  14. 前記第1の送受信部は、前記電話機より受信した前記制御信号を前記被制御機器に送信するとともに、前記被制御機器より前記機器情報を受信する第1の双方向送受信部を含み、
    前記回線接続部は、前記第1の双方向送受信部で受信された前記機器情報を前記電話機に送信する、請求項13に記載のコントロール装置。
  15. さらに、制御を行なう前記被制御機器を選択するための表示データを作成する機器選択データ作成部を含み、
    前記回線接続部は、前記表示データを前記電話機に送信し、前記電話機より前記被制御機器を選択する機器選択データを受信し、
    前記第1の送受信部は、前記機器選択データに基づいて、前記機器情報の送信要求を選択された前記被制御機器に送信する、請求項14に記載のコントロール装置。
  16. 前記機器情報は、
    前記被制御機器が有する機能と前記制御信号との関係を表わす制御情報と、
    前記電話機に表示される前記被制御機器を操作するための表示データである操作表示情報とを含む、請求項1315いずれかに記載のコントロール装置。
  17. 前記機器情報は、
    前記被制御機器が有する機能と前記制御信号との関係を表わす制御情報と、
    前記電話機に表示される前記被制御機器を操作するための表示データである操作表示情報と、
    前記被制御機器の運転状態を表わす運転状態情報とを含む、請求項14または15に記載のコントロール装置。
  18. さらに、利用を許可する電話機の電話番号を記憶するメモリを含み、
    前記制御部は、利用を許可された電話番号の電話機からの通信のみを許可する、請求項1317のいずれかに記載のコントロール装置。
  19. 前記第1の送受信部は、赤外線を用いてデータ通信を行なう、請求項1318のいずれかに記載のコントロール装置。
  20. 前記第1の送受信部は、スペクトラム拡散無線を用いてデータ通信を行なう、請求項1318のいずれかに記載のコントロール装置。
  21. 前記公衆回線網は無線アクセス網である、請求項1320のいずれかに記載のコントロール装置。
  22. 前記公衆回線網は一般公衆網である、請求項1320のいずれかに記載のコントロール装置。
  23. 前記回線接続部は、
    前記一般公衆網に接続され、前記コントロール装置および他の電話機間の接続切換を行なう電話端末接続切換部と、
    前記電話端末接続切換部に接続され、前記電話端末接続切換部を介して、前記表示機能を有する電話機との間のデータ通信を行なう公衆回線接続部とを含む、請求項22に記載のコントロール装置。
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