JP3625643B2 - 衛星放送受信用屋外コンバータ - Google Patents

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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二種類の直線偏波信号を受信する導波管を備えて屋外のアンテナ装置に搭載される衛星放送受信用コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛星放送受信用コンバータを図6乃至図9に基づいて説明する。ここで、図6は側断面図、図7は正面図、図8は内部構造を示す背面図、図9は外観図である。
【0003】
これらの図において、導波管30は、両端が開口している円筒状に形成されて、その後部開口端30aには、マイクロストリップラインが形成されている回路基板31が延設してあり、さらに、有底で鍔部32aを有する金属ケース32が、回路基板31を介して、開口端30aを蓋閉する位置に設置してある。また、導波管30内には、その後方の回路基板31から受信の対象電波(周波数帯域はおよそ10.7GHz〜12.75GHz)の約1/4波長手前の位置に、第一の直線偏波(例えば、水平偏波)を検出する第一のプローブ33が設置させてある。この第一のプローブ33は、略L字形で、その基端部を回路基板31に接続し、且つ、基端部から直線状に延びる部分をテフロン等の絶縁部材34で被覆して導波管30の凹溝30b内に組み込んだうえで、先端側を所定寸法だけ導波管30内に突出させたものである。
【0004】
そして、導波管30の軸線方向に対して直交している回路基板31の表裏両面のうち、第一のプローブ33側の面には、第一の直線偏波を反射して第一のプローブ33に検出させるための短絡パターン35が設けてあり、また、他面には、第一の直線偏波に対して直交する第二の直線偏波(例えば、垂直偏波)を検出する第二のプローブ36がパターニングしてある。ここで、回路基板31の板圧は受信の対象電波の波長に比べれば無視できる程度の薄さなので、結局、短絡パターン35および第二のプローブ36は、いずれも、第一のプローブ33から電波の進行方向(矢印A方向)に約1/4波長離れて位置していることになる。また、この例では、金属ケース32の内底面を第二の直線偏波を反射して第二のプローブ36に検出させるための短絡面32bとなしている。
【0005】
なお、回路基板31には、第一のプローブ33と第二のプローブ36にて検出された信号を適宜処理(増幅や周波数変換)するための処理回路が設けられており、これら第一のプローブ33および第二のプローブ36は、それぞれ、図8に示すように、回路基板31上の引き出しパターン39、40を介して初段増幅器用トランジスタ41、42に接続されている。また、金属ケース32には、予め、これら引き出しパターン39、40との接触を回避するための逃げ凹部32c、32dが設けられている。
【0006】
また、初段増幅器用トランジスタ41は、引き出しパターン43を介して二段目の増幅器用トランジスタに接続され、同様に、初段増幅器用トランジスタ42は引き出しパターン44を介して二段目の増幅器用トタンジスタ45に接続されている。 そして、初段増幅器用トランジスタ41、42は、二種類の直線偏波のうちのいずれを受信するかによって一方が動作するようになっている。即ち、第一の直線偏波を受信するときには、初段増幅器用トランジスタ41が動作し、第二の直線偏波を受信するときには、初段増幅器用トランジスタ42が動作する。そして、2段目の増幅器用トランジスタ45にはいずれかの直線偏波の信号が入力されるようになっている。
【0007】
そして、回路基板31のうち、導波管30内に位置される部分は、図7、図8に示すように、切り欠き31bを設けることで略T字形に加工されており、この略T字形部分に短絡パターン35および第二のプローブ36が形成されている。つまり、切り欠き31bを設けることによって、第二のプローブ36で検出される電波(第二の直線偏波)が減衰しないように配慮してある。
【0008】
一方、回路基板31の表裏両面で導波管30の後部開口端30aの周縁と対向する部分には、半田メッキ層からなる接地電極37が設けられており、これら両面の接地電極37同士を、開口端30aの周縁部に沿って回路基板31に多数個設けた表裏導通用のスルホール31aを介して接続しているとともに、短絡パターン35が接地電極37に接続してある。また、金属ケース32の鍔部32aは回路基板31を介して導波管30の開口端30a周縁部にビス38で固定されているので、回路基板31の両面の接地電極37にはそれぞれ、導波管30と金属ケースが圧接している。なお、導波管30の後部に取り付けた回路基板31およに金属ケース32は、回路収納部である筺体46内に位置し、カバー47にて覆われている。そして、図9に示すように、この筺体46内から外方へ、受信信号を出力するための出力コネクタ48が突設してある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、導波管30は、円筒状に形成されていることから、導波管30内を伝搬する電波の電磁界の分布は、主に、TE11モードとなっている。しかし、実際には、導波管30内の物理的な寸法変化による不連続点や回路基板2の存在によって、TM01モードも発生することから第一の直線偏波と第二の直線偏波とのアイソレーションが25dB程度しか得られずに悪化していた。即ち、第一の直線偏波を検出する第一のプローブ33でも第二の直線偏波が検出され、また、第二の直線偏波を検出する第二のプローブ36でも第一の直線偏波が検出されていた。
【0010】
また、導波管30に入力される電波の周波数帯域(10.7GHz〜12.75GHz)よりも低い周波数(例えば9GHz)では導波管30内を伝搬する受信電波の伝送損失が増加することから(導波管はハイパスフィルタの特性を有するため)一層アイソレーションが低下し、しかも、周波数が低くなると初段増幅器用トランジスタ41、42の増幅度が高くなることから第一のプローブ33、引き出しパターン39、初段増幅器用トランジスタ41、引き出しパターン43、44、初段増幅器用トランジスタ42、引き出しパターン40、第二のプローブ36が閉ループを形成し、異常発振を引き起こすという問題があった。
【0011】
そこで、本発明の衛星放送受信用コンバータは、不要なTM01モードの電磁界を無くして第一の直線偏波と第二の直線偏波とのアイソレーションを高くし、また、これによって、異常発振の発生を防止するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の衛星放送受信用コンバータは、管内へ進入した放送電波が互いに直交するTE11モードの第一の直線偏波およびTEモードの第二の直線偏波として進行する導波管と、前記導波管内の所定位置に配置して前記第一の直線偏波を検出する第一のプローブと、前記第一のプローブから電波の進行方向に前記放送電波の約1/4波長離れた位置に配置して前記第一の直線偏波を反射する第一の反射導体と、前記第一の反射導体の近傍に配置して前記第二の直線偏波を検出する第二のプローブと、前記第二のプローブから電波の進行方向に前記放送電波の約1/4波長離れた位置に配置して前記第二の直線偏波を反射する第二の反射導体とを備え、前記第二の反射導体上に導電性柱状部を突設し、前記導電性柱状部を、前記導波管の内周面の近傍の軸線上に位置させた。
【0013】
また、本発明の衛星放送受信用コンバータは、前記導電性柱状部の高さを、前記放送電波の最低周波数よりも低い所定周波数の1/4波長に設定した。
【0014】
また、本発明の衛星放送受信用コンバータは、前記導波管は前記第一のプローブから前記放送電波の進行方向に前記放送電波の約1/4波長離れた位置に開口端を有し、前記開口端に回路基板を配置し、前記回路基板の表裏両面のうち前記第一のプローブ側の面に前記第一の反射導体を設け、他面に前記第二のプローブを設け、前記回路基板を介して前記開口端を蓋閉する有底の金属ケースを設け、前記金属ケースの内底面を前記第二の反射導体とし、前記内底面上に前記導電性柱状部を突設した。
【0015】
また、本発明の衛星放送受信用コンバータは、前記導電性柱状部を前記金属ケースと一体に形成した。
【0016】
また、本発明の衛星放送受信用コンバータは、前記所定周波数を前記放送電波の前記最低周波数よりも1乃至2GHz低く設定した。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の衛星放送受信用コンバータを図1乃至図5に基づいて説明する。ここで、図1は側断面図、図2は正面図、図3は内部構造を示す背面図、図4は、外観図、図5はアイソレーション特性の改善の様子を説明する特性図である。
【0018】
図1乃至図4において、導波管1は、両端が開口している円筒状に形成されて、その管内は主にTE11モードの電波が伝搬するようになっている。また、その後部開口端1aには、マイクロストリップラインが形成されている回路基板2が延設してあり、さらに、有底で鍔部3aを有する円筒状の金属ケース3が、回路基板2を介して、開口端1aを蓋閉する位置に設置してある。また、導波管1内には、その後方の回路基板2から受信の対象電波(周波数帯域はおよそ10.7GHz〜12.75GHz)の約1/4波長手前の位置に、TE11モードの第一の直線偏波(例えば、水平偏波)を検出する第一のプローブ4が設置させてある。この第一のプローブ4は、略L字形で、その基端部を回路基板2に接続し、且つ、基端部から直線状に延びる部分をテフロン等の絶縁部材5で被覆して導波管1の凹溝1b内に組み込んだうえで、先端側を所定寸法だけ導波管1内に突出させたものである。
【0019】
そして、導波管1の軸線方向に対して直交している回路基板2の表裏両面のうち、第一のプローブ4側の面には、第一の直線偏波を反射して第一のプローブ4に検出させるための第一の反射導体である短絡パターン6が設けてあり、また、他面には、第一の直線偏波に対して直交するTE11モードの第二の直線偏波(例えば、垂直偏波)を検出する第二のプローブ7がパターニングしてある。ここで、回路基板2の板圧は受信の対象電波の波長に比べれば無視できる程度の薄さなので、結局、短絡パターン6および第二のプローブ7は、いずれも、第一のプローブ4から電波の進行方向(矢印A方向)に約1/4波長離れて位置していることになる。また、この例では、金属ケース3の内底面を第二の直線偏波を反射して第二のプローブ7に検出させるための第二の反射導体である短絡面3bとなしている。
【0020】
ここで、金属ケース3の内底面である短絡面からは、内側壁3cに近接して導波管1の軸線方向に突出するほぼ円形の柱状部3dが設けられている。この柱状部3dは、ダイキャスト加工によって金属ケース3と一体に形成され、その高さは、導波管1に入力される受信信号の周波数帯域の最低周波数(10.7GHz)よりも低い所定の周波数(例えば、9GHz)に対する波長の1/4に設定されている。
【0021】
なお、回路基板2には、第一のプローブ4と第二のプローブ7にて検出された信号を適宜処理(増幅や周波数変換)するための処理回路が設けられており、これら第一のプローブ4および第二のプローブ7は、それぞれ、図3に示すように、回路基板2上の引き出しパターン8、9を介して初段増幅器用トランジスタ10、11に接続されている。また、金属ケース3には、予め、これら引き出しパターン8、9との接触を回避するための逃げ凹部3e、3fが設けられている。
【0022】
また、初段増幅器用トランジスタ10は、引き出しパターン12を介して二段目の増幅器用トランジスタ13に接続され、同様に、初段増幅器用トランジスタ11は引き出しパターン14を介して二段目の増幅器用トタンジスタ13に接続されている。そして、初段増幅器用トランジスタ10、11は、二種類の直線偏波のうちのいずれを受信するかによって一方が動作するようになっている。即ち、第一の直線偏波を受信するときには、初段増幅器用トランジスタ10が動作し、第二の直線偏波を受信するときには、初段増幅器用トランジスタ11が動作する。そして、2段目の増幅器用トランジスタ13にはいずれかの直線偏波の信号が入力されるようになっている。
【0023】
そして、回路基板2のうち、導波管1内に位置される部分は、図2、図3に示すように、切り欠き2bを設けることで略T字形に加工されており、この略T字形部分に短絡パターン6および第二のプローブ7が形成されている。つまり、切り欠き2bを設けることによって、第二のプローブ7で検出される電波(第二の直線偏波)が減衰しないように配慮してある。
【0024】
一方、回路基板2の表裏両面で導波管1の後部開口端1aの周縁と対向する部分には、半田メッキ層からなる接地電極15が設けられており、これら両面の接地電極15同士を、開口端1aの周縁部に沿って回路基板2に多数個設けた表裏導通用のスルホール2aを介して接続しているとともに、短絡パターン6が接地電極15に接続してある。また、金属ケース3の鍔部3aは回路基板2を介して導波管1の開口端1a周縁部にビス16で固定されているので、回路基板2の両面の接地電極15にはそれぞれ、導波管1と金属ケース3とが圧接している。なお、導波管1の後部に取り付けた回路基板2および金属ケース3は、回路収納部である筺体17内に位置し、カバー18にて覆われている。そして、図4に示すように、この筺体17内から外方へ、受信信号を出力するための出力コネクタ19が突設してある。
【0025】
以上のように、本発明では、金蔵ケース3の短絡面3bから柱状部3dを突出し、その突出位置は短絡面3bの中心位置から離れて内側壁3cに近接しているので、円周方向に回転して内側壁3cに電界が集中するTE01モードの電波が減衰する。そして、柱状部3dの高さが受信周波数帯域の最低周波数よりも低い周波数に対する波長の1/4に設定しているので、その周波数でのTE01モードの電波が減衰する。従って、この柱状部3dは、電気回路でいうところのトラップ回路に相当する。この結果、図5のカーブBは、柱状部3dの高さを9GHzに対する波長の1/4に設定した場合の、第一の直線偏波と第二の直線偏波とのアイソレーションを示し、9GHでは大きなアイソレーションが得られ、第一のプローブ4、引き出しパターン8、初段増幅器用トランジスタ10、引き出しパターン12、14、初段増幅器用トランジスタ11、引き出しパターン9、第二のプローブ7による帰還に伴う異常発振は起き難くなる。また、9GHzでのアイソレーションが大きくなることに伴って、受信周波数帯域(10.7GHz〜12.75GHz)全体でのアイソレーションが30dB確保でき、柱状部3dを設けていない従来のアイソレーション(カーブC)よりも5dB上改善することができる。
【0026】
なお、受信電波の周波数帯域外での異常発振のおそれが無く、アイソレーションのみを向上させるのであれば、柱状部3dの高さを受信電波の周波数帯域内の適宜の周波数(例えば、ほぼ中心周波数である11.7GHz)に対する波長の1/4に設定すればよい。
また、異常発振は導波管1のハイパスフィルタとしての特性の低下に伴うアイソレーションが低下し、且つ初段増幅器用トランジスタ10、11の増幅度がそれほど低下しない周波数で発生しやすい。その周波数はおよそ受信電波の最低周波数よりも1乃至2GHz低い。従って、導電性柱状部3dの高さもこの周波数に対応して設定すれば異常発振を効果的に防止できる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明の衛星放送受信用屋外コンバータは、管内へ進入した放送電波が互いに直交するTE11モードの第一の直線偏波およびTEモードの第二の直線偏波として進行する導波管と、この導波管内の所定位置に配置して第一の直線偏波を検出する第一のプローブと、第一のプローブから電波の進行方向に約1/4波長離れた位置に配置して第一の直線偏波を反射する第一の反射導体と、第一の反射導体の近傍に配置して第二の直線偏波を検出する第二のプローブと、第二のプローブから電波の進行方向に約1/4波長離れた位置に配置して第二の直線偏波を反射する第二の反射導体とを備え、第二の反射導体上に導電性柱状部を突設し、この導電性柱状部を、導波管の内周面の近傍の軸線上に位置させたので、導波管内に混在するTM01モードの電波を減衰できる。従って第一のプローブで検出する第一の直線偏波と第二のプローブで検出する第二の直線偏波とのアイソレーションが向上させることができる。
【0028】
また、本発明の衛星放送受信用コンバータは、導電性柱状部の高さを、放送電波の最低周波数よりも低い所定周波数の1/4波長に設定したので、低い周波数で発生しやすい異常発振を防止でき、これによって、放送電波の周波数帯域ないでのアイソレーションも向上する。
【0029】
また、本発明の衛星放送受信用コンバータは、導波管は第一のプローブから放送電波の進行方向に約1/4波長離れた位置に開口端を有し、開口端に回路基板を配置し、回路基板の表裏両面のうち第一のプローブ側の面に第一の反射導体を設け、他面に第二のプローブを設け、回路基板を介して開口端を蓋閉する有底の金属ケースを設け、この金属ケースの内底面を第二の反射導体とし、この内底面上に導電性柱状部を突設したので、第一のプローブから第二の反射導体までの距離を最小とすることが可能となり、小型化が図れる。
【0030】
また、本発明の衛星放送受信用コンバータは、導電性柱状部を金属ケースと一体に形成したので、不要なTM01モードの電波を簡単に無くせる。
【0031】
また、本発明の衛星放送受信用コンバータは、所定周波数を放送電波の最低周波数よりも1乃至2GHz低く設定したので、異常発振を効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛星放送受信用屋外コンバータの側断面図である。
【図2】本発明の衛星放送受信用屋外コンバータの正面図である。
【図3】本発明の衛星放送受信用屋外コンバータの内部構造を示す背面図である。
【図4】本発明の衛星放送受信用屋外コンバータの外観図である。
【図5】本発明の衛星放送受信用屋外コンバータにおけるアイソレーション特性の改善の様子を説明する特性図である。
【図6】従来の衛星放送受信用屋外コンバータの側断面図である。
【図7】従来の衛星放送受信用屋外コンバータの正面図である。
【図8】従来の衛星放送受信用屋外コンバータの内部構造を示す背面図である。
【図9】従来の衛星放送受信用屋外コンバータの外観図である。
【符号の説明】
1 導波管
1a 開口端
1b 凹溝
2 回路基板
2a スルーホール
2b 切り欠き
3 金属ケース
3a 鍔部
3b 第二の反射導体(短絡面)
3c 内側壁
3d 柱状部
3e、3f 逃げ凹部
4 第一のプローブ
5 絶縁部材
6 第一の反射導体(短絡パターン)
7 第二のプローブ
8、9、12、14 引き出しパターン
10、11 初段増幅器用トランジスタ
13 二段目の増幅器用トランジスタ
15 接地電極
16 ビス
17 筺体
18 カバー
19 出力コネクタ

Claims (5)

  1. 管内へ進入した放送電波が互いに直交するTE11モードの第一の直線偏波およびTEモードの第二の直線偏波として進行する導波管と、前記導波管内の所定位置に配置して前記第一の直線偏波を検出する第一のプローブと、前記第一のプローブから電波の進行方向に前記放送電波の約1/4波長離れた位置に配置して前記第一の直線偏波を反射する第一の反射導体と、前記第一の反射導体の近傍に配置して前記第二の直線偏波を検出する第二のプローブと、前記第二のプローブから電波の進行方向に前記放送電波の約1/4波長離れた位置に配置して前記第二の直線偏波を反射する第二の反射導体とを備え、前記第二の反射導体上に導電性柱状部を突設し、前記導電性柱状部を、前記導波管の内周面の近傍の軸線上に位置させたことを特徴とする衛星放送受信用屋外コンバータ。
  2. 前記導電性柱状部の高さを、前記放送電波の最低周波数よりも低い所定周波数の1/4波長に設定したことを特徴とする請求項1記載の衛星放送受信用屋外コンバータ。
  3. 前記導波管は前記第一のプローブから前記放送電波の進行方向に前記放送電波の約1/4波長離れた位置に開口端を有し、前記開口端に回路基板を配置し、前記回路基板の表裏両面のうち前記第一のプローブ側の面に前記第一の反射導体を設け、他面に前記第二のプローブを設け、前記回路基板を介して前記開口端を蓋閉する有底の金属ケースを設け、前記金属ケースの内底面を前記第二の反射導体とし、前記内底面上に前記導電性柱状部を突設したことを特徴とする請求項1または2記載の衛星放送受信用屋外コンバータ。
  4. 前記導電性柱状部を前記金属ケースと一体に形成したことを特徴とする請求項3記載の衛星放送受信用屋外コンバータ。
  5. 前記所定周波数を前記放送電波の前記最低周波数よりも1乃至2GHz低く設定したことを特徴とする請求項2または3または4に記載の衛星放送受信用屋外コンバータ。
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