JP3624823B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は半導体装置及び半導体装置の製造方法に関し、特にサブミクロン以下に微細化された金属配線上に積層構造を有する保護絶縁膜の構造及びその形成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、LSI等に用いられる半導体装置の最終金属配線上の保護絶縁膜は、物理的損傷,コンタミネーションや水分の侵入を防ぐ為に、低温でプラズマ気相成長したシリコン窒化膜が用いられ、又一部にはその下層にストレス緩和の為気相成長によるシリコン酸化膜を敷いた構造が用いられている。
【0003】
従来の半導体装置の製造方法は、例えば図3で示す如く、トランジスタや抵抗等の半導体素子が作り込まれたSi基板11上のフィールド絶縁膜や層間絶縁膜12を介して、厚みが1μm程度のAl合金等でなる最終金属配線13上に、保護絶縁膜として、まずSiH4とO2あるいはN2Oを400℃前後で気相反応させた0.3μm程度のシリコン酸化膜19もしくはこれにPH3を添加して気相反応させたPSG膜(リンガラス)を成長し、更にSiH4とNH3あるいはN2を導入したプラズマ反応による厚みが1μm程度のシリコン窒化膜17を気相成長させ、その後フォトレジストをマスクに、前記積層絶縁膜をドライもしくはウェットで選択エッチングし、外部電極取り出し用のボンディングパッド部を開孔してあり、場合によってはモールド時のストレス緩和の為に、ポリイミド樹脂等を積層してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来技術に於いては、LSIの様な半導体装置がサブミクロン以下に微細化されてくると金属配線加工はドライエッチング化され断面形状が急峻となる上、アスペクト比(金属配線の高さ/近接する金属配線間の距離)が大きくなり、SiH4を用いて気相成長させたシリコン酸化膜19やシリコン窒化膜17はカスピングによって付き回りが悪い為、金属配線13の特定スペースにはボイド20が形成され、コンタミネーショントラップとなる上、金属配線の側壁部及び溝部コーナーのシリコン窒化膜17が平坦部に比べ極めて薄くなり、この領域からの水分や汚染が侵入し長期信頼性上問題となっていた。ここで、スペースとは、近接する複数の金属配線間に生じる凹部のことをいう。又、デバイスの動作速度の向上には層間容量の低減を必要とし、従来は、金属配線と基板あるい配線上下方向の層間容量に注意を払って来たが、配線スペースの微細化により横方向の層間容量の寄与が大きくなくなり、誘電率の高いシリコン窒化膜が金属配線スペース間に存在する事が動作速度等の電気特性向上に弊害となってきた。
【0005】
しかるに、本発明は係る問題点を解決するもので、平坦性の改善と配線間容量の低減により、信頼性並びにデバイス特性の向上をなす保護絶縁膜構造を提供し、より微細化された半導体装置の安定供給を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板上方に形成された複数の金属配線と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に形成された第1シリコン酸化膜と、前記第1シリコン酸化膜上に形成された無機塗布ガラスと、前記無機塗布ガラス上に形成された有機塗布ガラスと、前記有機塗布ガラス上に形成された第2シリコン酸化膜と、前記第2シリコン酸化膜上に形成されたシリコン窒化膜と、を含むことを特徴とする。
【0007】
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上方に複数の金属配線を形成する工程と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1シリコン酸化膜上に有機塗布ガラスを形成する工程と、前記有機塗布ガラスをNH3中でプラズマに晒す工程と、プラズマに晒された前記有機塗布ガラス表面に第2シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第2シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
【0008】
本発明の半導体装置の製造方法は、前記半導体装置の製造方法において、前記有機塗布ガラスをNH3中でプラズマに晒す工程と、プラズマに晒された前記有機塗布ガラス表面に第2シリコン酸化膜を形成する工程とは、同一反応炉内又は同一ロードロック室内で連続して行うことを特徴とする。
【0009】
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上方に複数の金属配線を形成する工程と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1シリコン酸化膜上に有機塗布ガラスを形成する工程と、前記有機塗布ガラスをNH3中でプラズマに晒す工程と、プラズマに晒された前記有機塗布ガラス表面にシリコン窒化膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上方に複数の金属配線を形成する工程と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1シリコン酸化膜上に無機塗布ガラスを形成する工程と、前記無機塗布ガラス上に有機塗布ガラスを形成する工程と、前記有機塗布ガラス上に第2シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第2シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
【0011】
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上方に複数の金属配線を形成する工程と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1シリコン酸化膜上に無機塗布ガラスを形成する工程と、前記無機塗布ガラス上に有機塗布ガラスを形成する工程と、後に形成される第1開孔部内に前記無機塗布ガラス及び前記有機塗布ガラスが露出しないようにエッチバック法により、前記複数の金属配線上方に形成された該無機塗布ガラス及び該有機塗布ガラスを除去する工程と、前記第1酸化膜上及び前記有機塗布ガラス上に第2シリコン酸化膜を形成する工程と、前記金属配線上に形成された前記第1シリコン酸化膜及び前記第2シリコン酸化膜に第1開孔部を形成する工程と、前記第1開孔部を覆うように、シリコン窒化膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
【0012】
本発明の半導体装置の製造方法は、前記半導体装置の製造方法において、前記有機塗布ガラスは、シロキサン系ポリマーが溶解した有機溶剤をスピンコートすることにより形成することを特徴とする。
【0015】
【実施例】
図1は、本発明に係わる半導体装置の一実施例を説明する為の工程概略断面図である。例えば、SiゲートCMOS−LSIの絶縁保護膜に適用した場合に於いて、Si基板11にはMOSトランジスタや抵抗等の半導体素子が形成され、フィールド絶縁膜や層間絶縁膜12を介して不純物層等からのコンタクトホールが開孔され、バリアメタル,Cuを含むAl合金及び反射防止膜をスッパタで積層させ約1μmとし、Cl2系ガスを用いたドライエッチャーで該積層膜を選択エッチングし、ほぼ垂直な側面形状を持った金属配線13を形成した。この反射防止膜は、Al合金自身やこの上に開けられるスルーホールのフォトリソグラフィー工程におけるハレーション防止の為に形成されたもので、導電性のTiNを用いた。次に枚葉式で平行平板電極を有する反応室にキャリアーガスでTEOS〔Si(OC2H5)4〕とO2を導入し、380℃,約9torrでプラズマ気相反応させ約0.5μmの厚みの第1のシリコン酸化膜14を成長させた(図1(a))。TEOSを用いたプラズマ反応により形成されたシリコン酸化膜は、SiH4を用いて形成されたシリコン酸化膜の様なカスピングが発生せず自身でボイドを形成することがなく、緻密で耐コンタミ性にも優れ、圧縮応力(例えばSiウエハーに成長したとき凸形に反る)を持つが、成長速度が大きく段差側壁の付き回りは平坦部の50%程度である。よってスペース寸法とほぼ同じ厚みのシリコン酸化膜を成長させることができる。
【0016】
続いて、シロキサン系ポリマーをアルコールやエステル類の各種有機溶剤に溶かしてスピンコートした有機塗布ガラス15を積層し425℃のN2雰囲気で45分のアニールを行うと金属配線13領域上の平坦部には約0.1μm、段差部や溝部には0.3から0.8μm程度の塗布ガラス15が溜まり、平坦化される(図1(b))。
【0017】
次に第1のシリコン酸化膜14と同じ方法で、約0.2μmの厚みで第2のシリコン酸化膜16を気相成長させた。続いてN2キャリアーでSiH4とNH3を導入し、360℃でプラズマ反応させたシリコン窒化膜17を約1μm気相成長させた(図1(c))。
【0018】
フォトレジストをマスクとして、シリコン窒化膜17をCF4とO2の混合ガスで、又シリコン酸化膜14,16と塗布ガラス15とをCF4とCHF3を含む混合ガスで、選択ドライエッチングし、外部への電極取り出しの為のボンディングパッド部を開孔した(図示せず)。
【0019】
この様にして製造された半導体装置は、金属配線13の特定スペースの保護絶縁膜にボイドが発生せず、第1のシリコン酸化膜14と有機塗布ガラス15によって平坦化が図られ、この結果、シリコン窒化膜17の表面平坦度は平滑で付き回りが良く、局所的に薄い膜厚や欠陥が少なく、耐湿性や汚染に対する信頼性の向上が図れた。又、金属配線のスペースは、誘電率の低いシリコン酸化膜や有機塗布ガラスで埋まり、シリコン窒化膜の影響が少なく、従来の構造に比べ動作速度を向上する事ができた。
【0020】
この他、LSIは初期電気特性測定後、内部にあるPolySiやAl等で成る冗長素子の特定領域をレーザー光で溶断させ、良否回路の選択を行い収率を上げる方法が多く取り入られている。この場合、屈折率の高いプラズマシリコン窒化膜17を介したのではレーザー光での溶断が難しく、また、ボンディングパッド部の開孔時に冗長領域を同時に開孔しておくと、その領域から水分等の侵入があり好ましくない。従って、プラズマシリコン窒化膜17を形成する前のシリコン酸化膜14,16や有機塗布ガラス15に第1のボンディングパッドの開孔を施し初期電気特性測定後、該シリコン酸化膜等を通して冗長溶断を行なってからシリコン窒化17膜を成長し、更に第2のボンディングパッドの開孔後、最終電気特性測定がなされる。これにより、ボンディングパッド部以外の開孔が無くなるので耐湿性等に優れる。この時、シリコン酸化膜等の開孔は、量産的にはバッチ式でHFとNH4F等の混酸で選択ウェットエッチングされるが、塗布ガラス15が該混酸に触れるとエッチング速度が非常に大きいためサイドエッチが進むため、第2のシリコン酸化膜16のチッピングやクラックが発生する。このため、有機塗布ガラス15のアニール後にCHF3とCF4の混合ガスを用いて、約0.25μmエッチバックし、ボンディングパッドの開孔部で有機塗布ガラス15が混酸に触れない様にした。
【0021】
叉、平坦化に用いた有機塗布ガラスは厚膜塗布ができるものの、熱収縮率が大きい,溶媒が揮発しにくい,プラズマ形成のシリコン酸化膜への密着性が劣ることやO2プラズマ処理によりクラックが発生する等の不安定要素もあり、量産マージンを広げる要求から、更に以下の様な改善を行った。
【0022】
まず、第2のシリコン酸化膜16の形成は、既に有機塗布ガラス15で平坦化されておりカスピングが生じないので、SiH4とO2を不活性キャリアーガスで導入した380℃の減圧炉で熱反応させ気相成長させたが、シリコン酸化膜成長前に同一反応炉内でN21.5torr程度の圧力で30から60分の減圧アニールを施したところ、従来は信頼性評価の繰り返し加熱試験によって有機塗布ガラス15が第1のシリコン酸化膜14から剥離する不良が時々発生していたものが、該熱処理をすることで皆無となった。この結果、組立,モールド工程での高温加熱の処理マージンが増した。
【0023】
この他、第2のシリコン酸化膜16の形成をプラズマ反応の気相成長で行なった場合には、成長初期には有機塗布ガラス15がO2やN2Oのプラズマに晒されメチル基(−CH3)脱離の他に水酸基(−OH)やマイクロクラックが発生することがあった。これを防ぐ為の実験として、塗布ガラスの表面を、N2キャリアーでNH3を導入し約5torrで高周波13.56MHz,450wのプラズマ中に10から30秒間晒し、その後、第2のシリコン酸化膜16を、TEOSとO2のプラズマ反応で気相成長させたところ、有機塗布ガラス15には、従来の場合の様なマイクロクラックの発生が全く無くなり、モニターを赤外分光分析した結果ではメチル基脱離はなくなり、また、膜の絶縁特性も向上した。尚、この処理を施した後に、長い間大気放置すると水分吸着が認められるので、上記プラズマ反応による塗布ガラスの表面処理と、第2シリコン酸化膜16の成長とは、同一反応炉もしくはロードロック室内で連続処理することが望ましい。この表面処理により、低ストレスのシリコン窒化膜の形成が可能となり、第2のシリコン酸化膜が不要な場合にも、シリコン窒化膜と有機塗布ガラスの密着性を向上できるという効果があった。
【0024】
更に他の実施例として、有機塗布ガラスの密着性向上と平坦性を向上させる目的で、図2の如く、Si基板11,フィールド酸化膜や層間絶縁膜12等を介して形成された金属配線13を形成した後、TEOSとO2をプラズマ気相反応させ約0.5μm厚みの第1のシリコン酸化膜14を成長させ、続いてシラノール[Si(OH)4]とP2O5をアルコール類やアセトン等の有機溶剤に溶かした無機塗布ガラス18をスピンコートし、450℃のN2雰囲気で30分のアニールを行い、金属配線13領域上の平坦部には約0.05μm、段差部や溝部には厚くても0.1μm程度の無機塗布ガラス18を積層し、続いて、シロキサン系ポリマーをアルコール類やエステル類に溶かした有機塗布ガラス15をスピンコートし425℃のN2雰囲気で45分のアニールを行うことにより、金属配線13領域上の平坦部には約0.1μm、段差部や溝部には0.3から1μm程度の有機塗布ガラス15が溜まり、平坦化された。次に第1のシリコン酸化膜14と同じ方法で、約0.3μmの厚みの第2のシリコン酸化膜16を、更にプラズマ反応のシリコン窒化膜を約1μm気相成長させ、フォトレジストをマスクに積層された絶縁保護膜を選択ドライエッチングし、外部への電極取り出しの為にボンディングパッド部を開孔した。この様にして製造された半導体装置は、プラズマ成長した第1のシリコン酸化膜14と有機塗布ガラス15との間に、そのどちらにも密着の良い無機塗布ガラス18が挟まれているため、従来の様な後工程の熱処理における有機塗布ガラス15の剥離がなくなった。更に、この2回塗りの効果により一層の平坦化もなされ、信頼性の向上も図れた。この場合も、シリコン酸化膜のウェットエッチングが必要であれば、シリコン窒化膜を気相成長する前に、塗布ガラスを所望量だけエッチバックすることも出来る。
【0025】
尚、第1,第2のシリコン酸化膜14,16はノンドープに限られず、PH3やP(OCH3)3等を添加した気相成長のPSG膜も当然応用できるものであり、又金属配線構造としては、実施例で示したAl−Cu合金に限られずTi,W,Mo等の高融点金属や半導体あるいはこれらの化合物を含む場合、あるいはバリアメタルやキャップメタルの有無に係わらず適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】
以上本発明によれば、微細LSI等の半導体装置の保護絶縁膜の構成を積層化し、特にプラズマシリコン窒化膜の下地膜を塗布ガラスとシリコン酸化膜の組合せによりデザインルールに限定されず配線間の平坦化と容量の低減及び塗布ガラスの特性改善を行い、電気特性,信頼性と量産性の向上を図り、高品質な微細半導体装置の安定供給を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる半導体装置の製造方法を示す工程概略断面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係わる半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
【図3】従来の半導体装置の製造方法に係わる概略断面図である。
【符号の説明】
11 Si基板
12 絶縁膜
13 金属配線
14 第1のシリコン酸化膜
15 有機塗布ガラス
16 第2シリコン酸化膜
17 シリコン窒化膜
18 無機塗布ガラス
19 シリコン酸化膜
20 ボイド
Claims (7)
- 半導体基板と、前記半導体基板上方に形成された複数の金属配線と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に形成された第1シリコン酸化膜と、前記第1シリコン酸化膜上に形成された無機塗布ガラスと、前記無機塗布ガラス上に形成された有機塗布ガラスと、前記有機塗布ガラス上に形成された第2シリコン酸化膜と、前記第2シリコン酸化膜上に形成されたシリコン窒化膜と、を含むことを特徴とする半導体装置。
- 半導体基板上方に複数の金属配線を形成する工程と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1シリコン酸化膜上に有機塗布ガラスを形成する工程と、前記有機塗布ガラスをNH3中でプラズマに晒す工程と、プラズマに晒された前記有機塗布ガラス表面に第2シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第2シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項2において、前記有機塗布ガラスをNH3中でプラズマに晒す工程と、プラズマに晒された前記有機塗布ガラス表面に第2シリコン酸化膜を形成する工程とは、同一反応炉内又は同一ロードロック室内で連続して行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 半導体基板上方に複数の金属配線を形成する工程と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1シリコン酸化膜上に有機塗布ガラスを形成する工程と、前記有機塗布ガラスをNH3中でプラズマに晒す工程と、プラズマに晒された前記有機塗布ガラス表面にシリコン窒化膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 半導体基板上方に複数の金属配線を形成する工程と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1シリコン酸化膜上に無機塗布ガラスを形成する工程と、前記無機塗布ガラス上に有機塗布ガラスを形成する工程と、前記有機塗布ガラス上に第2シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第2シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 半導体基板上方に複数の金属配線を形成する工程と、前記半導体基板上方及び前記金属配線上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1シリコン酸化膜上に無機塗布ガラスを形成する工程と、前記無機塗布ガラス上に有機塗布ガラスを形成する工程と、後に形成される第1開孔部内に前記無機塗布ガラス及び前記有機塗布ガラスが露出しないようにエッチバック法により、前記複数の金属配線上方に形成された該無機塗布ガラス及び該有機塗布ガラスを除去する工程と、前記第1酸化膜上及び前記有機塗布ガラス上に第2シリコン酸化膜を形成する工程と、前記金属配線上に形成された前記第1シリコン酸化膜及び前記第2シリコン酸化膜に第1開孔部を形成する工程と、前記第1開孔部を覆うように、シリコン窒化膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項2〜6において、前記有機塗布ガラスは、シロキサン系ポリマーが溶解した有機溶剤をスピンコートすることにより形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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