JP3622385B2 - 杭構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばビル等の各種構造物を例えば軟弱地盤などに構築する場合、その基礎として用いて好適な杭構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、例えば軟弱地盤等に構築するビル等の各種構造物の基礎の一種として、杭を用いたものがある。
【0003】
従来より、このような杭には既製杭と場所打ち杭とがあるが、いずれの場合においても、杭頭部をフーチング等で構造物の下部に剛結合させ、杭の先端部(下端部)を地中の硬質支持層にまで到達させている。したがって、杭の拘束状態は、杭頭部においては固定に近く、先端部においては半固定、十分に硬質支持層に根入れしていれば固定に近い状態となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の杭構造には、以下のような問題が存在する。
地震等の発生により、構造物およびその基礎である杭に水平方向の外力が作用した場合、杭には当然のことながら断面方向のせん断力が作用する。特に、杭の先端部は硬質支持層に根入れしてその拘束状態が半固定又は固定に近くなっているため、その上方で硬質支持層から軟弱層に変わり地盤の剛性が急変する部分では、杭に大きな断面方向のせん断力が集中して作用する。また、杭の頭部における拘束状態が固定に近いほど、外力により杭に作用する曲げモーメントは大きくなる(図10のグラフ参照)。このように杭に作用するせん断力や曲げモーメントに耐えうるためには杭の強度を高めなければならず、これによって杭の断面が大きくなりコストが上昇し、杭が不経済なものとなる。
さらに、設計の段階では杭の先端部の拘束状態が例えば固定に近いものとして設計しても、施工後の実際の拘束状態が例えば半固定状態であったりすると、地震等の発生時に設計時に想定していたのとは異なる応力が杭に作用するという問題もある。
【0005】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、杭の経済性を高めるとともに、周囲の地質に適合した拘束状態を実現することのできる杭構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、構造物を支持するため地盤中に構築される杭の構造であって、前記杭が、上下方向に連続配置させた複数の杭部材から構成され、前記各杭部材どうしの接続部には、その上下二本の前記杭部材がこの接続部で折れ曲がる変位又はずれる変位を許容する変位許容部が設けられ、前記変位許容部が、前記接続部の上側に位置する前記杭部材の下端部に凹部が形成され、前記接続部の下側に位置する前記杭部材の上端部に前記凹部に対応する凸部が形成されて、前記凹部に前記凸部が挿入された構成となっていることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る杭構造の第一および第二の実施の形態について、図1ないし図10を参照して説明する。
【0010】
[第一の実施の形態]
まず、ここでは、本発明に係る杭構造において、変位許容部として杭部材どうしの接合部に凹部と凸部を設け、杭がこの部分で折れ曲がって変位する構成とする場合の例を用いて説明する。
【0011】
図1ないし図5において、符号Gは地盤、G1は地盤Gの軟弱層、G2は軟弱層G1の下方に位置する硬質支持層、1は軟弱層G1上に構築された構造物、2は構造物1を支持する杭基礎、をそれぞれ示している。
【0012】
図1に示すように、杭基礎2は複数本の杭3から構成されており、各杭3は、杭頭部3aが構造物1の下面に一体化され、先端部3bが硬質支持層G2に根入れされている。
各杭3は、上下方向に連続配置された複数(例えば3本)の杭部材5,5,5から構成されている。これら杭部材5,5,5どうしの接続部は、杭3の杭頭部3aの近傍と、先端部3bの近傍とに位置するよう設けられており、各接続部には変位許容部7が設けられている。
【0013】
図2に示すように、互いに上下に位置する二本の杭部材5,5どうしの接続部に設けられた変位許容部7は、上側に位置する杭部材5の下端部に形成された凹部8と、下側に位置する杭部材5の上端部に形成された凸部9とから構成されている。凹部8は、一定の曲率半径で形成された湾曲面形状をなしており、その表面には補強鋼板10が配設されている。一方、凸部9は、凹部8に対応した形状に形成されており、その表面には補強鋼板11が配設されている。
これにより、変位許容部7においては、凹部8と凸部9とによっていわばヒンジが構成され、上側に位置する杭部材5と下側に位置する杭部材5とがこの部分で折れ曲がって変位するのを許容する構成となっている。
【0014】
さらに、各杭部材5には、その中心軸線に沿って延在する穴12が形成されている。そして、杭3を構成するため上下方向に連続配置された杭部材5,5,5には、それぞれに形成された穴12にワイヤー13が連続して挿通されている。このワイヤー13は、その下端部が、杭3の先端部3b側に位置する杭部材5の内部に固定されている。
【0015】
このような変位許容部7,7を備えた各杭3においては、地震等により水平外力が作用した場合に特に大きなせん断力が作用する杭頭部3aと先端部3bとにそれぞれ変位許容部7がされており、前記水平外力が大きく作用した場合には、図2(b)に示したように、変位許容部7においてその上下の杭部材5,5が折れ曲がって変位するようになっている。
【0016】
次に、上記杭3の施工方法について説明する。
図3に示すように、杭3を構築するには、まず、従来通常の杭と同様に、セメントミルクあるいはベントナイト液注入等、孔壁の崩壊を防ぐための種々周知の工法を用いて地盤Gに所定深さの杭孔20を掘削する。この杭孔20内には、アースオーガ等による杭孔20の掘削時に少なくともその底部に根固め液を注入しておく。
【0017】
一方、この杭孔20内に挿入すべき杭3は、これを構成する杭部材5,5,5を予めプレキャストコンクリートで製造しておく。そして、現場においてはこれら杭部材5,5,5の穴12,12,12内にワイヤー13を通し、このワイヤー13を緊張させることによって、杭部材5,5,5の接続部が動かないように拘束しておく。
【0018】
続いて、杭孔20内に杭3を挿入するが、これに際しては挿入時に杭3を構成する杭部材5,5,5が分解・落下しないように、ワイヤーネット21等を用いる。このワイヤーネット21は、上下方向に延在する縦ワイヤー21aと、周方向に延在するフープワイヤー21bとから形成されている。そして、縦ワイヤー21aは、杭3の周方向等間隔毎に例えば3本配置され、その下端部において一体に接続されている。また、フープワイヤー21bは、各杭部材5の上端部と下端部とに位置するよう配置されて、それぞれ縦ワイヤー21aと交差する部分でこれに接合されている。
杭孔20の周囲には環状の反力フレーム22が設置され、この反力フレーム22上に備えられた3台(図3には2台のみを図示)のウインチ23によって、ワイヤーネット21の各縦ワイヤー21aが、巻取り・繰出されるようになっている。
【0019】
このようなワイヤーネット21の縦ワイヤー21aとフープワイヤー21bとで杭3を構成する杭部材5,5,5を包み込むようにして吊下し、各ウインチ23で3本の縦ワイヤー21aを繰り出しつつ、杭3を杭孔20内に圧入していく。このとき、3台のウインチ23の動作を各々制御することによって、杭3の鉛直度を確保するようにする。
【0020】
このようにして杭3を杭孔20内の所定深さまで挿入した後、ワイヤーネット21の縦ワイヤー21aからウインチ23を取り外し、反力フレーム22を撤去する。さらに、杭孔20内の杭3の周囲空間にセメントミルクあるいは土砂等を注入し、杭3を固定する。
【0021】
上記のようにして、図1に示したように、杭基礎2を構成する全ての杭3を構築した後、フーチング(図示なし)を形成して杭3の杭頭部3aを固定した後、ワイヤー13(図2参照)を緩め、杭部材5,5,5の接続部における変位を自在な状態とすることにより、構造物1の杭基礎2の構築が完了する。
【0022】
上述した杭構造では、杭3が、上下方向に連続配置させた複数の杭部材5,5,5から構成され、各杭部材5,5どうしの接続部が、杭頭部3aおよび先端部3bの近傍に位置するよう設けられて、この接続部には上下の杭部材5,5がこの部分で折れ曲がって変位するのを許容する変位許容部7が設けられた構成となっている。
このようにして、変位許容部7を、地震等による水平外力が杭3に作用した場合にその断面方向のせん断力や曲げモーメントが大きく作用する杭頭部3aおよび先端部3bの近傍に配設することによって、水平外力が過大に作用しても、変位許容部7で杭部材5,5が折れ曲がって変位し、これにより杭3に作用するせん断力や曲げモーメントを小さくすることができる(図10のグラフ参照)。このように予め杭3が変位を許容できる構造としておくことによって、従来のようにせん断力や曲げモーメントに耐え得るために杭強度の向上を図ることなく、地震による杭3の破損等の被害を被るのを防止することができ、杭3を経済的なものとすることができる。
しかも、このように杭3が変位許容部7で折れ曲がっても、鉛直荷重に対してはその支持機能を十分に発揮することができ、杭3の本来の機能を維持できるようになっている。
【0023】
また、変位許容部7が、杭部材5,5どうしの接続部の上側に位置する杭部材5の下端部に凹部8が形成され、下側に位置する杭部材5の上端部に凸部9が形成されて、凹部8に凸部9が挿入された構成となっている。これにより、杭部材5,5どうしの接続部においては、これら凹部8と凸部9とによってヒンジのごとき機能を発揮することができ、上下二本の杭部材5,5がこの接続部で折れ曲がって変位するのを許容することができる。しかも上側に凹部8を配し下側に凸部9を配した構成としたので、この変位許容部7に周囲地盤から土砂が混入するのを防ぐことができ、その機能が損なわれるのを防止することができる。
【0024】
なお、上記第一の実施の形態において、杭部材5,5どうしの接続部に設けた変位許容部7を、上側に凹部8を配し下側に凸部9を配する構成としたが、これら凹部8,凸部9の上下を逆転させた構成としてもよい。
【0025】
また、杭3の施工方法については、上記の形態に限定されるものではなく、他の施工方法を適用してもよい。例えば、図4に示すように、地盤Gに、アースドリル工法,リバース工法等各種工法を用いて杭孔25を掘削し、この杭孔25内に円筒状のケーシングチューブ26を建て込み、この後にこのケーシングチューブ26をガイドとして杭部材5を順次吊り降ろして杭3を構築するようにしてもよい。もちろん、このケーシングチューブ26は、杭孔25の上部のみに設けてもよい。
またこの場合、各杭部材5を吊り降ろすには、例えば図5に示すような保持装置27を用いてもよい。保持装置27は、円筒状で下面に開口部28aが形成されたケーシング28内に、開閉自在なバケット29がバネ30を介して取り付けられた構成となっている。このような保持装置27は、無負荷時においてはバケット29が開いた状態となっている。そして、図5(b)に示すように、杭部材5の上部に設けられたフック31をバケット29間に挟み込んで、この保持装置27をクレーン等で吊り上げると、バケット29が締まってフック31をつかみ、杭部材5を保持できるようになっている。
図4に示したように、このような保持装置27で杭部材5を保持して杭孔25のケーシングチューブ26内に挿入し、杭部材5の荷重が、杭孔25の底部又は先に挿入された他の杭部材5にかかると、図5(b)に示した保持装置27のバケット29が開いて杭部材5のフック31の保持を解放することができる。
【0026】
さらに、上記第一の実施の形態において、変位許容部7を、杭3の杭頭部3aと先端部3bの近傍にのみ設ける構成としたが、その数および位置については何ら限定するものではない。
例えば図6に示すように、地盤G中に中間支持層G3が存在する場合、杭3’の杭頭部3a’、先端部3b’だけでなく、中間支持層G3と軟弱層G1との境界部近傍にも変位許容部7を配設する構成としてもよい。この中間支持層G3と軟弱層G1との境界部においては、地盤剛性が急変しているため、地震発生時等にはこの境界部で杭3’に大きなせん断力が作用する。この境界部近傍に変位許容部7を設けることによって、地震による水平外力が過大に作用したときに、この部分においても杭3’を変位させて、上記第一の実施の形態における杭3(図1参照)と同様、作用するせん断力や曲げモーメントを小さくして杭3’が破損等の被害を被るのを防止することができ、杭3’を経済的なものとすることができる。
【0027】
[第二の実施の形態]
次に、本発明に係る杭構造の第二の実施の形態について説明する。ここでは、杭が、杭部材どうしの接合部に設けた変位許容部でずれて変位する構成とする場合の例を用いて説明する。以下に説明する第二の実施の形態において、前記第一の実施の形態と共通する構成については同符号を付し、その説明を省略する。
【0028】
図7に示すように、構造物1の基礎である杭基礎2’は、複数本の杭33から構成されている。
各杭33は、杭頭部33aが構造物1の下面に一体化され、先端部33bが硬質支持層G2に根入れされている。そして、各杭33は、上下方向に複数(例えば3本)の杭部材35,35,35が連続配置された構成となっている。そして、これら杭部材35,35,35どうしの接続部は、杭33の杭頭部33aの近傍と、先端部33bの近傍とに位置するよう設けられており、各接続部には変位許容部37が設けられている。
【0029】
図8に示すように、互いに上下に位置する二本の杭部材35,35どうしの接続部に設けられた変位許容部37は、上側に位置する杭部材35の下端部に形成された平滑面38と、下側に位置する杭部材35の上端部に形成された平滑面39とから構成されている。そして、これら平滑面38,39には、補強鋼板40,41が配設されている。
これにより、変位許容部37においては、上側に位置する杭部材35と下側に位置する杭部材35とがこの部分で杭33の軸線と直交する方向にずれて変位するのを許容する構成となっている。
【0030】
さらに、各杭部材35には、その中心軸線に沿って延在する穴12が形成され、杭33を構成するため上下方向に連続配置された杭部材35,35,35においては、穴12,12,12にワイヤー13が連続して挿通されている。
【0031】
図7に示したように、このような変位許容部37,37を備えた各杭33においては、地震等により水平外力が作用した場合に、特に大きなせん断力が作用する杭頭部33aと先端部33bとにそれぞれ変位許容部37がされており、前記水平外力が大きく作用した場合には変位許容部37においてその上下の杭部材35,35がずれて変位するようになっている。
【0032】
なお、上記杭33を構築するには、前記第一の実施の形態における杭3と同様の施工方法を用いればよい。
【0033】
上述した杭構造では、杭33が、上下方向に連続配置させた複数の杭部材35,35,35から構成され、各杭部材35,35どうしの接続部には上下の杭部材35,35がずれて変位するのを許容する変位許容部37が設けられた構成となっている。これにより、前記第一の実施の形態における杭3(図1参照)と同様、地震等による水平方向の外力が過大に作用しても、変位許容部37で杭部材35,35がずれて変位することによって、杭33に作用するせん断力や曲げモーメントを小さくして杭33が破断するのを防ぎ、杭33としての機能を維持でき、杭33を経済的なものとすることができる。
【0034】
なお、上記第二の実施の形態において、杭33に変位許容部37を、杭頭部33aと先端部33bの近傍にのみ設ける構成としたが、前記第一の実施の形態と同様、その数および位置については何ら限定するものではなく、例えば図9に示す杭33’のように、地盤G中に中間支持層G3が存在する場合、中間支持層G3と軟弱層G1との境界部近傍の地盤剛性が急変する部分にも変位許容部37を配設する構成としてもよい。
【0035】
また、上記第一および第二の実施の形態において、変位許容部7,37を、杭3,3’,33,33’の杭頭部3a,3a’,33a,33a’、先端部3b,3b’,33b,33b’、および中間支持層G3と軟弱層G1との境界部近傍に配設する構成としたが、これに限定するものではない。例えば、上記以外にも水平外力によるせん断力や曲げモーメントが集中する箇所があればその位置に変位許容部7,37を配設するようにしてもよいし、それ以外にも変位許容部7,37を多数設ける構成としてもよい。
【0036】
さらに、上記第一および第二の実施の形態において、構造物1を軟弱な地盤上に構築する場合の例を用いたが、もちろん、その地盤の性状については限定する意図はなく、本発明に係る杭構造は、当然のことながら普通地盤にも適用可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る杭構造によれば、杭を、上下方向に連続配置させた複数の杭部材から構成し、各杭部材どうしの接続部に、その上下二本の杭部材がこの接続部で折れ曲がる変位又はずれる変位を許容する変位許容部を設ける構成とした。
このようにして、変位許容部を、杭の頭部や先端部等、地震等による水平方向の外力が杭に作用した場合に杭の断面方向のせん断力や曲げモーメントが大きく作用する箇所に配設することによって、水平外力が過大に作用しても、杭が変位許容部で変位することによってこの杭に作用するせん断力や曲げモーメントを小さくして、その機能を維持できるようになっている。このように予め杭が変位を許容できる構造としておくことによって、従来のようにせん断力や曲げモーメントに耐え得るための強度の向上を図ることなく、地震による杭の破損等の被害を被るのを防止することができ、杭を経済的なものとすることができる。
【0038】
また、請求項1に係る杭構造は、変位許容部が、接続部の上側に位置する杭部材の下端部に凹部を形成し、下側に位置する杭部材の上端部に凸部を形成し、凹部に凸部を挿入した構成となっている。これにより、杭部材どうしの接続部においては、これら凹部と凸部とによってヒンジのごとき機能を発揮することができ、上下二本の杭部材がこの接続部で折れ曲がって変位するのを許容することができる。しかも、上側に凹部を配し、下側に凸部を配した構成としたので、この変位許容部に周囲地盤から土砂が混入するのを防ぐことができ、その機能が損なわれるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る杭構造を適用した構造物の杭基礎の第1の実施の形態を示す立断面図である。
【図2】前記杭基礎を構成する杭を示す図であって、(a)通常時、(b)変位時の状態をそれぞれ示す立面図である。
【図3】前記杭の施工方法の一例を示す立断面図である。
【図4】前記杭の施工方法の他の一例を示す立断面図である。
【図5】図4に示した施工方法に用いる保持装置の一例を示す立断面図である。
【図6】本発明に係る杭構造を適用した構造物の杭基礎の第1の実施の形態における他の例を示す立断面図である。
【図7】本発明に係る杭構造を適用した構造物の杭基礎の第2の実施の形態を示す立断面図である。
【図8】前記杭基礎を構成する杭の変位許容部を示す立面図である。
【図9】本発明に係る杭構造を適用した構造物の杭基礎の第2の実施の形態における他の例を示す立断面図である。
【図10】本発明に係る杭構造と従来の杭構造とにおいて、杭に作用する曲げモーメントの大きさを比較するためのグラフである。
【符号の説明】
1 構造物
3,3’,33,33’ 杭
5,35 杭部材
7,37 変位許容部
8 凹部
9 凸部
G 地盤
Claims (1)
- 構造物を支持するため地盤中に構築される杭の構造であって、
前記杭が、上下方向に連続配置させた複数の杭部材から構成され、前記各杭部材どうしの接続部には、その上下二本の前記杭部材がこの接続部で折れ曲がる変位又はずれる変位を許容する変位許容部が設けられ、
前記変位許容部が、前記接続部の上側に位置する前記杭部材の下端部に凹部が形成され、前記接続部の下側に位置する前記杭部材の上端部に前記凹部に対応する凸部が形成されて、前記凹部に前記凸部が挿入された構成となっていることを特徴とする杭構造。
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|---|---|---|---|
| JP33121296A JP3622385B2 (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 杭構造 |
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