JP3621461B2 - ガラスプロテクター固定構造 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、腕時計等のガラスプロテクター固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のガラスプロテクター固定構造として実開平1−120689号公報に開示された技術がある。この開示技術は、図14及び図15に示すようにガラスプロテクター60を時計ケース61の上面に張り渡し、このガラスプロテクター60の両端部62、63を時計ケース61の両側面を通り裏面側に折り曲げて係脱可能に引っ掛けることにより、ガラスプロテクター60を時計ケース61に装着したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のガラスプロテクター固定構造にあっては、ガラスプロテクター60を時計ケース61に装着するのに、ガラスプロテクター60の両端部62、63を時計ケース61の両側面を通り裏面側に折り曲げて係脱可能に引っ掛けるようにしているために、デザイン変化に乏しいし、また、時計を腕に装着したとき、前記ガラスプロテクター60の両端部62、63の外側が腕に当たり、装着感が悪いし、さらには、前記ガラスプロテクター60の時計ケース61への固定が不確実になるという問題点があった。
【0004】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とするところは、時計を腕に装着したときの装着感が良好になり、しかも、ガラスプロテクターの時計ケースへの固定が確実になるガラスプロテクター固定構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係わるガラスプロテクター固定構造は、連結部の両端部に立上げ線部とその上端面部に係止凹部をそれぞれ形成したプロテクター係止部材をベゼルのプロテクター固定部に複数装着すると共に、プロテクター係止部材を前記ベゼルを介して時計ケースに固定し、プロテクター部とその左右の先側に係止突起部とが形成されたガラスプロテクターをガラスの上面を覆うようにすると共に、前記係止突起部を前記係止凹部に係脱可能に係止したことを特徴とする。
【0006】
また、上記の目的を達成するために、本発明に係わるガラスプロテクター固定構造は、ベゼルにプロテクター固定部を複数形成し、ガラスプロテクターの弾性を利用してこのガラスプロテクターを前記プロテクター固定部に固定したことを特徴とする。
【0007】
また、上記の目的を達成するために、本発明に係わるガラスプロテクター固定構造は、ガラスプロテクターを線材を屈曲成形して構成したことを特徴とする。
【0008】
そして、前記ガラスプロテクターのガラスの上面を覆うプロテクター部に模様、絵柄、文字、マークの少なくとも一つを形成してもよい。
【0009】
【作用】
かかる構成により、時計を腕に装着したとき、前記ガラスプロテクターの両端部が腕に当たることがなく装着感が良好ななるし、さらには、前記ガラスプロテクターの時計ケースへの固定が確実になる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】
(実施例1)
図1は本発明に係わるガラスプロテクター固定構造(実施例1)を備えた腕時計の斜視図、図2の(1)は同腕時計の一部省略した断面図、図2の(2)は (1)のP部の拡大図、図3は同腕時計のベゼルの平面図、図4はガラスプロテクターの斜視図、図5は本発明に係わるガラスプロテクター固定構造(実施例1)を備えた腕時計の分解斜視図である。
【0012】
腕時計1は時計ケース(外胴)2を備えており、この時計ケース2の上部には周壁部3が形成してあり、この周壁部3の外側にはベゼル装着部4が形成してあり、また、ベゼル装着部4の内側には見返部5とガラス装着部6と段部7と裏蓋装着部8とが形成してある。
【0013】
前記ベゼル装着部4は水平面部4Aと垂直面部4Bとを有し、この垂直面部4Bが逆テーパに形成してある。前記ガラス装着部6は水平面部6Aと垂直面部6Bとを有し、前記段部7は水平面部7Aと垂直面部7Bとを有している。
【0014】
そして、前記時計ケース2の裏蓋装着部8にはシール部材9を介して裏蓋10が装着してあり、また、前記見返部5が文字板11Aを介してモジュール11の上側周部を押さえている。そして、前記ガラス装着部6の水平面部6Aにはガラス(風防ガラス)12が載せてあり、このガラス12の周面部と前記垂直面部6Bとの間にはシール部材13が介装してある。
【0015】
また、ベゼル14は図2及び図3に示すようにリング状のベゼル本体15を有しており、このベゼル本体15の下部には嵌合部16が形成してあり、この嵌合部16の内周部16aが逆テーパに形成されている。また、ベゼル本体15の上部にはこのベゼル本体15の中心に向かって突出する庇状の表示部17が形成してある。この表示部17の内周部には、切欠き部よりなるプロテクター挿入部18L、18Rが左右にそれぞれ一対形成してあって、左の一対のプロテクター挿入部18Lとこれらプロテクター挿入部18Lに挟まれた表示部17の左側部位17Lとで左のプロテクター固定部20Lを形成しており、右の一対のプロテクター挿入部18Rとこれらプロテクター挿入部18Rに挟まれた表示部17の右側部位17Rとで右のプロテクター固定部20Rを形成している。
【0016】
ガラスプロテクター21を図4に示す。このガラスプロテクター21は線材を屈曲成形して、略平行な一対のプロテクター部22、23と、これのプロテクター部22、23の左右に位置する係止部24L、24Rを形成して成り、左の係止部24Lは、前記プロテクター部22、23に略直交する連結部でもある係止線部26の両端に立上り線部27、28を形成して成り、これらの立上り線部27、28がプロテクター部22、23の左端部に連なっている。また、右の係止部24Rは、両線端部29、30から成る係止線部31の両端に立上り線部32、33を形成して成り、これらの立上り線部32、33がプロテクター部22、23の右端部に連なっている。
【0017】
そして、前記ガラスプロテクター21を前記ベゼル14の下から、その左の係止部24Lを左のプロテクター固定部20Lに、右の係止部24Rを右のプロテクター固定部20Rにそれぞれ係止し、前記ベゼル14の嵌合部16の逆テーパ状の内周部16aを前記ベゼル装着部4の逆テーパ状の垂直面部4Bに嵌合して前記ベゼル14がベゼル装着部4に設けてあり、前記ガラスプロテクター21が腕時計1に装着されている。
【0018】
この場合、前記ベゼル14の表示部17の下面部17aは前記段部7の水平面部7Aに対向していて、左右に断面コ字形状の空間部19が形成してあり、左の空間部19に左の係止部24Lが挿入されており、右の空間部19と右の係止部24Rが挿入されている。そして、左の係止部24Lの立上り線部27、28が左のプロテクター固定部20Lの一対のプロテクター挿入部18Lに挿入されると共に、前記係止線部26が左の空間部19に挿入されるし、右の係止部24Rの立上り線部32、33が右のプロテクター固定部20Rの一対のプロテクター挿入部18Rに挿入されると共に、前記係止線部31が右の空間部19に挿入され、前記プロテクター部22、23が前記ガラス12の表面を横切り、このガラス12を保護している。
【0019】
上記の実施例1によれば、ベゼル14を時計ケース2に装着することにより前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定ができるし、ベゼル14を時計ケース2から外すことにより前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定を解除することができる。また、時計を腕に装着したとき、前記ガラスプロテクター21の両端部が腕に当たることがなく装着感が良好ななるし、さらには、前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定が確実になる。しかも、ベゼル14を外して前記ガラスプロテクター12の時計ケース2への固定を解除すると同時に、ガラス12の外し(交換)が可能になる。
【0020】
(実施例2)
本発明のガラスプロテクター固定構造の実施例2を図6乃至図8に示す。この実施例2におけるガラスプロテクター21は、線材から成る一対のプロテクター部22、23をその左右において連結材22a、23aで互いに連結し、これのプロテクター部22、23の左右に係止部24L、24Rを形成して成る。
【0021】
そして、左の係止部24Lは、前記プロテクター部22、23の左端部を略直角に曲げて立上り線部34L、35Lを形成し、前側の立上り線部34Lの先側を前方に略直角に曲げて係止線部36Lを形成し、後側の立上り線部35Lの先側を後方に略直角に曲げて係止線部37Lを形成して構成されている。
【0022】
また、右の係止部24Rは、前記プロテクター部22、23の右端部を略直角に曲げて立上り線部34R、35Rを形成し、前側の立上り線部34Rの先側を前方に略直角に曲げて係止線部36Rを形成し、後側の立上り線部35Rの先側を後方に略直角に曲げて係止線部37Rを形成して構成されている。
【0023】
また、実施例2においては、前記ベゼル14は、その嵌合部16の逆テーパ状の内周部16aを前記ベゼル装着部4の逆テーパ状の垂直面部4Bに嵌合してベゼル装着部4に設けてある。しかも、前記表示部17の内周部には、切欠き部よりなるプロテクター挿入部18L、18Rが左右にそれぞれ一対形成してあるが、これらのプロテクター挿入部18L、18Rの大きさは、前記ガラスプロテクター21の係止線部36L、37L、36R、37Rの長さ寸法よりやや大きくしてある。そして、左の一対のプロテクター挿入部18Lとこれらプロテクター挿入部18Lの外方に位置する表示部17の下面部とで左のプロテクター固定部20Lを形成しており、右の一対のプロテクター挿入部18Rとこれらプロテクター挿入部18Rの外方に位置する表示部17の下面部とで右のプロテクター固定部20Rを形成している。
【0024】
したがって、前記ガラスプロテクター21の立上り線部34L、35L、34R、35Rを指で挟んで図7に点線で示すように内方に弾性変形させた状態で前記係止線部36L、37L、36R、37Rをプロテクター挿入部18L、18Rに挿入して、指を離して立上り線部34L、35L、34R、35Rを外方に弾性復帰させることにより、係止線部36L、37Lを左のプロテクター固定部20Lに、係止線部36R、37Rを右のプロテクター固定部20Rにそれぞれ挿入係止して、前記ガラスプロテクター21が腕時計1に装着されていて、前記プロテクター部22、23が前記ガラス12の表面を横切り、このガラス12を保護している。
【0025】
上記の実施例2によれば、ガラスプロテクター21を指で挟んでこのガラスプロテクター21の弾性による前記プロテクター固定部20L、20Rへの固定を解除することが可能になる。また、時計を腕に装着したとき、前記ガラスプロテクター21の両端部が腕に当たることがなく装着感が良好ななるし、さらには、前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定が確実になる。しかも、ベゼル14を外して前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定を解除すると同時に、ガラス12の外し(交換)が可能になる。
【0026】
(実施例3)
本発明のガラスプロテクター固定構造の実施例3を図9乃至図11に示す。この実施例3におけるガラスプロテクター固定構造は、ガラスプロテクター21を固定するための固定手段に前記ベゼル14が有するプロテクター係止部20L、20Rではなく、このベゼル14に取り付けられた別のプロテクター係止部材38L、38Rを用いている。
【0027】
すなわち、左のプロテクター係止部材38Lは連結部39Lの両端部に立上げ線部40、41を形成し、これらの立上げ線部40、41の上端面部に係止凹部42を形成して構成されている。右のプロテクター係止部材38Rは連結部39Rの両端部に立上げ線部43、44を形成し、これらの立上げ線部43、44の上端面部に係止凹部42を形成して構成されている。
【0028】
また、前記ガラスプロテクター21は、線材から成る一対のプロテクター部22、23をその左右において連結材22a、23aで互いに連結し、これのプロテクター部22、23の左右に係止部24L、24Rを形成して成る。
【0029】
そして、左の係止部24Lは、前記プロテクター部22、23の左端部を略直角に曲げて立上り線部34L、35Lを形成し、これら立上り線部34L、35Lの先側に係止突起部46を形成して構成されている。また、右の係止部24Rは、前記プロテクター部22、23の右端部を略直角に曲げて立上り線部34R、35Rを形成し、これら立上り線部34R、35Rの先側に係止突起部46を形成して構成されている。
【0030】
そして、前記係止部材38L、38Rを前記ベゼル14の下から、その左のプロテクター係止部材38Lを左のプロテクター係止部20Lに、右のプロテクター係止部材38Rを右のプロテクター係止部20Rにそれぞれ係止し、前記ベゼル14の嵌合部16の逆テーパ状の内周部16aを前記ベゼル装着部4の逆テーパ状の垂直面部4Bに着脱可能に嵌合して前記ベゼル14がベゼル装着部4に設けてあり、前記プロテクター係止部材38L、38Rが腕時計1に装着されている。
【0031】
この場合、左のプロテクター係止部材38Lの立上り線部40、41が左のプロテクター係止部20Lの一対のプロテクター挿入部18Lに挿入されると共に、右のプロテクター係止部材38Rの立上り線部43、44が右のプロテクター係止部20Rの一対のプロテクター挿入部18Rに挿入される。
【0032】
そして、前記ガラスプロテクター21は、これの係止突起部46を、左右のプロテクター係止部材38L、38Rの立上り線部40、41、43、44の係止凹部42に係止して腕時計1に装着されており、前記プロテクター部22、23が前記ガラス12の表面を横切り、このガラス12を保護している。
【0033】
上記の実施例3によれば、プロテクター係止部材38L、38Rをベゼル14に装着し、このプロテクター係止部材38L、38Rにガラスプロテクター21を係脱可能に係止したことにより、ガラスプロテクター21をプロテクター係止部材38L、38Rに係脱可能に係止して、このガラスプロテクター21を固定し、ガラスプロテクター21をプロテクター係止部材38L、38Rから外すことによりガラスプロテクター21の固定を解除することが可能になる。また、時計を腕に装着したとき、前記ガラスプロテクター21の両端部が腕に当たることがなく装着感が良好になるし、さらには、前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定が確実になる。しかも、ベゼル14を外して前記ガラスプロテクター21(プロテクター系支部剤38L、38R)の時計ケース2への固定を解除すると同時に、ガラス12の外し(交換)が可能になる。
【0034】
(実施例4)
本発明のガラスプロテクター固定構造の実施例4を図12乃至図13に示す。この実施例4におけるガラスプロテクター固定構造が、上記した実施例1のガラスプロテクター固定構造構成と異なる点はガラスプロテクター21の構成である。
【0035】
すなわち、このガラスプロテクター21は、プロテクター部47と、これのプロテクター部47の左右に位置する係止部48L、48Rを形成して構成されており、プロテクター部47は平行する側線部49、50間に模様部51を形成して成り、左の係止部48Lは、前記プロテクター部47に略直交する連結部でもある係止線部52の両端方に立上り線部53、54を形成して成り、これらの立上り線部53、54がプロテクター部47の側線部49、50の左端部に連なっている。また、右の係止部48Rは、両線端部55、56から成る係止線部57の両端方に立上り線部58、59を形成して成り、これらの立上り線部58、59がプロテクター部47の側線部49、50の右端部に連なっている。
【0036】
そして、前記ガラスプロテクター21を前記ベゼル14の下から、その左の係止部48Lを左のプロテクター係止部20Lに、右の係止部48Rを右のプロテクター係止部20Rにそれぞれ係止し、前記ベゼル14の嵌合部16の逆テーパ状の内周部16aを前記ベゼル装着部4の逆テーパ状の垂直面部4Bに嵌合して前記ベゼル14がベゼル装着部4に設けてあり、前記ガラスプロテクター21が腕時計1に装着されいる、これにより前記プロテクター部47が前記ガラス12の表面を横切り、このガラス12を保護している。
【0037】
上記の実施例4によれば、ベゼル14を時計ケース2に装着することにより前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定ができるし、ベゼル14を時計ケース2から外すことにより前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定を解除することができる。また、時計を腕に装着したとき、前記ガラスプロテクター21の両端部が腕に当たることがなく装着感が良好になるし、さらには、前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定が確実になる。しかも、ベゼル14を外して前記ガラスプロテクター21の時計ケース2への固定を解除すると同時に、ガラス12の外し(交換)が可能になる。
【0038】
また、前記ガラスプロテクター21のガラス12の上面を覆うプロテクター部47に模様部51を形成することにより、デザイン変化に富み、面白さ、意外性がでて購買性を高めることが可能になる。
【0039】
なお、実施例4において前記ガラスプロテクター21のガラス12の上面を覆うプロテクター部47に模様部51を形成したが、この模様部51に限らず、絵柄、文字、マークでもよい。また、実施例4に限らず、実施例1、実施例2、実施例3においても、前記ガラスプロテクター21に模様部51、絵柄、文字、マークの少なくとも一つを形成してもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係わるガラスプロテクター固定構造は、ガラスの上面を覆うプロテクター部を有するガラスプロテクターをベゼルを介して時計ケースに固定したから、ベゼルを時計ケースに装着することにより前記ガラスプロテクターの時計ケースへの固定ができるし、ベゼルを時計ケースから外すことにより前記ガラスプロテクターの時計ケースへの固定を解除することができる。また、時計を腕に装着したとき、前記ガラスプロテクターの両端部が腕に当たることがなく装着感が良好になるし、前記ガラスプロテクターの時計ケースへの固定が確実になる。しかも、ベゼルを外して前記ガラスプロテクターの時計ケースへの固定を解除すると同時に、ガラスの外し(交換)が可能になる。
【0041】
また、本発明に係わるガラスプロテクター固定構造は、ベゼルにプロテクター固定部を複数形成し、ガラスプロテクターの弾性を利用してこのガラスプロテクターを前記プロテクター固定部に固定したことにより、ガラスプロテクターを指で挟んでこのガラスプロテクターの弾性による前記プロテクター固定部への固定を解除することが可能になる。また、時計を腕に装着したとき、前記ガラスプロテクターの両端部が腕に当たることがなく装着感が良好になるし、さらには、前記ガラスプロテクターの時計ケースへの固定が確実になる。しかも、ベゼルを外して前記ガラスプロテクターの時計ケースへの固定を解除すると同時に、ガラスの外し(交換)が可能になる。
【0042】
また、本発明に係わるガラスプロテクター固定構造は、プロテクター係止部材をベゼルに装着し、このプロテクター係止部材にガラスプロテクターを係脱可能に係止したことにより、ガラスプロテクターをプロテクター係止部材に係脱可能に係止して、このガラスプロテクターを固定し、ガラスプロテクターをプロテクター係止部材から外すことによりガラスプロテクターの固定を解除することが可能になる。また、時計を腕に装着したとき、前記ガラスプロテクターの両端部が腕に当たることがなく装着感が良好になるし、さらには、前記ガラスプロテクターの時計ケースへの固定が確実になる。しかも、ベゼルを外して前記ガラスプロテクターの時計ケースへの固定を解除すると同時に、ガラスの外す(交換)が可能になる。
【0043】
そして、前記ガラスプロテクターを線材を屈曲成形して構成することにより、ガラスプロテクターの構成が簡単になり製作費も安価になる。
【0044】
また、前記ガラスプロテクターのガラスの上面を覆うプロテクター部に模様、絵柄、文字、マークの少なくとも一つを形成することにより、デザイン変化に富み、面白さ、意外性がでて購買性を高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるガラスプロテクター固定構造を備えた腕時計の斜視図である。
【図2】(1)は同腕時計の一部省略した断面図である。
(2)は(1)のP部の拡大図である。
【図3】同腕時計のベゼルの平面図である。
【図4】ガラスプロテクターの斜視図である。
【図5】本発明に係わるガラスプロテクター固定構造(実施例1)を備えた腕時計の分解斜視図である。
【図6】本発明に係わるガラスプロテクター固定構造(実施例2)を備えた腕時計の分解斜視図である。
【図7】同ガラスプロテクター固定構造(実施例2)におけるガラスプロテクター固定前の操作説明図でる。
【図8】同ガラスプロテクター固定構造(実施例2)におけるガラスプロテクター固定後の説明図でる。
【図9】本発明に係わるガラスプロテクター固定構造(実施例3)を備えた腕時計の分解斜視図である。
【図10】同ガラスプロテクター固定構造(実施例3)におけるガラスプロテクターとプロテクター係止部材との組み合わせ状態の斜視図である。
【図11】図10のA部の拡大図である。
【図12】本発明に係わるガラスプロテクター固定構造(実施例4)を備えた腕時計の分解斜視図である。
【図13】同ガラスプロテクター固定構造(実施例4)におけるガラスプロテクターの斜視図である。
【図14】従来のガラスプロテクター固定構造によりガラスプロテクターを装着した腕時計の平面図である。
【図15】同腕時計の裏面図である。
【符号の説明】
2 時計ケース
4 ベゼル装着部
14 ベゼル
20L、20R プロテクター固定部
21 ガラスプロテクター
24L、24R 係止部
Claims (4)
- 連結部の両端部に立上げ線部とその上端面部に係止凹部をそれぞれ形成したプロテクター係止部材をベゼルのプロテクター固定部に複数装着すると共に、プロテクター係止部材を前記ベゼルを介して時計ケースに固定し、プロテクター部とその左右の先側に係止突起部とが形成されたガラスプロテクターをガラスの上面を覆うようにすると共に、前記係止突起部を前記係止凹部に係脱可能に係止したことを特徴とするガラスプロテクター固定構造。
- ベゼルにプロテクター固定部を複数形成し、ガラスプロテクターの弾性を利用してこのガラスプロテクターを前記プロテクター固定部に固定したことを特徴とするガラスプロテクター固定構造。
- 前記ガラスプロテクターを線材を屈曲成形して構成した請求項1又は請求項2記載のガラスプロテクター固定構造。
- 前記ガラスプロテクターのガラスの上面を覆うプロテクター部に模様、絵柄、文字、マークの少なくとも一つが形成されている請求項1又は請求項2又は請求項3記載のガラスプロテクター固定構造。
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