JP3619647B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3619647B2
JP3619647B2 JP32616797A JP32616797A JP3619647B2 JP 3619647 B2 JP3619647 B2 JP 3619647B2 JP 32616797 A JP32616797 A JP 32616797A JP 32616797 A JP32616797 A JP 32616797A JP 3619647 B2 JP3619647 B2 JP 3619647B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
frame
roller
roller base
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32616797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11159768A (ja
Inventor
裕一 大槻
孝昭 兵頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP32616797A priority Critical patent/JP3619647B2/ja
Publication of JPH11159768A publication Critical patent/JPH11159768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3619647B2 publication Critical patent/JP3619647B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子レンジ等の高周波加熱装置に関し、特に、加熱室の前面に位置し、加熱室内部に繋がる開口の一方側および他方側にドア支持部材を備える前面板を含む高周波加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高周波加熱装置は、主に、加熱室を含む本体と、本体の加熱室にアクセスするためのドアから構成される。図5に、高周波加熱装置の一例の電子レンジの本体の分解斜視図を示す。本体は、主に、加熱室50を囲む本体枠5と、本体枠5の外郭を覆うフレーム4と、本体枠5の底面を覆う底板10と、ユーザが高周波加熱装置を操作するために用いるスイッチ等が設けられたコントロールパネル(図示略)から構成される。
【0003】
本体枠5は、その前面に、前面板7を有している。前面板7は、加熱室50に対して上、下、左、右にそれぞれ位置し、かつ加熱室50の開口部に繋がる上枠71、下枠72、左枠73、右枠74を含む。また、750は、コントロールパネル(図示略)の配線を通すための配線用孔である。前面板7は、配線用孔750の右側にある右端枠75をさらに含む。そして、フレーム4は、本体枠5の外郭を覆う際、上枠71、左枠73および右端枠75を覆う。
【0004】
電子レンジに備えられるドアは、上枠71、下枠72、左枠73、右枠74により囲まれる開口(加熱室50の開口部)を開閉するために設けられる。また、電子レンジは、ドアが閉状態にあるとき前面板7に密着することにより、加熱室50内に放射される高周波の電波を加熱室50の外へ漏らさないように構成されている。
【0005】
このような本体の構成を有する従来の高周波加熱装置の中には、加熱室50の左右にある左枠73および右枠74に、当該ドアの支持部材を備えるものがあった。そして、左枠73上の支持部材と右枠74上の支持部材は、同様の力でドアを支えていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、左枠73と右枠74にドアを支持する支持部材を備えた従来の高周波加熱装置では、使用に伴って、右枠74のみが変形する場合があった。これは、右枠74の方が左枠73よりも強度が低くなるためである。つまり、左枠73の左右両端はフレーム4または加熱室50で支えられるが、コントロールパネルを設ける関係上、右枠74の右端をフレーム4で支えることができず、右枠74の右端を何によっても支えることができないためである。
【0007】
右枠74が変形すると、前面板7がドアと密着しなくなり、加熱室50内に放射される高周波の電波が加熱室50の外へ漏れるという問題が生じる。
【0008】
そこで、右枠74を厚くする等の設計変更を行なうことや、前面板7の材料を変更することが考えられるが、これにより、高周波加熱装置のコストが増加するという問題が生じる。
【0009】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、加熱室から高周波の電波を漏らさない高周波加熱装置を低コストで提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、食品を収納する本体枠で囲まれた加熱室と、前記本体枠の前面に位置し、前記加熱室に繋がる開口とコントロールパネルの配線を通すための配線用孔と前記開口のに位置する左枠と前記開口と前記配線用孔との間に位置し該左枠より強度の弱い右枠とを有する前面板と、前記本体枠の左右にそれぞれ取り付け、その最前部が前記左枠及び前記右枠に突当たるように設けられたローラ台と、前記左枠に突当たる前記ローラ台に形成された対向部と、前記右枠に突当たる前記ローラ台に形成されたストッパと、前記加熱室に繋がる開口を開閉するドアと、前記ドアの左右に設けられ、ドアアーム支点とドア回動支点とを有する回動板と、前記ローラ台に取り付けられ、一端を前記回動板の前記ドア回動支点に固定するドア支え板と、前記左枠側及び前記右枠側それぞれに配置し、一端を前記ローラ台にばねを介して取り付けられ、他端を前記ドアアーム支点に固定され、前記ドア開状態に前記ローラ台の対向部及びストッパに支持される対向部を有するドアアームと、前記ローラ台のそれぞれに取り付けられ、前記ドアアームと接するローラとを備え、前記ドアの開状態において、前記左枠側の前記ドアアームと前記ローラとの接点から前記ローラ台の対向部までの距離は、前記右枠側の前記ドアアームと前記ローラとの接点から前記ローラ台のストッパまでの距離より短いことを特徴としている。
【0011】
請求項1に記載の発明によると、前面板の材料を強固なものに変更しなくとも前面板が変形しにくくなり、使用に伴ったドアと前面板との位置関係の変化を抑えることができるため、加熱室から高周波の電波を漏らさない高周波加熱装置を低コストで提供することができる。
【0012】
また、容易に製造でき、かつ前面板が変形しにくく加熱室から高周波の電波を漏らさない高周波加熱装置を低コストで提供することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明にかかる加熱調理装置の構成に加えて、前記ローラ台の対向部の形成された位置は、前記ローラ台のストッパの位置より低く配置されていることを特徴としている。
【0014】
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の発明による作用に加えて、前記ドアアームが前記ローラ台のストッパに及ぼす力より大きな力がかかる前記ローラ台の対向部の位置を前記ストッパより低くすることにより、高周波加熱装置のバランスが調整される。
【0015】
請求項3に記載の発明は、食品を収納する本体枠で囲まれた加熱室と、前記本体枠の前面に位置し、前記加熱室に繋がる開口とコントロールパネルの配線を通すための配線用孔と前記開口のに位置する左枠と前記開口と前記配線用孔との間に位置し該左枠より強度の弱い右枠とを有する前面板と、前記本体枠の左右にそれぞれ取り付け、その最前部が前記左枠及び前記右枠に突当たるように設けられたローラ台と、前記左枠に突当たる前記ローラ台に形成された対向部と、前記右枠に突当たる前記ローラ台に形成されたストッパと、前記加熱室に繋がる開口を開閉するドアと、前記ドアの左右に設けられ、ドアアーム支点とドア回動支点とを有する回動板と、前記ローラ台に取り付けられ、一端を前記回動板の前記ドア回動支点に固定するドア支え板と、前記左枠側及び前記右枠側それぞれに配置し、一端を前記ローラ台にばねを介して取り付けられ、他端を前記ドアアーム支点に固定され、前記ドア開状態に前記ローラ台の対向部及びストッパに支持される対向部を有するドアアームと、前記ローラ台のそれぞれに取り付けられ、前記ドアアームと接するローラとを備え、前記ドアを開く際に、前記右枠側の前記ドアアームが前記ローラ台のストッパに力を及ぼすより先に、前記左枠側の前記ドアアームが前記ローラ台の対向部に力を及ぼすよう構成することを特徴としている。
【0016】
請求項3に記載の発明によると、請求項1と同様に、容易に製造でき、かつ前面板が変形しにくく加熱室から高周波の電波を漏らさない高周波加熱装置を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の加熱調理装置の実施の形態の一例を説明する。
【0018】
図1(a)に、本発明の加熱調理装置の一例の電子レンジの斜視図を示す。電子レンジ1は、主に、本体2とドア3とからなる。本体2には、本体2の外郭を覆うフレーム4と、コントロールパネル6と、底面で電子レンジ1を支持する複数の脚8が設けられている。なお、コントロールパネル6は、ユーザが電子レンジ1を操作するために、電子レンジ1の前面に設けられている。また、ドア3には、ユーザがドア3を開閉する際につかむ取手3aが設けられている。そして、図5は、図1の本体2の分解斜視図に相当する。
【0019】
図1(b)は、図1(a)のドア3が手前に開かれた状態を示している。ドア3の奥の本体2内部には、加熱室50が設けられている。また、電子レンジ1では、加熱室50内の食品を加熱するための図示せぬマグネトロンと、該マグネトロンに電力を供給する図示せぬトランスが、コントロールパネル6の奥、つまり加熱室50の右側に備えられている。
【0020】
また、加熱室50の前面には、加熱室50に繋がる開口を有する前面板7が備えられている。電子レンジ1は、ドア3が閉状態にあるときに前面板7に密着することにより、加熱室50から外部に高周波の電波を漏らさないように構成されている。
【0021】
次に、本体枠5とドア3の接続について説明する。本体枠5とドア3は、後述するドアアーム55、155で接続されている。なお、ドアアーム55、155は、本体枠5の左枠73、右枠74の一部に形成された図示せぬ開口をそれぞれ通って、本体枠5とドア3を接続している。
【0022】
図2に、上記のドアアーム55、155およびこれらの周辺の部材を示す。図2(a)は、本体枠5およびドア3の部分的な左側面図であり、図2(b)は、これらの部分的な右側面図である。なお、図2(a)、図2(b)は左枠73、右枠74に垂直な面を示しているが、左枠73、右枠74の図示は、省略している。また、図2(a)および図2(b)は、ともに、ドア3を開いた状態を示す。
【0023】
電子レンジ1では、本体枠5の左右壁面に、それぞれローラ台56、156が取付けられている。なお、ローラ台56は、その最前部である対向部56bが、前面枠7の左枠73(図5参照)に突当たるように設けられている。また、ローラ台156は、その最前部に、部分的に加熱室50とは反対側に折返されて形成されたストッパ156aを備えている。そして、ストッパ156aは、右枠74(図5参照)に突当たるように設けられている。
【0024】
ローラ台56、156上には、それぞれ、ドア支え板58、158の一部と、ローラ57、157が取付けられている。また、ばね59、159の一端は、それぞれローラ台56、156に取付けられ、他端は、それぞれドアアーム55、155の一端に取付けられている。
【0025】
ドア3は、左右に回動板31、131を備えている。回動板31、131上には、それぞれ、ドアアーム支点32、132とドア回動支点33、133が設けられている。そして、ドアアーム55、155の他端は、それぞれ、ドアアーム支点32、132に固定されている。また、ドア支え板58、158の一端は、それぞれ、ドア回動支点33、133に固定されている。
【0026】
ドア3を図2(a)および図2(b)に示す状態から閉状態にするとき、ドアアーム55は、ローラ57との接点を凹部55bに向けて移動させながら、ローラ57との接点を支点として、図の反時計方向に回転する。また、ドアアーム155は、ローラ157との接点を凹部155bに向けて移動させながら、ローラ157との接点を支点として、図の時計方向に回転する。なお、ローラ57、157のそれぞれ一端には、ローラ57、157上を移動するドアアーム55、155をガイドするためのローラガイド57a、157aが設けられている。そして、ドアアーム55、155は、それぞれ、ローラ台56、156とローラガイド57a、157aの間を通過する。なお、ドア3を閉じると、ローラ57、157は、それぞれドアアーム55、155上の凹部55b、155bに嵌め込まれる。
【0027】
以上、電子レンジ1では、主に、本体枠5、ドアアーム55、155、ローラ台56、156、ローラ57、157、回動板31、131およびドアアーム支点32、132により、ドア3と本体枠5の接続部材が構成されている。
【0028】
ドアアーム55には、その後部(図2(a)中では左部)が一部本体枠5側に折返され、折返し部55aが形成されている。そして、図2(a)に示すようにドア3が開状態にあるとき、折返し部55aは、ローラ台56の上部の対向部56aに引っ掛かる。また、図2(b)を参照して、ドア3が開状態にあるとき、ドアアーム155内の対向部155aがローラ台156のストッパ156aに突当たっている。
【0029】
以上のことから、ドア3が開状態にあるとき、ドア3は本体枠5上のローラ台56、156に設けられた対向部56a、ストッパ156aにより支持されることになる。なお、ローラ台56、156は、それぞれ左枠73、右枠74に突当たるように設けられている。したがって、対向部56a、ストッパ156aにドア3を支持するために前方向に力がかかった場合、その力は、左枠73、右枠74にそれぞれ伝えられる。
【0030】
一方、前面板7の構造から、右枠74の方が左枠73よりも強度が低くなる(図5参照)。そこで、電子レンジ1では、ストッパ156aにかかる力を対向部56aにかかる力よりも小さくし、右枠74に伝えられる力を左枠73に伝えられる力よりも小さくしている。つまり、電子レンジ1では、ある重量のドア3を対向部56a、ストッパ156aにより支持する場合に、右枠74の強度を左枠73の強度でカバーするようにして、右枠74の変形を抑えるようにしている。
【0031】
なお、ドアアーム55、155は、ドア3を支えるために、ばね59、159を引っ張る。しかし、上記の対向部56a、ストッパ156aにかかる力の大きさに比べて、ドアアーム55、155がばね59、159を引っ張る力は、通常、かなり小さいと考えられる。そこで、本実施の形態では、ドア3を支える際にドアアーム55、155が及ぼす力として、上記の2つの力のみを考慮し、ばね59、159を引っ張る力を考慮しないこととする。
【0032】
ドア3を支える場合には、ドアアーム55、155は、それぞれ梃子として働くと考えられる。ドア3が開いた状態では、ドアアーム55、155において、ドアアーム支点32、132との接点は力点となり、ローラ57、157との接点は支点となり、対向部56a、ストッパ156aとの接点は作用点となる。
【0033】
一方、梃子の原理では、力点から支点までの距離が等しくかつ力点に同じ力が加えられた場合、支点から作用点までの距離が近いほど作用点で作用する力は大きくなる。そこで、電子レンジ1では、開いた状態にあるドア3と本体枠5の接続部材において、左側の梃子(ドアアーム55)の支点から作用点までの距離(図2(a)中のA)の方が右側の梃子(ドアアーム155)の対応する距離(図2(b)中のB)よりも短くなっている。つまり、ローラ57から折返し部55aまでの距離(A)は、ローラ157から対向部155aまでの距離(B)よりも短くなっている。したがって、左側の梃子の作用点には、右側の梃子の作用点よりも大きな力が加えられる。つまり、ドアアーム55が対向部56aに及ぼす力とドアアーム155がストッパ156aに及ぼす力という2つの力では、前者の力の方が後者の力よりも大きくなる。
【0034】
これにより、電子レンジ1では、ドア3を支持する際に、右枠74に伝えられる力が左枠73に伝えられる力よりも小さくなる。そして、電子レンジ1がこのように構成されることから、前面板7が変形しにくくなる。前面板7が変形すると、前面板7とドア3との密着度が低下するため、加熱室50内の高周波の電波が加熱室50から外部へ漏れやすくなる不都合を生じるが、電子レンジ1では、この不都合を回避することができる。
【0035】
なお、ローラ57から折返し部55aまでの距離(A)とローラ157から対向部155aまでの距離(B)の比は、たとえば、A/B=3/10とすることができる。なお、電子レンジ1の全体的な構造から考えると、A/B=1/10〜3/10が好ましい範囲と考えられる。
【0036】
なお、電子レンジ1では、加熱室50の右側にある右枠74に伝えられる力が、左側にある左枠73に伝えられる力よりも小さくなるため、全体的なバランスに問題を生じる場合がある。そこで、電子レンジ1では、左枠73に力を及ぼす対向部56aの高さ(図3(a)のx)を、右枠74に力を及ぼすストッパ156aの高さ(図3(b)のy)よりも低くしている。つまり、ストッパ156aにかかる力よりも大きな力のかかる対向部56aの位置をストッパ156aの位置より低くすることにより、電子レンジ1の全体としてのバランスを調整している。なお、図3は、対向部56aとストッパ156aの高さを比較するために、図2から一部の符号を削除したものである。
【0037】
以上説明した本実施の形態では、ドア3により、前面板を含む面に交わる第1の方向に前面板の開口を開閉するためのドアが構成されている。ここで、第1の方向とは、図4の両矢印Pで示す、電子レンジ1の奥行き方向である。なお、本実施の形態における前面板の開口とは、前面板7と加熱室50の接続部、つまり、加熱室50の開口である。
【0038】
また、本実施の形態では、前面板7の左枠73により、開口(加熱室50の開口)に対して前面板を含む面内の第2の方向の一方側に位置する第1の枠部が構成されている。また、前面板7の右枠74により、開口に対して第2の方向の他方側に位置し、第1の枠部より強度の低い第2の枠部が構成されている。ここで、第2の方向とは、図4の両矢印Qで示す方向である。
【0039】
また、前述のように、ローラ台56、156は、それぞれ左枠73、右枠74に突当たるように構成されている。つまり、ローラ台56、156は、概ね、左枠73、右枠74に一体的に設けられていることになる。したがって、対向部56a、ストッパ156aも、それぞれ、概ね、左枠73、右枠74に一体的に設けられていることになる。したがって、本実施の形態では、対向部56aおよびストッパ156aにより、第1の枠部および第2の枠部に設けられ、ドアの開閉時にドアを支持する第1および第2のドア支持部材が構成されている。
【0040】
また、本実施の形態においては、本体枠5、ドアアーム55、155、ローラ台56、156、ローラ57、157、回動板31、131およびドアアーム支点32、132により構成されるドア3と本体枠5の接続部材により、第1のドア支持部材の支持する重量が、第2のドア支持部材の支持する重量より大きくなるように調整する調整機構が構成されている。
【0041】
なお、本実施の形態では、電子レンジ1において、図2(a)の距離Aを、図2(b)の距離Bよりも短くしているが、ドアアーム55が対向部56aに及ぼす力をドアアーム155がストッパ156aに及ぼす力より大きくする方法はこれに限定されるものではない。このような方法の別の態様として、たとえば、対向部56a、ストッパ156aの厚み等を適切に変更することにより、ドアアーム155がストッパ156aに力を及ぼすより先に、ドアアーム55が対向部56aに力を及ぼすように構成することが挙げられる。この構成では、ドアアーム155内の対向部155aがローラ台156のストッパ156aに突当たるよりも先に、ドアアーム55の折返し部55aがローラ台56の上部の対向部56aに引っ掛かる。なお、この構成では、ドアアーム55の折返し部55aがローラ台56の上部の対向部56aに引っ掛かった後、対向部56a等が撓ることにより、ドアアーム155内の対向部155aがローラ台156のストッパ156aに突当たる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱調理装置の一例の電子レンジの斜視図である。
【図2】図1の電子レンジの本体枠とドアの接続部材を示す図である。
【図3】図2の接続部材における本体枠とドアアームの接点の高さが左右で異なることを説明するための図である。
【図4】本実施の形態の加熱調理装置についての第1の方向および第2の方向を説明するための図である。
【図5】図1の電子レンジの本体の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電子レンジ
2 本体
3 ドア
5 本体枠
31、131 回動板
32、132 ドアアーム支点
33、133 ドア回動支点
50 加熱室
55、155 ドアアーム
55a、55c 折返し部
56、156 ローラ台
56a、56b、155a 対向部
57、157 ローラ
156a ストッパ

Claims (3)

  1. 食品を収納する本体枠で囲まれた加熱室と、
    前記本体枠の前面に位置し、前記加熱室に繋がる開口とコントロールパネルの配線を通すための配線用孔と前記開口のに位置する左枠と前記開口と前記配線用孔との間に位置し該左枠より強度の弱い右枠とを有する前面板と、
    前記本体枠の左右にそれぞれ取り付け、その最前部が前記左枠及び前記右枠に突当たるように設けられたローラ台と、
    前記左枠に突当たる前記ローラ台に形成された対向部と、
    前記右枠に突当たる前記ローラ台に形成されたストッパと、
    前記加熱室に繋がる開口を開閉するドアと、
    前記ドアの左右に設けられ、ドアアーム支点とドア回動支点とを有する回動板と、
    前記ローラ台に取り付けられ、一端を前記回動板の前記ドア回動支点に固定するドア支え板と、
    前記左枠側及び前記右枠側それぞれに配置し、一端を前記ローラ台にばねを介して取り付けられ、他端を前記ドアアーム支点に固定され、前記ドア開状態に前記ローラ台の対向部及びストッパに支持される対向部を有するドアアームと、
    前記ローラ台のそれぞれに取り付けられ、前記ドアアームと接するローラとを備え、
    前記ドアの開状態において、前記左枠側の前記ドアアームと前記ローラとの接点から前記ローラ台の対向部までの距離は、前記右枠側の前記ドアアームと前記ローラとの接点から前記ローラ台のストッパまでの距離より短いことを特徴とする高周波加熱装置。
  2. 前記ローラ台の対向部の形成された位置は、前記ローラ台のストッパの位置より低く配置されていることを特徴とする請求項1に記載の高周波加熱装置。
  3. 食品を収納する本体枠で囲まれた加熱室と、
    前記本体枠の前面に位置し、前記加熱室に繋がる開口とコントロールパネルの配線を通すための配線用孔と前記開口のに位置する左枠と前記開口と前記配線用孔との間に位置し該左枠より強度の弱い右枠とを有する前面板と、
    前記本体枠の左右にそれぞれ取り付け、その最前部が前記左枠及び前記右枠に突当たるように設けられたローラ台と、
    前記左枠に突当たる前記ローラ台に形成された対向部と、
    前記右枠に突当たる前記ローラ台に形成されたストッパと、
    前記加熱室に繋がる開口を開閉するドアと、
    前記ドアの左右に設けられ、ドアアーム支点とドア回動支点とを有する回動板と、
    前記ローラ台に取り付けられ、一端を前記回動板の前記ドア回動支点に固定するドア支え板と、
    前記左枠側及び前記右枠側それぞれに配置し、一端を前記ローラ台にばねを介して取り付けられ、他端を前記ドアアーム支点に固定され、前記ドア開状態に前記ローラ台の対向部及びストッパに支持される対向部を有するドアアームと、
    前記ローラ台のそれぞれに取り付けられ、前記ドアアームと接するローラとを備え、
    前記ドアを開く際に、前記右枠側の前記ドアアームが前記ローラ台のストッパに力を及ぼすより先に、前記左枠側の前記ドアアームが前記ローラ台の対向部に力を及ぼすよう構成することを特徴とする高周波加熱装置。
JP32616797A 1997-11-27 1997-11-27 高周波加熱装置 Expired - Fee Related JP3619647B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32616797A JP3619647B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32616797A JP3619647B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11159768A JPH11159768A (ja) 1999-06-15
JP3619647B2 true JP3619647B2 (ja) 2005-02-09

Family

ID=18184808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32616797A Expired - Fee Related JP3619647B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 高周波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3619647B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11159768A (ja) 1999-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007072206A2 (en) Door hinge device with fulcrum at variable position
US3912350A (en) Anti-tip mechanism for appliance
US20200370756A1 (en) Home appliance
US20090321430A1 (en) Cooking apparatus
JP2010540801A (ja) 旋回式に設置された作動アームのための作動機構
US20150354828A1 (en) Oven appliance
US20150354829A1 (en) Oven appliance
JP3619647B2 (ja) 高周波加熱装置
US9863645B2 (en) Oven appliance
US20150354830A1 (en) Oven appliance
JP3573926B2 (ja) 加熱調理装置
JP5072772B2 (ja) グリルユニット及びこれを備えた加熱調理器
JP3545614B2 (ja) ドアリフターおよびドアリフターを有するドア
KR20040040182A (ko) 전기밥솥
JP3779217B2 (ja) 扉支持装置、及び収納家具
CN217792591U (zh) 面板控制机构及具有其的嵌入式烹饪器具
JP2003083548A (ja) 加熱調理器
JPH0112088Y2 (ja)
JPS5818090Y2 (ja) オ−ブン装置
JP3108327B2 (ja) 加熱調理器
JPS6041444Y2 (ja) オ−ブン等の扉取付装置
KR100333610B1 (ko) 전자레인지의 도어 지지용 힌지플레이트 구조
JPH0737046Y2 (ja) 開閉扉の保持機構
JP2023517298A (ja) 家具用金具
JP2937674B2 (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees