JP3619614B2 - レンズ鏡胴 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ撮影用または写真撮影用のカメラなどに用いられるレンズ鏡胴に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ビデオ撮影用または写真撮影用のカメラなどにおいて、異なる距離にある種々の被写体を撮影するためには、カメラのレンズ系に被写体までの距離に応じてピント合せをする機構、即ち焦点調節機構を備える必要がある。この焦点調節機構としては、たとえば、撮像素子から被写体へ向けてレンズ全体を前進および後退させる全体繰り出し方式が知られている。全体繰り出し方式は、図5に示されるように、被写体Aと撮像素子Bの間にレンズ系Cを配設し、このレンズ系Cを撮像素子Bに対し被写体Aとの距離に応じて進退させることにより、被写体Aの像を撮像素子Bに結像させる方式である。この全体繰り出し方式は、ピント合せの基本的な方式であって、最も良く用いられるものである。
【0003】
ところで、近年、ビデオ撮影用または写真撮影用のカメラにおいて携帯性に優れた小型化のものが求められており、また、市場競争の中で低価格のものが求められカメラ製造におけるコスト低減が重要の問題となってきている。このため、カメラの製造において、カメラに内蔵される各機構について小型化や低コスト化が図れるものの開発が切望されている。
【0004】
そこで本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、部品数の低減が図れ、カメラの小型化を可能とするレンズ鏡胴を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は、カメラの本体に対し一方の端部が固定された筒状体であってその端部の内側に撮像手段が配設され他方の開放された端部に軸方向へ延びるピンが設けられている固定筒と、内部にレンズ群を内蔵した略円柱状の胴部が撮像手段に対し進退可能に配設されこの胴部の外周にピンを貫通させる鍔部が設けられている移動筒と、移動筒を撮像手段に対し進退させる繰出手段と、複数の光絞り用開口と長孔を有し移動筒を貫通し鍔部に沿って摺動可能に配設されると共に長孔にピンが貫通して摺動範囲が制限されている光絞り手段とを備えて構成される。
【0006】
このような発明によれば、固定筒のピンが移動筒の鍔部を貫通しているので、移動筒が固定筒に対しその光軸を中心に回転することが防止される。また、このピンが光絞り手段を貫通して光絞り手段の摺動規制のために利用され、固定筒に対する光絞り手段の位置のズレが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、本発明に係るレンズ鏡胴の実施形態の一例について説明する。尚、各図において同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0008】
図1はレンズ鏡胴の全体説明図である。図1において、レンズ鏡胴1は、ビデオ撮影用または写真撮影用のカメラなどに用いられ、被写体の像の焦点調整を行う機構であって、たとえば、撮像手段であるCCD81に対しレンズ群を内蔵した移動筒3を被写体までの距離に応じて進退させる機能を備えている。図1に示すように、カメラ本体82に対してCCD81が取り付けられ、そのCCD81を収納するように固定筒2が本体に固定されている。たとえば、カメラ本体にプリント基板83が取り付けられ、そのプリント基板にCCD81が半田付けにより固定されており、固定筒2の内側にCCD81が位置するように固定筒2の一端(固定端部21)がプリント基板83にねじ止めなどにより固定された構造とされる。また、CCD81の撮像面81aには、ローパスフィルタ84が付設され、赤外波長より長波長の光をCCD81へ入射させないようにされている。
【0009】
固定筒2は、図1のように、両端を開放した筒状体であって、固定端側に配設されたCCD81に対して進退する移動筒3を支持するためのものである。固定筒2の他方の端部(開放端部22)にはその軸方向へ延びるピン23および掛止部24がそれぞれ設けられている。たとえば、ピン23および掛止部24は、固定筒2の開放端側の端面に突設される。ピン23は、固定筒2に対する移動筒3の回転ズレを防止し、光絞り手段であるアイリス板4の位置を規制するための突起体であって、容易に折れることのないように基端部分が太く形成されている。一方、掛止部24は、固定筒2に対して移動筒3が制限なく離間しないようにするために設けられる部位である。この掛止部24には、後述するばね5を掛止させるための孔25が開設されている。
【0010】
図1のように、固定筒2の開放端部22には移動筒3が配設されている。移動筒3は、被写体の像をCCD82へ結像させるためのものであって、内部に複数のレンズを組み合わせて内蔵した略円柱状の胴部31を備えている。この胴部31は、固定筒2の開放端部22の内側へ途中まで挿入された状態で配置され、固定筒2の軸方向に沿って摺動可能となっている。そして、胴部31が被写体との距離に応じて摺動して、CCD81に対し接近または離間することにより、被写体の像がCCD81へ適正に結像されることになる。また、固定筒2へ挿入される胴部31の外周面は固定筒2の内周面に合わせて先端側が小径となっており、先細りの段付き構造となっている。このように胴部31の外周面を段付き構造とすることにより、固定筒2の内周面と胴部31の外周面との接触面積を小さくすることができ、摺動抵抗の低減が図れる。
【0011】
また、胴部31の外周面には、鍔部32が設けられている。鍔部32は、移動筒3の自由な移動を規制すると共に、胴部31へ摺動力へ伝達するためのものであって、胴部31の外周を取り巻く形状とされ、胴部31に固着され、又は一体化されている。この鍔部32には固定筒22から突出するピン32が貫通している。このため、鍔部32、即ち移動筒3は、固定筒22に対しピン32の軸方向以外の移動が規制されている。つまり、ピン32の突設により、移動筒3の軸回転が防止される。また、同様に鍔部32には固定筒22から突出する掛止部24が貫通しており、移動筒3の移動を規制している。なお、鍔部32は必ずしも胴部31を取り巻く環状に形成される必要はなく、胴部31の外周面から突出していれば扇状などその他の形状であってもよい。
【0012】
図1のように、移動筒3を貫通してアイリス板4が配設されている。アイリス板4は、移動筒3を通過する光の量を調整するためのものであって、移動筒3の光軸方向に貫通する複数の開口41、42が設けられている。開口41、42は異なる口径とされ、たとえば、開口41を大径、開口42を小径とされている。また、アイリス板4は、鍔部32の表面上に配置され、その鍔部32に沿って摺動可能となっている。また、アイリス板4には、移動筒3の光軸方向と平行に貫通する長孔43が設けられている。長孔43は、アイリス板4が移動筒3を貫通する方向へ向けて長く開設されている。そして、この長孔43に固定筒2から突出するピン23が貫通しており、このピン23により長孔43の開口長に従ってアイリス板4の摺動範囲が制限されている。このため、ピン23は、前述した移動筒3の軸回転を防止すると同時に、アイリス板4の摺動規制を行っており、同一部材の有効利用により、ねじなどの他の部品を用いる必要がない構造となっている。なお、アイリス板4の開口は、二つに限られるものではなく、一つまたは三つ以上設けられていてもよい。また、光絞り手段としては、直線的に摺動する前述のアイリス板4に限られるものではなく、移動筒3の光軸上に口径の異なる開口を切り替えて配置できるものであればその他の構造のものであってもよい。
【0013】
また、図2に示すように、アイリス板4の一方の端部には、ばね5が掛け止められ、このばね5により大径の開口41が移動筒3の光軸に位置するようにアイリス板4が付勢されている。たとえば、ばね5としてはねじりコイルばねが用いられ、ばね5のコイル部51が鍔部32上で支持ピン32aにより支持され、コイル部51と連続する素線の一方の端部52が掛止部24の孔25内に通されることにより、ばね5が移動筒3の鍔部32に対し固定されている。そして、素線の他方の端部53が、一方の端部52から離間する方向へモーメントを受ける状態でアイリス板4に引っ掛けられることにより、アイリス板4が端部52、53の接近する方向へ付勢されて開口41が移動筒3の光軸に位置している。
【0014】
その際、アイリス板4の長孔43にピン23が貫通しているから、ばね5の付勢によりアイリス板4が制限なく移動してしまうことはない。また、ばね5の端部52が固定筒2に突設され鍔部32を貫通している掛止部24に掛け止められることにより、移動筒3の固定筒2から抜け出る方向(離間する方向)への移動が防止されている。つまり、ばね5は、アイリス板4を付勢すると共に、移動筒3の抜け出しを防止する役割を果たしており、同一部材のばね5により多数の機能をもたせることにより、他の部品の設置を省略でき、レンズ鏡胴1における部品点数の低減が図れる。更に、ばね5の端部が外れないようにアイリス板4の端面にばね5を収容する凹み44を設けておくのが望ましい。
【0015】
なお、ばね5はねじりコイルばねに限られるものではなく、アイリス板4を付勢でき、かつ、移動筒3の抜け出しを防止できるものであれば、板ばねなどその他のばね材であってもよい。
【0016】
図1に示すように、固定筒2の外周には、繰出手段である調整環61と繰出環62が装着されている。調整環61と繰出環62は、固定筒2の外周部分に装着可能な内径を有する環状体であって、レンズ系を内蔵している移動筒3のCCD81に対する繰出量を設定するためのものである。調整環61は、主に繰出量の粗調を行うものであって、CCD81などの部材の寸法公差または取付誤差などに対応するために用いられる。一方、繰出環62は、繰出量の微調を行うためのものであって、撮影時に移動筒3の繰出量を微調して被写体の像をCCD81へ適正に結像させるためのものである。図1のように、固定筒2の固定端部21側に調整環61が、開放端部22側に繰出環62が互いの端面61a、62a同士を当接させて装着されている。それらの端面は、それぞれ移動筒3の光軸に直交する向きに形成されており、調整環61および繰出環62のいずれが固定筒2に対して回転してもそれらの間に隙間ができないようにされている。
【0017】
また、調整環61の端面61aの反対側の端面61bは、光軸と直交する面に対して傾斜するカム面とされている。たとえば、調整環61の端面61bは、端面61a、61b間の距離を円周方向へ向けて徐々に変化させるように傾斜して形成され、固定筒2に設けられている第一当接部26に当接している。このため、調整環61を第一当接部26側へ押し付けた状態で回転させることにより、調整環61の端面61aが移動筒3の光軸方向に沿って移動することとなる。なお、この端面61bの全面がカム面とされる必要はなく、その一部がカム面とされていてもよい。
【0018】
一方、繰出環62の端面62aの反対側の端面62bには、光軸と直交する面に対して傾斜するカム面62cが形成されている。たとえば、繰出環62のカム面62cは、端面62a、62c間の距離を円周方向へ向けて徐々に変化させるように傾斜して形成され、移動筒3に設けられている第二当接部33に当接している。このため、繰出環62を第二当接部33側へ押し付けた状態で回転させることにより、繰出環62のカム面62cが移動筒3の光軸方向に沿って移動することとなる。なお、図1においては、繰出環62の端面62bの一部がカム面62cされているが、その全面がカム面とされていてもよい。
【0019】
また、移動筒3の鍔部32と固定筒2の固定端側21との間には、付勢手段であるコイルばね7が引っ張られた状態で配設されている。コイルばね7は移動筒3と固定筒2を接近させる方向へ付勢するためのものであって、このコイルばね7の付勢力により移動筒3が固定筒2側へ引っ張られ、第一当接部26と第二当接部33との間に調整環61および繰出環62が挟み込まれた状態となる。このコイルばね7は、図2に示すように、移動筒3の光軸を中心として対称位置に複数設けられており、移動筒3を光軸に沿って引っ張れる構造となっている。この状態において、図3に示すように、調整環61または繰出環62を回転させることにより、第一当接部26と第二当接部33との間の距離が端面61bまたはカム面62cの傾斜に従って変化し、固定筒2(CCD81)に対して移動筒3が進退することとなる。
【0020】
また、移動筒3を進退させるに際し、第一当接部26と第二当接部33が移動筒3の光軸方向に平行する直線上に配設されることが望ましい。そのように配設されることにより、図4に示すように、固定筒2の外周面27と調整環61または繰出環62の内周面の嵌合状態に遊びがある場合であっても、第一当接部26と第二当接部33との間の離間距離がその遊びの影響を受けにくく殆ど変動しない。このため、調整環61や繰出環62の嵌合の状態にかかわらず、固定筒2(CCD81)と移動筒3との距離を正確に移動させることが可能となる。
【0021】
更に、調整環61および繰出環62の外周面に突起体63を設けておくことが望ましい。このような突起体を設けることにより、調整環61および繰出環62の回転が容易に行える。
【0022】
なお、繰出手段としては、調整環61と繰出環62により構成されるものに限られるものではなく、固定筒2内に配設されるCCD81に対して移動筒3を進退させることができるものであれば、その他のものであってもよい。
【0023】
次に、レンズ鏡胴1の動作について説明する。
【0024】
レンズ鏡胴1を内蔵するカメラ製造においては、図1のように組み立てられたレンズ鏡胴1の初期設定が行われる。すなわち、実際の被写体の撮影時に焦点調整のために移動筒3が摺動する距離(進退する距離)は非常に短く、予め移動筒3とCCD81との離間する距離が正確でないと焦点調整が行えないという事態が起こり得る。たとえば、レンズ鏡胴1を構成する部品の寸法公差や取付誤差により、CCD81と移動筒3の離間距離が所望のものとならないときには、移動筒3を摺動させても被写体の像をCCD81に適正に結像できないおそれがある。このため、撮影時に確実に被写体の焦点調整が行えるように移動筒位置の初期設定が必要となる。
【0025】
この初期設定は、図3のように、調整環61を固定筒2に対して回転させることにより行われる。たとえば、繰出環62を所定の位置に固定しておいて、所定の距離に隔てた被写体を写し、調整環61を回転させて被写体の像が明瞭となる位置に調整環61を固定しておけばよい。その際、図1に示すように移動筒3の鍔部32にはピン23が貫通しているから、調整環61の回転に伴って移動筒3が固定筒2に対して回転してしまうことがない。このため、CCD81と移動筒3との距離を決める第一当接部26と第二当接部33の相対位置がズレることがなく、適正な初期設定が行える。
【0026】
次に、カメラによる被写体の撮影時において、レンズ鏡胴1を内蔵するカメラのファインダをのぞいて被写体の像の状態の確認が行われる。
【0027】
このとき、被写体の像が明瞭でないときには、図3のように、繰出環62を固定筒2に対して回転させることにより、被写体の焦点調整が行われる。すなわち、固定筒2に対して繰出環62を回転させると、移動筒3の第二当接部33が当接するカム面62cの位置が移動することにより、カム面62cの傾斜状態に伴い移動筒3が光軸方向へ摺動し、CCD81に対する移動筒3の距離が変動する。その際、図1に示すように移動筒3の鍔部32にはピン23が貫通しているから、繰出環62の回転に伴って移動筒3が固定筒2に対して回転してしまうことがない。このため、CCD81と移動筒3との距離を決める第一当接部26と第二当接部33の相対位置がズレることがなく、適正な焦点調整が行える。そして、被写体の像が明瞭となる位置に繰出環62を合わせた後、撮影が行われる。
【0028】
また、被写体の像が明る過ぎるときには、図2のように、アイリス板4の突出端を押してアイリス板4を移動させることにより、被写体の像の光量調整が行われる。すなわち、図2のように、アイリス板4を押し込むと、大口径の開口41が移動して移動筒3の光軸上に小口径の開口42が位置することとなる。このため、移動筒3を通過する光の量が制限されるので、被写体の像が適正な明るさとなる。そして、被写体の像を適正な明るさとした後、撮影が行われる。
【0029】
更に、カメラの製造時や撮影時などにおいて、地面や床面への落下などによりレンズ鏡胴1に振動が与えられる場合がある。この場合であっても、移動筒3が固定筒2から抜け出て外れてしまうことがない。すなわち、固定筒2と移動筒3との間にはコイルばね7が取り付けられ、移動筒3を固定筒2側へ付勢しているので、移動筒3が常時固定筒2側へ引っ張られて容易には外れない。更に、図2のように、固定筒2に設けられている掛止部24が移動筒3の鍔部32を貫通しており、その貫通した部分にばね5が掛止されているので、鍔部32がそのばね5の掛止部分より固定筒2から離間することがない。このため、移動筒3が固定筒2から抜け出て外れることが確実に防止される。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
【0031】
すなわち、ねじなどの締結部材を用いることなく、固定筒に設けられるピンにより、移動筒の回転防止および光絞り手段の摺動規制が行えるから、レンズ鏡胴における部品点数の低減を図ることができる。
【0032】
また、カメラ製造において、レンズ鏡胴の組み立てにねじなどの締結が不要であるから、組み立て作業が迅速に行え製造コストが削減できる。
【0033】
更に、同一部材(ピン)を効率良く用いることにより、限られた空間を有効に利用できるから、レンズ鏡胴の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ鏡胴の説明図である。
【図2】図1のII−IIにおけるレンズ鏡胴の断面図である。
【図3】レンズ鏡胴の動作説明図である。
【図4】レンズ鏡胴の動作説明図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…レンズ鏡胴、2…固定筒、23…ピン、3…移動筒、32…鍔部、4…アイリス板、43…長孔、5…ばね、61…調整環、62…繰出環
Claims (1)
- カメラの本体に対し一方の端部が固定された筒状体であって、その端部の内側に撮像手段が配設され、他方の開放された端部に軸方向へ延びるピンが設けられている固定筒と、
内部にレンズ群を内蔵した略円柱状の胴部が前記撮像手段に対し進退可能に配設され、この胴部の外周に前記ピンを貫通させる鍔部が設けられている移動筒と、
前記移動筒を前記撮像手段に対し進退させる繰出手段と、
複数の光絞り用開口と長孔を有し、前記移動筒を貫通し前記鍔部に沿って摺動可能に配設されると共に、前記長孔に前記ピンが貫通して摺動範囲が制限されている光絞り手段と、
を備えたレンズ鏡胴。
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JP18236796A JP3619614B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | レンズ鏡胴 |
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- 1996-07-11 JP JP18236796A patent/JP3619614B2/ja not_active Expired - Fee Related
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