JP3616912B2 - 物品搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は物品搬送装置に関し、更に詳細には、物品を移送しつつ方向付けする物品搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ベルトコンベア等により移送される物品の移送ラインを変更する際に、物品の移送方向側部を案内部材(ガイド)に摺接させることで、該物品の移送向きを変えることが一般的に行なわれている。また、物品移送方向と直交する方向に略接触した状態で移送される複数の物品を、次工程の都合により移送しつつ離間させる場合も、離間させる物品間に案内部材を挿入することで行なわれる。
【0003】
更に、スライスされた複数の食パンが、そのスライス面が略接触して並んだ状態のまま、並ぶ方向と直交する方向に移送されるものを、一袋(一斤)分の食パン群毎に分割する要請がある。このような側部(スライス面)が柔らかい食パンを分割する場合は、前述したように案内部材を用いると側部を損傷するおそれがあるため、従来は、スライスされた複数の食パンを、前記食パン群となる単位毎に、直列状態に変換して送り出して分割する方法や、前記複数の食パンを、その並ぶ方向へ一旦送り出した後、押し板で食パン群となる単位ずつ、並ぶ方向と直行する方向に押出して分割する方法等を採用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記物品の側部が軟質であったり、案内部材に摺接した際の摩擦抵抗が大きい場合等、物品を損傷するおそれがある場合は、案内部材として回転駆動されるベルトを用いて移送ラインを変更することが提案される。しかし、この構成では配設スペースが大きくなり、装置が長大化する難点が指摘される。
【0005】
また、複数の物品を離間する場合においては、物品の移送方向前面が平坦である等、物品の形状によっては、案内部材を物品間に挿入することが困難なことがあり、適用範囲が限定される欠点がある。
【0006】
更に、スライスされた複数の食パンを所定の群毎に分割する場合では、前述した何れの方法においても、その装置が長大化する問題があると共に、分割工程における処理能力が低い難点も指摘される。また、押し板で食パン群を押出す方法では、食パンの柔らかいスライス面同士が摺れて損傷するおそれがある。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、装置のコンパクト化を図ると共に、物品を損傷させることなく移送向きを変更し得る、高速度処理が可能な物品搬送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る物品搬送装置は、
受け部材上の物品を、その底面が摺接した状態で移送する物品搬送装置であって、
前記受け部材上の複数の物品を押送する移送手段と、
前記受け部材に設けられ、前記移送手段により、その物品移送向きと交差する方向に並んで移送される物品が載置される複数の同一高さに設定された偏向部と、
前記移送手段の物品移送向きに対して斜めに延びると共に互いに異なる向きに延びるよう前記各偏向部に形成され、前記物品の底面を受ける畝状の斜行案内部とからなり、
前記各斜行案内部の延びる向きは、物品の底面と斜行案内部との摺接作用により、前記移送手段で各斜行案内部上を夫々移送される物品の間隔が広げられるように設定されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
受け部材の偏向部に載置された物品は、その底面が偏向部に摺接した状態で移送手段により移送される。偏向部には、移送手段の物品移送向きに対して斜めに延びる斜行案内部が形成されており、移送手段により移送される物品は、斜行案内部との摺接作用により該斜行案内部の延びる向きに移送される。すなわち、移送手段により移送される物品を、該移送手段の物品移送向きに対して斜行させて、その移送ラインを変更することができる。
【0010】
また複数の物品を並んで移送する場合は、前記斜行案内部の延びる向きによって、各物品を移送しつつ各物品の間隔を広げることができる。更に、複数の偏向部を、移送手段の物品移送向きにおいて同じ位置に配置することで、各物品の間隔を広げることを同時に行ない得る。更にまた、物品として、スライスされた複数の食パンが移送手段の物品移送向きと交差する方向にスライス面が向くよう配列された食パン群を扱う場合は、食パンの柔らかいスライス面同士が摺れることなく、各食パン群の間隔が広げられ、スライス面が損傷するのは抑制される。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る物品搬送装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお説明の便宜上、バケットコンベアにおける収容区画の移動方向(物品送出方向)と平行な方向を幅方向、これと水平に直交する方向を前後方向と指称する。また前後方向と指称するものにおいて、物品搬送装置の物品移送方向下流側(バケットコンベア側)を前側とし、同上流側(搬出コンベア側)を後側とする。例えば、図1において、図面の左右方向が物品搬送装置の幅方向となり、図面の上方が物品搬送装置の後側で下方が前側となる。
【0012】
図1に示すように、実施例に係る物品搬送装置10は、物品移送方向が前記前後方向と一致する食パン11の搬出コンベア12と、該コンべア12に対して前後方向に所定間隔離間して物品送出方向が前記幅方向と平行に配置したバケットコンベア13との間に配置され、搬出コンベア12から移載された幅方向に並ぶ複数の食パン11を、所定枚数の食パン11からなる食パン群14A,14B(一袋分)毎に分割してバケットコンベア13に移送するよう構成される。なお、食パン群14A,14Bは、本明細書で云う物品に相当する。
【0013】
(搬出コンベアおよびバケットコンベアについて)
前記搬出コンベア12は、ブロック状の食パンを所定厚みでスライスするスライサーに付設されたものであって、スライスされた複数の食パン11を集合したパン集合体15が載置されるテーブル16と、該テーブル16を挟んで幅方向に離間して走行する一対の無端チェン17,17間に架設されて、テーブル16上を移動する押し棒18とを備える。前記パン集合体15は、複数の食パン11のスライス面が対向して相互に略接触するように立てて集合されたもので、各食パン11の両スライス面に挟まれた周面に形成された耳部が前後および上下に位置する姿勢で、前記テーブル16に載置される。そして、前記押し棒18がパン集合体15の後側から耳部に当接した状態で、該パン集合体15を物品搬送装置10に向けて押送するよう構成される。またパン集合体15の幅方向両側面は、テーブル16の上方において幅方向に離間して平行に配設されて前後方向に延在する一対のガイド部材19,19に支持案内されるようになっている。なお、ガイド部材19,19の下流端は、後述する外側区分け部材36,36,47,47の内側に所定長さで延出している(図1参照)。
【0014】
前記バケットコンベア13は、その物品搬送面20に、物品送出方向に所定間隔で仕切板21が配設され、送出方向に隣り合う一対の仕切板21,21間に収容区画22を夫々画成している。各仕切板21は物品搬送面20に対して着脱調整可能に構成され、収容区画22の幅寸法を変更可能に構成される。実施例では、図5に示す如く、前記物品搬送装置10によりパン集合体15を4つの食パン群14Aに分割した際の各食パン群14Aを収容可能な幅寸法(4群用幅寸法)と、図8に示す如く、パン集合体15を3つの食パン群14Bに分割した際の各食パン群14Bを収容可能な幅寸法(3群用幅寸法)とに変更される。なお物品搬送面20は、後述する受け台23,24上を底面が摺接状態で移送される食パン11がバケットコンベア13に乗り移る際のパン底面と略同一(僅かに低位)となるよう設定されている。そして、バケットコンベア13の収容区画22に収容した食パン群14A,14Bを、下流側の袋詰め機(図示せず)に向けて送出するよう構成される。
【0015】
(物品搬送装置の概略構成について)
前記物品搬送装置10は、前記搬出コンベア12から移送されるパン集合体15が移載される交換可能な受け部材としての受け台23,24と、該受け台23,24の上方で前後に往復動して該パン集合体15を押送する移送手段としての移送部材25を備えた移送機構26とを備える。
【0016】
(移送機構について)
前記受け台23,24が配設される装置機枠(機枠)27の幅方向一側部には、図2および図3に示す如く、前後方向に水平に延在するガイドレール28が上下動可能に配設され、該ガイドレール28はカム機構29により上下動されるようになっている。またガイドレール28に移動体30が摺動可能に配設されると共に、該移動体30には、装置機枠27に配設される受け台23,24の上方において幅方向に延出する支持バー31が配設され、該支持バー31に平板状の移送部材25が垂設されている。移動体30にはクランク機構32が連結され、該クランク機構32により移動体30がガイドレール28に沿って前後方向に水平姿勢を保持した状態で往復動するよう構成される。すなわち実施例では、ガイドレール28、移動体30、支持バー31、移送部材25、カム機構29およびクランク機構32等により、移送機構26が構成される。そして、前記カム機構29およびクランク機構32は、図示しないモータにより作動され、ガイドレール28の上下動および移動体30の前後動とを組合わせることで、移送部材25をボックスモーション運動するよう構成されている。すなわち移送部材25は、前記受け台23,24に移載されたパン集合体15を前方に移送する時には水平直線移動し、その後は図2に二点鎖線で示すように水平動軌跡の上方を通って、後続して受け台上に載置されるパン集合体15と干渉しない待機位置に戻るよう設定される。
【0017】
前記搬出コンベア12の下流端近傍には、図2に示す如く、パン集合体15の通過を検知可能な検知センサ33が配設される。そして、該検知センサ33がパン集合体15の通過を検知した際に、前記移送機構26が作動されて、搬出コンベア12の下流端まで移送されたパン集合体15の後方に、待機位置から移送部材25が下降した後、該パン集合体15の後側に移送部材25が当接して押送するよう構成される。
【0018】
(受け台について)
前記受け台は、前記搬出コンベア12から移載されたパン集合体15を4つの食パン群14Aに分割する4群用の第1受け台23と、パン集合体15を3つの食パン群14Bに分割する3群用の第2受け台24とがあり、両受け台23,24が交換可能に構成されている。すなわち装置機枠27には、図3に示す如く、幅方向に離間して一対の取付部材34,34が配設されると共に、各取付部材34の上面には前後一対のピン34a,34aが夫々突設されており、両取付部材34,34に対して4本のピン34aを介して第1受け台23または第2受け台24が位置決め載置されると共に、図示しない締付具で固定されるようになっている。ちなみに実施例では、搬出コンベア12から移載される12枚の食パン11を、3枚ずつの4つの食パン群14Aに分割する場合に第1受け台23を用い、搬出コンベア12から移載される24枚の食パン11を、8枚ずつの3つの食パン群14Bに分割する場合に第2受け台24が用いられる。
【0019】
(4群用の第1受け台について)
前記第1受け台23は、水平な第1支持部材35を備え、該支持部材35が前記一対の取付部材34,34に載置されると共に、第1支持部材35の各取付部材34のピン34a,34aと対応する位置に通孔35a,35aが夫々穿設されており、各通孔35aに対応するピン34aを挿入することで、第1受け台23の位置決めがなされる。この第1支持部材35の上面には、図1,図5および図6に示す如く、幅方向に所定間隔離間して一対の案内部材としての第1外側区分け部材36,36が並列に立設され、各外側区分け部材36は第1支持部材35の上流端から下流端までの全長に亘って延在し、後述するように分割されて外側に向かう食パン群14Aの幅方向外側面を案内するべく機能する。また、両第1外側区分け部材36,36の内側の第1支持部材35上には、該第1支持部材35の幅方向の中央部を挟んで幅方向に所定間隔離間する一対の第1内側区分け部材37,37が、第1支持部材35における前後方向の前半部分(下流側)に並列に立設されている。そして各第1内側区分け部材37は、分割される2つの食パン群14A,14Aの間に挿入されて、両食パン群14A,14Aを隔離するべく機能する。
【0020】
前記幅方向に隣り合う各第1外側区分け部材36と対応する第1内側区分け部材37との幅方向の間隔は、前記パン集合体15を4分割した際の1袋分の食パン群14Aを収納し得る寸法(バケットコンベア13の4群用の収容区画22と同一間隔)に設定され、また両第1内側区分け部材37,37の幅方向の間隔は、2袋分の食パン群14A,14Aを収納し得る値(バケットコンベア13における4群用の収容区画22の2つ分と同一間隔)に設定される。なお、第1受け台23の第1内側区分け部材37,37は、両区分け部材37,37内で分割されて外側に向かう各食パン群14Aの幅方向外側面を案内する案内部材としても機能する。
【0021】
前記第1内側区分け部材37の上流部は、図1および図2に示す如く、上流端から下流に向かうにつれて上方傾斜する略三角形状に形成されると共に、この三角形状部における幅方向の厚みが上流端に向かうにつれて薄くなるよう設定される。これにより、後述する上流側載置部材38により分割された隣り合う食パン群14A,14Aの間に、第1内側区分け部材37が円滑に挿入されるようになっている。
【0022】
前記第1支持部材35における幅方向の中央部位には、前記第1内側区分け部材37,37の配設位置より上流部分に、前記食パン群14Aが載置される上流側載置部材(載置部)38が配設されると共に、該上流側載置部材38より下流部分で一対の第1内側区分け部材37,37間に亘って、食パン群14Aが載置される下流側載置部材(載置部)39が配設されている。上流側載置部材38は、パン集合体15における内側の2袋分(6枚)の食パン11が載置される幅寸法を有し、その上面には幅方向の中央線を挟む左右(図1において)に、物品移送向きにおいて同じ位置に上流側左偏向部(偏向部)41と上流側右偏向部(偏向部)42とが形成される。両偏向部41,42には、該中央線を挟んで対称に、前記移送部材25の水平移動向き(物品移送向き)に対して、下流に向かうにつれて内側を指向するよう斜めに延びる斜行案内部としての上流側畝状部40が夫々平行に複数形成される。この上流側畝状部40は、図4に示す如く、その延びる方向に対する横断面視において平面が交わる山状に形成されるものであって、その最高部は略同一平面に臨むと共に尖っている。そして、移送部材25によりパン集合体15が移送される際に、各食パン11の底面がこの上流側畝状部40に沿って摺動することで、内側の2袋分の食パン11が偏向(方向付け)され、移送部材25の移動向きに対して内側に向けて斜行して、外側の食パン群14A,14Aとの間隔を広げて分割するよう構成される。
【0023】
前記上流側載置部材38における上流側畝状部群の最高部は、前記搬出コンベア12のテーブル16上を摺接状態で移送される食パン11が第1受け台23に乗り移る際のパン底面より僅かに低位となるよう設定されている。また上流側載置部材38における下流側の両外側面は、図1に示す如く、下流に向かうにつれて物品移送向きにおいて同じ位置で外側を指向するよう斜めに延びており、上流側載置部材38より低位に位置する第1支持部材35に直に移載された外側の各食パン群14Aにおける下側耳部側面が、該上流側載置部材38の外側面に当接案内されて、内側の2袋分の食パン11から外側に確実に分離させるようになっている(図6参照)。
【0024】
前記下流側載置部材39の上面中央部には、その幅方向の中央線を挟む左右(図1において)の物品移送向きにおいて同じ位置に、上流側載置部材38により外側の食パン群14A,14Aから分離された内側の2袋分の食パン11おける中央でスライス面が接触する少なくとも2枚の食パン11,11が載置される幅寸法で、下流側左偏向部(偏向部)43と下流側右偏向部(偏向部)44とが形成される。そして両偏向部43,44には、該中央線を挟んで対称に、前記移送部材25の水平移動向きに対して、下流に向かうにつれて外側を指向するよう斜めに延びる斜行案内部としての下流側畝状部45が夫々平行に複数形成される。この下流側畝状部群(下流側載置部材39)の最高部と、前記上流側畝状部群(上流側載置部材38)の最高部とは、略同一面上に臨んでいる。なお、各下流側畝状部45の構成は、前記上流側畝状部40と同じであり、移送部材25により食パン11が移送される際に、各食パン11の底面がこの下流側畝状部45に沿って摺動することで食パン11が偏向(方向付け)され、移送部材25の移動向きに対して外側に斜行して2つの食パン群14A,14Aの間隔が広がって分割されるよう構成される。また、前記移送部材25の水平移動向きに対する畝状部40,45の延びる向きの角度は、移送部材25の移動量に対して食パン群14Aが幅方向に所定の変位を得られるように設定される。更に、前記複数条の上流側畝状部40の間隔および複数条の下流側畝状部45の間隔は、1枚の食パン11が少なくとも1つの畝状部40,45に載置されるように、対応する食パン1枚の厚さ寸法に対応して設定されている。
【0025】
(3群用の第2受け台について)
前記第2受け台24は、前記第1受け台23と同様に、前記一対の取付部材34,34に4本のピン34aおよび対応する4つの通孔46aを介して位置決め載置される第2支持部材46の上面に、幅方向に所定間隔離間して一対の第2外側区分け部材(案内部材)47,47が並列に立設される。図7〜図9に示す如く、両外側区分け部材47,47の内側に臨む第2支持部材46上には、該支持部材46の幅方向の中央部を挟んで幅方向に所定間隔離間する一対の第2内側区分け部材48,48が、第2支持部材46における前後方向の前半部分(下流側)に並列に立設されている。なお、幅方向に隣り合う各第2外側区分け部材47と対応する第2内側区分け部材48との幅方向の間隔、および両第2内側区分け部材48,48の幅方向の間隔は、何れも前記パン集合体15を3分割した際の1袋分の食パン群14Bを収納し得る寸法(バケットコンベア13の3群用の収容区画22と同一間隔)に設定される。また第2内側区分け部材48の形状は、第1内側区分け部材37と同一に形成され、後述する外側載置部材49,50により分割される隣り合う食パン群14B,14Bの間に、第2内側区分け部材48が円滑に挿入されるようになっている。
【0026】
前記第2支持部材46において、その前後方向の全長に亘って各第2外側区分け部材47に近接する内側側部には、前記パン集合体15における外側の1袋分(8枚)の食パン11が載置される幅寸法を有する外側載置部材(載置部)49,50が、前記第2内側区分け部材48の外側と接して配設されている。図7において幅方向の左側および右側に位置する外側載置部材49,50の上面には、前記第2内側区分け部材48,48の配設位置より上流部分で、物品移送向きにおいて同じ位置に外側偏向部(偏向部)52,53が形成され、両偏向部52,53には、前記移送部材25の水平移動向きに対して、下流に向かうにつれて外側を指向するよう斜めに延びる斜行案内部としての外側畝状部51が夫々平行に複数形成される。この各外側畝状部51の構成は、前記第1受け台23の畝状部40,45と同じであり、前記移送部材25によりパン集合体15が移送される際に、各食パン11の底面がこの外側畝状部51に沿って摺動することで食パン11が偏向(方向付け)され、移送部材25の移動向きに対して外側に斜行して、図8に示す如く、中央の食パン群14Bとの間隔が広がって外側の食パン群14B,14Bが分割されるようになっている。なお、外側畝状部群(外側載置部材49,50)における最高部の前記搬出コンベヤ12に対する位置関係は、前記第1受け台23上の上流側載置部材38の場合と同様である。また、前記移送部材25の水平移動向きに対する畝状部51,51の延びる向きの角度は、前記第1受け台23に形成した畝状部40,45と同じに設定される。また、中央の食パン群14Bは、両外側載置部材49,50の間に臨む第2支持部材46に直に移載され、その幅方向両側の下側耳部側面が両載置部材49,50の内側面で案内されることで、パン集合体15が3群に確実に分割されるよう構成される(図9参照)。
【0027】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る物品搬送装置の作用につき、パン集合体を4群に分割する場合と、3群に分割する場合とを別々に説明する。
【0028】
(パン集合体を4群に分割する場合)
前記スライサーで12枚の食パン11にスライスされて集合するパン集合体15を、1袋分3枚ずつの4群に分割する場合は、前記第1受け台23を、図3に示す如く、一対の取付部材34,34に4本のピン34aおよび対応する4つの通孔35aを介して位置決め載置する。また前記バケットコンベア13においては、図1に示す如く、その物品搬送面20に3枚の食パン11からなる食パン群14Aを収容し得る幅寸法の収容区画22を画成するよう仕切板21の配設位置を調整する。なお、前記移送部材25は、物品搬送装置10の上流側において、前記搬出コンベア12で移送されるパン集合体15と干渉しない待機位置に待機しているものとする。
【0029】
前記パン集合体15は、各食パン11のスライス面が相互に略接触した状態で前記テーブル16に載置され、その幅方向の両側面が一対のガイド部材19,19で支持案内された状態で、前記押し棒18により搬出コンベア12の下流側に移送される。前記検知センサ33がパン集合体15の通過を検知すると、前記移送機構26のガイドレール28が下降し、前記移送部材25がパン集合体15の後面に当接可能な位置に臨むと共に、前記移動体30が水平に前進移動する。これにより、パン集合体15は搬出コンベア12のテーブル16から移送部材25に押送されて前記第1受け台23に移載される。
【0030】
前記移送部材25により移送されるパン集合体15において、その幅方向両外側の食パン群14A,14Aとなるべき各3枚の食パン11が、図5に示す如く、前記第1支持部材35に略接触状態で直に移載され、その移送に際して内側の下側耳部側面が前記上流側載置部材38の外側面に案内されて、内側の2袋分の食パン11に対して夫々外側に分離される。なお、該耳部は硬いので、前記上流側載置部材38の外側面と摺れても損傷することはない。また略接触状態である内側の2袋分の食パン11は、前記上流側載置部材38における左右の偏向部41,42に移載され、各偏向部41,42に形成した複数条の上流側畝状部40に沿って中央線に向かうように夫々斜行し、各食パン11が寄せ合わされる作用を受けて集合状態を保ち、外側の両食パン群14A,14Aとの間隔が広げられることで良好に分離されると共に、前記第1内側区分け部材37,37間に確実に移送される。この場合に、外側食パン群14Aにおける内側の食パン11のスライス面と、内側の食パン群14Aとなる外側の食パン11のスライス面とが摺接することなく離間するので、該スライス面が損傷することはない。また、上流側左右両偏向部41,42においては、仮に各食パン11間、あるいは内側の2つの食パン群14A,14Aとなるベき各食パン群間に隙間があっても、それらの間の間隔を狭め、集合状態とすることが可能である。
【0031】
前記各外側に分離された食パン群14Aは、前記第1外側区分け部材36と第1内側区分け部材37との間に移送されて隔離され、この食パン群14Aが前記バケットコンベア13の対応する収容区画22に収容される。このとき、内側の2つの食パン群14A,14Aとなるべき集合体は、その中央で略接触する食パン11,11が前記下流側載置部材39の左右の偏向部43,44に移載され、該偏向部43,44に形成した下流側畝状部45との摺接作用により外側に向けて斜行し、2つの食パン群14A,14Aの間隔が広がるように分割されつつ、対応する2つの収容区画22,22に収容される。この場合に、内側の両食パン群14A,14Aにおける対向する食パン11,11のスライス面は摺接することなく離間するので、該スライス面が損傷することはない。
【0032】
なお、物品搬送装置10からバケットコンベア13に食パン群14Aが移載される際には、バケットコンベア13は停止状態になり、各仕切板21は4つの区分け部材36,36,37,37を延長した位置にあり、食パン群14Aの移載は円滑になされる。また内側の両食パン群14A,14Aの収容区画22を画成する中央の仕切板21は、図5に示す如く、両第1内側区分け部材37,37の中央位置に臨んでおり、前記下流側載置部材39により分離された両食パン群14A,14Aの間に該仕切板21が確実に挿入される。
【0033】
前記4つの食パン群14Aをバケットコンベア13に移送すると、前記移送機構26の移送部材25は往動路の上方を後退して待機位置に戻ると共に、各収容区画22が移動して食パン群14Aを袋詰め機に向けて送出する。
【0034】
(パン集合体を3群に分割する場合)
前記スライサーで24枚の食パン11にスライスされて集合するパン集合体15を、1袋分8枚ずつの3群に分割する場合は、前記第2受け台24を、前記第1受け台23と交換して、一対の取付部材34,34に4本のピン34aおよび対応する4つの通孔46aを介して位置決め載置する。また前記バケットコンベア13においては、図8に示す如く、その物品搬送面20に8枚の食パン11からなる食パン群14Bを収容し得る幅寸法の収容区画22を画成するよう仕切板21の配設位置を調整する。
【0035】
前記搬出コンベア12を移送されるパン集合体15の通過を前記検知センサ33が検知すると、前記移送機構26が作動して、該パン集合体15は移送部材25に押送されて搬出コンベア12のテーブル16から前記第2受け台24に移載される。この移送部材25により移送されるパン集合体15において、その幅方向両外側の食パン群14B,14Bとなるべき略接触状態の各8枚の食パン11が、図8に示す如く、前記左右の外側載置部材49,50における外側偏向部52,53に夫々移載され、該偏向部52,53に形成した複数条の外側畝状部51,51に沿って外側に向かうように夫々斜行し、中央の食パン群14Bとの間隔が広げられることで良好に分離される。なお、中央の食パン群14Bとなるべき略接触状態の8枚の食パン11は、前記第2支持部材46に直に移載され、その移送に際して両外側の下側耳部側面が外側載置部材49,50の内側面に案内される。該耳部は硬いので、前記外側載置部材49,50の内側面と摺れても損傷することはない。
【0036】
前記各外側に分離された食パン群14Bは、前記第2外側区分け部材47と第2内側区分け部材48との間に移送されて隔離され、この食パン群14Bが前記バケットコンベア13の対応する収容区画22に収容される。このとき、中央の食パン群14Bは、一対の第2内側区分け部材48,48の間に移送されて隔離され、この食パン群14Bがバケットコンベア13の対応する収容区画22に収容される。
【0037】
なお、物品搬送装置10からバケットコンベア13に食パン群14Bが移載される際には、バケットコンベア13は停止状態になり、各仕切板21は4つの区分け部材47,47,48,48を延長した位置にあり、食パン群14Bの移載は円滑になされる。そして、3つの食パン群14Bをバケットコンベア13に移送すると、前記移送機構26の移送部材25は往動路の上方を後退して待機位置に戻ると共に、各収容区画22が移動して食パン群14Bを袋詰め機に向けて送出する。
【0038】
【変更例】
本発明は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、以下の変更例を採用可能である。
1.物品は、食パン群に限らず、これらパン群を構成するスライスされた1枚の食パンと同様に、少なくとも底部が柔らかい物品(軟質物品)であれば、本装置を採用可能である。
2.物品は、少なくとも底部が柔らかい物品(軟質物品)であれば、実施例の食パン群のような集積状態のものでなく、一つ物であってもよく、並んで移送される個々の物品を離間したり、離間間隔を変更したりする場合に用いることも可能である。また実施例において、パン集合体を4群に分割した場合の上流側の左右両偏向部のように、斜行案内部の延びる向きを下流に向かうにつれて内側を指向するよう設定すれば、物品移送向きと交差する方向に並んで移送される個々の物品の間隔を狭めたり、集合状態にすることに用いることも可能である。
3.実施例において、載置部材は支持部材に配設されていたが、載置部材は支持部材と一体に構成されてもよく、偏向部はこの載置部(物品が載置される部位、部材の総称)に形成されていたり、支持部材に直に形成されていてもよい。すなわち、本発明の偏向部は、移送される物品が偏向(斜行)される部位を指称するものであって、載置部材そのものと直接関連付けされるものではない。
4.偏向部は、物品の移送ラインを変更する動作、幅寄せ動作等を行なう場合にも採用できる。
5.実施例では、斜行案内部(畝状部)は平面が交わって形成され、斜行案内部の延びる向きに対する横断面視において、その頂部は直線が交わって構成される尖った角で形成されているが、この形状に限定されない。すなわち斜行案内部は、柔らかい物品の底面が該斜行案内部の頂部付近に多少食い込んで接触した状態となることで、該物品の移動の際に斜行案内部の延びる向きに物品を移動させるべく機能するものである。従って、載置された物品(軟質物品)が移送される際に、斜行案内部の頂部に沿って、その延びる向きに物品が移動するような形状であればよく、例えば横断面視において、頂部が曲線(例えば、小さな円弧)で形成されていたり、最高部が水平面で形成されている台形状、凸字状でもよい。ちなみに、斜行案内部の裾部の形状、すなわち、移送される物品に対して作用する畝状部の頂部付近より下方の部分の形状については限定されない。
また斜行案内部は連続的に延びているものでなく、断続的に延びているものであってもよい。但し、斜行案内部が断続的に延びている場合は、斜行案内部の延びる向きにおいて、物品の長さに対して、斜行案内部が欠けている長さが、該案内部の延びる向きに物品が移動するのに影響がない程度とする必要がある。
6.実施例では、複数条の斜行案内部(畝状部)が一体に形成されていたが、これらは一条ずつ独立したものであってもよい。例えば、斜行案内部に薄板のような板状部材を採用し、これらを板厚方向に並べ、その上面が略同一平面に臨むような構成としてもよい。また、斜行案内部の並ぶ間隔は等間隔でなくてもよく、その間隔寸法も実施例のような設定に限定されず、物品の底部に、少なくとも一条の斜行案内部が対応するように設定されていればよい。
7.実施例では、各物品を分割する偏向部を、物品移送向きにおいて同じ位置に配置したが、偏向部は、該向きにおいて前後に離れていてもよい。なお、実施例のように偏向部を同じ位置とすれば、装置長が短かくなって最良である。これらの点については、実施例において、4つの物品(食パン群)に分割する場合の上流側で行なわれたように、物品が集合される際における偏向部の配置についても同様である。
8.実施例では、物品(食パン群)を移送する移送機構として、前後動と上下動とを組合わせて移送手段(移送部材)をボックスモーションさせる機構を採用したが、その他、例えば実施例における搬出コンベアのように、鉛直面上でループ状に巻掛けられて幅方向に離間する一対のチェン等の索体間に移送手段を架設し、この移送手段が、受け台上の物品を押送するよう設定した機構等を採用可能である。この場合、索体は受け台の上方あるいは下方の何れを走行するよう配設されていてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上に説明した如く、請求項1の発明に係る物品搬送装置によれば、物品の側面に摺接する案内部材や回転駆動されるベルトを用いることなく、物品の底面が摺接する斜行案内部の摺接作用により物品を斜行させるよう構成したから、装置のコンパクト化を図り得る。また物品の側面を損傷するおそれもなく、物品の移送ラインを変更する工程等における処理速度を高速化できる。
【0040】
請求項1の発明に係る物品搬送装置では、複数の物品を並んで移送する場合に、その移送中に物品間の間隔を広げることができ、広げる工程における処理速度を向上し得る。また、各物品が接触状態あるいは狭い間隔で離間した状態で並んで移送される場合であっても、物品間の間隔を案内部材等を用いることなく広げることが良好にでき、物品の形状等に限定されない。更に、物品間の間隔を広げる装置が不要で、省スペース化が可能である。
【0041】
請求項2の発明に係る物品搬送装置では、各物品を移送しつつ、複数の物品の間隔を同時(一斉)に広げるように、偏向部を移送手段の物品移送向きにおいて同じ位置に並んで配置したので、装置長が短かくコンパクトになり、各物品の間隔を広げる工程の処理速度を向上させることができる。また請求項3の発明に係る物品搬送装置では、斜行案内部を山状または台形状あるいは凸字状としたことで、物品の底部が斜行案内部の頂部に良好に係合し、該斜行案内部の延びる向きに確実に物品を移送することができる。
【0042】
請求項4の発明に係る物品搬送装置では、複数条の斜行案内部の間隔を、食パン1枚の厚さ寸法に対応して設定したので、各食パンの方向付けが確実になされ、食パン群の間隔を広げることを良好に行ない得る。また請求項5の発明に係る物品搬送装置では、食パン群の数毎に対応する複数の受け台を交換可能に構成したから、移送される食パン群の数の変更に簡単に対応可能であり、その作業も短時間で容易に行ない得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る物品搬送装置を4分割用の第1受け台を配設した状態で示す平面図である。
【図2】実施例に係る物品搬送装置を4分割用の第1受け台を配設した状態で示す側面図である。
【図3】実施例に係る物品搬送装置を4分割用の第1受け台を配設した状態で示す背面図である。
【図4】実施例に係る第1受け台の上流側畝状部を拡大して示す要部背面図である。
【図5】パン集合体を4分割する工程を示す説明図である。
【図6】実施例の第1受け台上に4分割された食パン群が載置された状態を示す背面図である。
【図7】実施例に係る3分割用の第2受け台およびバケットコンベアを示す平面図である。
【図8】パン集合体を3分割する工程を示す説明図である。
【図9】実施例の第2受け台上に3分割された食パン群が載置された状態を示す背面図である。
【符号の説明】
11 食パン,14A 食パン群,14B 食パン群
23 第1受け台(受け部材),24 第2受け台(受け部材)
25 移送部材(移送手段),27 装置機枠(機枠)
36 第1外側区分け部材(案内部材),37 第1内側区分け部材(案内部材)
43 下流側左偏向部(偏向部),44 下流側右偏向部(偏向部)
45 下流側畝状部(斜行案内部),47 第2外側区分け部材(案内部材)
51 外側畝状部(斜行案内部),52 外側偏向部(偏向部)
53 外側偏向部(偏向部)
Claims (5)
- 受け部材(23,24)上の物品(14A,14B)を、その底面が摺接した状態で移送する物品搬送装置であって、
前記受け部材(23,24)上の複数の物品(14A,14B)を押送する移送手段(25)と、
前記受け部材(23,24)に設けられ、前記移送手段(25)により、その物品移送向きと交差する方向に並んで移送される物品(14A,14B)が載置される複数の同一高さに設定された偏向部(43,44,52,53)と、
前記移送手段(25)の物品移送向きに対して斜めに延びると共に互いに異なる向きに延びるよう前記各偏向部(43,44,52,53)に形成され、前記物品(14A,14B)の底面を受ける畝状の斜行案内部(45,51)とからなり、
前記各斜行案内部 (45,51) の延びる向きは、物品(14A,14B)の底面と斜行案内部(45,51)との摺接作用により、前記移送手段 (25) で各斜行案内部 (45,51) 上を夫々移送される物品(14A,14B)の間隔が広げられるように設定されている
ことを特徴とする物品搬送装置。 - 前記複数の偏向部(43,44,52,53)が、前記移送手段(25)の物品移送向きにおいて同じ位置に並んで配置される請求項1記載の物品搬送装置。
- 前記斜行案内部(45,51)の形状は、その延びる向きに対する横断面視において山状または台形状あるいは凸字状である請求項1または2記載の物品搬送装置。
- 前記物品は、スライスされた複数の食パン(11)が、前記移送手段(25)の物品移送向きと交差する方向にそのスライス面が向くよう配列された食パン群(14A,14B)であり、前記偏向部(43,44,52,53)が複数条の斜行案内部(45,51)を備えると共に、これら複数条の斜行案内部(45,51)の間隔が、前記食パン1枚の厚さ寸法に対応して設定されている請求項1〜3の何れかに記載の物品搬送装置。
- 前記各食パン群(14A,14B) の間隔が広げられる際に外側に向かう食パン群(14A,14B)の外側面を案内する案内部材(37,47)が前記受け部材(23,24)に配設され、また該受け部材(23,24)は機枠(27)に対して着脱可能で、並んで移送される食パン群(14A,14B)の数毎に対応する別の受け部材(24,23)と交換可能に構成されている請求項4記載の物品搬送装置。
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