JP3616558B2 - 物品管理用具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マトリクス状に位置する切取り可能な被管理物品片にて形成されたシート状の被管理物品の管理に用いる物品管理用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の物品管理用具としては、例えば、特許第2926037号公報に記載の切手類シート管理ファイルが知られている。
【0003】
この特許第2926037号公報に記載の切手類シート管理ファイルは、被管理物品である一枚の切手類シートを挟持収容する表側シート部および裏側シート部を備えている。
【0004】
この表側シート部には、切手類シートの切取り可能な切手単片と同じ形状のシート片をマトリクス状に形成する切取り線部が形成されている。また、このシート片には、切手単片の残り枚数および残り金額を表示する在庫情報表示部が形成されている。
【0005】
そして、この在庫情報表示部は、表側シート部の縦方向に沿って位置するシート片にて構成された複数列の縦シート片群の各々で同じ方向、例えば縦方向の上から下に向う方向に順次減算されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の特許第2926037号公報に記載の切手類シート管理ファイルでは、在庫情報表示部が複数列の縦シート片群の各々で縦方向の上から下に向う方向に順次減算されている構成であるから、例えば、一の縦シート片群の全部と、この一の縦シート片群に隣接する他の縦シート片群の一部とを切り取る場合に、他の縦シート片群の一部を、一の縦シート片群の全部とともにまとめた状態で、減算方向とは反対方向である縦方向の下から上に向う加算方向に向けて間違って、切り取るおそれがある問題を有している。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、被管理物品を適切に管理できる物品管理用具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項記載の物品管理用具は、マトリクス状に位置する切取り可能な被管理物品片にて形成されたシート状の被管理物品の上に重ねられるシート体と、このシート体に設けられ、前記被管理物品片に対応する形状のシート片をマトリクス状に形成する切取り部と、前記シート片に設けられ、前記被管理物品の在庫情報を表示する順次減算された在庫情報表示部とを備え、前記在庫情報表示部は、所定の最大在庫情報を表示する一の在庫情報表示部から所定の最小在庫情報を表示する他の在庫情報表示部にわたって、互いに隣接した状態に配置され、シート体の所定方向に沿って位置するシート片を有する一のシート片群では、前記所定方向の一端側から他端側に向って順次減算され、前記一のシート片群と前記シート体の前記所定方向と交差する方向に隣接する他のシート片群では、前記所定方向の他端側から一端側に向って順次減算されているものである。
【0009】
そして、この構成では、在庫情報表示部が、所定の最大在庫情報を表示する一の在庫情報表示部から所定の最小在庫情報を表示する他の在庫情報表示部にわたって、互いに隣接した状態に配置されているので、シート片を減算方向とは反対方向に間違って切り取ってしまうことがない。また、在庫情報表示部は、一のシート片群では所定方向の一端側から他端側に向って順次減算され、他のシート片群では所定方向の他端側から一端側に向って順次減算されているので、シート片を減算方向とは反対方向に間違って切り取ってしまうことを確実に防止可能である。
【0010】
請求項記載の物品管理用具は、請求項1記載の物品管理用具において、シート体の所定方向の端縁部に設けられ、在庫情報表示部の減算方向を指示する方向指示切欠き部を備えたものである。
【0011】
そして、この構成では、在庫情報表示部の減算方向を指示する方向指示切欠き部を備えているので、シート片を減算方向とは反対方向に間違って切り取ってしまうことをより一層確実に防止可能である。
【0012】
請求項記載の物品管理用具は、請求項1または2記載の物品管理用具において、切取り部は、長方形状のシート片の辺に沿って形成された切取り線、および、前記シート片の角部に形成された角切欠き間隙を有するものである。
【0013】
そして、この構成では、切取り部を切取り線のみで構成した場合等に比べて、シート片を容易に切り取ることができ、被管理物品の管理が簡単になる。
【0014】
請求項記載の物品管理用具は、請求項1または2記載の物品管理用具において、切取り部は、長方形状のシート片の辺に沿って形成された切取り線、および、前記シート片の角部に前記シート片の辺と交差する方向に沿って形成され長手方向の両端部が前記切取り線の端部に連続している切れ線を有し、前記切れ線は、互いに縦横に隣接する4つの前記シート片を有するシート片群の中央位置で、このシート片群の4つのシート片の中の3つのシート片の角部のみに形成されているものである。
【0015】
そして、この構成では、切取り部を切取り線のみで構成等した場合に比べて、シート片を容易に切り取ることができ、被管理物品の管理が簡単となり、また、切れ線を4つのシート片の中の3つのシート片の角部のみに形成したので、切れ線にて不要な切れ片が形成されることがなく、ごみの発生が防止される。
【0016】
請求項記載の物品管理用具は、請求項1ないしのいずれかに記載の物品管理用具において、在庫情報表示部は、被管理物品片の残り枚数を表示する枚数表示部および被管理物品片の残り金額を表示する金額表示部の少なくとも一方を有するものである。
【0017】
そして、この構成では、在庫情報表示部の枚数表示部で被管理物品片の残り枚数の管理が可能であり、在庫情報表示部の金額表示部で被管理物品片の残り金額の管理が可能となる。
【0018】
請求項記載の物品管理用具は、請求項1ないしのいずれかに記載の物品管理用具において、被管理物品をシート体とともに挟持する挟持シート体を備えたものである。
【0019】
そして、この構成では、被管理物品をシート体と挟持シート体とで挟持することにより、被管理物品を不用意に損傷してしまうこと等を防止可能である。
【0020】
請求項記載の物品管理用具は、請求項1ないしのいずれかに記載の物品管理用具において、切手、印紙等の切手類単片にて形成された切手類シートの管理に用いるものであり、切手、印紙等の切手類単片にて形成された切手類シートを適切に管理可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の物品管理用具の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0022】
図1ないし図3において、1は物品管理用具で、この物品管理用具1は、マトリクス状に位置する切取り可能な複数枚、例えば100枚の被管理物品片としての切手類単片2a,2b,……,2nにて形成された長方形で一枚シート状の被管理物品としての切手類シート2の管理に用いるものである。
【0023】
なお、切手類単片2a,2b,……,2nは、長方形でシート状の切手、すなわち例えば80円の切手であり、切手類シート2は、切手シート、すなわち例えば8,000円分の切手シートである。切手類単片2a,2b,……,2nは、切手に限らず、例えば印紙、クーポン券、これらに準ずるシール等でもよい。また、切手類シート2は、切手シートに限らず、例えば印紙シート、クーポン券シート等でもよい。
【0024】
そして、この物品管理用具1は、切手類シート2の表面上に重ねられるシート体としての表側シート体4と、この表側シート体4とともに切手類シート2を表裏面から挟持収容する挟持シート体としての裏側シート体5とを備えている。
【0025】
これらの表側シート体4および裏側シート体5の各々は、ともに同じ寸法で、縦方向、つまり図1中、上下方向に長手方向を有する長方形状に形成されている。すなわち、表側シート体4および裏側シート体5の各々は、図1に示されるように、Y方向および反Y方向に長辺方向を有し、かつ、X方向および反X方向に短辺方向を有した矩形状に形成されている。
【0026】
また、これらの表側シート体4および裏側シート体5の各々の横方向の一端縁部、つまり図1中、左端縁部には、細長矩形状の被接着部7,7が縦方向の一端から他端までの全体にわたって形成されている。
【0027】
そして、表側シート体4の被接着部7の裏面と、裏側シート体5の被接着部7の表面とが、接着剤等にて互いに固着され、表側シート体4と裏側シート体5とが互いに対向して重ね合わされた状態に連結されている。これらの表側シート体4と裏側シート体5との間は、図2に示されるように、被接着部7のみで連結され、表側シート体4の被接着部7以外の部分と裏側シート体5の被接着部7以外の部分との間に切手類シート2を挿脱可能に挟持収容する収容部8が形成されている。
【0028】
なお、表側シート体4の被接着部7の長手方向の一端部表面、つまり図1中、上端部表面には、被管理物品内容表示部10が形成され、この被管理物品内容表示部10は、例えば「80円切手 1シート(100枚) 8,000円」と表示している。
【0029】
表側シート体4は、シート片11を形成する切取り部13が互いに直交する縦方向および横方向に沿って設けられている。すなわち、この切取り部13にて切手類単片2a,2b,……,2nに対応する形状、すなわち例えば切手類単片2a,2b,……と同じ長方形状のシート片11、すなわちシート片11a,11b,……,11nがマトリクス状に形成されている。
【0030】
この切取り部13は、例えば、長方形状のシート片11a,11b,……,11nの各辺に沿って位置する複数の貫通孔で形成されたミシン目等の切取り線14と、この切取り線14の端部に連続したシート片11a,11b,……,11nの角部に位置する四つの略三角形状の切欠きによって形成された四角形状の角切欠き間隙15とにて構成されている。
【0031】
そして、これらのマトリクス状に位置する切取り可能なシート片11a,11b,……,11nの表面には、切手類シート2の在庫情報を表示する順次減算された在庫情報表示部16が、印刷等の手段により形成されている。この在庫情報表示部16は、例えば、切手類単片2a,2b,……,2nの残り枚数を表示する枚数表示部17と、この枚数表示部17に対応した切手類単片2a,2b,……の残り金額を表示する金額表示部18とにて構成されている。
【0032】
そして、これら枚数表示部17および金額表示部18にて構成された在庫情報表示部16は、所定の最大在庫情報を表示する一の在庫情報表示部16から所定の最小在庫情報を表示する他の在庫情報表示部16の全部にわたって、互いに隣接した状態に配置されている。
【0033】
すなわち、在庫情報表示部16は、表側シート体4の所定方向、例えば縦方向に沿って位置する複数枚、例えば10枚のシート片11a,11b,……を有する一のシート片群12では、縦方向の一端側である上端側から他端側である下端側に向って、つまり、反Y方向に向って順次減算されている。また、在庫情報表示部16は、その一のシート片群12と表側シート体4の縦方向と交差する横方向に隣接する他のシート片群12では、縦方向の他端側である下端側から一端側である上端側に向って、つまり、Y方向に向って順次減算されている。
【0034】
また、在庫情報表示部16の枚数表示部17は、例えば、「100枚、99枚、……1枚」という順次1ずつ減算された枚数表示である。また、在庫情報表示部16の金額表示部18は、例えば、「8,000円、7,920円、……80円」という順次80ずつ減算された金額表示である。
【0035】
そして、例えば、表側シート体4の角部、例えば図1中、右上角部に位置するシート片11aには、所定の最大在庫情報を表示する在庫情報表示部16として、「100枚」という枚数表示部17および「8,000円」という金額表示部18が形成されている。
【0036】
また、例えば、表側シート体4の角部、例えば図1中、左上角部近傍に位置するシート片11nには、所定の最小在庫情報を表示する在庫情報表示部16として、「1枚」という枚数表示部17および「80円」という金額表示部18が形成されている。なお、シート片11a,11b,……,11nの表面には、在庫情報表示部16に加えて、この在庫情報表示部16の減算方向である切取り方向を示す矢印表示部19が形成され、この矢印表示部19と在庫情報表示部16とは重なり合っている。
【0037】
また一方、表側シート体4の縦方向の両端縁部である上端縁部および下端縁部には、在庫情報表示部16の減算方向を指示する略三角形状の方向指示切欠き部20が形成されている。
【0038】
この方向指示切欠き部20は、表側シート体4の端縁部に沿って互いに所定の間隔を介して並んで位置し、切取り線14の端部に連続して位置している。
【0039】
すなわち、方向指示切欠き部20は、表側シート体4の縦方向に沿って位置する複数枚、例えば10枚のシート片11のうちの、在庫情報表示部16の減算方向上流端に位置するシート片11の表側シート体4の周縁に位置する一の角部つまり被接着部7側である反X方向側の角部と、表側シート体4の縦方向に沿って位置する複数枚、例えば10枚のシート片11のうちの、在庫情報表示部16の減算方向下流端に位置するシート片11の表側シート体4の周縁に位置する一の角部であるX方向側の角部とに形成されている。
【0040】
さらに、表側シート体4の横方向の一端縁部、つまり図1中、左端縁部の近傍には、細長矩形状の位置決め固定用の余白部21が、縦方向の一端から他端までの全体にわたって形成されている。この余白部21は、所定の最小在庫情報を表示する在庫情報表示部16が形成されたシート片11nを含むシート片群12と、この表側シート体4の被接着部7との間に位置している。
【0041】
そして、収容部8に収容した切手類シート2は、額縁の部分を位置決め固定用の余白部21の複数箇所、例えば二箇所の部分21a,21bにホッチキス止めすることにより、表側シート体4および裏側シート体5に対して位置決め固定して、収容部8内から不用意に抜け出ることを防止する。
【0042】
一方、裏側シート体5は、表面に縦方向および横方向に沿った複数の等間隔平行線25が引かれ、この平行線25によって各シート片11に対応する長方形状の販売情報記載部としての販売日および氏名記載欄26が形成されている。なお、販売日および氏名記載欄26は、例えば、予め「販売日( / ) 氏名」と記載されており、販売担当者は、切手類単片2a,2b,……,2nを販売した場合、販売日およびその販売担当者自身の氏名を筆記具等でその記載欄26内に記載する。
【0043】
次に、上記一実施の形態の物品管理用具1を用いて切手類シート2を管理する場合について説明する。
【0044】
まず、物品管理用具1の収容部8内に切手類シート2を差し込み、この切手類シート2を表側シート体4と裏側シート体5とで挟持させ、これらの表側シート体4、切手類シート2および裏側シート体5を三層状態にする。
【0045】
その後、図示しないホッチキスを用いて、切手類シート2の額縁の部分を位置決め固定用の余白部21の複数箇所21a,21bにホッチキス止めをすることによって、切手類シート2を表側シート体4および裏側シート体5に対して位置決め固定する。
【0046】
そして、顧客の要求に応じて、切手類シート2の切手類単片2a,2b,……,2nを販売する場合、所定枚数の切手類単片2a,2b,……とともに、この切手類単片2a,2b,……と対向して位置するシート片11a,11b,……を在庫情報表示部16の減算方向に向けて切り取り、この切り取った切手類単片2a,2b,……およびシート片11a,11b,……のうち、切手類単片2a,2b,……のみを顧客に渡す。
【0047】
ここで、例えば、最初の状態から11枚の80円の切手である切手類単片2a,2b,……を、対応する11枚のシート片11a,11b,……とともに切り取る場合、シート片11aの方向指示切欠き部20の存在を確認し、この方向指示切欠き部20から切取り動作を開始する。
【0048】
そして、表側シート体4の縦方向に沿って位置する10枚のシート片11a,11b,……を対応する10枚の切手とともに切り取ると同時に、これらのシート片11a,11b,……の中の在庫情報表示部16の減算方向下流端に位置するシート片11と反X方向に隣接している一枚のシート片11を、方向指示切欠き部20の存在を確認した後、対応する1枚の切手とともに切り取る。すなわち、11枚の切手類単片2a,2b,……と11枚のシート片11a,11b,……とを、それぞれ、一枚のシートして正しい減算方向に切り取ることができる。
【0049】
また、必要に応じて、切手類シート2の在庫情報を確認する場合、残っているシート片11のうちの減算方向上流端に位置するシート片11の在庫情報表示部16を見ることにより、切手類単片2a,2b,……,2nの残り枚数と残り金額とを確認できる。例えば、図3に示す状態にある場合、「74枚 5,920円」という在庫情報表示部16を一見することで、切手類単片2a,2b,……,2nの残り枚数と残り金額とを瞬時に確認できる。
【0050】
このように、上記一実施の形態によれば、シート片11の在庫情報表示部16の減算方向がY方向と反Y方向とに変更することにより、在庫情報表示部16としての枚数表示部17および金額表示部18が、所定の最大在庫情報を表示する一の在庫情報表示部16から所定の最小在庫情報を表示する他の在庫情報表示部16にわたって、互いに隣接した状態に配置されている。
【0051】
このため、方向指示切欠き部20が存在することと相俟って、表側シート体4のシート片11を減算方向とは反対方向である加算方向に間違って切り取ってしまうことを確実に防止でき、よって、切手類単片2a,2b,……の在庫確認のミスを効果的に防止でき、切手類シート2を適切に管理できる。
【0052】
しかも、顧客の要求に応じた所定枚数の切手類単片2a,2b,……,2nを、常に一枚のシート状に切り取ることができるため、従来とは異なりバラバラの二つの切手類単片2a,2b,……を顧客に渡すことを回避でき、切手類単片2a,2b,……,2nの販売時の作業性を向上できる。
【0053】
また、シート片11を形成する切取り部13をシート片11の辺に沿って位置する切取り線14とシート片11の角部に位置する角切欠き間隙15とにて構成したので、図示しない切取り部を切取り線のみで構成した場合に比べて、シート片11を容易に切り取ることができ、切手類シート2の管理を簡単にできる。
【0054】
さらに、表側シート体4が不透明シートである場合でも、切取り部13の角切欠き間隙15を利用して、切手類シート2の存在を簡単に確認できる。
【0055】
また、切手類シート2を表側シート体4と裏側シート体5とで挟持し、収容部8内に収容するので、切手類シート2を不用意に引っ掛けて破損してしまうこと等を防止でき、切手類シート2の保護を図れる。
【0056】
なお、上記実施の形態においては、切取り部13は、長方形状のシート片11の辺に沿って形成されたミシン目等の切取り線14とシート片11の角部に形成された角切欠き間隙15とを有する構成について説明したが、例えば、図4および図5に示す構成の切取り部33でもよい。
【0057】
この図4および図5の切取り部33は、長方形状のシート片11の辺に沿って形成されたミシン目等の切取り線34を有するとともに、長方形状のシート片11の角部にこのシート片11の辺と交差する方向に沿って形成された破断線等の切れ線35a,35b,35cを有している。切れ線35a,35b,35cの各々は、長手方向の両端部が対応する切取り線34の端部に連続している。また、切れ線35a,35b,35cは、互いに縦横に隣接する4つのシート片11を有するシート片群36の中央位置において、このシート片群36の4つのシート片11の中の3つのシート片11の角部のみに形成されている。
【0058】
そして、この図4および図5の切取り部33を備えた物品管理用具1では、図1に示す物品管理用具1と同様の作用効果を奏するばかりでなく、切れ線35a,35b,35cを利用することによってシート片11を容易に切り取ることができ、しかも、切れ線35a,35b,35cを互いに縦横に隣接する4つのシート片11の中の3つのシート片11の角部のみに形成したので、切れ線35a,35b,35cにて形成された部分37はシート片11から分離されないため、切れ線35a,35b,35cにて不要な切れ片、つまり、シート体からの分離片が形成されず、ごみの発生を防止できる。
【0059】
また、上記いずれの実施の形態においても、物品管理用具1は、切手類シート2の管理に用いるものとして説明したが、例えば、切手類シート以外の他の各種シート状の被管理物品にも適用できる。
【0060】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、在庫情報表示部16は、表側シート体4の縦方向に沿って位置する一のシート片群12では、反Y方向に向って順次減算され、この一のシート片群12と表側シート体4の縦方向と交差する横方向に隣接する残りの他のシート片群12では、Y方向に向って順次減算されていると説明したが、例えば、在庫情報表示部16は、表側シート体4の横方向に沿って位置する一のシート片群12では、反X方向に向って順次減算され、この一のシート片群12と表側シート体4の横方向と交差する縦方向に隣接する残りの他のシート片群12では、X方向に向って順次減算されている構成でも、同様の作用効果を奏する。
【0061】
また、上記いずれの実施の形態においても、在庫情報表示部16は、枚数表示部17および金額表示部18を有する構成として説明したが、例えば、枚数表示部17のみの構成や、金額表示部18のみの構成でもよく、枚数表示部17および金額表示部18以外の他の在庫情報を表示するものでもよい。
【0062】
さらに、上記いずれの実施の形態でも、物品管理用具1は、シート体としての表側シート体4と、挟持シート体としての裏側シート体5とを備えた構成として説明したが、例えば、裏側シート体5は必ずしも必要でなく、表側シート体4のみの構成でもよい。また、表側シート体4および裏側シート体5の互いに直交する二辺を固着してファイル状にしてもよい。
【0063】
【発明の効果】
求項記載の発明によれば、在庫情報表示部が、所定の最大在庫情報を表示する一の在庫情報表示部から所定の最小在庫情報を表示する他の在庫情報表示部にわたって、互いに隣接した状態に配置されているので、シート片を減算方向とは反対方向に間違って切り取ってしまうことがなく、被管理物品を適切に管理できる。また、在庫情報表示部は、一のシート片群では所定方向の一端側から他端側に向って順次減算され、他のシート片群では所定方向の他端側から一端側に向って順次減算されているので、シート片を減算方向とは反対方向に間違って切り取ってしまうことを確実に防止でき、被管理物品をより一層適切に管理できる。
【0064】
請求項記載の発明によれば、在庫情報表示部の減算方向を指示する方向指示切欠き部を備えているので、シート片を減算方向とは反対方向に間違って切り取ってしまうことをより一層確実に防止できる。
【0065】
請求項記載の発明によれば、切取り部を切取り線のみで構成等した場合に比べて、シート片を容易に切り取ることができ、被管理物品の管理を簡単にできる。また、シート体が不透明シートである場合でも、角切欠き間隙を利用して被管理物品の存在を簡単に確認できる。
【0066】
請求項記載の発明によれば、切取り部を切取り線のみで構成等した場合に比べて、シート片を容易に切り取ることができ、被管理物品の管理を簡単にできる。また、切れ線を4つのシート片の中の3つのシート片の角部のみに形成したので、切れ線にて不要な切れ片が形成されることがなく、ごみの発生を防止できる。
【0067】
請求項記載の発明によれば、在庫情報表示部の枚数表示部で被管理物品片の残り枚数を管理でき、在庫情報表示部の金額表示部で被管理物品片の残り金額を管理できる。
【0068】
請求項記載の発明によれば、被管理物品をシート体と挟持シート体とで挟持することにより、被管理物品を不用意に損傷してしまうこと等を防止できる。
【0069】
請求項記載の発明によれば、切手、印紙等の切手類単片にて形成された切手類シートを適切に管理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品管理用具の一実施の形態を示す正面図である。
【図2】同上物品管理用具を示す斜視図である。
【図3】同上物品管理用具の使用状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の物品管理用具の他の実施の形態を示す一部正面図である。
【図5】同上物品管理用具を示す一部斜視図である。
【符号の説明】
1 物品管理用具
2a,2b,……,2n 被管理物品片としての切手類単片
2 被管理物品としての切手類シート
4 シート体としての表側シート体
5 挟持シート体としての裏側シート体
11(11a,11b,……,11n) シート片
12 シート片群
13,33 切取り部
14 切取り線
15 角切欠き間隙
16 在庫情報表示部
17 枚数表示部
18 金額表示部
20 方向指示切欠き部
34 切取り線
35 切れ線

Claims (7)

  1. マトリクス状に位置する切取り可能な被管理物品片にて形成されたシート状の被管理物品の上に重ねられるシート体と、
    このシート体に設けられ、前記被管理物品片に対応する形状のシート片をマトリクス状に形成する切取り部と、
    前記シート片に設けられ、前記被管理物品の在庫情報を表示する順次減算された在庫情報表示部とを備え、
    前記在庫情報表示部は、
    所定の最大在庫情報を表示する一の在庫情報表示部から所定の最小在庫情報を表示する他の在庫情報表示部にわたって、互いに隣接した状態に配置され、
    前記シート体の所定方向に沿って位置するシート片を有する一のシート片群では、前記所定方向の一端側から他端側に向って順次減算され、
    前記一のシート片群と前記シート体の前記所定方向と交差する方向に隣接する他のシート片群では、前記所定方向の他端側から一端側に向って順次減算されている
    ことを特徴とする物品管理用具。
  2. シート体の所定方向の端縁部に設けられ、在庫情報表示部の減算方向を指示する方向指示切欠き部を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の物品管理用具。
  3. 切取り部は、長方形状のシート片の辺に沿って形成された切取り線、および、前記シート片の角部に形成された角切欠き間隙を有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の物品管理用具。
  4. 切取り部は、長方形状のシート片の辺に沿って形成された切取り線、および、前記シート片の角部に前記シート片の辺と交差する方向に沿って形成され長手方向の両端部が前記切取り線の端部に連続している切れ線を有し、
    前記切れ線は、互いに縦横に隣接する4つの前記シート片を有するシート片群の中央位置で、このシート片群の4つのシート片の中の3つのシート片の角部のみに形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の物品管理用具。
  5. 在庫情報表示部は、被管理物品片の残り枚数を表示する枚数表示部および被管理物品片の残り金額を表示する金額表示部の少なくとも一方を有する
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の物品管理用具。
  6. 被管理物品をシート体とともに挟持する挟持シート体を備えた
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の物品管理用具。
  7. 切手、印紙等の切手類単片にて形成された切手類シートの管理に用いる
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の物品管理用具。
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