JP3615307B2 - 現像処理装置の排液タンク満水警告装置 - Google Patents

現像処理装置の排液タンク満水警告装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印画紙にフィルムの像を露光させて現像する現像処理装置において、処理槽からの排液を収容する排液タンクが満水になったことを警告するための現像処理装置の排液タンク満水警告装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
印画紙にフィルムの像を露光させて現像する装置においては、印画紙の現像処理を行うために、現像液、定着液、洗浄液を各々収容した複数の処理槽が設けられている。そして、露光された印画紙が、これらの処理槽中を順次通過することにより現像処理が行われる。このような装置においては、処理槽内の処理液は現像を繰り返すうちに汚れて劣化してくるため、処理槽には、その上部からある一定の割合で新しい処理液を補充するとともに、下部から補充した量と同じ量の排液を排出する必要がある。この排液は、現像装置内に配置された排液タンクに一時収容され、この排液タンクが満水になると、排液タンクに接続されたドレーンコックにより外部の容器に取り出される。
【0003】
従来では、このような排液タンクは、現像装置の前面等の目に付きやすい位置に配置されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現像装置の設計上の都合や取扱の便宜上の都合により、排液タンクが現像装置の前面側でなく背面側に配置される場合がある。このように排液タンクを装置の背面側に配置すると、日常作業のやりやすい位置にドレーンコックを設け、排液タンクからドレーンコックまで配管等により排液を導く必要がある。この場合、配管の流通やドレーンコックに異常が生じた場合や排液タンクに設けられた満水検知センサが故障した場合などに、排液が排液タンクから溢れる場合がある。排液タンクが装置の前面側に配置されている場合には、排液タンクが溢れても作業者がすぐに気がついて対処できるが、背面側に配置されていた場合には、かなりの量の排液が溢れるまで作業者が異常に気付かず、溢れた排液の清掃作業に手間がかかる場合があった。
【0005】
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、排液タンクが日常目に付きにくい位置に配置されている場合でも、排液タンクの満水を確実に警告することができる現像処理装置の排液タンク満水警告装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し目的を達成するために、本発明に係わる現像処理装置の排液タンク満水警告装置は、印画紙にフィルムの像を露光させて現像する現像処理装置において、処理槽からの排液を収容する排液タンクが満水になったことを警告するための現像処理装置の排液タンク満水警告装置であって、前記排液タンクの上部に設けられ、前記排液タンクが満水になったときに、排液が自動的に排出されるオーバーフロー口と、前記現像処理装置の外部から目に付きやすい位置に配置されたトレイと、前記オーバーフロー口に接続され、該オーバーフロー口から排出された排液を前記トレイに導くための配管とを具備することを特徴としている。
【0007】
また、この発明に係わる現像処理装置の排液タンク満水警告装置において、前記排液タンクは、現像液の排液を収容する第1のタンクと定着液の排液を収容する第2のタンクと洗浄液の排液を収容する第3のタンクとからなり、前記第1乃至第3のタンクに夫々設けられた第1乃至第3のオーバーフロー口は共通の前記配管に接続されていることを特徴としている。
【0008】
また、この発明に係わる現像処理装置の排液タンク満水警告装置において、前記排液タンクは、排液が満水になったことを検出するセンサを更に具備することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係わる現像処理装置の概略構成を示す側断面図である。
【0011】
図1において、現像処理装置10は、大きく分けて露光部12と、印画紙整列部14と、現像処理部16と、乾燥処理部18とから概略構成されている。露光部12は、ネガフィルムFに光を照射するための光源部22と、ネガの像を拡大するためのレンズ24(複数の倍率を得るため、ズームレンズもしくは切り替え手段を介して複数の単レンズを備えることが可能)と、印画紙Pを光源部22の下方で支持するための露光台26と、露光台26上に印画紙を供給するための印画紙カセット28,30とを備えている。印画紙カセット28,30内にはロール状に巻かれた印画紙が収納されており、印画紙は、この印画紙カセット28あるいは30から巻き出され、カッター32あるいは33により1枚ずつの写真の大きさに切断されて、露光台26上に供給される。1枚ずつの大きさに切断され、露光台26上に供給された印画紙Pは、所定時間露光された後、印画紙整列部14に送られる。
【0012】
印画紙整列部14は、露光が済んだ印画紙Pを図2に示すように一列に並んだ状態から、図3に示すように千鳥状に2列に並んだ状態に変換し、その状態で、印画紙Pを図中二点鎖線で示す経路に沿って搬送し、現像処理部16に受け渡す。このように印画紙Pを2列に並べることにより、現像処理のスピードアップを図っている。また、印画紙整列部14には、不図示のドットマトリックスプリンタが備えられており、印画紙Pの裏面にネガの駒番号等を印刷する。
【0013】
現像処理部16は、本実施形態の装置では、1つの現像液槽34と、1つの定着液槽36と、3つの水洗槽38,40,42とを備えている。印画紙Pは、各槽中に挿入された処理ラック44,46,48,50,52により、図中二点鎖線で示す経路に沿って、各槽中を上下方向に往復搬送され、現像、定着、水洗の各処理が施される。なお、水洗槽38,40,42の下方には、現像液槽34に現像液を供給するための現像液補充タンク54と、定着液槽36に定着液を供給するための定着液補充タンク56と、水洗槽42に洗浄液を補充するための洗浄液補充タンク58とが配置されている。また、これらのタンクの下方には、現像液槽34、定着液槽36、水洗槽38,40,42からの排液を外部に排出するためのドレンコック60,62,64が配置されている。
【0014】
水洗が終了して水洗槽42から排出された印画紙Pは、乾燥処理部18に搬入され、乾燥処理部18内に配置された不図示のローラにより上下方向に往復搬送される。不図示のヒータで温められた空気をこの上下方向の搬送の間にエアダクト66から送出することにより、印画紙Pが乾燥される。この乾燥が終了し、出来上がった写真が排出口68から現像処理装置10の外部に排出され、不図示のソータにより仕分けされる。
【0015】
なお、現像処理部16の上部には、開閉可能なカバー70が設けられており、各処理槽中の処理ラックのメンテナンスが必要となった場合には、カバー70を図中二点鎖線で示すように開き、処理槽中から処理ラックを引き上げることによりメンテナンスを行うことができる。
【0016】
次に、上記のように構成される現像処理装置における、本発明の特徴的な部分について説明する。
【0017】
図5は、現像処理部16の各処理槽34,36,38,40,42内に挿入される処理ラック44,46,48,50,52の代表的な構造として、処理ラック44の構成を示した側面図である。他の処理ラックも図5に示したものと同様の構造である。
【0018】
一般に、各処理槽に配置される処理ラックには、2本のローラで印画紙を挟んで搬送するものと、千鳥状にローラを配置して印画紙の腰(剛性)を利用して搬送するものがある。本実施形態の処理ラックでは千鳥状にローラを配置する構成を採っている。
【0019】
処理ラック44は、処理ラック本体72と、この処理ラック本体72に千鳥状に複数本配置された3列の搬送ローラ74,76,78とを備えている。3列の搬送ローラ74,76,78は、不図示のモータ等の回転駆動源によりギヤ列を介して一定速度で回転駆動される。印画紙Pは、図中左上方の印画紙入り口から処理ラック44内に進入し、図中左側の列の搬送ローラ78と中央の列の搬送ローラ76の間を下方に向かって搬送される。そして、処理ラック本体72の下部において上方に方向転換された後、図中右側の列の搬送ローラ74と中央の列の搬送ローラ76の間を上方に向かって搬送され、図中右上方の印画紙出口から搬出される。なお、各搬送ローラの配設間隔は約30mm程度であり、通常の同時プリントに使用される印画紙のサイズで長手方向の長さが約127mmであるので、印画紙Pは、通常少なくとも4本の搬送ローラにまたがって搬送される。また、印画紙を千鳥状に2列に配列したときの、隣の印画紙とのずれ量(図3にsで示す寸法)は、80mm程度である。
【0020】
このような千鳥状にローラが配置され、紙の腰を利用して印画紙を搬送するものにおいて、図3に示すように配列された印画紙P1,P2,P3,…を搬送した場合、一番先頭の印画紙P1だけが、図4に破線で示すように他の印画紙に対してしだいに後方にずれていくという問題が生ずる。
【0021】
その理由を以下に説明する。
【0022】
まず、印画紙Pが搬送されていく過程で、印画紙Pの先端部が隣の搬送ローラ76(ここでは、印画紙Pが搬送ローラ74から搬送ローラ76に向かって移動される場合を例として説明する)に接触するとき、印画紙Pの先端は、搬送ローラの外周面に対して接線方向に接触するのではなく、図6にAで示すように搬送ローラの外周面に対してある角度をもって接触する。このとき、印画紙PがAで示す位置から二点鎖線で示すBの位置まで移動したとすると、印画紙Pの繰り出し距離dに対して搬送ローラ76はdよりも大きい距離であるLだけ回転することになり、印画紙Pが接線方向に接触する場合よりも搬送ローラ76は速い速度で回転されることとなる。搬送ローラ76の駆動系は、印画紙Pが搬送ローラの接線方向に接触する場合を基準とする速度で搬送ローラを駆動しているため、搬送ローラ76は駆動系のバックラッシュ分だけ駆動力よりも先行して回転する。そして、搬送ローラ76がバックラッシュ分だけ先行回転した後は、駆動系の定速回転が、印画紙にとっては搬送力ではなく逆に抵抗となり、印画紙Pにブレーキがかかる。このブレーキ力は、印画紙Pを後方にずらせようとする。
【0023】
ここで、図3における先頭の印画紙P1と2番目の印画紙P2との間の距離s(約80mm)内には、既に述べたように3本程度の搬送ローラが存在し、これら3本の搬送ローラは全てバックラッシュ分だけ駆動力に対して先行した状態となっているので、印画紙P1には3本の搬送ローラのブレーキ力がかかり、印画紙P1は、後方にずらされることとなる。これに対し、2番目の印画紙P2の先端が搬送ローラに接触するときには、その搬送ローラは1番目の印画紙P1に押さえられているので、印画紙P2に押されて速く回転することはなく、通常の定速回転を保持しているので、バックラッシュ分だけ自由回転することはないが、定速で回転している以上、この搬送ローラは2番目の印画紙P2に対してブレーキ力を生ずる。しかしながら、2番目の印画紙P2を搬送している他の3本の搬送ローラは、既にバックラッシュが逆方向に片寄せられて、駆動力が先行する状態に転じているので、2番目の印画紙P2は、先頭の1本の搬送ローラのブレーキ力を受けるのみで、印画紙P2を後方にずらそうとする力は小さい。従って、先頭の印画紙P2に比較して、後方にずらされる量は少ない。また、2枚目以降の印画紙は、すべて搬送ローラとの接触条件が同一であるため、ずれたとしても、すべての印画紙がほぼ同じ量だけ平行にずれる。そのため、大きなブレーキ力がかかる先頭の印画紙P1のみが、搬送が進むにつれて徐々に後方に大きくずれてしまうこととなる。
【0024】
本実施形態の処理ラックでは、この問題を解決するために、図5に示すようにユニットの上下方向の略中央に位置する搬送ローラ76aの両側に自由回転可能な押し付けローラ80を配置している。このように押し付けローラ80と搬送ローラ76aとで印画紙を挟んで搬送することにより、この部分では印画紙Pとローラのスリップが発生せず、1枚目の印画紙P1に大きなブレーキ力がかかっても印画紙P1を所定距離だけ正確に搬送することができる。これにより、先頭の印画紙P1だけが後方に大きくずれてしまうことが解消できる。
【0025】
図7は、このような印画紙のずれを防止する機構の変形例であり、処理ラックの上下方向の略中央に位置する搬送ローラ76の両側の搬送ローラ74及び78にベルト82をかけ、このベルト82と搬送ローラ76とで印画紙Pを挟んで印画紙Pのスリップを防止するようにしたものである。このような構成でも、やはり1枚目の印画紙P1のずれを防止することができる。
【0026】
次に、図8は、各処理ラックの中間に配置されるリターンローラを示した図である。
【0027】
例えば、処理ラック44と46を例に挙げて説明すると、処理ラック44から排出された印画紙Pは、リターンローラ84にぶつかって下方に方向転換され、処理ラック46に搬入される。このとき、リターンローラ84は、印画紙Pの動きにつれて自由に回転することが印画紙にダメージを与えないためには好ましい。そのため、リターンローラ84は自由回転可能に支持されている。
【0028】
従来このようなリターンローラ84は、図9に示すように幅方向に連続した1本のローラから構成されていた。このようなリターンローラ84を用いて、図3のように2列に並んだ印画紙の方向転換をさせようとした場合、1枚目の印画紙P1がリターンローラ84にぶつかるときには、リターンローラ84は自由回転するが、2枚目の印画紙P2がリターンローラ84にぶつかるときには、リターンローラ84は、まだ1枚目の印画紙P1に拘束されているため、完全な自由回転状態とはならない。そのため、2枚目以降の印画紙の先端部がリターンローラとの衝突によりダメージを受けるという問題があった。
【0029】
本実施形態では、この問題を解決するために、図10に示すようにリターンローラ84を2つのローラ84aと84bに分割し、夫々のローラがフレーム85に対して独立に自由回転することができるようにしている。このようにすることにより、図3に示す2列の印画紙Pが、隣の列の印画紙に影響されることなくリターンローラを回転させることが出来るため、印画紙の先端部のダメージをなくすことができる。
【0030】
次に、図11は、処理ラック44,46,48,50,52のメンテナンスを行うときに役立てるための構造を示した図であり、図12は、処理ラックを側面から見た図である。すべての処理ラックは、図11及び図12に示すような構造となっているが、図11及び図12では、それらを代表して処理ラック44の構造を示している。
【0031】
図11及び図12において、処理ラック本体72の側部には、上下方向に離間して、3つの引っ掛けレバー86,88,90がピン92,94,96により紙面内で回動自在に取り付けられている。現像処理装置10の通常の動作状態においては、引っ掛けレバー86,88,90は、図11に矢印Cで示すように閉じられており、処理ラック44は処理槽34中に収納されている。この状態では、処理ラック44は、スクイズローラ98の部分より下方が、液中に浸されている。
【0032】
処理ラック44は、それに設けられたローラ類のクリーニング等のメンテナンスために液槽34から上方に引き出されるが、その時、図11に示すように、引っ掛けレバー86を矢印D方向に回動させて二点鎖線で示す位置まで引き出し、液槽34の上端部に引っ掛ける。これにより、処理ラック44が、液槽34の上方に突出した状態で支持される。引っ掛けレバーは、既に述べたように上下方向の3ヶ所に設けられているので、スクイズローラ98の部分のみのメンテナンスを行うのであれば、最上部の引っ掛けレバー86を液槽34の上端部に引っ掛け、スクイズローラ98の部分を液槽34の上方に突出させる。また、スクイズローラ98よりも下方の部分にメンテナンスが必要となった場合には、必要に応じて引っ掛けレバー88又は90を引き出して処理ラック44の突出量を変化させる。このように、処理ラックを液槽の上方に突出させた状態で保持できる機構を備えることにより、処理ラックを手で保持しておく必要がなくなり、処理ラックのメンテナンスを容易に行うことができる。また、処理ラックを液槽から完全に取り出して清掃する場合でも、引っ掛けレバー90を用いて処理ラックを液中から完全に引き出した状態でしばらく放置しておくことにより、処理ラックの液切りも容易に行うことができる。なお、引っ掛けレバー86,88,90には、ストッパー部86a,88a,90aが設けられており、この部分が処理ラック本体72に当接することにより、図11に二点鎖線で示した位置で止まるようになされている。
【0033】
次に、図13は、スクイズローラの処理ラック内での配置状態を示した図である。図13においては、処理ラック44,46について示しているが、他の処理ラックにも同様のスクイズローラが配置されている。
【0034】
図13において、スクイズローラ98a,98bは、印画紙Pに付着している処理液を絞りとって、隣の処理槽への処理液の持ち込みを防止する役目を果たす。また、最終の水洗槽42に配置されている処理ラック52では、印画紙Pに付着している洗浄液を絞りとることにより、次の乾燥工程での乾燥効率を向上させる役目を果たす。
【0035】
このようなスクイズローラにおいては、ローラが常時回転しているため、印画紙Pからスクイズローラに付着した処理液が、ローラが1回転したときに再び印画紙Pに付着してしまうという問題点がある。そのため、本実施形態では、スクイズローラ98a,98bに先端が接するように、弾性を有するブレード100a,100bが配置されており、印画紙Pから乗り移った処理液を処理槽中に払い落とすようにしている。これにより、一旦印画紙Pからローラに乗り移った処理液が、ローラ98a,98bが1回転したときに再び印画紙Pに戻ってしまうことが防止され、隣の処理槽への処理液の持ち込み量が低減される。なお、ブレード100a,100bは、耐薬品性、耐磨耗性が高く、摩擦係数の低い材料から形成されていることが好ましい。
【0036】
図14は、スクイズローラ98aとブレード100aを拡大して示した図であり、図示したように、スクイズローラ98aに付着した処理液がブレード100aにより払い落とされる。
【0037】
また、図15は、最終の水洗槽42に配置されたスクイズローラを示した図であり、上記と同様にスクイズローラ102aに付着した洗浄液をブレード104で払い落とすことにより、次の乾燥工程の乾燥効率を向上させることができる。
【0038】
なお、図16は、処理ラックでの、スクイズローラの具体的な配置構成を示している。
【0039】
次に、図17は、水洗槽38,40,42でのスクイズローラの配置構成を示した図である。
【0040】
水洗槽38,40,42は、夫々洗浄液の水位が異なっており、水洗槽38が最も水位が低く、水洗槽40がそれよりも水位が高く、水洗槽42が最も高くなっている。そして、水洗槽38,40,42に新しい洗浄液を補充するときには、最終段の水洗槽42に洗浄液を補充し、そこで補充した分だけオーバーフローした洗浄液が前段の水洗槽40に供給され、更にそこでオーバーフローした洗浄液が更に前段の水洗槽38に供給される。最も前段の水洗槽38でオーバーフローした洗浄液は、水洗槽38の下部から排液として排液タンクへと排出される。このようにすることにより、新しい洗浄液が、最もきれいな水洗槽42に供給され、まだ汚れの少ない水洗槽42内の洗浄液が前段の水洗槽40へと供給され、更に水洗槽40内の洗浄液が更に前段の水洗槽38に供給される。そして、隣の定着液槽38からの処理液が持ち込まれていて最も汚れた水洗槽38内の洗浄液を排液として排出することができる。これにより、新しい洗浄液の有効利用を図ることができる。
【0041】
ここで、このように洗浄液を最終段の水洗槽及び隣の水洗槽に供給する場合、本実施形態においては、供給する洗浄液をスクイズローラに注いで、スクイズローラのクリーニングも同時に行うようにしている。具体的には、図17において、水洗槽42に新しい洗浄液を供給する場合、供給部110に供給された洗浄液は、スクイズローラ112aの略中央部に滴下され、隣のスパイラルローラ114によりローラの長手方向に拡散されて、スクイズローラ112aのクリーニングを行う。スパイラルローラ114は、図18に示すようにローラ本体にその長手方向の中央部に対して対称なスパイラル状の溝が形成されたローラであり、溝114aに沿って洗浄液がスクイズローラ112aの中央部から両端部に向けて拡散される。スクイズローラ112aをクリーニングした洗浄液は、次に隣のスクイズローラ112bに乗り移り、スクイズローラ112bのクリーニングを行う。スクイズローラ112bの下方には、その外周面に対して僅かに隙間を有するように形成された曲面116aを有する拡散部材116が配置されている。スクイズローラ112bをクリーニングした洗浄液は、その表面張力によりスクイズローラ112bと曲面116aの間で拡散され、スクイズローラ118a,118bに供給されて、スクイズローラ118a,118bをクリーニングする。このように、スクイズローラ112bの下部に拡散部材116を設けることにより、スクイズローラ112bをクリーニングした洗浄液が水洗槽42内にそのまま落ちてしまうことがなく、スクイズローラ118a,118bのクリーニングにまで用いることが出来るので、洗浄液の有効利用を図ることができる。
【0042】
なお、水洗槽38,40にも図17に示したような洗浄液の供給部110が設けられており、水洗槽40においては、隣の水洗槽42でオーバーフローした洗浄液が、この水洗槽40の供給部110に供給され、図17の場合と同様にスクイズローラのクリーニングを行う。また、水洗槽38においては、隣の水洗槽40でオーバーフローした洗浄液が、この水洗槽38の供給部110に供給され、やはり同様にスクイズローラのクリーニングを行う。
【0043】
また、水洗槽38,40,42内の洗浄液が蒸発して洗浄液の水位が所定値よりも低下した場合には、上記と同様に洗浄液の補充が行われ、スクイズローラのクリーニングが行われる。
【0044】
また、水洗槽38,40,42のスクイズローラにも洗浄液の払い落とし用のブレードが設けられているが、水洗槽の場合には、スクイズローラ112bから落下した洗浄液がスクイズローラ118a,118bに供給される必要があるため、スクイズローラ118b,120bの部分にのみ、ブレード122,124が設けられている。
【0045】
次に、図19及び図20は排液タンクを示した図である。
【0046】
既に説明したように、水洗槽38,40,42では、新しい洗浄液が水洗槽42に供給され、水洗槽38の下部から汚れた洗浄液が排液として少しずつ排出される。この排出された排液は、排液タンク130に収容される。また、現像液槽34及び定着液槽36においても新たな処理液は、各槽の上部に供給され、各槽の下部から排液が少しずつ排出される。これらの排液のうち、現像液の排液は排液タンク134に収容され、定着液の排液は排液タンク136に収容される。
この排液タンクには、通常排液の満水状態を検出するためのセンサが設けられており、このセンサが満水を検出したときにそれが外部に報知され、作業者が排液タンク内から排液を抜き取る作業を行う。しかしながら、このセンサが故障したときには、排液が排液タンクから溢れてしまう場合があり、溢れた液の除去作業に手間取ることがある。本実施形態では、この排液タンクからの排液の溢れを防止するようにしている。
【0047】
具体的には、図19及び図20に示すように、排液タンク130,132,134の上部にオーバーフロー口136,138,140を設け、排液タンク130,132,134でオーバーフローした排液を抜き取るようにする。抜き取られた排液は、配管142により直接作業者の目に触れる位置に配置されたトレイ144に排出される。配管142は、3つの排液タンクのオーバーフロー口136,138,140に共通に接続されているので、3つの排液タンクのうちのいずれかがオーバーフローしたときに、トレイ144に排液が排出される。ただし、本実施形態においても、排液の満水を検出するセンサは設けられており、トレイ144に排液が排出されるのは、センサの故障などの特別の場合である。作業者は、トレイ144に排液が溢れていることを発見した場合に、排液タンク130,132,134の下部に配管150,148,146を介して接続されているドレンコック60,62,64から排液を抜き取る。また、同時にトレイ144の清掃を行う。なお、ドレンコック60,62,64は、トレイ144の直上方に配置されており、トレイ144は、ドレンコック60,62,64から排液容器に排液を収容するときに、排液が床等にこぼれないようにする受け皿としての機能も果たすようになされている。
【0048】
このように、排液タンクの上部にオーバーフロー口を設けておくことにより、センサが故障した場合などでも排液が床面上に溢れてしまうようなことが防止される。
【0049】
次に、図21は処理液の補充用タンクにおける撹拌機構の概略構成を示した側断面図である。
【0050】
通常、現像液、定着液、洗浄液等の処理液は、2〜3種類の化学薬品を混合してつくられるものであり、従来では、現像処理装置の外部で各化学薬品を人手により混合した後、出来上がった処理液を補充用タンクに移すようにしていた。本実施形態では、この手間を軽減するために、補充用タンクに直接、混合すべき化学薬品を投入し、補充用タンク内で撹拌混合を行うようにしている。
【0051】
図21において、補充用タンク58(54,56)の端部には、薬品の投入口150が形成されており、略中央部に、薬品を撹拌するための撹拌棒152を挿入するための挿入口154が形成されている。挿入口154には、これを封止するための蓋156が装着されており、この蓋156には、撹拌棒152が回転自在に支持されている。撹拌棒152の上端部には、回転アーム158が固定されている。補充用タンク58(54,56)の上方には、プーリ160が配置されており、このプーリ160は、不図示のブラケットを介して補充タンク58(54,56)に回転自在に支持されている。プーリ160には回転板162が固定されており、回転板162の外周部に固定されたピン164が回転アーム158の先端部158aと当接されている。従って、プーリ160が回転することにより撹拌棒152が回転される。プーリ160の右方には、プーリ160が支持されているブラケットと同じブラケットにモータ166が固定されており、モータ166の回転軸に取り付けられたプーリ168とプーリ160の間にベルト170が掛け渡されている。
【0052】
また、投入口150には、軸172を中心に開閉自在に支持された蓋174が配置されており、蓋174の背面にはマグネット176が取り付けられている。蓋174が破線で示すように開いたときにマグネット176と対向する位置に、磁気センサ178が配置されており、蓋174が開いたことを検出することが出来るようになされている。なお、磁気センサ178及びモータ166はともに制御装置179に接続されており、制御装置179は、磁気センサ178の検出信号に基づいてモータ166の回転を制御する。
【0053】
このように構成される撹拌機構200においては、蓋174が開くと磁気センサ178がこれを検出し、この検出信号が制御装置179に送られ、制御装置179がモータ166を回転させて撹拌棒152が回転することにより、薬品の撹拌が自動的に行われる。
【0054】
次に、図22は、撹拌機構200を上方から見た平面図であり、3つの補充タンク54,56,58の夫々に配置された撹拌棒152を1つのモータ166で同時に駆動する構成を示している。夫々の補充タンクに配置された撹拌棒152には、プーリ160a,160b,160cが取り付けられており、これらのプーリ160a,160b,160cとモータ166のプーリ168との間にはベルト170が掛け渡されている。また、現像液補充タンク54のプーリ160cには、ワンウェイクラッチ180が配置されており、モータ166が例えば時計回転方向に回転した場合のみ、プーリ160cの回転が撹拌棒に伝達されるように構成されている。
【0055】
このように構成される撹拌機構200においては、3つの補充タンクの蓋174a,174b,174cのうちいずれかが開かれると、磁気センサ178a,178b,178cのいずれかが反応し、制御装置179がモータ168を回転させる。このとき、洗浄液補充タンク58、定着液補充タンク56の磁気センサ178a,178bのいずれか、あるいは両方が蓋174a,174bが開いたことを検出し、磁気センサ178cが蓋174cが開いたことを検出しなかった場合には、制御装置179は、モータ168を反時計回転方向に回転させる。従って、洗浄液補充タンク58及び定着液補充タンク56の撹拌棒のみが回転し、現像液補充タンク54の撹拌棒はワンウェイクラッチ180の作用により回転しない。また、現像液補充タンク54の蓋174cが開いたことを磁気センサ178cが検出した場合には、制御装置179は、他の磁気センサ178a,178bの検出状態にかかわらず、モータ166を無条件に時計回転方向に回転させる。これにより、現像液補充タンク54の撹拌棒、定着液補充タンク56の撹拌棒、洗浄液補充タンク58の撹拌棒がともに回転する。
【0056】
このように、3つの補充タンクの撹拌棒の回転状態を異ならせるのは以下のような理由による。即ち、定着液及び洗浄液に比較して現像液は酸化により劣化しやすい性質を有している。そのため、定着液及び洗浄液は、他の処理液の撹拌のときに、同時に撹拌されても酸化により劣化することはあまりない。従って、他の処理液の補充のときに撹拌棒が回転しても問題がない。これに対し、現像液は、他の処理液のみの補充のときに同時に撹拌されてしまうと酸化による劣化を生ずることとなる。そのため、本実施形態においては、現像液の撹拌棒のみにワンウェイクラッチを設け、現像液は、現像液の補充のときのみ撹拌されるようにしている。このようにして、現像液の酸化による劣化が防止される。
【0057】
以上説明したように、上記の実施形態によれば、排液タンクのオーバーフロー口から溢れた排液を、日常目に付きやすい位置に配置したトレイに排出することにより、作業者に異常を即座に気付かせることができ、多量の排液が排液タンクから溢れてしまうことを防止できる。
【0058】
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、排液タンクのオーバーフロー口から溢れた排液を、日常目に付きやすい位置に配置したトレイに排出することにより、作業者に異常を即座に気付かせることができ、排液タンクの満水を確実に警告することができる。
【0060】
また、排液をトレイに導くための配管が、現像液の排液タンクと定着液の排液タンクと洗浄液の排液タンクとに共通に接続されているので、現像液、定着液、洗浄液の排液タンクのいずれか1つでも満水になった場合には、トレイに排液が溢れるので、排液タンクが複数ある場合でも少なくとも1つの排液タンクが満水になったことを確実に警告することができる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかわる現像処理装置の概略構成を示す側断面図である。
【図2】印画紙が1列に並んだ状態を示す図である。
【図3】印画紙が千鳥状に2列に並んだ状態を示す図である。
【図4】先頭の印画紙が少しずつ遅れる状態を示した図である。
【図5】処理ラックの代表的な構造を示す側断面図である。
【図6】搬送ローラが速く回転される様子を示した図である。
【図7】処理ラックの構造の変形例を示す図である。
【図8】処理ラックの中間に配置されるリターンローラを示した図である。
【図9】従来のリターンローラを示した図である。
【図10】本実施形態のリターンローラを示した図である。
【図11】処理ラックを処理槽に対して突出させた状態に保持する構成を示した図である。
【図12】処理ラックを処理槽に対して突出させた状態に保持する構成を示した図である。
【図13】スクイズローラの処理ラック内での配置状態を示した図である。
【図14】スクイズローラとそれに接するブレードの拡大図である。
【図15】最終段の水洗槽でのスクイズローラの配置状態を示した図である。
【図16】処理ラック内でのスクイズローラの具体的な配置構成を示した図である。
【図17】水洗槽でのスクイズローラの配置構成を示した図である。
【図18】スパイラルローラの構成を示した図である。
【図19】排液タンクを示した図である。
【図20】排液タンクからの排液の排出経路を示した図である。
【図21】処理液の補充用タンクにおける撹拌機構の概略構成を示した図である。
【図22】撹拌機構を上方から見た平面図である。
【符号の説明】
10 現像処理装置
12 露光部
14 印画紙整列部
16 現像処理部
18 乾燥処理部
22 光源部
24 レンズ
26 露光台
28,30 印画紙カセット
32,33 カッター
34 現像液槽
36 定着液槽
38,40,42 水洗槽
44,46,48,50,52 処理ラック
54 現像液補充タンク
56 定着液補充タンク
58 洗浄液補充タンク
60,62,64 ドレンコック
66 エアダクト
68 排出口
70 カバー
72 処理ラック本体
74,76,78 搬送ローラ
80 押し付けローラ
82 ベルト
84 リターンローラ
86,88,90 引っ掛けレバー
92,94,96 ピン
98,102,112,118,120 スクイズローラ
100,104,122,124 ブレード
114 スパイラルローラ
116 拡散部材
130,132,134 排液タンク
136,138,140 オーバーフロー口
142,146,148,150 配管
144 トレイ
152 撹拌棒
154 挿入口
156,174 蓋
158 回転アーム
160,168 プーリ
162 回転板
164 ピン
166 モータ
170 ベルト
172 軸
176 マグネット
178 磁気センサ
200 撹拌機構

Claims (3)

  1. 印画紙にフィルムの像を露光させて現像する現像処理装置において、処理槽からの排液を収容する排液タンクが満水になったことを警告するための現像処理装置の排液タンク満水警告装置であって、
    前記排液タンクの上部に設けられ、前記排液タンクが満水になったときに、排液が自動的に排出されるオーバーフロー口と、
    前記現像処理装置の外部から目に付きやすい位置に配置されたトレイと、
    前記オーバーフロー口に接続され、該オーバーフロー口から排出された排液を前記トレイに導くための配管とを具備することを特徴とする現像処理装置の排液タンク満水警告装置。
  2. 前記排液タンクは、現像液の排液を収容する第1のタンクと定着液の排液を収容する第2のタンクと洗浄液の排液を収容する第3のタンクとからなり、前記第1乃至第3のタンクに夫々設けられた第1乃至第3のオーバーフロー口は共通の前記配管に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の現像処理装置の排液タンク満水警告装置。
  3. 前記排液タンクは、排液が満水になったことを検出するセンサを更に具備することを特徴とする請求項1に記載の現像処理装置の排液タンク満水警告装置。
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