JP3614979B2 - エンボスシートの製造方法およびこれを用いたパイプカバー - Google Patents

エンボスシートの製造方法およびこれを用いたパイプカバー Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエンボスシートの製造方法に関し、更に詳しくは、シート上に彫刻すべきエンボス模様の種類が変化した場合であっても、そのエンボス模様に対応してその都度製造条件の変更を行うこと無く、目的とするエンボス模様を容易かつ鮮明に彫刻することができるエンボスシートの製造方法に関する。また、このエンボスシートを用いたパイプカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
片面または両面に凹凸形状のエンボス模様が形成されているエンボスシートは、例えば、風呂場マットや配管の断熱カバーなどに広く用いられている。
【0003】
従来から、エンボスシートは概ね次のようにして製造されている。それを、樹脂発泡体シートに樹脂フィルムを貼着した積層シートの片面にエンボス模様を彫刻する場合につき説明する。
【0004】
まず、図14で示すように、例えばポリオレフィン系の発泡体から成る樹脂発泡体シート1を加熱装置2aで所定の温度にまで加熱し、また例えばオレフィン系フィルムのような樹脂フィルム3を別の加熱装置2bで所定の温度にまで加熱する。そして、この樹脂フィルム3を樹脂発泡体シート1の片面に重ね合わせながら、図の矢印p方向に回転するゴムロール4と矢印p方向に回転する後述のエンボスロール5の間に連続的に供給する。
【0005】
ゴムロール4とエンボスロール5の間を通過する過程で、樹脂発泡体シート1と樹脂フィルム3は、ゴムロール4とエンボスロール5で押圧されて互いに貼着し、積層シートをなす。そして同時に、積層シートの樹脂フィルム3側の表面にはエンボスロール5の表面模様が型押しされて前記表面模様が転写され、目的とするエンボス模様6Aが彫刻される。
ここで、従来のエンボスロールの1例を図15に斜視図として示し、その表面の一部(図15のAの領域)を拡大した斜視図として図16に示す。
ここで示したエンボスロール5は、エンボスシートの表面に図17で示したようなエンボス模様、すなわち、平面視形状が四角形である突起部6が規則的に配列したエンボス模様を形成するためのものである。
図15において、エンボスロール5の表面には、図17の突起部6を有するエンボス模様とはネガ−ポジの関係にある模様が形成されている。
【0006】
今、エンボスロール5の幅方向をw、円周方向をrで示すと、上記した模様は、部分拡大図である図16に示したように、r方向に所定の間隔で配列する所定高さの複数個の隔壁部7aと、w方向に所定の間隔で配列する所定高さの複数個の隔壁部7bと、これら隔壁部7a、7bで取り囲まれて所定の深さを有する凹部8とで構成されて、この凹部8がw方向とr方向に各隔壁部を介して互いに隣接する状態でエンボスロール5の表面に分布している。
【0007】
図14に示したようにしてエンボスシートが製造される場合には、軟化している樹脂フィルム1側の表面に、上記した隔壁部7a、7bが食い込み、その結果、処理後の表面には上記凹部8に相当する突起が形成されることにより、図17で示した突起部6が配列したエンボス模様がシート上に彫刻される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図14〜図16で示したようなエンボスロール5を用いてエンボス加工を行うと、彫刻されたエンボス模様においては、図18で示すように、その突起部6の頂部6aが凹没したり、また突起部のエッジ6bがシャープな形状にならなかったりして、エンボス模様は設計通りのシャープな形状の模様として彫刻されないということがある。しかも頂部の凹没やエッジ箇所がシャープな形状にならないといった変形は、個々の突起部によって発生する場所、程度が異なるために、エンボスシートの表面は全体に不揃いな外観となる。
【0009】
このような形状不良の発生は以下の理由に基づく。
まず、図19で示したように、樹脂発泡体シート1に樹脂フィルム3が重なり合うその地点で、同時に、p方向に回転するエンボスロール5の表面模様は樹脂フィルム3の表面に圧接する。
このとき、エンボスロール5の表面模様における隔壁部7a、7bは、エンボスロール5のp方向への回転が進むにつれてシートへの食い込みの深さが深くなっていき、シート表面にエンボス模様を彫刻したのち、樹脂フィルム3の表面から離脱していく。その場合、隔壁部7a、7bで取り囲まれた凹部8は、エンボスロール5が樹脂フィルム3の表面に圧接した時点で、その開口部が樹脂フィルム3の表面で閉鎖しはじめる。そして、エンボスロール5の回転が進むにつれて、凹部8内の空気は、隔壁部7aと樹脂フィルム3の表面とが形成する隙間から逃散していくが、この隙間が完全に閉鎖したのちは、空気の一部は凹部8の中に閉じ込められ、この封印空気は凹部底面8a、すなわちエンボスロールのロール面側に集積され、そこに空間9を形成することになる。
そして、エンボスロール5の回転が更に進んで、エンボス模様が彫刻される時点では、上記した空間9を構成する封印空気は、いまだ軟質な状態を保ち、かつ彫刻されつつある突起部6をその上方から圧縮することになり、その結果、彫刻された突起部6には、前記したような不均一な形状不良が発生してくる。
【0010】
このような問題に対しては、樹脂発泡体シート1と樹脂フィルム3の加熱温度を適切に選択して軟化の程度を変化させたり、ゴムロール4とエンボスロール5のロール間隔や回転速度を適切に選定したりして、エンボスロール5の表面凹部8に封印空気の空間9が形成されないような努力がなされている。
【0011】
しかしながら、上記したような対策は、エンボスロール5の表面模様の種類が変わるたびごとに適切な条件の設定を行わなければならないという点で製造ラインの連続稼働にとって不都合である。またその条件設定の選択幅も狭く、調整作業には長時間を要し、しかも適切な条件設定を行ったとしても不良品の発生率の抑制が不十分であるという問題がある。
【0012】
さらにこのようなエンボスシートを円筒状に加工したパイプカバーは、その表面外観が劣るという以外に、エンボス模様をなす突起部の形状が不均一であるためにパイプカバーを湾曲させたときに、湾曲部に均一に負荷がかからず、しわが集中してできたり、しわが集中しているところから座屈しやすいといった問題が起こっていた。
【0013】
本発明は、従来のエンボスシートの製造時における上記した問題を解決し、エンボス模様の彫刻時にはエンボスロールの表面模様の凹部の中に封印空気の空間がほとんど形成されず、そのため、彫刻すべきエンボス模様の種類が変化した場合であっても、容易にそのことに対処することができ、鮮明なエンボス模様を彫刻することができるエンボスシートの製造方法の提供を目的とする。また、このエンボスシートを用いたパイプカバーの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明の第1の発明においては、ゴム・プラスチックシートに、隔壁部を介して互いに隣接する凹部が模様をなして形成されいる表面を有するエンボスロールを圧接して回転させることにより、前記ゴム・プラスチックシートにエンボス模様を連続的に彫刻するエンボスシートの製造方法において、
エンボスロールがシートに圧接されたときに前記凹部に閉じ込められる空気を溜める空気溜まり部が形成されるように、凹部底面に凸部が形成されているエンボスロールを用いることを特徴とするエンボスシートの製造方法が提供される。
【0015】
また、第2の発明として、樹脂発泡体シートと樹脂フィルムとを貼着してなる積層シートの前記樹脂フィルムに、隔壁部を介して互いに隣接する凹部が模様をなして形成されている表面を有するエンボスロールを圧接して回転させることにより、前記樹脂フィルム側にエンボス模様を連続的に彫刻するエンボスシートの製造方法において、エンボスロールがシートに圧接されたときに前記凹部に閉じ込められる空気を溜める空気溜まり部が形成されるように、凹部底面に凸部が形成されているエンボスロールを用いることを特徴とするエンボスシートの製造方法が提供される。
【0016】
さらに、第3の発明として、第2の発明の製造方法で得られるエンボスシートをエンボス模様が外面に位置するように円筒状に成形加工してなることを特徴とするパイプカバーが提供される。
【0017】
本発明方法においては、凹部底面に形成されている凸部が、エンボス模様の彫刻時における封印空気を分散させて溜める空気溜まり部を形成し、封印空気によるエンボス模様をなす突起部の形状変化を制御するために機能する。
すなわち、図2で示すように、エンボスロール5が樹脂フィルム3の表面に圧接し、エンボスロール5の表面模様における凹部8の開口部が樹脂フィルム3で閉鎖された場合であっても、図2の領域Bの拡大図である図3に示すように閉じ込められた空気はエンボスロール5の凹部底面8aに形成されている凸部10によって形成される空気溜まり部11に分散して溜まる。エンボス模様の不均一な形状変化の原因となる封印空気が溜まる位置を、凹部底面に形成されている凸部によって制御することができるため、封印空気による突起部の形状変化を制御することができ、エンボス模様の不均一な形状不良が抑制される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図15の領域Aの表面模様が図1で示したような模様になっているエンボスロール5を用意した。
すなわち、この模様は、エンボスロール5の凹部底面8aに底面の直径x、高さxの円錐形状の凸部10が形成されることにより、エンボスロールがシートに圧接されたときに凹部8に閉じ込められる封印空気を溜める空気溜まり部が形成される模様である。
このような表面模様を有するエンボスロール5を用いてエンボスシートを製造しているときの状態を図2および図3に示した。
【0019】
方向に回転するエンボスロール5の前記表面模様は、樹脂発泡体シート1の上に重なってくる樹脂フィルム3の表面に圧接し、樹脂発泡体シート1と樹脂フィルム3とを貼着して積層シートとする。そして同時に、エンボスロール5の回転が進むにつれて、エンボスロールの表面模様は徐々にシートに食い込んでいき、その凹部8の形状に相当する突起部6を形成しながら、最後にはシート表面から離脱していく。
エンボスロール5の表面模様が樹脂フィルム3の表面に圧接すると同時に、そのときから、凹部8の開口部は樹脂フィルム3の表面で閉鎖されていくので、凹部8の中に存在していた空気はそこに閉じ込められるようになる。
【0020】
しかしながら、この表面模様の場合、エンボスロール5の凹部底面8aには、閉じ込められる空気を溜める空気溜まり部11が形成されるように円錐形状の凸部10が形成されているので、凹部8の中に閉じ込められた封印空気9は、凸部10に沿って空気溜まり部11に分散されていく。
したがって、凹部8に閉じ込められた封印空気9は、不規則に封印されることはなくなり、その封印空気9は凹部底面8aの円錐形状の凸部10によって意図的に形成した空気溜まり部11に封印される。すなわち、従来の製造方法で発生していた封印空気によるエンボス模様の突起部6の不均一な形状不良を抑制することができる。
【0021】
なお、このような表面模様を有するエンボスロール5を用いて彫刻したエンボス模様には、図4に示したように、突起部の頂部6aに、凹部底面8aの円錐形状の凸部10に対応した形状、すなわち、深さがxで径がxの凹部が円錐形状の凸部10の痕跡として形成される。
このエンボスロール5の表面模様において、凹部底面8aに形成された円錐形状の凸部10は、凹部8内の封印空気9を分散させる空気溜まり部11を形成させる機能を有するため、その高さxは高ければ高いほど封印空気の不規則な滞留を防ぐことができる。その高さxは適宜調整すればよいが、高さxをあまり高くすると、エンボス模様の美観が損なわれるので、高さxは、凹部8の深さに対し20%以下に設定することが望ましい。
【0022】
なお、図1で示した表面模様の場合、凹部底面8aの凸部10は円錐形になっているが、この凸部10は図5で示したようなアーチ状曲面でもよく、図6で示したような球面の一部様でもよく、また図7で示したような凹部底面8aを底面とする角錐、または図8で示したような隔壁部7a、7bと凹部底面8aとの交線上に凸部底面の頂点がある角錐でもよい。
【0023】
また、図1で示した表面模様の場合、隔壁部7aをw方向に見たときの断面形状は長方形になっているが、この隔壁部7aの断面形状は、図9(a)で示したように台形7cにしてもよく、図9(b)で示したように三角形状にしてもよく、また図9(c)で示したようにアーチ形状にしてもよい。このような形状にすると得られるエンボスシートの表面模様は台形状の突起部の集合模様になるが、エンボス模様の彫刻時に、最初の隔壁部が樹脂フィルム3の表面に圧接した時点から次の隔壁部が樹脂フィルム3の表面に圧接し始める時点までの時間間隔は、隔壁部7aの断面形状が長方形である場合よりもエンボスロール5の周率に相当する分だけ長くなり、さらに凹部の壁面は斜面をなしているので、封印空気の空間が小さくなるので好適である。
【0024】
凹部底面8aの形状は、上記に示したような正方形あるいは長方形に限られない。
例えば、図10で示した表面模様の場合は、凹部8の平面視形状が三角形状をしており、凹部底面8aの凸部10は三角錐形に形成されている。
この表面模様のエンボスロールを回転させると、凹部8内の空気は凸三角錐10に沿って分散され、その結果、図11で示したように平面視形状が三角形をした鮮明なエンボス模様6が彫刻される。
また、図12で示した表面模様の場合は、凹部8の平面視形状が円形形状をしており、凹部8底面の凸部10は円錐形に形成されている。
この表面模様のエンボスロールを回転させると、凹部8内の空気は凸球面10に沿って分散され、その結果、図13で示したように平面視形状が円形をした鮮明なエンボス模様6を彫刻することができる。
【0025】
なお、上記した実施例では、樹脂発泡体シートに樹脂フィルムを貼着したものにエンボス模様を彫刻する場合を示したが、本発明はこのことに限定されるものではなく、ゴム・プラスチックのシートであればどのようなものにも適用することができる。
【0026】
上記した実施例によって得られた樹脂発泡体シートに樹脂フィルムを貼着したエンボスシートをそのシートの長手方向に切断して所定幅の帯状シートとする。この帯状シートをエンボスシートが外面になるように幅方向に丸め、突き合わされた端面を熱融着してパイプ状に成型し、パイプカバーを得る。
パイプカバーを作製するときには、パイプカバーの長手方向と、長手方向に垂直な方向に表面模様の溝が形成されているようなエンボスシートを用いると横皺の発生が抑制される。さらにその効果は、長手方向に形成されている表面模様の溝が、長手方向に垂直な方向に形成されているそれよりも浅い場合により大きい。
また、本発明のパイプカバーでは、表面保護あるいはパイプカバーの配管への施工性向上のために、その外面上に樹脂フィルムを積層することもできる。本発明のパイプカバーを構成するエンボスシートには、パイプカバーと樹脂フィルムとの接着面である凹部底面8aの形状が鮮明に刻印されているので、従来の製造方法によるエンボスシートと比較して接着性がより優れるという利点がある。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1、2の方法によれば、エンボスロールがシートの表面に圧接しながら回転していく過程で、エンボスロールの表面模様における凹部内の空気は凹部底面に形成された凸部により分散されていく。そのため、エンボス模様を彫刻しつつある凹部の封印空気は不規則に滞留することはなくなり、封印空気による形状不良は発生しなくなり鮮明なエンボス模様が彫刻される。
この効果は、彫刻するエンボス模様の種類に関係なく発揮されるので、従来のように、彫刻するエンボス模様の種類に応じて複雑な条件設定をしなくてもよくなる。
また、請求項1、2の方法によるエンボスシートからなる請求項3のパイプカバーは、その外周面に鮮明なエンボス模様が彫刻されており、外観美麗である。さらに、湾曲させたときに発生するしわも少なく、一部にしわが集中することが避けられるために座屈しにくい。またパイプカバーの外周面に樹脂フィルムを積層させたときの接着性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明で用いるエンボスロールの表面模様例を示す部分斜視図である。(b)(a)のA−A断面図である。
(c)(a)のBからみた上面図である。
【図2】本発明方法で用いるエンボスロールでエンボス模様を彫刻している状態を示す断面図である。
【図3】図2のB領域の拡大図である。
【図4】本発明の方法で彫刻されたエンボス模様の突起部の形状例を示す断面図である。
【図5】(a)本発明方法で用いるエンボスロールの表面模様例を示す部分上面図である。
(b)(a)のA−A断面図である。
(c)(a)のB−B断面図である。
【図6】(a)本発明方法で用いるエンボスロールの表面模様例を示す部分上面図である。
(b)(a)のA−A断面図である。
(c)(a)のB−B断面図である。
【図7】(a)本発明方法で用いるエンボスロールの表面模様例を示す部分上面図である。
(b)(a)のA−A断面図である。
(c)(a)のB−B断面図である。
【図8】(a)本発明方法で用いるエンボスロールの表面模様例を示す部分上面図である。
(b)(a)のA−A断面図である。
(c)(a)のB−B断面図である。
【図9】(a)エンボスロールの回転方向に配列する隔壁部の断面形状の例を示す部分断面図である。
(b)隔壁部の断面形状の別の例を示す部分断面図である。
(c)隔壁部の断面形状のさらに別の例を示す部分断面図である。
【図10】(a)本発明方法で用いるエンボスロールの表面模様例を示す部分斜視図である。
(b)(a)のAから見た上面図である。
【図11】図10の表面模様を有するエンボスロールで彫刻したエンボス模様を示す部分斜視図である。
【図12】(a)本発明方法で用いるエンボスロールの表面模様例を示す部分斜視図である。
(b)(a)のA−A断面図である。
【図13】図12の表面模様を有するエンボスロールで彫刻したエンボス模様を示す部分斜視図である。
【図14】従来のエンボスロールを用いてエンボス模様を彫刻する状態を示す断面図である。
【図15】従来のエンボスロールの1例を示す斜視図である。
【図16】従来のエンボスロールの表面模様の一部を示す部分斜視図である。
【図17】図16の表面模様を有するエンボスロールで彫刻したエンボス模様を示す部分斜視図である。
【図18】従来の方法で彫刻されたエンボス模様の突起部の形状例を示す断面図である。
【図19】従来のエンボスロールでエンボス模様を彫刻する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂発泡体シート
2a、2b 加熱装置
3 樹脂フィルム
4 ゴムロール
5 エンボスロール
6 エンボス模様における突起部
6a 突起部6の頂部
6b 突起部6のエッジ個所
7 隔壁部
7a エンボスロール5の回転方向に配列する隔壁部
7b エンボスロール5の幅方向に配列する隔壁部
7c,7d,7e 他の隔壁部の断面形状を示す断面図
8 凹部
8a 凹部底面
9 封印空気によって形成される空間
10 凹部底面に形成された凸部
11 空気溜まり部

Claims (3)

  1. ゴム・プラスチックシートに、隔壁部を介して互いに隣接する凹部が模様をなして形成されている表面を有するエンボスロールを圧接して回転させることにより、前記ゴム・プラスチックシートにエンボス模様を連続的に彫刻するエンボスシートの製造方法において、
    エンボスロールがシートに圧接されたときに前記凹部に閉じ込められる空気を溜める空気溜まり部が形成されるように、凹部底面に凸部が形成されているエンボスロールを用いることを特徴とするエンボスシートの製造方法。
  2. 樹脂発泡体シートと樹脂フィルムとを貼着してなる積層シートの前記樹脂フィルムに、隔壁部を介して互いに隣接する凹部が模様をなして形成されている表面を有するエンボスロールを圧接して回転させることにより、前記樹脂フィルム側にエンボス模様を連続的に彫刻するエンボスシートの製造方法において、エンボスロールがシートに圧接されたときに前記凹部に閉じ込められる空気を溜める空気溜まり部が形成されるように、凹部底面に凸部が形成されているエンボスロールを用いることを特徴とするエンボスシートの製造方法。
  3. 請求項2記載の製造方法で得られるエンボスシートをエンボス模様が外面に位置するように円筒状に成形加工してなることを特徴とするパイプカバー。
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