JP3614903B2 - 安全な殺菌組成物 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の目的】
本発明の目的は、十分な殺菌活性を維持しつつ、植物に対する薬害を軽減する殺菌性組成物を提供することである。
【0002】
【産業上の利用分野】
本発明は、優れた殺菌活性を有する2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノール(以下、F−155という)及びローズベンガルを有効成分として含む殺菌性組成物に関する。
【0003】
【従来の技術】
本発明の有効成分であるF−155は、例えば、うどんこ病、さび病、そうか病、セプトリア(Septoria)、モニリニア(Monilinia)、ベンチュリア(Venturia)、サーコスポラ(Cercospora)、リンコスポリウム(Rynchosporium)、ウスチラゴ(Ustilago)、チレチア(Tilletia)、リゾクトニア(Rhizoctonia)等のような、広範なスペクトラムの植物病原性真菌類に対して強い殺菌活性を有しており、その製造方法、用途及び製剤が、特開平5−222060号公報に記載されている公知化合物である。
【0004】
一方、薬害軽減剤として使用される4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン又はその塩(以下、ローズベンガルという)は、一般には色素として広く使用されている化合物であるが、殺菌活性化合物の植物に対する薬害を軽減する作用を有することは、特開平5−78215号公報に記載されているのみである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
植物の真菌性の病気の防除に殺菌剤を使用する場合、植物に対して薬害を示さない使用量でなければならない。したがって、安全に薬剤を処理するためには、菌の感染を十分に抑制できる使用量と、植物に薬害の症状を引き起こす使用量の間の幅が、十分に大きくなければならない。
【0006】
F−155は前記のように強い殺菌活性を有しているが、さらに長く残効させるためにF−155を多量に施用すると、植物に薬害を発生させる場合がある。そこで、本発明者らは、F−155の薬害軽減について種々検討した結果、ローズベンガルを加えることによってF−155の植物に対する薬害を著しく軽減し、F−155の植物に対する薬害の閾値を低下させることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
【発明の構成】
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、F−155及びローズベンガルを含有する殺菌性組成物、その殺菌性組成物を種子に被覆することを特徴とする種子被覆方法、植物の種子に殺真菌有効量のF−155と当該植物におけるF−155の薬害を軽減するに十分な量のローズベンガルを共に使用することを特徴とする当該植物の真菌性の病害防除方法、並びに、殺真菌有効量のF−155及びF−155の植物に対する薬害を軽減するに十分な量のローズベンガルで被覆した種子である。
【0009】
本発明の殺菌性有効成分である2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノール(F−155)は、下記式
【0010】
【化1】
【0011】
で表される。
【0012】
本発明の薬害軽減効果を有するローズベンガルは、下記式
【0013】
【化2】
【0014】
で示される4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン−2ナトリウム塩及び、例えば4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン−2カリウム塩のような、上記2ナトリウム塩以外のアルカリ金属塩、並びに4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン自体をも包含するものである。
【0015】
ローズベンガルの有するF−155の薬害軽減作用は、種々の方法で利用することができる。
【0016】
例えば、F−155を、以前は薬害のある使用量でしか病原菌類の防除ができないため特定の植物種子に処理することが不可能であった薬量でも、ローズベンガルを配合することによりその特定の植物種子の粉衣剤として用いることができる。これはまた病原菌を十分に抑制するのに必要な最低使用量と、F−155による顕著な薬害が発生する最大使用量との幅を、ローズベンガルが広げていると見なすこともできる。
【0017】
さらに薬害軽減効果に加えて、ローズベンガルはF−155の殺菌効果を増強する。殺菌効果が増強したことにより、防除効果を減ずることなく使用量を低下させることができ、又、十分な効果が見られなかったような低薬量による菌類への効果を改善させることもできる。ローズベンガルによるF−155の薬害軽減効果は、標準的な温室及び圃場での試験、例えば小麦のような穀物の種の処理を行ない、ローズベンガルを含むF−155製剤と、ローズベンガルを含まないF−155製剤の種子の発芽及び成長に及ぼす相対的阻害効果を観察し、比較することにより、示し得る。
【0018】
本発明による併用処理は、とりわけムギ類、マメ類及びテンサイに適している。
【0019】
使用するローズベンガル及びF−155の量は、用いる作物の種子、標的病原体、土壌組成、気候及びその他の種々の要因により変化するが、一般的に、ローズベンガルは、種子10kgあたり好適には0.1〜100g、更に好適には1.0〜20g、種子に粉衣した場合に、満足な効果が得られる。F−155は、種子10kgあたり好適には0.1〜20g、更に好適には1.0〜10g、使用するのが都合よい。典型的には、例えば、種子10kgあたり適当に製剤化したローズベンガル及びF−155を各々5g使用する。
【0020】
F−155及びローズベンガルは、通常の方法で、プレミックス、タンク混合物の形態で又は逐次処理により使用できる。適当な種子処理製剤、例えば水性分散物又は種子に対して良好な粘着性を有する乾燥粉末の形態で適用するのが都合よく、液体製剤が好ましい。適当な種子粉衣製剤は、通常の方法で、F−155及びローズベンガル並びに農業的に許容できる稀釈剤又は担体を適当量混合することにより得られる。
【0021】
このような製剤中に含まれる有効成分の量は、処理する種子、処理方法その他によって異なるが、ローズベンガルを好適には0.1〜40重量%、更に好適には0.5〜20重量%、又、F−155を好適には0.2〜20重量%、更に好適には0.5〜20重量%含有する。
【0022】
【実施例】
以下に実施例を示して本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらに限られない。
【0023】
【実施例1】
(種子粉衣剤)
F−155を1.0重量%、ローズベンガル(東京化成工業(株)製、2ナトリウム塩)1.0重量%、セロゲン5A(登録商標、第一工業製薬(株)製、カルボキシメチルセルロース・ナトリウム塩)15.0重量%、ネオゲンパウダー(登録商標、第一工業製薬(株)製、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩)2.0重量%、ロカヘルプB409(登録商標、三井金属鉱業(株)製、真珠岩)10.0重量%及びジークライト(製紙用、ジークライト礦業(株)製)71.0重量%をよく粉砕・混合し、種子粉衣剤を得た。
【0024】
【試験例】
生物試験の試験例は次の通りである。
【0025】
【試験例1】
実施例1の製剤を小麦種子に粉衣処理したのち、ポットに播種し、温室内で栽培した。播種5日後発生した植物毒性の程度を調べた。ローズベンガルを加えずF−155を単独で同様に製剤したものと比較した結果を表1に示す。なお、評価方法は、以下の通りである。
【0026】
評価方法:薬害程度
+++:90%以上の種子及び根が覆土上に持ち上げられる。
【0027】
++ :50%以上の種子及び根が覆土上に持ち上げられる。
【0028】
+ :20%以上の種子及び根が覆土上に持ち上げられる。
【0029】
− :正常
【0030】
【表1】
【発明の目的】
本発明の目的は、十分な殺菌活性を維持しつつ、植物に対する薬害を軽減する殺菌性組成物を提供することである。
【0002】
【産業上の利用分野】
本発明は、優れた殺菌活性を有する2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノール(以下、F−155という)及びローズベンガルを有効成分として含む殺菌性組成物に関する。
【0003】
【従来の技術】
本発明の有効成分であるF−155は、例えば、うどんこ病、さび病、そうか病、セプトリア(Septoria)、モニリニア(Monilinia)、ベンチュリア(Venturia)、サーコスポラ(Cercospora)、リンコスポリウム(Rynchosporium)、ウスチラゴ(Ustilago)、チレチア(Tilletia)、リゾクトニア(Rhizoctonia)等のような、広範なスペクトラムの植物病原性真菌類に対して強い殺菌活性を有しており、その製造方法、用途及び製剤が、特開平5−222060号公報に記載されている公知化合物である。
【0004】
一方、薬害軽減剤として使用される4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン又はその塩(以下、ローズベンガルという)は、一般には色素として広く使用されている化合物であるが、殺菌活性化合物の植物に対する薬害を軽減する作用を有することは、特開平5−78215号公報に記載されているのみである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
植物の真菌性の病気の防除に殺菌剤を使用する場合、植物に対して薬害を示さない使用量でなければならない。したがって、安全に薬剤を処理するためには、菌の感染を十分に抑制できる使用量と、植物に薬害の症状を引き起こす使用量の間の幅が、十分に大きくなければならない。
【0006】
F−155は前記のように強い殺菌活性を有しているが、さらに長く残効させるためにF−155を多量に施用すると、植物に薬害を発生させる場合がある。そこで、本発明者らは、F−155の薬害軽減について種々検討した結果、ローズベンガルを加えることによってF−155の植物に対する薬害を著しく軽減し、F−155の植物に対する薬害の閾値を低下させることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
【発明の構成】
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、F−155及びローズベンガルを含有する殺菌性組成物、その殺菌性組成物を種子に被覆することを特徴とする種子被覆方法、植物の種子に殺真菌有効量のF−155と当該植物におけるF−155の薬害を軽減するに十分な量のローズベンガルを共に使用することを特徴とする当該植物の真菌性の病害防除方法、並びに、殺真菌有効量のF−155及びF−155の植物に対する薬害を軽減するに十分な量のローズベンガルで被覆した種子である。
【0009】
本発明の殺菌性有効成分である2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノール(F−155)は、下記式
【0010】
【化1】
【0011】
で表される。
【0012】
本発明の薬害軽減効果を有するローズベンガルは、下記式
【0013】
【化2】
【0014】
で示される4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン−2ナトリウム塩及び、例えば4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン−2カリウム塩のような、上記2ナトリウム塩以外のアルカリ金属塩、並びに4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン自体をも包含するものである。
【0015】
ローズベンガルの有するF−155の薬害軽減作用は、種々の方法で利用することができる。
【0016】
例えば、F−155を、以前は薬害のある使用量でしか病原菌類の防除ができないため特定の植物種子に処理することが不可能であった薬量でも、ローズベンガルを配合することによりその特定の植物種子の粉衣剤として用いることができる。これはまた病原菌を十分に抑制するのに必要な最低使用量と、F−155による顕著な薬害が発生する最大使用量との幅を、ローズベンガルが広げていると見なすこともできる。
【0017】
さらに薬害軽減効果に加えて、ローズベンガルはF−155の殺菌効果を増強する。殺菌効果が増強したことにより、防除効果を減ずることなく使用量を低下させることができ、又、十分な効果が見られなかったような低薬量による菌類への効果を改善させることもできる。ローズベンガルによるF−155の薬害軽減効果は、標準的な温室及び圃場での試験、例えば小麦のような穀物の種の処理を行ない、ローズベンガルを含むF−155製剤と、ローズベンガルを含まないF−155製剤の種子の発芽及び成長に及ぼす相対的阻害効果を観察し、比較することにより、示し得る。
【0018】
本発明による併用処理は、とりわけムギ類、マメ類及びテンサイに適している。
【0019】
使用するローズベンガル及びF−155の量は、用いる作物の種子、標的病原体、土壌組成、気候及びその他の種々の要因により変化するが、一般的に、ローズベンガルは、種子10kgあたり好適には0.1〜100g、更に好適には1.0〜20g、種子に粉衣した場合に、満足な効果が得られる。F−155は、種子10kgあたり好適には0.1〜20g、更に好適には1.0〜10g、使用するのが都合よい。典型的には、例えば、種子10kgあたり適当に製剤化したローズベンガル及びF−155を各々5g使用する。
【0020】
F−155及びローズベンガルは、通常の方法で、プレミックス、タンク混合物の形態で又は逐次処理により使用できる。適当な種子処理製剤、例えば水性分散物又は種子に対して良好な粘着性を有する乾燥粉末の形態で適用するのが都合よく、液体製剤が好ましい。適当な種子粉衣製剤は、通常の方法で、F−155及びローズベンガル並びに農業的に許容できる稀釈剤又は担体を適当量混合することにより得られる。
【0021】
このような製剤中に含まれる有効成分の量は、処理する種子、処理方法その他によって異なるが、ローズベンガルを好適には0.1〜40重量%、更に好適には0.5〜20重量%、又、F−155を好適には0.2〜20重量%、更に好適には0.5〜20重量%含有する。
【0022】
【実施例】
以下に実施例を示して本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらに限られない。
【0023】
【実施例1】
(種子粉衣剤)
F−155を1.0重量%、ローズベンガル(東京化成工業(株)製、2ナトリウム塩)1.0重量%、セロゲン5A(登録商標、第一工業製薬(株)製、カルボキシメチルセルロース・ナトリウム塩)15.0重量%、ネオゲンパウダー(登録商標、第一工業製薬(株)製、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩)2.0重量%、ロカヘルプB409(登録商標、三井金属鉱業(株)製、真珠岩)10.0重量%及びジークライト(製紙用、ジークライト礦業(株)製)71.0重量%をよく粉砕・混合し、種子粉衣剤を得た。
【0024】
【試験例】
生物試験の試験例は次の通りである。
【0025】
【試験例1】
実施例1の製剤を小麦種子に粉衣処理したのち、ポットに播種し、温室内で栽培した。播種5日後発生した植物毒性の程度を調べた。ローズベンガルを加えずF−155を単独で同様に製剤したものと比較した結果を表1に示す。なお、評価方法は、以下の通りである。
【0026】
評価方法:薬害程度
+++:90%以上の種子及び根が覆土上に持ち上げられる。
【0027】
++ :50%以上の種子及び根が覆土上に持ち上げられる。
【0028】
+ :20%以上の種子及び根が覆土上に持ち上げられる。
【0029】
− :正常
【0030】
【表1】
Claims (9)
- 2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノール及び、4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン又はその塩を含有する殺菌性組成物。
- 2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノール及び、4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン−2ナトリウム塩を含有する殺菌性組成物。
- 2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノールを0.1〜20重量%、4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン又はその塩を0.1〜40重量%含有する、請求項1又は2に記載の殺菌性組成物。
- 請求項1乃至3に記載の殺菌性組成物を種子に被覆することを特徴とする、種子被覆方法。
- 植物の種子に殺真菌有効量の2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノールと、当該植物における2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノールの薬害を軽減するに十分な量の4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン又はその塩を共に使用することを特徴とする、当該植物の真菌性の病害防除方法。
- 植物の種子に殺真菌有効量の2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノールと、当該植物における2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノールの薬害を軽減するに十分な量の4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン−2ナトリウム塩を共に使用することを特徴とする、当該植物の真菌性の病害防除方法。
- 種子10kgあたり2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノールを0.1〜20g及び、4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン又はその塩を0.1〜100g適用することを特徴とする、請求項5又は6に記載の病害防除方法。
- 植物が農園芸用作物である、請求項5乃至7に記載の病害防除方法。
- 殺真菌有効量の2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノール及び、2−(4−フルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−トリメチルシリル−2−プロパノールの植物に対する薬害を軽減するに十分な量の4,5,6,7−テトラクロロ−2′,4′,5′,7′−テトラヨード−フルオレスセイン又はその塩で被覆した種子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31343394A JP3614903B2 (ja) | 1993-12-21 | 1994-12-16 | 安全な殺菌組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32203593 | 1993-12-21 | ||
JP5-322035 | 1993-12-21 | ||
JP31343394A JP3614903B2 (ja) | 1993-12-21 | 1994-12-16 | 安全な殺菌組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07228505A JPH07228505A (ja) | 1995-08-29 |
JP3614903B2 true JP3614903B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=26567554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31343394A Expired - Fee Related JP3614903B2 (ja) | 1993-12-21 | 1994-12-16 | 安全な殺菌組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3614903B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP31343394A patent/JP3614903B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07228505A (ja) | 1995-08-29 |
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