JP3613428B2 - 釣竿 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、竿管の外側に釣糸ガイドを装着した釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
実開昭60−68974号公報には、ガイドリングを釣糸ガイド本体で両側から傾斜状に支持している釣糸ガイドを竿管の外側に装着した釣竿が開示されている。また、実開平6−75162号公報には、釣糸ガイド本体の傾斜部が前方にのみ傾斜した釣糸ガイドが開示されている。これらの釣糸ガイド本体の前方への傾斜部には釣糸が引っ掛り難く、そのため釣り操作がし易い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、この傾斜部と竿管に装着するための装着部との交点付近の釣糸ガイド本体と竿管との間には一般に隙間が生じており、釣糸ガイド装着の安定性が低下すると共に、この隙間にはゴミや、海水の塩等が蓄積し易い。傾斜部の存在のためにこのゴミ等の除去作業は容易ではない。また、後者公報の釣糸ガイド構造では、釣糸ガイドが上側に位置するようにして釣りを行う場合に、魚が掛った場合のように負荷が作用して釣糸ガイド本体の傾斜部が竿管表面に近づくように力が作用したり、或いは、大径竿管内に小径竿管を収納させる場合に、釣糸ガイドが大径竿管の先端部に当り、釣糸ガイドの傾斜部と装着部との交点近くが竿管表面を強く押し付け、ここに応力が集中して竿管を損傷させる虞がある。
【0004】
依って本発明は、釣糸ガイド装着の安定性を向上させると共に、釣糸ガイドと竿管との間にゴミが蓄積することを防止できる釣竿の提供を目的とする。
また、釣糸ガイドに力が作用しても竿管を損傷させ難い釣竿の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的に鑑みて本発明は請求項1において、合成樹脂をマトリックスとし、強化繊維で強化した竿管の外側に釣糸ガイドを装着した釣竿であって、該釣糸ガイドの本体は竿管に装着するための装着部と、該装着部と連続しており、釣竿の先方に向って傾斜している傾斜部とを有し、側面視において傾斜部の平均的傾斜ラインと竿管表面との交点よりも前方に突出していると共に、前方から見て、装着部と傾斜部との交点近くにおける釣糸ガイド本体と竿管表面との隙間を埋めている支持部を有し、該支持部は前記釣糸ガイド本体よりも軟質な部材で形成されており、該支持部の上縁は装着部の上面位置よりも高く、釣糸ガイドリングの下端位置以下に位置し、正面視における支持部の左右幅は前記傾斜部の元部付近の左右幅よりも大きいことを特徴とする釣竿を提供する。
また請求項2において、合成樹脂をマトリックスとし、強化繊維で強化した竿管の外側に釣糸ガイドを装着した釣竿であって、該釣糸ガイドの本体は竿管に装着するための装着部と、該装着部と連続しており、釣竿の先方に向って傾斜している傾斜部とを有し、側面視において傾斜部の平均的傾斜ラインと竿管表面との交点よりも前方に突出していると共に、前方から見て、装着部と傾斜部との交点近くにおける前記釣糸ガイド本体と竿管表面との隙間を埋めている支持部を有し、該支持部は前記釣糸ガイド本体よりも軟質な部材で形成されており、該支持部の上縁は装着部の上面位置よりも高く、釣糸ガイドリングの下端に位置し、正面視における支持部の左右幅は前記傾斜部の元部付近の左右幅よりも大きいことを特徴とする釣竿を提供する。
【0006】
請求項1では、傾斜部と装着部との交点付近の竿管表面との隙間を埋めた支持部は、傾斜部の平均的傾斜ラインと竿管表面との交点よりも前方に突出しているため、釣糸ガイド装着の安定性が向上すると共に、竿管表面との間にゴミや塩等が蓄積することを防止でき、更に、支持部は釣糸ガイド本体よりも軟質な部材で形成されているため、釣糸ガイドに力が作用しても竿管を損傷させ難い上、支持部の上縁は装着部の上面位置よりも高く、釣糸ガイドリングの下端位置以下に位置すると共に、支持部左右幅が傾斜部の元部付近の左右幅よりも大きいため、傾斜部の支持が安定すると共に、傾斜部から竿管に対してもたらす荷重を分散できる。
請求項2では、上記請求項1と同様である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明を添付図面に示す実施の形態例に基づき、更に詳細に説明する。
図1は第1形態例の要部断面の側面図であり、図2は矢視線B−Bによる横断面図、図3は矢視線C−Cによる断面正面図である。エポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリックスとし、炭素繊維等の強化繊維で強化した竿管10の外側に釣糸ガイド12を装着固定している。釣糸ガイド本体12Cの装着部12Bが座部12Eを介して糸部材14によって竿管10に固定され、この糸部材の上から糸止め剤16が含浸されている。装着部12Bの前側には竿先方向に傾斜した傾斜部12Aが連続しており、この傾斜部に、セラミックス等の硬質の釣糸ガイドリング12Dが装着されている。
【0008】
前記傾斜部12Aの元部付近には、座部12Eと連続した支持部12Fが配設されており、図3に示す様に正面から見た場合、この支持部によって釣糸ガイド本体12Cと竿管表面との間の隙間を埋めている。この支持部は傾斜部12Aの傾斜ラインと竿管表面との交点P0よりも前方に突出している。また、支持部の上縁12FSは糸部材14の上面よりも高い位置に在る。傾斜部の支持の安定化のため、支持部12Fの前面は竿管に対して概ね垂直、或いは竿管表面に近づくに従って竿先方向に突出するように設定していると共に、上縁12FSは少なくとも装着部12Bの上面よりも高い位置にあり、好ましくは糸止め剤16の上面よりも高く設定し、釣糸ガイドリング12Dの下端位置以下に設定する。また、図3に現われている支持部12Fの左右幅は、傾斜部12Aの元部付近の左右幅よりも大きく設定している。従って、傾斜部の支持が安定すると共に、傾斜部から竿管に対してもたらす荷重を分散できる。座部12Eと支持部12Fは、釣竿の軽量化のため、釣糸ガイド本体12Cよりも比重の小さな材料で形成することが好ましい。
ここでは傾斜部12Aは側面視において直線であるため、その傾斜ラインがそのまま平均的傾斜ラインであるが、曲線であれば傾斜を平均的に定める。
【0009】
以上の構成のため、傾斜部12Aと竿管に装着するための装着部12Bとの交点付近の釣糸ガイド本体12Cと竿管10の表面との間の隙間を埋めており、ここにゴミ等が蓄積することが防止される。また、釣糸ガイド12に負荷が作用して傾斜部が倒される方向の力を受けても、上記支持部12Fの存在によって釣糸ガイドの安定性が向上する。更には、釣糸ガイド本体12Cと支持部12Fや座部12Eを一体に形成してもよいが、支持部を、金属材や合成樹脂等の釣糸ガイド本体12Cよりも軟質の材料、例えば、ゴム部材、或いは合成樹脂等で形成すれば、上記の傾斜部が倒される方向の力を受けた場合に、該傾斜部と装着部との交点付近の釣糸ガイド本体12Cが竿管10に付与する応力を緩和させ、竿管が損傷することを防止する。
【0010】
なお、釣糸ガイド12に負荷が作用して傾斜部が倒される方向の力を受けた場合に釣糸ガイドの安定性を向上させたり、この場合の傾斜部と装着部との交点付近の釣糸ガイド本体12Cが竿管10に付与する応力を緩和させ、竿管が損傷することを防止する目的では、上記支持部12Fは必ずしも竿管表面との隙間を塞ぐことを要しない。また、安定性向上の目的には支持部の材料を釣糸ガイド本体12Cの材料よりも必ずしも軟質にする必要性は無いが、押圧力の緩和目的では軟質にする必要がある。上記形態例では、軟質な座部12Eが装着部12Bの下面全体に配されているため、釣糸ガイド12に作用する負荷によって装着部12Bの下面縁部が竿管10に付与する応力を緩和できる。
この段落のことは以下の形態例においても同様である。
【0011】
図4から図6は参考例を示しており、図5は図4の矢視線E−Eによる横断面図、図6は図4の矢視線F−Fによる断面図である。第1形態例と異なるのは、第1形態例では釣糸ガイド本体12Cが平板状部材で形成されているが、参考例では断面コ字状の部材で形成されていることである。座部12Eと支持部12Fとが軟質部材で形成されておれば、糸部材14で巻回固定する場合に、軟質部材が断面コ字状の中に入り込んで一体化し、装着された釣糸ガイド本体12Cと支持部とが共により安定する。
【0012】
図7は第2形態例を示し、図8は矢視線H−Hによる横断後面図である。釣糸ガイド本体12Cは、竿管10に装着される装着部12Bと、竿先方向に傾斜した傾斜部12Aと、竿管に装着させつつ前記傾斜部12Aを支える作用をする支持部12Gとを有している。なお、この場合、釣糸ガイドリング12Dは支持部12Gの立設部に装着されている。装着部12Bと支持部12Gの装着部は、既述の形態例と同様に、糸部材14の巻回と糸止め剤16とによって竿管に装着されている。また、装着部12Bは竿管10との間に座部12Eと支持部12Fとを介在させており、また、支持部12Gの装着部は同様な座部12E’と後方への支持部12F’とを介在させている。
【0013】
支持部12Fの上縁12FSも支持部12F’の上縁12FS’も共に、各糸部材14の表面よりも高い位置にあると共に、正面視又は後面視において竿管10の表面との隙間を埋めており、ゴミ等が蓄積しないようにしている。また、支持部12Fは傾斜部12Aの平均的傾斜ラインと竿管の表面との交点よりも前方に突出しており、支持部12F’は支持部12Gの立設部の平均的傾斜ラインと竿管表面との交点よりも後方に突出している。また、図8に示すように傾斜部12AはV字形状を成しており、軟質部材でできた支持部12FがV字内部に入り込み、釣糸ガイド本体の装着を安定させている。
【0014】
更にこの場合の支持部12Fの前面12FFは、竿管表面との間の肉厚が前方に漸減するように直線状又は曲面状に傾斜している。また、支持部12F’の後面12FRは、竿管表面との間の肉厚が後方に漸減するように直線状又は曲面状に傾斜している。従って、傾斜部12Aと支持部12Gの立設部とを夫々効果的に支持している他、この場合、各支持部は釣糸ガイド本体12Cよりも軟質部材であるため、釣糸ガイドへの負荷による竿管への応力集中を緩和して、竿管の損傷を防止している。座部12E,12E’も軟質部材であるため、釣糸ガイド本体装着による竿管への応力緩和ができる。
【0015】
図9は装着部12Bが座部12Eを介して竿管10に装着されるのみならず、前記座部12Eと連続した外側部12Uによって装着部12Bの外側が覆われている。即ち、装着部は内側と外側で挟むように覆われ、釣糸ガイド本体12Cが外れ難い。巻回固定用の糸部材は必須ではないが、あった方が装着固定化が安定して好ましいが、ここではその図示を省略している。図13を除き、以下の図も同様である。
座部12Eは、必ずしも装着部12Bの全面に亘って密着して設ける必要性は無く、例えば図10のように長手方向中央部に凹部12Vを設けておけば、装着部12Bの上から糸部材で巻回固定する際に、該装着部の中央部が僅かでも撓むことにより、装着部前後の端部と座部12Eとが強く密着し、釣糸ガイド本体12Cの固定力と安定度が向上する。この凹部を深くし、座部12Eに貫通孔をあけたり、また、座部を前後の2部品(同一材料でもよく、また異なる材料でもよい)とし、中間に隙間を生ずるように組立てもよい。この他、座部を、釣糸ガイド本体12Cの装着部12Bと傾斜部12Aとの境界近傍部の下面と竿管表面との間のみに設けてもよい。
【0016】
図11は、座部を無くし、釣糸ガイド本体12Cの装着部12Bを竿管10の表面に接触させ、傾斜部12Aの前側に支持部12Fを配設した形態例である。こうすれば、魚信が釣糸ガイドリング12Dと釣糸ガイド本体12Cを介して直接に竿管10に伝達され、釣竿を握っている手に伝わり易く、魚信感度が向上する。魚信感度向上の目的では、装着部の全長を竿管10に接触させる必要性は無く、一部分でもよい。また、本形態例では、釣糸ガイド本体12Cを糸部材で竿管10に固定した後に、支持部12Fのみを釣糸ガイド本体12Cの傾斜部12Aに押し当てるようにして、接着したり、或いは接着しないで傾斜部に設けた孔部に押込んだりして装着することもできる。こうした場合、支持部12Fは傾斜部12Aの傾斜面に全面密着するのでなく、一部に隙間を有していてもよい。
【0017】
更には、支持部12Fの先部12FEを自由にさせた際に、2点鎖線で示すように、竿管10の表面よりも中心側に位置する状態であれば、即ち、支持部12Fを装着した際に先部12FEが竿管表面を押圧するように構成されていれば、支持部12Fは正面視において、竿管10が撓んだ際にもこの竿管表面と釣糸ガイド本体の傾斜部12Aとの間を埋めており、ゴミ等の堆積が防止できる。この支持部12Fの装着をより確実化させるために、2点鎖線12FUで示すように支持部に連続した同様な部材で、傾斜部12Aと装着部12Bとの境界近傍を両側から、或いは中央に孔を設けている場合は、その孔を通して装着部12Bの外側面上まで覆えば、装着固定の信頼性が向上する。
【0018】
図12は、ゴミ等の堆積防止の目的から外れるが、釣糸ガイドに釣糸の負荷が作用した場合にも竿管の損傷を防止するためには、座部12Eの前端の突出部12F”が、図示のような前方に突出した曲面表面12FTを有しておれば、釣糸ガイド本体12Cの傾斜部12Aと装着部12Bとの境界角部が竿管10の表面に強く当って竿管を損傷させることが防止される。
【0019】
図13は、装着部12Bの下側のみに座部12Eを設けると、装着部後端における段差が更に大きくなり、糸部材14の巻回作業が困難になるため、座部12Eの後端に、その表面が装着部後端表面と概ね面一になるように形成し、肉厚が後方に向って漸次減少する尾部分12eを連続形成している。従って、糸部材14の巻回が容易であって、巻回が安定する。
図14では、図13に示す装着部12Bの後端のみならず、装着部の左右縁における竿管表面との段差を防止すべく、装着部の各縁と概ね面一から始まり、円周方向に離れるに従ってその肉厚が漸次減少するように、座部に連続して右部分12R、左部分12Lが夫々設けられている。これにより巻回された糸部材が竿管とよく馴染み、釣糸ガイド本体12Cの装着部12Bを安定して固定できる。他の形態として尾部分12eが無く、左右の部分12L,12Rのみの場合、左右何れかの部分のみの場合、左右何れかの部分と尾部分12eとの組み合わせがある。
【0020】
図15は図3に対比させた形態を示しており、図3の場合に比較して支持部12Fの輪郭形状に特徴を有している。即ち、釣糸ガイド本体の傾斜部12Aの正面視の輪郭形状に沿った細身形状(逆台形状)とし、図3の場合と同様な輪郭12FL’にした場合と比較して、支持部12Fの前面にゴミ等が堆積し難くなると共に、軽量化が図られる。然しながら、このままでは竿管10との密着性が低下し易いため、これを防止するため、支持部の基部に、左右の円周方向に広げた部分12fを連続させて竿管表面に密着させている。
【0021】
図16は、支持部12Fを釣糸ガイド本体12Cと一体的に形成した部材を竿管10表面に装着する構造を示す。即ち、釣糸ガイド本体12Cの製造時に、傾斜部12Aを支持する支持部12Fを同一部材で一体に形成したり、例えば、金属製の釣糸ガイド本体12Cに対して合成樹脂を射出して支持部12Fを一体的にさせたりである。この支持部の材料としては、他に木、コルク等でもよい。こうした材料の場合は、金属や合成樹脂の釣糸ガイド本体12Cに対して、これらを予め接着一体化等させたものを竿管10に対して装着固定させる。こうした一体的構造を採用した場合、竿管への装着固定作業が容易迅速になる。
【0022】
支持部12Fの上縁12FSは2点鎖線で示すように釣糸ガイドリング12Dの下端にまで達していてもよい。更には、本発明に述べる支持部ではないが、釣糸ガイドリング12Dの両側、又は片側を支持するリブ12DHを有してもよい。
傾斜部12Aは垂直状に形成してもよく、また、支持部12Fと釣糸ガイド本体12Cが異なる材料で形成される場合には、傾斜部は横断面を凹状(コ字状)に形成し、支持部の中央部を当該凹部にはめ込んだ状態で強固に一体化させてもよく、逆に傾斜部の横断面を凸状に形成して、支持部を凹状に形成して嵌め合わせて強固に一体化させてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、釣糸ガイド装着の安定性を向上させると共に、釣糸ガイドと竿管との間にゴミが蓄積することの防止が可能となる他、釣糸ガイドに力が作用しても竿管を損傷させ難い釣竿が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る第1形態例の釣竿の要部断面側面図である。
【図2】図2は図1の矢視線B−Bによる横断面図である。
【図3】図3は図1の矢視線C−Cによる断面正面図である。
【図4】図4は参考例の釣竿の要部断面側面図である。
【図5】図5は図4の矢視線E−Eによる横断面図である。
【図6】図6は図4の矢視線F−Fによる断面上面図である。
【図7】図7は第2形態例の釣竿の要部断面側面図である。
【図8】図8は図7の矢視線H−Hによる断面後面図である。
【図9】図9は1形態例の釣竿の要部断面側面図である。
【図10】図10は1形態例の釣竿の要部断面側面図である。
【図11】図11は1形態例の釣竿の要部断面側面図である。
【図12】図12は参考形態例の釣竿の要部断面側面図である。
【図13】図13は1形態例の釣竿の要部断面側面図である。
【図14】図14は図13の釣竿要部の平面図である。
【図15】図15は1形態例の釣竿の断面正面図である。
【図16】図16は1形態例の釣竿の要部側面図である。
【符号の説明】
10 竿管
12 釣糸ガイド
12A 傾斜部
12B 装着部
12C 釣糸ガイド本体
12E 座部
12F 支持部
Claims (2)
- 合成樹脂をマトリックスとし、強化繊維で強化した竿管の外側に釣糸ガイドを装着した釣竿であって、
該釣糸ガイドの本体は竿管に装着するための装着部と、該装着部と連続しており、釣竿の先方に向って傾斜している傾斜部とを有し、
側面視において傾斜部の平均的傾斜ラインと竿管表面との交点よりも前方に突出していると共に、前方から見て、装着部と傾斜部との交点近くにおける前記釣糸ガイド本体と竿管表面との隙間を埋めている支持部を有し、
該支持部は前記釣糸ガイド本体よりも軟質な部材で形成されており、
該支持部の上縁は装着部の上面位置よりも高く、釣糸ガイドリングの下端位置以下に位置し、正面視における支持部の左右幅は前記傾斜部の元部付近の左右幅よりも大きい
ことを特徴とする釣竿。 - 合成樹脂をマトリックスとし、強化繊維で強化した竿管の外側に釣糸ガイドを装着した釣竿であって、
該釣糸ガイドの本体は竿管に装着するための装着部と、該装着部と連続しており、釣竿の先方に向って傾斜している傾斜部とを有し、
側面視において傾斜部の平均的傾斜ラインと竿管表面との交点よりも前方に突出していると共に、前方から見て、装着部と傾斜部との交点近くにおける前記釣糸ガイド本体と竿管表面との隙間を埋めている支持部を有し、
該支持部は前記釣糸ガイド本体よりも軟質な部材で形成されており、
該支持部の上縁は装着部の上面位置よりも高く、釣糸ガイドリングの下端に位置し、正面視における支持部の左右幅は前記傾斜部の元部付近の左右幅よりも大きい
ことを特徴とする釣竿。
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