JP3612128B2 - 2枚貝の内臓分離装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方の貝殻が除去された後の他方の貝殻に付着している帆立貝などの2枚貝の貝柱以外の内臓を効率よく確実に分離するのに好適な2枚貝の内臓分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、2枚貝からなる原貝の食する部位、例えば帆立貝の貝柱を貝殻から取り出す(分離する)には、貝おこしと称される薄いナイフ状の道具を用いて、手作業により2枚の貝殻を拡開して口を開き(殻開)、その後、貝殻から貝柱を分離することにより行われている。
【0003】
しかしながら、手作業により帆立貝の貝柱を貝殻から分離するのでは能率が低く、多大な労力と時間とを要し、一度に大量の帆立貝が水揚げされた場合等には、数多くの人員を投入して素早く処理しないと帆立貝の鮮度が低下するという問題点があった。
【0004】
そこで、従来から2枚貝の貝柱を貝殻から効率よく分離するために各種の提案がなされており、そのなかに、殻開された帆立貝の貝殻から貝柱以外の内臓を効率よく分離するものが提案されている。
【0005】
これらの従来例としては、例えば、特公平7−36741号公報に記載されているように、2枚貝としての帆立貝の一方の殻を加熱手段により加熱して帆立貝の口を少し開き、その後加熱した一方の貝殻をさらに開いて除去(脱殻)し、他方の貝殻に貝柱および内臓を残し、その後、内臓を吸引除去する吸引手段および剥離手段とによって貝殻から貝柱以外の内臓を分離し、その後、貝殻に残った貝柱をへら等を用いて手作業により分離するものがある。この従来例における帆立貝の内臓の分離は、剥離手段のノズルによって圧縮空気を貝殻と内臓との付着部位の一部に吹き付けながら、偏心運動を付与した吸引手段の吸引ノズルにより行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の2枚貝としての帆立貝の内臓を分離するものにおいては、貝殻から内臓を分離する際に、吸引手段の吸引ノズルに付与した負圧および振動と、剥離手段のノズルから貝殻と内臓との付着部位の一部に吹き付ける圧縮空気とにより貝殻から貝柱以外の内臓を分離するように構成されており、吸引手段の吸引ノズルに付与した負圧および剥離手段のノズルから噴射する圧縮空気により貝柱を破損する場合があり、商品とすることのできる貝柱の歩留まりが悪いという問題点があった。
【0007】
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、2枚貝の貝殻から食する部位としての貝柱を破損せずに貝柱以外の内臓を効率よく、かつ、確実に分離することのできる2枚貝の内臓分離装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため特許請求の範囲の請求項に記載の本発明の2枚貝の内臓分離装置の特徴は、負圧が供給可能とされた吸引ノズルの先端に、貝柱が遊嵌される凹部、および、この凹部の外周側の底壁に形成されこの凹部と前記吸引ノズルとを連通する吸引孔を備えた吸引板を装着してなる吸引手段と、前記吸引手段の吸引孔が2枚貝の一方の貝殻が除去された後の他方の貝殻に付着している貝柱の外周の外側を貝柱の周方向に沿って回転するように前記吸引手段および前記貝殻の少なくとも一方を回転させる回転駆動手段とを有する点にある。
【0010】
そして、本発明の2枚貝の内臓分離装置によれば、貝殻から貝柱を損傷することなく内臓を効率よく分離することができるというものである。つまり、回転駆動手段をもって吸引孔を貝柱の外周の外側を貝柱の周方向に沿うように回転させることにより、貝柱の軸方向(繊維方向)に対して平行な方向の吸引力が貝柱の外周の周囲に生じるので、貝柱を損傷させることなく貝柱の周囲に付着しているウロ、ヒモ等の貝柱以外の内臓を効率よく、かつ、確実に分離する(吸引除去する)ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態により説明する。
【0012】
図1から図6は本発明に係る2枚貝の内臓分離装置の実施の形態の一例を示すものであり、図1は全体構成の要部を示す正面図であり、図2は貝移送方向の下流側からみた一部切断側面図であり、図3は要部の一部切断拡大側面図であり、図4は要部の一部切断拡大正面図であり、図5は吸引板を示すもので(a)は拡大平面図(b)は(a)のA−A線に沿った断面図であり、図6は図3のB−B線に沿った矢視図である。
【0013】
本実施の形態における2枚貝の内臓分離装置1は、2枚貝からなる原貝を生きた帆立貝2とし、一方の貝殻(例えば上殻)が除去された後の他方の貝殻(例えば下殻)に付着している帆立貝2の生食に用いる食する部位としての貝柱2a以外の内臓2bを効率よく取り出すようにしたものである。
【0014】
図1に示すように、本実施の形態の2枚貝の内臓分離装置1は、図1において矢印Aにて示すように、2枚貝としての帆立貝2の貝柱2aおよび内臓2bが付着した他方の貝殻としての下殻2Aを左方から右方に向かって略水平に移送するための搬送手段3と、この下殻2Aから貝柱2a以外の内臓2bを分離するための分離本体4とを有しており、帆立貝2の下殻2Aは、図1において矢印Aにて示す貝移送方向へ移送される途中で分離本体4によって内臓2bが分離されるようになっている。
【0015】
前記搬送手段3は、各部の動作を制御する制御部を備えたメインフレーム(共に図示せず)に配設されており、環状に形成されたチェーンコンベア5を有している。そして、チェーンコンベア5は、メインフレームに配設された複数のスプロケット(共に図示せず)の外周面に接触するようにして巻回されている。さらに、複数のスプロケットの内の何れか1個は、駆動モータ(図示せず)の駆動力をもって回転駆動可能とされており、チェーンコンベア5は、駆動モータの駆動力により回転駆動可能とされている。また、チェーンコンベア5は、メインフレームの適宜箇所に配設されたチェーン案内ガイド(図示せず)に案内されて所定の経路を走行するようになっている。
【0016】
図1および図2に示すように、チェーンコンベア5には、略平板状に形成された複数の原貝搭載板6(1枚のみ図示)が適宜な間隔を隔てて取着されている。この原貝搭載板6は、図2に詳示するように、その長手方向が貝移送方向たるチェーンコンベア5の移動方向に対して直交するようにして相互に平行に配設されており、原貝搭載板6の長手方向の両端部近傍が取付部材6aを介してチェーンコンベア5に取着されている。
【0017】
図2に示すように、原貝搭載板6には、帆立貝2の下殻2Aの外面を下方から支持するようにして載置するための板厚方向に貫通する複数、本実施の形態においては6つの貝載置孔7が原貝搭載板6の長手方向に適宜な間隔を隔てて形成されている。そして、原貝搭載板6に形成された各貝載置孔7の貝移送方向の後端側には、図1に示すように、帆立貝2の厚さ程度の高さをもって形成され、帆立貝2を移送する際等に、帆立貝2の位置ずれや脱落を防止するためのストッパ8がそれぞれ立設されている。
【0018】
すなわち、本実施の形態においては、図2に示すように、6列に整列配置された帆立貝2の下殻2Aが同時に移送可能とされている。
【0019】
また、チェーンコンベア5は、原貝搭載板6が分離本体4の吸引手段9の配設位置で停止可能なように間欠的に駆動されるようになっている。
【0020】
前記分離本体4は、帆立貝2の下殻2Aに付着しているウロ、ヒモ等の内臓2bを負圧を用いて吸引することにより分離(吸引除去)するための吸引手段9を有している。この吸引手段9は、図2に示すように、各帆立貝2の下殻2Aの内面と対向するようにして配設された6個の吸引ノズル10Aと、この吸引ノズル10Aの図2において下方に示す先端に装着された吸引板10Bとを具備している。そして、各吸引ノズル10Aは、図3および図4に詳示するように、略円筒形に形成された基体10aと、この基体10aの下端に固着された下方に向かって拡径されたラッパ状の拡径体10bとを具備しており、この拡径体10bの下端に前記吸引板10Bが装着されている。また、本実施の形態における吸引手段9を構成する吸引ノズル10Aと吸引板10Bとは、それぞれ個別に形成された後に、溶着、接合等により一体化されている。
【0021】
図5に示すように、吸引板10Bの外周面は、下方に向かって小径とされた3段形状とされており、吸引板10Bの下殻2Aに対向する先端面たる下面には、板厚の半分程度の深さとされるとともに帆立貝2の貝柱2aの外径より大きい内径の平面円形に形成された有底の凹部11が形成されている。つまり、凹部11は、貝柱2aを遊嵌することができるようになっている。そして、吸引板10Bの上面には、貝柱2aの外周の外側に位置するようにして板厚の半分程度の深さとされた平面略楕円形の有底の連通穴12が形成されている。この連通穴12の底壁の軸芯側の一部は、凹部11の外周側の底壁に重なっており、この重なった部位は、吸引板10Bの凹部11と吸引ノズル10Aの内部とを連通し、内臓2bを吸引ノズル10Aの内部に吸引するための吸引孔13とされている。つまり、吸引孔13は、貝柱2aの外周の外側に位置するように形成されている。
【0022】
なお、凹部11の内径のサイズは、原貝選別機(図示せず)により選別された帆立貝2(貝柱2a)の大小に対応するサイズのものが使用されるようになっている。
【0023】
図3および図4に戻って、吸引ノズル10Aの基体部10aの略中央部位から先端側たる下端部近傍に至る外周面には、吸引ノズル10Aを上下方向に摺動可能に支持するスリーブ14が配設されている。このスリーブ14の外周面の上端部近傍には、円環状のフランジ15が固着されている。そして、スリーブ14の上部には、断面略倒立L字形状に形成された筒状のプーリ取付部材16が配設されており、このプーリ取付部材16の外周面の小径部には、プーリ17が配設されている。さらに、スリーブ14の外周面の上端部近傍に設けられたフランジ15およびプーリ17ならびにプーリ取付部材16は、それぞれを軸方向に貫通するようにして配設された複数のボルト18により締結されて一体化されている。また、プーリ取付部材16の内周面には、キーみぞ(図示せず)が形成されており、図3に想像線にて示す吸引ノズル10Aの基体部10aの外周面に軸方向に平行に配設されたすべりキー19により、プーリ17の回転力が吸引ノズル10Aに伝達可能とされるとともに、スリーブ14およびプーリ取付部材16に対して吸引ノズル10Aが相対的に上下方向へ移動可能な構成とされている。
【0024】
図3および図4に示すように、スリーブ14の外周面には、例えば、樹脂によって製せられたインナーケーシング20が上下1対の軸受体21を介して取着されている。この軸受体21は、スリーブ14の外周面に配設されるボールベアリング21aと、このボールベアリング21aの外周面とインナーケーシング20の内周面との間に配設される断面略L字状の摺動軸受21bとから構成されている。そして、インナーケーシング20の下部には、吸引手段9を構成する吸引板10Bの周囲を取り囲むように拡径されて下方へ延出された押さえガイド22が形成されており、この押さえガイド22の先端(下端)には、径方向外側に延出された殻押さえ取着部23が設けられている。この殻押さえ取着部23の先端側は、内臓2bを分離する際に搬送手段3のストッパ8と干渉するのを防止するために、図6に示すように、帆立貝2と略同様の平面略D字状に形成されており、その先端面には、平面略D字状の有底の取付凹部24が形成されている。そして、取付凹部24には、下殻2Aの縁と当接可能とされた外周面が平面略D字状に形成された殻押さえリング25が装着されており、この殻押さえリング25の下殻2Aと対向し、下殻2Aの縁と当接可能な当接面には、殻押さえリング25の摩耗による損傷を防止するために、例えば金属により製せられた薄い平板状の損傷防止プレート26が取着されている。
【0025】
前記インナーケーシング20の外周面の上部には、インナーケーシング20を上下方向に摺動可能に支持するための軸方向の外周面の両端が小径の段付き円筒形に形成されたアウターケーシング27が配設されている。このアウターケーシング27の下端部に形成された段部は、下フレーム28に形成された板厚方向に貫通する貫通孔28aに嵌合されて下方から支持されており、アウターケーシング27の上端部に形成された段部は、下フレーム28の上方に、下フレーム28と平行に延在する中フレーム29に形成された板厚方向に貫通する貫通孔29aに嵌合されている。つまり、アウターケーシング27は、吸引手段9を構成する吸引ノズル10Aの先端側に位置する下方に配設された下フレーム28と、その上方に配設された中フレーム29とにより狭持されるようにして支持されている。また、アウターケーシング29の上端部に形成された段部には、下プーリ受け30が配設されている。この下プーリ受け30の下端面は、中フレーム29の上面に当接されており、下プーリ受け30の上端面は、スリーブ14の上端部近傍に固着されたフランジ15の下面の外周近傍に当接されている。
【0026】
前記下フレーム28は、図4に示すように、下向きコ字状に形成されており、その長手方向が貝移送方向に対して直交するようにして配置されている。そして、下フレーム28の両端には、図2および図3に示すように、下フレーム28を上下方向に移動可能とするための下フレーム駆動シリンダ(往復動シリンダ)31の出力軸31aの先端が取着されている。この下フレーム駆動シリンダ31は、チェーンコンベア5の外側に配設されたサブフレーム32の外側にその出力軸31aを下方に向けて取着されている。さらに、下フレーム28の両端の下面には、下フレーム28が上下方向に移動する際の移動軌跡を規制するためのパイプ体33が取着されており、このパイプ体33の下端部は、サブフレーム32に取着された断面L字状のパイプガイド34を板厚方向に貫通するようにして配設されている。また、パイプ体33の下フレーム28とパイプガイド34との間の外周面には、圧縮コイルばね35が装着されており、この圧縮コイルばね35の付勢力をもって下フレーム駆動シリンダ31による下フレーム28の急激な移動を緩衝し、下フレーム28の上下方向への移動動作を円滑にすることができるようになっている。
【0027】
また、下フレーム28とインナーケーシング20の下部に形成された殻押さえ取付部23の上面との間には、上部が小径の段付きのロッド体36が各殻押さえ取付部23の両側に平行にして配設されている。このロッド体36の小径部は、下フレーム28を下方から板厚方向に貫通するようにして下フレーム28に対して移動自在に配設されており、ロッド体36の小径部の外周面には、圧縮コイルばね37が装着されている。そして、ロッド体36の小径部に装着された圧縮コイルばね37の上端は、下フレーム28の下面に当接されており、圧縮コイルばね37の下端は、小径部と大径部との段部に当接されている。
【0028】
つまり、ロッド体36の小径部に装着された圧縮コイルばね37の付勢力により、ロッド体36は、下フレーム28の下面に対して常に離間する方向に付勢されており、ロッド体36の下フレーム28の下面に対する最大離間位置は、ロッド体36の小径部の上端面に取着されたロッド体36の小径部の外径より大きい外径とされたボルト38の頭部38aの下面を下フレーム38の上面に当接させることにより拘束可能になっている。
【0029】
したがって、ロッド体36の小径部に装着された圧縮コイルばね37は、インナーケーシング20を常に下フレーム28の下方に向かって付勢することになり、インナーケーシング20の下端に配設された殻押さえリング25を常に下フレーム28の下方に向かって付勢し、これにより、殻押さえリング25は、圧縮コイルばね37の付勢力をもって下殻2Aの縁に当節可能とされている。
【0030】
前記中フレーム29は、各アウターケーシング27の周囲に平行に配置された複数の円筒形の支持パイプ39によって下フレーム28の上方に支持されている。そして、中フレーム29の上方には、図4に示すように、下向きコ字状に形成されたモータ取着プレート40が配設されており、このモータ取着プレート40とプーリ取付部材16の上面との間には、環状の上プーリ受け41が配設されている。
【0031】
すなわち、本実施の形態においては、下プーリ受け30および上プーリ受け41により、スリーブ14およびプーリ17の上下方向の位置決めが施されている。なお、下プーリ受け30および上プーリ受け41は、必要に応じて配設すればよく、本質的にはなくてもよい。
【0032】
前記モータ取着プレート40は、各プーリ17の周囲に配置された円筒形の支持パイプ42によって中フレーム29の上方に支持されており、このモータ取着プレート40には、図4に詳示するように、プーリ17を回転駆動する駆動源としてのプーリ駆動モータ43がその出力軸43aを下方に向けて配設されている。そして、プーリ駆動モータ43の出力軸43aには、駆動用プーリ44が取着されている。また、図3および図4に示すように、中フレーム29を下フレーム28の上方に支持する支持パイプ39とモータ取着プレート40を中フレーム29の上方に支持する支持パイプ42とは、下フレーム28および中フレーム29ならびにモータ取着プレート40を貫通する通しボルト45によって同軸上に取着されている。さらにまた、各吸引ノズル10Aの間には、図3に示すように、回転自在なテンショナ46が配設されている。このテンショナ46は、中フレーム29とモータ取着プレート40とにより両端が支持された支持ロッド47に回転自在にして取着されている。そして、プーリ駆動用モータ43の出力軸43aに取着された駆動用プーリ44および各吸引ノズル10Aの外周面に取着された各プーリ17の外周面に接触するようにして環状のベルト48(図4に一部のみ図示)が巻回されており、各吸引ノズル10Aの間に配設された各テンショナ46は、ベルト48の外周面に接触可能とされている。
【0033】
すなわち、本実施の形態においては、1個のプーリ駆動用モータ43により6個の吸引ノズル10Aを同時に回転させることができるようになっている。
【0034】
また、モータ取着プレート40の上面には、図3に示すように、各吸引ノズル10Aの回転位置および回転量等を検出するセンサ49が配設されている。
【0035】
前記プーリ17、プーリ駆動モータ43、駆動用プーリ44およびベルト48により、本実施の形態の回転駆動手段50が構成されている。
【0036】
図3に示すように、前記各吸引ノズル10Aの外周面の上部には、平板状のプレート51が図示しない止め輪によってそれそれ取着されている。このプレート51は、モータ取着プレート40の上方に配設された上フレーム52の上面に立設された支持ピン53に摺動自在に嵌合されている。そして、支持ピン53の外周面には、圧縮コイルばね54が装着されている。この圧縮コイルばね54の上端は、支持ピン53の上端に取着された支持ピン53の外径より大径の円盤状の支持体55の下端面に当接されており、圧縮コイルばね54の下端は、プレート51の上面に当接されている。
【0037】
すなわち、プレート51は、圧縮コイルばね54の付勢力をもって常に上フレーム52の上面に向かって付勢されるようになっている。
【0038】
また、上フレーム52は、図4に示すように、下向きコ字状に形成されており、その長手方向が貝移送方向に対して直交するようにして配置されている。そして、上フレーム52の両端には、図3に示すように、上フレーム駆動シリンダ(往復動シリンダ)56の出力軸56aの先端が取着されている。この上フレーム駆動シリンダ56は、中フレーム29の両端部の近傍にその出力軸56aを上方に向けて取着されている。
【0039】
すなわち、本実施の形態においては、下フレーム駆動シリンダ31を駆動することにより、下フレーム駆動シリンダ31の出力軸31aが下フレーム28を上下方向に昇降させ、この下フレーム28の昇降運動は、分離本体4の全体を昇降させ、これにより、分離本体4を下殻2Aに対して遠近させることができるようになっている。
【0040】
また、上フレーム駆動シリンダ56を駆動することにより、上フレーム駆動シリンダ56の出力軸56aが上フレーム52を単独で上下方向に昇降させ、この上フレーム52の昇降運動は、プレート51を介して吸引手段9を構成する吸引ノズル10Aに伝達し、吸引ノズル10Aおよび吸引板10B、すなわち、吸引手段9のみを単独で下殻2Aに対して遠近させることができるようになっている。
【0041】
図3および図4に示すように、前記各吸引ノズル10Aの外周面の後端たる上端には、略円筒形に形成されたカラー57が図示しない止め輪によって取着されている。このカラー57は、吸引ノズル10Aに対して相対回転可能とされており、その下端面がプレート51の上面に当接するようにされている。そして、カラー51の外周面には、図1に示すように、内臓移送ホース58の一端が接続されている。つまり、カラー57は、吸引ノズル10Aを回転させた際に、吸引ノズル10Aの回転をカラー57によって吸収し、これにより、吸引ノズル10Aの回転が内臓移送ホース58へ伝達して内臓移送ホース58が捩れるのを防止することができるようになっている。
【0042】
図1に示すように、内臓移送ホース58の他端は、内臓貯蔵タンク59に接続されている。そして、内臓貯蔵タンク59には、三方電磁弁を介して真空ポンプ(共に図示せず)が接続されており、内臓移送ホース58に負圧と大気圧とを必要に応じて選択的に供給することができるようになっている。また、内臓貯蔵タンク59の下部には、開閉自在な開閉扉60が配設されており、内臓貯蔵タンク59に貯蔵した帆立貝2の内臓2bを必要に応じて容器(図示せず)に排出できるようにされている。
【0043】
なお、内臓移送ホース58に対する負圧の供給は、本実施の形態の2枚貝の内臓分離装置1を駆動させた際に、常に、負圧を供給する構成としてもよい。
【0044】
また、本実施の形態においては、回転駆動手段50により、吸引手段9を回転させる構成としたが、吸引手段9と下殻2Aとが相対的に回転する構成、例えば、吸引手段9を固定して下殻2Aを回転させる構成としてもよく、特に、本実施の形態の構成に限定されるものではない。
【0045】
つぎに、前述した構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
【0046】
本実施の形態の2枚貝の内臓分離装置1によれば、予め原貝選別機(図示せず)により大きさ毎に選別された帆立貝(原貝)2は、周知の方法および装置によって貝の口が開かれた後に上殻(図示せず)が除去され、貝柱2aおよびウロ、ヒモ等の内臓2bを内面に有する他方の貝殻たる下殻2Aが順次供給される。
【0047】
そして、本実施の形態の2枚貝の内臓分離装置1が稼動されると、まず、搬送手段3が待機状態とされた分離本体4の配設位置で、例えば10秒程度停止するように間欠的に駆動され、下殻2Aは、搬送手段3の原貝搭載板6が停止している間に、人手やロボット等をもって原貝搭載板6に形成されている各貝載置孔7に下方から支持されるように載置される。この時、各貝載置孔7に載置された下殻2Aの蝶番部2Bがストッパ8に当接するように載置される(図4)。
【0048】
ついで、下殻2Aが載置された原貝載置板6は、搬送手段3によって図1において矢印Aにて示す貝移送方向に移送されて、待機状態とされた分離本体4の配設位置、すなわち、下殻2Aの内面に付着した貝柱2bが吸引手段9の吸引板10Bの凹部11と対向する位置で停止する。この分離本体4は、待機状態においては、図3に示すように、下フレーム駆動シリンダ31の出力軸31aが後退(収縮)した後退端(上方)に位置しており、下フレーム駆動シリンダ31の出力軸31aによって、分離本体4の各部は、原貝搭載板6から最も離間した上昇端に位置している。また、上フレーム駆動シリンダ56の出力軸56aは、前進(伸張)した前進端(上方)に位置しており、上フレーム駆動シリンダ56の出力軸56aによって、吸引手段9の先端、すなわち、吸引板10Bが殻押さえリング25の上面から離間した状態で、原貝搭載板6から最も離間した上昇端に位置している。
【0049】
そして、原貝載置板6が分離本体4の配設位置で停止すると、所定のタイミングで下フレーム駆動シリンダ31が駆動し、下フレーム駆動シリンダ31の出力軸31aが伸張して前進し、下フレーム28を図3において下方に向かって降下させる。この下フレーム28の降下は、分離本体4の全体を降下させる。
【0050】
ついで、下フレーム駆動シリンダ31の出力軸31aが前進端、すなわち、分離本体4が降下端に達する前に、殻押さえリング25(詳しくは、殻押さえリング25の下面に取着した損傷防止プレート26)が下殻2Aの縁に当接し、殻押さえリング25およびインナーケーシング20の降下は、この下殻2Aの縁に当接した位置で停止する。
【0051】
そして、下フレーム駆動シリンダ31の出力軸31aが前進端、すなわち、分離本体4が降下端に達すると、殻押えリング25は、ロッド体36の小径部の外周面に装着された圧縮コイルばね37の付勢力をもって下殻2Aの縁を押さえ、その結果、下殻2Aは、殻押えリング25と原貝搭載板6との間に圧縮コイルばね37の付勢力をもって挟持されて固定される。この際、殻押さえリング25は、圧縮コイルばね37の付勢力をもって下殻2Aと当接されるので、下殻2Aに過剰な当接力が加わることによる下殻2Aの破損を確実に防止することができる。
【0052】
したがって、本実施の形態における下フレーム駆動シリンダ31は、分離本体4を下殻2Aに対して遠近させるとともに、下フレーム駆動シリンダ31の出力軸31aが前進端に達した際に、殻押さえリング25と原貝搭載板6とにより下殻2Aを固定する機能を有している。
【0053】
ついで、下フレーム駆動シリンダ31の出力軸31aが前進端に達すると、図示しないセンサにより、下フレーム駆動シリンダ31の出力軸31aが前進端に達したことが検出され、この検出信号に基づいて、上フレーム駆動シリンダ31が駆動し、上フレーム駆動シリンダ56の出力軸56aが収縮して後退し、上フレーム52を図3において下方に向かって降下させる。この上フレーム52の降下は、プレート51を介して吸引手段9を降下させる。
【0054】
ついで、上フレーム駆動シリンダ56の出力軸561aが後退端、すなわち、上フレーム52が降下端に達する前に、吸引手段9の先端に配設された吸引板10Bの外周面の中径面が殻押さえリング25の内周面に進入した後に、吸引板10Bの外周面の大径面と中径面との段部が殻押さえリング25の内周面側の上面に当接し、この殻押さえリング25に当接した位置で、上フレーム52とプレート51とが離間を開始し、吸引ノズル10Aの降下が停止するとともに、吸引手段9の吸引板10Bの凹部11が貝柱2aを遊嵌、すなわち、凹部11が貝柱2aと接触せずに蓋をするが如く取り囲む。この際、吸引板10Bの吸引孔13を内臓2bのうちのウロ(肝臓)と対向させることが内臓2bを分離させるうえで好ましい。すなわち、内臓2bは、ウロに他の部位がつながっているので、最初にウロを貝柱2aから分離することにより、内臓2b全体をより容易に分離させることができる。この下殻2Aの内面に位置する貝柱2aおよび内臓2b対する吸引板10Bの位置関係を図7に示す。
【0055】
そして、上フレーム駆動シリンダ56の出力軸56aが後退端、すなわち、上フレーム52が降下端に達すると、上フレーム52とプレート51とがより離間し、吸引手段9を構成する吸引板10Bは、支持ピン53の外周面に装着された圧縮コイルばね54の付勢力をもって殻押さえリング25と当接する。この際、吸引板10Bは、圧縮コイルばね54の付勢力をもって殻押さえリング25と当接されるので、吸引手段9を回転させた際に、吸引板10Bの先端面と殻押さえリング25の上面との当接面に過剰な当接力が加わることによる、プーリ駆動モータ43に対する負荷の増加および当接面の摩耗や発熱を確実に防止することができる。この分離装置4および吸引手段9が降下した分離可能状態を図8および図9に示す。
【0056】
すなわち、上フレーム駆動シリンダ56は、吸引手段9を下殻2Aの内面に対して遠近させ、上フレーム駆動シリンダ56の出力軸56aが後退端に達した際に、吸引板10Bの凹部11が貝柱2aを上方から囲繞するようにして貝柱2aおよび内臓2bに対向可能とする機能を有している。
【0057】
なお、吸引板10Bの先端面と殻押さえリング25の上面との当接面に周知の摺動部材を配設してもよい。
【0058】
ついで、上フレーム駆動シリンダ56の出力軸56aが後退端に達すると、図示しないセンサにより、上フレーム駆動シリンダ56の出力軸56aが後退端に達したことが検出され、この検出信号に基づいて、回転駆動手段50のプーリ駆動モータ43が駆動し、吸引手段9が回転を開始するとともに、内臓移送ホース58を介して吸引ノズル10Aの内部に負圧が供給される。すると、吸引板10Bが貝柱2aを中心として回転するとともに、吸引板10Bの吸引孔13が下殻2Aに付着している貝柱2aの外周の外側を貝柱2aの周方向に沿うようにして回転し、かつ、吸引孔13の下方に貝柱2aの軸方向(繊維方向)に対して平行な方向の吸引力が生じ、吸引孔13の下方に位置する貝柱2aの周囲の空気が貝柱2aの軸方向(繊維方向)に対して平行に移動して吸引ノズル10Aの内部に吸引され、その結果、貝柱2aの周囲に付着している内臓2bは、ウロから順に吸引孔13を通過して吸引ノズル10Aの内部に順次吸引される。
【0059】
また、吸引手段9は、回転駆動手段50により、例えば、3〜5秒程度で1回転するようにされており、吸引手段9が1回転すると、センサ49が吸引手段9の吸引ノズル10Aの回転量と回転位置を検出し、この検出結果に基づいて、吸引手段9の回転を、常に、前記吸引孔13が内臓2bのウロに対向する位置で停止させて、内臓2bの分離を終了するようになっている。
【0060】
つまり、吸引板10Bの凹部11の底を貝柱2aの上方に位置させるとともに、貝柱2bの外周の外側に位置する吸引孔13を内臓2bのウロに対向するように位置させたうえで、吸引ノズル10Aの内部に負圧を供給しながら吸引孔13を貝柱2bの外周の外側を貝柱2aの周方向に沿うように回転させることによって、負圧による吸引力を貝柱2aの軸方向(繊維方向)に対して平行に付与し、その結果、貝柱2aに与える負圧の影響を確実に低減して貝柱2aの損傷(貝柱2aが貝柱2aの軸方向たる繊維方向に裂ける)を防止するとともに、貝柱2aの周囲に付着している貝柱2a以外の内臓2bを効率よく、かつ、確実に分離する(吸引除去する)ことができる。
【0061】
なお、吸引手段9の回転速度および回転量は、必要に応じて増減することができる。
【0062】
また、吸引手段9を構成する吸引ノズル10Aの内部に吸引された内臓2bは、内臓移送ホース58を通過して内臓貯蔵タンク59に貯蔵される。
【0063】
ついで、吸引手段9の回転が停止して内臓2bの分離が終了すると、内臓移送ホース58に対する負圧の供給を停止し、上フレーム駆動シリンダ56および下フレーム駆動シリンダ31は順次逆動作し、分離本体4および吸引手段9が待機状態に復帰する。そして、分離本体4および吸引手段9が待機状態に復帰すると、移送手段3が稼動し、つぎに内臓2bを分離する下殻2Aを搭載した原貝搭載板6が、待機状態とされた分離本体4の配設位置へ搬送され、内臓2bが分離されて貝柱2bのみが付着した下殻2Aを搭載した原貝搭載板6は、分離本体4から離間するように搬送される。
【0064】
したがって、本実施の形態の2枚貝の内臓分離装置1によれば、貝柱2aを損傷させることなく、貝柱2a以外の内臓2bを効率よく、かつ、確実により容易に分離する(吸引除去する)ことができる。つまり、労力をかけずに、帆立貝2の大量処理を短時間で可能とすることができる。
【0065】
なお、本実施の形態の2枚貝の内臓分離装置1は、単独で用いてもよいが、帆立貝2の大量処理をより効果的に施すうえで、周知の脱殻装置、貝開け装置等と組み合わせて用いるとよい。
【0066】
また、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の2枚貝の内臓分離装置によれば、貝柱を損傷させることなく、貝柱以外の内臓を効率よく、かつ、確実に分離することができるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2枚貝の内臓分離装置の実施の形態の一例の全体構成の要部を示す正面図
【図2】図1の2枚貝の内臓分離装置の待機状態における要部を貝移送方向の下流側からみた一部切断側面図
【図3】図2の要部の一部切断拡大側面図
【図4】図2の要部の一部切断拡大正面図
【図5】(a)および(b)は吸引板を示すものであり、(a)は拡大平面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図
【図6】図3のB−B線に沿った矢視図
【図7】本発明に係る2枚貝の内臓分離装置の吸引板と下殻の内面に位置する貝柱および内臓との位置関係を示す説明図
【図8】本発明に係る2枚貝の内臓分離装置の分離可能状態における要部を示す図3と同様の図
【図9】本発明に係る2枚貝の内臓分離装置の分離可能状態における要部を示す図4と同様の図
【符号の説明】
1 2枚貝の内臓分離装置
2 帆立貝
2A 上殻
2a 貝柱
2b 内臓
3 搬送手段
4 分離本体
9 吸引手段
10A (吸引手段の)吸引ノズル
10B (吸引手段の)吸引板
11 凹部
12 連通穴
13 吸引孔
17 プーリ
25 殻押さえリング
31 下フレーム駆動シリンダ
37 圧縮コイルばね
40 モータ取着プレート
43 プーリ駆動モータ
44 駆動用プーリ
48 ベルト
50 回転駆動手段
54 圧縮コイルばね
56 上フレーム駆動シリンダ

Claims (1)

  1. 負圧が供給可能とされた吸引ノズルの先端に、貝柱が遊嵌される凹部、および、この凹部の外周側の底壁に形成されこの凹部と前記吸引ノズルとを連通する吸引孔を備えた吸引板を装着してなる吸引手段と、前記吸引手段の吸引孔が2枚貝の一方の貝殻が除去された後の他方の貝殻に付着している貝柱の外周の外側を貝柱の周方向に沿って回転するように前記吸引手段および前記貝殻の少なくとも一方を回転させる回転駆動手段とを有することを特徴とする2枚貝の内臓分離装置。
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