JP3612112B2 - 給水竪管 - Google Patents
給水竪管 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3612112B2 JP3612112B2 JP16157595A JP16157595A JP3612112B2 JP 3612112 B2 JP3612112 B2 JP 3612112B2 JP 16157595 A JP16157595 A JP 16157595A JP 16157595 A JP16157595 A JP 16157595A JP 3612112 B2 JP3612112 B2 JP 3612112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- water supply
- pipes
- water
- common
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、給水竪管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、集合住宅の給水配管としては、上下階に連通する共用配管スペースに、上下階に連接された共用給水竪管(以下「共用竪管」という)を配設し、各階の共用配管スペース内で各専用住戸に必要な配管を分岐し、この共用配管スペースから各専用住戸に配管するようにしている。そして、共用竪管には、一般にライニング鋼管(鉄製の管材の内面を塩化ビニルでコーティングしたもの)が用いられており、配管の分岐は、上下のライニング鋼管の間の分岐部にチーズ(鉄製の鋳物からなるT字形配管継手で、その内面及び表面をエポキシ系樹脂でコーティングしたもの)を設けてライニング鋼管同士を接続している。
【0003】
また、共用竪管は、下層階よりポンプ圧送する場合、上層階に行くに従って管径を縮径するように構成されるが、上下の管径の異なるライニング鋼管間の縮径部には、径違いソケット(管径が異なる配管同士を接続する鉄製鋳物の管継手で、その内面及び表面をエポキシ系樹脂でコーティングしたもの)を用いて連結している。
【0004】
一方、共用配管スペース内で分岐された配管は、バルブ、減圧弁及び給水メータを経て専用住戸内に配設される。この場合の配管材料は、ライニング鋼管が一般的であり、曲管部にはエルボ(鉄製の鋳物からなるL字形配管継手で、その内面及び表面をエポキシ系樹脂でコーティングしたもの)が使用されている。そして、バルブ、減圧弁及び給水メータ等の機器は青銅製を用いるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の集合住宅の給水設備及びこれに使用される給水配管には、次のような問題点があった。
【0006】
第1に、共用竪管が鋼管であるために相当の重量があり、配管作業に多大な人力を必要とする。
【0007】
第2に、共用竪管間の分岐部にチーズを用いているが、一般に鋼管端部をねじ切りしてチーズにねじ込むので、作業に手間がかかる。また、接続部には、防食のための硬質塩化ビニル等のコア材を設けるが、鋼管の端部のねじ切精度を必要とするので施工者の熟練を要する。
【0008】
第3に、共用竪管の縮径には径違いソケットを用いているが、チーズと同様に接合に手間がかかる。
【0009】
第4に、共用配管スペースで分岐される配管は、建物の設計により共用配管スペースの大きさ、配管経路等が異なる上に、共用配管スペース内には給水管の他にガス管、電気配線、テレビ・電話・インタホン等の情報機器配線等の多数の配管、配線があり、スペース的に狭いために、スペース及び経路に合わせて鋼管を切断し、鋼管端部をねじ切りし、かつ、曲管部にはエルボを設けて接続するという大変な手間と施工者の熟練を必要とする。
【0010】
第5に、共用配管スペース内でバルブ、減圧弁及び給水メータ等が接続される部分は、青銅と鉄という自然電位の異なる異種金属が水道水を介して接し、いわゆるガルバニック腐食を生じるおそれがあるため、施工時には十分な絶縁(ねじ込みの際、ゴムパッキンを入れるが、施工の不良が腐食につながる)が必要となる。
【0011】
そこで、これらの解決手段として、第1には、共用竪管に使用する鋼管に、チーズ又は径違いソケットを予め工場で取り付け、それを現場に搬入することも考えられるが、チーズ又は径違いソケットの接合手間が減少するものの共用竪管同士をねじ込み接合する手間は変わらず、重量は逆に増えるために作業性の改善にはならないという問題点がある。また、共用竪管の本管部と分岐管部を一体成形し、本管の両端部に鍔を設けて、鍔同士をボルト接合する鋼管もあるが、この場合、共用竪管同士の接合は、ねじ込み接合に比べて若干手間が省けるものの、重量的には問題の解決がなされておらず、かつ、本管内部のみならず分岐管部及び鍔部にもコーティングする必要があり、そのため製造の手間がかかるのでコスト高になるという問題点がある。さらに、鋼管に代えて軽量の塩化ビニル管等の合成樹脂管を使用することも考えられるが、耐火性などの問題から共用竪管には不向きである。さらにまた、本管の直管部分だけをステンレス製にして、分岐管部及び縮径部には、銅合金などからなるチーズ又は径違いソケットを用いることもあるが、この場合、接合作業の手間は改善されず、コストも高いという問題点がある。
【0012】
第2には、共用配管スペースでの分岐以降の配管において、各住戸内の配管の一部には、サビ等の腐食がないPB管(ポリブテン管)又は架橋ポリエチレン管等の合成樹脂管も使用されているが、給水メータ等が設置されている共用配管スペースと各専用住戸との間の区画壁の配管貫通部には、火災の際の延焼防止のためにPB管等の合成樹脂製配管は使用することができないことから、鋼管が使用されており、そのため特に複雑な配管がなされる共用配管スペース内でも鋼管による多数のジョイントを用いた配管がなされており、この面でも上記と同様に、腐食性、作業性及びコスト等の問題点が解決されていない。
【0013】
第3には、ガルバニック腐食に対応するためには、バルブ、減圧弁及び給水メータ等の機器と同種の砲金(青銅等の銅合金)などの金属により配管することが考えられるが、この種の金属は大変コスト高であるという問題点がある。
【0014】
そこで、本発明の目的は、低コストで、腐食の問題がなく、かつ配管作業の軽減を図る給水竪管を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の給水竪管の第1の特徴は、建物の上下階に連通する共用配管スペース内に、給水管を軸方向に連設することで配設されるものであって、上記給水管はステンレス製であり、上記給水管は建物の階高に相当する長さを有し、上記給水管の管本体の一端寄りの周側部からは分岐管部が一体的に形成してあり、上記管本体の開口端部には、他の管本体と接続するための接続部が設けてあるところにある。
【0016】
給水竪管の第2の特徴は、建物の上下階に連通する共用配管スペース内に、給水管を軸方向に連設することで配設されるものであって、上記給水管の管本体の一端寄りに縮径部があり、上記縮径部の上下では上記管本体の管径が異なり、かつこの縮径部からこの管本体の両端部までは同一管径でありところにある。
【0017】
給水竪管の第3の特徴は、建物の上下階に連通する共用配管スペース内に、給水管を軸方向に連設することで配設されるものであって、
上記給水管の管本体の開口端部には、他の管本体と接続するための接続部が設けてあり、上記接続部はスラブ面よりも作業性に適応した所定の高さに配設してあるところにある。
【0018】
【実施例】
以下、図1ないし図11を参照して本発明の実施例を説明する。
【0019】
図1は、集合住宅の給水設備の全体構成を概念的に示す。受水槽2からポンプ室3を経て集合住宅1のピット(配管スペース)4まで地下の埋設管5が延びている。埋設管5には鋼管を用いてもよいが、この例ではステンレス管を用いている。埋設管5はピット内配管6に接続されている。ピット内配管6には鋼管でもよいがステンレス管を用いている。ピット内配管6からは複数の共用竪管7が立設されている。各共用竪管7から各専用住戸8に給水される。なお、埋設管5及びピット内配管6に、ライニング鋼管などの鋼管を用いてもよいのは、配管系が一系統であり、作業性においてステンレス管を用いた場合と大差がないためである。ただし、耐腐食性を考慮するとステンレス管を用いるのが好ましい。
【0020】
図2は、共用竪管7の構成を示す。共用竪管7は、集合住宅1の各スラブ9を貫通して延びている。共用竪管7は、ユニット化されたステンレス製の給水管71,72を、ジョイント73により軸方向に接続して構成している。給水管71,72は、建物の階高H1、H2に相当する長さを有し、作業性を考えて、スラブ面9aよりも500mm程度の高さwが作業性に適応し、この位置にジョイント73を設けるように配設する。
【0021】
図3は、給水管71を示すものであり、管本体71aの周側部からは管本体より縮径した分岐管部71bが管本体71aと一体に形成され、ユニット化されている。管本体71aの上下の開口端部近傍には、ジョイント73と嵌合するリング状の嵌合凹部71cが設けてある。管本体71aの軸方向中間部には縮径部であるテーパ面71dにより縮径され、上部が細くなっている。したがって、図3のように、給水管71の管本体71aは、テ ーパ面71dの上下では管径が異なり、このテーパ面からこの管本体の両端部までは同一管径で形成してある。
【0022】
図4は、給水管72を示すものである。給水管72は管本体72aが、上記の給水管71と異なって上下に同径に形成されている。給水管72の他の構成は、給水管71と同じである。なお、図5に示すように、リング状の嵌合凹部71c,72cに代えて、リング状の嵌合凸部71e(72e)を設けてもよい。
【0023】
給水管71,72は、その形状、寸法が規格化されている。例えば、集合住宅の階高が7階建ての場合、1階及び2階部分の階高が2860mm、3階以上の上階の階高が2760mmの2種類の標準があるので、給水管71,72の全長L1は、約3000mmに設定されている。そして、現場への搬入に当たっては、上記の2種類の標準(2860mm又は2760mm前後)に合わせて、その上端部を工場で適宜切断し、図示しないローラで嵌合凹部71c,72cを形成して搬入すればよい。なお、嵌合凸部71e(72e)を設ける場合は、給水管71,72を切断した後に適宜嵌合凸部71e(72e)を溶接しておく。また、分岐管71b,72b及び縮径部であるテーパ面71dは、共用配管スペース11内での給水メータ12、湯沸器19などの設置位置(高さ)との関係から(図10参照)、スラブ面9a(図2参照)から1000mm前後の範囲内に納めるのが好ましい。したがって、図3及び図4において、給水管71,72の分岐管部71b,72bの位置(高さ)L2は約150mmに設定され、給水管71のテーパ面71dの位置(高さ)L3は約500mmに設定されている。即ち、分岐管部71bの高さL2は、給水管71の全長L1の一端から20分の1寄りになっており、また、テーパ面71dの高さL3は、この給水管71の全長L1の一端から6分の1寄りになっている。
【0024】
このように、管の長さ、分岐位置、縮径位置が規格化されているので、工場生産が容易となり、また共用配管スペース11内の配管の規格化が可能となる。そして、給水管71,72は分岐管部71b,72b及び接続部の嵌合凹部71c,72cを含めてユニット化されているので、現場での施工が大幅に効率化される。
【0025】
また、給水管71,72は、上記のようにステンレス(SUS304)製であるので、軽量で、作業性がよい。ステンレス(SUS304)は、その自然電位の巾が広いので、従来の鋼管に比べて、異種金属製のジョイント、例えば、青銅等との自然電位差が小さいため、ジョイントの腐食される度合いが小さい。したがって、給水管71,72では、耐食性が向上する上に、コア材、ゴムパッキン等での絶縁を不要とすることも可能となり接合作業が容易となる。
【0026】
図6は、給水管71(72)同士をジョイント73で接続した状態を示すものである。給水管71(72)のリング状嵌合凹部71c(72c)に、ジョイント73のリング状嵌合凸部73aが嵌合しており、ジョイント73内に設けた凹部73b内にゴムパッキン74が設けてあり、給水管71(72)の端部に弾発的に密接している。ゴムパッキン74には空隙部74aが形成してあると共に、給水管71(72)の端部同士は所定の空隙hを開けて接続してあるので、給水管71(72)同士は、ジョイント73のリング状嵌合凸部73aを支点として、径方向に揺動可能に連結されている。したがって、多少の施工のずれ、又は地震等によるゆれに対応可能である。なお、図7は、給水管71(72)にリング状嵌合凸部71e(72e)を設け、リング状嵌合凹部75aを設けたジョイント75により接続した他の実施例を示している。この例でもジョイント75には、凹部75b内にゴムパッキン74が設けてあり、給水管71(72)の端部に弾発的に密接している。ゴムパキッキン74には空隙部74aが形成してあると共に、給水管71(72)の端部同士は所定の空隙hを開けて接続してあるので、給水管71(72)同士は、ジョイント75のリング状嵌合凹部75aを支点として、径方向に揺動可能に連結されている。なお、この実施例ではジョイント73,75は、鉄製の鋳物からなるが、ゴムパッキンで絶縁されているので、特に材質は限定されない。
【0027】
図2に示すように、給水管71,72の分岐管部71b,72bは、集合住宅1の各階毎に1つづつ配置されるように設けてある。なお、図8及び図9に示すように、分岐管部71b,72bを2個所設けるようにしてもよい。
【0028】
また、給水管71は、上記のように管本体71aの中間部にテーパ面71dを形成して上部を下部よりも縮径して形成しているので、この給水管71の上下に他の給水管を接続する場合に、上側は下側よりも径の小さい給水管を接続できるようになっている。したがって、従来のように径違いソケットを必要としない。図2では、このようにして上方の階へ向かうに従って、漸次、径の小さい給水管71,72を接続した例を示している。なお、高架水槽による給水の場合には、逆に下方の階へ向かうに従って、漸次、径の小さい給水管71,72を接続するようにすればい。なお上記の場合、給水管71及び72のそれぞれについて予め径のことなる管を用意しておく。
【0029】
給水管71,72の分岐管部71b,72bは、集合住宅1各階の共用配管スペース内で、チーズ10(図10図示)に接続される。
【0030】
図10は、集合住宅1の各階に設置され、周知のように上下階に連通する共用配管スペース(メータボックス)11内の配管を示すものであり、1本の共用竪管から2戸の専用住戸に配管する構成を示したものである。なお、図において給水管以外の配置は省略されている。共用配管スペース11内には共用竪管7が上下に貫通している。共用竪管7を構成する給水管71、72(管本体71a,72a)から分岐した分岐管7b(分岐管部71b,72b)は、管継手であるチーズ10に接続されている。チーズ10から給水メータ12までの給水メータ一次側の配管13は、バルブ14と減圧弁15に接続されている。この配管13はステンレス管を用いている。給水メータ12から各専用住戸8内の給水栓接続S(図12)までの給水メータ二次側には、給水メータ12からチーズ16までを配管17で接続している。この配管17は、この例ではステンレス管を用いている。チーズ10,16、図示しないエルボなどの配管継手には、ステンレスとの電位差の小さい砲金(銅合金)を用いている。
【0031】
給水メータ二次側のチーズ16から専用住戸8内に延びる配管18は分岐しており、配管18aは湯沸器19に接続され、湯沸器19から延びる配管18bは、専用住戸8と共用配管スペース11を区画する区画壁20の貫通孔20aを貫通している。チーズ16から延びる配管18cは、一般水道用の配管であり、区画壁20の貫通孔20bを貫通している。配管18は、図12に示すように、専用住戸8内の天井部に配管されており、各給水栓接続Sに接続されている。すなわち、区画壁20を貫通した給水管(給湯管)18b、給水管18c及びガス管Gは、柱などにそって設けてある配管スペース20c内で、天井まで立ち上げられ、天井裏を配管されて、ヘッダーDを介して各水廻りに配管されている。
【0032】
配管18には、鞘管式のPB管を用いている。この鞘管は、塩化ビニル製の外管内にポリブテン製の給水管を貫通させたものである。
【0033】
貫通孔20a,20bと配管18b,18cとの間には、熱膨張耐火材Nが充填されている。この熱膨張耐火材Nは、含水珪酸ソーダ等からなり、火災等の場合に熱膨張してPB管よりなる配管18b,18cを押しつぶすと同時に、貫通孔20a,20bを閉塞する。すなわち、熱膨張耐火材Nは閉塞手段を構成している。これにより、火災の時の延焼を有効に阻止することができるので、従来のように、専用住戸と共用配管スペース間の区画壁を貫通する配管に鋼管を使用する必要がなく、PB管等の合成樹脂管を用いることができる。
【0034】
図11は、他の実施例に係る1本の共用竪管7から1戸の専用住戸8に配管する場合の共用配管スペース11内の配管を示すものであり、その構成は、図10に示す例の共用竪管7の分岐管から二股に分かれた配管のうちの一方の配管の構成と基本的に同様であるので、図10に示す構成部材と同一の構成部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0035】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の給水管は、管本体に枝管をなす分岐管部と、ジョイントとの接続部を予め形成してユニット化されたステンレス製の管であるので、低コストで、耐食性に優れ、施工の作業効率性がよい。また、給水管の管本体に縮径部を設けているので、径違いソケットが不要であり、一層低コストで作業性も向上する。
【0036】
また、本発明の集合住宅の給水設備では、共用竪管が管本体に枝管をなす分岐管部とジョイントとの接続部を予め形成してユニット化されたステンレス管を複数連結して構成してあるので、低コストで、耐食性に優れ、施工の作業効率性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合住宅の給水設備の全体構成を概念的に示した正面図である。
【図2】本発明の集合住宅の給水設備に係る共用竪管を示す拡大正面図である。
【図3】本発明の給水管を示す正面図である。
【図4】本発明の給水管を示す正面図である。
【図5】図3のA部における変形例を示す部分拡大図である。
【図6】給水管接続部の一実施例を示す拡大断面図である。
【図7】給水管接続部の他の実施例を示す拡大断面図である。
【図8】図8(a)は給水管の他の実施例の正面図、図8(b)は図8(a)の側面図、図8(c)は図8(b)のA−A線断面図、図8(d)は図8(b)のB−B線断面図である。
【図9】図9(a)は給水管の他の実施例の正面図、図9(b)は図9(a)の側面図、図9(c)は図9(b)のA−A線断面図、図9(d)は図9(b)のB−B線断面図である。
【図10】本発明の集合住宅の給水設備の一実施例に係る共用配管スペース内の配管を概念的に示す模式図である。
【図11】本発明の集合住宅の給水設備の他の実施例に係る共用配管スペース内の配管を概念的に示す模式図である。
【図12】本発明の集合住宅の給水設備の一実施例に係る共用配管スペースから専用住戸内の配管を示す平面図である。
【符号の説明】
1 集合住宅
7 共用竪管
71,72 給水管
71a,72a 管本体
71b,72b 分岐管部
71c,72c 接続部(嵌合凹部)
71e,72e 接続部(嵌合凸部)
73,75 接続体(ジョイント)
8 専用住戸
11 共用配管スペース
12 給水メータ
17 給水メータ二次側配管(ステンレス管)
18 給水メータ二次側配管(PB管)
20 区画壁
20a,20b 貫通孔
N 閉塞手段(熱膨張耐火材)
S 給水栓接続
Claims (3)
- 建物の上下階に連通する共用配管スペース内に、給水管を軸方向に連設することで配設されるものであって、
上記給水管はステンレス製であり、
上記給水管は建物の階高に相当する長さを有し、
上記給水管の管本体の一端寄りの周側部からは分岐管部が一体的に形成してあり、
上記管本体の開口端部には、他の管本体と接続するための接続部が設けてある
ことを特徴とする給水竪管。 - 建物の上下階に連通する共用配管スペース内に、給水管を軸方向に連設することで配設されるものであって、
上記給水管はステンレス製であり、
上記給水管は建物の階高に相当する長さを有し、
上記給水管の管本体の一端寄りの周側部からは分岐管部が一体的に形成してあり、
上記管本体の一端寄りに縮径部があり、
上記縮径部の上下では上記管本体の管径が異なり、かつこの縮径部からこの管本体の両端部までは同一管径であり、
上記管本体の開口端部には、他の管本体と接続するための接続部が設けてある
ことを特徴とする給水竪管。 - 建物の上下階に連通する共用配管スペース内に、給水管を軸方向に連設することで配設されるものであって、
上記給水管はステンレス製であり、
上記給水管は建物の階高に相当する長さを有し、
上記給水管の管本体の一端寄りの周側部からは分岐管部が一体的に形成してあり、
上記管本体の開口端部には、他の管本体と接続するための接続部が設けてあり、
上記接続部はスラブ面よりも作業性に適応した所定の高さに配設してある
ことを特徴とする給水竪管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16157595A JP3612112B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 給水竪管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16157595A JP3612112B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 給水竪管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08333781A JPH08333781A (ja) | 1996-12-17 |
JP3612112B2 true JP3612112B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=15737730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16157595A Expired - Lifetime JP3612112B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 給水竪管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3612112B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000257123A (ja) * | 1999-03-04 | 2000-09-19 | Omura Katsuyuki | 連結送水管設備ならびに屋内消火栓設備 |
JP2006077891A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 配管ユニットおよび多層建築物の配管構法 |
JP4960610B2 (ja) * | 2004-09-10 | 2012-06-27 | 積水化学工業株式会社 | 分岐部付き継手一体型配管材、該分岐部付き継手一体型配管材を用いた配管方法及び該分岐部付き継手一体型配管材を用いた配管システム |
JP4790401B2 (ja) * | 2005-12-13 | 2011-10-12 | 馨 阿部 | 建物排水管の再生工法 |
KR100932354B1 (ko) * | 2009-07-14 | 2009-12-16 | 주식회사 동명 | 건축물의 냉온수관 시공 방법 |
JP6808193B2 (ja) * | 2016-10-11 | 2021-01-06 | 株式会社光明製作所 | 仮設配管ユニット及びこれを用いた仮設配管路 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5586192U (ja) * | 1978-12-12 | 1980-06-13 | ||
JPH01127734A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-19 | Showa Tsusho Kk | リサイクル用水の供給方法及びそれを実施する為の供給装置 |
JPH0229951U (ja) * | 1988-08-15 | 1990-02-26 | ||
JPH0579067A (ja) * | 1991-06-20 | 1993-03-30 | Mitsui Constr Co Ltd | ユニツト管 |
JPH0595134U (ja) * | 1992-05-18 | 1993-12-24 | 古河電気工業株式会社 | 防火区画体における可燃材製長尺体貫通部の防火構造 |
JP2510327Y2 (ja) * | 1993-03-22 | 1996-09-11 | 明和工業株式会社 | 仮設簡易配管用金属管 |
JPH07120070A (ja) * | 1993-10-27 | 1995-05-12 | Yoshihito Yamashita | パイプスペースにおける湯沸かし器の取付け構造およびパイプスペースにおける配管構造 |
JP2586879B2 (ja) * | 1994-03-30 | 1997-03-05 | 株式会社大本組 | 給水給湯配管システム装置およびその給水立管 |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP16157595A patent/JP3612112B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08333781A (ja) | 1996-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3612112B2 (ja) | 給水竪管 | |
US6196272B1 (en) | Modular insulated pipe | |
US6695353B1 (en) | Sealed fitting for use with corrugated tubing | |
JPH09294822A (ja) | スプリンクラー巻き出し配管の管体構造 | |
JP5517254B2 (ja) | 配水管、分水栓付き配水管及びその埋設方法 | |
JP2015197182A (ja) | 分岐継手 | |
JPH1047540A (ja) | ユニット配管方法、及び、配管用のステンレス鋼管 | |
JP2539019Y2 (ja) | 建築物に於ける配管構造 | |
JPH0133901Y2 (ja) | ||
US20130334811A1 (en) | Apparatus and Method for Connecting between a Fluid Supply and a Service Pipe in a Building | |
JP2586879B2 (ja) | 給水給湯配管システム装置およびその給水立管 | |
JP3077836B2 (ja) | 埋設配管の立上げ管及び立ち上げ方法 | |
US20160195212A1 (en) | Obstructive Tap and Sleeve | |
JPH08226576A (ja) | 水道メータ廻り配管構造 | |
KR200170275Y1 (ko) | 건축자재용 일체식 티 | |
PIPING | SECTION 15140 DOMESTIC WATER PIPING | |
JP2000083316A (ja) | 地中線保護管 | |
JPS6315334Y2 (ja) | ||
JP2892946B2 (ja) | 集中配管構造 | |
Forney | ARCHITECTURAL ITEMS FOR ADDENDUM NO. | |
Till et al. | Underground Fire Mains | |
FI78332C (fi) | Kopplingsdosa. | |
JPH1137821A (ja) | ガスメータ配管構造及びガスメータ接続用継手 | |
Hayden Jr | Grooved and Pressfit Piping Systems | |
JP2565189Y2 (ja) | 多層建物の排水設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040928 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041022 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |