JPH01127734A - リサイクル用水の供給方法及びそれを実施する為の供給装置 - Google Patents

リサイクル用水の供給方法及びそれを実施する為の供給装置

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JPH01127734A
JPH01127734A JP28699787A JP28699787A JPH01127734A JP H01127734 A JPH01127734 A JP H01127734A JP 28699787 A JP28699787 A JP 28699787A JP 28699787 A JP28699787 A JP 28699787A JP H01127734 A JPH01127734 A JP H01127734A
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recycling
pump
recycled
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Muneharu Kodama
宗治 児玉
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はリサイクル用水の供給方法及びそれを実施する
為の供給装置に係わり、更に詳しくは、建物等より排出
された生活用水を浄化槽、貯水槽等に配設されているポ
ンプ及び揚水管を介して上記建物等の上部高架水槽内へ
供給せしめ、且つ上記揚水管には複数の枝管が配管され
ると共にこの各枝管にはバルブが配設せしめられ、上記
ポンプと各枝管のバルブを制御することによって適正、
使用圧力にてリサイクル用水使用場所にリサイクル用水
を供給するリサイクル用水の供給方法及びそれを実施す
る為の供給装置に関し、特に建物に単一の揚水管を配管
するのみで各使用場所ヘリサイクル用水を供給できるよ
うにした方法及びそれを実施する為の発明に関する。
[従来の技術] 周知の通り、ビル、建物、施設等に於いては生活用水が
多量に排出される。
以前に於いては使用済のこの生活用水を沙化槽成るいは
貯水槽に貯めて一定の処理をした後、下水、川等に排出
していた。
ところが生活用水が多量に消費される為にその生活用水
をリサイクルすることが提案されると共に実用されてい
る。
従来に於いては第7図に示すように、建物V等で使用さ
れた生活用水を例えば排出管2′を介して浄化槽3′に
供給し、浄化されたリサイクル用水を貯水槽4′等に貯
え、この貯水槽4′等内に配設したポンプ5′によって
揚水管6′を介して建物1′の上部に位置する高架水槽
7′の上方より供給せしめ、この高架水槽7′の側部8
′よりリサイクル用水使用場所に供給する為の供給管8
′が上記した揚水管6′と略平行に配設され、この供給
管9′には各リサイクル用水使用場所にリサイクル用水
を供給する為の複数の枝管10′が配管され且つこの各
枝管10’にはバルブ11′が取着せしめられ、このバ
ルブ11′を制御することによってリサイクル用水使用
場所へのリサイクル用水の供給をコントロールし、更に
上記高架水槽7′へのリサイクル用水の供給は上記ポン
プ5′を制御することにより実施している。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術によれば建物等から排出された生活用水を
リサイクルして再使用できる良い点を有しているが次の
幾つかの解決すべき問題点を有している。
即ち、■建物等で使用した生活用水をリサイクルする為
に浄化槽、貯水槽から建物等の高架水槽へ供給する為の
揚水管と、高架水槽から各建物内のリサイクル用水使用
場所にリサイクル用水を供給する為の供給管の二系統が
必要である為に建物等への配設位置が限られてしまい、
故に配管設計上の自由度が限定されてしまう。
又■建物等の壁面に2木の配管即ち揚水管と供給管を取
着せしめなければならないので外観上美観をそこなう場
合が少なくない。
更に■建物等に対して2木の配管工事が必要である為に
材料を多く使用し、且つ材料費及び工事費等の低限化に
一定の限界がある。
加えて保守点検が大変である。
従って本発明の目的とする所は、 ■建物等から排出された生活用水をリサイクルして使用
する為に用いる配管を単一系統にすることができる手段
を提供するにある。
即ち、浄化槽、貯水槽等から建物等の高架水槽に配管さ
れた単一の揚水管の枝管を介して各リサイクル用水使用
場所ヘリサイクル用水を供給することができるリサイク
ル用水の供給方法及びそれを実施する為の供給装置を提
供するにある。
又■建物等に用いる配管を単一の揚水管のみを用いるの
で配管設計上の自由度を有するリサイクル用水の供給方
法及びそれを実施する為の供給装置を提供するにある。
更に■建物等の外観上の美観をそこなうことなく揚水管
を配管することができるリサイクル用水の供給方法及び
それを実施する為の供給装置を提供するにある。
加えて■単一の揚水管を用いることによって配管工事を
より容易にし、且つ材料を節約できるので材料費、工事
費等の設備コストの低限化をすることができ而も保守点
検をより容易にできるリサイクル用水の供給方法及びそ
れを実施する為の供給装置を提供するにある。
[問題点を解決する為の手段] 本発明は上記目的を達成する為に次の技術的手段を有す
る。
即ち、実施例に対応する添付図面に使用した符号を用い
て説明すると、 本願第1の発明はビル、建物、施設等から排出し、浄化
槽、貯水槽等に貯えられる生活用水を一旦上記建物等の
上部高架水槽にポンプ、揚水管を介して揚水し、高架水
槽内の上記リサイクル用水を上記建物等のリサイクル用
水使用場所に供給する方法に於いて; 上記リサイクル用水をリサイクル用水使用場所に供給す
る過程に於いて、上記浄化槽3、貯水槽4等に配設され
ているポンプ7が駆動されている時であり、且つリサイ
クル用水を非使用時の場合には、上記リサイクル用水を
単一の揚水管9を介して上記建物1等の上部高架水槽1
3内に供給し、次いで上記ポンプ駆動時には上記リサイ
クル用水が使用される場合は、上記リサイクル用水使用
場所の水栓の出口圧力が予かじめ設定された所定の圧力
以下である時に、上記単一揚水管9を介して複数の枝管
15に配設されているバルブ16のサブ弁体27が開き
上記リサイクル用水がリサイクル用水使用場所に供給さ
れ、次いで上記ポンプ停止F時に、リサイクル用水使用
場所に於いて上記リサイクル用水の非使用の時には上記
リサイクル用水使用場所への供給も停止せしめられ、次
いで上記ポンプ停止時に、上記リサイクル用水使用場所
に於いて上記リサイクル用水が使用されている場合には
、上記単一揚水管9を介して複数の枝管15に配設され
ている上記バルブIBのメイン弁体25とサブ弁体27
が開くと共に上記リサイクル用水使用場所に上記高架水
槽13内の水頭圧によってリサイクル用水を供給するこ
とを特徴とするリサイクル用水の供給方法である。
更に本願の第2の発明は、ビル、建物、施設等から排出
し、浄化槽、貯水槽等に貯えられる生活用水を一旦上記
建物等の上部高架水槽にポンプ、揚水管を介して揚水し
、高架水槽内のと記リサイクル用水を上記建物等のリサ
イクル用水使用場所に供給する装置に於いて; 上記浄化槽3、貯水槽4等には上記高架水槽13にリサ
イクル用水を供給する為のポンプ7が配設され、このポ
ンプ7と上記高架水槽13間は単一の揚水管9が配管さ
れ、この単一の揚水管9には複数の枝管15が配設され
ると共にこの各枝管15は上記建物1等のリサイクル用
水使用場所に配管され、この各枝管15にバルブ16が
配設せしめられ、且つ上記バルブ16は上記ポンプ駆動
時に於けるリサイクル用水使用時にリサイクル用水使用
場所水栓の出口圧力が予かじめ設定された所定の圧力以
下である時に、開閉するサブ弁体27と上記ポンプ非駆
動時に於けるリサイクル用水使用時に開くメイン弁体2
5.サブ弁体27を有し、且つ上記単一揚水管9の他端
11は上記高架水槽13の側部14に配管されているこ
とを特徴とするリサイクル用水の供給装置である。
[作用〕 上記構成により、建物1等から排出される生活用水は浄
化槽3、貯水槽4に流入し、且つポンプ7によって上記
建物1等の上部高架水槽13内に一旦貯えられる。
この場合上記高架水4613とポンプ7は単一の揚水管
9によって配管されると共にこの単一の揚水管9から複
数の枝管15が上記リサイクル用水使用場所に分岐され
ている。
上記ポンプ駆動時に於いてリサイクル用水使用場所に於
けるリサイクル用水が非使用の場合には上記浄化槽3、
貯水槽4等に貯えられたリサイクル用水が上記ポンプ7
によって上記高架水槽13内に供給される。
更に上記ポンプ駆動時に於いてリサイクル用水使用場所
に於けるリサイクル用水が使用されると、リサイクル用
水使用場所の水栓の出口圧力が予かじめ設定された所定
の圧力以下になった時に、この圧力を検出して上記揚水
管9に取着せしめられている枝管15のバルブ16のサ
ブ弁体27が開くと共に上記リサイクル用水をリサイク
ル使用場所に供給される。又上記ポンプ停止時にリサイ
クル用水使用場所に於けるリサイクル用水を非使用の場
合は上記高架水槽13及びリサイクル用水使用場所への
リサイクル用水の供給が行なわれない。
更に上記ポンプ停止時にリサイクル用水使用場所に於け
るリサイクル用水の使用に際し、上記枝管15に配設さ
れている上記バルブ16のメイン弁体25及びサブ弁体
27が開き、上記高架水槽13内の水頭圧により揚水管
9.枝管15を介して上記リサイクル用水使用場所に上
記リサイクル用水が供給される。
更に上記高架水槽13内のリサイクル用水の液位は予か
じめ設定された下限レベルLに液位が達した時に上記ポ
ンプ7によりリサイクル用水を供給し、予かじめ設定さ
れた上限レベルHに達した時に上記ポンプ7が停止せし
められる。この下限レベルL又は上限レベルHは液位検
出センサー16.21により正確検出せしめられ、この
液位検出センサー19.21によって上記ポンプ7を駆
動せしめるものである。
又上記ポンプ7に何かの不具合が生じ。上記下限レベル
Lより液位が下がった時即ち、上記下限レベルLより下
方に予かじめ設定された限界レベルMに達した時に他側
20に配設されている液面検出センサー21によりその
レベルを検出し、上記高架水槽13上に配置された上水
管22より上水等を供給せしめ、上記上水停WレベルS
に達した時に上記液面検出センサー21により検出する
と共に上水の供給を停止するものである。従ってリサイ
クル用水使用場所に対して万一リサイクル用水が浄化槽
3、貯水槽4内に不足している場合に於いても安定して
而も確実にリサイクル用水使用場所にリサイクル用水等
を供給することができるものである。
[実施例] 次に添付図面第1図〜第6図に従い本発明の好適な実施
例を詳述する。
図中1はビル、建物、施設等であって、本例に於いては
二線の建物lを示している。この発明は二線の建物l内
で使用された生活用水例えばトイレ、掃除等に用いられ
た生活用水をリサイクルする為のシステムの改良である
上記建物1.1等で使用された生活用水は建物l内に配
管されている排出管2を介して外部に配設されている浄
化槽3に連結されている。この浄化槽3の隣りには本例
に於いては貯水槽4が配設されており、この貯水槽4と
浄化槽3間にはオーバーフロー供給管5が配管されてい
る。又上記浄化槽3にはオーバーフロー供給管5によっ
て供給された生活用水の貯水槽4に於けるオーバーフロ
ーを防止する為に上記浄化槽3にはオーバーフロー供給
管5よりも高い位置にオーバーフロー排出管6が配管せ
しめられると共に他側が例えば川等に配管せしめられ、
オーバーフローした生活用水を排出するものである0次
いで7はポンプを示し、このポンプ7は上記貯水槽4内
に貯えられたリサイクル用水を建物1.を等に供給する
為のものであり、本例に於いては上記貯水槽4内に配設
した例を示したが貯水槽4内に配設することなく吸入側
のみを貯水槽4内に配設する等の種々のポンプを用いる
ことができるものである。
更にこのポンプ7の吐出側8には揚水管9の一端lOが
取着せしめられ、他方この揚水管9の他端11は上記建
物1.1等の上部12に配設されている高架水槽13に
配管されている。上記高架水槽13は本例に於いては例
えば箱型の例を示しているが他のものとしては例えば円
筒状のものを使用することが可能であり、その材料とし
ては例えば鋼板警戒るいはFRP製等を用いることがで
きる。上記箱型の高架水槽13の側部14に上記した揚
水管9の他端11が取着せしめられ、更にこの揚水管9
には複数の枝管15が分岐せしめられると共にこの複数
の枝管15にはバルブ16が取着せしめられ、この枝管
15はリサイクル用水使用場所等に配管されている。
上記した高架水槽13をより具体的に説明すると、この
高架水槽13の一側17の上面16には液位レベル検出
センサー16が取着せしめられ、この検出センサー19
は予かじめ設定された液面の上限レベルHと下限レベル
Lを検出する為のセンサー19a 、 19bを有し且
つそれらを検出し、上記した貯水槽4内のポンプ7を駆
動或るいは停止させる為の駆動信号、停止信号を図示せ
ざる制御装置に発信すると共に上記ポンプ7を制御して
いる。又他側20の上面16にも同様に液位レベル検出
センサー21が配設せしめられ、この検出センサー21
は上記予かじめ設定された下限レベルLよりも下方に設
定された限界レベルMを検出する為のセンサー21aを
有し、この限界レベルMは、上記ポンプ7が何かの不具
合例えばポンプ7自体の故障成るいは浄化槽3、貯水槽
4内にリサイクル用水が無い場合等によって予かじめ設
定された下限レベルLより下方に液位が下がった時即ち
上記限界レベルMに達した時に上記高架水槽13に配設
されている上水供給管22より上水又は地下水等を上記
高架水槽13内に供給する為のものであり、又この供給
に際し、上記した予かじめ設定された上限レベルHより
も下方位置に予かじめ設定された上水停+hレベルSを
検出する為センサー21bを有し、このセンサー21b
によって検出し、且つ上記上水供給管22に配設されて
いるバルブ23を上記制御装置を介して制御するもので
ある。
次いで上記高架水槽13より各リサイクル用水使用場所
にリサイクル用水を供給する為の配管は上記した貯水槽
4より高架水槽13にリサイクル用水を供給する為の単
一の揚水管9に取着せしめられている枝管15を介して
行なう、従来に於いては、貯水槽から高架水槽ヘリサイ
クル用水を供給する為の揚水管と上記高架水槽から各リ
サイクル用水使用場所ヘリサイクル用水を供給する為の
供給管の2木の配管が必要であり、建物等に取付ける為
の工事が大変であった。即ち、2本の配管を建物等に取
着させなければならず配設場所、空間、位置関係等が難
しく工事自体が大変である。
本件に於いては単一の揚水管9を用いて高架水槽13内
に供給し、且つリサイクル用水使用場所には各枝管15
に取着せしめられているバルブ16によって上記リサイ
クル用水使用場所への供給を制御している。
より具体的に説明すると上記バルブ16は」;側24に
メイン弁体25、下側26にサブ弁体27を有し、上記
メイン弁体25は非通電時は弁体25である例えばダイ
ヤフラムがスピンドル28によって押圧されることなく
弁座29と弁体25間が開いている。即ちこの時は上記
ポンプ7が駆動されていない時である。又通電時に於い
ては上記スピンドル28が弁体25であるダイヤフラム
を弁座28に接面させることにより閉となる。
次いでサブ弁体27はこのバルブ16とリサイクル用水
使用場所間の配管の間に圧力センサー30を配設し、リ
サイクル用水使用に好適な予かじめ設定された圧力例え
ば本例に於いては2〜3 Kg/c■2に設定されてい
る。上記サブ弁体27は、圧力センサー30が予かじめ
設定した圧力を検出した時は閉じられ、他方リサイクル
用水使用場所によってリサイクル用水を使用することに
より上記予かじめ設定された圧力より低い場合にこのサ
ブ弁体27のスピンドル2日によって弁体27であるダ
イヤフラムが弁座31より離れると共にこのサブ弁体2
7が開となりリサイクル用水をリサイクル使用場所に供
給する。又このサブ弁体27には流量調節用のバイパス
通路32が設けられ、このバイパス通路32の流量を制
御する為に調節用つまみ33が設けられている。
次にこの実施例の使用例を説明する。
先ず建物1.1等で使用された生活用水は排出管2を介
して怜化槽3に流入し、この浄化槽3によって浄化処理
されたリサイクル用水がオーバーフロー供給管5を介し
て貯水槽4に流入し、この貯水槽4内に貯えられたリサ
イクル用水がポンプ7によって建物1,1等の上部12
に配設されている高架水槽13に単一の揚水管9を介し
て供給される。この時のポンプ7は、上記高架水槽13
に配設されている液位レベル検出センサー19によって
制御されている。 Illちこの高架水槽13内には予
かじめ設定された液位の上限Hを検出する為のセンサー
19aと同様に予かじめ設定された液位の下限レベルL
を検出する為のセンサー19bが配設され、この下限レ
ベルLを検出センサー19bが検出すると検出信号を図
示せざる制御装置に送信し、この制御装置よりポンプ駆
動信号が発信せしめられると共に上記ポンプ7が駆動し
、リサイクル用水を上記高架水槽13内に供給する。そ
して供給されたリサイクル用水が予かじめ設定された液
位の上限レベルHに達した所で他方の検出センサー19
aが検出し、この検出信号を上記制御装置に送信し、こ
の制御装置からポンプ停止信号が発信せしめられると共
に上記ポンプ7が停止する。
又」二記ポンプ7が何かの不具合即ち故障成るいは貯水
槽4内にリサイクル用水が無い場合に、上記高架水槽1
3の予かじめ設定された下限レベルLよりも上方に予か
じめ設定されている限界レベルM及び、上記した予かじ
め設定された上限レベルHより下方に予かじめ設定され
た上水停止レベルSを各々検出する為の検出センサー2
1が他側20に配設され、上記検出センサー21aによ
って上記限界レベルMを検出した場合に上記制御装置に
検出信号を送信し、この制御装置によって上記バルブ2
3を開として高架水槽13内に上水等を供給せしめ、上
記上水停止レベルSに達した時に上記検出センサー21
bによって検出し、その検出信号を同様に制御装置に送
信し、且つこの制御装置によって上記バルブ23を閉じ
させて上水等を停止させる。
次いで上記高架水槽13内に貯えられたリサイクル用水
を各リサイクル用水使用場所に供給する場合について説
明すると、先ず第3図に示すようにポンプ7が駆動して
いる場合即ち上記高架水槽13内にリサイクル用水を単
一の揚水管9によって供給している場合であってリサイ
クル用水使用場所に於いてリサイクル用水を使用してい
ない場合には上記揚水管9に取着せしめられている複数
のバルブ16のメイン弁体25及びサブ弁体27が両方
共閉じているのでリサイクル用水の流れは高架水槽13
のみに供給される0次いで、第4図に示すように上記ポ
ンプ7が駆動されていて且つリサイクル用水使用場所に
於いてリサイクル用水が使用されている場合には、上記
枝管15のバルブ16のうちサブ弁体27が開くと共に
ポンプ7の吐出圧力によってリサイクル用水はリサイク
ル用水使用場所に供給される。即ちリサイクル用水を使
用することによって予かじめ設定された枝管15の圧力
が低下し、圧力センサー30によって検出されると共に
上記サブ弁体27がスピンドル28によって弁座31よ
り離れ、上記リサイクル用水が流入する。この時ポンプ
7の吐出圧力が予かじめ設定されたリサイクル用水使用
場所の圧力より大きいので、その圧力を所定の圧力にお
さえる為にバイパス通路32は枝管15の断面ia D
に対して略1− dの断面積を有し、調節用つまみ33
を回動させることにより所定の断面積である所定の圧力
にyJJ節できる。
次いで第5図に示すように上記ポンプ7が停止している
場合であって且つリサイクル用水を使用している場合に
於いては上記枝管15に配設されているバルブ16のメ
イン弁体25及びサブ弁体27が開く即ち、メイン弁体
25、サブ弁体27のスピンドル28.28が駆動せし
められ、弁体25.27であるダイヤフラムが弁座29
.31より離れる。従って上記リサイクル用水は高架水
IfJ13の水頭圧によって揚水管9を介して枝管15
内に流入せしめられると共に上記メイン弁体25及びサ
ブ弁体27を通りリサイクル用水使用場所に流入せしめ
られる。
又上記ポンプ7が停止している場合で而もリサイクル用
水を使用していない時には枝管15に配設されているバ
ルブ16のメイン弁体25及びサブ弁体27も閉じたま
まなのでリサイクル用水のリサイクル用水使用場所への
流入は起こらない、本例に於いては単一の揚水管9を用
いることによって建物1等への工事を容易にすることが
可能であり、更に建物1等の外壁に沿って配設する配管
を1本ですむことにより建物自体の美観をそこなうこと
なく、保守点検等をより容易にできる本件特有の利点を
有するものである。
尚第6図は本例の応用例を示し、この例に於いては複数
の建物1a、lb、 lcのうち一番高い建物1aのL
部12にのみ高架水槽13を配設し、この高架水槽13
に配管されている単一系統である揚水管9によって複数
の建物1a、 lb、 lc間を連結してたものである
。より具体的には高架水槽13を有する建物laの左右
に位置する建物1b、ICにリサイクル用水を供給する
場合には、ポンプ7の駆動時に於いてはこのポンプ7の
ポンプ吐出圧力にて上記建物la、1bにリサイクル用
水を供給する。
又上記建物1cへの供給は上記建i1aの高架水槽13
からのリサイクル用水の落下圧のみによってリサイクル
用水使用場所にリサイクル用水が供給される。
ただし、上記建物1aの上部!2に配設されている高架
水槽13内の水位より他の建物1b、1cが低い場合に
用いることができるリサイクルシステムである。
[発明の効果] 以上詳述した如く本発明は、■建物1等に用いる生活用
水をリサイクルする為に用いる揚水管9を中−にするこ
とができる手段を提供できる。
即ち、浄化槽3、貯水槽4等から建物1等の高架水槽1
3に配管された単一の揚水管9の枝管15を介して各リ
サイクル用水使用場所ヘリサイクル用水を供給すること
ができるリサイクル用水の供給方法及びそれを実施する
為の供給装置を提供できる。
又■建物1等に用いる配管を単一の揚水管9のみを用い
るので配管設計上の自由度を有するリサイクル用水の供
給方法及びそれを実施する為の供給装置を提供できる。
更に■建物1等の外観上の美観をそこなうことなく揚水
管9を配管することができるリサイクル用水の供給方法
及びそれを実施する為の供給装置を提供できる。
加えて■単一の揚水管9を用いることによって配管工事
をより容易にし、且つ材料を節約できるので材料費、工
事費等の設備コストの低限化をすることができ而も保守
点検をより容易にできるリサイクル用水の供給方法及び
それを実施する為の供給装置を提供できる等の実用工種
々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図〜第6図は本発明の実施例を示し、第1
図は建物等に於けるリサイクルシステムを示すブロック
図、第2図は建物等の上部に配設されている高架水槽を
示す拡大断面図、第3図はポンプ駆動時に於いてリサイ
クル用水使用場所でリサイクル用水を使用していない時
のバルブの作動状態を示す拡大断面図、第4図はポンプ
駆動時に於いてリサイクル用水使用場所でリサイクル用
水を使用した時のバルブの作動状態を示す拡大断面図、
第5図はポンプ停止時に於いてリサイクル用水使用場所
でリサイクル用水を使用した時のバルブの作動状態を示
す拡大断面図、第6図はリサイクルシステムの応用例を
示すブロック図、第7図は従来技術を示すブロック図を
それぞれ示している。 尚図中1・・・・建物、   3・・・・炸化槽、4・
・・・貯水槽、   7・・・・ポンプ、9・・・・揚
水管、   11・・・・他端。 13・・・・高架水槽、 14・・・・側部。 15・・・・枝管、   16・・・・バルブ、17・
:・・一側、 16・・・・液位レベル検出センサー、20・・・・他
側、 21・・・・液位レベル検出センサー。 22・・・・上水管、  25・・・・メイン弁体、2
7・・・・サブ弁体、 H・・・・上限レベル、L・・
・・下限レベル、M・・・串限界レベル、S・・・・上
水停止レベル、 をそれぞれ示している。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビル、建物、施設等から排出し、浄化槽、貯水槽
    等に貯えられる生活用水を一旦上記建物等の上部高架水
    槽にポンプ、揚水管を介して揚水し、高架水槽内の上記
    リサイクル用水を上記建物等のリサイクル用水使用場所
    に供給する方法に於いて; 上記リサイクル用水をリサイクル用水使用場所に供給す
    る過程に於いて、上記浄化槽3、貯水槽4等に配設され
    ているポンプ7が駆動されている時であり、且つリサイ
    クル用水を非使用時の場合には、上記リサイクル用水を
    単一の揚水管9を介して上記建物1等の上部高架水槽1
    3内に供給し、次いで上記ポンプ駆動時に上記リサイク
    ル用水が使用される場合は、上記リサイクル用水使用場
    所の水栓の出口圧力が予かじめ設定された所定の圧力以
    下である時に、上記単一揚水管9を介して複数の枝管1
    5に配設されているバルブ16のサブ弁体27が開き上
    記リサイクル用水がリサイクル用水使用場所に供給され
    、次いで上記ポンプ停止時に、上記リサイクル用水使用
    場所に於いて上記リサイクル用水が非使用の時には、上
    記リサイクル用水使用場所への供給も停止せしめられ、
    次いで上記ポンプ停止時に、上記リサイクル用水使用場
    所に於いて上記リサイクル用水が使用されている場合に
    は、上記単一揚水管9を介して複数の枝管15に配設さ
    れている上記バルブ16のメイン弁体25とサブ弁体2
    7が開くと共に上記リサイクル用水使用場所に上記高架
    水槽13内の水頭圧によってリサイクル用水を供給する
    ことを特徴とするリサイクル用水の供給方法。
  2. (2)上記高架水槽13の液位は予かじめ設定された下
    限レベルL以下に達した時に一側17の液位レベル検出
    センサー19によって検出されると共にリサイクル用水
    を供給する為にポンプ5が駆動せしめられ、上記液位が
    予かじめ設定された上限レベルH以上に達した時に上記
    一側17に配設されている液位レベル検出センサー21
    によって検出されると共に上記リサイクル用水の供給の
    為のポンプ7が停止せしめられ、更に上記高架水槽13
    の液位が上記下限レベルL以下の限界レベルM以下に達
    した時に他側20に配設されている検出センサー21に
    よって検出されると共に上水等を上記高架水槽13内に
    供給せしめ、且つ予かじめ設定された上水停止レベルS
    以上に達した時に上記他側20の検出センサー21によ
    って検出されると共に上記上水等の供給を停止すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のリサイクル用
    水の供給方法。
  3. (3)ビル、建物、施設等から排出し、浄化槽、貯水槽
    等に貯えられる生活用水を一旦上記建物等の上部高架水
    槽にポンプ、揚水管を介して揚水し、高架水槽内の上記
    リサイクル用水を上記建物等のリサイクル用水使用場所
    に供給する装置に於いて; 上記浄化槽3、貯水槽4等には上記高架水槽13にリサ
    イクル用水を供給する為のポンプ7が配設され、このポ
    ンプ7と上記高架水槽13間は単一の揚水管9が配管さ
    れ、この単一の揚水管9には複数の枝管15が配管され
    ると共にこの各枝管15は上記建物1等のリサイクル用
    水使用場所に配管され、この各枝管15にバルブ16が
    配設せしめられ、且つ上記バルブ16は上記ポンプ駆動
    時に於けるリサイクル用水使用時にリサイクル用水使用
    場所水栓の出口圧力が予かじめ設定された所定の圧力以
    下である時に開くサブ弁体27と上記ポンプ非駆動時に
    於けるリサイクル用水使用時に開くメイン弁体25、サ
    ブ弁体27を有し、且つ上記単一揚水管9の他端11は
    上記高架水槽13の側部14に配管されていることを特
    徴とするリサイクル用水の供給方法。
  4. (4)上記高架水槽13には一側17と他側20に液位
    検出センサー19、21が配設され、この一側17の液
    位検出センサー19によって上記高架水槽13内の予か
    じめ設定された液位の下限レベルL及び上限レベルHを
    検出して上記ポンプ7を駆動或るいは停止せしめ、リサ
    イクル用水を上記高架水槽13内に供給し、他方上記ポ
    ンプ7からの揚水不足等により上記液位の下限レベルL
    より予かじめ設定された位置より下がった限界レベルM
    に達した時に上記他側20の液位検出センサー21の検
    出信号によって上記高架水槽13に配置されている上水
    管22等より上水を供給せしめると共に予かじめ設定さ
    れた上水停止レベルS以上に達した時に上記液位検出セ
    ンサー21を介して上記上水等を停止させることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載のリサイクル用水の供
    給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08333781A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Haseko Corp 給水管及びこれを使用した集合住宅の給水設備
JP2007177479A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Eiwa Kokudo Kankyo Kk 給水装置

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