JP3611096B2 - スピーカー用部材 - Google Patents
スピーカー用部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3611096B2 JP3611096B2 JP25515799A JP25515799A JP3611096B2 JP 3611096 B2 JP3611096 B2 JP 3611096B2 JP 25515799 A JP25515799 A JP 25515799A JP 25515799 A JP25515799 A JP 25515799A JP 3611096 B2 JP3611096 B2 JP 3611096B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- syndiotactic
- polymer
- diaphragm
- speaker member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/06—Loudspeakers
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピーカー用部材に関する。より詳細には、本発明は、音響特性に優れ(すなわち、内部損失が大きく、高弾性および高剛性であり)、熱および湿度に対する寸法安定性に優れ、かつ軽量なスピーカー用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、振動板、ボイスコイルボビン、スピーカーセンターキャップ、スピーカーフレーム、スピーカーキャビネット等のスピーカー用部材として、紙製のものが汎用されている。これは、紙製スピーカー用部材が軽量でかつ適度な内部損失および剛性を有することに起因する。しかし、紙製スピーカー用部材は、防水性および防湿性が不十分であり、かつ、弾性率が低く音響特性が不十分である。さらに、紙製スピーカー用部材は、その製造の際、抄紙工程と複雑な加工工程が必要であるので、製造効率が低く、かつ、品質が不安定である。
【0003】
一方、金属箔から成形されたスピーカー用部材が提案されている。金属箔製スピーカー用部材は、紙製スピーカー用部材に比べて改善された防水性、防湿性および弾性率を有する。しかし、金属箔は重量であるため、例えば、金属箔製ボイスコイルボビンは、作動能率が低く、立ち上がり特性(過渡特性)が不十分である。さらに、金属箔製スピーカー用部材は、内部損失が低い。
【0004】
このような問題点を解決するために、エンジニアリングプラスチック(例えば、ポリイミド(PI)、ポリフェニレンスルフィド(PPS))を用いた、高弾性率かつ軽量なスピーカー用部材が研究されている。
しかし、これらのエンジニアリングプラスチックは熱膨張率が大きいので、他の部材と加熱時の膨張度が大きく異なる場合が多い。その結果、当該スピーカー用部材と他の部材との接続部において、それぞれの部材が異形になったり(例えば、真円であるべきところが楕円になる)、接続部の破損が起きたり(例えば、ボイスコイルとボイスコイルボビンとが剥離する)する場合がある。すなわち、上記エンジニアプラスチックからなるスピーカー用部材は、熱に対する寸法安定性が不十分である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、音響特性に優れ(すなわち、内部損失が大きく、高弾性および高剛性であり)、熱および湿度に対する寸法安定性に優れ、かつ軽量なスピーカー用部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のスピーカー用部材は、4以下のMw/Mnを有するシンジオタクティック型オレフィン系ポリマーまたはシンジオタクティック型スチレン系ポリマーを主剤として含有する樹脂組成物から形成されている。
好ましい実施態様においては、上記シンジオタクティック型オレフィン系ポリマーまたはスチレン系ポリマーは、3以下のMw/Mnを有する。
好ましい実施態様においては、上記シンジオタクティック型スチレン系ポリマーは、メタロセン系触媒を用いた重合反応により得られたシンジオタクティック型ポリスチレンである。
好ましい別の実施態様においては、上記シンジオタクティック型オレフィン系ポリマーは、メタロセン系触媒を用いた重合反応により得られたシンジオタクティック型ポリプロピレンである。
好ましい実施態様においては、上記メタロセン系触媒は、ジルコノセンとメチルアルミノキサンとを含有する。
好ましい実施態様においては、上記樹脂組成物は、上記前記ポリスチレン100重量部に対してガラス繊維を15重量部〜30重量部含有する。
好ましい実施態様においては、上記樹脂組成物は、上記ポリプロピレン100重量部に対してマイカを15重量部〜30重量部含有する。
好ましい実施態様においては、本発明のスピーカー用部材は、振動板、ボイスコイルボビン、スピーカーセンターキャップ、スピーカーフレーム、またはスピーカーキャビネットとして用いられる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明のスピーカー用部材は、シンジオタクティック型オレフィン系ポリマーまたはシンジオタクティック型スチレン系ポリマーを主剤として含有する樹脂組成物から形成される。ここで、「主剤として含有する」とは、組成物中に50重量%以上の割合で含有されることを意味する。従って、用語「樹脂組成物」は、ポリマー単独をも包含する。
【0008】
本発明において、シンジオタクティック型ポリマーとは、シンジオタクティック構造を有するポリマーをいう。シンジオタクティック構造とは、C−C結合で構成される主鎖に対して、置換基(例えば、ポリスチレンの場合にはフェニル基)が交互に配置されている構造をいう。好ましくは、本発明に用いられるシンジオタクティック型ポリマーは、13C−NMRによるタクティシティーが30%以上である。
【0009】
このようなシンジオタクティック構造を有するオレフィン系ポリマーとしては、代表的には、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリアミレンが挙げられる。汎用性および得られるスピーカー用部材の特性(例えば、軽量、内部ロス)に優れるという点で、ポリプロピレンが好ましい。スチレン系ポリマーとしては、ポリスチレン、ポリメチルスチレン、ポリエチルスチレンが挙げられる。汎用性および得られるスピーカー用部材の特性(例えば、軽量)に優れるという点で、ポリスチレンが好ましい。
【0010】
本発明に用いられるシンジオタクティック型ポリマーは、4以下のMw/Mn、好ましくは3以下のMw/Mn、さらに好ましくは2〜2.5の範囲のMw/Mnを有する(Mw/Mnの下限は必然的に1である)。Mw/Mnが4より大きい場合には、成形時の流動性が不十分である場合が多く、その結果、得られるスピーカー用部材の剛性、耐熱性、耐薬品性等が不十分である場合が多い。
【0011】
上記シンジオタクティック型ポリマーの重合度は、好ましくは10〜100000、さらに好ましくは100〜10000、とりわけ好ましくは500〜5000である。このような範囲の重合度を有することにより、優れた成形時の流動性、寸法安定性を有するスピーカー用部材が得られる。
【0012】
上記シンジオタクティック型ポリマーの重合方法は特に限定されず、任意の適切な方法が採用され得る。好ましくは、上記シンジオタクティック型ポリマーは、メタロセン系触媒を用いて重合される。得られるポリマーのタクティシティーが高くなり、その結果、優れた剛性および内部損失を有するスピーカー用部材が得られるからである。
【0013】
メタロセン系触媒は、下記化学式で表される:
【0014】
【化1】
【0015】
ここで、Mは、第4族遷移金属であり、好ましくはジルコニウムまたはチタンであり、さらに好ましくはジルコニウムである。Xは、それぞれ独立してハロゲンであり、好ましくはそれぞれ独立して臭素または塩素である。さらに好ましくは、上記メタロセン系触媒は、下記化学式で表されるメチルアミノキサンを助触媒として含有する:
【0016】
【化2】
【0017】
ここで、nは5〜20の整数である。主成分(例えば、80重量%)としてのジルコノセンと助触媒(例えば、20重量%)としてのメチルアミノキサンとを含有するメタロセン系触媒が、本発明に用いられるポリマーを合成するに特に好ましい。
【0018】
本発明に用いられる樹脂組成物は、上記シンジオタクティック型ポリマーに加えて、任意の適切な成分(例えば、強化材)を含有し得る。上記ポリマーがスチレン系ポリマーである場合には、好ましくは、組成物は、当該ポリマー100重量部に対して15〜30重量部のガラス繊維を含有する。上記ポリマーがオレフィン系ポリマーである場合には、好ましくは、組成物は、当該ポリマー100重量部に対して15〜30重量部のマイカ(さらに好ましくは、鱗片状マイカ)を含有する。このような組合せで強化材を含有することにより、さらに優れた剛性、弾性、熱収縮性および線膨張性を有するスピーカー用部材が得られる。
【0019】
図1は、一般的なスピーカーの構造を示す概略断面図である。本発明のスピーカー用部材は、例えば、ボイスコイルボビン1、振動板2、スピーカーセンターキャップ3、スピーカーフレーム4またはスピーカーキャビネットとして用いられ得る。
【0020】
本発明のスピーカー用部材は、任意の適切な方法により、上記樹脂組成物から形成される。例えば、ボイスコイルボビン1を成形する場合には、押出し成形が用いられ、振動板2を成形する場合には、射出成形またはプレス成形が用いられる。成形条件は、目的に応じて任意の適切な条件が採用され得る。
【0021】
以下、本発明の作用について説明する。
本発明によれば、4以下のMw/Mnを有するシンジオタクティック型オレフィン系ポリマーまたはスチレン系ポリマーを含む樹脂組成物を用いたスピーカー用部材が提供される。シンジオタクティックポリマーは結晶性が非常に高い。しかも、このような非常にシャープな分子量分布を有することに起因して、成形時の流動性が顕著に改善される。従って、得られる成形品の結晶化による収縮が顕著に抑制され得る。その結果、本発明のスピーカー用部材は、高弾性および高剛性であり(従って、音響特性に優れ)、かつ、成形性ならびに熱および湿度に対する寸法安定性に優れる。なお、汎用ポリマーのMw/Mnは6以上であり、汎用ポリマーを用いて得られたスピーカー用部材は、本発明のスピーカー用部材に比較して、弾性、剛性、成形性、ならびに熱および湿度に対する寸法安定性のいずれもが大幅に劣ることが実際に確認されている。このように非常にシャープな分子量分布を有するポリマーを用いて得られる効果は、予期せぬ優れたものである。
【0022】
好ましい実施態様においては、上記シンジオタクティックポリマーは、メタロセン系触媒を用いた重合反応により得られる。メタロセン系触媒を用いることにより、非常に高い立体規則性を有するシンジオタクティックポリマーが得られるので、弾性、剛性、成形性、ならびに熱および湿度に対する寸法安定性がさらに改善され得る。加えて、優れた耐薬品性および電気特性を有するスピーカー用部材が得られることも確認した。
【0023】
好ましい実施態様においては、上記樹脂組成物は、適切な量の強化材を含有し得る。例えば、上記シンジオタクティックポリマーがスチレン系ポリマーである場合には、ガラス繊維を含有するのが好ましく、上記シンジオタクティックポリマーがオレフィン系ポリマーである場合には、マイカを含有するのが好ましい。理論的には明らかでないが、このような組合せを用いることにより、さらに改善された剛性、弾性、熱収縮性および線膨張性を有するスピーカー用部材が得られる。
【0024】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例には限定されない。なお、特に示さない限り、実施例中の部およびパーセントは重量基準である。
【0025】
(実施例1)
メタロセン系触媒を用いて重合されたシンジオタクティックポリスチレン(SPS)と当該SPS100重量部に対してガラス繊維15重量部とを含有する樹脂組成物(ペレット状:出光石油化学(株)製、ザレック)を、下記押出成形条件で厚さ50μmのフィルム状に形成した。
シリンダ温度 270〜 290 (℃)
金型温度 140〜 150 (℃)
冷却時間 90 (秒)
押出圧力 500〜1200 (kgf/cm2)
【0026】
得られたフィルムを通常の方法でボイスコイルボビンに成形した。得られたボイスコイルボビンについて、通常の方法で、密度ρ、ヤング率(弾性率)E、吸水率、線膨張係数、および流動性(メルトフローレート)を調べた。結果を、後述の実施例2ならびに比較例1および2の結果と併せて下記表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
(実施例2)
ガラス繊維を30重量部用いたこと以外は実施例1と同様にしてボイスコイルボビンを成形した。得られたボイスコイルボビンについて、実施例1と同様の評価に供した。結果を表1に示す。
【0029】
(比較例1)
ポリイミド(PI)を用いてボイスコイルボビンを成形した。得られたボイスコイルボビンについて、実施例1と同様の評価に供した。結果を表1に示す。
【0030】
(比較例2)
ポリフェニレンスルフィド(PPS)を用いてボイスコイルボビンを成形した。得られたボイスコイルボビンについて、実施例1と同様の評価に供した。結果を表1に示す。
【0031】
表1から明らかなように、実施例1および2のボイスコイルボビンは、低密度でかつ高弾性率である。さらに、当該ボイスコイルボビンは、吸水率が小さく、かつ、線膨張係数に優れる。従って、本発明のボイスコイルボビンは、音響特性に優れ、かつ、湿度に対する寸法安定性に優れていることがわかる。本発明のボイスコイルボビンはまた、十分に実用的なメルトフローレートを有している。このことから、当該ボイスコイルボビンは、ガラス繊維を含有するにもかかわらず成形性に優れていることがわかる(ちなみに、ガラス繊維を含まない場合のメルトフローレートは13g/10minであった)。
【0032】
(実施例3)
ガラス繊維を用いないこと以外は実施例1と同様にして、厚さ50μmのフィルムを得た。このフィルムを150〜170℃でプレス成形し、25φのドーム型スピーカー用振動板を得た。得られた振動板について、通常の方法で、密度ρ、ヤング率(弾性率)E、E/ρ、および内部損失を調べた。結果を、後述の比較例3および4の結果と併せて下記表2に示す。さらに、この振動板の周波数特性を、振動板の軸上50cm、出力1Wで調べた。結果を図2(a)に示す。
【0033】
【表2】
【0034】
(比較例3)
ポリエーテルイミド(PEI)を用いて25φのドーム型スピーカー用振動板を得た。得られた振動板について、実施例3と同様の評価に供した。結果を表2に示す。さらに、実施例3と同様にして周波数特性を調べた。結果を図2(b)に示す。
【0035】
(比較例4)
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を用いて25φのドーム型スピーカー用振動板を得た。得られた振動板について、実施例3と同様の評価に供した。結果を表2に示す。さらに、実施例3と同様にして周波数特性を調べた。結果を図2(c)に示す。
【0036】
表2から明らかなように、実施例3の振動板の密度は、比較例3に比べて約18%、比較例4に比べて約32%小さい。また、ヤング率および内部損失も、比較例3および4に比べて20〜40%改善されている。比弾性率も約75%改善されている。さらに、実施例3の振動板を観察したところ、比較例に比べて収縮が小さく寸法安定性が高いことが確認された。その結果、図2(a)と図2(b)および(c)とを比較すると明らかなように、実施例3の振動板の周波数特性は、比較例に比べて、中高域での高調波歪が減少し、fhの伸びが改善されている。すなわち、本発明の振動板によれば、明瞭な音質が得られていることがわかる。
【0037】
(実施例4)
メタロセン系触媒を用いて重合されたシンジオタクティックポリプロピレン(SPP)と当該SPP100重量部に対して鱗片状マイカ30重量部とを含有する樹脂組成物を、下記射出成形条件で口径16cmのコーン型スピーカー用振動板に形成した。
シリンダ温度 230〜 250 (℃)
ノズル 250 (℃)
金型温度 50 (℃)
冷却時間 90 (秒)
押出圧力 500〜1200 (kgf/cm2)
背圧 5〜 10 (kgf/cm2)
射出速度 40〜 70 (%)
スクリュー回転 50〜 100 (rpm)
【0038】
得られた振動板について、通常の方法で、密度ρ、ヤング率(弾性率)E、内部損失、および成形収縮率を調べた。結果を、後述の比較例5の結果と併せて下記表3に示す。さらに、この振動板の周波数特性を、振動板の軸上50cm、出力1Wで調べた。結果を図3(a)に示す。
【0039】
【表3】
【0040】
(比較例5)
チーグラー・ナッタ触媒を用いて合成されたアイソタクティックポリプロピレン(IPP)と当該IPP100重量部に対して鱗片状マイカ30重量部とを含有する樹脂組成物を用いて、口径16cmのコーン型スピーカー用振動板を得た。得られた振動板について、実施例4と同様の評価に供した。結果を表3に示す。さらに、実施例4と同様にして周波数特性を調べた。結果を図3(b)に示す。
【0041】
表3から明らかなように、実施例4の振動板は、低密度でかつ高弾性率である。さらに、当該振動板は、比較例5に比べて収縮率(すなわち、寸法安定性)が顕著に改善されている。図3(a)と図3(b)とを比較すると明らかなように、実施例4の振動板の周波数特性は、中高域での高調波歪が減少している。その結果、大入力時のいわゆる「鳴き」もなくなり明瞭な音質が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なスピーカーの構造を示す概略断面図である。。
【図2】(a)は、本発明の実施例に係るスピーカー用振動板の周波数特性を示すグラフであり、(b)および(c)は、比較例の振動板の周波数特性を示すグラフである。
【図3】(a)は、本発明の実施例に係るスピーカー用振動板の周波数特性を示すグラフであり、(b)は、比較例の振動板の周波数特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ボイスコイルボビン
2 振動板
3 スピーカーセンターキャップ
4 スピーカーフレーム
Claims (6)
- 4以下のMw/Mnを有するシンジオタクティック型オレフィン系ポリマーを主剤として含有する樹脂組成物から形成された、スピーカー用部材。
- 前記シンジオタクティック型オレフィン系ポリマーが、3以下のMw/Mnを有する、請求項1に記載のスピーカー用部材。
- 前記シンジオタクティック型オレフィン系ポリマーが、メタロセン系触媒を用いた重合反応により得られたシンジオタクティック型ポリプロピレンである、請求項1または2に記載のスピーカー用部材。
- 前記メタロセン系触媒が、ジルコノセンとメチルアルミノキサンとを含有する、請求項3に記載のスピーカー用部材。
- 前記樹脂組成物が、前記ポリプロピレン100重量部に対してマイカを15重量部〜30重量部含有する、請求項3または4に記載のスピーカー用部材。
- 振動板、ボイスコイルボビン、スピーカーセンターキャップ、スピーカーフレーム、またはスピーカーキャビネットとして用いられる、請求項1から5のいずれかに記載のスピーカー用部材。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25515799A JP3611096B2 (ja) | 1998-09-21 | 1999-09-09 | スピーカー用部材 |
US09/400,824 US6148953A (en) | 1998-09-21 | 1999-09-21 | Loudspeaker component and resin composition therefor |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26624298 | 1998-09-21 | ||
JP10-266242 | 1998-09-21 | ||
JP25515799A JP3611096B2 (ja) | 1998-09-21 | 1999-09-09 | スピーカー用部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000165985A JP2000165985A (ja) | 2000-06-16 |
JP3611096B2 true JP3611096B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=26542053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25515799A Expired - Fee Related JP3611096B2 (ja) | 1998-09-21 | 1999-09-09 | スピーカー用部材 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6148953A (ja) |
JP (1) | JP3611096B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2373476B (en) * | 2001-01-29 | 2007-09-05 | Goodmans Loudspeakers Ltd | Loudspeaker diaphragm and method of manufacture thereof |
US7751579B2 (en) * | 2003-06-13 | 2010-07-06 | Etymotic Research, Inc. | Acoustically transparent debris barrier for audio transducers |
GB2403091B (en) * | 2003-06-18 | 2006-08-09 | B & W Loudspeakers | Diaphragms for loudspeaker drive units |
DE102005019459B3 (de) * | 2005-04-25 | 2006-07-13 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Aktiver Ansaugschalldämpfer |
JP4059265B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2008-03-12 | オンキヨー株式会社 | スピーカー用部材およびその製造方法 |
JP4790452B2 (ja) * | 2006-03-09 | 2011-10-12 | パイオニア株式会社 | ボイスコイルボビン、およびスピーカ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5610455A (en) * | 1995-06-29 | 1997-03-11 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Electret containing syndiotactic vinyl aromatic polymer |
-
1999
- 1999-09-09 JP JP25515799A patent/JP3611096B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-09-21 US US09/400,824 patent/US6148953A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000165985A (ja) | 2000-06-16 |
US6148953A (en) | 2000-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100744843B1 (ko) | 음향 진동판 및 이를 구비하는 스피커 | |
TWI451771B (zh) | A vibrating plate for an electroacoustic transducer, and a resin film used therefor | |
JP3611096B2 (ja) | スピーカー用部材 | |
TW200641022A (en) | Polyethylene molding composition for producing blown films having improved processability | |
KR970001384A (ko) | 고 입체 규칙성 폴리프로필렌 | |
JP4990601B2 (ja) | 電気音響変換器用振動板および該振動板用のフィルム | |
JP6973458B2 (ja) | フィルム、電気音響変換器用振動板エッジ材、電気音響変換器用振動板、マイクロスピーカー振動板、レシーバー振動板、マイクロホン振動板、イヤホン振動板、および、方法 | |
JP2012095193A (ja) | スピーカー振動板用フィルム | |
JPS583499A (ja) | 音響振動板 | |
JP5127198B2 (ja) | スピーカー用振動板 | |
JP4258510B2 (ja) | 音響機器周辺部品 | |
TWI817455B (zh) | 電氣音響轉換器用振動板邊緣材、電氣音響轉換器用振動板、微揚聲器振動板、膜、及聚醯亞胺樹脂組合物 | |
JP3317052B2 (ja) | スピーカ用振動板およびその製造方法 | |
JP3201087B2 (ja) | スピーカ用振動板 | |
JP3557436B2 (ja) | スピーカー用部材およびその製造方法 | |
JP2710830B2 (ja) | 音響用振動系部材 | |
JP3036163B2 (ja) | 振動板の製造方法 | |
JPH02148999A (ja) | 音響機器用振動板 | |
JP7415325B2 (ja) | 電気音響変換器用振動板フィルム | |
JPS6016097A (ja) | スピ−カ用振動板 | |
JPS63184500A (ja) | 音響振動板用フイルム | |
JPS5986994A (ja) | スピ−カ用振動板 | |
JPS59135996A (ja) | 音響用振動板 | |
JP2020136792A (ja) | 電気音響変換器用振動板フィルムおよび電気音響変換器用振動板 | |
JPS62154998A (ja) | スピ−カ−用振動板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040716 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041013 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |