JPS6016097A - スピ−カ用振動板 - Google Patents
スピ−カ用振動板Info
- Publication number
- JPS6016097A JPS6016097A JP12386883A JP12386883A JPS6016097A JP S6016097 A JPS6016097 A JP S6016097A JP 12386883 A JP12386883 A JP 12386883A JP 12386883 A JP12386883 A JP 12386883A JP S6016097 A JPS6016097 A JP S6016097A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- polyolefin
- modified
- diaphragm
- speaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
- H04R7/02—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はスピーカに用いられる振動板に関する。
(従来技術)
従来、スピーカ用振動板は、天然繊維を抄造成形処理し
て作られたちのが多く用いられている。
て作られたちのが多く用いられている。
しかし、天然繊維は吸湿性が大きいため、振動板として
耐’tU tII:/f−悪い欠点がある。
耐’tU tII:/f−悪い欠点がある。
また耐湿性がよく、高弾性で軽量な振動板としてアルミ
ニウム、ベリリウム、ボロン等で作られた振動板がある
が、これらの振動板は内部損失が小さいため、良好な周
波数特性が得られないという欠点がある。
ニウム、ベリリウム、ボロン等で作られた振動板がある
が、これらの振動板は内部損失が小さいため、良好な周
波数特性が得られないという欠点がある。
上記の欠点を除去するために、ポリプロピレン樹脂、塩
化ビニール樹脂等の合成樹脂に炭素繊維、カーボングラ
ファイト等の高弾性物質を雁加し、高弾性で内部損失を
大きくした振動板が提案されている。しかしながらポリ
プロピレン樹脂の内部損失は0.08と大きいが、接着
性が悪い欠点がある。
化ビニール樹脂等の合成樹脂に炭素繊維、カーボングラ
ファイト等の高弾性物質を雁加し、高弾性で内部損失を
大きくした振動板が提案されている。しかしながらポリ
プロピレン樹脂の内部損失は0.08と大きいが、接着
性が悪い欠点がある。
また、塩化ビニール樹脂は熱変形温度が54〜74℃と
低く、従って振動板として耐熱性が悪い欠点を有してい
る。
低く、従って振動板として耐熱性が悪い欠点を有してい
る。
〈発明の目的)
本発明は、これらの欠点を改善するために提案されたも
ので、高弾性で高損失を有し、耐熱性があり、かつ接着
性の良好な振動板を安価に提供づることを目的とするも
のである。
ので、高弾性で高損失を有し、耐熱性があり、かつ接着
性の良好な振動板を安価に提供づることを目的とするも
のである。
(発明の構成)
上記の目的を達成するため、本発明は不飽和カルボン酸
および/もしくはその誘導体で変性されたポリオレフィ
ンを主たる組成物とするスピーカ用振動板を発明の要旨
とするものである。さらに本発明を不飽和カルボン酸お
よび/またはその誘導体で変性されたポリ第1ノフイン
中に炭素繊維の組成割合が5〜70重量%である組成物
よりなるスピーカ用振動板を発明の要旨とするものであ
る。
および/もしくはその誘導体で変性されたポリオレフィ
ンを主たる組成物とするスピーカ用振動板を発明の要旨
とするものである。さらに本発明を不飽和カルボン酸お
よび/またはその誘導体で変性されたポリ第1ノフイン
中に炭素繊維の組成割合が5〜70重量%である組成物
よりなるスピーカ用振動板を発明の要旨とするものであ
る。
次に本発明の実施例を添付図面について説明する。なお
実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しな
い範囲で、種々の変更あるいは改良を行いうろことは云
うまでもない。
実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しな
い範囲で、種々の変更あるいは改良を行いうろことは云
うまでもない。
一般にスピーカ用振動板としては、スピーカの出力レベ
ルを向上させるために密度が低く、かっ音圧−周波数1
.J−性を平1■化し、さらに分割振動による歪を低減
するために内部10失が大きく、その上に両生;1i%
域を拡大覆るために高づり1性であることが、ぞの4A
わ1′¥J性どじ−C要求されている。さらに、当然の
ことながら、成形加工が容易であり、か゛つ担産性が寸
ぐれ〔いることb必要である。
ルを向上させるために密度が低く、かっ音圧−周波数1
.J−性を平1■化し、さらに分割振動による歪を低減
するために内部10失が大きく、その上に両生;1i%
域を拡大覆るために高づり1性であることが、ぞの4A
わ1′¥J性どじ−C要求されている。さらに、当然の
ことながら、成形加工が容易であり、か゛つ担産性が寸
ぐれ〔いることb必要である。
以上のことがら、本発明名らは、これらの欠点を有さく
rいスピーカ振動板をFることについて種々探索した結
果、不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変(aされ
たポリ第1ノフイン(以−ト変1]1ポリ第1ノフィン
と云う)または該変性ポリオレフィンとポリ第17フイ
ン(#J記不飽和カルボンFIl) a’3よび/′ま
たはその誘導体の含有量は0.01−1.0重量%であ
る)とより構成された振動板が特性上及び製造上げぐれ
ていることを発見した。
rいスピーカ振動板をFることについて種々探索した結
果、不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変(aされ
たポリ第1ノフイン(以−ト変1]1ポリ第1ノフィン
と云う)または該変性ポリオレフィンとポリ第17フイ
ン(#J記不飽和カルボンFIl) a’3よび/′ま
たはその誘導体の含有量は0.01−1.0重量%であ
る)とより構成された振動板が特性上及び製造上げぐれ
ていることを発見した。
(A)変すシIポリ211ノフィン
本発明【こおいて使用される変性ポリオレフィンはII
iJ’rのポリ第1ノフインを不飽和カルボン酸また
はその誘導体を用いて変性することによって得られる。
iJ’rのポリ第1ノフインを不飽和カルボン酸また
はその誘導体を用いて変性することによって得られる。
=3−
不飽和カルボン酸またはその誘導体の代表例としては、
炭水数が多くども10個であり、少なくとも一個の二重
結合を有する一塩基カルボン酸くたとえは、ノアクリル
酸、メタノアクリル酸)おにび炭素数が多くとも15個
であり、少なくとも一個の二重結合を有づる。−塩基カ
ルボン酸(たとえば、マレイン酸)ならびに該二塩基カ
ルボン酸の無水物(たとえば、無水マレイン酸、無水ハ
イミック酸fあげられる。これらの不飽和カルボン酸ま
たはその誘導体のうら、とりわけマレイン酸および無水
マレイン酸が好ましい。
炭水数が多くども10個であり、少なくとも一個の二重
結合を有する一塩基カルボン酸くたとえは、ノアクリル
酸、メタノアクリル酸)おにび炭素数が多くとも15個
であり、少なくとも一個の二重結合を有づる。−塩基カ
ルボン酸(たとえば、マレイン酸)ならびに該二塩基カ
ルボン酸の無水物(たとえば、無水マレイン酸、無水ハ
イミック酸fあげられる。これらの不飽和カルボン酸ま
たはその誘導体のうら、とりわけマレイン酸および無水
マレイン酸が好ましい。
変性ポリ第1ノフイン(ま一般的に有機過酸化物の存在
下でポリオレフィンを不飽和カルボン酸および/またt
まその誘導体で処理することによって得られる。
下でポリオレフィンを不飽和カルボン酸および/またt
まその誘導体で処理することによって得られる。
上述の変性ポリオレフィンを製造するには、溶′a法、
III!濁法、溶融法などの製造方法を採用することが
できる。
III!濁法、溶融法などの製造方法を採用することが
できる。
これらの製造方法のうち、溶液法によってポリオレフィ
ンを不飽和カルボン酸またはその誘導体4− で変性する場合、無極性石門)R媒中にポリオレフィン
と不飽和カルボン酸および/″よたはその誘導体を投入
し、さらにラジカル開始剤を添加して高温にて加熱する
ことにJ:って変性ポリオレフィンを得ることができる
。このさい、使われる無極性有機′I容媒としては、へ
4ニサン、ヘプタン、ベンゼン、1〜ルエン、キシレン
、クロルベンゼンおJ:びテトラクロルエタンがあげら
れる。また、ラジカル開始剤としては、2.5−ジメチ
ル−2,5−ジ(第三級ブチルパーオキシ)ヘキサン、
2.5−ラメブルー2.5−ジ(第三級ブチルパーオキ
シ)ヘキシン−3およびベンゾイルパーオキサイドのご
とき有機過酸化物があげられる。さらに、処理温度は、
使用するポリオレフィンが溶解する温度であり、一般に
は110〜160℃が好ましい。
ンを不飽和カルボン酸またはその誘導体4− で変性する場合、無極性石門)R媒中にポリオレフィン
と不飽和カルボン酸および/″よたはその誘導体を投入
し、さらにラジカル開始剤を添加して高温にて加熱する
ことにJ:って変性ポリオレフィンを得ることができる
。このさい、使われる無極性有機′I容媒としては、へ
4ニサン、ヘプタン、ベンゼン、1〜ルエン、キシレン
、クロルベンゼンおJ:びテトラクロルエタンがあげら
れる。また、ラジカル開始剤としては、2.5−ジメチ
ル−2,5−ジ(第三級ブチルパーオキシ)ヘキサン、
2.5−ラメブルー2.5−ジ(第三級ブチルパーオキ
シ)ヘキシン−3およびベンゾイルパーオキサイドのご
とき有機過酸化物があげられる。さらに、処理温度は、
使用するポリオレフィンが溶解する温度であり、一般に
は110〜160℃が好ましい。
また、懸濁法によってポリオレフィンを不飽和カルボン
酸またはその誘導体で変性する場合、極性溶媒(一般に
は、水)中にポリオレフィンと不飽和カルボン酸および
/またはその誘導体を投入し、ざらに前記のラジカル開
始剤を添加して高圧1・゛ぐl +)0 ’C以上のン
晶度において処理すること【こ」;) (l (47ら
れる。
酸またはその誘導体で変性する場合、極性溶媒(一般に
は、水)中にポリオレフィンと不飽和カルボン酸および
/またはその誘導体を投入し、ざらに前記のラジカル開
始剤を添加して高圧1・゛ぐl +)0 ’C以上のン
晶度において処理すること【こ」;) (l (47ら
れる。
ざらに、溶媒法にJ:ってポリオレフィンを不飽和カル
ホン酸またはその誘導体で変性する揚台、一般の合成樹
脂の分野において使用されても)るシ容融H,練機(た
とえば、押出機)を用(Aで、4z1ノオlツノイン、
不飽和7Jルボン酸および・′もしく(まそQ)誘導体
ならひに前記のラジカル発生剤を溶融混練しl’c /
fら処理することによって得ることができる。
ホン酸またはその誘導体で変性する揚台、一般の合成樹
脂の分野において使用されても)るシ容融H,練機(た
とえば、押出機)を用(Aで、4z1ノオlツノイン、
不飽和7Jルボン酸および・′もしく(まそQ)誘導体
ならひに前記のラジカル発生剤を溶融混練しl’c /
fら処理することによって得ることができる。
このざいの)1N疎潟度は使用するポリオレフィンお、
J:びラジカル発生剤の種類によって異なるが、イ史わ
れるポリオレフィンの融点以上なl、)L300″Cに
4下の温度範囲である。ポリエチレンの場合に1よ、一
般には120−270℃であり、ポリプロピレンの場合
には、一般には160へ270°Cである。
J:びラジカル発生剤の種類によって異なるが、イ史わ
れるポリオレフィンの融点以上なl、)L300″Cに
4下の温度範囲である。ポリエチレンの場合に1よ、一
般には120−270℃であり、ポリプロピレンの場合
には、一般には160へ270°Cである。
変性ポリオレフィンのみの場合でも(ポリオし・フィン
を使用しない場合)、また変性ポリオレフィンとポリオ
レフィンを併用する場合でも、それらの中に含有する不
飽和カルボン酸および/またはその誘導体の量は、一般
には0.01〜1.0重量%であり、特に0.02=−
1,0重量%が好ましい。
を使用しない場合)、また変性ポリオレフィンとポリオ
レフィンを併用する場合でも、それらの中に含有する不
飽和カルボン酸および/またはその誘導体の量は、一般
には0.01〜1.0重量%であり、特に0.02=−
1,0重量%が好ましい。
以上のいずれの方法によ〕ても上述の変性ポリオレノイ
ンを製造することができるが、懸濁法および溶液法では
、処理した後にそれぞれの方法で使用した前記極性溶媒
または無極性溶媒を1qられた変性ポリオレノインから
除去(洗浄、乾燥などににす)する必要がある。しにが
って、溶融法によって変性ポリオレノ−fンを製造する
ことが望ましい。
ンを製造することができるが、懸濁法および溶液法では
、処理した後にそれぞれの方法で使用した前記極性溶媒
または無極性溶媒を1qられた変性ポリオレノインから
除去(洗浄、乾燥などににす)する必要がある。しにが
って、溶融法によって変性ポリオレノ−fンを製造する
ことが望ましい。
(B)ポリオレノイン
前記変性ポリ第1ツノインの製造または該変性ポリ第1
ノフインとの(i用に使4つれるポリオレフィンは、密
度がO,!JOO〜0. !180の]゛ブレン単独重
合体またはニブ1ノンと炭素数が3 =12個のα−オ
レフィン(共重合割合(,1多くとも20ffi量%)
とのランダムもしくはブ[1ツ77Jn含体およびプ[
]ピレンljl独重合体またはプ11ピレンど丁子1/
ンもしく tj炭素数が4〜7個の(χ−オレフィン(
J15重合割合〔J多くとも20重量%)とのランダム
もしくはブロック共重合体である。変性ポリオレフィン
を製造す7− るにあたり、口れらのポリオレノインは単独で使用して
もよく、二極以上を併用してもにい。該ボリアI−1ノ
フインの分子量は、通常2〜100万であり、2−・5
()力/f−好ましく、とりわ【づ3〜40万が好適で
ある。
ノフインとの(i用に使4つれるポリオレフィンは、密
度がO,!JOO〜0. !180の]゛ブレン単独重
合体またはニブ1ノンと炭素数が3 =12個のα−オ
レフィン(共重合割合(,1多くとも20ffi量%)
とのランダムもしくはブ[1ツ77Jn含体およびプ[
]ピレンljl独重合体またはプ11ピレンど丁子1/
ンもしく tj炭素数が4〜7個の(χ−オレフィン(
J15重合割合〔J多くとも20重量%)とのランダム
もしくはブロック共重合体である。変性ポリオレフィン
を製造す7− るにあたり、口れらのポリオレノインは単独で使用して
もよく、二極以上を併用してもにい。該ボリアI−1ノ
フインの分子量は、通常2〜100万であり、2−・5
()力/f−好ましく、とりわ【づ3〜40万が好適で
ある。
これらのポリオレノインは遷移金属化合物と有81 i
’ルミニウム化合物とから触媒系(いわゆるチーグラー
触媒)、担体(たとえば、シリノJ)にクローム含有化
合物(たとえば、酸化クローム)などを担持さ駐ること
によって得られる触媒系(いわゆるフィリップス触媒)
またはラジカル開始剤(たとえば、有機過酸化物)を用
いて前記オレフィンを中種重合またはオレフィン相互も
しくはオレフィンとビニル化合物を共重合することによ
って得られる。
’ルミニウム化合物とから触媒系(いわゆるチーグラー
触媒)、担体(たとえば、シリノJ)にクローム含有化
合物(たとえば、酸化クローム)などを担持さ駐ること
によって得られる触媒系(いわゆるフィリップス触媒)
またはラジカル開始剤(たとえば、有機過酸化物)を用
いて前記オレフィンを中種重合またはオレフィン相互も
しくはオレフィンとビニル化合物を共重合することによ
って得られる。
((I炭素繊維
さらに、本発明において用いられる炭素繊維は石油ビツ
ヂまたはポリアクロニトリルを原料として炭化処理する
ことによって得られるものである。
ヂまたはポリアクロニトリルを原料として炭化処理する
ことによって得られるものである。
密度は一般には約1.8(1/cm3である。また、平
均8− m Ill径は3〜15ミクロンであり、繊維長は0.
1〜10111mである。平均繊11径7IC5〜12
ミクロンであり、繊維長が0.2〜b の炭素繊維の弾性率は15〜75!・ン/ mm?であ
り、20〜60トン/mm2のものが好ましい。また、
本発明では、混合時の処理を容易にする1:めにポリh
1酸ビニルなどの集束剤を使用して集束させたものも使
用することができる。
均8− m Ill径は3〜15ミクロンであり、繊維長は0.
1〜10111mである。平均繊11径7IC5〜12
ミクロンであり、繊維長が0.2〜b の炭素繊維の弾性率は15〜75!・ン/ mm?であ
り、20〜60トン/mm2のものが好ましい。また、
本発明では、混合時の処理を容易にする1:めにポリh
1酸ビニルなどの集束剤を使用して集束させたものも使
用することができる。
(D)組成割合
本発明によって得られる組成物中に占める炭素繊維の組
成割合は5へ・70重間%であり、10〜60重量%が
望ましく、とりわ(プ10〜50重間%が好適である(
すなわち、変性ポリオレフィンまたは該変性ポリ第1ノ
フインとポリオレフィンとの組成割合は95〜30重崩
%、好ましくは90〜40重量%、好適には90〜50
重量%)。組成物中に占める炭素繊維の組成割合が5重
量%未満では、弾性率(剛性)が高い組成物を得ること
ができない。一方、70重量%を越えると、成形加工性
の低下が著しく、満足すべき成形物を得ることができな
い。
成割合は5へ・70重間%であり、10〜60重量%が
望ましく、とりわ(プ10〜50重間%が好適である(
すなわち、変性ポリオレフィンまたは該変性ポリ第1ノ
フインとポリオレフィンとの組成割合は95〜30重崩
%、好ましくは90〜40重量%、好適には90〜50
重量%)。組成物中に占める炭素繊維の組成割合が5重
量%未満では、弾性率(剛性)が高い組成物を得ること
ができない。一方、70重量%を越えると、成形加工性
の低下が著しく、満足すべき成形物を得ることができな
い。
(「)IIil成物の製造、成形方法など本発明のスピ
ーカ用振動板の組成物を製造するにあたり、ポリオレフ
ィンの分野において一般に用いられている酸素および熱
に対でる安定剤、金属劣化防止剤、充填剤、滑剤ならび
に難焼化剤をさらに添加し°Cもよい。
ーカ用振動板の組成物を製造するにあたり、ポリオレフ
ィンの分野において一般に用いられている酸素および熱
に対でる安定剤、金属劣化防止剤、充填剤、滑剤ならび
に難焼化剤をさらに添加し°Cもよい。
また、本発明のスピーカ用振動板の組成物は、ポリオレ
ノインの業界において一般に使われているヘンシ■ルミ
キザーのごとき混合機を用いてトライブレンドしてもよ
く、バンバリーミキナー、ニーダ−、ロールミルおよび
スクリュ一式押出機のごとき混合機を使用して溶融混練
することによって得ることができる。このさい、あらか
じめトライブレンドし、得られる組成物(混合物)を溶
融混線することによって均一状の組成物を得る口とがで
きる。この場合、一般には溶融混練した後、ペレット状
物に成形し、後記の成形に供する。
ノインの業界において一般に使われているヘンシ■ルミ
キザーのごとき混合機を用いてトライブレンドしてもよ
く、バンバリーミキナー、ニーダ−、ロールミルおよび
スクリュ一式押出機のごとき混合機を使用して溶融混練
することによって得ることができる。このさい、あらか
じめトライブレンドし、得られる組成物(混合物)を溶
融混線することによって均一状の組成物を得る口とがで
きる。この場合、一般には溶融混練した後、ペレット状
物に成形し、後記の成形に供する。
さらに1本発明のスピーカ用振動板の組成物を製造する
とき、全組成成分を同時に混合してもよい。また、それ
らのうち一部をあらかじめ混合してマスターハラ1を作
成し、得られた組成物(マスターハラ′f−)Iこ残り
の組成成分を混合してもよい。要するに、本発明のスピ
ーカ用振動板の組成物を製造するには、全組成成分を前
記の組成割合になるように、かつ均一状になるようにす
れば、目的を達成することができる。
とき、全組成成分を同時に混合してもよい。また、それ
らのうち一部をあらかじめ混合してマスターハラ1を作
成し、得られた組成物(マスターハラ′f−)Iこ残り
の組成成分を混合してもよい。要するに、本発明のスピ
ーカ用振動板の組成物を製造するには、全組成成分を前
記の組成割合になるように、かつ均一状になるようにす
れば、目的を達成することができる。
以上の′/8融混練の晩会でも、1斐記成形の場合でも
、いずれも使用する変性ボリア11.フィン+13よび
ポリ第17ノインの軟化点以上の温度で実施しなければ
ならないが、250°C以上で行なった場合では、変性
ポリオレフィンおよびポリ第17フインの一部が熱劣化
を生じることがあるため、この温石以下で実施しへ【づ
ればならないことは当然のことである。
、いずれも使用する変性ボリア11.フィン+13よび
ポリ第17ノインの軟化点以上の温度で実施しなければ
ならないが、250°C以上で行なった場合では、変性
ポリオレフィンおよびポリ第17フインの一部が熱劣化
を生じることがあるため、この温石以下で実施しへ【づ
ればならないことは当然のことである。
また、この組成物を製造するにあたり、組成成分である
変性ポリオ[・フィン、ポリオレフィン、不飽和カルボ
ン酸おJ:び/またはその誘導体および有機過酸化物は
それぞれ一種のみを使用してもよく、二種以」−併用し
てもよい。
変性ポリオ[・フィン、ポリオレフィン、不飽和カルボ
ン酸おJ:び/またはその誘導体および有機過酸化物は
それぞれ一種のみを使用してもよく、二種以」−併用し
てもよい。
このようにして1ηら4また組成物は押出成形法、1l
− 1)レンダ−成形法などの成形法により、シー1〜状ま
たはフィルム状に成形され、真空成形法などの成形法に
よって所望の大きざを有するスピーカ用振動板として製
造されて使用される。
− 1)レンダ−成形法などの成形法により、シー1〜状ま
たはフィルム状に成形され、真空成形法などの成形法に
よって所望の大きざを有するスピーカ用振動板として製
造されて使用される。
(実施例tjよび比較例)
次に、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
。
。
なお、実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸
脱しない範囲で、種々の変更あるいは改良を行いうろこ
とは云うまでもない。
脱しない範囲で、種々の変更あるいは改良を行いうろこ
とは云うまでもない。
なお、実施例および比較例において、メルト・フロー・
インデックス(以下’MFTJと云う)はJISに−6
158にしたがい、;苦瓜が230°Cおよび荷重が2
.1+iKgの条件で測定した。また、引張弾痕は八S
TM1)−638にしたがって測定し、曲げ弾性率はA
STM D−790にしたh(つて測定した。さらに、
密度はJTSに−6758にしたlFって測定した。
インデックス(以下’MFTJと云う)はJISに−6
158にしたがい、;苦瓜が230°Cおよび荷重が2
.1+iKgの条件で測定した。また、引張弾痕は八S
TM1)−638にしたがって測定し、曲げ弾性率はA
STM D−790にしたh(つて測定した。さらに、
密度はJTSに−6758にしたlFって測定した。
なお、実施例および比較例において使用した変性ポリオ
レフィンの製造方法ならびにポリオレフィンおよび炭素
繊維の物性を下記に示す。
レフィンの製造方法ならびにポリオレフィンおよび炭素
繊維の物性を下記に示す。
12−
(変性ポリ第1ツノイン〕
変性ポリ−41,ツインとして密度が0.り00(1/
C1111のブ[1ピ1ノン単独重合体(Mrl 0.
5g/10分)10(1川間部、0.旧用量部の2.5
−ジメチル−2,5−ジ(ブヂルパーオキシ)へキ1ナ
ン(有機過酸化物として)および無水マレイン酸とをあ
らかじめヘンシエルミキザーを用いて5分間トライブレ
ンドを行なった。得られた混合物を押出機を使って溶g
lA混練りしながらIaJ造した変性ポリ第1ノフイン
(無水マレイン酸の含有10.41!n間%、以下「変
性PP(IIJ トK ウ)。
C1111のブ[1ピ1ノン単独重合体(Mrl 0.
5g/10分)10(1川間部、0.旧用量部の2.5
−ジメチル−2,5−ジ(ブヂルパーオキシ)へキ1ナ
ン(有機過酸化物として)および無水マレイン酸とをあ
らかじめヘンシエルミキザーを用いて5分間トライブレ
ンドを行なった。得られた混合物を押出機を使って溶g
lA混練りしながらIaJ造した変性ポリ第1ノフイン
(無水マレイン酸の含有10.41!n間%、以下「変
性PP(IIJ トK ウ)。
MFIが0.5(1/10分であるプロピレンーエチl
/ンブロック共重合体(エチレン含有量11重量%)、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ブヂルパーオキシ)ヘ
キ→ノーンおよび無水マレイン酸を前記の変性PP(1
)の製造と同じ条ヂ1でトライブレンドおよび溶融混線
を行うことにJ:って製造した変性ブロビレンーエチレ
ンブロック共重合体(無水マレイン酸の含有量0.40
重量%、以下r変性PP(2)Jと云う)および密度が
0.949す/Cll13であるエチレン重合体、2.
5−ジメチル−2,5−ジ(ブヂルパーオキシ)ヘキサ
ジおよび無水マレイン酸を前記の変性PP(1)の製造
と同様にドライブ1ノンドおよび溶融混練りを行うこと
にJ:って製造した変性ポリエチレン〔無水マレイン酸
の含有10.32重皐%、以下「変性PEJと云う〕を
使用した。
/ンブロック共重合体(エチレン含有量11重量%)、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ブヂルパーオキシ)ヘ
キ→ノーンおよび無水マレイン酸を前記の変性PP(1
)の製造と同じ条ヂ1でトライブレンドおよび溶融混線
を行うことにJ:って製造した変性ブロビレンーエチレ
ンブロック共重合体(無水マレイン酸の含有量0.40
重量%、以下r変性PP(2)Jと云う)および密度が
0.949す/Cll13であるエチレン重合体、2.
5−ジメチル−2,5−ジ(ブヂルパーオキシ)ヘキサ
ジおよび無水マレイン酸を前記の変性PP(1)の製造
と同様にドライブ1ノンドおよび溶融混練りを行うこと
にJ:って製造した変性ポリエチレン〔無水マレイン酸
の含有10.32重皐%、以下「変性PEJと云う〕を
使用した。
ポリ第1ノフインとして、MFIが0.5(]/10分
のプロピ1/ン甲種重合体〔以下’I’P(A)Jと云
う〕およびMFIか0.5jl/10分のプロピレン−
エチレンブロック共重合体(エヂlノン含有吊17重量
%、以下’PP(It)+と云う)を使った。
のプロピ1/ン甲種重合体〔以下’I’P(A)Jと云
う〕およびMFIか0.5jl/10分のプロピレン−
エチレンブロック共重合体(エヂlノン含有吊17重量
%、以下’PP(It)+と云う)を使った。
(炭素繊維)
炭素繊維として、平均繊維径が7ミクロンおよび平均織
帷艮が7mmの炭素繊維(東邦レーヨン社製)を用いた
。
帷艮が7mmの炭素繊維(東邦レーヨン社製)を用いた
。
(実施例)1〜5
変性ポリオレフィン、ポリオレフィンおよび炭水繊維を
第1表に示される量であらかじめタンブラ−を使用して
5分間混合(トライブレンド)を行った。得られた混合
・物をスクリュ一式押出機を使つて溶融混練り((■1
脂)苦瓜210℃)しなh(らペレット状物を製造]、
r、−0(L−1られtこペレットをT−ダイ押出1j
llを用いて厚みが0.4mmのシートを成形した。
第1表に示される量であらかじめタンブラ−を使用して
5分間混合(トライブレンド)を行った。得られた混合
・物をスクリュ一式押出機を使つて溶融混練り((■1
脂)苦瓜210℃)しなh(らペレット状物を製造]、
r、−0(L−1られtこペレットをT−ダイ押出1j
llを用いて厚みが0.4mmのシートを成形した。
得られたシートの曲げ弾性率およびペレットの密度の測
定を行った。それらの結果を第゛1表に示す。
定を行った。それらの結果を第゛1表に示す。
なお、比較例1によって背られたシー1〜を用いて後記
の実施例1と同様に振fIJ板を成形しようと試みたが
、ドローダウンが大きく、成形が困難であった。
の実施例1と同様に振fIJ板を成形しようと試みたが
、ドローダウンが大きく、成形が困難であった。
実施例1によって得られたシートを頁空成形機を使用、
して径が20cmのスピーカ振動板を製造した。
して径が20cmのスピーカ振動板を製造した。
このスピーカ振動板をスピーカに組み込み、スビ=力特
性を測定するために無響室で周波数特性を測定した。そ
の結果を第1図に示す。この図において、縦軸は出力音
圧レベル((Ill)であり、横軸は周波数(ヘルツ)
である。又曲線Aは変性ポリオレフイ〕ノを組成物どす
るスピーカ、曲¥AE3は変性ポリ第1ノフインに炭素
繊維を混入した組成物のスピーカの特性を示″!1゜こ
の第1図から、紙を材料にしたスピーカ振動板に比べて
高周波域でフラゾI・な特性を持つCおり、中高音域に
お【ノる音の伸びもよく、かつ高音域での雑音も<E<
、音の分離、再生特性にもすぐれていた。
性を測定するために無響室で周波数特性を測定した。そ
の結果を第1図に示す。この図において、縦軸は出力音
圧レベル((Ill)であり、横軸は周波数(ヘルツ)
である。又曲線Aは変性ポリオレフイ〕ノを組成物どす
るスピーカ、曲¥AE3は変性ポリ第1ノフインに炭素
繊維を混入した組成物のスピーカの特性を示″!1゜こ
の第1図から、紙を材料にしたスピーカ振動板に比べて
高周波域でフラゾI・な特性を持つCおり、中高音域に
お【ノる音の伸びもよく、かつ高音域での雑音も<E<
、音の分離、再生特性にもすぐれていた。
(発明の効果)
本発明によるスピーカ用振動板はその製造時も含めてト
記のごとき効果、すなわち、 (a)接着性がきわめて良好である。
記のごとき効果、すなわち、 (a)接着性がきわめて良好である。
(1))1州で・あること。
(C)剛性(曲げ弾性率)がすぐねでいること。
(di成形性が寸ぐれており、だの成形時にドローダウ
ンをほとんど生じないこと。
ンをほとんど生じないこと。
(e)分割振動に対−する制動効果があること。
(「)再生音の歪みが通常のしのに(らべて少ないこと
。
。
(0)吸湿による音質の変化がほとんどないこと。
などの効果を有する。
第1図は実施例1によって11られたスピーカ振動板の
振動特性を示1−グラフである。
振動特性を示1−グラフである。
Claims (4)
- (1)不飽和カルボン酸および/もしくはその誘導体で
変性されたポリオレフィンを主たる組成物とするスピー
カ用振動板。 - (2)変性されたポリオレフィンとポリオレフィンを主
たる組成物とする特許請求の範囲第1項記載のスピーカ
用振動板。 - (3)変性ポリオレフィン中の不飽和カルボン酸および
/またはその誘導体の含有量は0.01〜1.0重量%
である特許請求の範囲第1項及び第2項記載のスピーカ
用振動板。 - (4)不飽和カルボン酸および/もしくはその誘導体で
変性されたポリオレフィン中に炭素繊維の組成割合が5
〜70重i%である組成物よりなる特許請求の範囲第1
項記載のスピーカ用振動板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12386883A JPS6016097A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | スピ−カ用振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12386883A JPS6016097A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | スピ−カ用振動板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016097A true JPS6016097A (ja) | 1985-01-26 |
Family
ID=14871364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12386883A Pending JPS6016097A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | スピ−カ用振動板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016097A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01123597A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-16 | Calp Corp | 音響振動板用樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-07-07 JP JP12386883A patent/JPS6016097A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01123597A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-16 | Calp Corp | 音響振動板用樹脂組成物 |
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