JP3610406B2 - 触媒コンバータ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気ガスを浄化するための触媒コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃エンジン等から排出される排気ガス中に含まれるCO、HC、NOx 等の有害成分を除去して排気ガスを浄化する手段の1つとして触媒コンバータが用いられているが、現在、触媒としてはPt、Rh、Pd等を主成分とする貴金属触媒が用いられている。
【0003】
ところで、斯かる触媒コンバータにおいて上記貴金属触媒を担持するための触媒担体としては、円柱状或は楕円柱状のコージエライト系ハニカムに代表されるセラミックから成るモノリス担体と、フェライト系ステンレスで構成されるメタル担体が主に用いられている。
【0004】
上記セラミック担体は安価で高温に耐え得る反面、脆くて壊れ易く、その保持が難しいという欠点がある。これに対して、メタル担体は形状の自由度が高くて小型化を図ることができ、振動や衝撃にも強くて壊れにくく、且つ、その保持も容易であるという利点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のメタル担体は、耐熱メタル箔を波板状に成形したものを平板を合わせて渦巻き状に巻いてハニカム状に成形されていたため、その製造が困難で製造コストが高くなる他、排気ガスの流動抵抗となってエンジン性能の低下を招くという問題を有していた。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、製造が容易でコストダウンを図ることができるとともに、所要の浄化効率を確保しつつ、排気ガスの流動抵抗を低く抑えることができる触媒コンバータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、外筒と、高耐熱メタル箔から成るメタル担体と、を備える触媒コンバータを、1枚の高耐熱メタル箔をその全面に亘って波板状にプレス成形したものを円筒状に丸めて前記メタル担体とし、該メタル担体をその内側空間の軸心と前記外筒の軸心が略一致するように外筒内に挿入セットすることによって、外筒内にその軸心を中心として放射状に広がる複数のガス通路を形成し、前記複数のガス通路を、横断面にて前記高耐熱メタル箔の波板状部を互いに接触支持して形成される第1の通路と、互いに接触して隣接する前記高耐熱メタル箔と前記外筒とで形成される第2の通路とで構成し、前記メタル担体に触媒を担持せしめて構成したことを特徴とする。
【0008】
又、請求項2記載の発明は、外筒と、高耐熱メタル箔から成るメタル担体と、を備える触媒コンバータを、1枚の高耐熱メタル箔をU字状に交互に折り返して前記メタル担体とし、該メタル担体をその折り返し端が前記外筒の内径部に当接するように外筒内に挿入セットしてこれに複数のガス通路を形成し、各ガス通路を形成する前記高耐熱メタル箔同士を横断面において3点で互いに接触支持せしめるとともに、前記メタル担体に触媒を担持せしめて構成したことを特徴とする。
【0009】
従って、請求項1記載の発明によれば1枚の高耐熱メタル箔をその全面に亘って波板状にプレス成形したものを円筒状に丸めるだけでメタル担体が得られ、又、請求項2記載の発明によれば1枚の高耐熱メタル箔をU字状に交互に折り返すだけでメタル担体が得られるため、触媒コンバータの製造が容易化し、そのコストダウンが図られる。そして、メタル担体においては高耐熱メタル箔によって区画される複数のガス通路の粗密は任意に調整されるため、メタル担体に必要なガス接触面積を確保して所要の浄化効果を得つつ、排気ガスの流動抵抗(圧力損失)を低く抑えることが可能となる。
【0010】
又、本発明によれば、メタル担体において複数のガス通路を形成する高耐熱メタル箔同士は横断面において互いに接触支持されるため、各ガス通路は所定の形状を保持し、衝撃や振動によってガス通路の形状が変化したり、排気ガス流によってメタル箔が振動することがなく、当該触媒コンバータは所期の機能を安定して果たすことができる。そして、使用条件によっては(例えば、熱によるメタル箔の変形量が小さい場合には)、各ガス通路を形成するメタル箔同士をロー付等によって接着する必要がなく、触媒コンバータの製造が容易化し、製造工数を削減して製造コストを下げることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
[第1発明]
以下に第1発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
<実施の形態1>
図1は第1発明に係る触媒コンバータを備える自動二輪車用排気マフラーの破断面図、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3は図1のB−B線拡大断面図、図4は波板状にプレス成形された高耐熱メタル箔の斜視図である。
【0013】
先ず、排気マフラー1の概略構成を図1及び図2に基づいて説明する。
【0014】
図1に示すように、排気マフラー1は排気管2の後端部に消音器3を接続して構成され、排気管2の前端部はフランジ4によって不図示のエンジンの排気通路に接続され、消音器3はブラケット5によって不図示の車体フレームに支持されている。
【0015】
上記排気管2は二重管構造を構成しており、該排気管2の途中には本発明に係る触媒コンバータ10が2つのインナーパイプ6,7の間に狭持されるようにして設けられている。
【0016】
他方、前記消音器3内は2枚の隔壁8,9によって第1、第2及び第3膨張室S1,S2,S3にそれぞれ区画されており、両隔壁8,9には本発明に係る別の触媒コンバータ20とパイプ13が挿通支持されており、これらは第1膨張室S1と第2膨張室S2に開口している。
【0017】
上記触媒コンバータ20は第2膨張室S2に収容されたパイプ14にその一端が接続されており、他端には第1膨張室S1に収容されたU字状のパイプ15が接続されている。尚、上記パイプ14は前記インナーパイプ7に接続されており、パイプ15は図2に示すように第1膨張室S1に開口している。
【0018】
又、前記隔壁8には第2膨張室S2と第3膨張室S3に開口するパイプ16が挿通支持されており、隔壁9と後端板17にはテイルパイプ18が挿通支持されている。尚、テイルパイプ18の一端(前端)は第3膨張室S3に開口しており、他端(後端)は大気中に開口している。又、第1膨張室S1と第2膨張室S2の円周壁にはパンチングプレート19,23によってそれぞれ保持された吸音材24,25が設けられている。
【0019】
ここで、本発明に係る前記触媒コンバータ10の構成と製造方法を図3及び図4に基づいて説明する。尚、他方の触媒コンバータ20の構成と製造方法も触媒コンバータ10のそれと同様であるため、これについての説明は省略する。
【0020】
図3に示すように、触媒コンバータ10は例えば高Cr耐熱鋼製の外筒11内にメタル担体12を挿入セットし、このメタル担体12にPt、Rh、Pd等を主成分とする貴金属触媒を担持せしめて構成されている。
【0021】
而して、上記メタル担体12は次のようにして製造される。
【0022】
即ち、例えばSUS430と希土類金属及びAlを主成分とする合金から成る高耐熱メタル箔12’を図4に示すように波板状にプレス成形し、このプレス成形されたメタル箔12’の左右両端を図4の矢印方向に丸め、この丸められたものを外筒11内にセットすると、図3に示すように横断面が花弁状の規則正しい幾何学模様を成すメタル担体12が得られる。
【0023】
ところで、図4に示すように波板状にプレス成形されたメタル箔12’においては、山の部分12a’の高さhは一定に設定され、メタル担体12には、図3に示すように、メタル箔12’が撓み変形することによって外筒11の軸心を中心として放射状に広がる計8つの小さなガス通路G1とこれらのガス通路G1の間に位置する計8つの大きなガス通路G2が形成される。又、外筒11内には、該外筒11とメタル担体12によって区画される計8つのガス通路G3が形成される。
【0024】
而して、上記各ガス通路G1を形成するメタル箔12’同士は横断面において図3に示す3点a,b,cで接触支持されており、又、各ガス通路G2を形成するメタル箔12’同士も横断面において図3に示す3点a,c,dで接触支持されている。このように、各ガス通路G1,G2はそれぞれ同一形状及び同一寸法に成形され、これらを構成するメタル箔12’は各3点a,b,c及びa,c,dにおいて互いに等しい力を及ぼし合うため、全体のバランスが良く、温度変化や振動等に対する耐久性が高く、更に使用条件によっては(例えば、熱によるメタル箔の変形量が小さい場合には)、メタル箔12’を各接触点a,b,c,dにおいてロー付等で接着しなくても、各ガス通路G1,G2は図3に示す所定の形状を保持する。
【0025】
次に、本実施の形態に係る排気マフラー1の作用を説明する。
【0026】
不図示のエンジンから排出される高温・高圧の排気ガスは排気管2のインナーパイプ6を経て本発明に係る触媒コンバータ10を通過することによって第1段の浄化が行われる。即ち、触媒コンバータ10の各ガス通路G1〜G3を排気ガスが通過すると、該排気ガス中に含まれた有害なCO,HC,NOx 等の成分がメタル担体12に担持された貴金属触媒と反応して燃焼せしめられて除去され、これによって排気ガスが浄化される。
【0027】
上述のようにして触媒コンバータ10によって第1段の浄化がなされた排気ガスは、インナーパイプ7及びパイプ14を経て次の触媒コンバータ20を通過し、触媒コンバータ20の前記触媒コンバータ10と同様の作用によって第2段の浄化が行われた後、パイプ15を通って第1膨張室S1内に導かれて膨張する。その後、排気ガスは第1膨張室S1からパイプ13を通って第2膨張室S2へ導入され、更にパイプ16を通って第2膨張室S2から第3膨張室S3に導かれて減圧され、最後に第3膨張室S3からテイルパイプ18を通って大気中に排出される。
【0028】
以上において、本実施の形態においては、触媒コンバータ10の製造に際して高耐熱メタル箔12’を波板状にプレス成形したものを丸めるだけでメタル担体12が得られるため、触媒コンバータ10(20)の製造が容易化し、そのコストダウンが図られる。
【0029】
又、メタル担体12においては、メタル箔12’によって画成されるガス通路G1〜G3の粗密は、波板状にプレス成形された図4に示すメタル箔12’の山の部分12a’の数及び高さhを変えることによって図5及び図6に示すように任意に調整されるため、メタル担体12に必要なガス接触面積を確保して所要の浄化効率を得つつ、排気ガスの流動抵抗(圧力損失)を低く抑えることができる。尚、図5は図4に示すメタル箔12’の山の部分12a’の数を増やした場合のメタル担体12の横断面形状を示し、図6は山の部分12a’の数を増やすとともに、高さhを低くした場合のメタル担体12の断面形状を示す。
【0030】
更に、本発明に係る触媒コンバータ10においては、メタル担体12において複数のガス通路G1,G2を形成する高耐熱メタル箔12’同士は横断面において3点a,b,c及びa,c,dで接触支持されるため、前述のように各ガス通路G1,G2は所定の形状を保持し、衝撃や振動によってガス通路G1〜G3の形状が変化したり、排気ガス流によってメタル箔12’が振動することがなく、当該触媒コンバータ10は所期の機能を安定して果たすことができる。そして、場合によっては、各ガス通路G1,G2を形成するメタル箔12’同士をロー付等によって接着する必要がないため、触媒コンバータ10の製造が容易化し、製造工数を削減して製造コストを下げることができる。
【0031】
<実施の形態2>
次に、第1発明の実施の形態2を図7乃至図10に基づいて説明する。尚、図7は本実施の形態に係る触媒コンバータの側断面図、図8は図7のC−C線断面図、図9は図7のD−D線断面図、図10は波板状にプレス成形された高耐熱メタル箔の斜視図である。
【0032】
本発明の形態に係る触媒コンバータ30は下流(図7の右方)に向かって拡径するディフューザタイプのものであって、テーパ型の外筒31内には実施の形態1と同様に構成されたメタル担体32が挿入セットされ、該メタル担体32には貴金属触媒が担持されている。
【0033】
ところで、本実施の形態に係る触媒コンバータ30においても、メタル担体32は、図10に示すように波板状にプレス成形された高耐熱メタル箔32’を丸めて構成されるが、メタル箔32’の山の部分32a’は側面視台形状に成形され、その高さはh からh まで直線的に高くなっている。
【0034】
而して、本実施の形態に係る触媒コンバータ30の外筒31内には、図8及び図9に示すように、メタル箔12によって区画される各ガス通路G1,G2,G3がそれぞれ形成されるが、これらのガス通路G1〜3の横断面形状はその入口(図8参照)から出口(図9参照)に至るまで相似を保つため、排気ガスの流動抵抗(圧力損失)が低く抑えられる。その他、本実施の形態においても、前記実施の形態1と同様の効果が得られる。
[第2発明]
次に、第2発明の実施の形態を図11に基づいて説明する。尚、図11は第2発明に係る触媒コンバータの横断面図である。
【0035】
本発明に係る触媒コンバータ50は、高耐熱メタル箔52’を外筒51内でU字状に交互に折り返してメタル担体52とし、このメタル担体52にPt、Rh、Pd等を主成分とする貴金属触媒を担持せしめて構成されている。
【0036】
而して、上述のように構成される触媒コンバータ50にあっては、メタル担体52に複数のガス通路Gが形成されるが、各ガス通路Gを形成するメタル箔52’同士は横断面において図示の3点a,b,cで接触支持されるため、各ガス通路Gは図示の所定の形状を保持する。
【0037】
従って、本発明に係る触媒コンバータ50においては、その製造に際して高耐熱メタル箔52’を単に外筒51内でU字状に交互に折り返すだけでメタル担体52が得られるため、触媒コンバータ50の製造が容易化し、そのコストダウンが図られる。
【0038】
又、メタル担体52においては、メタル箔52’によって画成されるガス通路Gの粗密は、メタル箔52’の外筒51内での折り返し回数によって任意に調整されるため(図12にはメタル箔52’の外筒51内での折り返し回数を増やしてガス通路Gの数も増やした例を示す)、メタル担体52に必要なガス接触面積を確保して所要の浄化効率を得つつ、排気ガスの流動抵抗(圧力損失)を低く抑えることができる。
【0039】
更に、本発明に係る触媒コンバータ50においては、メタル担体52において複数のガス通路Gを形成する高耐熱メタル箔52’同士は横断面において3点a,b,cで接触支持されるため、前述のように各ガス通路Gは所定の形状を保持し、衝撃や振動によってガス通路Gの形状が変化したり、排気ガス流によってメタル箔52’が振動することがなく、当該触媒コンバータ50は所期の機能を安定して果たすことができる。そして、特に図11に示すようにメタル箔52’の折り返し回数を少なくして各ガス通路Gの面積を大きくした場合には、各ガス通路Gを形成するメタル箔52’の長さが略等しくなってこれらの熱変形量も略同等になるため、メタル箔52’同士をロー付等によって接着する必要がなくなり、触媒コンバータ50の製造の容易化、製造工数と製造コストの削減を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1記載の発明によれば1枚の高耐熱メタル箔をその全面に亘って波板状にプレス成形したものを円筒状に丸めるだけでメタル担体が得られ、又、請求項2記載の発明によれば1枚の高耐熱メタル箔をU字状に交互に折り返すだけでメタル担体が得られるため、触媒コンバータの製造が容易化し、そのコストダウンが図られる。そして、メタル担体においては高耐熱メタル箔によって区画される複数のガス通路の粗密は任意に調整されるため、メタル担体に必要なガス接触面積を確保して所要の浄化効果を得つつ、排気ガスの流動抵抗(圧力損失)を低く抑えることが可能となるという効果が得られる。
【0041】
又、本発明によれば、メタル担体において複数のガス通路を形成する高耐熱メタル箔同士は横断面において互いに接触支持されるため、各ガス通路は所定の形状を保持し、衝撃や振動によってガス通路の形状が変化したり、排気ガス流によってメタル箔が振動することがなく、当該触媒コンバータは所期の機能を安定して果たすことができる。そして、使用条件によっては(例えば、熱によるメタル箔の変形量が小さい場合には)、各ガス通路を形成するメタル箔同士をロー付等によって接着する必要がなく、触媒コンバータの製造が容易化し、製造工数を削減して製造コストを下げることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る触媒コンバータを備える自動二輪車用排気マフラーの破断面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】波板状にプレス成形された高耐熱メタル箔の斜視図である。
【図5】第1発明に係る触媒コンバータの変形例1を示す横断面図である。
【図6】第1発明に係る触媒コンバータの変形例1を示す横断面図である。
【図7】第1発明の本実施の形態2に係る触媒コンバータの側断面図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】は図7のD−D線断面図である。
【図10】波板状にプレス成形された高耐熱メタル箔の斜視図である。
【図11】第2発明に係る触媒コンバータの横断面図である。
【図12】第2発明の別実施の形態に係る触媒コンバータの横断面図である。
【符号の説明】
10,20,30,50 触媒コンバータ
11,31,51 外筒
12,32,52 メタル担体
12’,32’,52’ 高耐熱メタル箔
G,G1〜G3 ガス通路

Claims (2)

  1. 外筒と、高耐熱メタル箔から成るメタル担体と、を備える触媒コンバータであって、
    1枚の高耐熱メタル箔をその全面に亘って波板状にプレス成形したものを円筒状に丸めて前記メタル担体とし、該メタル担体をその内側空間の軸心と前記外筒の軸心が略一致するように外筒内に挿入セットすることによって、外筒内にその軸心を中心として放射状に広がる複数のガス通路を形成し、
    前記複数のガス通路を、横断面にて前記高耐熱メタル箔の波板状部を互いに接触支持して形成される第1の通路と、互いに接触して隣接する前記高耐熱メタル箔と前記外筒とで形成される第2の通路とで構成し、
    前記メタル担体に触媒を担持せしめて構成されることを特徴とする触媒コンバータ。
  2. 外筒と、高耐熱メタル箔から成るメタル担体と、を備える触媒コンバータであって、
    1枚の高耐熱メタル箔をU字状に交互に折り返して前記メタル担体とし、該メタル担体をその折り返し端が前記外筒の内径部に当接するように外筒内に挿入セットしてこれに複数のガス通路を形成し、
    各ガス通路を形成する前記高耐熱メタル箔同士を横断面において3点で互いに接触支持せしめるとともに、
    前記メタル担体に触媒を担持せしめて構成されることを特徴とする触媒コンバータ。
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