JP3609080B1 - ヘッドスライダ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 再生用電極パッド、記録用電極パッド、及びヒータ用電極パッドの形成位置を容易に設定することができるヘッドスライダ、ヘッドジンバルアセンブリ、ハードディスク装置、及びヘッドスライダの製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明のヘッドスライダ13は、磁気抵抗効果素子30及び電磁変換素子60を有する薄膜磁気ヘッド11と、通電されることにより発熱するヒータ40とを備える。再生用バンプ65,66、記録用バンプ63,64、又はヒータ用バンプ61,62の少なくとも一つは、バンプの延在方向と交差する方向に延びるバイパス層63c〜66cと、該バイパス層よりもパッド形成面25p側に位置する第1バンプ部63a〜66aと、バイパス層における第1バンプ部とは反対側に位置する第2バンプ部63b〜66bとを含んでいる。そして、第1バンプ部63a〜66aと第2バンプ部63b〜66bとは、バイパス層63c〜66cの延び方向における位置が異なる。
【選択図】 図4



Description

本発明は、薄膜磁気ヘッドを有するヘッドスライダ、ヘッドジンバルアセンブリ、ハードディスク装置、及びヘッドスライダの製造方法に関するものである。
近年、ハードディスク装置において、薄膜磁気ヘッドとハードディスク(記録媒体)との間隔、すなわちヘッド浮上量は、ハードディスクの高記録密度化に伴って微小化されており、10nmと極限まで達しつつある。
ところで、本発明者らは、磁気抵抗効果素子とハードディスクとの間隔を調整するために、ヘッドスライダに通電により発熱するヒータを設けることを検討している(未公知)。かかる構成においては、ヒータを発熱させることにより、再生用の磁気抵抗効果素子又は記録用の誘導型電磁変換素子を熱膨張させ、ハードディスクとの距離を所望値に制御することができる。
ヒータを設ける場合は、ヘッドスライダのパッド形成面には、再生用及び記録用の電極パッドに加えて、ヒータに通電するための電極パッドが必要となる。このため、再生用及び記録用の電極パッドを従前の位置からずらして、ヒータ用電極パッドを配設するための領域を確保しなければならない。尚、磁気抵抗効果素子等の各素子と電極パッドとは、ヘッドスライダ内に形成される導電性のバンプで接続されている。
再生用及び記録用の電極パッドを従前の位置からシフトさせるには、磁気抵抗効果素子又は電磁変換素子のバンプ形成の前段階及び初期段階から、電極形状等が従前と異なる専用のマスクパターンを適用し、最終的な各パッドの形成位置を調節する手法が考えられる。ところが、この手法では、ヒータを設けない態様のヘッドスライダのマスクパターンを利用できないことから、製造コスト高を招くだけでなく、各パッドの形成位置を新たに設計変更する場合に、再び専用のマスクパターンを作製し直さなければならないという問題がある。
本発明の課題は、再生用電極パッド、記録用電極パッド、及びヒータ用電極パッドの形成位置を容易に設定することができるヘッドスライダ、ヘッドジンバルアセンブリ、ハードディスク装置、及びヘッドスライダの製造方法を提供することにある。
(1)本発明のヘッドスライダは、再生用の磁気抵抗効果素子及び記録用の電磁変換素子を有する薄膜磁気ヘッドと、通電されることにより発熱するヒータとを備えると共に、磁気抵抗効果素子とパッド形成面とを接続する再生用バンプと、電磁変換素子とパッド形成面とを接続する記録用バンプと、ヒータとパッド形成面とを接続するヒータ用バンプとを有している。そして、再生用バンプ、記録用バンプ、又はヒータ用バンプの少なくとも一つは、バンプの延在方向と交差する方向に延びるバイパス層と、該バイパス層よりもパッド形成面側に位置する第1バンプ部と、バイパス層における第1バンプ部とは反対側に位置する第2バンプ部とを含んでおり、第1バンプ部と第2バンプ部とは、バイパス層の延び方向における位置が異なることを特徴としている。また、上記パッド形成面に、磁気抵抗効果素子に通電するための再生用電極パッド、電磁変換素子に通電するための記録用電極パッド、及びヒータに通電するためのヒータ用電極パッドを設けてもよい。
本発明に係るヘッドスライダでは、再生用バンプ、記録用バンプ、及びヒータ用バンプの少なくとも一つにおいて、バイパス層を境にして、バンプ根元側の第2バンプ部とその反対側であるパッド形成面側の第1バンプ部との位置が異なっている。このため、バンプに接続する電極パッドの形成位置は、第2バンプ部の位置に関わらず、第1バンプ部の形成位置を調節すれば自由に設定することができる。
また、再生用バンプ及び記録用バンプは、バイパス層、第1バンプ部、及び第2バンプ部をそれぞれ有しており、それぞれの第1バンプ部は、対応するバンプの第2バンプ部よりも、他方のバンプ側に位置することが好ましい。
この場合は、再生用電極パッド及び記録用電極パッドを、パッド形成面において比較的内側に形成することができる。このため、再生用電極パッド及び記録用電極パッドの外側に、ヒータ用電極パッドを配することができる。
また、2つのヒータ用電極パッドを再生用電極パッド及び記録用電極パッドの外側に設ける場合は、次のような効果が得られる。すなわち、このようなヘッドスライダをヘッドジンバルアセンブリのアーム部材に搭載した場合に、各電極パッドに接続される通電用の配線をパッド形成面からヘッドスライダの周囲を通してアーム部材の基端側へ引き回して、ヒータ用電極パッドの配線が再生用電極パッドの配線と記録用電極パッドの配線との間に位置するようにする。これにより、磁気抵抗効果素子の配線と電磁変換素子の配線とがヒータの配線によって隔てられるため、電磁変換素子の配線に電流が供給された場合でも、磁気抵抗効果素子の配線へのクロストークを防止することができる。
また、上記ヒータと上記バイパス層とは、同一の材料で形成してもよい。この場合、ヒータとバイパス層を形成する領域を含むように材料を積層し、これをパターニングすることで両者を形成できるため、製造工程を簡易にすることができる。
(2)本発明に係るヘッドジンバルアセンブリは、上記のヘッドスライダと、このヘッドスライダが搭載されるアーム部材とを備えるものである。本発明に係るハードディスク装置は、上記のヘッドスライダと、電磁変換素子によって情報が記録されると共に、磁気抵抗効果素子によって記録情報が再生される記録媒体とを備えるものである。これらのヘッドジンバルアセンブリ及びハードディスク装置は、上記のヘッドスライダを備えているため、再生用電極パッド、記録用電極パッド、及びヒータ用電極パッドの形成位置を容易に設定することができる。
(3)本発明のヘッドスライダの製造方法は、再生用の磁気抵抗効果素子及び記録用の電磁変換素子を有する薄膜磁気ヘッドと、通電されることにより発熱するヒータとを有するヘッドスライダの製造方法であって、磁気抵抗効果素子、電磁変換素子、及びヒータから延びるバンプを形成するステップを含み、磁気抵抗効果素子、電磁変換素子、又はヒータの少なくとも一つに対応するバンプの形成途中で、該バンプの延在方向と交差する方向に延びるバイパス層を形成し、バイパス層形成後は、当該バンプのバイパス層の延在方向における形成位置を、バイパス層形成前と異なるようにすることを特徴とする。
本発明に係るヘッドスライダの製造方法では、磁気抵抗効果素子、電磁変換素子、及びヒータに対応する少なくとも一つのバンプを形成するにあたって、バイパス層の形成前の部分と形成後の部分のバンプ位置を異なるようにしている。このため、パッド形成面でバンプに接続する電極パッドの形成位置は、バイパス層形成前のバンプ位置に関わらず、バイパス層形成後のバンプ位置を調整すれば、自由に設定することができる。
また、本発明に係るヘッドスライダの製造方法において、磁気抵抗効果素子及び電磁変換素子に対応するバンプの形成途中に、バイパス層を形成すると共に、バイパス層形成後は、磁気抵抗効果素子に対応するバンプは、バイパス層形成前よりも電磁変換素子に対応するバンプ側に形成し、電磁変換素子に対応するバンプは、バイパス層形成前よりも磁気抵抗効果素子に対応するバンプ側に形成することが好ましい。この場合は、再生用電極パッド及び記録用電極パッドを、パッド形成面において比較的内側に形成することができる。このため、再生用電極パッド及び記録用電極パッドの外側に、ヒータ用電極パッドを配することができる。一対のヒータ用電極パッドをパッド形成面において再生用電極パッド及び記録用電極パッドの外側に位置させることで、上記のように電磁変換素子の配線と磁気抵抗効果素子の配線との間でのクロストークを防止することができる。
また、本発明に係るヘッドスライダの製造方法において、ヒータ及びバイパス層は、同一の材料をパターニングして形成するようにしてもよい。この場合、ヒータとバイパス層を形成する領域を含むように材料を積層し、これをパターニングすることで両者を形成できるため、製造工程を簡易にすることができる。
本発明によれば、再生用電極パッド、記録用電極パッド、及びヒータ用電極パッドの形成位置を容易に設定することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るヘッドスライダ、ヘッドジンバルアセンブリ、ハードディスク装置、及びヘッドスライダの製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、同一要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態のヘッドスライダ13が搭載されたヘッドジンバルアセンブリ(Head Gimbals Assembly)10を有するハードディスク装置1を示す斜視図である。図2は、ヘッドジンバルアセンブリ10の拡大斜視図である。図3は、図2に示すヘッドスライダ13の拡大図である。
ハードディスク装置1は、ヘッドジンバルアセンブリ10を作動させて、高速回転するハードディスク(記録媒体)2に、薄膜磁気ヘッド11によって磁気情報を記録及び再生するものである。薄膜磁気ヘッド11は、ハードディスクに情報を記録する電磁変換素子と、ハードディスクの情報を再生する磁気抵抗効果素子(以下、「MR素子」と称することもある)とを備えている。
ヘッドジンバルアセンブリ10は、支軸3周りに例えばボイスコイルモータによって回転可能となっている。ヘッドジンバルアセンブリ10を回転させると、ヘッドスライダ13は、ハードディスク2の半径方向、すなわちトラックラインを横切る方向に移動する。
図2及び図3に示すように、ヘッドジンバルアセンブリ10は、金属製の薄板であるサスペンションアーム12を備えている。サスペンションアーム12の先端側には、切込みで囲われたタング部14が形成されており、このタング部14上にヘッドスライダ13が搭載されている。
図3を参照して、ヘッドスライダ13を更に詳説する。ヘッドスライダ13は、略直方体形状をなし、アルティック(Al23・TiC)からなる基台20上に、薄膜磁気ヘッド11が形成されている。尚、同図では、薄膜磁気ヘッド11は基台20の水平方向における中央付近に形成されているが、形成位置はこれには限定されない。ヘッドスライダ13の図中上面は、ハードディスク2の記録面に対向する媒体対向面であり、エアベアリング面(ABS)Sと称される。ハードディスク2が回転する際、この回転に伴う空気流によってヘッドスライダ13が浮上し、エアベアリング面Sはハードディスク2の記録面から離隔する。尚、エアベアリング面Sには浮上量を調整するためのスライダレールが形成されているが、図示は省略している。
また、ヘッドスライダ13の図中手前側の面には、薄膜磁気ヘッド11を保護するために、オーバーコート層25が設けられている。そして、このオーバーコート層25の表面は電極パッドが形成されるパッド形成面25pとなっており、この面25pには、ヒータ用電極パッド23a,23b(ヒータについては後述する)、記録用電極パッド21a,21b、及び再生用電極パッド22a,22bが2枚一組で形成されている。一対のヒータ用電極パッド23a,23bは、記録用電極パッド21a,21b及び再生用電極パッド22a,22bを挟むようにこれらの外側に位置している。尚、同図では、記録用電極パッド21a,21bの右側に再生用電極パッド22a,22bが取り付けられているが、左右反対に設けてもよい。
サスペンションアーム12の先端側には、6つの端子15a〜15fが並列されており、記録用電極パッド21a,21bは端子15e,15fに接続され、再生用電極パッド22a,22bは端子15a,15bに接続され、ヒータ用電極パッド23a,23bは端子15d,15cに接続されている。各電極パッドと端子15a〜15fとの接続に際しては、例えば、ボンディングの材質として金を用いたボールボンディング(ゴールドボールボンディング)が利用される。
また、サスペンションアーム12上には、配線17a〜17cを絶縁被覆したプリント配線17が設けられており、このプリント配線17によって、上記端子15a〜15fと、サスペンションアーム12の基端側に設けられた端子16a〜16f(図2参照)とが電気的に接続されている。プリント配線17の配線17a〜17cはそれぞれ2本ずつ設けられており、配線17a,17aは端子15d,15cを介してヒータ用電極パッド23a,23bに接続され、配線17b,17bは端子15e,15fを介して記録用電極パッド21a,21bに接続され、配線17c,17cは端子15a,15bを介して再生用電極パッド22a,22bに電気的に接続されている。
図2に示すように、プリント配線17は、パッド形成面25p側の端子15a〜15fからヘッドスライダ13の周囲(側方)を通してサスペンションアーム12の基端側へ引き回され、端子16a〜16f付近まで伸長している。そして、配線17a,17aは端子16c,16dに接続され、配線17b,17bは端子16e,16fに接続され、配線17c,17cは端子16a,16bに接続されている。プリント配線17におけるヘッドスライダ13の後方の領域では、ヒータ用電極パッドの配線17a,17aが記録用電極パッド21a,21bの配線17b,17bと再生用電極パッド22a,22bの配線17c,17cとの間に位置している。端子16a〜16fは、記録及び再生の信号処理を行うヘッドアンプ等(図示略)に接続されている。
尚、ヘッドスライダ13、プリント配線17及び各端子15a〜15f,16a〜16fは、絶縁層18を介してサスペンションアーム12上に配されており、金属製のサスペンションアーム12とは電気的に絶縁されている。
以上のような構成により、薄膜磁気ヘッド11のMR素子及び電磁変換素子並びにヒータが端子15a〜15fを介して通電されるようになっている。
続いて、図4(a)及び図4(b)を参照して、ヘッドスライダ13を説明する。図4(a)は、パッド形成面25pから見た平面図であり、図4(b)は、図4(a)におけるIVB−IVB断面図である。
図4(a)に示すように、オーバーコート層25には、蛇行かつ折返し形状をなし、通電により発熱するヒータ40が内蔵されている。ヒータ40は、導電性材料で形成されたヒータ用バンプ61,62を通じて、それぞれヒータ用電極パッド23a,23bと電気的に接続されている。薄膜磁気ヘッド11の電磁変換素子(図4(b)の下方に位置する)は、導電性材料で形成された記録用バンプ63,64を通じて、それぞれ記録用電極パッド21a,21bと接続されている。MR素子(図4(b)の下方に位置する)は、導電性材料で形成された再生用バンプ65,66を通じて、それぞれ再生用電極パッド22a,22bと接続されている。
図4(b)に示すように、記録用バンプ63,64及び再生用バンプ65,66は、それぞれ3つの部分に区分されている。例えば、記録用バンプ63は、第1バンプ部63a、第2バンプ部63b、及びこれらを接続するバイパス層63cの3領域に区分される。また、オーバーコート層25は、下側層25aと上側層25bとに区分されている。そして、第1バンプ部63a及びバイパス層63cはオーバーコート層25の上側層25bに覆われており、第2バンプ部63bは下側層25a内に設けられている。第1バンプ部63a及び第2バンプ部63bは、オーバーコート層25の厚さ方向に延在している。また、第1バンプ部63aは、バイパス層63cよりもパッド形成面25p側に位置しており、第2バンプ部63bは、バイパス層63cにおける第1バンプ部63aとは反対側に位置している。バイパス層63cは、エアベアリング面Sから見て、第1バンプ部63a及び第2バンプ部63bの延在方向と交差する方向(トラック幅方向に相当)に延びている。他のバンプ64,65,66についても、同様に構成されている。
更に、第1バンプ部63aと第2バンプ部63bとは、バイパス層63cの上記延び方向(トラック幅方向)における位置が異なるように形成されている。より詳しくは、外側に位置する記録用バンプ63と再生用バンプ66とに着目すると、それぞれの第1バンプ部63a,66aは、対応するバンプの第2バンプ部63b,66bよりも、他方のバンプ側に位置している。つまり、記録用バンプ63の第1バンプ部63aは、第2バンプ部63bよりも再生用バンプ66側に位置している。見方を変えると、第1バンプ部63a,66a同士の間隔は、第2バンプ部63b,66bの間隔よりも狭くなっている。
同様に、内側に位置する記録用バンプ64と再生用バンプ65に関しても、第1バンプ部64a,65aの間隔は、第2バンプ部64b,65bの間隔よりも狭くなっている。
尚、バイパス層63cは、第1バンプ部と第2バンプ部をトラック幅方向の異なる位置に形成できる長さを有していればよく、図4(b)における奥行き方向(MRハイト方向に相当)の長さが左右方向よりも長くてもよい。
本実施形態によれば、次のような効果が得られる。すなわち、記録用バンプ63,64及び再生用バンプ65,66では、バイパス層63c,64c,65c,66cを境にして、バンプ根元側の第2バンプ部63b,64b,65b,66bとその反対側であるパッド形成面25p側の第1バンプ部63a,64a,65a,66aとの位置が異なっている。このため、バンプに接続する電極パッドの形成位置は、第2バンプ部のトラック幅方向における位置に関わらず、第1バンプ部の形成位置を調節すれば自由に設定することができる。例えば、第2バンプ部がトラック幅方向の比較的外側に位置している場合であっても、第1バンプ部を内側に形成することで、記録用電極パッド21a,21b及び再生用電極パッド22a,22bの外側に、ヒータ用電極パッドを形成するための領域を確保することができる。このことからも分かるように、ヒータ40を設けない態様におけるバンプ形成用のマスクパターンを使用しても、パッド形成面にヒータ用電極パッドを形成することができる。また、各電極パッドの位置を設計変更するような場合であっても、バイパス層63c〜66cを設ける工程までは、引き続き同様の製造設備(例えばマスク等)を利用することができる。
更に、本実施形態では、記録用電極パッド21a,21b及び再生用電極パッド22a,22bの外側に、ヒータ用電極パッド23a,23bを配している。このため、上記のように、プリント配線17におけるヘッドスライダ13の後方の領域において、ヒータ用電極パッドの配線17a,17aを、記録用電極パッド21a,21bの配線17b,17bと再生用電極パッド22a,22bの配線17c,17cとの間に位置させることができる。このようにMR素子の配線17c,17cと電磁変換素子の配線17b,17bとをヒータの配線17a,17aによって隔てることにより、電磁変換素子の配線17b,17bに電流が供給された際に、MR素子の配線17c,17cへのクロストークを防止することができる。
次に、図5〜図17を参照して、本実施形態に係るヘッドスライダの製造方法の一例を説明する。図5〜図8、図12,図13,図17は、図4におけるA−A方向の断面図である。
まず、図5に示すように、アルティック(Al23・TiC)等からなる基板38に、スパッタリング法によって、例えばアルミナ(Al23)等の絶縁材料からなる下地層39を厚さ約0.1μm〜約10μmで形成する。基板38及び下地層39は、ヘッドスライダ13の基台20を構成するものであり(図3参照)、層厚方向の長さは縮小して描いている。続いて、下部シールド層42をめっき法等で形成し、更にアルミナ等の絶縁材料からなるシールドギャップ層50をスパッタリング法等により形成する。
次に、シールドギャップ層50上にシールドギャップ層76を形成し、更に該シールドギャップ層76上のエアベアリング面Sとなる仮想面S1(便宜上、このように説明する。)側の領域に、磁気抵抗効果素子であるGMR素子30を形成する。尚、実際のGMR素子30は積層構造であるが、図面を見やすくするために単層で示す。そして、GMR素子30の上に、これに電気的に接続されるリード層77を形成する。次に、GMR素子30及び後方の領域を覆うように、例えばスパッタリング法によってAl23等からなる絶縁層44を形成する。次いで、絶縁層44におけるリード層77の奥側部分上の領域において、フォトリソグラフィ技術及びイオンミリング等を利用し、GMR素子30の導電部形成用のホール51hを形成する。
図6を参照して、後続の過程を説明する。フレームめっき法等を利用して、GMR素子30の上方に位置する第1上部シールド層45a、及び、ホール51hを埋める導電層92を同じ材料によって形成する。次に、スパッタリング法等によりシールドギャップ層53を形成する。次いで、ホール51h内に形成された導電層92上に位置するシールドギャップ層53を除去する。次に、フレームめっき法等によって、GMR素子30の上方に位置する第2上部シールド層45b、及び、導電層92の上方に位置する導電層93を同じ材料によって形成する。その後、第2上部シールド層45b及び導電層93の周囲に絶縁層94を埋め込んだ後、全体を平坦化する。
続いて、第2上部シールド層45b上の一部に更にシールド層55を形成する。そして、ホール51h上方を除くようにして、例えばアルミナよりなる記録ギャップ層33を形成する。また、シールド層55上の記録ギャップ層33上に、図示しない絶縁膜を介して、例えばめっき法等を利用して、1層目の薄膜コイル36を厚さ約1μm〜約3μmで例えばCuにより形成する。また、導電層93上には、導電層95がコイル36と同じ材料で形成される。尚、各図において、薄膜コイル36は、その断面形状を簡略化して矩形状に示す。次いで、リソグラフィ技術及びミリング法等を利用して、磁極部分層34a、磁性層34c、及び磁性層34dを同時に形成する。
図7を参照して、後続の過程を説明する。まず、絶縁層81を積層した後、全体を平坦化する。そして、絶縁層81の上に、所定パターンのフォトレジスト層56を形成する。次に、フォトレジスト層56の上で、かつ薄膜コイル36の上方に第2層目の薄膜コイル35を形成する。また、薄膜コイル35と同じ材料で、導電層95上に位置する導電層96、MRハイト方向の奥側に位置する第1導電層41a、及び導電層96と導電層41aを連結する連結層96aを形成する。第1導電層41aは、再生用バンプ65における第2バンプ部65bの底部を構成するものである(図4(a)及び図4(b)参照)。一方、記録用バンプ63,64の底部となる導電層は、第1導電層41aの図中手前側に設けられている。 尚、本実施形態では薄膜コイルを2層積層するが、1層でもよいし3層以上の多層としてもよく、層の数や形成手順はこれに限られない。
図8を参照して、後続の過程を説明する。まず、2層目の薄膜コイル35上に絶縁層97を形成し、更に、薄膜コイル35の一部を覆い、且つ、磁極部分層34aと繋がるようにヨーク部分層34bを形成する。これにより、誘導型の電磁変換素子60が得られ、GMR素子30及び電磁変換素子60を有する薄膜磁気ヘッドが構成される。このとき、第1導電層41a上に、ヨーク部分層34bと同じ材料で第2導電層41bをヨーク部分層34bと同時に形成する。尚、上述した磁極部分層34aとヨーク部分層34bとを一体に形成してもよい。次いで、第2導電層41b上に第3導電層41cを形成することで、再生用バンプ65における第2バンプ部65bを得る。図示は省略するが、同時に再生用バンプ66及び記録用バンプ63,64の第2バンプ部も形成する。続いて、全体を覆うように、例えばスパッタリング法によって、Al23等の絶縁材料からなるオーバーコート層25の下側層25aを形成した後、再生用バンプ65が露出するまで表面を研磨する。
図9(a)は、図8の状態の平面図を示し、図9(b)は、図9(a)におけるB−B方向の断面図を示す。各図に示すように、この状態では再生用バンプ65,66及び記録用バンプ63,64の第2バンプ部が一列に並んでいる。
次に、図10(a)及び図10(b)に示すように、導電層98をウエハの表面全体に形成する。導電層98は、例えばめっき法によってCu,NiFe,NiCu,Ta,Ti,CoNiFe合金,FeAlSi合金等の材料で形成する。
次に、図11(a)及び図11(b)に示すように、イオンミリング等で導電層98をパターニングし、ヒータ40及びバイパス層63c,64c,65c,66cを形成する。このようにヒータ40及び各バイパス層を同一の材料をパターニングして得ることにより、製造工程を簡易にすることができる。バイパス層63c〜66cは、上記のように各バンプの第2バンプ部の延在方向と交差する方向、つまりトラック幅方向に延びている。
図12に、図11(a)におけるXII-XII方向の縦断面図を示す。ヒータ40とバイパス層65cとは同一層をパターニングして形成したため、厚さはほぼ等しくなっている。
図13、図14(a)及び図14(b)を参照して、後続の過程を説明する。図13は、図14(a)におけるXIII−XIII方向の断面図である。但し、図13は、図14(a)の状態には対応しておらず、図16(a)の状態に対応するものである。
まず、図13に示すように、ヒータ40上に絶縁材料よりなるヒータコイルキャップ層89を形成する。続いて、第1バンプ部63a〜66aを形成し、記録用バンプ63,64及び再生用バンプ65,66を得る。これと同時に、ヒータ用バンプ61,62を形成する。これらのバンプは、例えばめっき法によってCu,NiFe,NiCu,Ta,Ti,CoNiFe合金,FeAlSi合金等の材料で形成する。
このように、本実施形態では、上記バイパス層63c〜66cを形成した後は、バンプのバイパス層の延在方向(トラック幅方向)における形成位置を、バイパス層形成前と異なるようにしている。より詳しくは、MR素子30に対応する再生用バンプ65,66については、バイパス層形成前の第2バンプ部65b,66bよりも電磁変換素子60に対応する記録用バンプ63,64側に第1バンプ部65a,66aを形成している。また、記録用バンプ63,64については、バイパス層形成前の第2バンプ部63b,64bよりも再生用バンプ65,66側に第1バンプ部63a,64aを形成している。尚、図13においては、図中奥側にヒータ用バンプ62が位置し、手前側に再生用バンプ65の第1バンプ部65aが位置している。
次に、図15(a)及び図15(b)に示すように、各バンプ61〜66を形成した状態で、オーバーコート層25の上側層25bを積層する。この際、各バンプ61〜66を覆い隠す高さ位置まで、上側層25bを形成する。
次に、図16(a)及び図16(b)に示すように、オーバーコート層25の上側層25bの表層に研磨処理を施すことで、各バンプ61〜66の上面を露出させる。上側層25の表面は、後に電極パッドが形成されるパッド形成面25pである。図13は、この状態に対応するものである。
次いで、図17に示すように、再生用バンプ65,66の上端に再生用電極パッド22a,22bを形成し、記録用バンプ63,64の上端に記録用電極パッド21a,21bを形成し、ヒータ用バンプ61,62の上端にヒータ用電極パッド23a,23bを形成する。図4(a)及び図4(b)は、この状態に対応する図である。
この状態では、一枚の基台20上に薄膜磁気ヘッドが複数形成された状態となっている。この状態から図3に示すヘッドスライダ13を得るためには、まず、基台20を切断して薄膜磁気ヘッドが列状に配置された複数本のバーとし、更に、そのバーを切断して、それぞれが薄膜磁気ヘッドを有するブロック単位に切断する。その後、所望のスライダレール(図示せず)を形成した後にイオンミリング等を施し、ヘッドスライダ13が完成する。
続いて、図2及び図3に示すように、このヘッドスライダ13をサスペンションアーム12の先端側に搭載すると共に、プリント配線17をサスペンションアーム12上に這わせる。そして、配線17a,17a〜17c,17cの一端をサスペンションアーム12の先端側に設けられた端子15a〜15fにボンディングし、他端をサスペンションアーム12の基端側に設けられた端子16a〜16fにボンディングすることによって、ヘッドジンバルアセンブリ10が得られる。ヘッドジンバルアセンブリ10を作製した後、ヘッドスライダ13がハードディスク2上を移動可能で、且つ、磁気信号の記録及び再生が可能となるように組み立てることで、図1に示したハードディスク装置1が完成する。
本実施形態の製造方法では、上記のようにバイパス層63c〜66cの形成前の部分と形成後の部分のバンプ位置を異なるようにしている。このため、パッド形成面25pでバンプに接続する電極パッド21a,21b,22a,22bの形成位置は、バイパス層形成前のバンプ位置に関わらず、バイパス層形成後のバンプ位置を調整すれば、自由に設定することができる。例えば、図8に示す過程までをヒータを設けない従来の手法で行ったとしても、バイパス層63c〜66c上の第1バンプ部63a〜66aの位置を調整するだけで、各電極パッドの位置を容易に定めることができる。また、ヒータ位置を設計変更する必要が生じた場合であっても、バイパス層を形成する前までは設計変更する必要が無く、第1バンプ部の位置のみを調整すれば済むという利点がある。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、ヒータとバイパス層を異なる過程で形成している点である。
まず、図9(a)及び図9(b)までの過程を第1実施形態と同様に行う。次に、図18(a)及び図18(b)に示すように、例えばめっき法やスパッタリング等によって、バイパス層63c〜66cを形成する。バイパス層は、第1実施形態と同様の材料で形成することができるが、記録用の電流及び再生用のセンス電流の抵抗を減少させるために、比抵抗の低い材料(例えばCu)で形成することが好ましい。
次に、図19(a)及び図19(b)に示すように、導電層98をウエハの表面全体に形成する。導電層98は、第1実施形態と同様の材料で形成することができる。
次いで、図20(a)及び図20(b)に示すように、イオンミリング等で導電層98をパターニングし、ヒータ40を形成する。
次に、図21(a)及び図21(b)に示すように、ヒータ40上に絶縁材料よりなるヒータコイルキャップ層(図示略)を形成した上で、第1バンプ部63a〜66aを形成し、記録用バンプ63,64及び再生用バンプ65,66を得る。これと同時に、ヒータ用バンプ61,62を形成する。これらのバンプは、例えばめっき法によってCu,NiFe,NiCu,Ta,Ti,CoNiFe合金,FeAlSi合金等の材料で形成する。第1バンプ部を第2バンプ部よりも素子中央側に位置させる点は、第1実施形態と同様である。
次いで、図22(a)及び図22(b)に示すように、オーバーコート層25の上側層25bを積層する。この際、各バンプ61〜66を覆い隠す高さ位置まで、上側層25bを形成する。
次に、図23(a)及び図23(b)に示すように、オーバーコート層25の上側層25bの表層に研磨処理を施すことで、各バンプ61〜66を露出させる。上側層25の表面がパッド形成面25pとなる。
そして、記録用電極パッド21a,21b、再生用電極パッド22a,22b、ヒータ用電極パッド23a,23bを形成し(図4参照)、ダイシング等の後工程を経ることで、本実施形態のヘッドスライダが得られる。
本実施形態によっても、第1実施形態と同様に、パッド形成面25pでバンプに接続する電極パッド21a,21b,22a,22bの形成位置は、バイパス層63c〜66c形成前のバンプ位置に関わらず、バイパス層形成後のバンプ位置を調整すれば、自由に設定することができる。
また、ヒータ40とバイパス層63c〜66cを異なる過程で形成しているため、バイパス層をヒータよりも比抵抗の低い材料で形成することができる。これにより、記録用バンプ63,64を通じて、電磁変換素子60に記録電流を効率良く供給できる。また、再生用バンプ65,66を通じて、センス電流を効率良く供給でき、再生感度を向上させることができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、バイパス層を設けるのは、再生用バンプ及び記録用バンプの組に限られず、再生用バンプ、記録用バンプ、又はヒータ用バンプの少なくとも一つがバイパス層を備えていればよい。
また、ヒータ40は、例えば、基台20とGMR素子30との間に位置する層に設けてもよいし、電磁変換素子60おけるエアベアリング面Sとは反対側、すなわちエアベアリング面Sから見た電磁変換素子60の裏側に設けてもよい。更に、ヒータ40は、上述した位置に一つだけ配置してもよいし、複数に分割して配置してもよい。
本発明に係るハードディスク装置の一実施形態を示す図である。 本発明に係るヘッドジンバルアセンブリの一実施形態を示す図である。 ヘッドスライダの拡大図である。 図4(a)は、ヘッドスライダのパッド形成面から見た平面図であり、図4(b)は、図4(a)のIVB−IVB断面図である。 第1実施形態のヘッドスライダの製造方法の一工程を示す図である。 後続の製造過程を示す図である。 後続の製造過程を示す図である。 後続の製造過程を示す図である。 図9(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図9(b)は、図9(a)のB−B断面図である。 図10(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図10(b)は、図10(a)のB−B断面図である。 図11(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図11(b)は、図11(a)のB−B断面図である。 後続の製造過程を示す図である。 後続の製造過程を示す図である。 図14(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図14(b)は、図14(a)のB−B断面図である。 図15(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図15(b)は、図15(a)のB−B断面図である。 図16(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図16(b)は、図16(a)のB−B断面図である。 後続の製造過程を示す図である。 第2実施形態のヘッドスライダの製造方法の一工程を示す図である。 図19(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図19(b)は、図19(a)のB−B断面図である。 図20(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図20(b)は、図20(a)のB−B断面図である。 図21(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図21(b)は、図21(a)のB−B断面図である。 図22(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図22(b)は、図22(a)のB−B断面図である。 図23(a)は、後続の製造過程を示す図であり、図23(b)は、図23(a)のB−B断面図である。
符号の説明
1…ハードディスク装置、2…ハードディスク(記録媒体)、10…ヘッドジンバルアセンブリ、11…薄膜磁気ヘッド、12…サスペンションアーム、13…ヘッドスライダ、14…タング部、17…プリント配線、20…基台、21a,21b…記録用電極パッド、22a,22b…再生用電極パッド、23a,23b…ヒータ用電極パッド、25…オーバーコート層、25p…パッド形成面、30…MR素子(磁気抵抗効果素子)、34a…磁極部分層、34b…ヨーク部分層、35,36…薄膜コイル、40…ヒータ、41a〜41c…導電層(再生用バンプの第2バンプ部)、42…下部シールド層、45a…上部シールド層、45b…上部シールド層、50…シールドギャップ層、60…電磁変換素子、61,62…ヒータ用バンプ、63,64…記録用バンプ、65,66…再生用バンプ、63a〜66a…第1バンプ部、63b〜66b…第2バンプ部、63c〜66c…バイパス層、89…ヒータコイルキャップ層、S…エアベアリング面。

Claims (11)

  1. 再生用の磁気抵抗効果素子及び記録用の電磁変換素子を有する薄膜磁気ヘッドと、通電されることにより発熱するヒータとを備えると共に、
    前記磁気抵抗効果素子とパッド形成面とを接続する再生用バンプと、
    前記電磁変換素子と前記パッド形成面とを接続する記録用バンプと、
    前記ヒータと前記パッド形成面とを接続するヒータ用バンプとを有し、
    前記再生用バンプ、前記記録用バンプ、又は前記ヒータ用バンプの少なくとも一つは、バンプの延在方向と交差する方向に延びるバイパス層と、該バイパス層よりも前記パッド形成面側に位置する第1バンプ部と、前記バイパス層における前記第1バンプ部とは反対側に位置する第2バンプ部とを含んでおり、
    前記第1バンプ部と前記第2バンプ部とは、前記バイパス層の延び方向における位置が異なることを特徴とするヘッドスライダ。
  2. 前記再生用バンプ及び前記記録用バンプは、前記バイパス層、前記第1バンプ部、及び前記第2バンプ部をそれぞれ有しており、それぞれの前記第1バンプ部は、対応するバンプの第2バンプ部よりも、他方のバンプ側に位置することを特徴とする請求項1記載のヘッドスライダ。
  3. 前記ヒータと前記バイパス層とは、同一の材料で形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のヘッドスライダ。
  4. 前記パッド形成面に、前記磁気抵抗効果素子に通電するための再生用電極パッド、前記電磁変換素子に通電するための記録用電極パッド、及び前記ヒータに通電するためのヒータ用電極パッドが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項記載のヘッドスライダ。
  5. 前記ヒータ用電極パッドは2つ設けられており、当該各ヒータ用電極パッドは、前記パッド形成面において、前記再生用電極パッド及び前記記録用電極パッドの外側に位置することを特徴とする請求項4記載のヘッドスライダ。
  6. 再生用の磁気抵抗効果素子及び記録用の電磁変換素子を有する薄膜磁気ヘッドと、通電されることにより発熱するヒータとを有するヘッドスライダと、
    前記ヘッドスライダが搭載されるアーム部材とを備え、
    前記ヘッドスライダは、
    前記磁気抵抗効果素子とパッド形成面とを接続する再生用バンプと、
    前記電磁変換素子と前記パッド形成面とを接続する記録用バンプと、
    前記ヒータと前記パッド形成面とを接続するヒータ用バンプとを有し、
    前記再生用バンプ、前記記録用バンプ、又は前記ヒータ用バンプの少なくとも一つは、バンプの延在方向と交差する方向に延びるバイパス層と、該バイパス層よりも前記パッド形成面側に位置する第1バンプ部と、前記バイパス層における前記第1バンプ部とは反対側に位置する第2バンプ部とを含んでおり、
    前記第1バンプ部と前記第2バンプ部とは、前記バイパス層の延び方向における位置が異なることを特徴とするヘッドジンバルアセンブリ。
  7. 再生用の磁気抵抗効果素子及び記録用の電磁変換素子を有する薄膜磁気ヘッドと、通電されることにより発熱するヒータとを有するヘッドスライダと、
    前記電磁変換素子によって情報が記録されると共に、前記磁気抵抗効果素子によって記録情報が再生される記録媒体とを備え、
    前記ヘッドスライダは、
    前記磁気抵抗効果素子とパッド形成面とを接続する再生用バンプと、
    前記電磁変換素子と前記パッド形成面とを接続する記録用バンプと、
    前記ヒータと前記パッド形成面とを接続するヒータ用バンプとを有し、
    前記再生用バンプ、前記記録用バンプ、又は前記ヒータ用バンプの少なくとも一つは、バンプの延在方向と交差する方向に延びるバイパス層と、該バイパス層よりも前記パッド形成面側に位置する第1バンプ部と、前記バイパス層における前記第1バンプ部とは反対側に位置する第2バンプ部とを含んでおり、
    前記第1バンプ部と前記第2バンプ部とは、前記バイパス層の延び方向における位置が異なることを特徴とするハードディスク装置。
  8. 再生用の磁気抵抗効果素子及び記録用の電磁変換素子を有する薄膜磁気ヘッドと、通電されることにより発熱するヒータとを有するヘッドスライダの製造方法であって、
    前記磁気抵抗効果素子、前記電磁変換素子、及び前記ヒータから延びるバンプを形成するステップを含み、
    前記磁気抵抗効果素子、前記電磁変換素子、又は前記ヒータの少なくとも一つに対応する前記バンプの形成途中で、該バンプの延在方向と交差する方向に延びるバイパス層を形成し、
    前記バイパス層形成後は、当該バンプの前記バイパス層の延在方向における形成位置を、前記バイパス層形成前と異なるようにすることを特徴とするヘッドスライダの製造方法。
  9. 前記磁気抵抗効果素子及び前記電磁変換素子に対応する前記バンプの形成途中に、前記バイパス層を形成すると共に、
    前記バイパス層形成後は、
    前記磁気抵抗効果素子に対応するバンプは、前記バイパス層形成前よりも前記電磁変換素子に対応するバンプ側に形成し、
    前記電磁変換素子に対応するバンプは、前記バイパス層形成前よりも前記磁気抵抗効果素子に対応するバンプ側に形成することを特徴とする請求項8記載のヘッドスライダの製造方法。
  10. 前記磁気抵抗効果素子に対応するバンプに接続する再生用電極パッド、前記電磁変換素子に対応する記録用電極パッド、及び前記ヒータに対応するバンプに接続する一対のヒータ用電極パッドをパッド形成面に形成するステップを更に含み、
    前記一対の前記ヒータ用電極パッドは、前記パッド形成面において、前記再生用電極パッド及び前記記録用電極パッドの外側に位置させることを特徴とする請求項9記載のヘッドスライダの製造方法。
  11. 前記ヒータ及び前記バイパス層は、同一の材料をパターニングして形成することを特徴とする請求項8〜請求項10のうち何れか一項記載のヘッドスライダの製造方法。
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