JP3606988B2 - 磁気抵抗効果ヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録再生装置の再生ヘッド等として使用される磁気抵抗効果へッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、磁気記録の高密度化に伴って、ある種の磁性薄膜や磁性多層薄膜等の電気抵抗が外部磁界によって変化するという、磁気抵抗効果(以下、MRと記す)を利用したMRヘッドが、高記録密度システムにおける再生ヘッドとして注目されている。
【0003】
ところで、ハードディスク用の磁気へッド等においては、従来、磁気記録媒体から浮上させて記録再生を行ってきたが、記録密度の向上に伴って浮上高を低下させ、より媒体に近いところを滑空させて情報を読み取るようになってきている。しかし、 1インチ平方あたり 10Gビットを超えるような情報量の記録密度になってくると、もはや磁気ヘッドの浮上によるスペーシングロスが大きくなりすぎることから、磁気へッドの十分なS/N比がとれなくなったり、また極低浮上による磁気へッドと記録媒体との接触による破損等の問題が無視できなくなる。そのため、磁気へッドと記録媒体とを逆に積極的に接触させて、記録再生を行うことが試みられいる。
【0004】
MRヘッドを用いた再生ヘッドにおいても、上述したような接触方式が高記録密度対応の技術として期待されているが、MR素子を直接媒体対向面に配置した構造ではMR素子が磨耗するおそれが強く、奥行き(デプス)方向の幅が変動してヘッド出力が変動するだけでなく、MR膜自体が磨耗して消滅する可能性がある。
【0005】
そこで、ヘッド内部に配置されたMR素子に、磁気ギャップを介して対向配置した一対の磁気コアからなる磁気ヨークにより信号磁界を導く、いわゆるヨーク型のMRヘッドが提案されている。従来のヨーク型MRヘッドとしては、例えば磁気ギャップを介して対向配置した一対の磁気コアの上側または下側に、MR膜をストライプ方向が磁気ギャップをまたぐように形成し、このMR膜のストライプ方向にセンス電流を流す構造が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、記録媒体と接触して磁気記録情報をひろう磁気コアと磁気的に結合されたMR素子は、記録媒体情報を電気的信号に変換する電磁変換部であると同時に、磁気コアの一部を兼ねることから、上述した従来のヨーク型MRヘッドでは再生出力の向上を期待することが難しいという問題がある。
【0007】
すなわち、MR素子の出力を大きくとるためには、MR素子の電気的抵抗を上げる必要があり、一方磁束を流れやすくするために、磁束の流れに対向するMR素子の断面積を大きくとって磁気的抵抗を減らす必要がある。しかし、MR膜のストライプ方向が磁気ギャップをまたぐように形成し、かつその方向にセンス電流を流す従来のヨーク型MRヘッドでは、磁気抵抗を小さくするために断面積を稼ぐ構造にするとMR膜の電気抵抗が減少してしまい、抵抗変化量の減少が生じる結果として出力の低下を招くことになる。
【0008】
このようなことから、従来のヨーク型のMRヘッドにおいては、電気抵抗の増大と磁気抵抗の減少を共に満足させることによって、再生出力の向上を図ることが課題とされていた。
【0009】
本発明は、このような課題に対処するためになされたもので、電気抵抗の増大と磁気抵抗の減少を共に満足させ、再生出力の向上を図ることを可能にしたヨーク型の磁気抵抗効果ヘッドを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の磁気抵抗効果ヘッドは、記録媒体の進行方向に磁気ギャップを介して対向配置された一対の磁気コアと、前記一対の磁気コアの媒体対向面から所定距離後退した位置で、長手方向が前記磁気ギャップと略平行になると共に、長手方向と略直交する方向に信号磁束が導かれるように形成され、かつ前記一対の磁気コアと磁気的に結合するように絶縁膜を介して積層された磁気抵抗効果膜と、前記磁気抵抗効果膜に対して前記磁気ギャップと略平行な方向にセンス電流を流すように形成された一対のリードとを具備することを特徴としている。
【0012】
本発明の磁気抵抗効果ヘッドにおいては、磁気抵抗効果膜をその長手方向が磁気ギャップと略平行になるように形成しているため、信号磁束の流れに対向する断面積を大きくすることができ、これによって磁気抵抗効果膜の磁気抵抗を低減することができる。一方、センス電流はリード間距離がかせげる磁気抵抗効果膜の長手方向に流れるため、磁気抵抗効果膜の電気抵抗を増大させることができる。
【0014】
上述したように、本発明によれば磁気抵抗の減少と電気抵抗の増大を共に満足させることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
【0016】
図1は、本発明の磁気抵抗効果ヘッドの一実施形態の要部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はそのX−X線に沿った断面図である。
【0017】
同図に示すヨーク型MRヘッド1において、Al2 O3 ・TiC混合基板(以下、アルチック基板と記す)等からなる基板2上には、Al2 O3 等からなる絶縁層3が下地層として設けられている。この絶縁層3上には、L字状の第1の磁気コア4と逆L字状の第2の磁気コア5とが、同一平面を構成するように記録媒体の進行方向に沿って、言い換えると媒体対向面Sに対して略平行な方向に沿って対向配置されている。これら第1および第2の磁気コア4、5は磁気ヨークを構成するものであり、例えばNiFe合金やCoZrNbアモルファス合金等の軟磁性材料からなる。
【0018】
上記した第1および第2の磁気コア4、5において、媒体対向面S側はAl2 O3 等からなる所定ギャップ厚の再生磁気ギャップ6を介して対向配置されている。第1および第2の磁気コア4、5の間に配置された再生磁気ギャップ6は、狭ギャップ化に適した構造である。この再生磁気ギャップ6の後方部分、すなわち後述するMR膜8が配置される部分には、再生磁気ギャップ6より広いバックギャップ7が形成されており、このバックギャップ7を介して第1および第2の磁気コア3、4が対向配置されている。なお、バックギャップ7に相当する部分は、第1および第2の磁気コア4、5の作製工程で使用されたレジスト等で平坦化されている。
【0019】
上述した第1および第2の磁気コア4、5上には、厚さ 100nm程度のAl2 O3 膜等からなる絶縁膜21を介して、MR膜(磁気抵抗効果膜)8が媒体対向面Sから所定距離後退した位置に形成されている。すなわち、第1および第2の磁気コア4、5により形成された平面の上部において、媒体対向面Sから所定距離後退した位置に、バックギャップ7をまたいで第1および第2の磁気コア4、5の双方と磁気的に結合するようにMR膜8が形成されている。MR膜8の奥行き方向の配置位置は、記録媒体との接触によるショートや磨耗等を考慮した上で、媒体対向面Sに比較的近い位置とすることが好ましい。第1および第2の磁気コア4、5とMR膜8との配置関係によれば、ヨークタイプの利点を損わない範囲で、媒体対向面Sに近接した位置にMR膜8を精度よく配置形成することができる。
【0020】
MR膜8としては、例えば電流の方向と磁性層の磁化モーメントの成す角度に依存して電気抵抗が変化するNi80Fe20等からなる異方性磁気抵抗効果膜、磁性膜と非磁性膜との積層構造を有し、各磁性層の磁化の成す角度に依存して電気抵抗が変化する、いわゆるスピンバルブ効果を示すCo90Fe10/Cu/Co90Fe10積層膜等からなるスピンバルブ膜、あるいは巨大磁気抵抗効果を示す人工格子膜が例示される。
【0021】
ここでMR膜8は、その長手方向がバックギャップ7(奥行き方向)と略平行な方向、すなわち図2に示すように、第1および第2の磁気コア4、5とMR膜8とで形成される磁気回路に導かれた信号磁束Mの流れと略直交する方向に配置されている。これによって、MR膜8は断面積が大きい長手方向aの断面がバックギャップ7を横切る信号磁束Mの流れに対向する面となる。MR膜8の形状は、少なくとも奥行方向(長手方向)の長さaが媒体対向面Sに平行な方向の長さ(幅方向長さ)bより長いものとするが、安定な動作点を得る上でa/b比を 2以上とすることがより好ましい。
【0022】
一方、MR膜8にセンス電流を供給する、例えばCuからなる第1および第2のリード9、10は、MR膜8の長手方向両端に電気的に接続されている。すなわち、第1および第2のリード9、10は、バックギャップ7と略平行なMR膜8の長手方向にセンス電流を流すように形成されている。言い換えると、センス電流はMR膜8の奥行方向(長手方向)に第1のリード9から第2のリード10に向けて流れ、かつ磁気回路に導かれた信号磁束Mはセンス電流と直交する方向に、第1の磁気コア4からMR膜8を介して第2の磁気コア5に流れる。
【0023】
上述したように、MR膜8をその長手方向がバックギャップ7と略平行となるように配置することによって、信号磁束Mの流れに対向するMR膜8の断面は断面積が大きい長手方向a断面となるため、MR膜8の磁気抵抗を低減することができる。すなわち、MR膜8に信号磁束Mが流れやすくなる。一方、センス電流は、リード間距離がかせげるMR膜8の長手方向に流れると共に、図3に示すようにMR膜8の全域にわたって電流iが流れるため、MR膜8の電気抵抗を増大させることができる。
【0024】
このように、上述した実施形態のヨーク型MRヘッド1によれば、磁気抵抗の減少と電気抵抗の増大を共に満足させることができると共に、抵抗変化領域がMR膜8の全域にわたるため、再生出力等の向上を図ることが可能となる。すなわち、従来のヨーク型MRヘッドの欠点であった出力低下を回避できることから、高記録密度対応の技術として期待されている接触方式に好適であると共に、良好な再生出力が得られるヨーク型MRヘッドを提供することが可能となる。
【0025】
なお、上記実施形態では、MR膜8を第1および第2の磁気コア4、5の上側に配置した例について説明したが、MR膜8は第1および第2の磁気コア4、5の下側に配置しても同様な効果を得ることができる。
【0026】
次に、上述した実施形態のヨーク型MRヘッド1の具体的構成例について述べる。まず、アルチック基板2上に厚さ約10μm のアルミナ絶縁層3を形成し、その上に第1および第2の磁性コア4、5をそれぞれ形成した。第1および第2の磁性コア4、5は、それぞれ厚さ 0.5μm のCoZrNbアモルファス合金膜で形成した。第1および第2の磁性コア4、5間の媒体対向面S側の再生磁気ギャップ6は、ギャップ長が50nmとなるようにアルミナで形成した。また、バックギャップ7はギャップ長を 2μm とし、レジストで平坦化した。
【0027】
上述したような第1および第2の磁性コア4、5上に、厚さ 100nm程度のAl2 O3 絶縁膜21を介して、バックギャップ7をまたぐようにMR膜8としてスピンバルブ膜を形成した。スピンバルブ膜の構成は、基板2側からTa 5nm、 NiFeCr合金 4nm、CoFe合金 3nm、Cu 2.5nm、CoFe合金 3nm、 IrMn合金 8nm、およびTi 5nmの順に積層した積層膜とし、またその形状は長手方向の長さaを50μm 、幅bを 4μm とした。そして、このようなスピンバルブ膜の長手方向の両端に、厚さ 100nmのCuリード9、10をそれぞれ形成して、ヨーク型MRヘッド1を作製した。
【0028】
上述したヨーク型MRヘッド1を用いて、ハードディスク上に接触走行させた状態で孤立再生波の再生試験を行ったところ、大きな再生出力が得られることを確認した。
【0029】
次に、参考例としての磁気抵抗効果ヘッドについて、図4を参照して説明する。図4は、参考例としての磁気抵抗効果ヘッドの要部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はそのX−X線に沿った断面図である。なお、図4に示すヨーク型MRヘッド11において、基板2、絶縁層3、第1および第2の磁気コア4、5、磁気ギャップ6、7は前述した実施形態と同一構成とされている。
【0030】
第1および第2の磁気コア4、5上には、厚さ 100nm程度のAl2 O3 膜等からなる絶縁膜21を介して、バックギャップ7を横切るように複数のMR膜12、12…が、媒体対向面Sから所定距離後退した位置に形成されている。すなわち、第1および第2の磁気コア4、5により形成された平面の上部において、媒体対向面Sから所定距離後退した位置に、バックギャップ7をまたいで第1および第2の磁気コア4、5の双方と磁気的に結合するように、複数のMR膜12、12…が並列形成されている。複数のMR膜12、12の構成材料や奥行き方向の配置位置等は、前述した実施形態と同様である。
【0031】
上述した複数のMR膜12、12…は、それらの長手方向(ストライプ方向)がバックギャップ7と略直交する方向、すなわち第1および第2の磁気コア4、5と複数のMR膜12、12…とで形成される磁気回路に導かれた信号磁束の流れと略平行な方向に配置されている。このように、複数のMR膜12、12…を配置することによって、MR膜12による信号磁束の流れに対向する面(複数のMR膜12、12…の合計断面)を増大させることができる。
【0032】
また、複数のMR膜12、12…は、例えばCuからなる接続電極13によって、電気的に直列に接続されている。すなわち、並列して形成された複数のMR膜12、12…を順に直列接続するように、複数のMR膜12、12…のストライプ方向端部にそれぞれ接続電極13が設けられている。
【0033】
そして、複数のMR膜12、12…にセンス電流を供給する、例えばCuからなる第1および第2のリード9、10は、直列接続された複数のMR膜12、12…の両端部に電気的に接続されている。すなわち、第1および第2のリード9、10は、複数のMR膜12、12…に対してその直列接続方向に、センス電流を順に流すように形成されている。言い換えると、センス電流は直列接続された複数のMR膜12、12…のストライプ方向に流れ、かつ磁気回路に導かれた信号磁束は第1の磁気コア4から複数のMR膜12、12…を介して第2の磁気コア5に流れる。
【0034】
上述したように、複数のMR膜12、12…を並列配置することによって、信号磁束の流れに対向する面の面積(断面積)はMR膜12全体として増加するため、複数のMR膜12、12…全体として磁気抵抗を低減することができる。すなわち、MR膜12に信号磁束が流れやすくなる。一方、センス電流は複数のMR膜12、12…に対して直列に流れるため、複数のMR膜12、12…全体として電気抵抗を増大させることができる。
【0035】
このように、上述したヨーク型MRヘッド11によれば、磁気抵抗の減少と電気抵抗の増大を共に満足させることができるため、再生出力等の向上を図ることが可能となる。すなわち、従来のヨーク型MRヘッドの欠点であった出力低下を回避できることから、高記録密度対応の技術として期待されている接触方式に好適であると共に、良好な再生出力が得られるヨーク型MRヘッドを提供することが可能となる。
【0036】
また、前述した実施形態のヨーク型MRヘッド1においては、信号磁束が媒体対向面側に集中した場合、磁区を発生させてバルクハウゼンノイズが生じる可能性がある。これに対して、上述したヨーク型MRヘッド11では、複数のMR膜12、12…をバックギャップ7を横切るように並列させて形成しているため、バルクハウゼンノイズの発生を抑制することができる。なお、上記したヨーク型MRヘッド11では、複数のMR膜12、12…を第1および第2の磁気コア4、5の上側に配置した例について説明したが、複数のMR膜12、12…は第1および第2の磁気コア4、5の下側に配置しても同様な効果を得ることができる。
【0037】
次に、上述したヨーク型MRヘッド11の具体的構成例について述べる。まず、前述した実施形態のヨーク型MRヘッド1の具体例と同様にして、アルチック基板2上にアルミナ絶縁層3、第1および第2の磁性コア4、5を形成した。これらの材質や厚さ、さらにはギャップ長は前述した実施形態のヨーク型MRヘッド1の具体例と同一とした。
【0038】
そして、第1および第2の磁性コア4、5上に、厚さ 100nm程度のAl2 O3 絶縁膜21を介して、バックギャップ7をまたぐ複数のMR膜12、12…として、複数のスピンバルブ膜を並列形成した。各スピンバルブ膜の形状は、ストライプ方向の長さ 5μm 、幅 2μm とし、このようなスピンバルブ膜を 1μm おきに20個形成した。なお、スピンバルブ膜の構成は、第1の実施形態のヨーク型MRヘッド1の具体例と同一とした。
【0039】
上述したヨーク型MRヘッド11を用いて、前述した実施形態のヨーク型MRヘッド1の具体例と同様にして磁気記録の再生テストを行ったところ、大きな再生出力が得られることを確認した。
【0040】
ここで、本発明の磁気抵抗効果ヘッドは、前述したように各種のMR膜を使用する場合に適用可能であるが、上述した各具体例に示したように、MR膜としてスピンバルブ膜を使用する場合に特に効果的である。その理由は、バックギャップを通過する磁束密度は場所依存性があり、フロントギャップに近いほど大きい。動作点のダイナミックレンジの大きいスピンバルブ膜の方が、フロントギャップに近いところで飽和しにくい。従って、歪みが小さく、大きな出力をスピンバルブ膜で得ることができるためである。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の磁気抵抗効果ヘッドによれば、電気抵抗の増大と磁気抵抗の減少を共に満足させることができるため、再生出力の向上を図ることが可能となる。従って、高記録密度対応の技術として期待されている接触方式に好適であると共に、良好な再生出力が得られるヨーク型の磁気抵抗効果ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気抵抗効果ヘッドの一実施形態の要部構成を示す図である。
【図2】図1に示す磁気抵抗効果ヘッドにおける信号磁束の流れを説明するための図である。
【図3】図1に示す磁気抵抗効果ヘッドにおけるセンス電流の流れを説明するための図である。
【図4】参考例としての磁気抵抗効果ヘッドの一実施形態の要部構成を示す図である。
【符号の説明】
1、11……ヨーク型MRヘッド
4……第1の磁気コア
5……第2の磁気コア
6……磁気ギャップ
7……バックギャップ
8……MR膜
9……第1のリード
10…第2のリード
12…複数並列形成されたMR膜
13…接続電極
Claims (1)
- 記録媒体の進行方向に磁気ギャップを介して対向配置された一対の磁気コアと、
前記一対の磁気コアの媒体対向面から所定距離後退した位置で、長手方向が前記磁気ギャップと略平行になると共に、長手方向と略直交する方向に信号磁束が導かれるように形成され、かつ前記一対の磁気コアと磁気的に結合するように絶縁膜を介して積層された磁気抵抗効果膜と、
前記磁気抵抗効果膜に対して前記磁気ギャップと略平行な方向にセンス電流を流すように形成された一対のリードと
を具備することを特徴とする磁気抵抗効果ヘッド。
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JPH09245317A JPH09245317A (ja) | 1997-09-19 |
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1996
- 1996-03-07 JP JP05061996A patent/JP3606988B2/ja not_active Expired - Fee Related
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