JP3605959B2 - 楕円形スピーカ用振動板およびこれを用いた楕円形スピーカ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は映像・音響機器などに使用されるスピーカ装置に用いられる楕円形スピーカ用振動板およびこれを用いた楕円形スピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、映像・音響機器などに使用されるスピーカは、スリムで高性能化が要求され、同一口径でも振動板を一回り大きくした構成の楕円形スピーカが低音の増強・高能率化を図るものとして採用されている。
【0003】
以下、図2、図3によりこの種の従来の楕円形スピーカについて説明する。
図2は楕円形スピーカの短径側側断面図であり、図3(a)は同要部である楕円形スピーカ用振動板の上面図であり、図3(b)は同長径側側面図、図3(c)は短径側側面図である。
【0004】
同図によると、1は磁気回路であり、ボトムプレート1a、マグネット1b、トッププレート1cで構成され、トッププレート1cとボトムプレート1aの間には磁気ギャップ1dが形成されている。
【0005】
2はトッププレート1cに結合されたフレームである。3はボイスコイルであり、磁気ギャップ1dにはめ込まれるとともに、外周がフレーム2に結合されたダンパー7の内周に結合されて位置決め保持されている。
【0006】
4は振動板であり、エッジ部4aを介してフレーム2に外周が結合されるとともに内周は上記ボイスコイル3に結合されている。
【0007】
5は錦糸線であり、ボイスコイル3と外端子6を接続するものである。
以上の構成によって、外端子6から入力した電気信号によりボイスコイル3を振動させて振動板4を振動させて発音させるものである。
【0008】
次に、上記振動板4についてより詳細について説明すると、上記振動板4は楕円振動板といわれるものであり、エッジ部4aのロール部分4bより振動板本体4cの外形を大きくし、エッジ部4aと振動板本体4cの結合貼り合わせは全周振動板本体4cの下部に貼り合わせた構成となっている。
【0009】
このように振動板本体4cをエッジ部4aのロール部分4bよりも大きい外形とすることで低音の増強、高能率化を図るものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、振動板本体4cとエッジ部4aの貼り合わせは、位置決めするものがなく、また、振動板本体4cが図2、図3のごとくコーン形状で、貼り合わせ部分で傾斜しているため、製造が繁雑で製造コストが高く、且つ貼り合わせの信頼性に乏しく楕円形スピーカとして実使用時に両者が剥がれる恐れがあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、エッジ部の屈曲部より短径側は小さな外形寸法に、長径側は大きな外形寸法に振動板本体を形成し、この振動板本体の短径側を上記屈曲部に当接させて上記エッジ部と振動板を結合して楕円形スピーカ用振動板を形成し、屈曲部に振動板本体を当接させることで位置決めを極めて容易にして信頼性の高い貼り合わせ結合が安価に行えるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、エッジ部の屈曲部より短径側は小さな外形寸法に、長径側は大きな外形寸法に振動板本体を形成し、この振動板本体の短径側を上記屈曲部に当接させて上記エッジ部と振動板本体を結合したものであり、屈曲部に振動板本体を当接させることで位置決めを極めて容易にして貼り合わせ結合できるものである。
【0013】
本発明の請求項2に記載の発明は、エッジ部の屈曲部より短径側は小さな外形寸法に、長径側は大きな外形寸法に振動板本体を形成し、その境界部分に切り込みを設け、上記エッジ材を挟持するように結合してなるものであり、エッジ部を振動板本体で挟み込むことで位置決めを極めて容易にして貼り合わせ結合できるものである。
【0014】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の楕円形スピーカ振動板を用いてスピーカを構成することによって、低音の増強が図れた高品質のスピーカを提供できるものである。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について図1により説明する。なお、楕円形スピーカの構成は従来技術と同様であるので、説明は省略し、要部である楕円形スピーカ用振動板について説明する。
【0016】
図1(a)は本発明の要部である楕円形スピーカ用振動板の上面図であり、図1(b)は同長径側側面図、図1(c)は短径側側面図である。同図によると、10aは振動板本体であり、短径側の振動板本体10aの外形Cはエッジ部10bのロール部10eの屈曲部10cまでの内径Dと略同一とし、長径側の振動板本体10aの外形Fはエッジ部10bの対応する屈曲部10cまでの内径Bより大きくしたものである。
【0017】
以上のように構成された楕円形スピーカ用振動板10は、切り込み部11を境にして短径側においては振動板本体10aをエッジ部10bの下側に、長径側においては振動板本体10aをエッジ部10bの上側に貼り合わせ結合して形成しているものである。
【0018】
なお、このとき短径側の振動板本体10aの外周はエッジ部10bのロール部10eの屈曲部10cに当接させることによって両者の貼り合わせ時の位置決めを容易に行うことができるものである。
【0019】
また、両者の貼り合わせ時の位置決めは、切り込み部11の切り込み寸法を規定して、この切り込み部11にエッジ部10bを突き合わせて位置決めを容易に行わせることも可能である。
【0020】
以上のように、位置決めを容易にしたので貼り合わせ作業の繁雑さが解消され、貼り合わせの信頼性も向上するものであり、楕円形スピーカとしても低音の増強、高能率化を図った高品質のものを安価に提供できるものである。
【0021】
【発明の効果】
本発明は以上のように振動板のエッジ部と振動板本体の貼り合わせを極めて容易に確実に行えるので、楕円形スピーカとしての低音の増強、高能率化を安価に且つ信頼性の優れたものとして提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の楕円形スピーカの要部である楕円形スピーカ用振動板の一実施の形態の上面図
(b)同長径側側面図
(c)同短径側側面図
【図2】従来の楕円形スピーカの側断面図
【図3】(a)同要部である楕円形スピーカ用振動板の上面図
(b)同長径側側面図
(c)同短径側側面図
【符号の説明】
1 磁気回路
2 フレーム
3 ボイスコイル
7 ダンパー
10 楕円形スピーカ用振動板
10a 振動板本体
10b エッジ部
10c 屈曲部
11 切り込み部

Claims (3)

  1. エッジ部の屈曲部より短径側は小さな外形寸法に、長径側は大きな外形寸法に振動板本体を形成し、この振動板本体の短径側を上記屈曲部に当接させて上記エッジ部と振動板本体を結合してなる楕円形スピーカ用振動板。
  2. エッジ部の屈曲部より短径側は小さな外形寸法に、長径側は大きな外形寸法に振動板本体を形成し、その境界部分に切り込みを設け、この切り込みで上記エッジ部を挟持して結合してなる楕円形スピーカ用振動板。
  3. 磁気回路と、この磁気回路に結合されたフレームと、上記磁気回路の磁気ギャップにはめ込まれ、外周が上記フレームに結合されたダンパーの内周に結合されて保持されたボイスコイルと、内周がこのボイスコイルに結合され外周が上記フレームに結合された請求項1または2記載の楕円形スピーカ用振動板とで構成される楕円形スピーカ。
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