JP3605742B2 - 写真感光材料のクリーニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真感光材料、特に磁気記録部を有する写真感光材料の表面に付着した塵埃を取り除くためのクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
写真感光材料、例えば、写真フィルムはカメラで被写体を撮影した後に、現像処理され、さらに、印画紙に対して画像の焼付処理がされる。このような写真フィルムとして図4に示すような先進写真システムに利用される形態のものが知られている。このフィルム1は、画像領域1aの他に、画像領域1aの上下に種々の情報を読取り又は書き込みを行うための磁気記録部1bが設けられている。磁気記録部1bへの情報の記録は、例えば、写真撮影時に行われ、露出時間や絞り値やフラッシュ発光の有無などの撮影条件や、撮影年月日や、焼付サイズのような情報がカメラに設けられた磁気ヘッドにより磁気記録部1bに書き込みされる。そして、このような情報は、写真フィルムに写し込まれた画像を現像して印画紙に焼き付けをするにあたり、写真処理装置に設けられた磁気ヘッドにより読み取られる。さらに、この写真処理装置においても、印画紙への焼付露光条件が磁気ヘッドにより書き込まれる。
【0003】
ところで、磁気ヘッドによる情報の読み取りや書き込みを正確に行うためには、写真フィルム面に付着しているゴミやほこりを取り除く必要がある。特に、現像処理を行った後の写真フィルムの場合には、前述したゴミとして、写真フィルムの表面に現像処理液が残存し、これが凝固することも考慮しなければならない。このようなゴミが写真フィルムに付着していると、磁気情報の正確な読み取りや書き込みができなくなる可能性がある。
【0004】
このような問題点に対処するため、従来はオペレーターが布などを使用して写真フィルム面を拭き取っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、オペレータが写真フィルムの拭き取りを行うのは作業性が非常に悪く改善が望まれていた。
本発明の目的は、写真感光材料面上のゴミを自動的に除去するクリーニング装置を提供することである。
本発明の別の目的は、磁気情報の読み取りや書き込みを正確にできるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の特徴構成は、写真感光材料を搬送経路に沿って搬送し又は除塵を行う搬送ローラを駆動するモータと、前記写真感光材料を巻き取るスプールを駆動するモータと、前記搬送ローラを第1の回転速度で駆動させる第1モードと、前記搬送ローラを前記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で駆動させる第2モードと、のいずれかを選択する制御部とを備え、前記第2モードが選択された場合、前記スプールを駆動するモータにより前記スプールの回転周速度を前記第2モードにおける前記搬送ローラの回転周速度よりも高速で駆動して前記写真感光材料を搬送すると共に、前記搬送ローラにより前記写真感光材料に対する除塵を行うことである。
これによると、第1モード時では搬送ローラにより通常の写真感光材料の搬送を行い、第2モード時には搬送ローラを利用して写真感光材料に付着しているゴミを取り除くのである。第2モード時では、写真感光材料は搬送ローラとは別の駆動源により搬送されることになるが、その搬送速度が第1モード時と略同じであるとすれば、第2モードにおける搬送ローラの回転速度を第1モードよりも遅くすることで、あるいは、前記別の駆動源による回転周速度を第2モードにおける搬送ローラの回転周速度よりも高速にすることで、搬送ローラの表面と写真感光材料の表面との間に摩擦抵抗が生じる。その結果、写真感光材料面上のゴミを自動的に除去できるのである。
【0007】
また、第1モードと第2モードにおける写真感光材料の搬送される速度が異なっていても、第2モードにける写真感光材料の搬送される速度よりも搬送ローラの回転周速度を低速になるようにすれば、同じ結果を得ることができる。
この「回転周速度を低速になるようにすること」には、「搬送ローラを停止させること」や、「搬送ローラを逆方向に回転させること」をも含む意味である。特に、搬送ローラを停止させることが制御の点からみて好ましい。
【0008】
搬送ローラを停止させるには、搬送ローラに駆動力を伝達するモータへの通電をオフにすることにより行うことができるが、このモータを励磁状態とすることで前記搬送ローラを停止させるようにするのが好ましい。
第2モードでは、搬送ローラとは別の駆動源で写真感光材料が搬送されるのであるが、写真感光材料と搬送ローラとは常時接触状態にあるので、この写真感光材料の搬送に伴い、搬送ローラを回転させようとする。写真感光材料の搬送と共に、搬送ローラが回転させられると、除塵作用ができなくなってしまうので、搬送ローラが容易に回転させられないようにしておくのである。これは、搬送ローラと連結されたモータを励磁状態とすることで達成することができる。
【0009】
さらに、前記搬送ローラの前記搬送経路の上流側に送り込み用ローラを備えており、前記制御部を、前記第2モードによる除塵作用を行う前に、前記搬送ローラを停止させた状態で前記送り込み用ローラを駆動させることで前記写真感光材料のループを形成するように構成することができる。
これにより、写真感光材料のループを形成することで、除塵作用を行う前にいったん写真感光材料を待機させることができる。つまり、写真感光材料の送り込み動作と除塵動作とを独立して行えるので、写真感光材料に対する除塵を確実なものにできる。
【0010】
また、前記搬送ローラの外周部に付着した塵埃を除去するためのローラクリーナーを設けておくと、搬送ローラに汚れが堆積することを防止でき、写真感光材料を搬送させると言う本来の機能を維持させることができる。
【0011】
更に又、前記写真感光材料は前記搬送経路の終端に取り付けられるカートリッジに収納されるとともに、このカートリッジ内に収納されながら前記除塵作用が実行されるようにしてもよい。これによると、カートリッジへの写真感光材料の収納と写真感光材料の除塵とを並行してできるので、作業の効率がよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を、図を基に説明する。
写真現像装置100には、図1に示すように、写真感光材料の一例である写真フィルム1(以下、単にフィルムと言う。)を装填するフィルム装填部2と、フィルム装填部2から繰り出されるフィルム1を現像処理するフィルム現像処理部3と、現像処理後のフィルム1を乾燥するフィルム乾燥部4と、乾燥後のフィルム1をクリーニングするフィルムクリーニング部5とが備えられている。
【0013】
フィルム現像処理部3には、発色現像、停止、定着、安定からなる現像処理を順次行うため複数種類の現像処理液が各別に充填された7槽の現像処理タンクを備えている。具体的には、フィルム1の搬送方向上流側から順に、1つの発色現像槽6、2つの漂白槽7,3つの定着槽8,1つの安定槽9とからなる。
【0014】
次に、フィルム1について図4により説明する。フィルム1には、画像領域1aと、画像領域1aの上下に設けられた磁気記録部1bと、送り用のパーフォレーション1cと、フィルム1の長手方向の端部に形成された長穴1d及び2個の丸穴1eとが設けられている。
【0015】
次に、フィルムクリーニング部5に設けられたクリーニング装置の詳細を図2と図3により説明する。図2は、クリーニング装置全体の側面図であり、図3は搬送ローラ周辺の拡大斜視図である。
フィルム1の搬送経路の上流側に送り込みローラ10が、下流側に搬送ローラ11が設けられている。送り込みローラ10は、フィルム乾燥部4を通過したフィルム1を、搬送ローラ11の方向へむけて送り込む。図3に示すように、搬送ローラ11は、フィルム1の磁気記録部1bに対応して一対設けられており、かつ、軸12と一体化されている。搬送ローラ11は、ベルト14を介してパルスモータ13と連結されており、このパルスモータ13から駆動力を伝達される。搬送ローラ11に対向して圧着ローラ15が設けられ、搬送ローラ11と圧着ローラ15とが共働してフィルム1を搬送させる。搬送ローラ11は、SUS304の素材で形成され、その表面はバフ仕上げがされる。
【0016】
送り込みローラ10と搬送ローラ11の間の搬送経路上には、フィルム1が矢印Bで示すようなループを形成するためのループ形成空間16が設けられている。そして、ループ形成空間16には、ループの形成状態を検出するためのセンサー17が設けられており、このセンサー17は、発光器17aと受光器17bとからなる。
また、搬送ローラ11の搬送経路の下流側にフィルム1の通路Cを形成するために、第1ガイド部材18と第2ガイド部材19とが設けられている。搬送ローラ11、及び、圧着ローラ15は、第2ガイド部材19に回転自在に取り付けられている。送り込みローラ10により送り込まれてきたフィルム1を通路Cにスムースに導くために、第2ガイド部材19に傾斜面19aが形成されている。
【0017】
搬送ローラ11の外周面の一部に接触した状態でローラクリーナー20が設けられている。このローラクリーナー20の端面20aが、常時搬送ローラ11と接触しており、搬送ローラ11の外周面に付着した塵埃をこれにより除去するようにしている。ローラクリーナー20は、フェルトに糸や布を巻き付けたものを使用し、図3に示すように、板金により形成したクリーナー押え21によりネジ22で第1ガイド部材18に対して固定取付がされる。
ローラクリーナー20に近接して、フィルム1の先端などの検出を行うセンサー23が設けられ、第1ガイド部材18に取り付けられた発光器23aと第2ガイド部材19に取り付けられた受光器23bとからなる。さらに、通路Cの出口部分に、フリーローラ24が第1ガイド部材18に対して回転自在に取り付けられている。
【0018】
搬送経路の再下流にはカートリッジ25が取り付けられるようになっており、通路Cから出てきたフィルム1は、カートリッジ25内のスプール26に巻取られて収納される。通路Cから出てきたフィルム1をカートリッジ25内に案内するためにアタッチツール27が設けられる。アタッチツール27は軸28周りに回動可能であり、先端部分に形成された爪部27aがフィルム1の端部に形成された長穴1dと係合できるようになっている。アタッチツール27は、通常は図2に示す待機位置にある。
【0019】
以上説明した、クリーニング装置の各部の動作はマイクロコンピュータを中核とする制御部30により制御される。即ち、送り込みローラ10に連結された駆動モータ31、パルスモータ13、アタッチツール27、カートリッジ25のスプール26に連結された駆動モータ32の動作が制御部30により制御され、又、センサー17,23の出力信号が制御部30に入力されるように構成される。
【0020】
次に、クリーニング装置の動作を図6のフローチャートに基づいて説明する。図1に示される、フィルム現像処理部3、フィルム乾燥部4を通過してきたフィルム1は、引き続いて送り込みローラ10、搬送ローラ11、圧着ローラ15により搬送される(ステップ#1)。このとき、フィルム1は図2の矢印Aで示すように、直線状態で搬送されている。センサー23はフィルム1の先端を検出しており(ステップ#2)、先端を検出するとパルスモータ13を励磁させ搬送ローラ11を停止させる。この場合、送り込みローラ10は引き続いて回転しているので、ループ形成空間16にフィルム1のループが形成されていく。そして、センサー17により所定の大きさのループが形成されたかどうかを検出し(ステップ#4)、所定の大きさのループが形成されたことを検出すると、搬送ローラ11を逆転(図2の矢印E方向)させ、フィルム1を搬送されてきた方向と逆方向に搬送させる(ステップ#5)。このような、フィルム1の逆搬送をする理由は、ループ形成時にフィルム1の先端が少し送り込まれる方向に動くので、もう一度フィルム1の先端位置を検出することで、先端位置を正確に割り出しできるようにし、後述するフィルム1とアタッチツール27の爪部27aとの係合に不具合が生じないようにするためである。
【0021】
さて、フィルム1を逆搬送させてセンサー23によりフィルム1の先端を検出すると(ステップ#6)、次に搬送ローラ11を正転(図2の矢印D方向)させてフィルム1をフリーローラ24の近傍の所定の位置まで搬送する(ステップ#7)。この搬送量は予め決められた所定量であり、パルスモータ13に供給されるパルスの数によって搬送量が制御されるようになっている。
【0022】
フィルム1が所定量搬送されると、搬送ローラ11を停止させる(ステップ#8)。これは、パルスモータ13への通電をオフにするのではなく、パルスモータ13を励磁させる。具体的には、パルスモータ13内の特定の固定子にのみ電流を流し、回転子との間に磁界を発生させる。これにより、モータ軸を外部から回転させようとしても容易には回転しないようになる。
【0023】
次に、アタッチツール27を図2の矢印F方向へ回動させると(ステップ#9)、爪部27aがフィルム1の先端の長穴1dと係合し、フィルム1をカートリッジ25内に案内させる。フィルム1の先端がカートリッジ25内のスプール26に係合すると、アタッチツール27は元の待機位置に復帰し、そして、駆動モータ32によりスプール26が回転させられてフィルム1の巻取りを行う(ステップ#10)。
この時に、フィルム1は搬送されているが搬送ローラ11は停止した状態である。フィルム1の搬送にともなって、フィルム1の表面と搬送ローラ11の表面の摩擦力により搬送ローラ11も正転方向に回転させようとする力が作用する。しかしながら、パルスモータ13が励磁されているので、搬送ローラ11は容易に回転させられないようになっている。従って、搬送ローラ11の表面とフィルム1の表面との摩擦抵抗により、フィルム1の表面に付着している塵埃は搬送ローラー11へと移動しフィルム1のクリーニングがされる。搬送ローラ11は、図3に示すように、磁気記録部1bに対向した位置に設けられているので、特に磁気記録部1b上に付着した塵埃を自動的に取り除くことができる。このように、フィルム1のカートリッジ25への巻取り収納を行いつつ、フィルム1のクリーニングを行う。
【0024】
センサー23は、フィルム1の後端がきたかどうかを検出しており(ステップ#11)、フィルム1の後端を検出すると、パルスモータ13の励磁を止める(ステップ#12)。そして、フィルム1の後端を検出してから、フィルム1が確実にカートリッジ25内に完全に収納状態となるような所定時間の経過後に、駆動モータ32の通電をオフにして、巻取り動作を停止する(ステップ#13)。なお、スプール26を一定回転速度でフィルム1を巻取るようにすると、スプール26に巻取られた量によってスプール26の周速度、即ち、フィルム1の搬送される速度が変化する。このような速度変化に対応するためにも、前述したループを形成するのがよいのである。
【0025】
さて、巻取り動作を停止した後、搬送ローラ11を1〜2回転ほど逆転させる(ステップ#14)。これにより、搬送ローラ11の表面に付着した塵埃はローラクリーナー20により自動的に拭き取られる。このローラクリーナー20は、定期的に交換するようにしておく。
【0026】
以上説明したような、一連の作動の制御は制御部30により行われ、搬送ローラ11が正転することでフィルム1を搬送させる第1モード(ステップ#1,7)と、搬送ローラ11を停止させてフィルム1の除塵作用を行う第2モード(ステップ#8)との切り替えが行われる。
【0027】
更に、本発明の別実施形態について説明する。
(1) 本実施形態では、フィルム1をカートリッジ25に収納するようにしているが、これに限定されず、図7のようにリーダー40にフィルム1をテープなどで貼付けて一体化して現像処理するような場合であってもよい。この場合は、フィルム1はリーダー40と一体になった状態でクリーニングがなされる。なお、リーダー40に貼付けられるフィルム1は1本でもよく、複数本でもよい。
(2) 本発明のクリーニング装置は、写真現像装置だけでなく写真焼付装置にも組み込むことができる。
(3) 本実施形態では、フィルム1の磁気記録部1bをクリーニングしているが、フィルム1の幅方向全域にわたってクリーニングするようにしてもよい。
(4) 本実施形態では、第2モードにおいて搬送ローラ11を停止させているが、フィルム1が搬送される速度よりも遅い速度で搬送ローラ11を回転させても同じ様な除塵作用を行わせることが可能である。この場合において、搬送ローラ11を逆転させてもよい。
(5) 本実施形態では、搬送ローラ11を駆動するためにパルスモータ13を利用しているが、通常の直流モータでもよい。この場合、励磁状態にするにはパルスモータ13の場合と同様に直流モータが回転しない程度の電流を流せばよい。
(6) 搬送ローラ11を停止させておく方法として、機械的な手段で行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真現像装置の全体構成図
【図2】クリーニング装置の構成図
【図3】クリーニング装置の部分拡大図
【図4】フィルムの外観図
【図5】アタッチツールの部分拡大図
【図6】作動フローチャート
【図7】リーダーとフィルムの接続状態を示す図
【符号の説明】
1 写真フィルム
5 フィルムクリーニング部
10 送り込み用ローラ
11 搬送ローラ
13 パルスモータ
16 ループ形成空間
18 第1ガイド部材
19 第2ガイド部材
20 ローラクリーナー
25 カートリッジ
30 制御部

Claims (6)

  1. 写真感光材料を搬送経路に沿って搬送し又は除塵を行う搬送ローラを駆動するモータと、
    前記写真感光材料を巻き取るスプールを駆動するモータと、
    前記搬送ローラを第1の回転速度で駆動させる第1モードと、前記搬送ローラを前記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で駆動させる第2モードと、のいずれかを選択する制御部とを備え、
    前記第2モードが選択された場合、前記スプールを駆動するモータにより前記スプールの回転周速度を前記第2モードにおける前記搬送ローラの回転周速度よりも高速で駆動して前記写真感光材料を搬送すると共に、前記搬送ローラにより前記写真感光材料に対する除塵を行うことを特徴とする写真感光材料のクリーニング装置。
  2. 前記第2モードにおいて前記搬送ローラを停止させることを特徴とする請求項1に記載の写真感光材料のクリーニング装置。
  3. 前記搬送ローラを駆動するモータを励磁状態とすることで前記搬送ローラを停止させることを特徴とする請求項2に記載の写真感光材料のクリーニング装置。
  4. 前記搬送ローラの前記搬送経路の上流側に送り込みローラを備えており、前記制御部は、前記第2モードによる除塵作用を行う前に、前記搬送ローラを停止させた状態で前記送り込みローラを駆動させることで前記写真感光材料のループを形成するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の写真感光材料のクリーニング装置。
  5. 前記搬送ローラの外周部に付着した塵埃を除去するためのローラクリーナーを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の写真感光材料のクリーニング装置。
  6. 前記搬送経路の終端に取り付けられるカートリッジ内に収納されながら前記除塵作用が実行されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の写真感光材料のクリーニング装置。
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