JP3604720B2 - 粉粒体充填管の製造方法 - Google Patents

粉粒体充填管の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は炭素鋼、ステンレス鋼、銅合金、アルミニウム合金その他の金属管に粉粒体を充填した粉粒体充填管の製造方法に関する。
【0002】
ここで、粉粒体とは溶接用フラックス、酸化物超電導材、溶鋼用添加剤等の粉粒体をいう。
【0003】
【従来の技術】
粉粒体充填管の一つとして溶接用フラックス入りシームレスワイヤがあり、以下この溶接用フラックス入りシームレスワイヤを例として説明する。
【0004】
この溶接用フラックス入りシームレスワイヤ(以下、フラックス入りワイヤという)の製造では、帯鋼を所要の幅でスリッティングし、スリット後の帯鋼を成形ロールによりU字形からO字形に漸次成形する。この成形途中でU字形帯鋼の長手方向に沿った開口からフィーダによりフラックスを帯鋼谷部に供給する。ついで、O字形に成形すると同時に、開口の相対するエッジ面を溶接により接合し、引き続いて縮径する。さらに必要に応じて焼鈍したのちフラックスが充填された管を所望の径に伸線、巻き取って製品とする。上記溶接法として高周波誘導溶接法、高周波抵抗溶接法等の高周波溶接が広く用いられている。これらの溶接法は、いずれもほぼO字形に成形したところで、高周波電流により発生するジュール熱により開口のエッジ面を溶融温度まで加熱し、相対するエッジ面を一対のスクイズロールにより圧接する。このようなフラックス入りスワイヤの製造方法として、たとえば特開昭60−234795号公報、あるいは特公平4−60758号公報で開示されたフラックス入りワイヤの製造方法がある。
【0005】
フラックスを充填し、溶接した管を圧延、伸線等により縮径する際に、管外皮に割れが発生することがある。縮径時の割れはそのまま製品すなわち溶接用フラックス入りワイヤに持ち込まれ、溶接作業性を劣化させる。この割れの主要な原因は、高周波溶接工程での不適切な入熱量であることが知られている(たとえば、特開平5−394号公報参照)。
【0006】
上記公報に図示されているように、製造設備に供給された金属帯板から所要径に縮径された粉粒体充填管まで連続した状態で、フラックス入りスワイヤを製造することが行われている。フラックス入りスワイヤを連続製造している間、成形、溶接、および縮径条件は一定に保たれる。したがって、溶接条件が不適切で溶接部に欠陥が発生すれば、1ロット分の製品すべてが不合格となり、多量のスクラップが発生するおそれがある。スクラップの発生を防ぐため、溶接部の良好な溶接管のみを縮径することも試みられている。この場合、通常の操業状態で成形機の運転を急停止し、フラックスを充填した、縮径工程前の溶接管を一部切り出し、密着偏平試験を行っている。溶接部が良好と判断されたロットの溶接管は次の縮径工程に送り、不良と判断されたロットの溶接管はスクラップとしている。また、溶接部が不良と判断された場合、溶接欠陥の状況に応じて高周波溶接条件を調整している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
成形、溶接、縮径など工程が連続している場合、上述のように多量のスクラップが発生するおそれがある。また、成形機の運転を急停止し、試料を切り出して密着偏平試験する場合、製造工程が中断し、生産性が低下していた。また、密着偏平試験で不合格となれば、巻き取った1コイルすべてがスクラップとなり、歩留りの低下を招いていた。さらに、密着偏平試験で合格しても、溶接部に残留した微小な欠陥が管の縮径サイズが小さくなるに従って管長手方向に延び、製品サイズではもはや無視できない程度の長さとなることもあった。
【0008】
この発明は、生産性および製品歩留りの向上を図ることができる粉粒体充填管の製造方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1の粉粒体充填管の製造方法は、金属帯板を管状体に成形する途中で管状体に粉粒体を供給し、管状体の両エッジ面を高周波溶接により接合し、粉粒体が充填された溶接管を縮径し、巻き取る粉粒体充填管の製造方法において、成形工程から巻取り工程までの製造工程が連続しており、実機の運転実績または実験により非破壊探傷試験の割れの検出結果と溶接入熱量との関係をあらかじめ求め、割れの発生しない基準入熱量を設定し、溶接速度を一定に保ち、製造ラインを走行中の縮径した粉粒体充填管の溶接部の割れを粉粒体充填管の巻取り前に非破壊探傷試験し、割れが検出されると割れ検出信号を出力し、製造ラインを停止することなく前記割れ検出信号に応じて割れの検出結果に基づき溶接電流の調節で溶接入熱量を調整する。
【0010】
この発明の第2の粉粒体充填管の製造方法は、金属帯板を管状体に成形する途中で管状体に粉粒体を供給し、管状体の両エッジ面を高周波溶接により接合し、粉粒体が充填された溶接管を縮径し、巻き取る粉粒体充填管の製造方法において、縮径工程が1次縮径工程と2次縮径工程とからなり、成形工程から巻取り工程までの製造工程が連続しており、実機の運転実績または実験により非破壊探傷試験の割れの検出結果と溶接入熱量との関係をあらかじめ求め、割れの発生しない基準入熱量を設定し、溶接速度を一定に保ち、製造ラインを走行中の2次縮径した粉粒体充填管の溶接部の割れを粉粒体充填管の巻取り前に非破壊探傷試験し、割れが検出されると割れ検出信号を出力し、製造ラインを停止することなく前記割れ検出信号に応じて割れの検出結果に基づき溶接電流の調節で溶接入熱量を調整する。
【0011】
図1は上記粉粒体充填管の製造方法の工程を示している。図1に示すように金属帯板Sを管状体に成形1する途中で管状体に粉粒体を供給2し、管状体の両エッジ面を高周波溶接3により接合する。ついで、粉粒体が充填された溶接管Pを縮径4し、非破壊探傷試験8を行い、巻取り9を行う。第1の発明では縮径工程は1次縮径5のみであり、1次縮径5後に非破壊探傷試験8を行う。また、第2の発明では1次縮径5および2次縮径7を行い、2次縮径7後に非破壊探傷試験8を行う。1次縮径5の後に焼鈍6するようにしてもよく、また1次縮径5と2次縮径7との間で速度調整を行うようにしてもよい。速度調整では、たとえばルーパーなどで1次縮径5と2次縮径7との間の速度差を吸収する。
【0012】
上記第1および第2の発明の製造方法において、非破壊探傷試験の結果と溶接入熱量との関係は、実機の運転実績または実験によりあらかじめ求めておく。溶接入熱量は、たとえば溶接速度を一定に保ち、溶接電流を調節する。溶接入熱量だけで調整できない場合、溶接速度または溶接開先の形状もしくは寸法を調整するようにしてもよい。
【0013】
図1に示すように溶接速度Vを基準として縮径速度V、Vおよび巻取り速度Vを調整することが好ましい。溶接速度Vは溶接入熱量つまり割れの発生に関わるので、溶接速度Vを基準として縮径速度V、Vおよび巻取り速度Vを調整すると、割れの発生を防止しやすい。たとえば、巻取り速度Vを基準として、溶接速度Vおよび縮径速度V、Vを調整すると、溶接速度Vおよび縮径速度V、Vは低速であるため、速度調整が容易である。しかし、溶接速度Vの変動により、割れが発生しやすい。
【0014】
非破壊探傷試験として、渦流探傷試験または超音波探傷試験が用いられるが、割れ検出分解能の点で渦流探傷試験が優れている。非破壊探傷試験は連続的にまたは間欠的に行ってもよい。しかし、割れの発生を可能な限り防ぐ点から、粉粒体充填管の全長にわり連続的に非破壊探傷試験を行うことが望ましい。
【0015】
製造ラインに焼鈍工程あるいはめっき工程を含めてもよい。この場合も、金属帯板と所要の直径まで縮径した粉粒体充填管とが連続した状態で、焼鈍あるいはめっきを行う。また、粉粒体充填管を巻き取る直前に、縮径した管を仕上げ伸線するようにしてもよい。
【0016】
【作用】
溶接部の探傷試験を非破壊で行うので、粉粒体充填管の製造工程の連続化が可能となる。工程の連続化および粉粒体充填管を巻き取りながら非破壊探傷試験を行ことにより、ほぼリアルタイムで高周波溶接条件の可否を判断することができる。また、縮径した後に粉粒体充填管の割れを検出するので、高周波溶接条件の可否を高い確度で知ることができる。
【0017】
【実施例】
図2はこの発明の方法を実施する設備の一例を示すもので、フラックス入り溶接用シームレスワイヤ製造設備を示している。
【0018】
フラックス入り溶接用シームレスワイヤ製造設備は主として、成形・造管装置11、1次縮径装置23、1次焼鈍装置26、速度差調整装置31、2次縮径装置33、渦流探傷試験装置36、2次焼鈍装置38、および伸線装置47とからなっている。
【0019】
成形・造管装置11は帯板Sを供給するアンコイラ12、前後の帯板Sを接続するシャーウエルダ13、成形または溶接速度を調整するルーパー14、および帯板Sのエッジ部を整形するエッジスカーファ15を備えている。エッジスカーファ15に続いて成形機17が設けられている。成形機17は、製造ラインに沿って配列された予成形ロール、成形ロール群、サイドロール群、フィンパスロール群、シームガイドロール(いずれも図示しない)を備えている。また、サイドロール群の途中にフラックス供給機18が配置されている。フラックス供給機18は、成形途中の管状体内に開口部からフラックスを供給する。フラックス供給機18に続いて高周波誘導溶接機19およびビードカッタ21が配置されている。高周波誘導溶接機21はフラックスが充填された管状体のエッジ部を高周波誘導加熱し、スクイズロール(図示しない)で圧下してエッジ部を接合する。制御装置20で、入熱量(溶接電流)を調整する。ビードカッタ21は、溶接部の余盛を切削、削除する。
【0020】
1次縮径装置23は、1次圧延機24よりなっており、1次圧延機24は3ロール式圧延機であって8スタンド構成されている。1次圧延機24は、フラックスが充填された溶接管(以下、フラックス充填管Pという)を1次縮径する。
【0021】
1次焼鈍装置26は、1次焼鈍炉27、アッキュムレータ28および水冷装置29からなっている。1次焼鈍炉27は直結直接通電式炉であって、温度は手動調整される。アッキュムレータ28はループ懸垂式でループ数は10〜100ターンである。また、水冷装置29はフラックス充填管Pを常温水に浸漬して、冷却する。
【0022】
速度差調整装置31はルーパーであって、1次焼鈍装置26から送り出されたフラックス充填管Pの速度と2次圧延速度との差をルーパーで吸収する。
【0023】
2次縮径装置33は2次圧延機34を備えており、2次圧延機34は3ロール式圧延機であって10スタンド構成されている。2次圧延機34は、1次焼鈍されたフラックス充填管Pを更に小径に圧延する。
【0024】
渦流探傷試験装置36は、2次圧延されたフラックス充填管Pについて溶接部の割れの有無を渦流探傷試験により検出する。渦流探傷試験は走行中のフラックス充填管Pについて連続的に行われる。試験結果はモニタテレビに表示されるとともに、割れが検出されると警報が鳴る。
【0025】
2次焼鈍装置38はコイラ39、2次焼鈍炉40、酸洗槽41、中和槽42、めっき槽43、湯洗槽44、およびコレクタ45からなっている。コイラ45は2次縮径されたフラックス充填管Pをループ状に形成しながら、コンベア(図示しない)上に載せる。2次焼鈍炉40はトンネル炉型であって、温度は自動調整される。酸洗槽41は塩酸浴よりなり、中和槽42はカセイソーダ浴よりなっている。めっき槽43はナトリウム浴中でフラックス充填管Pを電気めっきする。コレクタ45は2次焼鈍およびめっきが終わったループ状のフラックス充填管Pを巻き取る。
【0026】
伸線装置47は、供給装置48、仕上げ伸線機49、および巻取り機50からなっている。供給装置48はループ状のフラックス充填管Pを仕上げ伸線機49に供給する。仕上げ伸線機49は湿式逆張力伸線機であって、フラックス充填管Pを最終仕上げ径に伸線し、製品とする。巻取機50は製品となったフラックス充填管Pを巻き取る。
【0027】
上記のように構成された設備で、フラックス入り溶接用シームレスワイヤを製造する方法について説明する。
【0028】
金属帯板の材質と板厚、溶接速度、アペックス角その他の条件に基づいて高周波誘導溶接機の基準入熱量を設定する。金属帯板、溶接速度その他の条件により割れが発生しない基準入熱量が、あらかじめ経験的に求められている。溶接速度は、設備能力および生産性の点から最適値があらかじめ設定される。この実施例では、溶接速度は30 m/minであり、基準入熱量140kVA である。溶接速度が決まれば、溶接速度を基準速度として成形速度、1次圧延機および2次圧延機における各スタンドの圧延速度、仕上げ伸線機の伸線速度、ならびに製品の巻取り速度が決まる。
【0029】
アンコイラ12から供給された金属帯板(SPCCまたはSPHC、60〜65×2.0〜2.4 mm )Sはシャーウエルダ13、ルーパー14を経てエッジスカーファ15でエッジ面が板面に対して直角となるように切削される。金属帯板Sは成形機17で直径22 mm のフラックス充填管Pに成形され、エッジ部が溶接接合される。フラックス充填管Pは、1次圧延機24で直径11 mm まで1次縮径される。ついで、フラックス充填管Pは1次焼鈍炉27において700〜740℃の温度で焼鈍され、アッキュムレータ28で240℃まで徐冷され、さらに水冷装置29で常温まで冷却される。
【0030】
1次焼鈍されたフラックス充填管Pは、速度差調整装置31を経て2次圧延機34に入る。圧延ロールと管との間のスリップ、圧延ロールの摩耗などにより圧延速度が変化して、1次圧延機27と2次圧延機39との間に圧延速度差が生じた場合、速度差調整装置31はルーパーでこの速度差を吸収する。2次圧延機34では3〜4 mm まで縮径される。
【0031】
2次圧延機34の出側で、フラックス充填管Pは全長にわたり連続的に渦流探傷試験がなされる。割れが検出されると警報が発せられ、成形機17の運転員は高周波誘導溶接機19の溶接入熱量を再調整する。割れの検出から溶接入熱量の再調整まで、2.5分かかるが、その間製造ラインは停止せずに運転を続ける。割れの発生した箇所は記録されているので、後にその部分は除去してスクラップとする。
【0032】
2次圧延機34で2次縮径されたフラックス充填管Pは、2次焼鈍炉40において700〜800℃で2次焼鈍され、酸洗、中和工程を経てめっきされる。めっきされたフラックス充填管Pは、コレクタ45で巻き取られる。結局、アンコイラ12から供給された帯板Sから、コレクタ45で巻き取られたフラックス充填管Pまでが連続している。巻き取られたフラックス充填管Pは、キャリヤ(図示しない)に載せ、次の伸線装置47に移送する。
【0033】
めっきされたフラックス充填管Pは、仕上げ伸線機49で1.2 mm まで仕上げ伸線され、巻取り機50に巻き取られる。
【0034】
上記設備で24時間連続製造した最終製品について渦流探傷試験を行った結果、ワイヤの割れは皆無であった。
【0035】
【発明の効果】
この発明によれば、粉粒体充填管の製造工程の連続化が可能となり、ほぼリアルタイムかつ高い確度で高周波溶接条件の可否を検知できる。この結果、
a.製造工程途中の仕掛品がなくなり、生産性が向上する。たとえば、従来法(非連続な製造工程)のに比べて、生産性が30〜40%上昇し、作業者を5人から2人に削減できた。
b.溶接部の割れ、および従来各ロットごとに発生していた始終端末不良(製造条件が整わない部分)が減少し、歩留りが向上する。たとえば、従来法に比べて15〜20%向上した。
c.上記生産性および歩留りの向上により、たとえば従来法に比べて製造コストが20%低下した。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の粉粒体充填管の製造方法を示す工程図である。
【図2】この発明の方法を実施する設備の一例を示すもので、フラックス入り溶接用シームレスワイヤ製造設備の構成図である。
【符号の説明】
1 成形
2 フラックス充填供給
3 高周波溶接
4 縮径
5 1次縮径
6 焼鈍
7 2次縮径
8 非破壊探傷試験
9 巻取り
11 成形・造管装置
12 アンコイラ
17 成形機
18 フラックス供給機
19 高周波誘導溶接機
23 1次縮径装置
24 1次圧延機
26 1次焼鈍装置
27 1次焼鈍炉
31 速度差調整装置
33 2次縮径装置
34 2次圧延機
36 渦流探傷装置
38 2次焼鈍装置
40 2次焼鈍炉
43 めっき槽
47 仕上げ伸線装置
49 仕上げ伸線機
50 巻取り機
P フラックス充填管
S 金属帯板

Claims (5)

  1. 金属帯板を管状体に成形する途中で管状体に粉粒体を供給し、管状体の両エッジ面を高周波溶接により接合し、粉粒体が充填された溶接管を縮径し、巻き取る粉粒体充填管の製造方法において、成形工程から巻取り工程までの製造工程が連続しており、実機の運転実績または実験により非破壊探傷試験の割れの検出結果と溶接入熱量との関係をあらかじめ求め、割れの発生しない基準入熱量を設定し、溶接速度を一定に保ち、製造ラインを走行中の縮径した粉粒体充填管の溶接部の割れ粉粒体充填管の巻取り前に非破壊探傷試験し、割れが検出されると割れ検出信号を出力し、製造ラインを停止することなく前記割れ検出信号に応じて割れの検出結果に基づき溶接電流の調節で溶接入熱量を調整することを特徴とする粉粒体充填管の製造方法。
  2. 金属帯板を管状体に成形する途中で管状体に粉粒体を供給し、管状体の両エッジ面を高周波溶接により接合し、粉粒体が充填された溶接管を縮径し、巻き取る粉粒体充填管の製造方法において、縮径工程が1次縮径工程と2次縮径工程とからなり、成形工程から巻取り工程までの製造工程が連続しており、実機の運転実績または実験により非破壊探傷試験の割れの検出結果と溶接入熱量との関係をあらかじめ求め、割れの発生しない基準入熱量を設定し、溶接速度を一定に保ち、製造ラインを走行中の2次縮径した粉粒体充填管の溶接部の割れを粉粒体充填管の巻取り前に非破壊探傷試験し、割れが検出されると割れ検出信号を出力し、製造ラインを停止することなく前記割れ検出信号に応じて割れの検出結果に基づき溶接電流の調節で溶接入熱量を調整することを特徴とする粉粒体充填管の製造方法。
  3. 溶接速度を基準として縮径速度および巻取り速度を調整する請求項1または2記載の粉粒体充填管の製造方法。
  4. 非破壊探傷試験による割れの検出が渦流探傷試験である請求項1または2記載の粉粒体充填管の製造方法。
  5. 非破壊探傷試験による割れの検出が粉粒体充填管の全長にわたって行われる請求項1または2記載の粉粒体充填管の製造方法。
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