JP3601681B2 - 携帯用ガス検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池を電源とする携帯用のガス検出装置、より詳細には被検ガスをセンサに取り込む流路を形成するヘッドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、携帯用のガス検出装置は、電池を電源として吸引ノズルから環境中の大気をチャンバーに取り込み、熱線型半導体ガスセンサー等のガスセンサーにより目的ガスの濃度を電気信号に変換してパネルに表示するとともに、警報レベルを超えた場合にはブザー等の報知手段を鳴動させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなガス検出装置は、吸引ポンプにより被検ガスをガスセンサを通過させて外部に排出する流路構成部と、ガスセンサの信号を処理する信号処理とを小型ケースに組み込む関係上、ノズル、ガスセンサ、吸引ポンプ、及び排出口を接続するチューブの引き回しが困難である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、流路構成部を簡素化することができる携帯用ガス検出装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解消するために本発明においては、被検ガスをポンプによりガスセンサに取り込んでから外部に排出する流路ユニットによりケースの一部を構成する携帯用ガス検出装置において、前記流路ユニットが、前記ガスセンサを位置決めするセンサー室と、前記ポンプの吸引口及び吐出口にそれぞれ連通する流路が穿設されたポンプ取付け部と、前記センサー室に連通する被検ガス取入口と、前記センサー室に連通する流路及び前記ポンプの吸引口と吐出口に連通する流路とが開口する凹部とを備え、前記センサー室に連通する流路と前記ポンプの吸引口に連通する流路とを区画する第1の窓と、前記ポンプの吐出口に連通する流路とを区画する第2の窓とを備えたパッキンを前記凹部に介装して、第2の窓に連通する排気口を備えた蓋体により前記凹部を封止するようにした。
【0005】
【作用】
ポンプの吸引口、吐出口、センサ室の流入口、流出口をパッキンの窓により区分して相互接続する。
【0006】
【発明の実施の形態】
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の携帯用ガス検出装置の一実施例を示すものであって、電池を電源として吸引ノズ1から環境中の大気を熱線型半導体ガスセンサー等のガスセンサーに取り込み、目的ガスの濃度を電気信号に変換してケース2に設けられたパネル3に表示するとともに、警報レベルを超えた場合にはブザー等の報知手段を鳴動させるように構成されている。
【0007】
ケース2の上面には、本発明が特徴とする流路ユニット4がケースの一部を構成するように取付けられている。流路ユニット4は、図2に示したようにアルミ等の金属のダイキャストにより構成されていて、ケース2の開口部2aを封止できる略矩形状の基部5を備え、基部5の表面にノズル取付け口6、排出口7を、またケースの内側となる面にはガスセンサ8の一部を収容する取付け枠9や、モータ10に駆動される吸引ポンプ11や圧力センサー12の取付け部13を形成して構成されている。
【0008】
流路ユニット4について図3乃至図5に基づいてさらに説明する。
ガスセンサ8の取付け枠9には、ガスセンサー8のガス取り込領域の外形にほぼ一致する形状、この実施例では断面略円形のセンサー室20が形成され、一方の外周がノズル取付け口6の連通孔6aの一部とラップするように位置設定されていて、軸方向に延びる溝20aが形成されている。
【0009】
中心を挟む対向側には同様の溝20bが形成されていて、通孔21により基部5の表面側に形成された後述する流路形成凹部22に連通されている。
【0010】
流路形成凹部22は、排出口7を一体に形成された蓋体23により封止可能に構成されていて、これの表面にはポンプ11の吸引口11aに連通する開口24と吐出口11bに連通する開口25、及び圧力センサー12の導圧パイプ12a(図7(ロ)の挿通開口26が穿設されている。
【0011】
そして凹部22は、ここに連通する開口21、吸引口11aに連通する開口24、及び導圧開口26を共通空間とし、また吐出口11bに連通する開口25と排出口7とを共通空間として区画するパッキン27を装填して蓋体23により封止されている。
【0012】
パッキン27は、図6に示したように、開口11、開口14、開口16を収容する窓27aと、開口15と排出口7の通孔7aとを収容する窓27bを形成するとともに、各窓27a、27bの外周に凸状部27c、27dを設けて構成されている。
なお、図中符号28は、蓋体を固定するネジ孔を、また符号29はケース2との固定用のネジ孔をそれぞれ示す。
【0013】
この実施例において、ガスセンサ8、ポンプ11、及び圧力センサー12を図2に示したようにセットしてモータ10を作動させると、パッキン27の窓27aで区画された空間を介してポンプ11の負圧が開口21、及び溝20bに作用する。
【0014】
ところで、ガスセンサ−8は、図7(イ)に示したように検出領域を金属粉末を焼結した容器8aにより構成されていて通気性を有するから、容器8aを通って他側の溝20a、連通孔6aに負圧が作用する。これによりノズル1から大気が吸引されてガスセンサ8により被検ガスの濃度が検出され、また窓27aで区画された空間に連通する圧力センサー12により吸引圧が検出され、吸引ポンプ11の動作状況をモニタすることができる。
【0015】
一方、ポンプの吐出口11bから吐出されたエアは、パッキン27の窓27bに連通する排出口7aから大気に排出される。
【0016】
この実施例によれば、強度を必要とする流路ヘッドを金属のダイキャストにより製作する際に、ヒケが生じ易いサイズの小さな流路を、高い精度での加工が容易なパッキンや、ドリル加工により構成することができるため、製造コストを引き下げることができる。
【0017】
なお、上述の実施例のおいては、圧力センサー12により吸引圧を検出するようにしているが、導圧パイプを窓27bの領域に連通させて排気圧を検出するようにしても、ポンプの作動を確認することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、流路ユニットに凹部を形成し、ここに吸引ポンプ、センサー室に連通する開口を連通させ、これらの開口をパッキンの窓により区分して相互接続したので、強度を必要とする流路ヘッドを金属のダイキャストにより製作する際にも、サイズの小さな流路を高い精度での加工が容易なパッキンにより構成できて製造コストを引き下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明の携帯用ガス検出装置の一実施例を示す正面図と、ケース構造を示す断面図である。
【図2】同上ケースの一部を構成する流路ユニットの一実施例を示す斜視図である。
【図3】図(イ)(ロ)は、同上流路ユニットの一実施例を示す上面図と、蓋体の一実施例を示す断面図である。
【図4】図3(イ)におけるA−A線での断面図である。
【図5】図3(イ)におけるB−B線でのポンプ近傍の一部断面図である。
【図6】図(イ)(ロ)は、それぞれ同上流路ユニットの蓋体を封止するパッキンの一実施例を示す正面図と、A−A線での断面図である。
【図7】図(イ)(ロ)は、それぞれガスセンサ、及び圧力センサーの一実施例を示す図である。
【符号の説明】
4 流路ユニット
5 基部
6 ノズル取付け口
7 排出口
8 ガスセンサ
9 取付け枠
11 吸引ポンプ
13 取付け部
20 センサー室
23 蓋体
27 パッキン
27a、27b 窓

Claims (3)

  1. 被検ガスをポンプによりガスセンサに取り込んでから外部に排出する流路ユニットによりケースの一部を構成する携帯用ガス検出装置において、
    前記流路ユニットが、前記ガスセンサを位置決めするセンサー室と、前記ポンプの吸引口及び吐出口にそれぞれ連通する流路が穿設されたポンプ取付け部と、前記センサー室に連通する被検ガス取入口と、前記センサー室に連通する流路及び前記ポンプの吸引口と吐出口に連通する流路とが開口する凹部とを備え、
    前記センサー室に連通する流路と前記ポンプの吸引口に連通する流路とを区画する第1の窓と、前記ポンプの吐出口に連通する流路とを区画する第2の窓とを備えたパッキンを前記凹部に介装して、第2の窓に連通する排気口を備えた蓋体により前記凹部を封止してなる携帯用ガス検出装置。
  2. 前記センサー室の内周面に、前記センサー室と前記凹部と接続する流路と、被検ガス取入口とに連通する溝が形成されている請求項1に記載の携帯用ガス検出装置。
  3. 前記流路ユニットに圧力センサーが固定され、前記圧力センサーの導圧流路が第1、または第2の窓に連通している請求項1に記載の携帯用ガス検出装置。
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