JP3600427B2 - 給湯装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、燃焼状態を監視しながらその燃焼制御に連動して給湯制御を行う給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給湯装置は、燃料を燃焼させるバーナと、このバーナが設置された燃焼室に燃焼に必要な空気を送り込み又は排気を行う燃焼用ファンとを備えている。即ち、バーナには、燃焼に必要な燃料ガスが供給され、また、燃焼用ファンは、燃焼に必要な空気を供給する。そして、燃焼後の排気は、燃焼用ファンの送風に応じて排気口から行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような給湯装置において、燃焼用ファンの能力は、燃料の燃焼に直接影響を与え、不十分な場合には不完全燃焼を誘発するため、危険である。そこで、燃焼用ファンは、最適な状態に維持されることが必要であって、保守及び管理が不可欠である。
【0004】
ところが、燃焼用ファンは、取り込んだ外気をバーナが設置された燃焼室に供給するため、燃焼室に対して密閉的な構造を成している。そのため、利用者が燃焼装置から燃焼用ファンを分解し、その羽等を清掃することは非常に面倒であり、利用者にこのような作業を要求することは酷なことである。
【0005】
そこで、燃焼室にCO(一酸化炭素ガス)センサを設置して排気ガス中のCO濃度を監視し、その検知出力に応じて燃焼用ファンの回転数を上昇させ、空気の供給量の低下を防止する方法が取られてきた。特開昭63−294420号「燃焼装置」等がその例である。そして、CO濃度が予め設定した限界値を越えた場合には、警告や表示を行って、燃焼用ファンの清掃等を必要とすることを告知する方法も取られてきた。
【0006】
しかしながら、燃焼用ファンの送風能力は、燃料の供給量との関係で適正であるか否かが問題とされるべきであって、CO濃度値は燃料の供給量によって変化することが知られている。CO濃度は燃焼状態と直接関係することから、炎温度等の燃焼状態からCO濃度を知ることは可能であるが、このような間接的な方法に比較し、COセンサは、CO濃度を直接検知し、その濃度出力を以て燃焼状態を監視する点で有利である。
【0007】
また、排気口が何等かの原因で塞がれ、排気が不十分な場合にも、CO濃度が高くなり、そのために燃焼用ファンに故障があるかのように判断される場合もあり得る。
【0008】
そこで、本発明は、CO濃度の監視に基づいて最適な燃焼制御に連動して給湯制御を行う給湯装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の給湯装置は、CO濃度の監視を行って、送風能力とともに、燃料制御弁(比例電磁弁30)又は水量制御弁(44)の開度を制御する燃料供給量の制御により、最適な燃焼制御に連動して給湯制御を実現している。即ち、本発明の給湯装置は、燃料を燃焼させる燃焼手段(バーナ80)と、この燃焼手段の燃焼に必要な空気を供給するファンモータ(32)と、前記燃焼手段に対する燃料の供給を調整する燃料制御弁(比例電磁弁30)と、前記燃焼手段の燃焼によって発生するCO濃度を検出するCO検出手段(COセンサ16)と、前記燃焼手段によって加熱される熱交換器(82)と、この熱交換器に供給される水量を制御する水量制御弁(44)と、前記CO検出手段が検出したCO濃度が基準値を越える燃焼の継続により、前記ファンモータの回転とともに前記燃料制御弁及び前記水量制御弁の開度を制御し、前記ファンモータの回転数が所定回転数に到達したとき、最大燃焼号数を低下させる制御手段(制御部22)とを備える構成である。
【0010】
そして、CO検出手段には、直接的又は間接的にCO濃度を検出するものを用いることができ、例えば、排気からCO濃度を直接的に検出するCOセンサ、前記燃焼手段における炎温度からCO濃度を間接的に検出する温度センサ(熱電対16A、白金抵抗線16B)、又は、前記燃焼手段における炎の発光色からCO濃度を間接的に検出する温度センサ(CdSセル16C)で構成することができる。
【0016】
そして、本発明の給湯装置においては、排気中のCO濃度によって燃焼異常を監視する。即ち、燃料ガスの供給量に対する空気量が減少すると、不安定な燃焼状態となって、CO濃度値が上昇する。このようなCO濃度による燃焼状態の監視は、不完全燃焼に移行する手前で適正な燃焼を実現し、安全性の高い給湯制御を行う上で有益なことである。
【0017】
そこで、本発明の給湯装置においては、燃焼手段の排気系統に排気中のCO濃度を検出するCO検出手段を設置し、このCO検出手段が検出したCO濃度が基準値を越える燃焼の継続により、ファンモータの回転とともに燃料制御弁の開度を制御し、さらに水量制御弁の開度を抑制して出湯量を抑える。このようにファンモータの回転上昇、燃料の低減及び出湯量の抑制により、最適な燃焼状態を維持することで、燃焼用ファンの寿命を高めることができる。
【0018】
そして、本発明の給湯装置において、CO検出手段としてはCO濃度の検出ができればよく、直接的又は間接的を問わない。そこで、本発明においては、排気からCO濃度を直接的に検出するCOセンサ、燃焼手段における炎温度からCO濃度を間接的に検出する温度センサ、又は、燃焼手段における炎の発光色からCO濃度を間接的に検出する温度センサで構成することができることを明らかにした。これらのセンサは、電気的にCO濃度に対応する出力を得ることができ、出力レベルによってCO濃度を知ることができる。センサ毎にレベルが異なる場合には、増幅手段やレベル変換手段によって対応すればよく、レベルの相違は本質的な問題ではない。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した実施の形態を参照して詳細に説明する。
【0027】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る給湯装置を示している。
【0028】
この給湯装置には、燃焼手段に対する燃料ガスの供給や給湯動作等を行う制御手段として制御部2が設けられている。この制御部2は、マイクロコンピュータで構成されており、その処理手段として中央処理装置(CPU)4が設置されている。このCPU4は、燃焼制御とともに、CO濃度が基準値に到達した燃焼回数、即ち、エラー回数を計数するエラーカウンタとしての機能を備えている。このCPU4には、記憶手段としてROM6、RAM8及びEEPROM10が連係されている。ROM6は、燃焼制御プログラム等の各種の制御プログラムや固定データを記憶する読出し専用の記憶手段である。RAM8は、制御及び演算途上の各種のデータを一時的に格納する随時読書き可能な記憶手段であって、CO濃度が基準値に到達した燃焼回数を計数値として一時的に格納する。また、EEPROM10は、更新が必要なデータであって、制御上基準値として扱うデータを記憶する読書き可能な記憶手段であって、RAM8と異なり、給電を停止した後も次の制御のためにその記憶データを保持することができる。この実施の形態では、記憶手段としてROM6、RAM8及びEEPROM10を列挙しているが、この制御部2の記憶手段としては、外部記憶手段として他の制御装置における記憶手段やフロッピィディスク等も用いることができる。
【0029】
このCPU4には、マルチプレクサ(MPX)12及びアナログ・ディジタル(A/D)変換部14が連係されている。MPX12は、複数の入力を時分割でA/D変換部14側に取り込むための手段であって、この実施の形態では、COセンサ16、第1及び第2の温度センサ18、20からの検出出力が加えられている。即ち、時分割で取り込まれる各検出出力は、A/D変換部14に加えられる。また、A/D変換部14は、外部からのアナログ入力をディジタルに変換してCPU4に入力する手段であって、この実施の形態の場合、CPU4の外部回路として構成しているが、CPU4に内蔵させてもよく、その形態は何れでもよい。
【0030】
COセンサ16は、排気中のCO濃度を電気的に検出するCO検出手段であって、その検出出力Ecoは、A/D変換部14によってディジタル値に変換された後、CPU4に入力される。CPU4におけるこの検出出力Ecoの取込みは、燃焼開始から一定時間に行われる。また、温度センサ18は加熱すべき給水の温度を検出する手段、また、温度センサ20は出湯温度を検出する手段であって、例えば、サーミスタ等の温度を電気信号に変換して取り出す。
【0031】
また、CPU4には、データ入力及び制御出力の取出しを行う手段として入出力ユニット(I/O)22が設けられている。このI/O22には、炎検出回路24等の各種の検出手段や駆動回路が接続されている。炎検出回路24は、燃焼手段側の炎の有無を電気的に検出する手段であって、炎を検出したとき、その炎を表す特定レベルの電圧を発生する。
【0032】
流量センサ26は、上水系統から給湯系統に流れ込む水の流量を検出する手段であって、その流量を表す電気信号を発生する。制御部2は、この流量を受けて給湯制御等を行う。
【0033】
比例電磁弁駆動回路28は、燃料系統に設置された比例電磁弁30の電磁ソレノイドの駆動電流を制御する手段であって、給湯装置では湯水の流量と設定温度にまで加熱するに必要な熱量に応じた開度を得るための電流値を出力する。比例電磁弁30は、燃焼手段としてのバーナに必要な燃料ガス量の供給を制御する手段であって、本発明では、ファンモータ32の回転数の制御と相俟って最大燃料供給量の変更、即ち、燃焼号数の変更を併せて行う。
【0034】
イグナイタ駆動回路34は、点火バーナから噴射される燃料に点火するイグナイタ36の駆動手段であって、点火に必要な火花を生じさせるための電流をイグナイタ36に与える。
【0035】
ファンモータ駆動回路38は、ファンモータ32を回転させるに必要な駆動電流を与える。ファンモータ32の回転数は、このファンモータ駆動回路38を通して一定の条件の下に段階的に回転数を増加させる制御が行われる。また、ファンモータ32の回転数は、回転検出器40によって検出され、それを表す電気信号でI/O22に加えられる。
【0036】
水量制御弁駆動回路42は、給水量、即ち、給湯量を制御する水量制御弁44の開度を制御するに必要な駆動電流を発生する。水量制御弁44は、制御部2による燃焼制御と連動して制御される。
【0037】
また、I/O22には、リセットスイッチ46が接続されており、新設の場合や燃焼用ファン48(図2)の清掃後の初期設定時に、初期化のために操作される。
【0038】
そして、制御部2における制御は、遠隔操作手段であるリモコン装置50の操作によって行われる。通常、燃焼系統は屋外に設置されることから、この屋外装置を遠隔操作するため、リモコン装置50が設置されている。このリモコン装置50には、遠隔制御を司る制御手段としてリモコン制御部52が設置されている。このリモコン制御部52は、制御部2と同様にマイクロコンピュータで構成されている。このリモコン制御部52はリモコン送受信部54を通して制御部2と制御信号の授受を行っており、制御入力はCPU4に加えられ、制御部2からの表示出力等はI/O22から出力される。リモコン制御部52には、表示部56及び音声出力部58が接続されており、表示部56では異常燃焼等の警告表示が行われる。この表示部56には、視覚的表示、音響的表示等の各種の表示手段が用いられ、視覚的表示では発光ダイオード、液晶表示等の各種の表示器、音響的表示ではブザーや音声等の各種の発音機器で構成することができる。要するに、この表示部56は、使用者に対して、必要な操作や危険回避のための各種の告知手段を含むものである。また、音声出力部58ではその警告を音声で出力する。そして、入力部60は、各種の入力スイッチからの設定値の入力手段であって、運転スイッチ62は、運転開始を命令する手段である。また、温調ボリューム64は、出湯温度を調節する手段であって、給湯量における非加熱の水の比率をマニュアルで設定するためのものである。
【0039】
次に、図2は、給湯装置本体の構成を示している。矩形に形成された本体フレーム70には、燃焼系統及び給湯系統が内蔵されている。燃料ガスGは、ガス供給口72に供給され、供給管74を経て比例電磁弁30に導かれる。この比例電磁弁30を通過した燃料ガスGは、管路76を通じて燃焼室78の燃焼手段であるバーナ80に供給される。燃焼室78は、本体フレーム70の中央部に設置されており、その下面側には燃焼用ファン48が取り付けられ、この燃焼用ファン48はファンモータ32によって回転する。
【0040】
この燃焼室78の上部には、給水を加熱する加熱手段としての熱交換器82が設置されている。この熱交換器82の胴部には、螺旋状に管路84が巻付けられており、その一端部には給水管86が連結されて本体フレーム70の下部側に導かれ、ガス供給口72に隣接して給水口88が配設され、この給水口88は上水系統から給水Wを受ける。この給水量は流量センサ26によって検出されるとともに、その給水温度は、その給水管86に設置された温度センサ18(図3)によって検出される。また、熱交換器82の加熱によって得られる湯水HWは、給水管86からの給水Wと混合された後、水量制御弁44を経て給湯口89から風呂等、外部に導かれる。水量制御弁44は、モータ45によって開度が調節されるようになっており、モータ45には、水量制御弁44に必要な開度を設定するために水量制御弁駆動回路42から駆動制御出力が供給される。
【0041】
そして、本体フレーム70の上部側には熱交換器82を経た排気ガスを外部に放出するための排気口90が設けられており、その外部にはスリットが形成されたカバー92が取り付けられている。なお、図2は、前面カバーを外した状態を示しており、実際の装置では本体フレーム70の前面部は前面カバーによって隠蔽される。
【0042】
次に、図3は、本体部における給湯装置の燃焼及び給水系統を示しており、図1及び図2と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。燃焼手段には、単一のバーナ80が設置されており、このバーナ80には、点火手段としてフレームロッド94及び点火プラグ96が設置されており、点火プラグ96にはイグナイタ36が接続されている。バーナ80の下部には、燃焼用ファン48が取り付けられており、そのファンモータ32にはその回転を電気的に検出する回転検出器40が設置されている。
【0043】
そして、燃焼室78の上部には燃焼ガスを外部に排出するための排気系統を成す排気部100が形成されており、この排気部100にはその排気中のCO濃度を検出するCOセンサ16が設置されている。
【0044】
また、このバーナ80の上部には熱交換器82が設置され、その管路84には、圧力調整手段としての水ガバナ102等が取り付けられている。
【0045】
次に、この給湯装置の給湯制御について説明する。
【0046】
図4は、給湯装置における給湯制御プログラムの概要を示している。ステップS1では燃焼動作プログラム(図6、図7及び図8)が動作し、これに伴ってステップS2の給湯動作プログラム(図9、図10及び図11)が動作する。これら燃焼動作プログラムと給湯動作プログラムは不離一体の関係があり、両者は並行して処理される。
【0047】
次に、図5は、燃焼動作プログラムにおける初期化プログラムを示している。この初期化プログラムは、新設時又は燃焼ファンの清掃完了時等に用いられる。ステップS11では運転スイッチ62がONしているか否かを判定する。運転スイッチ62がONしている場合には、ステップS12に移行する。ステップS12では、給湯栓が開かれているか否かを判定し、給湯栓が開かれている場合にはステップS11に戻り、給湯栓が閉じられている場合にはステップS13に移行する。即ち、この初期化プログラムは、給湯栓の閉状態を条件に進行させている。
【0048】
ステップS13ではリセットスイッチ46がONしているか否かが判定される。リセットスイッチ46がONしていない場合には、ステップS11に復帰し、ステップS11を経てステップS12に移行することになる。そして、リセットスイッチ46がONしている場合には、ステップS14に移行してRAM8に格納されているエラー計数値をクリアする。即ち、初期設定であるから、RAM8における積算回数を消去して初期値を0とし、ステップS15に移行する。ステップS15では、ファンモータ32の回転数を初期化し、その上昇率nを0%とする。回転上昇率n%は、EEPROM10に格納され、この動作でその記憶内容を消去する。そして、ステップS16では、バーナ80の最適な最大燃焼号数を設定し、この実施の形態では16号に設定する。この号数は一例であり、この数値に限定されるものではない。このような初期設定の後、初期化プログラムを完了する。
【0049】
ここで、燃焼号数とは、1分間に25℃温度上昇させる発熱量を水量で表したものであって、1号とは、1分間に1リットルの水を25℃温度上昇させる能力を言い、したがって、16号数とは16リットル、10号数とは10リットルの水を1分間に25℃温度上昇させる能力を示している。
【0050】
次に、図6、図7及び図8は、燃焼動作プログラムを示しており、図中a、b、c及びdは連続するプログラム間の連結子を表している。
【0051】
この燃焼動作プログラムは、COセンサ16の検出出力Ecoが基準レベルE1(V)に到達したことをエラーとし、燃焼開始からその終了を単位にしてそのエラーの発生回数を積算するとともに、そのエラーの発生が連続しない場合には、その積算値を消去する。そして、エラーの発生回数の積算と消去とを繰り返しながら、その積算回数が所定回数kに到達したとき、ファンモータ(FM)の回転数Nをn%だけ段階的に上昇させ、その回転数Nが基準値としての回転数N1(rpm)に到達したとき、燃料供給量、即ち、燃焼号数を低下させることにより、最適な燃焼状態に制御する。
【0052】
そして、この燃焼動作プログラムは、最大燃焼号数が下限値に到達した場合にはその警告を行うとともに、その燃焼号数において、COセンサ16の検出出力Ecoが第2の基準レベルE2(V)に到達した場合には、エラー表示とともに燃焼停止を行うこととしている。
【0053】
この燃焼動作プログラムを説明すると、ステップS21で運転スイッチ62がONしている場合には、ステップS22に移行し、給湯栓が開であるか否かが判定される。
【0054】
ステップS22で給湯栓が開かれた場合には、ステップS23に移行し、給湯のための燃焼開始動作を行う。この燃焼動作では、ファンモータ32の回転開始、燃料ガスの供給、点火及び主燃焼を行う。
【0055】
ステップS24では、今回の燃焼が最大何号燃焼か否かを判定する。この実施の形態では、今回の燃焼設定号数が10号か否かを判定し、10号燃焼ではない場合、ステップS25に移行し、異常燃焼か否かを判定する。即ち、ステップS25では、CO濃度が基準値を越えているか否か、即ち、異常燃焼であるか否かを判定しており、具体的にはCOセンサ16の検出出力Ecoが第1の基準レベルE1(V)に到達しているか否かを判定する。この第1の基準レベルE1は、CO濃度が基準値を越える値、即ち、異常燃焼であるとする値である。
【0056】
ステップS25において、検出出力EcoがE1(V)未満である場合には、ステップS26に移行し、RAM8の積算回数をクリアし、ステップS25に戻る。即ち、ステップS26では、前回の積算回数、即ち、エラー計数値を0にクリアすることで、燃焼開始を単位にして正常な燃焼である場合には、過去の異常燃焼の回数を0に消去し、異常燃焼の連続回数のみを積算することとしたのである。
【0057】
そして、ステップS27では、COセンサ16の検出出力Ecoのデータ取込みを一定時間持続して行うことを内容としており、この実施の形態では3分間を設定している。3分間が経過すると、ステップS28に移行してRAM8に格納されているエラー計数値に「1」だけ加算し、加算値を更新して格納する。即ち、今回の燃焼開始で異常が生じたので、それを1回として計数する。この回数は、燃焼終了の後、EEPROM10に格納され、運転スイッチ62のONによりEEPROM10からRAM8に初期設定される。
【0058】
ステップS29では、RAM8に一時的に格納されているエラー計数値がk回以上か否かを判定する。即ち、燃焼開始を単位として連続した燃焼異常の計数値がk回に達したか否かを判定する。このkは、例えば、3〜5程度とする。
【0059】
ステップS29で燃焼異常がk回に達した場合には、ステップS30(図7)に移行し、次回の燃焼からファンモータ回転数Nをn%だけ上昇させる。ここで、n%上昇後の回転数をN1(>N)とすると、N1=Ni(1+n/100)(rpm)となる。ただし、Niは現在のファンモータ回転数を表す。この回転数の上昇は、CPU4の制御を通してファンモータ駆動回路38からファンモータ32に流れる駆動電流値を回転数N1になるように変更する。
【0060】
そして、ステップS31では、RAM8に格納されている積算値としてのエラー計数値を0にクリアする。即ち、ファンモータ32の回転数NをN1に上昇させたことで、初期状態とする。
【0061】
ステップS32では、次回のファンモータ回転数Nが一定回転数、即ち、基準上限回転数Nm以上であるか否かを判定する。基準上限回転数Nmは、ファンモータ回転数を増加限度として設定され、この値はファンモータ32の安全性、燃焼号数との相対的な関係から設定される。
【0062】
ステップS32において、ファンモータ回転数が基準上限回転数Nmに到達した場合には、ステップS33で次回の燃焼より最大燃焼号数を10号とし、ステップS34に移行する。
【0063】
そして、ステップS34では、今回の燃焼が一定時間経過、例えば、連続30分経過したか否かを判定する。次回から燃焼号数を低下させるとしても、現状での異常燃焼を無視することができないので、燃焼時間が長い場合には燃焼異常を回避するための応急処置としてファンモータ回転数を増加させることとしたものである。また、ステップS29において、RAM8の積算回数がk回以下の場合にも、このステップS34に移行し、燃焼が連続しているか否かを判定する。
【0064】
燃焼が連続して30分間経過した場合には、ステップS35に移行し、今回だけファンモータ回転数をm%だけ上昇させる。上昇後のファンモータ回転数をN2とすると、N2=Ni(1+m/100)(rpm)となる。この回転数の上昇で安全燃焼が持続することになる。
【0065】
ステップS36では、ファンモータ回転数が基準上限回転数Nm以上か否かを判定する。ファンモータ回転数が基準上限回転数Nm以上でない場合には、ステップS37に移行し、異常燃焼か否かの判定としてCOセンサ16の検出出力Ecoのレベルが第1の基準レベルE1(V)以上であるか否かを判定する。検出出力Ecoのレベルが第1の基準レベルE1(V)以上である場合には、ステップS38に移行し、ファンモータ回転数の上昇より一定時間、例えば、10分間が経過したか否かを判定し、一定時間が経過するまで、ステップS37、S38を繰り返し、10分間が経過した場合には、ステップS35に移行してステップS35以下の処理を行う。この繰り返しによって、燃焼が持続している限り、燃焼状態を監視することができる。
【0066】
ステップS36でファンモータ回転数Nが基準上限回転数Nm以上に上昇した場合には、ステップS39に移行して今回の燃焼だけ最大燃焼号数を10号に低下させ、安全燃焼状態に強制的に移行させる。
【0067】
そして、ステップS24、ステップS39から移行したステップS40では、最大燃焼号数を10号に設定した後、ステップS41に移行して表示部56に警告表示を行うとともに、音声出力部58から音声により警告を行う。即ち、使用者に対して燃焼用ファンの清掃等の必要を促すとともに安全のために給湯量が制限されたことを告知する。
【0068】
ステップS42では、最大燃焼が10号燃焼か否かを判定する。そして、最大10号燃焼の場合には、ステップS43に移行し、COセンサ16の検出出力Ecoのレベルが第2の基準レベルE2(>E1)以上か否かを判定する。検出出力Ecoのレベルが基準レベルE2(V)以上である場合には、ステップS44でエラー表示を行うとともに、音声出力部58から音声によりエラーが生じた旨の警告を行う。そして、ステップS45に移行して比例電磁弁30を強制的に閉塞し、燃焼停止を行う。このような燃焼停止を行うのは、例えば、降雪や何らかの原因で排気口90が閉塞された場合に安全性が確保されるためである。
【0069】
次に、図9及び図10は、図4に示した給湯制御の給湯動作プログラムを示している。ステップS51においては、給湯温度の設定を行う。この給湯温度の設定は、使用者において、出湯温度の設定である。そして、ステップS52では、流量センサ26により給水の有無を検出し、給湯栓が開か否かを判定する。この給湯栓は、使用者が必要に応じて開く場合と、風呂等への自動給湯の場合とがある。ステップS53では、ファンモータ32の回転を開始した後、点火動作に入る。
【0070】
ステップS54では、イグナイタ36をONさせ、ステップS55に移行して比例電磁弁30が所定の開度に開かれる。ステップS56では、炎検出回路24によって炎の検出が行われる。炎が検出されたとき、ステップS57ではイグナイタ36をOFFさせて点火動作を完了する。このような点火動作は、燃焼動作と共通したものであり、ステップS53〜57は、給湯動作プログラムでの位置づけを示している。
【0071】
ステップS58では流量センサ26の検出出力によって入水量を取込み、その値をRAM8に格納する。また、ステップS59では温度センサ18の検出出力によって入水温度の取込みを行い、この値もRAM8に格納する。
【0072】
ステップS60では、入水温度、入水量及び設定温度により比例電磁弁30の開度を演算し、比例電磁弁30の開度動作に入る。この比例電磁弁30の開度がバーナ80への燃料ガスの供給量となる。この燃料ガスの供給量は、号数で表されることは上述の通りである。ステップS61では、比例電磁弁30の開度を演算値に制御する。この制御は、制御部2の制御出力による比例電磁弁駆動回路28の駆動出力によって行われる。
【0073】
ステップS62では、温度センサ20によって出湯温度、即ち、水と温水との混合の結果得られる混合湯温が検出され、その検出値の取込みが行われる。この値は、RAM8に格納される。
【0074】
ステップS63では、混合湯温と設定温度との比較の結果、両者の差に応じて比例電磁弁30の開度調整が行われる。また、ステップS64では混合湯温が設定温度に移行したか否かを判定し、混合湯温が設定温度になるまで、比例電磁弁30の制御が行われる。
【0075】
そして、ステップS65では流量センサ26がOFFか否かを判定し、給湯栓が閉とされたかどうかを確認する。流量センサ26がOFFの場合には、ステップS66に移行して比例電磁弁30を閉じた後、ステップS67に移行してファンモータ32を停止し、給湯動作を終了する。
【0076】
次に、図11は、給湯動作プログラムにおける給湯量と号数設定との関係を示すプログラムである。
【0077】
ステップS71においては最大出湯号数を判定し、そのため、ステップS72で設定温度T2を取込み、また、ステップS73で入水温度T1を取り込む。ステップS74では、最大出湯量を演算する。この最大出湯量Qは、号数×25(℃)/(T2−T1)で算出される。即ち、最大出湯量は、25を比例定数とし、号数に比例し、設定温度の差に反比例する。
【0078】
この最大出湯量の演算の後、ステップS75に移行して水量制御弁44を駆動し、ステップS76では出湯量が演算出湯量になったか否かを判定する。最大出湯量に移行したとき、水量制御弁44の駆動を停止し、号数設定を完了する。
【0079】
次に、図12及び図13は、本発明の第2の実施形態に係る給湯装置を示している。
【0080】
第1の実施の形態では、CO検出手段としてCOセンサ16を用いた排気中のCO濃度を直接検知したが、第2の実施の形態は、熱電対を以てバーナ80における炎温度を検出する第1の温度センサとして熱電対16Aを用いたものである。この熱電対16Aは、炎温度を検出するため、図13に示すように、バーナ80の炎上に設置される。即ち、CO濃度は、炎温度の密接な関係があり、その炎温度が高くなった場合には火炎が赤色化し、その場合には排気中のCO濃度が高くなり、CO濃度は炎温度と比例関係にある。したがって、熱電対16Aを以て炎温度を検出することにより、CO濃度を知ることができ、熱電対16Aの検出出力をCOセンサ16の検出出力に対応させることで、図4〜図11に示した給湯制御を実現することができる。なお、熱電対16Aの出力レベルが低い場合には、増幅器やレベル変換手段を以てレベルを高めることにより、優れた検出精度を実現でき、COセンサに比較して安価になる等の利点がある。
【0081】
炎温度を検出する第2の温度センサとしては、図14に示すように、白金抵抗線16Bを用いてもよい。この場合、ブリッジ回路を通してCO濃度を表す検出出力Ecoを得ることができ、第2の実施の形態と同様に給湯制御が実現できる。
【0082】
また、炎温度を検出する第3の温度センサとしては、図15に示すように、CdSセル16Cを用いてもよい。炎温度は、その発光色によって知ることができ、その発光色をCdSセル16Cで検出すれば、その出力電圧はCO濃度を表すことになる。このように、CdSセル16Cの検出出力を用いてCO濃度を監視し、前記実施の形態の給湯制御を実現することができる。
【0083】
以上説明したように、この給湯制御の各処理の要点を列挙すれば、次の通りである。
a.CO濃度を監視しながら、燃焼ガスの供給量と給湯量とを連動制御させている。
b.燃焼開始時の一定時間でCO濃度が基準値を越えた燃焼回数、即ち、連続した異常燃焼回数を計数し、その計数値を記憶する。不確定な要素を回避でき、ファンモータの保守管理が容易になる。
c.記憶手段としてのRAM8は、リセットスイッチ46の操作でクリアされるとともに、異常燃焼の後、次の燃焼が正常である場合にも積算回数が消去される。ファンモータ回転数を増加させた場合にも、エラーの計数値は初期値0に戻される。
d.ファンモータ回転数の初期化によって最大燃焼号数が設定される。この実施形態では、16号燃焼である。
e.ファンモータ回転数は異常燃焼の積算回数が所定回数に到達することにより、段階的に増加させるが、その回転数が基準上限回転数を越えた場合には、次回から燃焼号数を低下させる。
f.ファンモータ回転数が基準上限回転数を越えていない場合でも、その後、燃焼時間が一定時間を越える場合には、今回だけファンモータ回転数を増加させる。その場合、ファンモータ回転数が基準上限回転数を越えた場合には、最大燃焼号数を低下させる。
g.最大燃焼号数を低減させた場合、即ち、最低値に移行させた場合には、その警告を発するとともに、燃焼号数を確認した後、COセンサ16の検出出力の値を判定し、エラー表示とともに燃焼停止を行っている。異常燃焼であることを知ることができるとともに、異常燃焼を持続させる危険性を未然に回避することができる。
【0084】
なお、実施の形態では、燃焼号数を2段階設定としているが、3段階以上としてもよく、燃焼号数についても、10号、16号以外の号数としてもよい。
【0085】
また、実施の形態では、燃焼手段として単一のバーナによる給湯装置を例に取って説明したが、本発明の燃焼制御方法は、2以上のバーナを使用する燃焼装置に適用でき、その場合にはバーナの駆動数を切り換える制御を必要とすることは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。
a.CO濃度が基準値を越えたとき、ファンモータの回転数の増加、燃料の低減及び給湯量の抑制により、燃焼動作及び給湯動作を連動させて制御することから、給湯温度を安定させながら給湯量のみを抑制した給湯を行うことができる。
b.CO濃度が基準値を越えた燃焼回数に応じてファンモータの回転数を増加させるので、燃焼用ファンの能力低下を補って異常燃焼を回避できるとともに、燃焼用ファンの使用期間を長くすることができ、その保守管理の回数を低減できる。
c.燃焼時間が長くなる場合、その燃焼時間において、応急処置としてファンモータの回転数を増加させることができるので、異常燃焼を回避でき、安全性を高めることができる。
d.燃焼時間が長くなる場合、その燃焼時間において、応急処置としてファンモータの回転数を増加させ、その回転数が一定回転数以上となったとき、燃料供給量を抑制するので、異常燃焼を回避でき、安全性を高めることができる。
e.低減した燃料供給量が下限値に設定されたとき、警告を発するので、燃焼用ファンの清掃時期の到来を知ることができる。
f.低減した燃料供給量が下限値に設定された場合であって、CO濃度が基準値を越えたとき、警告とともに燃焼停止及び給湯停止を行うので、異常燃焼の継続を回避でき、より高い安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る給湯装置を示すブロック図である。
【図2】給湯装置の本体部を示す正面図である。
【図3】図2に示した給湯装置の燃焼及び給湯機構を示す系統図である。
【図4】給湯制御プログラムを示すフローチャートである。
【図5】燃焼動作プログラムの初期化プログラムを示すフローチャートである。
【図6】燃焼動作プログラムを示すフローチャートである。
【図7】図6に示す燃焼制御プログラムに続く燃焼動作プログラムを示すフローチャートである。
【図8】図6及び図7に示す燃焼制御プログラムに続く燃焼動作プログラムを示すフローチャートである。
【図9】給湯動作プログラムを示すフローチャートである。
【図10】図9に示す給湯制御プログラムに続く給湯動作プログラムを示すフローチャートである。
【図11】図9及び図10に示す給湯動作プログラムにおける水量制御プログラムを示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る給湯装置を示すブロック図である。
【図13】給湯装置の本体部を示す正面図である。
【図14】本発明の給湯装置における他の制御部を示すブロック図である。
【図15】本発明の給湯装置における他の制御部を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 制御部
16 COセンサ(CO検出手段)
16A 熱電対(温度センサ)
16B 白金抵抗線(温度センサ)
16C CdSセル(温度センサ)
30 比例電磁弁(燃料制御弁)
32 ファンモータ
44 水量制御弁
56 表示部(告知手段)
58 音声出力部(告知手段)
80 バーナ(燃焼手段)
82 熱交換器
100 排気部
Claims (2)
- 燃料を燃焼させる燃焼手段と、
この燃焼手段の燃焼に必要な空気を供給するファンモータと、
前記燃焼手段に対する燃料の供給を調整する燃料制御弁と、
前記燃焼手段の燃焼によって発生するCO濃度を検出するCO検出手段と、
前記燃焼手段によって加熱される熱交換器と、
この熱交換器に供給される水量を制御する水量制御弁と、
前記CO検出手段が検出したCO濃度が基準値を越える燃焼の継続により、前記ファンモータの回転とともに前記燃料制御弁及び前記水量制御弁の開度を制御し、前記ファンモータの回転数が所定回転数に到達したとき、最大燃焼号数を低下させる制御手段と、
を備えたことを特徴とする給湯装置。 - 前記CO検出手段は、排気からCO濃度を直接的に検出するCOセンサ、前記燃焼手段における炎温度からCO濃度を間接的に検出する温度センサ、又は、前記燃焼手段における炎の発光色からCO濃度を間接的に検出する温度センサで構成したことを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
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