JP3365131B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP3365131B2
JP3365131B2 JP05816095A JP5816095A JP3365131B2 JP 3365131 B2 JP3365131 B2 JP 3365131B2 JP 05816095 A JP05816095 A JP 05816095A JP 5816095 A JP5816095 A JP 5816095A JP 3365131 B2 JP3365131 B2 JP 3365131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼装置に関する。具体
的にいうと、本発明は、燃焼に必要な空気を強制給排気
する強制給排気式の燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】ホコリ詰り等の経年的、あ
るいは定常的な原因による給気不足による着火初期の不
完全燃焼を防止した強制給排気式の燃焼装置として、例
えば特開平6−109239号公報に開示されたものが
ある。この燃焼装置にあっては、給気部(フィルタ)の
ほこり詰り等の経年変化による給気不足の程度に応じ
て、給気用ファンの回転数を修正し、給気用ファンの制
御方向を学習させている。また、修正された補正量があ
る一定値に達した場合には、「フィルタ汚れ」等の警告
表示を行ない、更に補正量がそれ以上の限度値に達する
と燃焼を強制的に停止するようにしている。
【0003】しかしながら実際の製品にあっては、電源
コンセントを引き抜くなど所定のリセット操作によっ
て、学習記憶された補正量をリセットできるようにして
あり、フィルタの清掃や交換等のメンテナンスを行なう
ことによって、再び燃焼装置を使用可能にしている。こ
のため、フィルタのメンテナンスを行なうことにより燃
焼装置の性能が回復する場合には問題になることはない
が、装置の寿命に達している場合に、このような「フィ
ルタ汚れ」等の警告表示を行なってメンテナンスを促
し、補正量をリセットして再び使用可能とするのは、安
全性の観点より好ましくない。
【0004】一方機器の寿命に対して、使用時間(燃焼
時間)に基づいて警告表示を行ない、燃焼停止を行なう
ようにした燃焼装置として、例えば、特公昭56−36
734号公報に開示されたものがある。
【0005】しかしながら、燃焼装置の燃焼性能の劣化
は使用状況や使用環境によって大きく左右されるので、
単純に使用時間だけで寿命かどうかを判断するのは必ず
しも適切とは言えない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、燃焼装置の寿命に近づいたことを使用状況を考
慮しながら判断し、ユーザに確実に伝えると共に、寿命
に至るまで安全に燃焼装置を使用できるようにすること
にある。
【発明の開示】本発明の燃焼装置は、バーナの異常燃焼
を検知し、バーナに給気するファンの回転数を補正して
異常燃焼を修正するようにした燃焼装置において、ファ
ン回転数の補正量を学習記憶する補正修正手段と、当該
燃焼装置の燃焼回数や燃焼時間、あるいは当該燃焼装置
に通電されていた通電時間などの使用状況を計測する使
用状況計測手段と、計測された使用状況が予め設定され
た使用状況基準値を越えたか否かを判断する自己診断部
とを備え、前記使用状況計測手段により計測された使用
状況が使用状況基準値を越え、かつ前記補正修正手段に
記憶されたファン回転数の補正量が予め設定された基準
限度量を越えると、当該燃焼装置の最大運転出力を制限
するようにしたことを特徴としている。
【0007】本発明の燃焼装置にあっては、計測された
使用状況が予め設定された使用状況基準値を越えたか否
かを判断する自己判断部を備えており、ファン回転数の
補正量が基準限度量以上に大きくなった場合には、補正
の原因が寿命、つまり燃焼装置を使用したためのハード
的な劣化によるのかフィルタの目詰りなどその他の要因
なのかを判断することができる。また、ハード的な劣化
によると判断した場合にファン回転数の補正量が基準限
度量を越えると最大運転出力を制限しているので、劣化
に伴って実質的に給気量が不足し、不完全燃焼等が発生
するのを防止できる。このように燃焼装置の劣化を使用
状況を加味しながら判断し、より安全に燃焼装置を使用
することができる。
【0008】本発明の請求項2に記載の燃焼装置は本発
明の実施態様であって、前記使用状況計測手段により計
測された使用状況が使用状況基準値を越え、かつ前記補
正修正手段に記憶されたファン回転数の補正量が、前記
基準限度量よりも大きく設定された危険限度値を越える
と、強制的に運転を停止するようにしている。
【0009】したがって、最大運転出力が制限された状
態で引き続いて使用したとしても、ファン回転数の補正
量が危険限度量を越えると強制的に運転が停止されるの
で、燃焼装置が寿命に達したことを確実に知ることがで
き、さらに安全な燃焼装置とすることができる。
【0010】このように、燃焼装置の使用状況やファン
回転数の補正量から寿命に近づいたことを判断し、寿命
まで安全かつ確実に燃焼装置を使用することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるガス湯沸器A
(燃焼装置)の概略構成図である。1は多数の燃焼管が
並設したバーナ、2は燃焼室、3は給気用のファンであ
る。バーナ1の各燃焼管のガス入口に対向してガスノズ
ル4が設けられ、ガスノズル4への燃料供給路には比例
弁5が設けられている。6は温度センサ(例えば、保護
管付きの高温用サーミスタ)であり、バーナ1の燃焼ガ
ス炎の温度TBを検出し、燃焼量を変えても最適空燃比
(空気量/ガス燃焼量)のときの出力が略一定となるよ
うに火炎を貫通する位置に設けられている。7は熱交換
器であり、入水路8には流量センサ9と入水温度センサ
10とが設けられ、出湯路11には出湯温度センサ12
が設けられている。また、13は制御装置、14は湯温
設定器、15は表示装置、16はバーナ1の点火状況を
確認するフレームロッドのような点火確認用センサであ
る。
【0012】図2はこのガス湯沸器Aの制御装置13の
構成を示すブロック図である。ガス湯沸器Aは、ファン
3をフィードフォワード制御(以下FF制御と記す。)
して燃焼ガス量に応じた量の給気量を設定すると共に、
燃焼ガス温度が適正範囲内に入るようにファン3をフィ
ードバック制御(以下FB制御と記す。)により補正
し、ガスを適正に燃焼させるように、空燃比を適正な範
囲に制御している。すなわち、燃焼量演算部17は、前
記湯温設定器14で設定された設定温度Tsと、入水温
度センサ10が検出する入水温度Tcと、流量センサ9
が検出する流量Qとに基づいて演算するFFガス制御量
と、上記設定温度Tsと出湯温度センサ12が検出する
出湯温度Tmixとの偏差に基づいて演算するFBガス制
御量とを合成して必要なガス燃焼量を演算し、そのガス
燃焼量に応じた燃焼量設定信号を比例弁制御部18及び
回転数FF値演算部19に出力する。比例弁制御部18
は、燃焼量設定信号に応じた比例弁電流を出力し、比例
弁5を制御して必要な量のガスをバーナ1に供給する。
【0013】回転数FF値演算部19は、燃焼量設定信
号に応じてファン回転数のFF制御値RFFを演算し、フ
ァンモータ制御部21へFF制御信号を出力してファン
回転数RSがFF制御値RFFとなるようにファン3を制
御する。
【0014】また、温度センサ6の検知温度TBは回転
数FB値演算部20に入力されており、回転数FB値演
算部20は当該検知温度TBが適正範囲外にある場合に
はFB制御信号をファンモータ制御部21へ出力してフ
ァン回転数RSをFB制御している。
【0015】図3に示すものは、温度センサ6の検知温
度TBと空気過剰率Kとの関係を現わした図であり、温
度センサ6の検知温度TBは空気過剰率K=1.0のと
きに最大値TPを示し、空気過剰率Kが1.0より大き
くなっても小さくなっても温度センサ6の検知温度TB
は低くなる。そこで、K>1となるように、Kmin〜K
max(但し、1.0<Kmin<Kmax)の範囲を空気過剰
率Kの適正範囲とし、これに対応するTmin〜Tmax(但
し、Tmin<Tmax<TP)の範囲を温度センサ6の検知
温度TBの適正範囲としている。このとき、燃焼ガス炎
の温度TBと燃焼ガス中の一酸化炭素量と二酸化炭素量
との比(CO/CO2比)には一定の関係があるので、
CO/CO2比が一定(例えば0.02)以下となるよ
うに検知温度TBの適正範囲Tmin〜Tmax(約400゜
〜約600゜)にするとよい。すなわち、燃焼ガス炎の
温度TBがTmin〜Tmaxとなるようにファン回転数RS
FB制御している。具体的には、ファンモータ制御部2
1は出力されたFB制御信号によって、ファン回転数R
SをFF制御値RFFからFB制御値ΔRFB=αRFF(フ
ァン回転数変更倍率αは数%であって、例えば、α=0
.04)ずつ調整するフロー(つまり、RFB←RFB±α
FF)を空気過剰率Kが適正範囲内に納まるまで繰り返
し、ファン回転数をRS=RFF+RFBと補正してファン
回転数RSが適正回転数となるようにFB制御する。但
し、ファン回転数RSの制御範囲は最小値Rm inと最大値
maxとの間に制限されており、特に、最小値RminはF
F制御値の工場出荷時の初期値(以下、FF制御初期値
という)RFF0としている。
【0016】また、回転数FB値演算部20は、FB制
御値RFBの制御状態を記憶するためのアップフラグ(以
下、Uフラグという)23aとダウンフラグ(以下、D
フラグという)23bを備えており、FB制御値RFB
正でファン回転数RSを増加させるようにFB制御して
いる場合にはDフラグ23bをクリアしてUフラグ23
aをセットし、逆に、FB制御値RFBが負でファン回転
数RSを減少させるようにFB制御している場合にはU
フラグ23aをクリアしてDフラグ23bをセットす
る。
【0017】学習記憶部24は燃焼停止される毎に、フ
ァン回転数RSが増加方向もしくは減少方向のうちいず
れの方向に補正されていたかを判定し、例えば、増加方
向と判定した運転が50回連続した場合には、経年的な
運転によるものと考え、これを学習させてFF制御値R
FFを修正する。すなわち、学習記憶部24はアップカウ
ンター(以下、Uカウンターという)25aとダウンカ
ウンター(以下、Dカウンターという)25bを備えて
おり、燃焼停止時にUフラグ23aがセットされている
場合には、Uカウンター25aのカウント数Fuを4だ
け増加させ、Dカウンター25bをクリアする。また、
燃焼停止時にDフラグ23bがセットされている場合に
は、Dカウンター25bのカウント数Fdを4だけ増加
させ、Uカウンター25aをクリアする。また、Uフラ
グ23aもDフラグ23bもセットされていなければ、
Uカウンター25aもDカウンター25bも共に1だけ
減少させ、あるいは負になればクリアする。
【0018】こうして、Uカウンター25aのカウント
数Fuが積算上限設定値Nuに達すると、学習記憶部2
4は回転数FF値演算部19に補正信号を出力し、FF
制御値RFFを増加させるように補正する。また、Dカウ
ンター25bのカウント数Fdが積算上限設定値Ndに
達すると、学習記憶部24は回転数FF値演算部19に
補正信号を出力し、FF制御値RFFを減少させるように
補正する。FF制御値RFFの補正方法は、工場出荷時の
FF制御初期値RFF0を基準とし、FF制御初期値RFF0
の数%ずつ補正を加えている。つまり、学習記憶部24
は、補正用カウンター26を備えており、補正用カウン
ター26のカウント数m(出荷時の値はm=0)はUカ
ウンター25aが積算上限設定値Nu(例えば200)
と等しくなると1増加し(m+1→m)、Dカウンター
25bが積算上限設定値Nd(例えば40)と等しくな
ると1減少する(m−1→m)。FF制御値RFFは、F
F制御初期値RFF0の数%の値βRFF0(例えば、β=
0.04)と補正用カウンター26のカウント数mによ
って決まり、 RFF=RFF0+m・βRFF0 …… となるように決められている。こうして修正されたFF
制御値RFFは学習記憶部24に保存され、次回の立上が
り時からは修正された新たなFF制御値RFFによってフ
ァン3をFF制御する。
【0019】使用状況判定部22は、ガス湯沸器Aの通
電時間や燃焼回数あるいは通算の燃焼時間などの使用状
況を計測しており、タイマー28を作動してガス湯沸器
Aのプラグ27がコンセントに接続されて通電されてい
る時間(通電時間)を計測し、点火確認用センサ16に
よってバーナ1に点火された燃焼回数をカウンタ30に
記憶する。通電時間は、プラグ27がコンセントに差込
まれガス湯沸器Aに通電されている限りはガス湯沸器A
の使用の有無に限らず積算される。また、比例弁制御部
18から出力された比例弁電流を検知してタイマー29
を作動し、燃焼時間を計測している。使用状況判定部2
2は、こうして計測記憶された通電時間や燃焼回数ある
いは燃焼時間などを、予めメモリ31に記憶させておい
た基準値と比較判断することによってガス湯沸器Aの使
用状況を判断し、FF制御値RFFの補正量m・RFF0
安全限度値M0・RFF0を越えると、つまり、補正用カウ
ンター26のカウント数mが限度値M0以上になった場
合には、ガス湯沸器Aの使用状況に応じて安全運転を行
なわせるようにしている。なお、これらの通電時間や燃
焼回数あるいは燃焼時間は、リセット操作によってクリ
アされることはない。
【0020】図4に示すものは、使用状況判定部22の
動作を示すフローチャートであって、ガス湯沸器Aのプ
ラグ27を最初にコンセントに差し込むとタイマー28
が作動して使用時間の積算が開始される(S31)。正常運転 スイッチがオンされ燃焼が開始されると、燃焼回数がカ
ウンタ30に積算され、タイマー29が作動して燃焼時
間が積算される。次にガス湯沸器Aの運転中に異常燃焼
が発生、すなわち、空気過剰率Kが適正範囲からずれる
ようになると(S32)、上述したようにファン回転数
つまりFF制御値RFFは、カウント数mを変更して新た
なFF制御値RFF(=RFF0+m・βRFF0)となるよう
に補正される(S33)。このとき、補正量m・βR
FF0が安全限度値M0・βRFF0よりも小さい場合、例え
ばm<5(=M0:限度値)であるような場合には、正
常な使用状態であるとみなせるのでそのまま継続して運
転を行なう(S34、S32〜S33)。しかし、補正
量m・βRFF0が多くなって来ると(例えばm≧5)、
フィルタの目詰りやガス湯沸器Aの劣化等が考えられる
ので、使用状況判定部22は安全運転を開始する。
【0021】安全運転 (寿命に近い場合)安全運転に移行すると、使用状況判
定部22は計測された通電時間や燃焼回数、燃焼時間か
らガス湯沸器Aの使用状況を判断する(S35)。使用
状況を判断した結果寿命に近いと判断すれば、「出力ダ
ウン運転」などの表示を行なうとともに、燃焼量演算部
17に制御信号を出力して最大燃焼量(号数)や最大ガ
ス流量を制限して最大運転出力を例えば通常の60%に
低下して、引き続き運転を行なう(S36)。さらに運
転している間に、異常燃焼が発生すればファン回転数
(FF制御値RFF)を補正するが(S37、S38)、
FF制御値RFFの補正量m・βRFF0が寿命限度値M
max1・βRFF0以上、例えばm≧8(=Mmax1:寿命危
険値)になるとガス湯沸器Aは寿命であると判断し(S
39)、運転を強制的に停止するなど安全動作を行なう
とともに「寿命」などの寿命表示を点滅表示する(S4
0)。なお、安全運転中は最大運転出力を低下した状態
にあり、「出力ダウン運転」の表示は常に行なわれてい
る(S36)。
【0022】(寿命に余裕がある場合)ステップS35
でまだ寿命でないと判断されれば、フィルタの目詰りな
どガス湯沸器Aの故障によるものと考えられるので、例
えば「フィルタ汚れ」などの給気異常表示を行ない(S
41)、引き続き運転を行なう。さらに運転している間
に、異常燃焼が発生すればファン回転数を補正するが
(S42、S43)、ファン回転数(FF制御値RFF
の補正量m・βRFF0が故障限度値Mmax2・βRFF0
上、例えばm≧8(=Mmax2:故障危険値)になると危
険な燃焼状態と判断され(S44)、運転を強制的に停
止するなど安全動作を行なうとともに給気異常表示を点
滅してユーザに注意を促す(S45)。なお、安全運転
中は「フィルタ汚れ」などの給気異常表示は常に行なわ
れている(S41)。また、安全運転中に寿命に近づい
たと判断されたならば(S35)、出力を低下させて継
続運転を行なう(S36〜S40)。もちろん、寿命に
余裕がある場合には、フィルタの清掃などを行なった上
で補正用カウンター26のカウント数mをクリアするこ
とにしてもよい。
【0023】上記ステップS35において、寿命に近い
かどうかの判断には例えば、積算された通電時間のみで
判断することができ、また、通電時間に積算された燃焼
回数や燃焼時間を加味して判断することもできる。具体
的に言えば、 条件(A) 通電時間が87600時間(10年)以上又は 通電時間が61320時間(7年)以上87600時
間未満で燃焼回数が20万回以上又は燃焼時間が800
0時間以上 であるならば寿命に近いと判断し、 条件(B) 通電時間が61320時間未満又は 通電時間が61320時間以上87600時間未満で
燃焼回数が20万回未満かつ燃焼時間が8000時間未
満 であるならば寿命に余裕があると判断している。
【0024】また、学習記憶部24と異なる方法として
は、燃焼中のFB補正量(もしくは補正回数)が一定量
(もしくは、一定回数)以上になった場合に学習させ、
FF制御値RFFを修正する方法も考えられる。しかしな
がら、この方法では、ホコリ等の経年的な原因でなく、
一時的な原因(逆風等の環境要因など)によっても学習
されるので、学習を何度も繰り返して燃焼中にファン回
転数が異常な高回転になる恐れがある。また、つぎに逆
風等の一時的な要因がなくなったときに使用を開始する
と、空気量が過剰になって着火ミスを起こしたりする恐
れがある。これに対し、燃焼中に学習するのでなく、燃
焼停止毎にファン回転数の補正方向を判定し、同一方向
の判定が一定回数以上連続した時に学習するようにすれ
ば、上記のように一時的な原因によって学習することを
防止することができる。さらに、上記実施例にあって
は、Uフラグ23a、Dフラグ23bのいずれかがセッ
トされている場合にはUカウンター25a又はDカウン
ター25bを4ずつ増やすことによって早い目にFF制
御値RFFを修正して安全側に動作するようにしている
が、一時的な原因によってもUカウンター25a(Dカ
ウンター25b)のカウント数Fu(カウント数Fd)
は多く増えることになり、空気量が過剰になって適正な
空気量を供給できない場合がある。このため、ファン回
転数が補正されずに空気過剰率Kが適正な範囲内で燃焼
された場合には、Uカウンター25a及びDカウンター
25bのカウント数Fd、Fuをそれぞれ1ずつ減じる
ことによって調整している。
【0025】図5、図6及び図7はガス湯沸器Aの制御
方法の具体的な手順を示すフローチャートである。この
ガス湯沸器Aの制御方法を燃焼時と燃焼停止時に分けて
説明する。
【0026】燃焼時 スイッチがオンされるとバーナ1を緩点火する(S5
1)と共に、点火確認用センサ16が作動してバーナ1
への点火が確認される(S52)。点火が確認されると
カウンタ30に燃焼回数を1加算し(S53)、タイマ
ー29が作動して燃焼時間が累積される(S54)。燃
焼量演算部17は設定温度TS等から必要なガス燃焼量
を演算し(S55)、比例弁制御部18及び回転数FF
値演算部19へ燃焼量設定信号を出力する。
【0027】ついで、比例弁制御部18は、燃焼量設定
信号に応じて比例弁電流を出力して比例弁5の開度を制
御し、必要量のガスをバーナ1に供給する。同時に、回
転数FF値演算部19は、燃焼量設定信号に応じたFF
制御値RFFを演算し、FF制御信号を出力してファン回
転数RSがRFFとなるように制御し、バーナ1及び燃焼
室2に空気を供給する(S56)。
【0028】この後、温度センサ6の検知温度TBを回
転数FB値演算部20へ読み込み(S57)、検知温度
Bが適正範囲内(Tmin〜Tmax)にあるか否かをチェ
ックする。すなわち、まず検知温度TBがTmaxよりも大
きいか否か判定し(S58)、Tmaxより小さい場合に
は、ついで検知温度TBがTminよりも小さいか否か判定
する(S59)。
【0029】〔Tmin≦TB≦Tmaxの場合〕上記判定
が、Tmin≦TB≦Tmaxの場合には、S55〜S56を
繰り返してバーナ1の燃焼量を制御し、ファン3をFF
制御する。
【0030】〔Tmax<TBの場合〕上記判定(S58)
がTmax<TBの場合には、ファン回転数RSが最大回転
数Rmaxより小さいか否か判定する(S60)。ファン
回転数RSが最大回転数Rma xより小さい場合には、Dフ
ラグ23bがセットされているか調べ(S61)、Dフ
ラグ23bがセットされている場合には、Dフラグ23
bをクリアする(S62)。Dフラグ23bがセットさ
れていない場合、あるいは、Dフラグ23bをクリアし
た後(つまり、S62でクリアし、S69からS55へ
ジャンプしてS61へ戻った場合)、Uフラグ23aが
セットされているか否か調べ(S63)、Uフラグ23
aがセットされていなければUフラグ23aをセットす
る(S64)。続いて、ファン回転数RSのFB制御値
FB(初期値RFB=0)をFF制御値RFFの数%だけ増
加させるようにFB制御信号を出力する。すなわち、Δ
FB=αRFF(α<1)だけFB制御値RFBを増加させ
てRFB+αRFF→RFBとする(S65)。
【0031】この時、異常燃焼等により検知温度TB
危険値以上になっていないか調べ(S66)、危険値以
上になっていればバーナ1の燃焼を停止する(S6
7)。なお、S60の判定でファン回転数RSが最大回
転数Rmax以上になっていた場合には、FB制御値RFB
を補正することなく当該S66の処理までジャンプさ
せ、検知温度TBが危険値以上になっていないかチェッ
クする。バーナ1の燃焼が停止するとタイマー29はス
トップする(S68)。
【0032】ステップS66で検知温度TBが危険値よ
りも小さい場合には、燃焼中であることを確認し(S6
9)、再びS55へ戻り、S55からのフローを実行さ
れる。このとき、S56では、修正されたFB制御値R
FB(S65)を用いてファン回転数がRS=RFF+RFB
となるように補正演算され、ファン3がFF+FB制御
される。
【0033】Tmax<TBの場合には、以上のようにファ
ン回転数RSを増加させるようにFB制御され、Uフラ
グ23aがセットされると共にDフラグ23bがクリア
されている。
【0034】〔TB<Tminの場合〕前記判定(S59)
がTB<Tminの場合には、ファン回転数RSが最小回転
数Rmin(=RFF0)より大きいか否か判定する(S7
0)。ファン回転数RSが最小回転数Rminより大きい場
合には、Uフラグ23aがセットされているか調べ(S
71)、Uフラグ23aがセットされている場合には、
Uフラグ23aをクリアする(S72)。Uフラグ23
aがセットされていない場合、あるいは、Uフラグ23
aをクリアした後(つまり、S72でクリアし、S76
でS55へジャンプしてS71へ戻った場合)、Dフラ
グ23bがセットされているか否か調べ(S73)、D
フラグ23bがセットされていなければDフラグ23b
をセットする(S74)。続いて、ファン回転数のFB
制御値RFB(初期値RFB=0)をFF制御値の数%だけ
減少させるようにFB制御信号を出力する。すなわち、
ΔRFB=αRFF(α<1)だけFB制御値RFBを減少さ
せてRFB−αRFF→RFBとする(S75)。
【0035】ついで、燃焼中であることを確認し(S7
6)、再びS55へ戻り、S55からのフローを実行さ
れる。このとき、S56では、修正されたFB制御値R
FB(S75)を用いてファン回転数がRS=RFF+RFB
となるように補正演算され、ファン3がFF+FB制御
される。なお、S70の判定でファン回転数RSが最小
回転数Rmin以下になっていた場合には、FB制御値R
FBを修正することなくS55までジャンプさせ、再度フ
ァン回転数RSを演算してファン3を制御させる。
【0036】したがって、TB<Tminの場合には、以上
のようにファン回転数RSを減少させるようにFB制御
され、Dフラグ23bがセットされると共にUフラグ2
3aがクリアされている。
【0037】燃焼停止時 燃焼中にファン回転数RSを増加させるようにファン3
がFB制御されていた場合(S58,S60〜S69)
には、燃焼停止するとS69において燃焼が停止したと
判断される。また、燃焼中にファン回転数RSを減少さ
せるようにファン3がFB制御されていた場合(S5
8,S59,S60〜S76)には、燃焼停止するとS
76において燃焼が停止したと判断される。燃焼停止と
判断されると、まずUフラグ23aがセットされている
か否か判定する(S77)。
【0038】〔Uフラグ23aがセットされている場
合〕Uフラグ23aがセットされている場合には、Uカ
ウンター25aのカウント数Fuを4だけ増し(Fu+
4→Fu:S78)、Dカウンター25bをクリアする
(0→Fd:S79)。したがって、燃焼停止毎にファ
ン回転数RSが連続して増加方向に制御されていると、
Uカウンター25aのカウント数Fuが次第に増加して
ゆく。ついで、Uカウンター25aのカウント数Fuが
積算上限設定値Nuと比較される(S80)。
【0039】Uカウンター25aのカウント数Fuが積
算上限設定値Nuと等しい場合、すなわち、燃焼停止毎
にUフラグ23aが規定回連続してセットされていた場
合には、補正用カウンター26のカウント数mを1だけ
増加させ(S81)、ついでカウント数mを限界値M0
と比較する(S82)。カウント数mが限界値M0以上
であれば、現在の使用状況が使用状況判定部22により
判断される(S83)。
【0040】[寿命に近い場合]使用状況が判断された
結果ガス湯沸器Aが寿命に近い場合、すなわち、上記使
用条件(A)である場合には、燃焼室2へ供給される最
大燃焼量(号数)や最大ガス流量が制限され、最大運転
出力を低下した状態で運転が行なわれ、表示部には「出
力ダウン運転」などの表示が行なわれる(S84)。さ
らに、カウント数mが寿命危険値Mmax1と等しいか否か
判定し(S85)、カウント数mが寿命危険値Mmax1
等しければ寿命に達したと判断して、安全動作に入り、
例えば「寿命」などの寿命表示を行なって燃焼を停止す
る(S86)。燃焼が停止するとタイマー29が停止す
る(S87)。
【0041】[寿命に余裕のある場合]使用状況が判断
された結果寿命にまだ余裕がある場合には、フィルタ汚
れ等による給気異常が考えられるので「フィルタ汚れ」
等の給気異常表示を行ない(S88)、さらに、カウン
ト数mが故障危険値Mmax2と等しいか否か判定し(S8
9)、カウント数mが故障危険値Mmax2と等しければ安
全動作に入り、例えば給気異常表示を点滅し、燃焼を停
止する(S90)。燃焼が停止するとタイマー29を停
止する(S91)。
【0042】また、カウント数mが限界値M0よりも小
さい場合(S82でNOの場合、つまり正常運転の場合)
や、安全運転に入っても寿命危険値Mmax1と等しくない
場合(S85でNOの場合)および故障危険値Mmax2と等
しくない場合(S89でNOの場合)には、Uカウンター
25a及びDカウンター25bをクリア(S92)した
後、補正用カウンター26の補正されたカウント数mに
よりファン回転数RSのFF制御値RFFを演算し(S9
3)、Uフラグ23a及びDフラグ23bもクリアする
(S94)。この後、バーナ1が再び点火されると、フ
ァン3は学習記憶されている新しいFF制御値RFFに基
づいてファン回転数RSを制御する(S51)。
【0043】一方、Uカウンター25aのカウント数F
uが積算上限設定値Nuよりも小さい場合(S80でNO
の場合)には、補正用カウンター26のカウント数mを
変更することなく、ファン回転数RSのFF制御値RFF
を演算し(S93)、Uフラグ23a及びDフラグ23
bもクリアする(S94)。この後、バーナ1が再び点
火されると、ファン3は従前のFF制御値RFFに基づい
てファン回転数RSを制御される(S51)。
【0044】したがって、上記フローによれば、燃焼停
止毎にUフラグ23a及びDフラグ23bの状態を見る
ことによって燃焼中の補正状態を知り、Uフラグ23a
が連続して規定回セットされていた場合にはFF制御値
FFを一段補正すると共に、補正量m・βRFF0が一定
以上であれば安全運転を行なう。また、規定回連続して
いない場合にはFF制御値RFFの補正を行なわない。
【0045】〔Dフラグ23bがセットされている場
合〕ステップS69、S76で燃焼停止と判断され、U
フラグ23aがセットされていなければ、次にDフラグ
23bがセットされているか否か判定する(S95)。
Dフラグ23bがセットされている場合には、Dカウン
ター25bのカウント数Fdを4だけ増し(Fd+4→
Fd:S96)、Uカウンター25aをクリアする(0
→Fu:S97)。したがって、燃焼停止毎にファン回
転数が連続して減少方向に制御されていると、Dカウン
ター25bのカウント数Fdが次第に増加してゆく。つ
いで、Dカウンター25bのカウント数Fdが積算上限
設定値Ndと比較される(S98)。
【0046】Dカウンター25bのカウント数Fdが積
算上限設定値Ndと等しい場合、すなわち、燃焼停止毎
にDフラグ23bが規定回連続してセットされていた場
合には、補正用カウンター26のカウント数mを1だけ
減少させ(S99)、ついでカウント数mを0と比較す
る(S100)。カウント数mが負になっている場合に
は、カウント数mを0にセット(S101)した後、あ
るいは、カウント数mが0以上の場合にはそのままで、
Uカウンター25a及びDカウンター25bをクリア
(S92)し、補正用カウンター26の補正されたカウ
ント数mによりファン回転数のFF制御値RFFを演算し
(S93)、Uフラグ23a及びDフラグ23bもクリ
アする(S94)。この後、バーナ1が再び点火される
と、ファン3は学習記憶されている新しいFF制御値R
FFに基づいてファン回転数を制御する(S51)。
【0047】一方、Dカウンター25bのカウント数F
dが積算上限設定値Ndよりも小さい場合(S98でNO
の場合)には、補正用カウンター26のカウント数mを
変更することなく、ファン回転数RSのFF制御値RFF
を演算し(S93)、Uフラグ23a及びDフラグ23
bもクリアする(S94)。この後、バーナ1が再び点
火されると、ファン3は従前のFF制御値RFFに基づい
てファン回転数RSを制御する(S51)。
【0048】したがって、上記フローによれば、燃焼停
止毎にUフラグ23a及びDフラグ23bの状態を見る
ことによって燃焼中の補正状態を知り、Dフラグ23b
が連続して規定回セットされていた場合にはFF制御値
FFを一段補正し、規定回連続していない場合にはFF
制御値RFFの補正を行なわない。
【0049】〔Uフラグ23aもDフラグ23bもセッ
トされていない場合〕Uフラグ23aもDフラグ23b
もセットされていない場合には、FF制御値RFFを補正
することなく適正範囲内で燃焼されたと判断され、Uカ
ウンター25aのカウント数Fuを1だけ減らし(Fu
−1→Fu:S102)、Dカウンター25bのカウン
ト数Fdを1だけ減らす(Fd−1→Fd:S10
3)。そして、Uカウンター25aのカウント数Fuが
0より小さければUカウンター25aをクリアし(S1
04、S105)、Dカウンター25bのカウント数F
dが0より小さければDカウンター25bをクリアする
(S106、S107)。この後、補正用カウンター2
6のカウント数mを変更することなく、ファン回転数R
SのFF制御値RFFを演算し(S93)、Uフラグ23
a及びDフラグ23bもクリアする(S94)。そして
バーナ1が再び点火されると、ファン3は従前のFF制
御値RFFに基づいてファン回転数RSを制御する(S5
1)。
【0050】したがって、上記フローによれば、燃焼停
止毎にUフラグ23a及びDフラグ23bの状態を見る
ことによって燃焼中の補正状態を知り、Uフラグ23a
及びDフラグ23b共にセットされていない場合にはF
F制御値RFFの補正を全く行なわない。すなわち、各燃
焼動作毎の燃焼状態のデータを補正用カウンター26に
蓄積しているが、補正用カウンター26のカウント数m
が一定回数に達した場合にのみFF制御値RFFを補正し
ている。
【0051】このように、本発明のガス湯沸器Aにあっ
ては、ファン回転数の補正量が大きくなると安全運転に
移行し、しかも、使用状況を判断して寿命か否かを判断
しているので寿命に近づいたならば、より安全側へ動作
させることができる。また、上記実施例にあって寿命危
険値Mmax1と故障危険値Mmax2とを同じ値にしている
が、寿命危険値Mmax1を故障危険値Mmax2より小さくす
ることによって、より安全側に動作させてもよい。
【0052】なお、本発明は上記実施例以外にも種々の
実施例が考えられる。例えば、図5、図6及び図7のフ
ローチャートでは、学習機能のもとになっているUフラ
グ23a及びDフラグ23bの状態は、燃焼停止直前の
状態によるところが大きいが、燃焼中の経過全体から判
別させるようにしてもよい。また、FF制御値RFFの補
正式も前記式に限るものではない。例えば、RFF0
なく、現在のファン回転数RS等を用いて補正してもよ
い。さらに、図6のフローチャートのS100、S10
1の処理を省き、カウント数mが負の値をとり、FF制
御値RFFがRFF 0以下になるようにしてもよい。なお、
バーナ1の空燃比を検出するためのセンサは温度センサ
6に限らず、空燃比制御用であればどのようなセンサで
あっても差し支えない。
【0053】
【発明の効果】本発明の燃焼装置によれば、必要とする
ファン回転数の補正が燃焼装置の劣化に起因するもので
あることを判断し、基準限度量よりも大きな補正量が必
要となった場合には、最大運転出力を制限して、燃焼装
置をより安全に使用することができる。特に実施態様の
燃焼装置によれば、より大きなファン回転数の補正が必
要となった場合には強制的に運転を停止するので、さら
に安全に燃焼装置を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である燃焼装置の概略構成図
である。
【図2】同上の燃焼装置の制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】同上の燃焼装置における空気過剰率と温度セン
サの検知温度の相関関係を示す図である。
【図4】同上の使用状況判定部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】同上の制御方法を示すフローチャートである。
【図6】同上のフローチャートの続図である。
【図7】同上のフローチャートの続図である。
【符号の説明】
1 バーナ 3 ファン 6 温度センサ 19 回転数FF値演算部 20 回転数FB値演算部 21 ファンモータ制御部 22 使用状況判定部 23a アップ(U)フラグ 23b ダウン(D)フラグ 24 学習記憶部 25a アップ(U)カウンター 25b ダウン(D)カウンター 26 補正用カウンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−152131(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 3/08 F23N 5/24 104

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナの異常燃焼を検知し、バーナに給
    気するファンの回転数を補正して異常燃焼を修正するよ
    うにした燃焼装置において、 ファン回転数の補正量を学習記憶する補正修正手段と、 当該燃焼装置の燃焼回数や燃焼時間、あるいは当該燃焼
    装置に通電されていた通電時間などの使用状況を計測す
    る使用状況計測手段と、 計測された使用状況が予め設定された使用状況基準値を
    越えたか否かを判断する自己診断部とを備え、 前記使用状況計測手段により計測された使用状況が使用
    状況基準値を越え、かつ前記補正修正手段に記憶された
    ファン回転数の補正量が予め設定された基準限度量を越
    えると、当該燃焼装置の最大運転出力を制限するように
    したことを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記使用状況計測手段により計測された
    使用状況が使用状況基準値を越え、かつ前記補正修正手
    段に記憶されたファン回転数の補正量が、前記基準限度
    量よりも大きく設定された危険限度値を越えると、強制
    的に運転を停止するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の燃焼装置。
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