JP3599717B2 - 通信装置及び通信システムならびにそのプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信装置に関し、特に、データ通信用モデムカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパーソナル・ハンディホン・システム等の無線通信回線や公衆電話回線等を介したデータ通信では、送受信するデータがない場合でも、常に端末側と、通信回線網およびサーバ側との接続が継続されている。
また、ダイアルアップによるIP接続(PPP(Point to PointProtocol )接続)では、接続する端末に対しサーバ側からIPアドレスが割り当てられ、以後このIPアドレスに基づき通信が行われる。そして、切断時にはこのIPアドレスは解放され、再接続時には新たなIPアドレスが割り当てられる。したがって、端末側のアプリケーションプログラム(Webブラウザ等)は、接続当初のIPアドレスで通信処理を行うが、一度呼が切断されると、次回はIPアドレスが変わってしまうので、あらためてアプリケーション側で再接続の手続をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、パーソナル・ハンディホン・システムのような無線通信回線では、常に端末側と、基地局およびサーバ側との接続が継続されると、無線チャネルの使用効率が悪く、また、公衆電話回線の場合も含めてネットワークのリソースの使用に関し無駄がある。
また、ダイアルアップによるIP接続では、一度接続が切れると、アプリケーション側で再接続のための手続を再度実行することになってしまい、ユーザにも余分な負担がかかってしまう。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、データ通信における、ネットワークリソース、特には、無線通信のためのリソース(無線チャンネル)を有効に利用でき、端末側では、接続断となってもアプリケーションあるいはユーザ側から見て再接続の手続を不要とする通信装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による通信装置は、端末からの接続要求に応じて通信回線を介しサーバにダイアルアップIP接続する通信装置において、前記サーバにダイアルアップIP接続をするための接続情報とダイアルアップIP接続をした時点でサーバから与えられるIPアドレスとを記憶する記憶手段と、所定時間のデータ通信の中断があった場合に接続を切断する接続管理手段と、接続断後、前記端末から前記IPアドレスに基づく通信手順が再開された場合に、前記接続情報に基づき前記サーバに再度ダイアルアップIP接続をし、前記サーバから与えられる新IPアドレスの割り当てを受けるとともに該新IPアドレスを前記記憶手段に記憶させる再接続手段と、再接続後、前記端末のアドレスとして、前記端末宛のパケットには前記IPアドレスを設定し、前記サーバ宛のパケットには前記新IPアドレスを設定するアドレス変換手段と、を具備することを特徴とする。
【0006】
また、本発明による通信装置は、端末からの接続要求に応じて通信回線を介しサーバにダイアルアップIP接続する通信装置において、前記サーバにダイアルアップIP接続をするための接続情報とダイアルアップIP接続をした時点でサーバから与えられるIPアドレスとを記憶する記憶手段と、通信回線上の要因により接続が断たれ、前記端末から前記IPアドレスに基づく通信手順が再開された場合に、前記接続情報に基づき前記サーバに再度ダイアルアップIP接続をし、前記サーバから与えられる新IPアドレスの割り当てを受けるとともに該新IPアドレスを前記記憶手段に記憶させる再接続手段と、再接続後、前記端末のアドレスとして、前記端末宛のパケットには前記IPアドレスを設定し、前記サーバ宛のパケットには前記新IPアドレスを設定するアドレス変換手段と、を具備することを特徴とする。
【0007】
また、前記通信回線を、無線通信回線としてもよい。
【0008】
また、前記通信装置を、データ通信カードとしてもよい。
【0009】
また、本発明を、前記通信装置と、前記端末となるコンピュータと、から構成される通信システムとしてもよい。
【0010】
また、前記通信システムを、無線通信回線及びインターネットを含む通信回線と、該通信回線を介して接続される前記サーバとを、さらに含む構成としてもよい。
【0011】
また、本発明は、端末からの接続要求に応じて通信回線を介しサーバにダイアルアップIP接続する通信装置において、該通信装置を制御するプログラムであって、前記サーバにダイアルアップIP接続をするための接続情報を記憶する手順と、ダイアルアップIP接続をした時点でサーバから与えられるIPアドレスを記憶する手順と、所定時間のデータ通信の中断があった場合に接続を切断する手順と、接続断後、前記端末から前記IPアドレスに基づく通信手順が再開された場合に、前記接続情報に基づき前記サーバに再度ダイアルアップIP接続をする手順と、前記サーバから与えられる新IPアドレスの割り当てを受けるとともに該新IPアドレス記憶する手順と、再接続後、前記端末のアドレスとして、前記端末宛のパケットには前記IPアドレスを設定し、前記サーバ宛のパケットには前記新IPアドレスを設定する手順と、を含むことを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、端末からの接続要求に応じて通信回線を介しサーバにダイアルアップIP接続する通信装置において、該通信装置を制御するプログラムであって、前記サーバにダイアルアップIP接続をするための接続情報を記憶する手順と、ダイアルアップIP接続をした時点でサーバから与えられるIPアドレスを記憶する手順と、通信回線上の要因により接続が断たれ、前記端末から前記IPアドレスに基づく通信手順が再開された場合に、前記接続情報に基づき前記サーバに再度ダイアルアップIP接続をする手順と、前記サーバから与えられる新IPアドレスの割り当てを受けるとともに該新IPアドレスを記憶する手順と、再接続後、前記端末のアドレスとして、前記端末宛のパケットには前記IPアドレスを設定し、前記サーバ宛のパケットには前記新IPアドレスを設定する手順と、を含むことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態であるデータ通信カードの構成を示すブロック図である。図2では、同実施の形態のデータ通信カードを含み、PCからサーバ(RAS)までの全体構成の概略を示している。
【0014】
図1において、符合1は、本実施の形態のデータ通信カードである。また、符合1aは、無線通信部であり、この無線通信部1aは、パーソナル・ハンディホン・システム等において規定された無線通信規格に基づき、無線信号の送受信を行うとともに、送信信号の変調および受信信号の復調をする。また、符合1bは、PCインターフェース部であり、このPCインターフェース部1bは、本データ通信カード1とパーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)とを電気的に接続するためのインターフェースである。本実施の形態では、PCカード(PC Card )規格あるいはコンパクトフラッシュ(Compact Flash )規格に準拠し構成されるものとする。
【0015】
また、符合1cは、CPU(Central Processing Unit)であり、データ通信カード1の各部の動作を制御し、サーバ(RAS:Remote Access Server)へのダイアルアップIP接続の手続きを実行するとともに、データ通信の制御を行う。この制御は、例えば、パーソナル・ハンディホン・システムであれば、PIAFS(Personal handy system Internet Access Forum Standard)の規定に基づき行い、インターネットへのアクセスを可能とする。なお、以下では簡単のため、上記RASが、ダイアルアップIP接続(PPP接続)のアクセスポイントとなり、PC側へ各種サービスを提供するものとする。
【0016】
また、符合1dは、メモリであり、RAM(Random−Access Memory)およびROM(Read−Only Memory)からなっている。RAMは、上記CPU・1cのワークエリアとして用いられ、ダイアルアップIP接続の際に割り当てられるIPアドレス(後述する元IPアドレスおよび新IPアドレス)と、ダイアルアップIP接続をするための接続情報として、PC側から入力されるダイアルアップIP接続先(アクセスポイント)の電話番号と認証情報(アカウント、パスワード等)およびその他必要な情報(接続先ネットワーク構成に依存する、サーバのアドレスやポート番号等)を記憶するために用いる。一方、ROMは、CPU・1cにロードされ実行される制御プログラムおよび通信処理に必要な各種データが記憶されている。
上記のように本実施の形態のデータ通信カード1では、CPU・1cにより、無線通信部1aとPCインターフェース部1bに対して、上記規格に基づく通信手順の制御が行われる。
【0017】
このように構成されるデータ通信カード1は、図2に示すように、PC・2に電気的に接続され、また、ISP(Internet Service Provider)にあるRAS・3へは、無線通信により無線通信回線網(図2:符号10〜12)を介して接続される。
【0018】
本実施の形態のデータ通信カード1は、上記のように構成されるが、従来のPCに接続するデータ通信カードであってパーソナル・ハンディホン・システムを介してデータ通信を行うデータ通信カードと共通する構成・機能をもつ。すなわち、PCに接続されたデータ通信カードから、パーソナル・ハンディホン・システムの無線通信回線網を介して、RASにダイアルアップIP接続をし、データ通信の開始から、通常の処理による接続の切断までは同様に機能する。以下では、本実施の形態のデータ通信カード1が備える従来のデータ通信カードとは異なる点、特徴部分について説明する。
【0019】
データ通信カード1は、PC側アプリケーションからの接続要求に応じて、通常処理による最初のダイアルアップIP接続をする。この最初のダイアルアップIP接続後、RAS側から割り当てられたIPアドレス(以下、このIPアドレスを元IPアドレスと称す)とPC側から入力される上記接続情報をメモリ1dに記憶する。このとき過去に通常処理による最初のダイアルアップIP接続がなされ、元IPアドレスや接続情報が記憶されている場合は、今回取得した元IPアドレスと接続情報とを上書き保存をする。
【0020】
以上のようにして最初のダイアルアップIP接続がなされる。そして、接続後は、通常のデータ通信がなされるが、別途設定された時間(この時間は網側から指定されRAMに設定されるが、予めROMに記憶されるかPC側からRAMに設定されるようにしてもよい)、データの通信が中断した場合、CPU・1cが、RASに対し現に接続しているダイアルアップIP接続を切断する要求をし、現在のダイアルアップIP接続を終了する(このように、アプリケーション側では論理的に接続中であっても、意図的に物理的接続を断った状態を、以下、ドーマント(Dormant)状態と称す)。このダイアルアップIP接続の切断は、通信回線上の何らかの要因で起きる場合もある。この場合、本実施の形態では、PC側にこの接続が切れたことを通知しない。したがって、PC側アプリケーションは、論理的に接続された状態で動作を続行する。
【0021】
その後、PC側のアプリケーションが、RASに対しアクセスを再開すると、すなわち、元IPアドレスに基づく通信手順を再開すると、CPU・1cは、再度RASに対し、ダイアルアップIP接続のための処理を開始する。このとき、RAMに記憶された上記接続情報に基づきRASにアクセスし、新しいIPアドレス(以下、このIPアドレスを新IPアドレスと称す)の割り当てを受ける。そして、割り当てられた新IPアドレスをメモリ1dに記憶する。このとき、過去に再接続がなされ先に記憶された新IPアドレスがある場合、今回取得した新IPアドレスを上書き保存する(なお、接続情報として、他のRASに接続するための情報をさらに記憶しもつことで、接続先のRASを切り換えることもできるようになる)。
【0021】
そして、PCからの元IPアドレスを用いたRASへのアクセスに対し、CPU・1cは、送信するパケット(送信パケット)に含ませる自身のアドレス(送信元IPアドレス)を元IPアドレスから新IPアドレスに変換して、このパケットを送信する。一方、RASから受信するパケット(受信パケット)の送信先IPアドレスを新IPアドレスから元IPアドレスに変換してPCに与える。このように処理することで、PC側のアプリケーションプログラムは、ダイアルアップIP接続開始時と同一の接続状態(設定)のままデータ通信を行うことができ、ユーザは、接続断が生じたことを意識することもなく作業をすることができる。
以上の処理を、PC側アプリケーションからダイアルアップIP接続を切断する要求を受けるまでの間実行する。
【0022】
次に、このように構成された本実施形態のデータ通信カード1の動作について、このデータ通信カード1を介して接続されるPCとRASの動作と合わせて説明する。図3に、このデータ通信カード1、PC、RAS間の通信手順を示している。
【0023】
はじめに、PCから、RASへの呼の接続要求を受けると、データ通信カード1は、接続情報に含まれる電話番号を基に、RASとの呼の接続を開始し、呼接続の確立後、その旨を通知する応答をPCに返す。
【0024】
その後、PCは、RASへのダイアルアップIP接続(PPP接続)のための通信手順を開始する。これに応じてデータ通信カード1は、RASへのPPP接続のための処理を実行し、PCとRAS間のデータリンクを確立する。このときRAS側からPCへIPアドレス(元IPアドレス)が割り当てられ与えられる。以上の過程で、データ通信カード1は、PC側から入力される接続情報や、元IPアドレスを記憶する。
【0025】
その後、PCとRAS間で、上記元IPアドレスをPCのアドレスとして使用してデータ通信がなされるが、所定の時間、データ通信が中断すると、データ通信カード1は、現に接続された呼を切断する処理をし、ドーマント状態を開始する。このときから、PC側アプリケーションでは、論理上通信状態のままであるが、物理的には切断され、RAS側では元IPアドレスおよび当該セッションを開放する。
【0026】
その後、PC側からのデータ通信が再開すると、データ通信カード1は、接続情報に含まれる電話番号を基に、RASとの呼の再接続を行い、呼接続の確立後、再度RASへのPPP接続のための処理を実行し、データ通信カード1とRAS間のデータリンクを確立する。このとき、RASから新しいIPアドレス(新IPアドレス)が割り当てられ、データ通信カード1は、この新IPアドレスを記憶する。
【0027】
その後、データ通信カード1は、PCからRASへのアクセスに対し、送信元IPアドレスであるPC側のアドレスを元IPアドレスから新IPアドレスに変換してパケットを送信し、RASから受信するパケットに対し、送信先IPアドレスであるPC側のアドレスを新IPアドレスから元IPアドレスに変換してPCに与える。
そして、上記ドーマント状態を開始する呼の切断からドーマント状態を終了しデータ通信が再開するまでの処理が、PC側からの接続断の要求を受けるまで繰り返される。
なお、上記で説明した処理手順は一例であり、上記の処理の流れに限定されるものではない。
【0028】
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成等も含まれる。例えば、図1における処理部の機能を、パーソナルコンピュータ等のコンピュータシステム側に組み込み、このコンピュータシステム側でダイアルアップによるIP接続/再接続の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
【0029】
また、図1における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを上記コンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりダイアルアップによるIP接続/再接続の処理を行ってもよい。
ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0030】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0031】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、所定時間のデータ通信の中断があった場合に接続を断ち、前記端末から前記IPアドレスに基づく通信手順が再開された場合に、再接続後、前記端末のアドレスとして、前記端末宛のパケットには前記IPアドレスを設定し、前記サーバ宛のパケットには前記新IPアドレスを設定するアドレス変換を行うので、当初接続要求を出した端末は、物理的に接続を切断されても、論理的にダイアルアップIP接続を継続でき、最初のダイアルアップIP接続にて与えられたIPアドレスを用いて当初の接続先へのアクセスが続行できる。すなわち、端末側では、接続断となってもアプリケーションあるいはユーザ側から見て再接続の手続が不要となる。また、所定時間のデータ通信の中断があった場合に接続を切断するので、データ通信における、ネットワークリソース、特には、無線通信のためのリソース(無線チャンネル)を有効に利用できる。
また、本発明によれば、通信回線上の要因による接続断が生じても、当該通信装置が再接続を行い、上記アドレス変換を行うので、端末は当初の接続先へのアクセスを続行できる。特に、通信回線が、通信回線上の要因による接続断が生じ易い無線通信回線である場合に有効である。
また、上記機能を、データ通信カードに組み込むことで、ネットワーク設備の変更やそのための開発が不要となり、開発コストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるデータ通信カードの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態のデータ通信カードを含み、PCからサーバ(RAS)までの全体構成の概略を示す図である。
【図3】同実施の形態のデータ通信カードと、PCおよびRAS間の通信手順を示す図である。
【符号の説明】
1 データ通信カード(通信装置)
1a 無線通信部
1b PCインターフェース部
1c CPU(接続管理手段、再接続手段、アドレス変換手段)
1d メモリ(記憶手段)

Claims (8)

  1. 端末からの接続要求に応じて通信回線を介しサーバにダイアルアップIP接続する通信装置において、
    前記サーバにダイアルアップIP接続をするための接続情報とダイアルアップIP接続をした時点でサーバから与えられるIPアドレスとを記憶する記憶手段と、
    所定時間のデータ通信の中断があった場合に接続を切断する接続管理手段と、
    接続断後、前記端末から前記IPアドレスに基づく通信手順が再開された場合に、前記接続情報に基づき前記サーバに再度ダイアルアップIP接続をし、前記サーバから与えられる新IPアドレスの割り当てを受けるとともに該新IPアドレスを前記記憶手段に記憶させる再接続手段と、
    再接続後、前記端末のアドレスとして、前記端末宛のパケットには前記IPアドレスを設定し、前記サーバ宛のパケットには前記新IPアドレスを設定するアドレス変換手段と、を具備する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 端末からの接続要求に応じて通信回線を介しサーバにダイアルアップIP接続する通信装置において、
    前記サーバにダイアルアップIP接続をするための接続情報とダイアルアップIP接続をした時点でサーバから与えられるIPアドレスとを記憶する記憶手段と、
    通信回線上の要因により接続が断たれ、前記端末から前記IPアドレスに基づく通信手順が再開された場合に、前記接続情報に基づき前記サーバに再度ダイアルアップIP接続をし、前記サーバから与えられる新IPアドレスの割り当てを受けるとともに該新IPアドレスを前記記憶手段に記憶させる再接続手段と、
    再接続後、前記端末のアドレスとして、前記端末宛のパケットには前記IPアドレスを設定し、前記サーバ宛のパケットには前記新IPアドレスを設定するアドレス変換手段と、を具備する
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 前記通信回線は、無線通信回線である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置は、データ通信カードである
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信装置と、前記端末となるコンピュータと、から構成される
    ことを特徴とする通信システム。
  6. 無線通信回線及びインターネットを含む通信回線と、該通信回線を介して接続される前記サーバとを、さらに含み構成される
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 端末からの接続要求に応じて通信回線を介しサーバにダイアルアップIP接続する通信装置において、該通信装置を制御するプログラムであって、
    前記サーバにダイアルアップIP接続をするための接続情報を記憶する手順と、
    ダイアルアップIP接続をした時点でサーバから与えられるIPアドレスを記憶する手順と、
    所定時間のデータ通信の中断があった場合に接続を切断する手順と、
    接続断後、前記端末から前記IPアドレスに基づく通信手順が再開された場合に、前記接続情報に基づき前記サーバに再度ダイアルアップIP接続をする手順と、
    前記サーバから与えられる新IPアドレスの割り当てを受けるとともに該新IPアドレス記憶する手順と、
    再接続後、前記端末のアドレスとして、前記端末宛のパケットには前記IPアドレスを設定し、前記サーバ宛のパケットには前記新IPアドレスを設定する手順と、を含む
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 端末からの接続要求に応じて通信回線を介しサーバにダイアルアップIP接続する通信装置において、該通信装置を制御するプログラムであって、
    前記サーバにダイアルアップIP接続をするための接続情報を記憶する手順と、
    ダイアルアップIP接続をした時点でサーバから与えられるIPアドレスを記憶する手順と、
    通信回線上の要因により接続が断たれ、前記端末から前記IPアドレスに基づく通信手順が再開された場合に、前記接続情報に基づき前記サーバに再度ダイアルアップIP接続をする手順と、
    前記サーバから与えられる新IPアドレスの割り当てを受けるとともに該新IPアドレスを記憶する手順と、
    再接続後、前記端末のアドレスとして、前記端末宛のパケットには前記IPアドレスを設定し、前記サーバ宛のパケットには前記新IPアドレスを設定する手順と、を含む
    ことを特徴とするプログラム。
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