JP2000242589A - データ転送制御コンピュータシステム - Google Patents

データ転送制御コンピュータシステム

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JP2000242589A
JP2000242589A JP11047331A JP4733199A JP2000242589A JP 2000242589 A JP2000242589 A JP 2000242589A JP 11047331 A JP11047331 A JP 11047331A JP 4733199 A JP4733199 A JP 4733199A JP 2000242589 A JP2000242589 A JP 2000242589A
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JP
Japan
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computer system
data transfer
data
provider
request data
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English (en)
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Isao Imai
功 今井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L61/09Mapping addresses
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット上、あるいはコンピュータシ
ステムとインターネットプロバイダとの間の接続で障害
が生じた場合に、自動的に再接続し、データを再転送す
ることによって、復旧作業の軽減を図り、更に、ロング
データの再転送における信頼性を確保することである。 【解決手段】 計算機100aは、計算機100bとイ
ンターネットプロバイダ102bの間の接続が切断さ
れ、再接続された場合に、メール転送処理部400bか
ら、計算機100bの元のIPアドレスと新しいIPア
ドレスを受信し、受信した元のIPアドレスと、接続情
報記憶倉庫107aに記憶していた計算機100bの元
のIPアドレスとを比較し、一致する場合に受信した新
しいIPアドレスを用いて、計算機100bにデータを
再転送することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、公衆回線を利用
してダイアルアップ接続した計算機間でのデータ転送制
御システムに係り、通信処理を実施中に障害が発生した
場合の対処を行うデータ転送制御システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】計算機をインターネット網に接続する方
法としては、公衆回線を利用したダイアルアップ接続に
よる方法と専用線による接続との2つに大別される。ダ
イアルアップ接続は、計算機がインターネット網などの
ネットワークと常時接続されておらず、必要と判断した
時に公衆回線を利用してネットワークと接続する方法で
ある。そのため、通信量や利用回数が少ない場合、専用
回線に比べて安価に利用する事が可能であり、近年、小
規模の工場の遠隔監視制御システムなどに利用されるケ
ースが増えている。本発明に関する従来方式としては、
例えば「IPアドレス交換によるインターネット利用者
間直接機能プログラム及びそのシステム体系」(特開平
10−149325)に示されるものが提案されてい
る。
【0003】図18は、従来技術のダイアルアップ接続
した計算機間での通信システムの構成を示した図であ
る。インターネット上にログインした終端利用者のIP
アドレスと現在の状況を集中管理するためサーバ機能プ
ログラム1801をインターネット上に設け、インター
ネット終端利用者側には、このサーバ機能プログラム1
801に自分のIPアドレスと現在の状況を伝えたり、
対話希望相手先終端利用者のIPアドレスをサーバ機能
プログラム1801から受け取ったりするクライアント
機能プログラム1802a及び1802bを設ける。
【0004】この方式によると、インターネットにログ
インした終端利用者のクライアント機能プログラム18
02a及び1802bは、各々自分のIPアドレスと現
在の状況をサーバ機能プログラム1801に伝え、相手
と直接接続するために現在の相手先IPアドレスをサー
バ機能プログラム1801から受け取り、それを対話式
通信システム1804aまたは1804bに渡すことに
よって、直接接続し通信処理を実現することが出来る。
【0005】また、本発明に関するもう1つの従来方式
としては、例えば「ダイアルアップ接続通信機器の呼び
出し方法、および、それを用いた監視制御システム」
(特開平10−155040)に示されるものが提案さ
れている。
【0006】図19は、従来技術のダイアルアップ接続
した計算機間での通信システムの構成を示した図であ
る。接続器、計算機、及び電話機から構成される通信機
器1902,1903は、それぞれ電話回線1904に
接続される。また、各通信機器1902,1903は、
電話回線1904を介してインターネットプロバイダ1
905,1906に接続される。また、各インターネッ
トプロバイダ1905,1906は、インターネット網
1907を介してそれぞれ接続される。
【0007】この方式によると、通信機器1902は、
電話回線1904を介して通信機器1903を呼び出
し、接続要求を通信機器1903に伝える。その後、両
通信機器1902,1903は、電話回線1904を一
度切断し、近隣のプロバイダ1905,1906を呼び
出してインターネット網1907にそれぞれ接続する。
両通信機器1902,1903は、自らのIPアドレス
を電子メールとして、相手の電子メールアドレスへ送信
する。各通信機器1902,1903は、相手のIPア
ドレスを確認した後、両通信機器1902,1903
は、当該IPアドレスを用いて、インターネット網19
07で通信処理する事が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイアルアップ
接続した計算機間での通信システムは、上記のようにし
て処理を行っており、各計算機間で通信処理を実施中
に、何からのネットワーク障害が発生した場合、リカバ
リ処理が考慮されていないため、計算機間での処理を中
断し、最初から処理を再開しなけれならないという問題
点があった。
【0009】また、ダイアルアップ接続で障害が発生
し、通信機器とインターネットプロバイダ間の接続が切
断された場合、使用者自らが再接続処理を行わなければ
成らないという煩わしさがあった。
【0010】更に、インターネット網を利用して通信処
理を行った場合、通信データのデータサイズの増加に比
例して、パケット喪失や通信障害が発生する確率が高く
なるという性質を持つが、従来の方法では、各計算機間
での通信データサイズについて考慮されていないため、
ロングサイズによる通信処理の場合には、信頼性が保証
されないという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ネットワーク上で障害が発生し
た場合でも、データ再送機能を有する事により継続して
処理を実行する事を可能とする事を目的とする。また、
インターネットプロバイダへの接続情報を管理するプロ
バイダ情報管理手段を備えることにより、インターネッ
トプロバイダとの接続が切断された場合でも、自動的に
再接続が行われる事を目的とする。更に、パケットの分
割転送手段を設ける事により、インターネット上でのロ
ングパケットによる通信処理の信頼性を保証する事を目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ転
送制御コンピュータシステムは、インターネットプロバ
イダにダイアルアップしてインターネットに接続する第
一のコンピュータシステムと、インターネットに接続す
る第二のコンピュータシステムとを備えたデータ転送制
御コンピュータシステムであって、第一のコンピュータ
システムは、プロバイダ接続部と、第一の接続情報記憶
部と、第一のデータ転送部とを備え、プロバイダ接続部
は、インターネットプロバイダにダイアルアップした際
にインターネットプロバイダから第一のコンピュータシ
ステムのアドレスを受信し、第一の接続情報記憶部は、
受信した第一のコンピュータシステムのアドレスを記憶
し、第一のデータ転送部は、受信した第一のコンピュー
タシステムのアドレスを第二のコンピュータシステムに
送信し、プロバイダ接続部は、再度インターネットプロ
バイダにダイアルアップした際にインターネットプロバ
イダから第一のコンピュータシステムの新しいアドレス
を受信し、第一のデータ転送部は、第一の接続情報記憶
部に記憶されている第一のコンピュータシステムの元の
アドレスと、受信した第一のコンピュータシステムの新
しいアドレスとを第二のコンピュータシステムに送信
し、第二のコンピュータシステムは、第二の接続情報記
憶部と、第二のデータ転送部とを備え、第二のデータ転
送部は、第一のコンピュータシステムから第一のコンピ
ュータシステムのアドレスを受信し、第二の接続情報記
憶部は、受信した第一のコンピュータシステムのアドレ
スを記憶し、第二のデータ転送部は、第一のコンピュー
タシステムから第一のコンピュータシステムの元のアド
レスと、第一のコンピュータシステムの新しいアドレス
とを受信し、第二の接続情報記憶部に記憶されている第
一のコンピュータシステムのアドレスと、受信した第一
のコンピュータシステムの元のアドレスが一致する場合
に、受信した第一のコンピュータシステムの新しいアド
レスを第一のコンピュータシステムのアドレスとしてデ
ータを転送することを特徴とする。
【0013】この発明に係るデータ転送制御コンピュー
タシステムは、インターネットプロバイダに接続するデ
ータ転送制御コンピュータシステムであって、以下の要
素を備えることを特徴とする。 (1)インターネットプロバイダに接続する際に必要な
プロバイダ管理情報を複数記憶するプロバイダ情報記憶
部、(2)インターネットプロバイダとの接続が切断さ
れた場合に、プロバイダ情報記憶部に記憶されている複
数のプロバイダ管理情報に基づいて、再接続するインタ
ーネットプロバイダを選択し、選択したインターネット
プロバイダに対して接続を要求するプロバイダ接続実行
部。
【0014】この発明に係るデータ転送制御コンピュー
タシステムは、インターネットプロバイダと接続し、イ
ンターネットへリクエストデータを送信するデータ転送
制御コンピュータシステムであって、データ転送制御コ
ンピュータシステムは、データ転送部と、リクエストデ
ータ記憶部と、プロバイダ接続実行部とを備え、データ
転送部は、インターネットプロバイダとの接続が切断さ
れている場合に、リクエストデータを送信せず、リクエ
ストデータ記憶部は、送信しなかったリクエストデータ
を記憶し、プロバイダ接続実行部は、インターネットプ
ロバイダとの接続が切断された場合に、いずれかのイン
ターネットプロバイダに対して接続を要求し、データ転
送部は、インターネットプロバイダと接続した後に、リ
クエストデータ記憶部に記憶されているリクエストデー
タを読み出し、読み出したリクエストデータを接続した
インターネットプロバイダに送信することを特徴とす
る。
【0015】この発明に係るデータ転送制御コンピュー
タシステムは、インターネットを介して、コネクション
レス型のプロトコルに従って、リクエストデータを送信
する送信側コンピュータシステムと、インターネットを
介して、コネクションレス型のプロトコルに従って、リ
クエストデータを受信する受信側コンピュータシステム
とを備えたデータ転送制御コンピュータシステムであっ
て、送信側コンピュータシステムは、送信側データ転送
部を備え、受信側コンピュータシステムは、受信側デー
タ転送部を備え、送信側データ転送部は、インターネッ
トを介して、コネクションレス型のプロトコルに従っ
て、リクエストデータを受信側コンピュータシステムへ
送信し、受信側データ転送部は、インターネットを介し
て、コネクションレス型のプロトコルに従って、送信側
コンピュータシステムからのリクエストデータを受信
し、受信した後に、送信側コンピュータシステムへ到達
確認メッセージを送信し、送信側データ転送部は、リク
エストデータの送信から到達確認時間が経過した後に、
受信側コンピュータシステムから到達確認メッセージを
受信しているか否か判定し、受信していない場合に、イ
ンターネットを介して、コネクションレス型のプロトコ
ルに従って、上記リクエストデータを受信側コンピュー
タシステムに再送信することを特徴とする。
【0016】この発明に係るデータ転送制御コンピュー
タシステムは、送信側データ転送部は、リクエストデー
タを送信する前に、送信するリクエストデータにリクエ
ストデータを識別する識別情報を付加し、受信側コンピ
ュータシステムは、リクエストデータを受信した後に、
受信したリクエストデータに付加されている識別情報を
記憶する識別情報記憶部を備え、受信側データ転送部
は、リクエストデータを受信した後に、受信したリクエ
ストデータに付加されている識別情報と、識別情報記憶
部に記憶されている先に受信したリクエストデータに付
加されていた識別情報が一致する場合に、受信したリク
エストデータを破棄することを特徴とする。
【0017】この発明に係るデータ転送制御コンピュー
タシステムは、送信側コンピュータシステムは、パケッ
トサイズ以上のリクエストデータを、パケットサイズ以
下の複数のリクエストデータに分割するパケット分割部
を備え、受信側コンピュータシステムは、受信側データ
転送部が受信したパケットサイズ以下の複数のリクエス
トデータを連結し、パケットサイズ以上のリクエストデ
ータを生成するパケット連結部を備えることを特徴とす
る。
【0018】この発明に係るデータ転送制御コンピュー
タシステムは、受信側データ転送部は、N(Nは1以上
の整数)回のリクエストデータの受信のうち、(上記N
―1)回のリクエストデータの受信の際には、到達確認
メッセージの送信を省略し、送信側データ転送部は、上
記N回のリクエストデータの送信のうち、(上記N―
1)回のリクエストデータの送信の際には、到達確認メ
ッセージの受信の判定を省略し、到達確認メッセージを
受信していない場合に再送信するリクエストデータとし
て、上記N回分のリクエストデータを再送信することを
特徴とする。
【0019】この発明に係るデータ転送制御コンピュー
タシステムは、送信側コンピュータシステムは、送信履
歴情報を記憶する送信履歴情報記憶部と、送信履歴情報
記憶部に記憶された送信履歴情報に基づいて、上記回数
Nを決定する応答設定部と、決定した上記回数Nを受信
側コンピュータシステムに送信する回数N送信部とを備
え、受信側コンピュータシステムは、上記回数Nを送信
側コンピュータシステムから受信する回数N受信部と、
受信した上記回数Nを記憶する回数N記憶部とを備える
ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】実施の形態1.本実施の形態は、ダイアル
アップ接続の障害により計算機100a,b間のコネク
ションが切断された場合、切断前に付与されたアドレス
情報を基に計算機100a,b間でネゴシエーションす
る事により、計算機100a,b間のコネクションを復
旧する事を可能とする。本実施の形態を、図1乃至図5
に基づいて説明する。図1は、データ転送制御システム
の各実施の形態を統合した全体構成を表す図である。図
2は、本実施の形態におけるシステムの主要構成を示し
た図である。ここで説明する実施の形態は、図1の構成
を有するものであるが、図を簡略化し特徴を理解しやす
くするために、図2において、本実施の形態を説明する
上で直接関係ない要素については省略した。図3は、デ
ータ転送処理部300が管理するアドレス情報テーブル
を示す図である。図4は、本実施の形態におけるデータ
転送制御システムの送信側計算機の処理動作を示した流
れ図である。図5は、本実施の形態におけるデータ転送
制御システムの受信側計算機の処理動作を示した流れ図
である。
【0022】図2において、100a,bはデータ転送
制御システムを実装する計算機、101a,bは電話回
線を通じて計算機100とインターネットプロバイダ間
を接続する接続器、102a,bは計算機100をイン
ターネットに接続するインターネットプロバイダ、10
3a,bは計算機100上でデータ転送要求を発行する
アプリケーション、104a,bはインターネットプロ
バイダを通じて接続される計算機100a,b間で転送
されるデータを入出力する情報通信処理部、105a,
bは計算機100a,b間でのメールの送受信を行うメ
ール伝送部、106a,bは計算機100と接続可能な
インターネットプロバイダに関する情報を格納するプロ
バイダ情報記憶倉庫(倉庫とは、いわゆるデータベース
のことである。以下、同じ)、107a,bは計算機1
00a,bに付与されたアドレス情報を管理する接続情
報記憶倉庫、108a,bは計算機100a,bからの
メール情報を格納するメール情報記憶倉庫、200a,
bはインターネットプロバイダ102a,bに対する接
続処理を支援するプロバイダ接続部、201a,bは実
際にインターネットプロバイダ102a,bとの接続作
業を実施するプロバイダ接続実行部、300a,bはア
プリケーションからのデータ転送処理を支援するデータ
転送処理部、301a,bは計算機100a,bとの間
でデータの発信及び返信を行うデータ送受信部、302
a,bは計算機100a,bとの間で通信接続処理を行
う接続実行部、303a,bは計算機100a,b間で
のデータ転送処理時における障害原因を調べる障害検出
部、400a,bは計算機100a,bに対するメール
送受信処理を支援するメール転送処理部、401a,b
は計算機100a,bに対するメールの作成及び送信を
行うメール送信部、402a,bは計算機100a,b
からのメールの到達確認を行う受信メール確認部、40
3a,bはメール伝送部105を通じてメール情報記憶
倉庫から受信メールを受け取る受信メール取得部、10
9はインターネット網、110は電話回線、111,1
12は伝走路である。
【0023】図3において、3000はアドレス情報テ
ーブルを示した例であり、3001はIPアドレス、3
002はポート番号である。
【0024】次に、動作について説明する。計算機10
0a,bは、共にダイアルアップ接続でインターネット
プロバイダ102に接続される。ダイアルアップ接続と
は、計算機がインターネット網などのネットワークと常
時接続されておらず、必要と判断した時に公衆回線を利
用してネットワークと接続する方法である。ダイアルア
ップにより接続された計算機100a,bには、インタ
ーネットプロバイダより計算機100a,b間で通信可
能なIPアドレスが付与される。
【0025】本発明では、ダイアルアップ接続された計
算機100a,b間でデータ転送処理を行うために、ア
プリケーション103と情報通信処理部104間に、デ
ータ転送処理部300を用意している。計算機100a
のアプリケーション103aから計算機100bのアプ
リケーション103bに対して、通信接続要求がある
と、データ転送処理部300a,bの接続実行部302
a,bを通じて、計算機100a,b間でコネクション
が確立される。続いて、アプリケーション100aから
のデータ転送要求に従い、データ転送処理部300a,
bのデータ送受信部301a,bによって計算機100
a,b間でデータ転送が行われる。以後の説明では、計
算機100aを送信側計算機、計算機100bを受信側
計算機と呼ぶ。
【0026】送信側計算機100aでは、アプリケーシ
ョン103aからのデータ転送要求が、データ転送処理
部300aのデータ送受信部301aに送られる。デー
タ送受信部301aでは、送信側計算機100a及び受
信側計算機100bのアドレス情報3000を接続情報
記憶倉庫107aに格納した後、送信側計算機100a
から受信側計算機100bに対してデータ転送処理が行
われる。
【0027】ネットワーク障害が生じ、コネクションを
復旧する場合における送信側計算機100aの内部動作
を、図4を用いて説明する。送信側計算機100aから
受信側計算機100bへのデータ転送中にネットワーク
障害が発生した場合、データ転送処理部300aの障害
検出部303aでは、障害個所を特定するため、インタ
ーネットプロバイダ102a及び受信側計算機100b
に対して応答確認を行う。応答確認の組み合わせとして
は、(1)受信側計算機100bからの応答は有るがイ
ンターネットプロバイダ102aからの応答が無い、
(2)受信側計算機100bからの応答は無いがインタ
ーネットプロバイダ102aからの応答が有る、(3)
受信側計算機100b及びインターネットプロバイダ1
02aのいずれからも応答が無い、の3通りがある。組
み合わせ(1)及び組み合せ(3)の場合はS4002
に進み、組み合わせ(2)の場合はS4004に進む
(S4001)。
【0028】次に、データ転送処理部300aの接続実
行部302aは、プロバイダ接続部200aのプロバイ
ダ接続実行部201aを呼び出し、インターネットプロ
バイダ100aとの再接続を行う。プロバイダ接続実行
部201aでは、予め接続に必要な情報として、切断前
のインターネットプロバイダのアクセスポイントの電話
番号、登録ユーザ名、及びパスワードをプロバイダ情報
記憶倉庫106aに保管しており、これを基に再接続を
行い、インターネットプロバイダより新規にIPアドレ
スを取得する(S4002)。
【0029】続いて、接続実行部302aは、メール転
送処理部400aのメール転送部401aを通じて、先
に保管した送信側計算機100aのアドレス情報、及び
S4002で新規に取得したIPアドレス、及びユーザ
名を受信側計算機100bに対し送信する(S400
3)。組み合わせ(1)の場合はS4006に進み、組
み合わせ(3)の場合はS4004に進む。
【0030】受信側計算機100bからの応答が無い場
合、接続実行部302aはメール転送処理部400aの
受信メール確認部402aを通じて、受信側計算機から
最新メールの受信を確認する。更に、受信メール取得部
403aを呼び出し、メール伝送部105aを通じてメ
ール情報格納倉庫108aから最新メールを取得する
(S4004)。
【0031】接続実行部302aでは、取得した最新メ
ールより受信側計算機の切断前アドレス情報を抽出し、
接続情報記憶倉庫107aに格納しておいた受信側計算
機のアドレス情報と比較する。両者が一致する場合は次
のステップに進み、一致しない場合はS4004に戻る
(S4005)。
【0032】接続実行部302aは、前記ステップによ
り取得した受信側計算機の新規アドレスを基に再接続を
行う(S4006)。
【0033】続いてネットワーク障害が生じ、コネクシ
ョンを復旧する場合における受信側計算機100bの内
部動作を、図5を用いて説明する。送信側計算機100
aから受信側計算機100bへのデータ転送中にネット
ワーク障害が発生した場合、データ送受信部301bで
は、ネットワーク障害個所を特定するため、インターネ
ットプロバイダ102b及び送信側計算機100aに対
して応答確認を行う。応答確認の組み合わせとしては、
(1)送信側計算機100aからの応答は有るがインタ
ーネットプロバイダ102bからの応答が無い、(2)
送信側計算機100aからの応答は無いがインターネッ
トプロバイダ102bからの応答が有る、(3)送信側
計算機100a及びインターネットプロバイダ102b
のいずれからも応答が無い、の3通りがある。組み合わ
せ(1)及び組み合せ(3)の場合はS5002に進
み、組み合わせ(2)の場合はS5004に進む(S5
001)。
【0034】次に、データ転送処理部300bの接続実
行部302bは、プロバイダ接続部200bのプロバイ
ダ接続実行部201bを呼び出し、インターネットプロ
バイダ100bとの再接続を行う。プロバイダ接続実行
部201bでは、予め接続に必要な情報として、切断前
のインターネットプロバイダ102bのアクセスポイン
トの電話番号、登録ユーザ名、及びパスワードをプロバ
イダ情報記憶倉庫106bに保管しており、これを基に
再接続を行い、インターネットプロバイダより新規にI
Pアドレスを取得する(S5002)。
【0035】続いて、接続実行部302bは、メール転
送処理部400bのメール転送部401bを通じて、先
に保管した受信側計算機100bのアドレス情報、及び
S5002で新規に取得したIPアドレス、及びユーザ
名を送信側計算機100aに対し送信する(S500
3)。組み合わせ(1)の場合はS5006に進み、組
み合わせ(3)の場合はS5004に進む。
【0036】送信側計算機100aからの応答が無い場
合、接続実行部302bはメール転送処理部400bの
受信メール確認部402bを通じて、受信側計算機から
最新メールの受信を確認する。更に、受信メール取得部
403bを呼び出し、メール伝送部を通じてメール情報
格納倉庫108bから最新メールを取得する(S500
4)。
【0037】接続実行部302bでは、取得した最新メ
ールより送信側計算機の切断前アドレス情報を抽出し、
接続情報記憶倉庫に格納しておいた送信側計算機のアド
レス情報と比較する。両者が一致する場合は次のステッ
プに進み、一致しない場合はS5004に戻る(S50
05)。
【0038】接続実行部302bは、送信側計算機から
の再接続要求を受け付ける(S5006)。
【0039】接続要求が有った場合、要求先のアドレス
情報とS5004で取得した送信側計算機の新規アドレ
スを比較し、一致する場合は再接続を完了し、一致しな
い場合はS5006に戻る(S5007)。
【0040】以上の様に、本実施の形態によれば、ダイ
アルアップ接続で障害が発生することによって計算機1
00a,b間のコネクションが切断された場合でも、デ
ータ転送処理部が自動的にインターネットプロバイダ及
びデータ転送先計算機とのコネクションを復旧する事に
より、アプリケーションに意識させずに行い処理を継続
して実行することができる。
【0041】実施の形態2.本実施の形態を、図6乃至
図8に基づいて説明する。図6は、本実施の形態におけ
るシステムの主要構成を示した図である。ここで説明す
る実施の形態は図1の構成を有するものであるが、図を
簡略化し特徴を理解しやすくするために、図6におい
て、本実施の形態を説明する上で直接関係ない要素につ
いては省略した。図7は、プロバイダ接続部200が管
理するプロバイダ管理情報を示す図である。図8は、本
実施の形態におけるデータ転送制御システムの処理動作
を示した流れ図である。
【0042】図6において、202a,bは接続先のイ
ンターネットプロバイダ情報を管理するプロバイダ情報
管理部である。図7において、7000はプロバイダ管
理情報を示した例であり、7001はインターネットプ
ロバイダのアクセスポイントの電話番号、7002はド
メインネームサーバ名、7003はインターネットプロ
バイダへの登録ユーザ名、7004はパスワードであ
る。
【0043】本実施の形態における送信側計算機100
aの内部動作を、図8を用いて説明する。計算機100
aおいて、アプリケーション103aからのデータ転送
要求が、データ転送処理部300aのデータ送受信部3
01aに送られると、情報通信処理部104aを通じて
伝走路111aに送信され、インターネットプロバイダ
102a,bを通じて計算機100bに渡される。デー
タ転送中に、計算機100aとインターネットプロバイ
ダ102a間でネットワーク障害が発生した場合、デー
タ転送処理部300aの接続実行部302aを通じて、
プロバイダ接続部200aのプロバイダ接続実行部20
1aが呼び出され、切断前に記憶されていたプロバイダ
情報を基にインターネットプロバイダに対し、再接続要
求を行う(S8001)。
【0044】上記再接続処理が失敗した場合、プロバイ
ダ情報管理部202aのプロバイダ情報管理部202a
は、プロバイダ情報記憶倉庫106aのプロバイダ情報
管理テーブルを参照し、再接続先のインターネットプロ
バイダを選択し決定する(S8002)。
【0045】プロバイダ情報管理部202aは、上記ス
テップにて取得したプロバイダ情報を基に再接続処理を
実行する。再接続処理に失敗した場合は、S8002に
戻る(S8003)。
【0046】以上の様に、本実施の形態によれば、プロ
バイダ接続部が自動的にインターネットプロバイダとの
接続作業を実施する事により、仮に切断前のインターネ
ットプロバイダとの接続が成功しない場合も、代替プロ
バイダによる接続が可能となり処理を継続して実行する
ことができる。
【0047】実施の形態3.本実施の形態を、図9に基
づいて説明する。図9は、本実施の形態におけるデータ
転送制御システムの処理動作を示した流れ図である。本
実施の形態における送信側計算機100aの内部動作
を、図9を用いて説明する。
【0048】本実施の形態は、計算機100とインター
ネットプロバイダ102間のコネクションが切断された
場合でも、アプリケーション103からのリクエストを
受け付け、コネクション復旧時に順次受信側計算機にデ
ータを送り付ける事を可能とする。
【0049】計算機100aおいて、アプリケーション
103aからのデータ転送要求が、データ転送処理部3
00aのデータ送受信部301aに送られると、計算機
100とインターネットプロバイダ102間のコネクシ
ョンが切断されている場合、リクエストデータは接続情
報記憶倉庫107aに用意されているリクエストデータ
キューに一時格納する(S9001)。
【0050】次に、接続実行部302aを通じてプロバ
イダ接続部200aのプロバイダ接続実行部201aが
呼び出され、インターネットプロバイダ102との再接
続の完了を待つ(S9002)。
【0051】上記ステップによって計算機100aとイ
ンターネットプロバイダ102間が再接続され、計算機
100a,b間でのデータ転送処理が可能となると、デ
ータ送受信部301aは接続情報記憶倉庫107のリク
エストデータキューからリクエストデータを抽出し(S
9003)、受信側計算機に対してデータ送信処理を実
行する(S9004)。
【0052】キューに、リクエストデータが有る場合は
S9003に戻り、リクエストデータが全てキューから
無くなったときに処理を終了する(S9005)。
【0053】以上の様に、本実施の形態によれば、送信
側計算機とインターネットプロバイダとのコネクション
が切断された場合でも、アプリケーションは影響する事
無く受信側計算機に対しリクエストを発行する事が可能
となる。
【0054】実施の形態4.本実施の形態を、図10に
基づいて説明する。図10は、本実施の形態におけるデ
ータ転送制御システムの処理動作を示した流れ図であ
る。
【0055】本実施の形態における送信側計算機100
aの内部動作を、データ転送処理部300aの機能を中
心に、図10を用いて説明する。
【0056】本実施の形態は、計算機100a,b間で
のリクエストデータの転送中に、計算機100aとイン
ターネットプロバイダ102間のコネクションが切断さ
れた場合でも、送信側計算機100aからリクエストデ
ータを再送する事を可能とする。特に、UPP(use
r datagram protocol)などのコネ
クションレス型の通信を行うプロトコルにおいて有効で
ある。
【0057】送信側計算機100aおいて、アプリケー
ション103aからのデータ転送要求が、データ転送処
理部300aのデータ送受信部301aに送られると、
情報通信処理部104aを通じて伝走路111aに送信
され、インターネットプロバイダ102a,bを通じて
計算機100bに渡される(S1011)。
【0058】データ送受信部301aは、受信側計算機
100bからの到達確認メッセージの返答を一定時間の
間待つ(S1012)。
【0059】受信側計算機100bより到達確認メッセ
ージが有った場合は処理を終了するが、到達確認メッセ
ージが無い場合はS1011に戻る(S1013)。
【0060】受信側計算機100bのデータ転送処理部
300bでは、データ送受信部301bによって送信側
計算機100aからのリクエストデータを受け取り(S
1021)、送信側計算機100aに対し、到達確認メ
ッセージを返す(S1022)。
【0061】以上の様に、本実施の形態によれば、計算
機100a,b間でのリクエストデータの転送中にネッ
トワーク障害が発生した場合でも、受信側計算機からの
到達確認メッセージにより、データ再送が可能となる。
【0062】実施の形態5.本実施の形態を、図11乃
至図12に基づいて説明する。図11は、計算機100
a,b間で送受信されるリクエストデータの内部構造を
示した図である。図12は、本実施の形態におけるデー
タ転送制御システムの処理動作を示した流れ図である。
【0063】図11において、1100はリクエストデ
ータ本体であり、1101はリクエストデータの識別情
報を格納するヘッダ部、1102は計算機100a,b
間で送受信されるデータを格納するデータ部である。
【0064】本実施の形態は、計算機100a,b間で
重複するリクエストデータが転送された場合に、受信側
計算機で受信するか否かを判断する事を可能とする。
【0065】アプリケーション103aからリクエスト
データ転送要求を受けたデータ転送処理部300aは、
データ送受信部301aにおいてリクエストデータの上
位にヘッダ部1101を追加し、リクエストデータを識
別するための一意な番号をヘッダ部内に格納した後、受
信側計算機100bに対してデータ転送を行う。
【0066】続いて、本実施の形態における受信側計算
機100bの内部動作を、図12を用いて説明する。受
信側計算機100bのデータ転送処理部300bは、ヘ
ッダ部付きリクエストデータを受信した後、接続情報記
憶倉庫107に前記リクエストデータを格納すると共
に、到達確認要求を送信側計算機100aに対して返答
する。
【0067】受信側計算機100bは、データ転送処理
部300bのデータ送受信部301bを通じて、次にリ
クエストデータを受信した場合(S1201)、リクエ
ストデータの識別番号と、接続情報記憶倉庫に格納して
おいた前記リクエストデータの識別番号を比較する(S
1202)。
【0068】識別番号が一致する場合はデータを破棄
し、一致しない場合は前記リクエストデータを破棄した
後(S1203及びS1204)、受信した最新のリク
エストデータを接続情報記憶倉庫に格納した後、送信側
計算機に対して到達確認メッセージを返答する(S12
05)。
【0069】以上の様に、本実施の形態によれば、計算
機100a,b間でデータ転送に対する到達確認メッセ
ージの返答中にネットワーク障害が発生した場合でも、
リクエストデータに識別番号を付加する事により、送信
側計算機から再送される冗長なリクエストデータを受信
側計算機で受信するか否かを判断し、必要に応じて受信
データを破棄する事を可能とする。
【0070】実施の形態6.本実施の形態を、図13乃
至図14に基づいて説明する。図13は、本実施の形態
におけるシステムの主要構成を示した図である。ここで
説明する実施の形態は図1の構成を有するものである
が、図を簡略化し特徴を理解しやすくするために、図1
3において、本実施の形態を説明する上で直接関係ない
要素については省略した。図14は、本実施の形態にお
けるデータ転送制御システムの処理動作を示した流れ図
である。
【0071】図13において、304a,bはリクエス
トデータをパケットに分割する、もしくは分割されたパ
ケットを連結し元のリクエストデータに復元するパケッ
ト分割/連結部である。
【0072】本実施の形態における受信側計算機100
の内部動作を、図14を用いて説明する。本実施の形態
は、計算機100a,b間でメモリ情報やアプリケーシ
ョンプログラムといったロングサイズのデータを転送す
る場合、これらを小さなパケットに分割して転送する事
により、ネットワーク障害やパケット喪失といった問題
を防止する。
【0073】データ転送処理部300aでは、一度に転
送可能なデータサイズを予め設定している。送信側計算
機100aにおいて、アプリケーション103aから要
求されたリクエスト転送データが設定するデータサイズ
を超える場合、データ転送処理部300aのパケット分
割/連結部304aにおいて、予め設定されているサイ
ズ単位にパケットを分解する(S1411)。
【0074】各パケットにヘッダ部1101を追加し、
ヘッダ部にはパケットを識別するための一意な識別番
号、総パケット数、及びカレントパケット番号を格納す
る(S1412)。
【0075】送信側計算機100aのデータ送受信部3
01aは、上記ステップによって分割されたパケット
を、パケット番号順に受信側計算機100bに送信し
(S1413)、最後に到達確認メッセージを受け取る
(S1414)。
【0076】受信側計算機100bでは、データ送受信
部301bにおいて送信側計算機100aから転送され
たパケットを受信すると(S1421)、パケット分割
/連結部304bにおいて既に受信済みのパケットに追
加していく(S1422)。
【0077】更に、受信したパケットのヘッダ部からト
ータルパケット数とカレントパケット番号を比較し、す
べてのパケットを受信した事を確認した場合は次のステ
ップに進む。そうでない場合は、S1421に戻る(S
1423)。
【0078】送信側計算機100aから、全てのパケッ
トを受信した後、到達確認メッセージを送信側計算機に
返答する(S1424)。
【0079】インターネット間によるデータ転送は、イ
ンターネットプロバイダの性能やネットワークの混雑状
況、及び帯域幅といった要因により、送信データのサイ
ズが大きくなるほどパケットの喪失する確立が向上す
る。
【0080】以上の様に、本実施の形態によれば、計算
機100a,b間でデータ転送を行う場合、データが大
規模サイズである場合でも、小さなパケットサイズに分
割する事により、ネットワーク障害やパケット喪失とい
った問題を防止する事が可能となる。
【0081】実施の形態7.本実施の形態を、図15乃
至図16に基づいて説明する。図15は、本実施の形態
におけるシステムの主要構成を示した図である。ここで
説明する実施形態は図1の構成を有するものであるが、
図を簡略化し特徴を理解しやすくするために、図15に
おいて、本実施の形態を説明する上で直接関係ない要素
については省略した。図16は、本実施の形態における
データ転送制御システムの処理動作を示した流れ図であ
る。
【0082】図15において、305は、送信側計算機
からのデータ転送に対し到達確認メッセージの返答回数
を設定する応答設定部である。
【0083】本実施の形態における受信側計算機100
の内部動作を、図15を用いて説明する。送信側計算機
100aのアプリケーション103aでは、データ転送
を行うためデータ転送処理部300aに対して接続要求
を行う。接続要求を受けたデータ転送処理部300aで
は、過去の送信履歴情報を接続情報記憶倉庫107aか
ら抽出する。前記送信履歴情報とは、連続して送受信が
できたパケットサイズと送受信回数である。このパケッ
トの送受信回数を基に、データ転送処理部300aの応
答設定部305aにおいて、送信側計算機への到達確認
メッセージを発行する間の転送回数Na(例えば、3回
のパケット送信に対して、1回の到達確認メッセージを
返す場合は、Na=3となる。)を設定する(S161
1)。
【0084】上記設定値Naと共に、受信側計算機に対
して接続要求を発行する(S1612)。
【0085】受信側計算機100bから接続完了メッセ
ージを受けた送信側計算機100aのデータ転送処理部
300aは、前記接続完了メッセージと共に受信した受
信側計算機への到達確認メッセージの設定値Nbをデー
タ送受信部301aに登録する(S1613)。
【0086】受信側計算機100bでは、送信側計算機
100aからの接続要求を受けるため、接続受入れ状態
に入る。データ転送処理部300bでは、送信側計算機
100aと同様、過去の送信履歴情報を接続情報記憶倉
庫107bから抽出し、応答設定部305bにおいて、
受信側計算機への到達確認メッセージの返答回数Nbを
設定する(S1621)。
【0087】続いて、送信側計算機からの接続要求と共
に送信側計算機への到達確認メッセージの返答回数の設
定値Naを受信し、データ転送処理部300bに登録す
る(S1622)。
【0088】最後に、送信側計算機に対して、接続完了
と共に、上記ステップ1621で設定した受信側計算機
への到達確認メッセージの設定値Nbを返す(S162
3)。
【0089】以上の様に、本実施の形態によれば、リク
エストデータ送信に対し過去の送信履歴情報を基に到達
確認メッセージの返答回数を制御する事により、到達確
認メッセージの送信に要する通信時間を削減し、全体の
通信処理性能を向上する事が出来る。
【0090】実施の形態8.前述の実施の形態では、受
信側計算機100bからの到達確認メッセージの返答回
数を、過去の履歴から設定したが、本実施の形態では、
図17に示す優先度を指定して、到達確認メッセージの
返答回数を設定する。
【0091】本実施の形態のS1611において、送信
側計算機100aのアプリケーション103aが、受信
側計算機100bに対して接続要求を発行する際に到達
確認メッセージの優先度を設定し、その優先度を受信側
計算機100bに送信する。
【0092】受信側計算機100bも、送信側計算機1
00aと同様、上記実施の形態のS1621において送
信側計算機100aからの接続受け入れ態勢に入る時
に、到達確認メッセージの優先度を設定する。送信側計
算機100aからの接続要求があると、受信側計算機1
00bのデータ転送処理部300bでは、応答設定部3
05bにおいて到達確認設定テーブル1700を基に、
送信側計算機100aから受信した優先度から導かれる
到達確認メッセージの返答回数を登録する。例えば、設
定された優先度が1である場合、受信側計算機100b
は、送信側計算機100aからデータ転送がある度に、
到達確認メッセージを返す。
【0093】最後に、送信側計算機100aへの接続完
了通知と共に、受信側計算機100bへの到達確認メッ
セージの返答回数を送信する。送信側計算機100aの
データ転送処理部300aでは、この返答回数を受け取
ると、受信側計算機100bと同様に、受信側計算機1
00bへの到達確認メッセージの返答回数として登録す
る。
【0094】以上の様に、本実施の形態によれば、計算
機100a,b間の接続時に優先度を指定する事によ
り、転送するデータの重要性や、インターネットプロバ
イダの性能やネットワークの混雑状況に応じて、データ
転送に対する到達確認メッセージの返答回数を指定する
事が可能となる。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、ダイアルアップ接続で
障害が発生することによって計算機間のコネクションが
切断された場合でも、データ転送処理部が自動的にイン
ターネットプロバイダ及びデータ転送先計算機とのコネ
クションを復旧する事により、アプリケーションに意識
させずに行い処理を継続して実行することができる。
【0096】本発明によれば、プロバイダ接続部が自動
的にインターネットプロバイダとの接続作業を実施する
事により、仮に切断前のインターネットプロバイダとの
接続が成功しない場合も、代替プロバイダによる接続が
可能となり処理を継続して実行することができる。
【0097】本発明は、計算機とインターネットプロバ
イダ間のコネクションが切断された場合でも、アプリケ
ーションからのリクエストを受け付け、コネクション復
旧時に順次受信側計算機にデータを送り付ける事を可能
とする。
【0098】本発明によれば、計算機間でのリクエスト
データの転送中にネットワーク障害が発生した場合で
も、受信側計算機からの到達確認メッセージにより、デ
ータ再送が可能となる。
【0099】本発明によれば、計算機間でデータ転送に
対する到達確認メッセージの返答中にネットワーク障害
が発生した場合でも、リクエストデータに識別番号を付
加する事により、送信側計算機から再送される冗長なリ
クエストデータを受信側計算機で受信するか否かを判断
し、必要に応じて受信データを破棄する事を可能とす
る。
【0100】計算機間でデータ転送を行う場合、データ
が大規模サイズである場合でも、小さなパケットサイズ
に分割する事により、ネットワーク障害やパケット喪失
といった問題を防止する事が可能となる。
【0101】リクエストデータ送信に対し過去の送信履
歴情報を基に到達確認メッセージの返答回数を制御する
事により、到達確認メッセージの送信に要する通信時間
を削減し、全体の通信処理性能を向上する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ転送制御システムの各実施の形態を統
合した全体構成を表す図である。
【図2】 実施の形態1におけるシステムの主要構成を
示した図である。
【図3】 データ転送処理部が管理するアドレス情報テ
ーブルを示す図である。
【図4】 実施の形態1におけるデータ転送制御システ
ムの送信側計算機の処理動作を示した流れ図である。
【図5】 実施の形態1におけるデータ転送制御システ
ムの受信側計算機の処理動作を示した流れ図である。
【図6】 実施の形態2におけるシステムの主要構成を
示した図である。
【図7】 プロバイダ接続部が管理するプロバイダ管理
情報を示す図である。
【図8】 実施の形態2におけるデータ転送制御システ
ムの処理動作を示した流れ図である。
【図9】 実施の形態3におけるデータ転送制御システ
ムの処理動作を示した流れ図である。
【図10】 実施の形態4におけるデータ転送制御シス
テムの処理動作を示した流れ図である。
【図11】 計算機間で送受信されるリクエストデータ
の内部構造を示した図である。
【図12】 実施の形態5におけるデータ転送制御シス
テムの処理動作を示した流れ図である。
【図13】 実施の形態6におけるシステムの主要構成
を示した図である。
【図14】 実施の形態6におけるデータ転送制御シス
テムの処理動作を示した流れ図である。
【図15】 実施の形態7におけるシステムの主要構成
を示した図である。
【図16】 実施の形態7におけるデータ転送制御シス
テムの処理動作を示した流れ図である。
【図17】 実施の形態8における優先度を示すテーブ
ルの図である。
【図18】 従来技術のダイアルアップ接続した計算機
間での通信システムの構成を示した図である。
【図19】 従来技術のダイアルアップ接続した計算機
間での通信システムの構成を示した図である。
【符号の説明】
100a,b 計算機、101a,b 接続器、102
a,b インターネットプロバイダ、103a,b ア
プリケーション、104a,b 情報通信処理部、10
5a,b メール伝送部、106a,b プロバイダ情
報記憶倉庫、107a,b 接続情報記憶倉庫、108
a,b メール情報記憶倉庫、109インターネット
網、110 電話回線、111,112 伝走路、20
0a,bプロバイダ接続部、201a,b プロバイダ
接続実行部、202a,b プロバイダ情報管理部、3
00a,b データ転送処理部、301a,b データ
送受信部、302a,b 接続実行部、303a,b
障害検出部、304a,b パケット分割/連結部、3
05a,b 応答設定部、400a,b メール転送処
理部、401a,b メール送信部、402a,b 受
信メール確認部、403a,b 受信メール取得部、1
100 リクエストデータ本体、1101ヘッダ部、1
102 データ部、3000 アドレス情報テーブルを
示した例、3001 IPアドレス、3002 ポート
番号、7000 プロバイダ管理情報を示した例、70
01 インターネットプロバイダのアクセスポイントの
電話番号、7002 ドメインネームサーバ名、700
3 インターネットプロバイダへの登録ユーザ名、70
04 パスワード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA21 HA02 HA03 HA10 JB14 KA04 KA12 KB06 KC21 KC28 KC29 KC45 KC51 KC59 KG03 KG06 LA01 LA11 ME08 5K030 GA17 HB19 HC01 HD09 KA01 9A001 BB03 BB04 CC06 CC07 JJ13 JJ25 KK56 LL05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットプロバイダにダイアルア
    ップしてインターネットに接続する第一のコンピュータ
    システムと、インターネットに接続する第二のコンピュ
    ータシステムとを備えたデータ転送制御コンピュータシ
    ステムであって、 第一のコンピュータシステムは、プロバイダ接続部と、
    第一の接続情報記憶部と、第一のデータ転送部とを備
    え、 プロバイダ接続部は、インターネットプロバイダにダイ
    アルアップした際にインターネットプロバイダから第一
    のコンピュータシステムのアドレスを受信し、 第一の接続情報記憶部は、受信した第一のコンピュータ
    システムのアドレスを記憶し、 第一のデータ転送部は、受信した第一のコンピュータシ
    ステムのアドレスを第二のコンピュータシステムに送信
    し、 プロバイダ接続部は、再度インターネットプロバイダに
    ダイアルアップした際にインターネットプロバイダから
    第一のコンピュータシステムの新しいアドレスを受信
    し、 第一のデータ転送部は、第一の接続情報記憶部に記憶さ
    れている第一のコンピュータシステムの元のアドレス
    と、受信した第一のコンピュータシステムの新しいアド
    レスとを第二のコンピュータシステムに送信し、 第二のコンピュータシステムは、第二の接続情報記憶部
    と、第二のデータ転送部とを備え、 第二のデータ転送部は、第一のコンピュータシステムか
    ら第一のコンピュータシステムのアドレスを受信し、 第二の接続情報記憶部は、受信した第一のコンピュータ
    システムのアドレスを記憶し、 第二のデータ転送部は、第一のコンピュータシステムか
    ら第一のコンピュータシステムの元のアドレスと、第一
    のコンピュータシステムの新しいアドレスとを受信し、
    第二の接続情報記憶部に記憶されている第一のコンピュ
    ータシステムのアドレスと、受信した第一のコンピュー
    タシステムの元のアドレスが一致する場合に、受信した
    第一のコンピュータシステムの新しいアドレスを第一の
    コンピュータシステムのアドレスとしてデータを転送す
    ることを特徴とするデータ転送制御コンピュータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 インターネットプロバイダに接続するデ
    ータ転送制御コンピュータシステムであって、以下の要
    素を備えることを特徴とするデータ転送制御コンピュー
    タシステム (1)インターネットプロバイダに接続する際に必要な
    プロバイダ管理情報を複数記憶するプロバイダ情報記憶
    部、(2)インターネットプロバイダとの接続が切断さ
    れた場合に、プロバイダ情報記憶部に記憶されている複
    数のプロバイダ管理情報に基づいて、再接続するインタ
    ーネットプロバイダを選択し、選択したインターネット
    プロバイダに対して接続を要求するプロバイダ接続実行
    部。
  3. 【請求項3】 インターネットプロバイダと接続し、イ
    ンターネットへリクエストデータを送信するデータ転送
    制御コンピュータシステムであって、データ転送制御コ
    ンピュータシステムは、データ転送部と、リクエストデ
    ータ記憶部と、プロバイダ接続実行部とを備え、 データ転送部は、インターネットプロバイダとの接続が
    切断されている場合に、リクエストデータを送信せず、 リクエストデータ記憶部は、送信しなかったリクエスト
    データを記憶し、 プロバイダ接続実行部は、インターネットプロバイダと
    の接続が切断された場合に、いずれかのインターネット
    プロバイダに対して接続を要求し、 データ転送部は、インターネットプロバイダと接続した
    後に、リクエストデータ記憶部に記憶されているリクエ
    ストデータを読み出し、読み出したリクエストデータを
    接続したインターネットプロバイダに送信することを特
    徴とするデータ転送制御コンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 インターネットを介して、コネクション
    レス型のプロトコルに従って、リクエストデータを送信
    する送信側コンピュータシステムと、インターネットを
    介して、コネクションレス型のプロトコルに従って、リ
    クエストデータを受信する受信側コンピュータシステム
    とを備えたデータ転送制御コンピュータシステムであっ
    て、 送信側コンピュータシステムは、送信側データ転送部を
    備え、 受信側コンピュータシステムは、受信側データ転送部を
    備え、 送信側データ転送部は、インターネットを介して、コネ
    クションレス型のプロトコルに従って、リクエストデー
    タを受信側コンピュータシステムへ送信し、 受信側データ転送部は、インターネットを介して、コネ
    クションレス型のプロトコルに従って、送信側コンピュ
    ータシステムからのリクエストデータを受信し、受信し
    た後に、送信側コンピュータシステムへ到達確認メッセ
    ージを送信し、 送信側データ転送部は、リクエストデータの送信から到
    達確認時間が経過した後に、受信側コンピュータシステ
    ムから到達確認メッセージを受信しているか否か判定
    し、受信していない場合に、インターネットを介して、
    コネクションレス型のプロトコルに従って、上記リクエ
    ストデータを受信側コンピュータシステムに再送信する
    ことを特徴とするデータ転送制御コンピュータシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 送信側データ転送部は、リクエストデー
    タを送信する前に、送信するリクエストデータにリクエ
    ストデータを識別する識別情報を付加し、 受信側コンピュータシステムは、リクエストデータを受
    信した後に、受信したリクエストデータに付加されてい
    る識別情報を記憶する識別情報記憶部を備え、 受信側データ転送部は、リクエストデータを受信した後
    に、受信したリクエストデータに付加されている識別情
    報と、識別情報記憶部に記憶されている先に受信したリ
    クエストデータに付加されていた識別情報が一致する場
    合に、受信したリクエストデータを破棄することを特徴
    とする請求項4記載のデータ転送制御コンピュータシス
    テム。
  6. 【請求項6】 送信側コンピュータシステムは、パケッ
    トサイズ以上のリクエストデータを、パケットサイズ以
    下の複数のリクエストデータに分割するパケット分割部
    を備え、 受信側コンピュータシステムは、受信側データ転送部が
    受信したパケットサイズ以下の複数のリクエストデータ
    を連結し、パケットサイズ以上のリクエストデータを生
    成するパケット連結部を備えることを特徴とする請求項
    4記載のデータ転送制御コンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 受信側データ転送部は、N(Nは1以上
    の整数)回のリクエストデータの受信のうち、(上記N
    ―1)回のリクエストデータの受信の際には、到達確認
    メッセージの送信を省略し、 送信側データ転送部は、上記N回のリクエストデータの
    送信のうち、(上記N―1)回のリクエストデータの送
    信の際には、到達確認メッセージの受信の判定を省略
    し、到達確認メッセージを受信していない場合に再送信
    するリクエストデータとして、上記N回分のリクエスト
    データを再送信することを特徴とする請求項6記載のデ
    ータ転送制御コンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 送信側コンピュータシステムは、送信履
    歴情報を記憶する送信履歴情報記憶部と、送信履歴情報
    記憶部に記憶された送信履歴情報に基づいて、上記回数
    Nを決定する応答設定部と、決定した上記回数Nを受信
    側コンピュータシステムに送信する回数N送信部とを備
    え、 受信側コンピュータシステムは、上記回数Nを送信側コ
    ンピュータシステムから受信する回数N受信部と、受信
    した上記回数Nを記憶する回数N記憶部とを備えること
    を特徴とする請求項7記載のデータ転送制御コンピュー
    タシステム。
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