JP3598883B2 - エラスティックストア回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エラスティックストア回路に関し、特に、書き込みアドレスと読み出しアドレスのアドレス制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルデータ伝送システムの高速化、高機能化の要求に伴い、データの速度変換あるいは遅延調整などを行うためのエラスティックメモリ回路にも、高速化、高機能化が要求されている。このため、入力ポートと出力ポートが独立したデュアルポート(2ポート)メモリを備えたエラスティックメモリ回路が用いられている。
【0003】
2ポートメモリを備えたエラスティックメモリ回路においては、書き込み動作と読み出し動作はそれぞれ独立したクロックにより行われるため、それぞれのクロックの位相のずれに起因する読み出しアドレスの書き込みアドレスの接近を事前に検出して、読み出しアドレスが書き込みアドレスを追い越さないように補正する制御が必要とされる。
【0004】
図3は、従来のエラスティックストア回路の構成の一例を示すブロック図である。図3を参照すると、2ポートメモリ13と、読み出しアドレス発生回路11と、書き込みアドレス発生回路12と、減算器26と、距離検出器27とを備えて構成されている。
【0005】
読み出しアドレス発生回路11は、2ポートメモリ13の不図示の出力ポートより出力すべきデータが蓄積されている2ポートメモリ13内のアドレスを指定するための読み出しアドレス21を生成する。
【0006】
書き込みアドレス発生回路12は2ポートメモリ13の不図示の入力ポートから入力するデータを蓄積する2ポートメモリ13内のアドレスを指定するための書き込みアドレス22を生成する。
【0007】
読み出しアドレス21と書き込みアドレス22は、それぞれ、2ポートメモリ13と減算器15に接続されている。
【0008】
減算器26は、2ポートメモリ13に送出される読み出しアドレス21と書き込みアドレス22とを入力し、読み出しアドレス値と書き込みアドレス値を減算することにより、両アドレスの距離を算出する。
【0009】
減算器26での減算結果は、距離検出部27に伝達され、距離検出部27では、減算結果から、読み出しアドレス値と書き込みアドレス値の距離が予め定められた規定値に達したことを検出すると、イニシャライズ信号23を読み出しアドレス発生回路11と書き込みアドレス発生回路12に対して送出し、これらの回路を初期状態に設定する。
【0010】
イニシャライズ信号を受けて、初期状態に設定された読み出しアドレス発生回路11と書き込みアドレス発生回路12では、読み出しアドレス21と書き込みアドレス22を初期の状態に戻し、これにより、両アドレスの距離は最大値に戻る。
【0011】
また、このとき距離検出部27は、読み出しアドレス値と書き込みアドレス値の距離が予め定められた規定値に達したことを検出すると、アラーム信号24を不図示のアラーム受信部に送出して、両アドレスの接近と初期設定が行われたことを通知する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のエラスティックストア回路においては、読み出しアドレスと書き込みアドレスの距離の接近を検出するための回路として、読み出しアドレスと書き込みアドレスを減算する減算器が必要とされており、このため回路規模の縮減を困難としている。
【0013】
特に、2ポートメモリのアドレスが増大すると、読み出しアドレスと書き込みアドレスを減算する減算器のビット長が長くなり回路規模が増大することに加えて、エラスティックメモリの高速化に対応して、減算器にも、高速演算処理が求められる。
【0014】
したがって、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、読み出しアドレス発生回路と書き込みアドレス発生回路のアドレスを制御する回路の回路規模を縮減するエラスティック回路を提供することにある。
【0015】
また本発明の他の目的は、メモリの深さ(アドレス値の大きさ)に依存せず、同じ回路規模で実現することができるエラスティック回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明は、2ポートメモリの読み出しアドレスの所定ビットと書き込みアドレスの所定ビットのうち一方をカウントアップ制御信号、他方をカウントダウン制御信号として入力するアップダウンカウンタを備え、前記アップダウンカウンタのカウンタ出力値を監視し該カウンタ出力値が予め定められた所定値に達した場合、前記読み出しアドレスと前記書き込みアドレスを初期化するように制御する手段を備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。本発明は、その好ましい実施の形態において、入力ポートに入力されたデータを蓄積し出力ポートから出力する2ポートメモリ(13)と、2ポートメモリ(13)からデータを読み出すための読み出しアドレス(21)を生成する読み出しアドレス発生回路(11)と、2ポートメモリ(13)にデータを書き込むための書き込みアドレス(22)を生成する書き込みアドレス発生回路(12)と、読み出しアドレス(21)と書き込みアドレス(22)の最下位ビット(LSB)のうちの一方をアップカウント制御信号、他方をダウンカウント制御信号として入力するアップダウンカウンタ(15)と、アップダウンカウンタ(15)のカウンタ出力値を予め定められた所定値と比較し、読み出しアドレスと書き込みアドレスとの距離差が、読み出しアドレスと書き込みアドレスの初期化を行なうための条件に該当する否かを判定し、該条件に該当する場合、読み出しアドレス発生回路と書き込みアドレス発生回路とに対してそれぞれ初期化を行なうように、イニシャライズ信号(23)を出力する距離検出部(16)と、を備え、読み出しアドレス発生回路(11)と書き込みアドレス発生回路(12)はイニシャライズ信号(23)を受けてそれぞれ読み出しアドレスと書き込みアドレスの初期化を行なう。
【0018】
本発明は、その好ましい実施の形態において、距離検出部(16)は、アップダウンカウンタ(15)のカウンタ出力値が予め定められた所定の下限値(最小値)に達したことを検出する第1の検出手段(161)を備え、アップダウンカウンタのカウンタ出力値が下限値に達した場合、イニシャライズ信号、必要に応じてアラーム信号(24)を出力する。またアップダウンカウンタ(15)のカウンタ出力値が予め定められた所定の上限値に達したことを検出する第2の検出手段(162)を備え、第1、第2の検出手段(161、172)のいずれか一方から検出信号が出力された場合、イニシャライズ信号、アラーム信号(24)を出力する手段(163)を備える。
【0019】
このように、本発明によれば、2ポートメモリを備え、読み出しアドレスと書き込みアドレスの接近を検出した際に、読み出しアドレスと書き込みアドレスを補正するアドレス制御回路において、読み出しアドレスと書き込みアドレスの距離差を検出するための手段として、読み出しアドレスと書き込みアドレスの最下位ビットでアップ/ダウン制御されるアップダウンカウンタを備えたことにより、減算器を用いた従来の回路と比べて、回路規模に縮減を実現している。
【0020】
また、本発明によれば、読み出しアドレスと書き込みアドレスの距離差をカウンタ値として認識することにより、そのカウンタ値が予め定めた規定値に達したことを検出することで、両アドレスの接近を検出し、アラーム信号を出力し、読み出しアドレスと書き込みアドレスを補正する。
【0021】
【実施例】
本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照すると、本発明の一実施例は、2ポートメモリ13と、読み出しアドレス発生回路11と、書き込みアドレス発生回路12と、アップダウンカウンタ15と、距離検出部16とを備えて構成されている。
【0022】
読み出しアドレス発生回路11は、2ポートメモリ13の不図示の出力ポートより出力すべきデータが蓄積されている2ポートメモリ13内のアドレスを指定する読み出しアドレス21を生成する。
【0023】
書き込みアドレス発生回路12は、2ポートメモリ13の不図示の入力ポートから入力するデータを蓄積する2ポートメモリ13内のアドレスを指定する書き込みアドレス22を生成する。
【0024】
読み出しアドレス発生回路11から出力される読み出しアドレス21は、2ポートメモリ13に接続されており、また読み出しアドレス21の最下位ビット211はアップダウンカウンタ15に接続されている。
【0025】
また、書き込みアドレス発生回路12から出力される書き込みアドレス22は2ポートメモリ13に接続されており、また書き込みアドレス22の最下位ビット221はアップダウンカウンタ15に接続されている。
【0026】
アップダウンカウンタ15は、初期設定時に、2ポートメモリ13のアドレス値の約半分となる理想距離の半分の値が初期値としてロードされ、書き込みアドレス22の最下位ビット221をカウントアップ指示信号として入力し、読み出しアドレス21の最下位ビット211をカウントダウン指示信号として入力し、両アドレスの距離をカウンタ出力値として出力する。
【0027】
すなわちアップダウンカウンタ15は、カウントアップ指示信号が入力されると(例えば書き込みアドレス22の最下位ビット221の0から1への遷移エッジで)、1カウントアップし、カウントダウン指示信号が入力されると(例えば読み出しアドレス21の最下位ビット211の0から1への遷移エッジで)、1カウントダウンする。
【0028】
アップダウンカウンタ15のカウンタ出力値が予め定められた最小規定値、あるいは最大規定値に達したことを検出すると、イニシャライズ信号23を、読み出しアドレス発生回路11と書き込みアドレス発生回路12に対して送出し、読み出しアドレス発生回路11と書き込みアドレス発生回路12を初期状態に設定する。
【0029】
イニシャライズ信号23を受け、初期状態に設定された読み出しアドレス発生回路11と書き込みアドレス発生回路12では、生成する読み出しアドレスと書き込みアドレスを、ともに初期の状態に戻し、両アドレスの距離は最大値に戻る。
【0030】
かかる構成により、書き込みデータと読み出しデータの速度差/位相差が大きく無い場合には、アップダウンカウンタ15のカウンタ出力値は、ロード値に近い値を維持することになる。
【0031】
本発明の一実施例においては、読み出しアドレス21と書き込みアドレス22の最下位ビットをカウントアップ/ダウン指示信号に用いているので、アップダウンカウンタ15は、2アドレス変化したときに、1カウントアップ/ダウンすることになる。すなわち、アドレス信号の最下位ビットは、アドレス値の偶奇の変化に伴い0、1、0、1と変化し、すなわちアドレスが2つ変化したした場合に1つカウントアップ/ダウンする。
【0032】
アップダウンカウンタ15は、読み出しアドレス21と書き込みアドレス22の両アドレスの最下位ビットのみを使用しているので、アドレス全てを比較する減算器に比べて、回路規模を小さくすることができる。
【0033】
また、2ポートメモリ13のメモリ容量が増大し、アドレス値が大きくなった場合でも、同じ回路構成で対応することができることから、アドレス幅が大きい場合には特に有効である。
【0034】
なお、書き込みアドレスの最下位ビットをカウントダウン指示信号、読み出しアドレスの最下位ビットをカウントアップ指示信号としても用いてもよい。
【0035】
本発明の一実施例の動作について説明する。
【0036】
以下では、一例として、2ポートメモリ13のアドレスを0〜127、イニシャライズが行われる条件として、読み出しアドレスと書き込みアドレスとの距離差を「8」とする。
【0037】
このとき設定するイニシャライズ条件のアドレス距離差は、各エラスティックストア回路における読み出しと書き込みの位相差により両アドレスが接近するであろうアドレスを予測して設定する。
【0038】
読み出しアドレスと書き込みアドレスのアドレス値の距離の差の検出は、常に両アドレスの距離差を認識しているので、ぎりぎりの値に設定してもよい。ただし、読み出し側/書き込み側(読み出しアドレス発生回路11/書き込みアドレス発生回路12)に、それぞれ、読み出しイネーブル信号、及び書き込みイネーブル信号が入力され、イネーブル信号がそれぞれアクティブのときに、読み出し、書き込み動作が行われる構成の場合には、このイネーブル信号によるアドレス距離差(イネーブル信号がアクティブ間のアドレス変化による距離差)の増減を考慮に入れる必要が有る。
【0039】
本発明の一実施例においては、カウントアップ指示信号、カウントダウン指示信号に、書き込みアドレスと読み出しアドレスの最下位ビットを使用しているため、アップダウンカウンタ15は、2アドレスに1回アップカウントあるいはダウンカウントするので、カウンタ出力値で1に設定することにより、アドレス距離差としては「2」を最小値に設定することも可能である。
【0040】
まず、初期状態においては、両アドレスは最大距離となるように設定され、例えば読み出しアドレスを0番地、書き込みアドレスを64番地に設定する。
【0041】
アップダウンカウンタ15には、理想距離「64」の半分の「32」をロードする。
【0042】
イニシャライズ条件としては、8÷2=4、32−4=28から、最小条件=4と最大条件=28に設定する。
【0043】
図2は、本発明の一実施例におけるアップダウンカウンタ15と距離検出部16の構成を示す図である。図2を参照すると、読み出しアドレス21の最下位ビット211は、アップダウンカウンタ15のカウントアップ(UP)制御端子、書き込みアドレス22の最下位ビット221はカウントダウン(DOWN)制御端子に接続され、アップダウンカウンタ15のカウンタ出力は、距離検出部16に入力される。
【0044】
距離検出部16は、アップダウンカウンタ15のカウンタ出力を入力とする最小条件デコード部161と、及び最大条件デコード部162を備え、最小条件デコード部161と、最大条件デコード部162の出力の論理和をとり、アラーム信号24を出力するOR回路163とを備えている。距離検出部16において、OR回路163から出力されるアラーム信号24と同一の信号をイニシャライズ信号23(図1参照)として出力する構成としてもよい。
【0045】
アップダウンカウンタ15は、初期状態で「32」をロードし、書き込みアドレス最下位ビット221をカウントアップ指示信号、読み出しアドレス最下位ビット211をカウントダウン指示信号として受ける。
【0046】
最下位ビットをそのまま制御信号として用いているので、書き込みアドレス22が2増えて、最下位ビットが0から1と立ち上がりエッジが見えた所で、1つカウントアップする。
【0047】
読み出しアドレス21が2増えて、最下位ビットが0から1と立ち上がりエッジが見えた所で1つカウントダウンする。
【0048】
このように、本発明の一実施例においては、アップダウンカウンタ15のカウンタ出力値は、読み出しアドレスの書き込みアドレスの距離の半分の値から、カウントアップ/ダウンされる。
【0049】
ここでは、読み出しアドレスと書き込みアドレスのイニシャライズ条件を「8」と設定しているので、その半分で「4」を最小条件とし、32−4=28から「28」を最大条件とし、それぞれ最小条件デコード部161と最大条件デコード部162でデコードする。
【0050】
最小条件デコード部161又は最大条件デコード部162で、4あるいは28を検出した場合は、最小条件デコード部161と最大条件デコード部162の出力の論理和をとるOR回路163からアラーム信号24を出力する。
【0051】
具体例として、読み出しアドレス21が「48」で書き込みアドレス22が「32」と、書き込みアドレス22が読み出しアドレス21に追いついてきた場合について説明する。
【0052】
このとき、読み出しアドレス21が「48」ということは、48÷2=24回のカウントアップ操作がアップダウンカウンタ15で行われ、また書き込みアドレスが「32」ということから、(32+64)÷2=48回のカウントダウン操作が実行されたことになる。
【0053】
よって、アップダウンカウンタ15のカウンタ出力値は、32+24−48=8となる。
【0054】
この場合、イニシャライズ条件には該当しないため、そのまま正常に動作する。
【0055】
更に、書き込みアドレス22が読み出しアドレス21に追いつき、読み出しアドレスが「60」、書き込みアドレスが「52」と距離差が8以内になると、アップダウンカウンタ15のカウンタ出力値は「4」を示し、イニシャライズ条件に該当するため、距離検出部16においてエラー状態と判断し、イニシャライズ信号23を送出し、読み出しアドレス発生回路11と書き込みアドレス発生回路12を初期状態へもどす。また、距離検出部16はアラーム信号24を送出する。
【0056】
この距離検出部16を構成する論理回路は上述のOR回路に限定されるものでなく、他の論理回路の組み合わせ構成によるものでもよい。
【0057】
なお、図2において、OR回路163からアラーム信号24が出力される構成とされているが、OR回路163からイニシャライズ信号23及びアラーム信号24を出力する構成としてもよいことは勿論である。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、読み出しアドレスと書き込みアドレスの接近を判断する回路として、読み出しアドレスと書き込みアドレスの最下位ビットでアップダウンカウントされるアップダウンカウンタを備え、カウンタ出力値から、読み出しアドレスと書き込みアドレスの初期化条件に該当するか否かを判定する構成としたことにより、エラスティック回路のアドレス制御部の回路規模を縮減することができる、という効果を奏する。
【0059】
また本発明によれば、アドレスの距離検出には最下位ビットのみを使用するので、メモリの深さ(アドレス値の大きさ)に依存せず、同じ回路規模で実現することができる。
【0060】
さらに、本発明によれば、両アドレスの最下位ビットをアップダウンカウンタに入力しているため、アップダウンカウンタの動作スピードは、読み出し/書き込みクロックの半分で済むことになり、低消費電力化にも貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の詳細構成を示す図である。
【図3】従来のエラスティック回路の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
11 読み出しアドレス発生回路
12 書き込みアドレス発生回路
13 2ポートメモリ
15 アップダウンカウンタ
16 距離検出部
21 読み出しアドレス
22 書き込みアドレス
23 イニシャライズ信号
24 アラーム信号
25 初期値
26 減算器
161 最小条件デコード部
162 最大条件デコード部
163 OR回路
211 読み出しアドレス最下位ビット
222 書き込みアドレス最下位ビット

Claims (6)

  1. 2ポートメモリの読み出しアドレスの最下位ビットと書き込みアドレスの最下位ビットのうちの一方をカウントアップ制御信号、他方をカウントダウン制御信号としてそれぞれ入力するアップダウンカウンタを備え、
    前記アップダウンカウンタのカウンタ出力値を監視し、該カウンタ出力値が予め定められた所定値に達した場合、前記読み出しアドレスと前記書き込みアドレスとの距離差が、前記読み出しアドレスと前記書き込みアドレスの初期化を行なうための条件に該当するものと判定し、前記読み出しアドレスと前記書き込みアドレスを初期化するように制御する距離検出部を備えたことを特徴とするエラスティックストア回路。
  2. 入力ポートから入力されたデータを蓄積し出力ポートから出力する2ポートメモリと、
    前記2ポートメモリからデータを読み出すための読み出しアドレスを生成する読み出しアドレス発生回路と、
    前記2ポートメモリにデータを書き込むための書き込みアドレスを生成する書き込みアドレス発生回路と、
    前記読み出しアドレスの最下位ビットと前記書き込みアドレスの最下位ビットのうちの一方をカウントアップ制御信号として入力し、他方をカウントダウン制御信号として入力するアップダウンカウンタと、
    前記アップダウンカウンタのカウンタ出力値を入力し、前記カウンタ出力値を予め定められた所定値と比較することで、前記読み出しアドレスと前記書き込みアドレスとの距離差が、前記読み出しアドレスと前記書き込みアドレスの初期化を行なうための条件に該当する否かを判定し、前記条件に該当する場合、前記読み出しアドレス発生回路と前記書き込みアドレス発生回路とに対してそれぞれ初期化を行なうように、イニシャライズ信号を出力する距離検出部と、
    を備えたことを特徴とするエラスティックストア回路。
  3. 前記距離検出部が、前記アップダウンカウンタのカウンタ出力値が予め定められた所定の下限値に達したことを検出する第1の検出手段を備え、
    前記カウンタ出力値が前記下限値に達した場合、前記イニシャライズ信号を出力する、ことを特徴とする請求項記載のエラスティックストア回路。
  4. 前記距離検出部が、前記アップダウンカウンタのカウンタ出力値が予め定められた所定の下限値に達したことを検出する第1の検出手段と、
    前記距離検出部が、前記アップダウンカウンタのカウンタ出力値が予め定められた所定の上限値に達したことを検出する第2の検出手段と、
    前記第1又は第2の検出手段から前記カウンタ出力値が前記下限値又は上限値に達したことを示す検出信号が出力された場合、前記イニシャライズ信号、又は、前記イニシャライズ信号とアラーム信号を出力する手段と、を備えたことを特徴とする請求項記載のエラスティックストア回路。
  5. 前記アップダウンカウンタが初期化時に所定の初期値がロードされる、ことを特徴とする請求項記載のエラスティックストア回路。
  6. 初期化時に、前記書き込みアドレスのアドレス値と前記読み出しアドレスのアドレス値が、アドレスの距離差が許容される距離差の最大となるように設定され、前記アップダウンカウンタが初期化時に前記距離差の半分の値が前記初期値としてロードされる、ことを特徴とする請求項記載のエラスティックストア回路。
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