JP2000353075A - エラスティックストア回路 - Google Patents

エラスティックストア回路

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JP2000353075A
JP2000353075A JP11164668A JP16466899A JP2000353075A JP 2000353075 A JP2000353075 A JP 2000353075A JP 11164668 A JP11164668 A JP 11164668A JP 16466899 A JP16466899 A JP 16466899A JP 2000353075 A JP2000353075 A JP 2000353075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アドレス制御部の回路規模を縮減するエラステ
ィック回路の提供。 【解決手段】2ポートメモリ13と、読み出しアドレス
発生回路11と、書き込みアドレス発生回路12と、前
記読み出しアドレスと前記書き込みアドレスの最下位ビ
ットをそれぞれアップ、ダウン制御信号として入力する
アップダウンカウンタ15と、アップダウンカウンタの
カウント出力値を予め定められた所定値と比較し、前記
読み出しアドレスと前記書き込みアドレスの初期化を行
なうための条件に該当する場合、前記読み出しアドレス
発生回路と前記書き込みアドレス発生回路に対してイニ
シャライズ信号23、及びアラーム信号24を出力する
距離検出部16と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラスティックス
トア回路に関し、特に、書き込みアドレスと読み出しア
ドレスのアドレス制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータ伝送システムの高速化、
高機能化の要求に伴い、データの速度変換あるいは遅延
調整などを行うためのエラスティックメモリ回路にも、
高速化、高機能化が要求されている。このため、入力ポ
ートと出力ポートが独立したデュアルポート(2ポー
ト)メモリを備えたエラスティックメモリ回路が用いら
れている。
【0003】2ポートメモリを備えたエラスティックメ
モリ回路においては、書き込み動作と読み出し動作はそ
れぞれ独立したクロックにより行われるため、それぞれ
のクロックの位相のずれに起因する読み出しアドレスの
書き込みアドレスの接近を事前に検出して、読み出しア
ドレスが書き込みアドレスを追い越さないように補正す
る制御が必要とされる。
【0004】図3は、従来のエラスティックストア回路
の構成の一例を示すブロック図である。図3を参照する
と、2ポートメモリ13と、読み出しアドレス発生回路
11と、書き込みアドレス発生回路12と、減算器26
と、距離検出器27とを備えて構成されている。
【0005】読み出しアドレス発生回路11は、2ポー
トメモリ13の不図示の出力ポートより出力すべきデー
タが蓄積されている2ポートメモリ13内のアドレスを
指定するための読み出しアドレス21を生成する。
【0006】書き込みアドレス発生回路12は2ポート
メモリ13の不図示の入力ポートから入力するデータを
蓄積する2ポートメモリ13内のアドレスを指定するた
めの書き込みアドレス22を生成する。
【0007】読み出しアドレス21と書き込みアドレス
22は、それぞれ、2ポートメモリ13と減算器15に
接続されている。
【0008】減算器26は、2ポートメモリ13に送出
される読み出しアドレス21と書き込みアドレス22と
を入力し、読み出しアドレス値と書き込みアドレス値を
減算することにより、両アドレスの距離を算出する。
【0009】減算器26での減算結果は、距離検出部2
7に伝達され、距離検出部27では、減算結果から、読
み出しアドレス値と書き込みアドレス値の距離が予め定
められた規定値に達したことを検出すると、イニシャラ
イズ信号23を読み出しアドレス発生回路11と書き込
みアドレス発生回路12に対して送出し、これらの回路
を初期状態に設定する。
【0010】イニシャライズ信号を受けて、初期状態に
設定された読み出しアドレス発生回路11と書き込みア
ドレス発生回路12では、読み出しアドレス21と書き
込みアドレス22を初期の状態に戻し、これにより、両
アドレスの距離は最大値に戻る。
【0011】また、このとき距離検出部27は、読み出
しアドレス値と書き込みアドレス値の距離が予め定めら
れた規定値に達したことを検出すると、アラーム信号2
4を不図示のアラーム受信部に送出して、両アドレスの
接近と初期設定が行われたことを通知する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のエラス
ティックストア回路においては、読み出しアドレスと書
き込みアドレスの距離の接近を検出するための回路とし
て、読み出しアドレスと書き込みアドレスを減算する減
算器が必要とされており、このため回路規模の縮減を困
難としている。
【0013】特に、2ポートメモリのアドレスが増大す
ると、読み出しアドレスと書き込みアドレスを減算する
減算器のビット長が長くなり回路規模が増大することに
加えて、エラスティックメモリの高速化に対応して、減
算器にも、高速演算処理が求められる。
【0014】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、読み出しアドレ
ス発生回路と書き込みアドレス発生回路のアドレスを制
御する回路の回路規模を縮減するエラスティック回路を
提供することにある。
【0015】また本発明の他の目的は、メモリの深さ
(アドレス値の大きさ)に依存せず、同じ回路規模で実
現することができるエラスティック回路を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、2ポートメモリの読み出しアドレスの所定ビット
と書き込みアドレスの所定ビットのうち一方をカウント
アップ制御信号、他方をカウントダウン制御信号として
入力するアップダウンカウンタを備え、前記アップダウ
ンカウンタのカウンタ出力値を監視し該カウンタ出力値
が予め定められた所定値に達した場合、前記読み出しア
ドレスと前記書き込みアドレスを初期化するように制御
する手段を備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、その好ましい実施の形態において、入
力ポートに入力されたデータを蓄積し出力ポートから出
力する2ポートメモリ(13)と、2ポートメモリ(1
3)からデータを読み出すための読み出しアドレス(2
1)を生成する読み出しアドレス発生回路(11)と、
2ポートメモリ(13)にデータを書き込むための書き
込みアドレス(22)を生成する書き込みアドレス発生
回路(12)と、読み出しアドレス(21)と書き込み
アドレス(22)の最下位ビット(LSB)のうちの一
方をアップカウント制御信号、他方をダウンカウント制
御信号として入力するアップダウンカウンタ(15)
と、アップダウンカウンタ(15)のカウンタ出力値を
予め定められた所定値と比較し、読み出しアドレスと書
き込みアドレスとの距離差が、読み出しアドレスと書き
込みアドレスの初期化を行なうための条件に該当する否
かを判定し、該条件に該当する場合、読み出しアドレス
発生回路と書き込みアドレス発生回路とに対してそれぞ
れ初期化を行なうように、イニシャライズ信号(23)
を出力する距離検出部(16)と、を備え、読み出しア
ドレス発生回路(11)と書き込みアドレス発生回路
(12)はイニシャライズ信号(23)を受けてそれぞ
れ読み出しアドレスと書き込みアドレスの初期化を行な
う。
【0018】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、距離検出部(16)は、アップダウンカウンタ(1
5)のカウンタ出力値が予め定められた所定の下限値
(最小値)に達したことを検出する第1の検出手段(1
61)を備え、アップダウンカウンタのカウンタ出力値
が下限値に達した場合、イニシャライズ信号、必要に応
じてアラーム信号(24)を出力する。またアップダウ
ンカウンタ(15)のカウンタ出力値が予め定められた
所定の上限値に達したことを検出する第2の検出手段
(162)を備え、第1、第2の検出手段(161、1
72)のいずれか一方から検出信号が出力された場合、
イニシャライズ信号、アラーム信号(24)を出力する
手段(163)を備える。
【0019】このように、本発明によれば、2ポートメ
モリを備え、読み出しアドレスと書き込みアドレスの接
近を検出した際に、読み出しアドレスと書き込みアドレ
スを補正するアドレス制御回路において、読み出しアド
レスと書き込みアドレスの距離差を検出するための手段
として、読み出しアドレスと書き込みアドレスの最下位
ビットでアップ/ダウン制御されるアップダウンカウン
タを備えたことにより、減算器を用いた従来の回路と比
べて、回路規模に縮減を実現している。
【0020】また、本発明によれば、読み出しアドレス
と書き込みアドレスの距離差をカウンタ値として認識す
ることにより、そのカウンタ値が予め定めた規定値に達
したことを検出することで、両アドレスの接近を検出
し、アラーム信号を出力し、読み出しアドレスと書き込
みアドレスを補正する。
【0021】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図1を参照すると、本発明の一実施例は、2ポ
ートメモリ13と、読み出しアドレス発生回路11と、
書き込みアドレス発生回路12と、アップダウンカウン
タ15と、距離検出部16とを備えて構成されている。
【0022】読み出しアドレス発生回路11は、2ポー
トメモリ13の不図示の出力ポートより出力すべきデー
タが蓄積されている2ポートメモリ13内のアドレスを
指定する読み出しアドレス21を生成する。
【0023】書き込みアドレス発生回路12は、2ポー
トメモリ13の不図示の入力ポートから入力するデータ
を蓄積する2ポートメモリ13内のアドレスを指定する
書き込みアドレス22を生成する。
【0024】読み出しアドレス発生回路11から出力さ
れる読み出しアドレス21は、2ポートメモリ13に接
続されており、また読み出しアドレス21の最下位ビッ
ト211はアップダウンカウンタ15に接続されてい
る。
【0025】また、書き込みアドレス発生回路12から
出力される書き込みアドレス22は2ポートメモリ13
に接続されており、また書き込みアドレス22の最下位
ビット221はアップダウンカウンタ15に接続されて
いる。
【0026】アップダウンカウンタ15は、初期設定時
に、2ポートメモリ13のアドレス値の約半分となる理
想距離の半分の値が初期値としてロードされ、書き込み
アドレス22の最下位ビット221をカウントアップ指
示信号として入力し、読み出しアドレス21の最下位ビ
ット211をカウントダウン指示信号として入力し、両
アドレスの距離をカウンタ出力値として出力する。
【0027】すなわちアップダウンカウンタ15は、カ
ウントアップ指示信号が入力されると(例えば書き込み
アドレス22の最下位ビット221の0から1への遷移
エッジで)、1カウントアップし、カウントダウン指示
信号が入力されると(例えば読み出しアドレス21の最
下位ビット211の0から1への遷移エッジで)、1カ
ウントダウンする。
【0028】アップダウンカウンタ15のカウンタ出力
値が予め定められた最小規定値、あるいは最大規定値に
達したことを検出すると、イニシャライズ信号23を、
読み出しアドレス発生回路11と書き込みアドレス発生
回路12に対して送出し、読み出しアドレス発生回路1
1と書き込みアドレス発生回路12を初期状態に設定す
る。
【0029】イニシャライズ信号23を受け、初期状態
に設定された読み出しアドレス発生回路11と書き込み
アドレス発生回路12では、生成する読み出しアドレス
と書き込みアドレスを、ともに初期の状態に戻し、両ア
ドレスの距離は最大値に戻る。
【0030】かかる構成により、書き込みデータと読み
出しデータの速度差/位相差が大きく無い場合には、ア
ップダウンカウンタ15のカウンタ出力値は、ロード値
に近い値を維持することになる。
【0031】本発明の一実施例においては、読み出しア
ドレス21と書き込みアドレス22の最下位ビットをカ
ウントアップ/ダウン指示信号に用いているので、アッ
プダウンカウンタ15は、2アドレス変化したときに、
1カウントアップ/ダウンすることになる。すなわち、
アドレス信号の最下位ビットは、アドレス値の偶奇の変
化に伴い0、1、0、1と変化し、すなわちアドレスが
2つ変化したした場合に1つカウントアップ/ダウンす
る。
【0032】アップダウンカウンタ15は、読み出しア
ドレス21と書き込みアドレス22の両アドレスの最下
位ビットのみを使用しているので、アドレス全てを比較
する減算器に比べて、回路規模を小さくすることができ
る。
【0033】また、2ポートメモリ13のメモリ容量が
増大し、アドレス値が大きくなった場合でも、同じ回路
構成で対応することができることから、アドレス幅が大
きい場合には特に有効である。
【0034】なお、書き込みアドレスの最下位ビットを
カウントダウン指示信号、読み出しアドレスの最下位ビ
ットをカウントアップ指示信号としても用いてもよい。
【0035】本発明の一実施例の動作について説明す
る。
【0036】以下では、一例として、2ポートメモリ1
3のアドレスを0〜127、イニシャライズが行われる
条件として、読み出しアドレスと書き込みアドレスとの
距離差を「8」とする。
【0037】このとき設定するイニシャライズ条件のア
ドレス距離差は、各エラスティックストア回路における
読み出しと書き込みの位相差により両アドレスが接近す
るであろうアドレスを予測して設定する。
【0038】読み出しアドレスと書き込みアドレスのア
ドレス値の距離の差の検出は、常に両アドレスの距離差
を認識しているので、ぎりぎりの値に設定してもよい。
ただし、読み出し側/書き込み側(読み出しアドレス発
生回路11/書き込みアドレス発生回路12)に、それ
ぞれ、読み出しイネーブル信号、及び書き込みイネーブ
ル信号が入力され、イネーブル信号がそれぞれアクティ
ブのときに、読み出し、書き込み動作が行われる構成の
場合には、このイネーブル信号によるアドレス距離差
(イネーブル信号がアクティブ間のアドレス変化による
距離差)の増減を考慮に入れる必要が有る。
【0039】本発明の一実施例においては、カウントア
ップ指示信号、カウントダウン指示信号に、書き込みア
ドレスと読み出しアドレスの最下位ビットを使用してい
るため、アップダウンカウンタ15は、2アドレスに1
回アップカウントあるいはダウンカウントするので、カ
ウンタ出力値で1に設定することにより、アドレス距離
差としては「2」を最小値に設定することも可能であ
る。
【0040】まず、初期状態においては、両アドレスは
最大距離となるように設定され、例えば読み出しアドレ
スを0番地、書き込みアドレスを64番地に設定する。
【0041】アップダウンカウンタ15には、理想距離
「64」の半分の「32」をロードする。
【0042】イニシャライズ条件としては、8÷2=
4、32−4=28から、最小条件=4と最大条件=2
8に設定する。
【0043】図2は、本発明の一実施例におけるアップ
ダウンカウンタ15と距離検出部16の構成を示す図で
ある。図2を参照すると、読み出しアドレス21の最下
位ビット211は、アップダウンカウンタ15のカウン
トアップ(UP)制御端子、書き込みアドレス22の最
下位ビット221はカウントダウン(DOWN)制御端
子に接続され、アップダウンカウンタ15のカウンタ出
力は、距離検出部16に入力される。
【0044】距離検出部16は、アップダウンカウンタ
15のカウンタ出力を入力とする最小条件デコード部1
61と、及び最大条件デコード部162を備え、最小条
件デコード部161と、最大条件デコード部162の出
力の論理和をとり、アラーム信号24を出力するOR回
路163とを備えている。距離検出部16において、O
R回路163から出力されるアラーム信号24と同一の
信号をイニシャライズ信号23(図1参照)として出力
する構成としてもよい。
【0045】アップダウンカウンタ15は、初期状態で
「32」をロードし、書き込みアドレス最下位ビット2
21をカウントアップ指示信号、読み出しアドレス最下
位ビット211をカウントダウン指示信号として受け
る。
【0046】最下位ビットをそのまま制御信号として用
いているので、書き込みアドレス22が2増えて、最下
位ビットが0から1と立ち上がりエッジが見えた所で、
1つカウントアップする。
【0047】読み出しアドレス21が2増えて、最下位
ビットが0から1と立ち上がりエッジが見えた所で1つ
カウントダウンする。
【0048】このように、本発明の一実施例において
は、アップダウンカウンタ15のカウンタ出力値は、読
み出しアドレスの書き込みアドレスの距離の半分の値か
ら、カウントアップ/ダウンされる。
【0049】ここでは、読み出しアドレスと書き込みア
ドレスのイニシャライズ条件を「8」と設定しているの
で、その半分で「4」を最小条件とし、32−4=28
から「28」を最大条件とし、それぞれ最小条件デコー
ド部161と最大条件デコード部162でデコードす
る。
【0050】最小条件デコード部161又は最大条件デ
コード部162で、4あるいは28を検出した場合は、
最小条件デコード部161と最大条件デコード部162
の出力の論理和をとるOR回路163からアラーム信号
24を出力する。
【0051】具体例として、読み出しアドレス21が
「48」で書き込みアドレス22が「32」と、書き込
みアドレス22が読み出しアドレス21に追いついてき
た場合について説明する。
【0052】このとき、読み出しアドレス21が「4
8」ということは、48÷2=24回のカウントアップ
操作がアップダウンカウンタ15で行われ、また書き込
みアドレスが「32」ということから、(32+64)
÷2=48回のカウントダウン操作が実行されたことに
なる。
【0053】よって、アップダウンカウンタ15のカウ
ンタ出力値は、32+24−48=8となる。
【0054】この場合、イニシャライズ条件には該当し
ないため、そのまま正常に動作する。
【0055】更に、書き込みアドレス22が読み出しア
ドレス21に追いつき、読み出しアドレスが「60」、
書き込みアドレスが「52」と距離差が8以内になる
と、アップダウンカウンタ15のカウンタ出力値は
「4」を示し、イニシャライズ条件に該当するため、距
離検出部16においてエラー状態と判断し、イニシャラ
イズ信号23を送出し、読み出しアドレス発生回路11
と書き込みアドレス発生回路12を初期状態へもどす。
また、距離検出部16はアラーム信号24を送出する。
【0056】この距離検出部16を構成する論理回路は
上述のOR回路に限定されるものでなく、他の論理回路
の組み合わせ構成によるものでもよい。
【0057】なお、図2において、OR回路163から
アラーム信号24が出力される構成とされているが、O
R回路163からイニシャライズ信号23及びアラーム
信号24を出力する構成としてもよいことは勿論であ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
読み出しアドレスと書き込みアドレスの接近を判断する
回路として、読み出しアドレスと書き込みアドレスの最
下位ビットでアップダウンカウントされるアップダウン
カウンタを備え、カウンタ出力値から、読み出しアドレ
スと書き込みアドレスの初期化条件に該当するか否かを
判定する構成としたことにより、エラスティック回路の
アドレス制御部の回路規模を縮減することができる、と
いう効果を奏する。
【0059】また本発明によれば、アドレスの距離検出
には最下位ビットのみを使用するので、メモリの深さ
(アドレス値の大きさ)に依存せず、同じ回路規模で実
現することができる。
【0060】さらに、本発明によれば、両アドレスの最
下位ビットをアップダウンカウンタに入力しているた
め、アップダウンカウンタの動作スピードは、読み出し
/書き込みクロックの半分で済むことになり、低消費電
力化にも貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の詳細構成を示す図である。
【図3】従来のエラスティック回路の構成の一例を示す
図である。
【符号の説明】
11 読み出しアドレス発生回路 12 書き込みアドレス発生回路 13 2ポートメモリ 15 アップダウンカウンタ 16 距離検出部 21 読み出しアドレス 22 書き込みアドレス 23 イニシャライズ信号 24 アラーム信号 25 初期値 26 減算器 161 最小条件デコード部 162 最大条件デコード部 163 OR回路 211 読み出しアドレス最下位ビット 222 書き込みアドレス最下位ビット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2ポートメモリの読み出しアドレスの所定
    ビットと書き込みアドレスの所定ビットのうちの一方を
    カウントアップ制御信号、他方をカウントダウン制御信
    号としてそれぞれ入力するアップダウンカウンタを備
    え、 前記アップダウンカウンタのカウンタ出力値を監視し該
    カウンタ出力値が予め定められた所定値に達した場合、
    前記読み出しアドレスと前記書き込みアドレスを初期化
    するように制御する手段を備えたことを特徴とするエラ
    スティックストア回路。
  2. 【請求項2】前記読み出しアドレスの最下位ビットと前
    記書き込みアドレスの最下位ビットのうちの一方を、前
    記アップダウンのカウントアップ制御信号として入力
    し、他方をカウントダウン制御信号として入力する、こ
    とを特徴とする請求項1記載のエラスティックストア回
    路。
  3. 【請求項3】入力ポートから入力されたデータを蓄積し
    出力ポートから出力する2ポートメモリと、 前記2ポートメモリからデータを読み出すための読み出
    しアドレスを生成する読み出しアドレス発生回路と、 前記2ポートメモリにデータを書き込むための書き込み
    アドレスを生成する書き込みアドレス発生回路と、 前記読み出しアドレスの最下位ビットと前記書き込みア
    ドレスの最下位ビットのうちの一方をアップカウント制
    御信号として入力し、他方をダウンカウント制御信号と
    して入力するアップダウンカウンタと、 前記アップダウンカウンタのカウンタ出力値を入力し、
    前記カウンタ出力値を予め定められた所定値と比較する
    ことで、前記読み出しアドレスと前記書き込みアドレス
    との距離差が、前記読み出しアドレスと前記書き込みア
    ドレスの初期化を行なうための条件に該当する否かを判
    定し、前記条件に該当する場合、前記読み出しアドレス
    発生回路と前記書き込みアドレス発生回路とに対してそ
    れぞれ初期化を行なうように、イニシャライズ信号を出
    力する距離検出部と、 を備えたことを特徴とするエラスティックストア回路。
  4. 【請求項4】前記距離検出部が、前記アップダウンカウ
    ンタのカウンタ出力値が予め定められた所定の下限値に
    達したことを検出する第1の検出手段を備え、 前記カウンタ出力値が前記下限値に達した場合、前記イ
    ニシャライズ信号を出力する、ことを特徴とする請求項
    3記載のエラスティックストア回路。
  5. 【請求項5】前記距離検出部が、前記アップダウンカウ
    ンタのカウンタ出力値が予め定められた所定の下限値に
    達したことを検出する第1の検出手段と、 前記距離検出部が、前記アップダウンカウンタのカウン
    タ出力値が予め定められた所定の上限値に達したことを
    検出する第2の検出手段と、 前記第1又は第2の検出手段から前記カウンタ出力値が
    前記下限値又は上限値に達したことを示す検出信号が出
    力された場合、前記イニシャライズ信号、又は、前記イ
    ニシャライズ信号とアラーム信号を出力する手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項3記載のエラスティック
    ストア回路。
  6. 【請求項6】前記アップダウンカウンタが初期化時に所
    定の初期値がロードされる、ことを特徴とする請求項3
    記載のエラスティックストア回路。
  7. 【請求項7】初期化時に、前記書き込みアドレスのアド
    レス値と前記読み出しアドレスのアドレス値が、アドレ
    スの距離差が許容される距離差の最大となるように設定
    され、前記アップダウンカウンタが初期化時に前記距離
    差の半分の値が前記初期値としてロードされる、ことを
    特徴とする請求項6記載のエラスティックストア回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021025078A1 (ja) * 2019-08-06 2021-02-11 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置及びその故障検知方法

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